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究極の「かっこよさ」は、実力が伴ってこそ

結局のところ・・・登場曲は、
自分の実力がつけば、かっこいいものになる。
それが「最終到達系」ではないだろうか?

いくら着飾っても、心身が健康でなければ、人間、美しくはない。
いくらきれいな葬祭ホールを作っても、マンパワーが弱ければ、支持されない。

最後は、自分の実力が、
そうゆう枝葉を、カッコよくみせる。
ぴたーっと、はまってくる。

「プロ野球選手・登場曲」ベスト3を考えてみた。
やっぱり、上記の通りに、なっている。

第一位は、阪神の藤川球児投手「every little thing every precious」
リンドバーグが歌う、隠れた名曲。
一度でいいから、甲子園で球児の登場にあわせて、
この歌を全力で歌いたい。。。
彼の三振がとれるストレートと、投げっぷり、
曲調、歌詞が、パーフェクトにマッチしている。
♪スタジアムに、響き渡る歓声を
吸い込んで、あなたはゆっくり立ち上がる♪

第二位は、中田翔選手「パーフェクト・ヒューマン」
オリラジの中田敦史君がボーカルのRADIO FISH
チャンスで打席が回ってくると、
これが流れて、めちゃめちゃカッコイイし、球場が盛り上がる。
♪ナーカタ、ナカタ、ナーカタ♪



・・実際、球場に観に行ったとき、
この曲のあと、ホームランを打った!やっぱり役者だなあ。

第三位は、今は大リーグの田中将大の楽天時代「あとひとつ」
FUNKY MONKEY BABYS
巨人との日本シリーズ、3勝3敗で迎えた最終戦の最終回。
前日も先発していたマー君を、星野監督がマウンドへ送る。
♪僕は信じてるから、君もあきらめないでいて
何度でも、この両手を あの空へ♪
スタジアムでの、ファンの大合唱は、今でも語り草である。

  



プロ野球選手・登場曲。マーケティング思考の選手は、誰か?

さて、先日のブログの「プロ野球選手の登場曲」
私と同じ発想の選手(=曲で、マーケティングできている選手)は、いるか?
気になって、調べてみた・笑

演歌らしきもの、
ご当地らしきもの、
自分の特長を活かしたもの
を設定している選手は、果たして、いるのか?

細川亨(捕手)が、吉幾三さんの「ありがとうの唄」
細川選手は、青森出身。だから、ご当地の吉さんの曲だろう。
松平健そっくりなルックス、パ・リーグのみ4球団を渡り歩く、息の長いベテラン捕手だ。

アドゥワ誠(投手)が、「広島天国」南一誠さんというご当地・演歌歌手
もちろん、所属球団は、広島カープ。まだ19歳で、演歌!
ナイジェリア人とのハーフ投手です。

西武ライオンズのホームラン王・山川穂高(内野手)が、
「オジー自慢のオリオンビール」BEGINさん。
沖縄出身なので、沖縄の歌手が歌う、沖縄の歌。

この3人には、これから、注目したい!

 
ちなみに、広島カープには
「マーケティング」発想の曲を用いた選手が、多かった。

大瀬良大地「大地 ~炎のナンバー~」・・地元歌手が彼のために作った曲
中村祐太「みんなのカープ」・・ポルノグラフィティ(広島出身)の曲
菊池涼介「#33」Mebiusと「涼介」山本圭壱・・背番号、名前にちなんだ曲
高橋大樹「はじめてのチュウ」・・笑!
松山竜平「アンパンマンたいそう」・・本人がアンパンマンに似ているから

たかが、曲選定だけど・・・
主力選手が、こうゆう発想で選定していることは、
最近のカープ人気や、強さと、無関係ではないような気がします。



やらなければならないこと。やれること。やりたいこと。の最大公約数

プロ野球選手には「登場曲」がある。
投手なら、マウンドに上がるとき。
打者なら、バッターボックスに入るとき。
自分の名前をコールされた後、球場に「登場曲」が流れるのです。

選手は、それぞれ、
自分の好みの曲を設定しています。

「もし自分が、プロ野球選手で、登場曲を設定するなら、どんな曲にするか?」
長期休暇中、時間があると、バカな妄想を始める。

もし、自分なら・・・と考えて、
直感的に出てきたのは『演歌』である。

今、ほとんどの選手が、
かっこいい系の曲だから、差別化できるのではないか?

