top > 売上アップ(スパッと効く)


これが「好き」を、科学的に。右脳を左脳に変換する

ポテトチップスは、大きな1枚ものよりも、
粉々に割れて、底のほうにたまっているものが好き。

マロングラッセも、栗の形をしたものよりも、
砕けた小さなものが好き。

梅、ポテトフライ、鶏肉、マーボー豆腐の豆腐、、
これに同じ。
大きな立派なものが、最後に残ってしまう。

だから、最初から「壊れ」商品を、購入する。
(各種「つぶれ」「割れ」・・・を発明した人は、名人だと思います!!)

この好み・嗜好は、何故でしょう??
貧乏性?

それもあるけど、
根本原因は、
『1ピースの面積に対して、塩や砂糖、調味料の比率が大きくなる』いうこと。
つまり、濃い味付けが好きなのである。
それと、一度に、何層も噛めるミルフィーユ食感・笑

「これ、気に入っている」
「これが、好き」
「これが、売れている」という感性=右脳でとらえたことを、
科学的に理性=左脳で考える。

経営やマーケティングに通じる訓練を、日常生活でも。



新年、家康の言葉より。結果においてすべての責任を負え

本年も、よろしくお願いいたします。

年明け、ひとつめのブログは、
昨年の大河ドラマ「どうする家康」より。

阿部寛・信玄以降は、
しびれるセリフや場面が、案外、少なかった。。
が、これは、良かった!!

すべての経営者と後継者、それに大幹部になる人に。
絶対的な定石。

関ヶ原の戦いに遅れたことを、
家康に、ずーっとネチネチ責められて、不満な態度をとる息子・秀忠に対しての家康の言葉です。


この世は、理不尽なことだらけよ。
わしら、上に立つ者の役目は、いかに理不尽なことがあろうと
結果において、責めを負うことじゃ。
うまくいった時は、家臣をたたえよ。
しくじった時は、己が全ての責めを負え。
それこそが、わしらの役目じゃ。
分かったか?
征夷大将軍、1年のうちに、そなたに引き継ぐ。

  
・・・・・
わかったか!?
ちゃんと、そのようにやれ!



「大人」と書いて「たいじん」と読む

前回からの続き・・・

前述のような社長だから
「見せしめ的」に叱られる可能性が高いなー。
良くても「中西君、もっとリップサービスしてあげなさい」ってなるんだろうなー。
と、陰鬱な気持ちで、社長室に立っていた。

さっそく、
数十億円の年商を一代で築き上げた機械メーカー会長が、怒涛のごとく、クレームを並べる。

本告社長は、うん、うん、なるほど、、と、全部聞いていた。

ひと通り聞き終えた本告社長は、このように話はじめた。
「いくつか、確認させてください」

「セミナー自体に、お客様(機械メーカーの見込み客)は、たくさん来ていますか?」
会長「はい、来ています」

「中西のセミナーの内容に、お客様は満足されていますか?」
会長「はい、お客様は満足しています。だから、この中西が、当社の機械を買えば売上が上がる、と言えば・・・・」

「セミナー後の追客で、機械が思ったよう売れない。そうゆうことですか?」
会長「はい、1回の開催で最低1社は契約したい。だから、この中西が言えば・・・」

「御社は、機械をたくさん売りたい。そうゆうことですね」
会長「そうです、その通りです。だから、この中西が・・・」

「なるほど、、わかりました」
「問題点は、御社の営業マンの力が弱いことです」
「当社が、御社の営業力を上げるために、営業マン研修をしましょう。
あと500万円ほど、出してもらえれば大丈夫です。研修は中西の上司○○がやります。
その線で、話をすすめてゆきましょう。営業力の強化というのはですね・・・・・
問題は根本的に解決しなければなりません。」

この返事を聞いて、機械メーカーの会長が、
口をあんぐりパクパクさせていた光景を、今でも覚えている。
(これほどお金を払っているのに、まだ払えというのか。。)

え?
クレームを言いに来たお客様に、さらに売りつけるつもりか!?
なんて人だ。
器がでかいのか、何も考えてないのか、
自社の会社のことしか考えてないというか、資本主義の権化と言うか、、
図太い、無神経、面の皮が厚い、臆面の無い、、どう表現したらよいのか。
すら、わからない。
自分の想像をはるかに超えた「度量の大きさ」を感じました。

