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どなどな

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(ドナドナ)

コンサルティング先の葬儀社様に向かう駅で、
「ゆるきゃら」の集団に、遭遇。
彼らも朝から「仕事先」へと向かっていました。

係員に手を引かれて。
淡々と。。。。(笑)

♪♪
ドナドナ
ドーナ~ドーナ~♪

     
おーーーい!
仕事場へ向かうときも、キャラを出そうぜ!!

ステージ上だけが、仕事場ちゃうで~。
見られているときは、ずっーと仕事やで。

ギャップが楽しいから、
個人的には、これはこれで、好きやけどね♪♪

中には、市の職員が入ってるんだろうな~。
オッサンかな~。
新人かな~。

ゆるきゃらも、これだけ競争激化してくれば、
問題は、外見のデザインがかわいい、かわいくないだけの話じゃなく、
中に入っている人の動きも、問題になると思います。



葬祭業・幸福学Ⅱ ~お金と幸福の関係性

寺山修司さんの本は、
才能がほとばしりすぎて、読むのがとっても難しい。。

だから、就寝前に読むと、簡単に眠りに落ちてしまいます!

彼の文章を読むために、片手に辞書は必須。
そして、さらに別の本を読んだりしないと、理解できません。

 
簡単に、まとめられている例を、ご紹介します。
アメリカの研究者が提唱している「3つの幸福の条件」。

1)人との交わり =言葉の通り、社会との関わり。
2)親切心 =誰かに親切にする、される。
3)ここにいること =目前のことに集中できる環境にいること。

宝くじに当選したお金持ちが、
その後、必ずしも幸せとなっていないという統計があることは、有名な話。。として、
お金や地位は、幸福を決定づけるものではない。。と結んでいます。

しかし、「幸福」の対極である「不幸」については、どうでしょうか?
同時に、対極を考えるべきではないでしょうか。

お金と「幸福・不幸」の関係性について、
私はこう思います。
「お金があるから、幸福であるとは言えない。
しかし、お金があれば、一定の不幸を排除することはできる」

「幸福」を、生み出し
「不幸」を、排除できる。
そんな葬儀社を、作ってゆきましょう!



葬祭業・幸福学Ⅰ・・・幸せとは何か?

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(幸福論、寺山修司)
数年前、後輩に「将来の夢は何?」と質問したら、
「とっても、幸せになりたいんです」という答えが返ってきました。

あら、あら・・・(笑)
育ちのレベルの違いか、世代間ギャップというものか・・・。

それを、きちんと真面目に考えて・・・こう答えました。
「幸せって、絶対的なものは、ないと思うぞ。
幸せ感じゃない?“感”を大事にすればどうやろ??
ご飯が食べれるとか、海がキレイとか、友達がいるとか」

「俺は、自分以外の人が、
自分の多少の存在によって幸せにできたとき、幸せを感じる。
勝手な自己満足だけど。
幸せって“なる”ものじゃなく、誰かをそう“する”ことじゃない?」

この質問に遭遇するまで「幸せ」について、考えもしなかったし、
それは、幼稚で、他人を操作する言語だと思っていました。
ある意味、とても、新鮮な問題提起でした。

昭和の鬼才・寺山修司も「幸福論」の冒頭で、こう切り出しています。
↓↓
幸福という言葉を口にするのは、何か気恥ずかしいものがある。
それは、青春前期の少年少女の用語であって、人生が始まってしまってからは、
もはや、口にすべきものではないと思われてきたからである。
・・・・
幸福の相場を下落させているのは、幸福という言葉を軽蔑している、
私たち自身にほかならないのである。
↑↑
  
みなさんの「幸福」とは、何でしょうか?



モノだけを見るな、その向こう側を洞察せよ!