野球好きのオヤジ世代への、バカ受けを狙う。
そして、女子も「意外といい曲ね」なんて、言ってくれる。

1)お客様が盛り上がり、喜んでくれること
2)他の選手と差別化できること
3)自分の集中力が上がり、良い仕事ができること

上から順に優先順位で、3つの最大公約数を探りたい。

美空ひばりさんの「川の流れのように」とか、どうだろう?
サブちゃんの「まつり」でもいいなあ。

ご当地ならではの曲にしても、いい!
大阪のチームなら「浪速恋しぐれ」や、やしきたかじんの「なめとんか」でも。
千葉ロッテマリーンズに入団したら、氣志團の「ワンナイトカーニバル」で、
楽天イーグルスに入ったら、もちろん、さとう宗幸の「青葉城恋唄」だ。
広島カープなら「仁義なき戦い」のテーマだ!チャララーン、チャララーン・・・

で、最終的には、
大阪出身、今は亡き河島英五さんの「野風増(のふうぞ)」にしたい。と思う。

♪いいか~、男は~、生意気くらいが、丁度いいー
♪いいか~、男は~、大きな夢を、持てーー

実は、この3つの着眼点が、重なるように、物事を決めることは、
マーケティングの基本中の基本なのです。

「お金を払ってくれる人が、喜んでくれること」
「同業他者と、差別化できること」
「やっている自分が、楽しいこと」

優先順位は、自分と相手の力関係によって、変わってくる。



明治・大正・昭和・平成・令和

先週のブログの「自助論」は、
中村正直によって訳され、日本で「西国立志編」として出版される。
すると、福沢諭吉の「学問のすすめ」と並ぶ、ベストセラーになる。
明治時代初期の教科書としても、採用されていた。

明治から、大正、昭和、平成・・・と経過するにしたがって、
自分以外から享受される「権利」ばかりを主張する人が増え、
「自助」の精神を胸に生きる人間が、減っている。

教育は、大切だ。

「昭和生まれ」の自分たちは、「自助論」等を勉強し、
何度も戦争を経験して育った
二世代前の「明治生まれ」を恐れていた。しかし、尊敬もしていた。
「畏怖」というヤツである。

これからの「令和生まれ」にとって、
「昭和生まれ」は、どんな世代に写るのだろうか?

令和・考・・・
1)予感は、なんとなくしたんだよ
スタッフさんから、このヨーグルトを毎日食べて「腸活」したら、
花粉症が完治した。と聞いたので、早速、食べ始めた・・・その日。
新元号が「令和」と決まった。
私の「良いと聞いたことは、すぐやる」ことを祝してくれたか?
5月1日より「R1」です。

2)みんな「いい」って言うけど
「令和」初めて聞いたとき、どう思いましたか??
第一に、おお「昭和」の弟分みたいやなー。
次に、「和」は好きだけど。「令」って、直感的にヤダな
・・・自由と自然が好きなもんで・・・(笑)
現・為政者の「言うこと聞きなさい、秩序こそ美しい」的な発想が・・・
チラリ垣間見える。

3)みんな「そうだ!」って言うけど
中国古典から引っ張ってくるのは、避ける。ってのも。
別にいいんじゃないか?どっちでも。そんな小さいところでツッパル必要あるか?
もっと大事なところで、勝負しよう。
確かに、中国にはイラつくことが、たくさんある。
ただ、稲作も、仏教も、大陸から。
昔は、命がけで遣唐使を派遣してまで、学んできたんだ。

4)テキ屋は、残れるかな
最近は、花見の会場も「クリーン化」の流れか?
イベント会場に出店するような、マルシェ的ブースが出店している。
面白くない・・・。
屋台は、商品の美味しいマズイは、問題ではない。
売ってる人の「怪しさ」が面白いのだ。
令和の時代も、「自助」のテキ屋さん、生き残れるといいんだけどなあ。



自助論 ~天は、自らを助くる者を、助く

桜関連、まだ続く。。

お花見会場、テキ屋の屋台にて。
この言葉に巡り合って、ニヤリ。
なるほど。。セルフサービスを「自助」としたか・・・笑

『自助論』という有名な本がある。
著者は、サミュエル・スマイルズ。
百人以上の成功者のエピソード&行動原則集です。
出版は、1858年というので、日本は江戸時代末期、安政年間。