事実を整理したうえで、相手の土俵に攻め込むことで、
クレームがクレームでなくなった。
本告社長の提案通り、営業研修の仕事も依頼された。
・・・私の上司もイヤイヤ行ったので、研修は数回で終わったらしいけど。。

当時、私は、26歳くらい。
さすが「船井幸雄」が、後継者に指名した人である。
百戦錬磨、いくつもの修羅場をくぐり抜けてきた「大人」の
途方もない「太さ」「大きさ」を感じる出来事でした。
大人と書いて「たいじん=度量のある人」とも読む。そうゆう人でした。

それに、
大事なことが、もうひとつ。
手抜きや、故意じゃない限り、
「自社のスタッフを、クレーム相手にさらすようなことをしてはいけない」
私は、社長によって守られた。

このとき、もしも私が、
「会社の売上を守るためだ」と謝罪させられていたら・・・。
あるいは、年間数千万円の売上を、自分の主義主張のために飛ばしてしまっていたら・・・
私は、今頃、どんな「大人」になっていただろうか?

とても大切なことを教えてもらったと思います。
いざというとき、肝心なときの「肝の据わり方」「自社のスタッフを守ること」こそ、
リーダーに大切なことです。半端じゃなかった。

この一件を、間近で見ただけで、
私は、本告社長をずーっと、尊敬している。

本告社長の本を、スペースに限りある書棚に残しているのは、
そうゆう「途方もない大人のデカさ、太さ」を忘れないため。である。



経営にとってのフォアボール(四球)とは?・・野球・経営問答

阪神タイガース・岡田監督の注目される采配のひとつ、
それは、試合に勝つために「四球=フォアボール」を重要視し、それを選手に指示したこと。
打者が、四球で出塁することが勝利につながる。として、
ヒットを打つことと、同じ年俸査定とした。

WBCの日本代表チームを率いた栗山監督は、
「三原マジック」名将・三原監督が書き綴った「三原ノート」の写しを譲りうけ、
その内容を研究している。
「野球の本質は、四球にあるのではないか」
勝利の極意は「エラー」や「四球」にあるのではないか?と読みとる。
WBCでは、これが活きて、優勝する。
「当たり前のことを、徹底的に行った後、マジックが起こる」と振り返っていた。

 
野球好き社長が、個人ラインに
あれやこれや(面倒な)野球談議を仕掛けてくる・笑


岡田監督の「四球重視」の話にも、トークが及ぶ。

趣味の野球の話をしている。と、安心しているであろうところへ
突如、仕事についての質問を飛ばす!
野球と経営を根本的に結び付けた「野球・経営問答」。

「経営にとっての四球とは何か?」との質問に、
返した側は、年商30億円、健全経営へと導いている敏腕社長。
さすが・・・見事な答えである!
達人同士のライン会話です・笑

皆さんの会社にとっての「四球」は、何ですか?
ヒット=売上アップ。それと、同じ価値があることです。



名こそ惜しけれ。鎌倉権五郎

もうひとつ、このときの歴史を書き留めておく。
こちら「鎌倉権五郎」ゆかりの建物。

源義家軍の16歳の若武者であった。
戦いの中、矢が目に刺さる。刺さったまま戦い続け、逆に敵を討ち取る。
苦しみながら自陣に帰ったところ、
従兄が、その矢を抜いてやるために、権五郎の顔に足をかけた。
すると、権五郎は怒り、従兄に斬りかかった。

その理由は、こうである。
「武士だから、矢が刺さり死ぬのは本望である。
しかし、生きたまま土足で顔を踏まれるのは恥辱である。お前は敵だ!」
従兄は、謝り丁重に矢を抜いた。

今の常識で考えるならば、笑ってしまうような事件である。
今、こんなことで怒ったら、単なる「ややこしい男」である。
怒るとしたら・・・(痛い!!お前の抜き方、下手すぎるやろ、痛いねん!!)
「肉体的な痛み」に対して、怒るかもしれない。

