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魔法の枕詞・・・夢の競演

何回か前のブログで、ご紹介した
「飲食店のメニューにあると、私が、つい注文してしまう魔法の枕詞」

「生」「自家製」「焦がし」「炙り」「名物」
・・・5つのうち、4つが揃っていました!!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(焦がし醤油)
何かに引き寄せられるように、入店。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(パスタのメニュー)
これです、これ、
やっぱり外しません!



私が1日休めば、ご支援先の売上アップが1日遅れる。

5月がスタートしましたね。
帰りの道すがら、ちょっと寄り道して、
今年、一匹目のカエル君を発見!

なぜだか、とっても嬉しい。。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(5月スタート命の息吹)
いまいち、一般ウケしないカエル・・・・子供のころの通称・イボガエル。
(この呼び方は、全国区でしょうか?)

さすがに、ゴールデンウィークは、
「コンサルティングに来て欲しい」という葬儀社さんはいません。

自宅で、なんだかんだと、仕事をしています。
資料をまとめたり、ツールを作成したり、マニュアルを作ったり・・・。

 
私が1日休めば、ご支援先葬儀社さんの売上アップが1日遅れる。

コンサルタントは、
そうゆう気持ちで、生きなければならない仕事だと思っています。



光のさしこむ葬祭式場。ホールづくりの潮流

時代の半歩分だけ先を行き、
お客様の支持を得ること。

これが、売上アップの鉄則です。

マーケティング用語では「差別化」とも言います。
つまりは、
お客様から「わー、すごい!こんなの見たことない!」という声がいただければ、正解。

ホールで施行するお葬式が、一般的になった今。。
どんなホールを作れば、差別化となるのか??

クライアント先の現物ホールを、ここで公開するわけにはいきませんので・・・
モデルとなるヒントをひとつ。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(開放的なホール)
こんなカフェのような感じで、葬儀式場を作ります。

四方を壁に囲まれた「閉鎖空間」が当たり前の、一般的な葬祭ホールの常識に対して、
光の差し込む空間を作った設計を行っています。

もちろん、お金をかけては駄目です。ローコストで効果的に。
そのための、いくつかのポイントをおさえて・・・。

お客様ウケ、抜群のホールとなります。

「先行しているライバル葬儀社のシェアを奪ってゆく」には、最適なホールとなります。



公意識と名こそ惜しけれ・・・日本人とは何か?②

司馬遼太郎さんは、
日本人の特性を形づくるものとして「武士」の存在も挙げています。
武士のことを「人間の芸術品」と呼んでいます。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(この国のかたち)
明治維新以降、異例の早さで先進国の仲間入りができた理由は
国民全体に
「汚職がなかったこと」
「公意識が、横溢していたこと」
これを“痛々しいほどまで清潔であった”と、表現しています。

このような高い倫理観は「武士」からきているのです。

武士の倫理観である「名こそ、惜しけれ」の精神。
=名を汚すようなことはしない。恥ずかしいことはするな。

そもそも「武士」とは、貴族支配の律令社会から、地方へ逃げ出して、
自ら農地を開墾した「百姓」が、武装し有力化した人々。
そんな武士が、鎌倉時代、初めて政権を獲ったのです。

素朴なリアリズムに裏打ちされた「百姓の政権・鎌倉幕府」により
自分の土地=収入を、保証してもらっている恩義に対する
「名こそ、惜しけれ」の精神。

「名前を汚すような、恥ずかしいことをしてはならない」
「公のために、働く」
武士に端を発するこの思想も、日本人が日本人たる所以なのです。

所属する会社や組織であり、
会社を信じて依頼をいただけるお客様であり、
身を置く業界であり、地域であり、
ひいては、日本全体へとつながる
「公」への意識と、「名こそ惜しけれ」の精神。

司馬さんは、
「今でも、一部の清々しい日本人にみられる」と書いています。
是非とも、その「一部」でありたいものです。



外への好奇心と「無思想」という思想・・・日本人とは何か?①

ここ何週間か「価値観」に思いを巡らせています。

始源である「日本人とは、誰なのか?」ということについて、
司馬遼太郎さんの史観から、書き留めておきます。

島国・日本では、
「文明=素晴らしいもの」は、他からやってくるものでした。
太古は大陸から、明治以降は西洋から。
あふれる「外への好奇心」で、それを取り入れてきた。