この言葉を知ったのは、確か大学生のころ。
感想は・・・
「そりゃ、そうやろ?」
「当たり前のこと、言ってるだけの本だなあ~」という不遜な学生でした。

「天は、自らを助くる者を、助く」
Heaven helps those who help themselves
この序文から始まり、全体を通している。

「自助の心」、つまり「自分で自分を助けようとする(Self-Help)精神」
を持って、骨身を惜しまず、学び、働くこと、
それが、自分の幸福のために、もっとも大切だと説いている。

「自分の人生は”自分の手”でしか開けない」
「他人からの援助を期待する前に、まず自分が一人前になる努力をすることが大事」
「外部からの援助は人間を弱くする」
「自分で自分を助けようとする精神こそ、いつまでも励まし元気づける」
「世に偉人と称される人間は、天賦の才などほとんど信じてはいない。
むしろ彼らは、並の才能にもかかわらず、決意と努力と行動を行っただけである」

ちなみに、今でも、この本の内容は、
「当たり前すぎて、幼稚である」くらいに思っている。笑

しかし、、
世間一般的には、「自助論」を読んで、
頭の中を切り替えたほうが良い人のほうが、圧倒的に多い。
その「業」の仕事を覚えると同時に、
「働く」ということは、何なのか?
「生きる」ということは、何なのか?
知らせておくべきだろう。

 
このテキ屋さんも、きっと「自助」で、生きてるんだろうなあ。



媒介と転化 ~AはBでCになる。

今年は、桜が咲き始めてから、寒かったので、
各地のクライアント先で、
例年よりも、たくさん桜を見ることができました。

桜と菜の花は「春の最強セット」です。
桜に、菜の花畑がセットされるだけで、一気に価値が上がり、人が集まります。

「桜は、菜の花で、名所になる」
桜をA
菜の花をB
名所をCとしたとき、
「AはBでCになる」という公式が成り立つ。

たとえば・・・
オレンジ:Aは、
圧縮ジューサー:Bで、
生絞りオレンジ・ジュース:Cになる。

オレンジ:Aは、
鍋で煮込んで:B、
マーマレード:Cになる。

オレンジ:Aは、
動物が食べると:B、
皮と種:Cになる。

外部からの作用により、元の素材が、別のものになる。

Aは、
Bという「媒介」により、
Cへと「転化」する。

当社は、優れた「B:媒介」となりたい。

不振の葬祭ホールが、
日本売上アップ研究所により、
高収益・葬祭ホールとなる。

普通のスタッフが、
日本売上アップ研究所により、
腕利きマネージャーや、大幹部となる。

空きテナントが、
日本売上アップ研究所により、
ドル箱ホールとなる。

瀕死の販促物が
日本売上アップ研究所により、
稼ぐ販促物となる。。。

葬祭業にも、
ご自身の仕事にも、当てはめて考えてみてくださいませ。

AはBでCになる。



寄り道、まわり道

北浜の事務所へ出社の日。
「今日は、いつもと違う方向へ、ランチのお店を探しに行こう!」

すると、
その通り道、
隠れ家的な桜スポットを発見!

ちょうど、散り始めた桜が、
ビル風で、上のほうに舞い上がる。。という、
今まで、見たこともない桜吹雪。

拡大です!
見えるかな??感動が伝わるかな??

とっても、ラッキーでした!!
数日間、ハッピーです。
 
  
経営でも、似たようなことがあります。
不動産屋さんからの情報で、新ホールの案件を見に行く途中、
遠回りした道すがら、
とびっきりの新ホール候補地を見つけることがあったり。

失敗したかのように思えた人材育成で、
良いことがたくさん起こり、新しい発見をすることができたり。。

あえて、遠い道、まわり道。
普段、行かない方向へも。。

人生も、商売も、豊かにしてくれます。



徳のない人は、どうしたものか??