鎌倉権五郎のエピソードは、
「名こそ惜しけれ」という坂東武者・鎌倉武士のモラルと心意気を端的に示している。
以来、日本人の心根に流れる精神の源である。

「名」というのは、自分の名前。
自分の名前を傷つけるような「恥ずかしいことはするな」ということ。

司馬遼太郎さんは、この「名こそ惜しけれ」の精神を
「今も、一部の清々しい日本人の中にある」と表現した。

何とかその「一部」に、引っかかっていたいな。。。

もちろん、私は、公明正大・清廉潔白な人間ではない。
人に言えないようなことも、たくさんある・笑
ただ、以前のブログでもお伝えした
「He is not a good man ,but a fine man」
=彼は「良い男」ではない、しかし「立派な男(真の男)」だ。的には、生きてゆきたい。

鎌倉市街地には、権五郎を祀る「御霊神社」があり、
歌舞伎の演目としても、演じられている。
確かに、、仕事で関わる皆さんを思い返しても、
東の人物のほうが「名こそ惜しけれ」的思考をされる方が多い。



後三年の役(駅)/滅亡はいつでも内部分裂(コミュニケーション不足)から

歴史マニアとしては、
この名の駅があると知れば、下車して歩きまわらなければなるまい。
「後三年」

源氏の最初のヒーロー・源義家が活躍した「後三年の役」の古戦場である。
「前九年の役」とセットで、歴史の授業に出てくる、平安時代の東北での戦い。

「前九年の役」「後三年の役」
2つの戦乱の経緯と詳細は、人間関係が、とてもややこしいので、
ここでの説明はナシ。興味のある人は、調べてみてください。

総合的な教訓として、書き留めておきたいのは、
家が滅亡する原因は、
親戚同士、兄弟同士・・・つまり身内の「内紛」「コミュニケーション不足」にある。
それが騒乱となり、滅亡がはじまる。
これは、前九年・後三年に限らず、
古今東西、同じ。時代も場所も問わず、人間は同じことを繰り返す。歴史の教訓である。

ライバル等、外部要因によって滅亡するよりも、
自分を変えることができなかった
「政権自体の制度疲労」か、
「政権内部でのゆがみあい」
このどちらかに、滅亡の原因がある。両方が、同時にやってきたとき、滅亡スピードは早い。

経営者、幹部、兄弟は、良く歴史を学んでおいて欲しい。
経営においても、これは鉄則である。

何なら、兄弟・幹部同士で、この地を訪れて、勉強してもらいたい。
本当に、何もない場所だけれど・笑



「経営者・商売人」と「サラリーマン・公務員」の違い

商売人は、仕事が増えると、嬉しい。
サラリーマンや公務員は、仕事が増えると、困る。(という人が多い)

商売人は、仕事を作り出し、産み出し、仕事する。
サラリーマンや公務員は、仕事を与えられて、こなすことが仕事。と思っている。

だから、仕事へのスタンスが、根本的に違う。

 
経営者は、給料は「払う」もの。
サラリーマンや公務員は、給料は「もらう」もの。

お給料へのスタンスも、根本的に違う。

以上、わかりやすく、まとめてみました。

 
では、どうすれば、
私のようなサラリーマンの息子。かつ、自分もサラリーマンである人間が、
経営者のマインドに近づけるのか?

そんなことまで、会社も先輩も、教えてくれない。

まず、自分には、
元々その素養が備わっていないことに、気づき、理解し、
学んで、訓練しようとしなければならない。

サラリーマンであっても、
・仕事が増えると、嬉しく思う。
・仕事とは、売上・利益を創造することである。
・自分が、会社に売上を与えること。
・身銭を切って、仕事や会社、人に払うことを、厭わない。
・理想的な経営者マインドを持った人の思考や行動をマークし、モノマネする。

私も「真に」頭と身体が一致して、
「経営者マインド」に変わってゆくのに、入社後5年以上はかかった。

サラリーマン&公務員であっても、
日本の平均年収以上の給料がもらえる「幹部」「リーダー」となるには
こうゆう「経営者マインド」を持つことは、必須条件である。
なぜなら、今は、資本主義社会であるから。