日本人は、神道も、仏教も、キリスト教も、受け入れる。
クリスマスはキリスト教で過ごし、初詣は神道へ、そしてお葬式は仏教で。。
それぞれの価値を認める。
「一神教的価値」を持たない民族である。
その理由は、元々、日本に「八百万(やおよろず)の神」という価値観があったから。
自然そのものを信仰し、
山に、石に、谷に、川に、草木にも、神が宿っているから、
全ての神様を立てる必要がある。

「無思想」という思想で、何でも柔軟に取り入れてきた。

さらには、外国からの先進文明を、取り入れるだけでなく、日本独自の形へと発展させる。
室町時代に代表される「枯山水」は、
外来の庭園文化の池や水を、砂で表現したもの。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(和室の基礎)
住居は、日本独自の書院造、床の間、障子、襖、畳に発展し、
茶道も華道も、独自の文化となった。

「良いものを、積極的かつ柔軟に、外から興味と敬意を持って取り入れること」
「さらに良く使えるように、自分なりに工夫してアジャストさせること」
これこそ、日本人の特質であるから、
こうゆうことを、自社の価値基盤にしてゆきたいな・・・・と、思っています。



育ちと価値観。

大学生1年目。初遭遇した別の価値観。

BMWに乗って、大学に来ているクラスメイトがいました。
「親に買ってもらった!」と、自慢していました。

18歳の私は「高級車を、親に買い与えてもらうのは、恥ずかしい事」と思っていましたから、
それを人前で自慢する、、、なんて、考えられないことでした。

「オンボロ車でも、自分で買ってこそ、一人前」という価値観に支配されていた自分にとって、
金持ちボンの価値観と、初の遭遇でした。

 
社会人1年目。初めて遭遇した別の価値観。

東京出身・東京採用の同期が、こんなことを聞いてきました。
「なかにし~ぃ、このスーツ、いくらで買ったと思う~?」

「もしかして・・・2、3万円で買ったんか??」と、答えると、
「バカヤロー、10万以上するんだよー」って・・・ちょっと、お怒り気味でした。

関西では「安く買ったこと」を誇るのが、常識。
関東は「高く買ったこと」を誇る文化なんだ・・・ということを、初めて理解しました。

このように、育った環境によって、価値観は違います。
何が正しく、何が間違っているとかは、ないと思います。
その人にとっては、それが、自然なのです。

どうしようもない「育ち」によって既定された価値観を持った様々な人が、会社に入ってきます。

父が、仕事が好きで、一生懸命、働いていた家で育った子と、
父が、できれば働きたくない・・・と仕方なく仕事をしていた家で育った子。。

母が、父親を大黒柱として尊敬している家で育った子と、
母が、父親を少し小バカにしている家で育った子。。

どんな風な人間に育つか?は、自明の理。

「犬が病気だから、休みます」なんてのも、
現代においては、もはや、当たり前の価値観なのか??

大きな組織では「価値観の多様性」を認めることができる。
しかし、小さな組織では、まず最低限の「自社の価値観」を教え込むことが必要。

気分転換に訪れた隠れ家より・・・
そんなことを痛感する、今日この頃です。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(古い建物のなかのカフェ)



ちょっとした日常のシアワセ

前の記事では、桜景色をぶち壊す警備員に、
「小さな怒り」をぶちまけてしまいましたが・・・
逆に、日頃感じた「ちょっとした幸せ」を、書き留めると、体に良いらしい。

スーパーのレジの一番後ろに並んでいたら、
隣のレジを、突然、開けてくれて「こちらへ、どうぞ!」
ラッキー♪
一番になっちゃった。。。とか。

最近の「ちょっとした幸せ」

大阪では、散ってしまった桜ですが、
北日本の葬儀社様にコンサルティングにお伺いして、
また、満開の桜を見れたこと。

好物の「炙り」が、とっても美味しくて、安かったこと。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(炙り・・・一番商品)
↑これです!!