さて、徳を高めるには、どうしたものか??
辞書を読んでも、言葉の意味は書いているが、
どうすれば良いか?までは書いていない。
ネット検索しても、アテにできない。
宗教書を読んでも、イマイチ理解できない。

自分なりに考えた結果は、
他者の辛さ・苦しさ・悲しみを知ること。
それに、
あるがままを受け入れる「受容力」を高めること。
この2つかな?と。

バイキンマン風船が、ボーン・ボーーンと当たっても、
スーツを靴底で蹴られ、バナナまみれにされても、
「ただ、そこに風船がある。ただ、汚れた。。」と事実を受け入れ、
「この家族の普段の生活、今の楽しさ」に思いを馳せ、
そっと身をひいて、ニコニコ見つめる。。。

この境地に行きつきたい!

得意の「戦闘&ブラック」モードになっているのを見かけたら、
「中西さん、徳は??」と、ご指摘くださいませ。

ひきつった、ぎこちない笑顔で、
「聖人」モードに切り替えます。



3つのトクは、人の成長

先週のブラックなブログには、
オチがある。

人の成長には、3つのトクが必要だ。
※結婚式のスピーチみたいだな・・笑
第一段階は「特」
第二段階は「得」
最終段階は「徳」

第一段階の「特」とは、スペシャリティ。
何か、ひとつのことを極めること。
「特化すること」
「お客様の購入単位として、自分自身が機能の高い商品」となりきること。
「購入単位」・・・実は、これが大切だ。
「覚えるのが早い」とか「話し上手」「ちゃんとしている」ということでなく
「相手がお金を払ってくれる」商品=アイテムとなるよう、仕事の能力を高めること。

第二段階の「得」とは、ゲイン。
「特」を極めてゆくと「得るもの」が増える。
売上であったり、お給料であったり、直接的な経済概念もあるし、
友人や、情報、体験といった、自分の人生を豊かにすることを
「得る」ことができるようになってゆく。
「特」を「得」に転化させ、
「得」のために「特」を磨くことが、人の成長。

第三段階が「徳」である。大辞泉によると
・精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「徳が高い」「徳を修める」
・めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「徳をさずかる」「徳を施す」
ちなみに「徳の有る人」のことを、
日本の古典では「有徳の人」と表現されている。
これには、2つの意味があり、
・徳行のすぐれていること。また、そのさま。
・富み栄えること。また、そのさま。富裕。

つまり「得=ゲイン」は「徳」を有するようになるための必須条件とも言える。
「特」も「得」もないのに、
普通の人は「徳」には、行きつかない。

稀に「徳」から「特」「得」へ行く人もいる。周りが助けてくれるのだ・・・。

「特」があると自負し、
人並みの「得」もあるのに、
まだ「徳」のレベルに行きつけない未熟な自分を、
毒を吐き出した「痕跡」を読み返し、痛感している次第です。



言えないこと・・・隣の席に座る人々

出張で、飛行機や新幹線に乗る機会が多い。
自分の席の隣に座る人が、どんな類の人か?
実は、これは、大切な2~3時間を、運命づける。
平穏に過ごしたいが、火の粉がふりかかることもある。

なんで、こうやって、
ひじ掛けが示す「半分ライン」を、平然と超えて、自分の足を伸ばしてくるのか?
俺の領域に、入ってくるのかい?
逆に、やったろか??

でも、「この足、アナタの椅子幅と同じ幅以内となるよう、引っ込めてください」
と、言えない・・・。
正論を吐くことによる、気まずい雰囲気の2~3時間と、
はみ出したオッサンの足に、絶対触れぬよう気をつけながら、見て見ぬふりをする2~3時間。
天秤にかけると、「見て見ぬふり」に、軍配が上がる。

観察する。
こうやってくるのは、だいたいが、年配のオッサンだ。
足は、ご覧の通り、短いことが多い。
体型は、小太り以上なことが多い。
中途半端に社会的地位がありそうな雰囲気のオッサンが多い。
足が短く、太り始め、他人からの見られ方を意識しなくなると、
股間が閉じなくなるのか?