 
船井総研・所属のサラリーマン・コンサルタント時代
(※給与形式は「サラリー」でも、マインドは“自分が会社を養ってゆく”と思っていたけど・・・)
我が子については「サラリーマンDNA」を植え付けてしまわないように
つまりは、資本主義社会を生きてゆくうえで、将来の苦労がないように、
下記の「環境」を与えるよう、自分の行動に気をつけてきた。

1)家の中でも、休日でも、楽しそうに、仕事している姿を見せる。
2)嬉々として、仕事に出かける。※「行かなきゃ・・」とか言わない。
3)もちろん、会社、仕事、仲間への不平不満、マイナス発言は、一切、言わない。
4)仕事の現場に、機会があれば、一緒に行く。
5)遊びに行くときも、繁盛店をからませる。面白い店舗、陳列を見ると、写真を撮る。

私の父親は、1)~4)については、できているサラリーマンであった。
良き「環境」であったことに、感謝である。


写真は、梅雨の時期にぴったりな、
熱帯雨林のようなカフェで見つけた、気になる謎の人形。



「徳川四天王タルト」&意地悪コンサルタルト

いつも女子で満席の人気タルトショップにて。
おお、、「漆黒の甲冑と、徳川四天王タルト」!
オヤジ心、そそられるぞー。
チョコ&カカオを、甲冑に。
4つのフルーツを、四天王に見立てた商品。

考えたなー。

ちなみに、
このポスターには、どんでもない「ノウハウ」が仕込まれている。
ちょっと聞くだけで、数十万円くらいの売上に直結します。
無料のブログで伝えるのは、もったいないので・・・
意地悪して、書きません。笑
また、セミナーか、個別支援で、ご質問くださいませ。

で、やはり販売実績が気になる。
この店のメイン客層の女子たちは、買ってゆくのかな???
徳川四天王の知名度は、10人中、何人??
それとも、オヤジ客層も開拓する目的か?
「徳川四天王タルト」販売不振の可能性アリ、企画倒れか?、、、勝手に心配している。

 
続編、求ム・・・
「美味きこと山の如し、風林火山タルト」
「簡単には折れません、三本の矢タルト」等々



勝者は、まず勝ちて、しかる後に戦いを求める。信玄第二弾

信玄先生の名言、第二弾。
このセリフは、
有名な「孫子」からの引用と思われます。
(※↑前回と同じく、リーダー必読の書籍です)

家康は、後方から追撃した、と思ったら、
信玄に、見破られていて、待ち伏せされていた。
で、このシーン。


勝者は、まず勝ちて、しかる後に戦いを求め

敗者は、まず戦いて、しかる後に勝ちを求む


わっぱよ・・・・

戦は勝ってから

始めるものじゃ。「かかれー!」

お~~、こわーーい。でも、めっちゃ、かっこいいーー!

これも、まったく経営に通じます。
店舗の出店、デザイン、改装、販促ツールづくり、仕掛け時期、売場づくり、
人材採用、人材育成、
商品開発、商品リニューアル、新サービス導入、サービス改変、新規事業・・・・
やってみてから、何とかしよう。じゃ、どうにもならない。
すべて、勝てるようにしておいてから、はじめる。
そうゆう会社、店舗の事例を、しっかり見て、勉強する。

我がクライアント先も、私も・・・・
信玄大先生&孫子のように、戦いたいものです。



経営における「3」のパワー 三脚理論

「三脚」というものがあります。
主にカメラなどを支えるための、三本足の台である。

脚が1本では支えることができない。どの方向にでも倒れる。
脚が2本でも土台にならない。前後に倒れる。
脚が3本で、初めて支え、土台となることができる。

誰でもわかる物理の原則です。

実は、経営も同じ。

1店舗、2店舗のときよりも、「3店舗」体制となったときから、
全体の売上が、断然、安定するようになる。

先代から多数の店舗を受け継いだ2代目、3代目には、実感することのできない
(だから、学び、想像し、追体験しなければならない)
普遍的な「数の力の原則」である。
私は「三脚理論」と名付けている。