月に1度くらい、ご飯を食べる串揚げ屋さんで、
「久しぶりじゃないですか?」と、
笑顔の素敵な女子店員さんが、声をかけてくれたこと。
↑↑
これは、「相当な幸せ」ですね。



桜の景色と一体となった「商品」たれ

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(桜景色と警備員さん)
お花見の名所にて。。

一人の警備員が、「自転車を停めないでくださーい!」と、
スピーカーを使って、大声で警告しながら、行ったり来たりしている。

せっかくの桜景色が、たった一人のために台無し。
まったく風情がない・・・。
自転車を停めようとしてる客なんて、ほとんどいないんだから、
近くに行って、そっと注意できるだろ。

コンサート会場の警備員じゃないんだから。。

如何に、心地よく桜を楽しんでもらえるか?
仕事の本質を、はき違えたレベルの低い仕事っぷり。

その空間にふさわしい存在になりきった立ち居振る舞い。
それが、お金をもらって仕事するプロってもんだと思います。

 
いかん、いかん・・・
何しに来たのか。。

知らぬ間に、仕事モード。

超然として、楽しまないと。。



「相手よりも良いモノを!」商品戦略こそ経営の根幹

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(100円と150円)
左:セブンイレブンのドーナツ。
右:ミスタードーナツのドーナツ。食べ比べてみました。

「チョコ・オールドファッション」セブンは93円、ミスドは140円。その価格差1.5倍。

現在の業績数字を確認してみます。
両社の決算発表の数字と、民間の調査会社がまとめたデータを総合すると、
セブンイレブン参入前のミスタードーナツの売上は、約1000億円。
この数字が、直近2016年3月期の発表では、10%マイナス。
つまり年換算で約900億円ペースとなっています。ここ数年では最大の減少幅です。

一方、セブンイレブンはじめコンビニ各社の売上は、
参入初年度で合計・約400億円。
セブンイレブンは、当初目標を600億円と発表していたので、
目標には届いていないことになります。

つまり、ミスタードーナツは10%売上を下げている。
セブンイレブンを中心とするコンビニ勢は、自分の作った目標には届いていない。
しかし、100億円分、ミスタードーナツの売上を獲り、新たに300億円分の市場を作った。
という数値結果となっています。

商品そのものが、どちらが美味しいか、どちらを食べたいか?と言われれば、
現在「どちらでも良い」というレベルにまで、セブンイレブンは追いついてきています。

葬儀社の皆さんは、
「ライバル他社のお葬式」をこのようにして、
真剣に商品の品質を比較したことがありますか?

「安い価格を表示している」と、競合葬儀社をチェックしておられる方は多いようです。
しかし、自社と他社を「品質」の面で比較しておられるでしょうか?

お客様がお金を払って買ってくれている、
肝心要のその商品の品質、価値、機能に関してどうなのか?ということを置き去りにして
「競合対策」を価格や販促だけでとろうとしていませんか?

お葬式の品質そのものが「地域一番の品質」であるよう、
仕上げることこそ、
結局、一番のライバル店対策となるのです。

競争に打ち勝つには、店舗をキレイにしたり、接客を強化したり、販売促進を実施したり・・・ということが、
当然、必要となります。
なかでも特に「相手よりも良い商品を投入する」とか
「この価格で、相手以上の価値を提供する」という「商品戦略」が根幹になければ、最終的に勝つことはできません。

売上アップのために真剣な企業では、
このようにして「競合他社との商品の品質比較」を実施しています。
他社よりも良い商品を作る。
そして、意図した価格で売れるように「商品戦略」を作る・・・ということを繰り返しているのです。

お客様の立場で、自社の商品そのものに向きあい、
真正面から本物の経営努力を実行しましょう。



上杉謙信の名文「運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり・・・」

先週末、新潟に出張でした。
新潟には、尊敬する方々が、何人もおられます!
今回、ご紹介するのは、この方々の根底に存在しているかもしれない、
大好きな武将・上杉謙信公の言葉。

居城「春日山城の壁書」として有名な言葉がこちら。
↓↓↓
運は天にあり
鎧は胸にあり
手柄は足にあり
何時も敵を掌にして合戦すべし 疵つくことなし
死なんと戦えば生き 生きんと戦えば必ず死するものなり
家を出ずるより帰らじと思えばまた帰る
帰ると思えばぜひ帰らぬものなり
不定とのみ思うに違わずといえば 武士たる道は不定と思うべからず
必ず一定と思うべし
↑↑↑