年末は、素晴らしいお歳暮やバースデープレゼントをいただきました!
取引先が全国に及びますので、
その土地の美味しいものや、その方のセンスが垣間見えるものをお送りいただいています。
本当に感謝です!ありがとうございます。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(プレゼント商品)
プレゼントをもらったときの「喜びの言葉」について、
ご支援先の経営者様から聞いた話を、忘れないうちに、書き留めておきます。

ご支援先の会社のあるスタッフが、寿退社の挨拶のため、
お礼のプレゼントを持参して出社したそうです。

そのプレゼントを手渡すとき、
「わーい、ありがとう!」これが、普通の社員さんの反応。

その会社で、毎年、安定的に営業成績の良いエース・営業マンの反応は、こうです。
「このプレゼント、買うために行列に並んだんじゃないですか?
 大変だったでしょ?ありがとうございます。」

こうゆう一言が、さっと、自然に出てくるらしい。

  
商品を目の前にしたとき、
その商品を選ぶ風景や、購入の過程まで、想像することのできる人、
思いを馳せ、洞察することができる人。。。

普段の営業活動も、きっとそうなのでしょう。

我々、こうゆうことができない人間には、
日々の訓練が必要です。
商品に限らず、全ての事象の「裏側」や「過程」を洞察してみる。

きっと、仕事=人生が豊かになるはずです。



現代の軍師、経営コンサルタントと黒田官兵衛

あけましておめでとうございます!
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

今年のNHK大河ドラマの主人公「黒田官兵衛」。
彼は、
私が、経営コンサルタントという職業を志した原点なのです。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(軍師官兵衛・姫路より)

私の出身地と、官兵衛の出身地は、本当にご近所。
普通電車に乗って3駅・10分の距離。

歴史少年にとって、
豊臣秀吉の天下取りを助けた軍師・黒田官兵衛が、
自分の近所の出身である・・・ということ。
そして、一般的には、その人物はあまり知られていない・・・
そんなことが、胸に秘めた誇りでもあったのです。

高校時代、司馬遼太郎さんの「播磨灘物語」を読み、
本格的に、官兵衛の一生の詳細を知ることとなります。

その戦略・戦術眼の素晴らしさは、もちろんのこと、
出処進退の潔さ、
関ヶ原の戦いのとき、わずか数日で、九州のほとんどを制圧したほど、
実際に戦っても、強かったという点に、憧れているのです。

単に「言うだけ」の軍師じゃない、戦っても、無類の強さを発揮する。
しかも、私心的欲望が少ない、高潔な人物である。。。

今の軍師ともいえる仕事、経営コンサルタント。
同郷の先人に負けないよう、
主君たるクライアント様を、
確実に天下取りに導く存在となりたいと思います。

重ねまして、
本年も、よろしくお願いします。



現場に本質があらわれる。「豪腕」の事実。

クライアント葬儀社様の最寄駅にて。。。

ここは、
奥州平泉・藤原氏4代の栄枯で有名な街。「緑の香り」が素晴らしい。
ここに平安時代、京都に匹敵する一大文明が存在していたのかと思うと、ワクワクします。

駅の構内に、
大河ドラマ「炎立つ」の記念手形パネルがありました。
葬儀葬祭コンサルタント中西正人(現場でなければ見えないこと)

主演の渡辺謙さんに、村上弘明さん、
佐藤浩市さん、里見浩太郎さん、渡瀬恒彦さん、、、、
女優陣は、鈴木京香さん、中島朋子さん、、、
とても重厚な出演メンバーさんでしたね。

手形を見ていると・・・
おやや・・・「田村亮子」ヤワラちゃん??
右下に、確かにあるでしょ?

出演してた???

いや・・・。

!!
ははーん、ここは、あの小沢一郎さんの地盤だ~。
だから、小沢ガールズ・ヤワラちゃんの手形という訳ね。

まさに「豪腕」・・・。
ここに、ねじ込むのは、スゴイなー。
ちょっと、普通の感覚では、できない。

もしかしたら、
小沢一郎さんは、指示してないかもしれないですね。
取り巻き連中が、勝手にやった・・・というパターン?
「先生のために」「先生の喜びそうなことを」と、こうしたのかな?

ニュースや報道では、見えることのない現場での「豪腕」事例です。
政治もこれと同質なのかもしれません。

  
ヤワラちゃんの手形を、ここに入れるために、
出演俳優の誰かの手形が、撤収されたのかなあ。。。

現場ですね、やっぱり現場に、すべての本質があらわれる。
イメージだけで、とらえてはダメだ。
現場の事実で、とらえよう!