(自分はこうならないように、気をつけよう!
やっぱり、こうゆう人間は、こうする。俺のルール化通りだ)と、
イジワル~な気持ちで、腹立たしさを、抑制する。

 
先日は、新幹線で
2歳くらいの子供一人と両親。この両親のさらに両親。
つまり、2ジジ・2ババ・パパ・ママ・チビの合計7名が、
ワイワイ・ガヤガヤと、私の席の周りに陣取った。

(おー、ほのぼのしてるな~。ご両家での旅行か~)なんて、思っていた。
ワイワイ・ガヤガヤくらいでは、怒らない。そのくらいの度量はある。

しかし、暗雲が立ち込める。。。
2歳女児を膝に乗せた母親が、私の席の隣に座った。
え??
子供分を除く6席確保していて、
子連れが、あえて俺の隣かい?
おかしくないかい??
普通、ファミリーで、子供を囲むようなフォーメーションを組むだろ?
確か、ヌーの群れも、トドの群れも、そうしているぞ。
子供の安全のために。
動物本来の本能も、
人としての社会生活のマナーも、消えてしまったホモサピエンスほど、
程度の悪いものは、ない。ということが、このあと明らかになってゆく。

案の定、次々、不幸が襲い掛かる。
この2歳女児が、バイキンマンのヘリウムガス風船を、手放さない。
親と祖父祖母のあやし言葉を聞いていると、
どうやら、バイキンマンの大ファンらしい。
時折、バイキンマン風船が、ぼーん、ぼーーんと、私の目の前に来たり、頭に当たったりする。
母親は、何も言わない。気づいているのか?それすら、わからない。

この2歳女児をもまた、ジッーーっと観察する。
上下ピンクの服。。その中にも、堂々バイキンマンがあしらわれていた。
ボアみたいな素材。で、そのモコモコが、薄汚れていて、
ところどころ、カピったものもある。
靴のかかと部分に、マジックで大きく名前が書いてある。
いまどき、珍しいスタイルだ。こうゆう赤ちゃんは、最近見ない。
昭和・トラディショナル・スタイルだ。

今度は、かかとに名前が書かれた靴のまま、椅子の上にのし上がる。
母親の膝の上で、ゴロゴロし始めると、
名前入りの靴が、私のスーツのズボンに、ボコボコ当たる。
当たるたび、パッパッと大げさに汚れをとる仕草をするが、
母親は、何も言わない。気づいているのか?それすら、わからない。

2歳女児を、おとなしくさせるためか、
母親は、おやつを用意し始めた。
取り出したおやつは・・・・なんと「バナナ」である。
えーーーー!数ある食品の中で「なんで?」「バナナ??」
もはや「なんで?」の「な」は、
「な」と「ぬ」の間くらい。やや「ぬ」よりの「な」で、
「ぬんで?」「ぬんで?バナナやねん!!」

この親×ピンク色バイキンマンが、バナナを手にしたことにより、
私のスーツ(この子連れに接している側)が、
このあと、どうゆう運命をたどるか・・・
賢いブログ読者の皆様なら、もう、おわかりのことと思います。

「自明の理」というやつです。

ピンク色バイキンマンは、
バナナをくちゃくちゃにしながら、素手で食べる。
そして、膝の上で、動く。
名前入りの靴のかわりに、
今度は、バナナまみれの手が、スーツに当たる・・・・。

もう、これ以上、
バイキンマンをのさばらせるわけにはいかない!
キリッと、バカ親を見て、
「すみません、除菌シート、お持ちですか?」「1枚、ください」

 
と、言ってやりたかったんだ。。。

 
ピンク色バイキンマンに責任はない。
親とか、さらに、その親とかの問題です。
これは、脈々と受け継がれる宿命だ。
こうゆう家庭環境に生まれ、育った人間が、あなたの会社に入ってきたら・・・・。

私のスーツどころの悲劇ではない。



言わないこと・・・提案内容の再考を促す言葉。

ついに、ついに。
定期的に吐き出す「毒」のWEEKが、やってきたようです。
まずは、桜が素敵なカフェから「毒?嘆き?」を吐きます。
・・・
意外とブラックな本音をブログに掲載すると、
皆様からの反響が多く、
かつ、私にとっては「デトックス」効果があるようです。書くことで発散!!
誠に申し訳ない。懲りずに、少しだけ、お付き合いくださいませ。

 
私のコンサルティングにおける提案は「思い付き」ではない。
あらゆる事例と原則、御社の状況を、
誰よりも真剣に考え、
「実行可能」と判断し、売上・利益が上がるよう、導き出したものだ。

でも、クライアントさんから
「その提案の実行は、無理だ」と言われれば、
「わかりました」と答え、
与えられたステージの中で、次なる、第二、第三の策を考える。
それが、
コンサルタントの弁えと誇りであり、
クライアント先、社長・幹部への礼儀と節度であると思っている。