商品。3つのナンバーワン・トップ・アイテム。
店舗。3店舗。
人材。3巨頭。
販路。3つの確立されたルート。

当然、まず、1つの主力が大事である。
次に「3つの強力な柱」を、
とにかく近未来の目標にする。安定度を増すために。

ちなみに、
3つのままが、最も儲かる。利益率が良い。
5、6、、、と増やして行く段階で、徐々に収益性が悪くなる。収益額としては上がる。
4、5、6は、「3」の子分を増やすイメージである。

が、この子分たちの中から、
3分の1くらいの確率で、凄い売上・利益のヤツが出てきて、
また、3の物語が紡がれてゆきます。

10店舗、20店舗、50店舗、100店舗。。となる過程でも、
「3」の理論を、忘れてはならない。

一律・均等に、
多数がぶら下がっている会社=3の理論を実践していない会社は、
どうなるか?
市場が厳しくなると、持ちこたえられなくなる。


ありがたいことに(涙)GWもお仕事。アヒル君とともに向かいます。
※3匹体制にはしてません。



神が手を。稲盛さんの言葉


そう言われるとなあーー。
そこまでは、できていないかもしれない・笑
オーケー、やってみましょう~!

普通、もしくは普通以上の収入を得て、生活したければ、
お客様、仲間、上司から、
そう思われることが、まず必須。
思ってあげることが、必須なんだ、と思います。



街歩き、コンサルタントの店舗ウオッチング

ここは、南国・土佐高知。
若いころから、何度か訪れた、龍馬のふるさと。

出張中、夜の商店街を、ぶらぶら一人、放浪歩き。
地方には、面白い、良い店舗が多い。
独自の進化を遂げている店舗がある。
人口減少の中、生き残りをかけて戦った痕跡と、現在の姿には、
「ゆるゆる・ぬくぬく」の都会の企業にはないアイデアがあふれている。
だから、大好き。勉強になる。

今日は、高知の名物「カツオのたたき」をテーマに、
店舗を観察してゆく。
どの店舗が、儲かっているかな?
坪効率が高いかな?
どんな経営者かな?と、思いを馳せながら。

それでは、商店街の奥のほうから、順番に。。
いつものように、本質は語らず、上っ面だけを、記録しておく。

ほう、素材を獲りに行く「乗り物」の名前を、屋号にしたか!
思えば、「○○農場」とか「○○製麺」とか、あるもんね。
そのうち、「ヤンマーCT340」「クボタ GM64」って、出てくるかな?

呼び込みは、藁焼きの実演と、漁師の顔と名前、船の写真。

次、これはチェーン店だな。地域性を加味した屋号。

呼び込みは、、炙られているカツオの姿と、メニュー表。
上記のライバル店を、一生懸命、真似しよう。としている姿勢がみられる。

おお。。地元・高知出身の戦国武将の名前。
ゆかりある武将の家名を、屋号にした。あえて山内家じゃないわけだ。

呼び込みは、賽銭箱とか、、
ん?店内に鎧武者が着座している!
※そして、マニアは見抜く、これは真田幸村の鎧ですが・・・
(大阪の陣では、共に戦い、お世話になりました!)盟友を偲んで・・って意味か?

さらに、お次は、地名が屋号。
(室戸ジロー)ってことは、「足摺タロー」が、どこかにあるのかな?
それとも、近年、売り出し中の地鶏「土佐ジロー」に、かぶせてきたか?

呼び込みは、、この不愛想な魚・笑。
無表情で、こっちを見ていた。もしかして、キミがジローかい??

そして、豪壮なお城のような店構え。歴史押し。
おっ、山内家が出てきたぞ。
長宗我部家のあとで、高知を治めた山内家(=二十四万石)と、
丸三葉柏(まるにみつばかしわ)の家紋。
この家紋は、後に、高知出身・三菱グループの創業者・岩崎弥太郎により
三菱のロゴ=スリーダイヤの元となる。

呼び込みは、龍馬の隣、お龍さんの顔ハメ看板。
土佐犬(コロナ対策済)+名物・長尾鶏(おながどり)・・・
土佐名物フルコースで迎える。

その向かいには、
そのまんま「土佐市場」というお店。サンプルケースを全面に押し出す。

呼び込みは、燃え盛る藁焼き職人パネルに、
現物の酒瓶。サンプルケースを演出する。

そして、商店街から中に入った場所には、
3~4階建ての巨大ビル「司(つかさ)」。
全国に展開している土佐料理専門店の本店。
ブランドチェンジし、土佐料理・祢保希(ねぼけ)としても展開している。