一生の記念に残したい1枚・・・日本売上アップ研究所・初の忘年会です。

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(方針発表会と忘年会)

日本売上アップ研究所・忘年会での1枚。
設立3年目にして、やっと、少しだけ会社みたいなことができるようになりました。

ここまで、無我夢中のバタバタで、開催できず・・・、
かつ、会社主催のイベントが、本来、好きじゃない性分もあり・・・。

勤めてくれているスタッフ、誰ひとり欠けず、
お客様に喜ばれる結果を出し、充実した仕事ができるようにしていかないとなー。
永く、仲良く、安心して勤めることができる会社にしてゆきたいなー。

次は、忘年会に、お子様がいるスタッフも参加できるようにして・・・。
育児中でも、勤務できる会社。
要介護の年寄りになるくらいまで、収入を提供できるような会社。

そんな会社を作るぞ~。
という、決意を新たにしました。
ジーーーーン。。。。

  
しかーーーし!!
現実は厳しいのである。スタッフの皆さんに、ご迷惑をおかけしまくっておりますワタシ・・・
別名「中西正人・被害者の会」集会でもあるそうです。

トホホ・・・。
社長さんって、こう・・・チヤホヤされるもんじゃないのかーーー(涙)

設立以来、初めて撮った全員写真は、、、
(参加できなかったスタッフさん&撮影担当ちゃん、ゴメン!)
キレイどころの女性陣に、お笑い枠、
犬のくせに粋がってるヤツ、かぶりものしたほうが人相が良くなるヤツ・・・
「自由とユーモアと仕事を愛するプロ集団」のキャッチフレーズにふさわしい
今の当社を象徴している、一生記念に残したい一枚となっています。



経験とは、単に年数を重ねたことを言うのではない。

「まだまだ経験がありませんので・・・」と、
自分のことを評価するスタッフを見ると、なぜか、違和感を感じる。

「まだ君には、経験が足りないからなあー」
「もっと経験を積んでから・・・」と、年配者や先輩から言われると、
20代のころは、なぜか、無性にいらだっていた。

ドイツの文豪・ゲーテは「真の知識は、経験あるのみ」と言った。

しかし、経験とは、単に現場で年数を重ねたことを言うのではない。
10年やっても、20年やっても、経験値の浅いスタッフがいる。
3年やっただけで、広く深い経験をしているスタッフもいる。
はるかに仕事のレベルが違う。この違いは、何か?

ひとつひとつの現場で起きることに対して、
仮説を立て(今回、この状況なら、こうしてみたらいいのかなー)、
決断し(よし、こうしてみよう!)、
結果を数字で出し(お、こんな結果だったな)
反省し(あー、ここをもっとこうすれば良かったかな)、
次につながるルールを作る(こうゆうときは、こうしよう)。

この繰り返しによって、「経験」が積まれ、レベルが上がってゆく。
年数や時間が短くても、無限に経験値が高まってゆく。

これをなくして、単に年数を重ねただけのスタッフを「経験ある人」とは言わない。

「経験」という言葉に関する
説明のつかなかった「違和感」と「苛立ち」の原因は、こんなところにあったようです。

 
現場以外にも、経験値を高める方法はあります。

普段の生活や、自分が消費者となって買い物するときにでも
「何か」を感じようとすることで、経験値は高まります。

自分だけの経験には限りがあるから、
他の人が経験を結集して作った本や映画、商品などの「作品」から学べば、高まるのです。



2013年最後の葬祭業界向けセミナー開催報告。花は観手に咲く

今年、最後となるセミナーを、東京国際フォーラムで開催しました。

繁忙期に向けての「直葬」「家族葬」の打ち合わせパンフレット作成例と、
事前相談スペースの開発手法。
それに、メンバー様の、今年一年間の成功事例発表という内容。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(セミナー会場)

セミナーに出席いただいている葬儀社の社長に、
教えていただいた言葉を、ご紹介したいと思います。

「花は、観手(みて)に咲く」
能の大成者・世阿弥の言葉です。

世阿弥は、室町時代の「芸能界」を、生きぬくための様々な名言を残しています。
有名なのは「初心忘れるべからず」という言葉。

花とは、「素晴らしさ」や「感動する心」。
それは、能の演じ手ではなく、観る人の側に「咲く」という意味。

つまり、
作り手が、自己満足で「頑張った」というものを提供しても、
受け手が、それに価値を感じなければ、意味はない。。。ということ。

価値を決めるのは、常に相手側の心にある。
熟練になればなるほど、忘れてしまいがちなことです。

「葬儀そのもの」にではなく
「葬儀をした家族」と「葬儀に参列した人」に、花が咲く。

「コンサルティングそのもの」ではなく、
「クライアント先」に、花が咲く。

サービスをおこなう側になるときには、こんなことを、肝に命じよう。

そして、自分が「観手=提供される側」になるときには、
自分の感じ取り方次第で、花を咲かせることができる、
同じものを見て聞いても、花とすることができる人になろう。