だから、
最初の考え抜いて導き出した「第一の提案」のことを
「再考してくれ」とは、二度と言わない。

最も、切ない気持ちになるのは、
「いや、この第一の提案。やろうと思えば、できるでしょ?」
「主義・主張や流儀の話でやらないなら、同意します。が、
できない理由が、お金や手間暇の話であれば、
自分の生活レベルを一時的に落としてでも、それ、私なら、やりますよ」
という場合。
こうゆうこともソフトに伝えるが、1度しか言わない。

当たり前だが、
第二、第三の策が、第一の策を、超えることはない。
目的達成のための、遠回りもする。

だから、
できるだけ、提案内容にあわせようとして欲しい。
少しでも「できる突破口」を見つけようとして欲しい。
方向だけでも、あわせて欲しい。

「やっぱり、第一の一案で・・」と、
私が、何も言わなくても、
熟考し、考え直してくれる方も、おられる。
本当に、ありがたい。

繰り返し言うが、
こちらから、「再考してくれ」とは、言わない。

言いたいんだけど・・・・。笑



どうゆう家来がいくさに強いか?・・・戦国与太話

歴史話が、最近、多い。
ついでに、もうひとつだけ。

以下、どんな家来が合戦に強いか?と聞かれたときの
ある戦国大名の答えです。

 
勇猛が自慢の男など、いざというとき、どれほど役に立つか疑問である。
名誉を欲しがり、派手な場面では勇猛ぶりを見せるかもしれないが、
いくさの中で、派手な場面は、ごく一部である。
他の場所では、身を惜しんで逃げるかもしれない。
見せ場だけを考えている豪傑は、ほしくない。

戦場で本当に強いのは、まじめなものである。
たとえ、非力であっても、責任感が強く、
退くなと言われれば、骨になっても、退かない者が、多ければ多いほど、
その家は強い。
合戦で、勝ちに導く者は、そうゆう者たちである。
誰にとっても「怖い」という自然な感情を抑え、
仕事させるものは、義務感である。
人間が、動物と異なり高貴である点は、理性であり、義務感である。
 

みなさんの会社には、
そうゆうスタッフが、どのくらいいますか?増えていますか?減っていますか?

そうゆうスタッフに、目を向けていますか?

 



ユングの言葉 ~人生の「午前」と「午後」

スイスの精神科医であり、心理学者、ユングの言葉。
「人生の午前の法則を、人生の午後に引きずり込む人は、
心の損害という代価を支払わなければならない」
続けて、
「午前から午後へ移行するとは、以前の価値の値踏みの仕直しである」と言う。

人は年齢によって、体力のみならず精神にも影響を受ける。と考えたユングは、
人生の「正午」を40歳前後と考え、
それより前の幼年~青年期を「午前」の人生。
後の壮年~老年期を「午後」の人生とした。

青年期まで続けてきた「生き方」や「行動・思考パターン」を、
40歳以降も、続けることにより、精神的な「損害」を受けるという。

40歳以降は、自分の市場価値を
「客観的に見直し、どれほどのものか?認識し直す」ということが必要である。
午後で大切なことは「自分の内面を見つめること」

 
焼き物の器を選びました。
何千点の中から選んだお気に入りは・・・手前の風な茶呑み。

マズイ・・・30代のころと「価値観」が変わっていないぞ・・・。

これから領地を切り拓いてゆく、
小国の質実剛健な戦国武将が、好みそうな風。
合戦の前に、ぐいっと飲み干しそうな。

公家や茶人に、社交の場で、
重宝がられそうな茶呑みには、まだ、心が動かない。

もう「午後」なのに。。。
価値観、変わらない。立ち位置が、まだ「小国の戦国武将」だ。
さて、どうしたものか・・・。



その「業」における知識

ご支援先・葬祭会社の社長にいただいた本です。

「売上アップ系」の本や「人の動かし方」の本を読むことも、必要だけど、
こうゆう本=その業そのものに関する書籍を、
きちんと読んでおられる経営者さんの会社こそ、
大切にしたい。応援したい。

地域に残って欲しい。(いや、残るべきだ)
たくさんの皆さんに利用してほしい。(いや、利用すべきだ)

その「業」のことを、深く掘り下げて知ることは、
永く地域で愛されることにつながります。
そうゆう、真面目な経営者様と、
私たちの「コラボ」は、間違いなく、成功します。