呼び込みは、巨大ビル店舗そのものと、龍馬の特大パネル。

わずか、300m程度の商店街のなかに、
栄枯盛衰の法則、店舗づくりの法則が見える。



イメージを正確につかむ「地縄張り」それに妄想・空想

ご支援先の出店候補地にて。
設計プランも佳境に入り、現地にて打ち合わせ。

ロープで配置イメージを正確につかむための手法
=「地縄張り」と言います。
失敗は許されないコンサルタントの仕事です。

 
近い将来、こうゆうのも、メガネかなんかをかけると、
映画みたいに、びよーーん!と立体映像で、出てくるようになるんでしょうね。

結構、簡単にできるんじゃない?
してもらいたいなあ。

さらに、このメガネを発展させれば、、
過去の作品を記憶させ、
この条件下で、
・最高のコスパを誇るコンサルタント中西なら、こうゆう店を作る。
・芸術家のAさんなら、こんな店。
・建築家のBさんなら、こんな店。
・イケてる経営者のCさんなら、こんな店。
・ダメ経営者のDさんは、こんな店。。
。。みたいなのが、現地を見れば、瞬時に出てくるメガネ。とか、あったら、良いですよねー。

極寒の中、あと数か月後に完成する新店の姿と売上を妄想しながら、
さらなる妄想・空想していました。



126%の単価アップ

1年前の購入時、96円。
今、121円。

実に、126%の単価上昇。

この文具店の店内の客数は、どうか?
落ちているようには見えない。

売場はそのまま、接客もそのまま。
当然、商品もそのまま。

消費者は、一度は、値上げを許してくれる。
正確に言えば、知らずに、やむやく、買ってゆく。ちょっとした「違和感」を感じながら。

そして、
こうやって、ネチネチと確かめる(ケチ臭い)客がいる。

さて、次回のリピートがあるかどうか?

ケチ臭い客=私は、もう行かない。
かといって、別の文房具屋に行くわけでもない。
異業種=100円均一ショップに、行ってみる。
こうして、文具店の市場自体が落ちてゆく。
 
「値上げ」は、慎重かつ大胆なる作戦に基づいて決行を。
私がこの文具店のコンサルタントならば、もっと異なる方法の値上げ作戦を立てる。



推理力演習 ~探偵ごっこ

人間、必要に迫られなければ、
わざわざ「推理力」を働かせることはない。
推理は、当たっているかどうか、
その「答え合わせ」まで、時間のかかることが、ほとんどなので、
やる気も出ない。必然性もない。

私の「実益」を兼ねた、
「即、答え合わせのできる」推理力演習(探偵ごっこ)の一部を、ご紹介します。

電車の座席で、誰が次の駅で降りるか?

これを、いつも推理しています。
その人の前に立っていれば、すぐに座れる、という「実益=ご褒美」のために・笑

その路線の特徴、
1~3駅前後の駅と街の特徴、車両と改札・階段位置・・・・
季節、天気、イベント、曜日、時間帯・・・・
それに、その人の年齢、性別、体型、服装、持ち物、表情、姿勢、しぐさ・・・・

土地勘のある関西では、70~80%の確率で、当たる。
関東や、名古屋・福岡など地方都市では、50~60%程度に落ちる。

ちなみに「誰が降りるか?」という推理が当たっても、座れないこともある。

他に、座席を狙っている乗客がいるからである。
本当に座りたいときには、最後に、
「立っている乗客のうち、座りたい気持ちが高そうな人」
「座っている乗客の降りる確率の順番と、並び方」も反映させて、
自分の立つ位置を決める。

 
「今回、売上は、上がるのかい?」
「もちろんだよ、ワトソン君」
「依頼人のホール・スタッフ・お客様・ライバル店が、それを示している。
これからその根拠を述べてみせよう」

コンサルタントの仕事でも、当然、
ホームズに負けないくらい、全知全霊・フル回転で、
これらを観察して、問題を解決に導く。

10歳からの志向と、
かれこれ20年以上続く「推理」の趣味と実益を兼ねた演習が、
仕事に活かされていることは、間違いない。

こうして生きてきた(ちょっと変わった)私が、
コンサルタントとして、御社の味方です!