  
セミナーを開催している私たちのほうが、学ばせてもらいました。

コンサルタントは、
クライアントさんを教えているのではない、
クライアントさんによって、教えてもらっている・・・。
こんな基本原則を、改めて認識した、今年最後のセミナーでした!



経営コンサルタントの職業病

日本各地にコンサルタント先・葬儀社様がありますので、
凍えそうな朝も、早起きして、旅に出るのが、日常なのです。

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(出張の朝)

冬場は、特に、ステキな朝焼けに遭遇することが多いのです。

この風景を見ることができるのは、人生の贅沢です!

朝の5時台の電車に乗る人たち。
旅行に行く若者に、軽い羨望のまなざしを、
そして、朝から働く男たちに、熱いシンパシーを感じるのです。

 
ここ数年、起きるべき時間の数分前に、自動的に目が覚めるようになってきました。
どんなに早い時間でも、、、自由自在です。

こんな生活を20年近くやってると、こうなるのでしょうか?
プロ意識のあらわれ?
それとも、年をとった証拠?

念のため、携帯のアラームはセットしています。



研究所なので。。。

日本売上アップ研究所、
「研究員」をご紹介。。。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(研究員コンサルタント)
似合いすぎ!!
博士だね。

このまま、ご支援先に行って欲しい・・・
何食わぬ顔で、セミナー講師をして欲しい(笑)

  
そして、次!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(犬に似ているコンサルタント)
「足の短い犬に似てるー」と、
女性スタッフたちからの大歓声。

ただ、どんな犬種だったか、出てこない。。。
ご存知の方が、いらっしゃいましたら、教えてください。

すみません、
バカブログで。。。



見せ筋商品とアンカリング効果

パン屋さんでの実験、、、
A:300円のパンのみ陳列して、販売した場合。
B:300円のパンに加えて、すぐとなりに10万円のパンを陳列して、販売した場合。

どちらのほうが売れるのか?というテレビ番組。
へぇー、面白いなーと思ってみていました。

結果、
Aが、15個、売れて、
Bが、40個、売れました。

「10万円パン」が隣にあるだけで、販売個数が2倍以上になったのです。

 
これを「アンカリング効果」と言います。マーケティングの専門用語です。
「アンカー」とは、船の錨(イカリ)の意味。
錨をおろした場所が基点となり、船が、そこから動けないことに由来しています。

つまり、
10万円のパンがあることによって、お客様の心に「基準=アンカー」が出来上がり、
300円のパンが安くみえてしまう。。。という効果が働いたのです。

コンサルティングで、お伝えしている「見せ筋商品」です。
売れるものばかりでなく、
普通は、売れそうにない商品を品揃えし、伝えることで、他のものがお値打ちに感じるのです。

アンカリング効果は、
お客様に「基準」を与える心理効果なのです。

たとえば、希望価格3万円のワインが、期間限定で半額以下の1万円。。。と言われると、
「3万円」という数字が基準(=アンカー)となり、1万円を安く感じてしまう。
1万円の価値そのものを考えるよりも、相対的なお得感が頭に残るのです。

法要料理で、
4000円と3000円のコースしかなければ、
平均単価は、うまくいったとしても、3500円前後。
分散し、やや低めのコースに、注文は集まります。

ここに、5000円のコースを投入します。
松5000円・竹4000円・梅3000円のコースとなれば、
安いコースで、失敗したくない・・という心理も働き、
多くのお客様は、真ん中の「竹」コースを選びます。
平均単価は、4000円くらいになるでしょう。

葬儀プランに関しても同じです。
これから、本格シーズンを迎える前に、
「憧れの最高プラン」を、品揃えのなかに、入れておきましょう!