真ん中の「死なんと戦えば生き・・・」の言葉が、
私のコンサルタントとしての基本理念と、奇しくも、ほぼ同じなのです。

普通のコンサルタントは、契約がなくなることは、避けたいものです。
自分の収入がなくなるから、当然です。

しかし、私はコンサルタント契約が、早く終了するよう、仕事をしています。
コンサルタント先の葬儀社様が、できるだけ早く支援なしで、
自分の力で、売上を上げるようになって欲しい!と、
全てのノウハウを、全力で注入します。

まさに「自分の契約がなくなってもかまわない=死」を欲して、
コンサルティングしているのです。

でも、結局、こんな考え方のほうが、
永く良い結果を生み続けることができます。

「契約を続けよう」とか「たくさんの料金をもらおう」という考えで
失敗しているコンサルタントは、意外と多いのではないでしょうか。

あるレベル以上にならなければ、
この境地には達しない、わからないことだと思います。

「春日山城・壁書」を、可能な限り本文に忠実に、
今の時代の「武士=仕事人」たちのために、訳してみました。

↓↓↓
今の自分に対して、天は自ずと運命を与えてくれる。
身を守り、身を立てる「商品」は、自分の中に作り、準備すべし。
売上・収入の大小は、泥臭く足で稼いだかどうか、行動の量で決まる。

いつでも、相手(市場・ライバル・お客様)の情報を調べ、
手のひらの上に、自分と相手が見えるように、俯瞰して戦えば、負けることはない。

「自分の売上や収入は、どうでもいい」と思って仕事すれば、成功する。
「自分の売上や収入を、増やそう」と、自分が得することを考えて、仕事すれば、必ず破滅する。
このような心構えで、仕事をすれば、
一日がすぐに経ってしまい、家族のもとにすぐ帰れる。家計収入も増える。
逆なら、家に帰るまでの仕事時間が長く感じ、収入も増えない。

およそ、仕事でお金をもらっている人は、
「結果は、運次第、自分以外の誰か次第、会社次第で、どうにかなるもの」と思ってはならない。
人生も運命も、自分の「こう生きる=こう仕事する」という、心構えと行動次第で決まる。
自分の「なしたこと」次第で、掴み取ることができる。
↑↑↑

中西流・「現代版・春日山城・壁書」です。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(運は天にあり)
で、こちらの写真は・・・
事務所スタッフから大不評の「良く見れば・・・シリーズ」のなかの秘蔵品「上杉Tシャツ」。
何年か前に、新潟空港で買いました!

同じTシャツがあれば、
佐伯と、スタッフさんのお子様に買って帰って、
「良く見れば」仲間を増やそう・・・と、企んでいたのですが・・・
もう販売されていませんでした!

廃版??
いや、違う!
大人気品のため、きっと品切れなんだー!



俺から逃げ切れた奴は一人もいない。女を除いて・・・

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(憧れの・・・あぶない刑事)
タイトルは、
上記2名のうち、どちらかのセリフです。

「あぶない刑事」、、、映画館に、観に行きました!
ストーリーは、たいして面白くないことは、わかっていながらも、
もはや「義理」みたいなもんです。

タカとユージは、
私が中学生のとき、テレビドラマの世界で、出会った憧れの存在。
大人になったら、かくありたい・・・。
そのためには、
まず、何かひとつ、人が認めてくれる腕を磨かなければ・・・と思っていました。

今でも、記憶に残っている台詞も、多数。。。
・維持費が掛かるぞ…女と車は
・そういう台詞は、まともなデカに言え!
・俺達がカッコよすぎるからじゃないの?!等々。

多少、お行儀が悪くても、
本当の大切な目的のために、腕が立って、
仲間を大切にすれば、オーケー。
強く、優しく、カッコよく・・・。みたいな、悪しき?価値観の原点の一端は、
きっと、この2名にもあります。



ヘビーユーザー・トラップ(精通している人が、陥る落とし穴)

ご支援先の葬儀社さんからの帰り、東京アクアラインを通過中の写真。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(アクアラインを通過)
精通している経営者や幹部が、陥ってしまう「落とし穴」と
「スライスショット」について、書き留めておきたいと思います。