不利な戦局、指揮官が知っておくべき鉄則

「窮地のとき、兵は、指揮官の姿を仰ぎ見る」
これは、幹部・リーダーが知っておくべき「鉄則」です。

兵が疲れているとき、委縮しているとき、
攻め込まれているとき、不利なとき、
指揮官の精神状態が、どうゆうものなのか、味方に見せてやらなければならない。
いくさは、指揮官にとっての「命がけの演技」である。

日清、日露戦争の軍人・秋山好古(よしふる)の逸話。
敵の優勢、鉄砲の弾が襲う中、身を隠すことなく、
平然と水筒の酒を飲みながら、馬上、前線へ出る。
その様子を、部下はこう振り返る。
「顔つきも変わってなければ、様子も変わらない。恐怖もあせりも困惑もなく、
ちょうど酒客が、盃をかたむけつつ、満開の花でも眺めているようであった。」

 
立て続けに、ご依頼が入り、先の見えない数週間の職場。

まさに、葬祭業にとっての「戦場」である。
そうゆうとき、スタッフは、指揮官(リーダー)の姿を見ています。
「命がけの演技」で、乗り切っていただきますように!

 
以上、本からの抜粋でした。
本を読むと、
現在にも通じる原理原則、哲学をたくさん学べます。

本の「折り曲げ」箇所は、
全て「自分の生き方=仕事」の血となり、肉となっています。



東京と大阪、笑いの違い

東京と大阪、
「笑い」にも、違いがある。

ご飯を食べに行って、マスターに
「やっぱり、ここのハンバーグ美味しいですねー」と、声をかけたとき。

「他の店が、マズすぎるだけだ!」
(ニヤリ)
・・・これが、東京の返事。

 
「うまいこと、ゆーて!
嬉しいから、食後のコーヒーに、スプーンつけといたるわ~」
・・・これが、大阪の返事。

東京は、基本、上から、
かっこよく笑いをとる。

大阪は、
「ボケ」をまじえて、笑いをとる。

普段、大阪の笑いにまみれているから、
東京の職人さんが発する「笑い」が、とっても新鮮で、大好きです。



長命寺と道明寺 ~東京・大阪、桜餅の違い

「クライアント先の春直前の準備で、忙しいから・・・」
「昨日は、メール80本も入ってたの、全部、精査して、返信したぞ!
 もはや、サービス精神・旺盛すぎるやろ~」

「と、いうことで・・・」と
関東に出張している途中でも、
「自分へのご褒美」を、物色する男。

「関西の方ですか?」
和菓子売場のお姉さんが、声をかけてきた。

なんで、
何も、言ってないのに、
俺のこと、わかるんだ?

無意識に独り言、言ったか??
持ち物に住所、書かれてるか?(徘徊シニア化したか?)
そんなに、大阪っぽい顔、してるか?

たぶん、
この「桜餅」を見てた時、びっくりするくらい、変な顔してたのかも?

「関東では、これを桜餅というんですよ」
クレープみたいなので、餡を巻いている。長命寺(ちょうめいじ)と呼ぶそうです。

そうなんだー。初めて知った!

「関西では、こちらが桜餅でしょ?」
半熟みたいなもち米の中に、餡が入っている。
こちら、関東では、道明寺(どうみょうじ)と呼ばれているそうです。

そう!これこそ、桜餅! 
可哀そうに、名前、道明寺って名前に、換えられてる。

せっかくだから、初めての「長命寺」を、購入。
宿泊先で食べました。
うまい!
でも、やっぱり、関西も捨てがたいなあ。

待てよ・・・
売場に、関西の桜餅も置いてる=置かなきゃ売場にならない、ってことは、
関東も、認めてるってことやな。
関西の勝ちや!!