教科書には載っていない商圏の「拡大要因」

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(弘前城の紅葉)
京都のお寺?
いえ、弘前城内です。

穏やかな雰囲気のあるお城です。
ある程度、戦乱が収集したころに、築城されたことが推察されます。

「藩」の成り立ちによって、独特の商圏の違いが存在している・・・ということから発展して
今回は、商圏の見極めに関する大切なことを、まとめてみました。

商圏とは、商勢圏の略。
「商売の勢力が及ぶ圏内」のこと。

新規出店の際にも、チラシを配布する際にも、
「商圏」を的確にとらえることは、売上アップの生命線と言えます。

商圏に「分断要因」がある。。これは、ビジネス書には、必ず書かれています。
河川や、道路、線路など。
しかし、これは、いわゆる「マーケティングの常識」。
これだけでは、実際の売上アップの現場では、食べてゆけません。
・・・知っていれば、中小企業診断士くらいには、合格できます。

商圏には「拡大要因」があるのです。
これは、あまり知られていません。
机上の知識だけでなく、
現場で実務をこなし、数字で検証を繰り返してこそ、見えてくることです。

大きな川があれば、当然、分断されます。
お客様は、遠回りして、橋を渡らなければならないからです。
しかしながら、
橋のたもとのエリアには、ギュっと、人が集まってきます。
必ずそこを通らなければ、なりません。
このスポットは、商圏を広げてくれます。

線路と踏切の関係も、これと同じです。

国道などの大きな道路も、分断されます。
しかしながら、道路に沿って、商圏は広がってゆきます。
道路に沿ってお客様が移動していますので、
住宅地から道一本で来店できる立地は、商圏を広げてくれます。

海や湖には人がいません、分断要因です。
しかし、海・湖沿いに一本しかない道は、商圏の拡大要因となります。
住民は「必ずそこを通らなけれなばならない」ので、
足元の商圏以上に、商圏が大きくとれます。

また、お客様は、
人口の少ない地域から、人口が多い地域へと流れます。
商業(店舗)面積の大きいエリアに向かっても、流れてゆきます。

お客様は「田舎に向かって、くだって買う」という購買行動を起こしにくいものです。
街中のお客様が、郡部にあるホールを使うよりも、
郡部のお客様が、街中にあるホールを使う可能性のほうが高くなります。

専門性の高い商品があったり、
品揃えが充実していたり、
規模が大きければ、商圏が拡大します。

  
「あそこには、無愛想なスタッフがいたぞ~」
「随分、エラそうにしている幹部がいたな・・・」
これ、商圏の「心理的」分断要因。

「笑顔の素敵な、あのスタッフに会えるかな~」
こちらは、商圏の拡大要因ですね。



お国柄の違いと、マーケティング

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(商圏と藩)

前向きな経営者グループが行っている研究会に、
ゲスト講師として、お招きいただきました。
今回の会場は、青森県にて。

継続して、1年に1度は、お招きいただいている勉強会なので
「ここで、去年、学んだことを、やってみたら、売上が上がってます!」
1年ぶりにお会いする、会員様から、こんなご挨拶をされると、コンサル冥利に尽きます。

電車の出発時間まで、少しばかり余裕があったので、
近くにあった弘前城へ。。。

桜がとても有名なお城ですが、本日は、、、紅葉です。

青森県は、同じ県内であっても、商圏がまったく分かれる、珍しい県です。
青森市と弘前市を中心とした「津軽エリア」と、
八戸市を中心とした「南部エリア」で、地域性や、風習がまったく異なります。

はっきり言うと「仲があまり良くない・・・」という感覚。
ご支援先とお話ししていても、それをヒシヒシと感じます。

江戸時代からの「藩境」によって、商圏が異なる代表例と言えるでしょう。

豊臣秀吉の時代、津軽は、元は「南部靖政」の臣下だった「津軽為信」が、
勝手に単独で上洛し、領土を認めてもらう書状をもらって、できた国だ・・・、南部藩の人たちは見ている。

戊辰戦争のときには、奥州諸国で同盟を結んで、新政府軍と戦っていたのに、
津軽藩は、早々に降伏してしまい、結果、南部藩が窮地に立たされた・・・と感じている。

多店舗展開をする場合でも、
「青森で成功したから、次は第二の人口密集都市・八戸に・・・」とか、逆に
「八戸で成功したから、次は県庁所在地・青森へ・・・」と、簡単にいかない県なのです。