ツールは、弱者のためのものである。

ツール:道具

木材に、釘を打ち込むとき、金槌を「ツール」として使う。
釘を抜くときには、バールを「ツール」として使う。

素手で、釘を打ち込んだり、抜いたりできる人は、稀有である。

道具ナシ=手だけで仕事する人と、
道具「ツール」を使って仕事する人では、道具を使う人のほうが、楽に仕事できる。

道具ナシで仕事する場合は、
力の強い人、粘り強い人、技術に優れた人が、勝る。

つまり
「ツール」は、弱者のためのものである。

 
明治維新、
圧倒的兵力の幕府軍は、旧式のゲベール銃で戦う。安価で大量に出回っていた。
薩長軍は、最新のミニエー銃(有効射程距離ゲベールの3倍)を装備した。
そのため、少ない人数でも、勝つことができた。

西南戦争、
明治新政府軍の徴兵された庶民の軍隊が、
当時最強の心技体を持つ薩摩兵と戦うことができた理由のひとつは、
新政府軍に、スナイドル銃(装填から発射まで5秒)が装備されていたからである。
1人1人の強さでは、薩摩兵に、まず、かなわない。
薩摩は、刀とエンフィールド銃(装填から発射まで30秒)で戦った。

世界史上では、
ヨーロッパのクリミア戦争の
旧来型マスケット銃(射程距離180m)と、
新式ライフル銃(射程距離900m)の違い。

現在も、
ウクライナがロシアに侵攻されて以降、何とか戦うことができているのは、
アメリカから提供される様々な最新軍事支援「ツール」のおかげである。
ロシアと同じ武器で戦っていたら、まず勝ち目はない。

繰り返す。
「ツール」とは、弱者のためのものである。
良い道具を持たなければ、強者には、勝てない。

葬祭会社のチラシ・カタログ・ポスター・ホール・看板は、
売上アップの「ツール」である。
だから、私は、精度の高い「ツール」を提供する!と、作っている。

「うちは、ギリギリでやっているから、販促ツールはいらない」
「お金がないから、リニューアルは、できない」
「ツールは、支給品・既製品・みんなが使っている一般的なものでいい」
こうゆう、弱小の会社もある。

いや、違う。

弱者こそ、
強力で良い「ツール」を手に入れて、戦うべきなんだ。
素手で戦って、勝てる(売上・利益を上げる)はずがない。
歴史が証明している。

・他社よりも劣る「ツール」
・誰でも手に入れることのできる「ツール」
・アホが作った「ツール」
・「ツール」そのものが売れたら良い、と制作会社が作った「ツール」
ツールがあっても、
上記のようなツールで、勝ち続けることは、不可能である。

こうゆう当然の「原理原則」を理解しようとしなかったことが、
今「ツール」を作る予算さえとれないほどに、
利益が出なくなってしまった一番の理由、根本的原因である。

考えを改めるきっかけとして欲しい。



できることを、本気でやりきる=心動かす仕事

某クライアント先、到着駅でのお手洗いの清掃スタッフさんが、凄い。
毎月、日程は違えど、同じ時間・同じ場所で、
用を足してから、待ち合わせ場所へと向かうので、
この方のお掃除時間とも、毎回、一緒になる。

今年の春くらいから、
この駅の、この時間帯を受け持つスタッフさんの
「本気の仕事」に、いつも、感動させられています。

写真だけでも伝わると思いますが、
現場の動きを実際に見ると、圧巻。圧倒されます。

このエリアの完全なる支配者・王者・チャンピオン。。

この仕事を見てから、
一層、気を引き締めて、コンサルティングに向かいます。

自分にできること、誰にでもできることを、
本気で、一生懸命、手を抜かずに、やりきること。

それが、接する人の心を動かし、
自分に技術やノウハウが生まれてくる。



逆らってくる相手、あなたはどうする? 