 



新商品・新サービスへのスタンスの違い ~現在のお話

スマホ決済を、どうするか?
現在、各社が乱立状態です。

新しい商品や、サービスに対するスタンスとして、
儲けている経営者と、
頑張っているつもりなのに、儲からない経営者の違いを書いておきたい。

儲かる会社を作っている経営者には、
2つのパターンがあるようです。

パターンA<買ってダメなら、すぐ捨てる>
新しい商品・サービスを、すぐに導入する。お金がかかっても導入する。
そして、やってみて、ダメなら、すぐに辞める。
お金を捨てることになっても、「授業料だ」と、サッパリ諦める。
「いける」なら、もちろん、続けてやり通して、
先行者メリットを享受する。

パターンB<様子を見てから、買って、フル活用する>
新しい商品・サービスは、他社が導入して、成功するかどうか、
成功のポイントを、じーーっと見極める。すぐには、飛びつかない。
「いける!」「こうすれば儲かる!」
その事実と、自社での仮説をつかんでから、導入する。
導入したら、徹底的に、やり通して、先発業者を追い抜かす。

 
儲からない会社を作る経営者の行動パターンも、
2パターンある。

パターンC<すぐ買う、そして、ダメでも続ける>
新しい商品・サービスを、すぐに導入する。
お金がかかっても導入する。
やってみて、ダメでも、ダラダラ続ける。
中途半端に続ける。お金をかけたことが、惜しいから、辞めない。
そして「いける」商品・サービスであった場合でも、やり方が手ぬるいから、
<パターンB>の会社に、追い抜かされ、負け組になる。
負け組になっても、反撃しない。

パターンD<買わない、動かない。何があっても、買わない>
新しい商品・サービスは、他社が導入して、成功しているのに、
じーーっと見ているだけで、導入しない。
「いける!」「こうすれば儲かる!」とわかっていても、
なぜだか、動かない。。。

さて、みなさん、どのタイプ?
周りのお知り合いは、どのタイプ??

 
お金がないのに、成功したい私は、
Bのタイプです。



コンサルタントの誇り ~社章にまつわる昔話

社会人1年生だったころの、昔話。
大学時代の同期が、仕事帰りに集まると、
決まってスーツに輝く「社章」の見せ合いっこが、始まる。

「社章」は、会社のプライド。
社章をなくした場合は、罰金10万円、ボーナスも減額、出世も遅れる
・・そのくらい大切なものと、心得よ。

そう研修で、教えられたんやー、と、誇らしげに、話していた。

ところが、
入社した経営コンサルティング会社・船井総合研究所には、
社章がない。。
だから、「社章」の存在自体、このとき、初めて知った。
欲しくなった!!
軍人の「勲章」みたいで、かっこいいやん!

子供がママにすがりつくように、
当時の白髪の総務部長に聞いた。
「なんで、フナイには、社章がないんですか!」
「大学の同期は、みんなつけていて、かっこいい」
「ボクにも、欲しい!!」

すると、往年の名コンサルタント・白髪・総務部長は、
こう教えてくれた。鮮明に、覚えている。

コンサルタントは、目立っちゃいかん、
影の存在なんや。

出入りしていることが、知れたら、
クライアントのライバル会社が、
マーケティングの対策をしてくる。

「あの会社に、フナイが味方したらしい!」となると
みんな、恐れるんや。

だから、
うちには、社章がないんや。

 
・・・
このセリフ、
なぜか、私に「ど・ストライク」でした。
(おおー、それ、めちゃめちゃ、かっこええやん!)
(思い描いてた、そのものの会社やん!)

以降、
同期の集まりで、社章の話題になると、
私は、意気揚々と、「ない」理由を話す。

でも、みんな「ある」ことのほうが、好きみたいで、
「ない」を「かっこいい」と思うのは、
少数派であることも学んだ・笑

「社章がない」ことの、誇り。
「影」であることの、誇り。
「敵に回すと、恐れられる存在」であることの、誇り。

今でも変わらず、あの頃のまま、
いや、あの頃以上に、
ずーーっと、持ち続けています。

社章がないなら・・・と、
スーツの裏側(影)に、名前の代わりに「言葉」を入れてます。
最新のスーツには「一諾千金」の言葉。
「男子が一度、了承したことは千金にも換えがたい価値がある」という意味です。
依頼を受けたからには、千金の価値をお届けします。
という誇りを胸の奥に。



経営の究極は「当事者をして進行せしむる」こと

「当事者をして、進行せしむる」
経営も、会議も、コンサルティングも、これが究極の姿です。

誰かに「やらされる」のではなく、
自分で「やる」。
現場の当事者同士で、良い方向に進める。

ラグビーの試合の進め方には、
そうゆうところが、ある。

根底にあるのは、
自立した人間同士の信頼関係。

先日の「ラグビー・ブログ」で、
言いたかったのは、そうゆうところです。



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