旧南部藩に属する八戸は、今でも、どちらかと言えば、
南部氏の本拠である「岩手県」との関わりが強く、影響を受けています。

昔は、通行手形。
今で言う「パスポート」がなければ、藩同士を行き来できなかった時代。
「藩」は、まったく別々の「国」なので、言葉も文化も違っていました。

お国柄や、その地域の成り立ちには、
現在のマーケティングに活かせる要素が、たくさんあるのです。



業界常識の逆をゆけ、葬祭ホールにクリスマスツリー。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(クリスマスツリー)

コンサルティング先の葬祭会館に、クリスマスツリーを置いていただくように、
ご提案し、実行していただいています。

一見、ミスマッチな組み合わせかもしれません。
「伝統に反する」とのご批判があるやもしれません。

しかし、この時期、館外に大きなクリスマスツリーを飾って、
お客様の目を楽しませている葬祭会館は、間違いなく繁盛しています。

「あー、いいね~」と、会葬者様からも、たいへん好評です。

異業種では、気の利いたお店のほとんどは、クリスマスのデコレーションをしています。
「葬祭業界だから、ツリーはちょっと・・・」なんて言ってるアタマのカタイ会社は、
今後、どんどんお客様が離れてゆく可能性が高いでしょう。

 
葬儀業界に「のぼり」を、一番最初に持ち込んだのは、私だと自負しています。
最近では「ジャンボのぼり」を、一番に提唱しています。
クリスマスツリーも、のぼりと同様に、数年後には、繁盛葬儀社の常識となることでしょう。

ほとんどの場合、
「業界常識の逆」をやれば、繁盛店となります。

「お客様が喜ぶこと」で、「他店がやっていないこと」。
これをライバルよりも、如何に早く見つけて、実行に移し、やり通すか・・・。

これが、あらゆる業界に共通する繁盛店のマーケティングの基本です。



チラシやホームページ用に、良い写真を撮るコツ

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(チラシに使える写真を撮る方法)

10月から入社したスタッフのスマイル写真、、、
本当は、真面目な彼のイケイケ写真は、こうして撮りました!

葬儀業界でも、チラシやウェブ、ダイレクトメール用に、かっこいい写真を撮りたければ、
カメラマン以外に「優秀な」アシスタントの存在が、必要不可欠です!

カメラマンからの「スマイル、お願いします」で、
ナチュラル・スマイルができるのは、プロのモデルさんだけです。

 
寡黙な「豪傑・関羽」が、
あんな表情で、あんなポーズができるのも、
素敵な仲間が、こんなダンシングしてくれたおかげです。

販売促進のための写真に、スタッフの笑顔の写真が必要な場合には、
こんな工夫をしてみてください。

  
必要とあらば、ダンシング部隊を、お貸しいたしましょうか?

※事務所までお越しいただければ、無料です。(笑)



ファンキー・ルーキー登場

当社、日本売上アップ研究所の葬祭業界向けコンサルティング部門に、
こーんな「ファンキー」ルーキー登場!

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(葬儀社スタッフも笑顔で良い)

10月1日より、入社の凄腕コンサルタントです。
15年来の旧知の間柄の彼は、
某・超有名監査法人のコンサルティング・グループ会社を、社員数10名から、100名に。
顧客数を0社から、6000社にまで成長させた大幹部でした。

それなのに、、、なぜか??
当社に入社することになりました!
収入激減で、申し訳ないのですが。。。
(きっと、経営者の想いと人間性に、共感したんだな。。。ム・ハ・ハ!)

で、
「ファンキーなヤツ」というのは、冗談です。
彼を見た、あるご支援先は「三国志の英雄・関羽のよう・・・」と表現していました。
何が起こっても動じない、何かグレートな安心感を与える「豪傑」タイプです。

いつまでも子供みたいで、頼りない社長に、
社長以上に、会社想いの、WEB&デザイン制作スタッフ。
生意気なのに、愛されキャラの「弾丸」コンサルタント、
可愛い(?)サポート・メンバーのみんな・・・。
で、以前からの友人の「豪傑」コンサルタントの登場。。。

目的は、自社の規模の拡大・利益の拡大でなく
葬儀社様のお役に立てる「最強の実務支援集団」を作りだすこと。
日本売上アップ研究所に依頼すれば、100%業績が上がるサポートを行うこと。
全ての基準を、そこ置いて、どこまで行けるのか・・・
理想の姿としている「7人の侍」に、一歩一歩、近づいています。