一揆が起こった。
さあ、あなたは、どうする??・笑

この広告画面には、3択。
「武力で制圧する」「平和的に交渉する」「誠心誠意、謝罪する」
(・・・あの社長なら、これだな。あの幹部は、こうするな・・)などと、思いを馳せながら、この広告を見る。

ちなみに、徳川家康という稀代の武将の生涯を通してのやり方は、以下の通りである。
(と、私は、見ている)

まずは、戦う。逃げない。※全面でなくとも良い。局地でも良い。
そこで、勝つか、引き分けに持ち込む。

で、和睦して、許す。
兵力・商業力は、温存しなければ、国力にならない。「許すこと」は、勢力拡大になる。

和睦後に、ゆっくり相手の力を削いでゆく。
削いだところで、
無茶な無理難題を要求して、相手の急所を潰し、完全に従わせる。

建前を作る。
そのあと、欲しいものを取りに行く。
名分を作る。解釈の違い、と言って、やりたいことをやる。
最終的な利益に意味がある。
最終的に、自分の欲しいものは何か?
それを明確にしておいて、何年単位で、とりに行く。
許したように見せて、実は、許していない。

理や筋よりも、実力・実利である。

企業経営、国家経営の手本として、
「家康」は、とことん、勉強しておいたほうが良い。


私も、若いころは、単なるイメージと関西育ちで、
青臭い「家康ギライ」であったが、
コンサルタントを職業とし、真剣に経営・マーケティングに取り組むと、
その偉大さが、身に染みてわかるようになりました。



ヒトの職業による差 ・・・正解は?

ひと言で「犬」と言っても、
ドーベルマンからチワワまで。

「馬」と言っても、サラブレッドから道産子まで。

「コロナ」と言っても、アルファからBA5まで。

同じ分類だけど、その性質は、大きく異なる。
その扱いを、同じに扱うべきではない。先日、そうゆう主旨のブログを書きました。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2022/08/06/
そして、ブログの最後に、
ヒトの職業のなかで、ひと言で分類できないほどに、
違いがある職業とは、何か?と、質問しました。

今回、その答えを、書いておきたい。

 
それは、、、
皆さん自身の職業である。

仕事するなら、そうゆう矜持(プライド)で、仕事していなきゃ、ダメだ!
って、ことです。

私は、一発で「コンサルタント」である!と答える。
皆さんは、一発で「自分の職業である!」と答えて欲しい。

自分の職業だ。と思わなかった人は、
今の自分の仕事に、真剣に取り組んでいない。誰にも負けずにやってゆく!
と日々、自分を革新していない、一番になる!と仕事していない証拠です。

葬祭会社のスタッフさんは、「そりゃ、葬祭会社のスタッフでしょ!」
経営者は、「そりゃ、葬儀社の経営者でしょ!」そう答えてもらいたい。

どのくらいの人が、
私の問いに「正解」を出すことができたでしょうか?

自分の職業以外を答えたヤツ・・

血ぃ、吸うたろか!
「芸人さん」も、同じ職業名でも、その性質、ピンキリですよね。
それでも、私は「コンサルほどピンキリじゃない」と、思っています。



年内までは、随分と暴れて御覧にいれる。しかしながら・・・

我が愛する「天下一品」のラーメンも、値上げ。
定食類が全て1100円オーバーとなってしまった。

葬祭業界も
資材仕入れ価格の高騰が止まらない。
おまけに、求人難による採用費も上がっている。

コンサルタントしての作戦立案は、できている。
ここ数か月~年内に実施すべきことについては、自信がある。
しかし、その先・・・となると、確信が持てない。

連合艦隊司令長官・山本五十六が、
開戦前、対アメリカ戦争の見込みを尋ねられた際の返答。
この心持ちと同じである。
↓↓
「初め半年か1年の間は、随分暴れて御覧に入れる。
然りながら、2年、3年となれば全く確信は持てぬ。
三国同盟が締結したのは致し方ないが、
かくなりし上は日米戦争を回避するよう、極力ご努力を願いたい」

ちなみに、
山本五十六の言葉は、こちらのほうが有名である。
↓↓
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」
もちろん、名言中の名言である。

が、
今、私の心境には、一般にはあまり知られていない上記の言葉が、ぴったりはまる。

覚悟を持って、ご支援先とともに、臨みたい。



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