小さな葬儀社に、読んで欲しい。スマートじゃないけれど。

前回の記事の追加的に。。。

社員の数が10名くらいまでの「小さな繁盛店」
「生業的形態の繁盛店」の働き方の共通点を、ご紹介します。

  
1.営業は年中無休、営業時間は早朝から深夜まで。

2.働くこと、体を動かすこと、労力を惜しまない。商売は、体が資本と考える。

3.仕事(=商売)と、個人の生活の間に区切りがない、けじめがない。

4.お客様が店に来てくれている間は、ずっと店を開けておく。
 お客様が起きている間は、自分も起きている。
 考える仕事、事務処理、雑務などは、お客様が帰った後で、やるのが普通と考える。

5.人の何倍も働いて、何倍もの所得をとろう、資産を増やそう、
 一生懸命働けば、儲けも大きくできると考えている。

葬儀社の場合、
1ホールごとが、10名以下の「生業店」です。

全ての拠点のスタッフを合計して「うちは、50名の会社だ・・・」と
考えはじめた時点で、会社の弱体化がスタートします。
 
 
規模が大きくなり、それなりの生活ができるようになると、
このようなことが、徐々に失われてゆきます。
根本的なものを、もう一度、自分を含めて、そこに働いている人々にしっかりと植えつけることが、
今ほど、必要とされているときはないのではないでしょうか?

ご支援先の2世世代(20代から30代)には、このような感覚が薄らいできているようです。
後継者の皆さんには、この「繁盛店エキス」を実践し、
強い会社を作って欲しいと思います。



葬祭コンサルタントが見た「儲かる会社の共通点」

「儲かっている会社」と、ひとことで言っても、
その立地や規模、業種、業態、地域性により、色々にカテゴリ分けされ、
いくつかだけの良い点をピックアップして、それを他店にあてはめることはできません。

そのなかでも、必ず共通しているもの、
根底部分の本質では、完全に同じものを「繁盛店の共通点」として、まとめてみました。

   
①お客様から見えない部分では、とにかく節約、節約!
 しかし、お客様から見える部分には、コストを惜しまない。

②設備や什器、施設などは、トコトンまで使い切る。
「使えなくなったら、新しくすれば良い」「確実に儲けて利益が出そうなら、大きくすれば良い」という考え方である。

③他人の金を借りない。無借金経営が基本。自己資本比率が高い。

③利益を上げる最大の要素は、モノでなく、ヒトである。という考え。
 どちらかと言えば、人使いが荒いと言われ、何でもやらせる、遊ばせない。

⑤「儲け」は、一気に大きくとるのではなく、細かく少しずつ積み重ねるものと、知っている。

⑥1回当たりの仕入れ量は、少ない。1品目当たりの仕入れ量も、少ない。

⑦仕入れや、経費の支払いは、「現金」が結局。得をすると知っている。

⑧ある単品、ある商品に圧倒的に強い。平均的な会社の倍以上、売っている。

⑨客層が明確である。一見しただけで「誰のための店なのか」すぐにわかる。

⑩独自の技術力に優れたものがある。他人が真似できないくらい、優れている。

⑪買ったときだけ一生懸命ではなく、買った後まで何かとサービスしてくれる、気にかけてくれる。

⑫見た目の奇抜さがある。店の外観や内装、商品作り、サービス、売り方等の面で、人をびっくりさせることが多い。

⑬経営者の人間としての考え方、理想・理念・哲学が、商品・販促・売場・スタッフに反映されている。

⑭役職者、ベテランほど良く働いている、一般スタッフは、それを目の前で見て、同じように働く。

⑮仕事の成果とその報酬が、かなり一致している。

  
ランダムに、箇条書きでまとめてみました。
どのくらい当てはまっていますか?



月に1度の恒例の・・・手抜きブログ。

海の香りが漂う、神戸空港から、コンサルタント先に、出張に出かけます!

エビカツサンドを食べて、時間待ち・・・

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(コンサルタントの出張支援)

このエビは、
芝エビかな?「バナメイエビ」かな?

すみません・・・
バナメイエビって、言いたかっただけです。

エビゾウ

(笑)



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