たとえば、
あるご支援先の葬祭社さんの「のぼり戦術」。
私が、提唱してきた「のぼり戦術」をいち早く取り入れ、成果を上げてこられました。

ところが、久しぶりに現場をご訪問してみると、
「のぼりデザイン」に、「落とし穴」の兆候があります。

4色印刷のフルカラ―になり、オシャレな写真がプリントされ、
美しいフレーズが、たくさん書かれています。

「のぼり」だけを、近くで見れば、
とても、洗練されて、良いデザインなのです。

しかし、ホールのまわりに、立てると、
何がPRされているのか、認識されません。目立ちもしません。

「のぼり」は、道行く人に、一瞬で内容を伝えなければならない販促媒体。
色も、内容も、集客に役立つシンプルな内容が、一番、効果的なのです。

聞いてみれば、やはり施行件数が落ち、
事前相談の来店数も、頭打ちしていました。

そのことをストレートに、申し上げました。

そうすると・・・照れくさそうに、こうお返事されました。
「中西さん、やっぱり、そう思いますか???」
「実は、そうかもしれないな・・・とは、思っていたんだ。
以前のデザインに、ボク自身が飽きてきちゃったんだよね。。。
もっと良いものを作るんだ!って、
やってるうちに、こうなっちゃったんだよねー。」

皆様にも、ありませんか?

良いことをしていたのに、
自分自身が、それに飽きてしまって、やらなくなっていること。
方向はあっているんだけれども、基本原則から外れた自己流の「スライスショット」になっていること。
知らぬ間に、本質からズレていってしまっていること。

他社よりも、勉強しているし、やっていることをやっているのに、
なぜか、どこかの店の売上が落ちていってる。
なぜか、ある商品の売れ行きが悪い。。
そんなときは「ヘビーユーザー・トラップ」に陥っている可能性があります。

定期的なコンサルティングではなく、
不定期にでも、コンサルティング依頼をいただければ、
トラップから解放し、スライスショットの修正をさせていただきます!



新築の家族葬ホールで実践されていた「レンガ職人理論」

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(良い職人をみわける)
ご支援先の葬儀社さんの新築ホールが、完成に近づいてきました。
ただキレイなだけではない、
素晴らしい施行をするため、集客をするため、顧客満足度を上げるため・・・
様々な「仕掛け」のある素敵なホールです。

「この現場をやってくれている工務店さん、なかなか良いんじゃないですか?」
「実は、そうなんです!
本当に対応が良くって・・・これまでで最高じゃないですかね。なんでわかるんですか?」

現場を訪問させていただき、一瞬、見ただけでわかります。
私が、どこで、それを察知したか、わかりますか?

ヒントは・・・・写真のなかにあります。
中西流の「レンガ職人理論」を実践している形跡があります。

建築現場で働く3人のレンガ職人に
「君は今、どんな仕事をしているの?」という質問をしたところ、
Aさんは「レンガを積んでいるんだよ」
Bさんは「壁を作っているところだよ」
Cさんは「みんなが来てくれる教会を建てているんだよ」
と、答えたそうです。
3人のうち誰が一番、品質良く・効率的に仕事ができるのか?
成長できるのか?答えは明らかです。
その場の仕事をただ「こなすこと」で終わらせてしまうのか、
遠い将来の完成型に向かって今の仕事をしているのか、
これが品質と効率、成長の決定的な差となります。

最近、コンサルティング先の葬儀社さんを通じて、
素晴らしい設計士さん、建築屋さん、
デザイナーさんとの出会いが多くて、とても楽しいです!

そして、不思議と
「費用が高くなくて、エラそうにしない」ことも、とてもいい。

自分たちも、そう思われるような、
コンサルタントになりたいものです。



優作ブレンドと時の流れ

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(優作ブレンド)
何年か前のブログでもご紹介しましたが、
松田優作主演のドラマ「探偵物語」は、ベストドラマのひとつ。

そして、松田優作だか、主人公の工藤俊作だか、
良くわからない、両方があわさった存在は、20代前半から憧れの存在です。

二十歳くらいまで、コーヒーを飲めなかった自分が、
このドラマで、コーヒー大好きな松田優作を見て、無理にでも飲むようになった・・・というのが、
コーヒーを飲むようになったきっかけ。

しかも、
「コーヒーに砂糖とミルクは入れない主義!」という台詞に影響され、
いきなりブラックで飲むことに。。。

探偵「工藤俊作」は、コーヒーにうるさくて、
独自のブレンドがあって、それを注文します。
・ブルーマウンテン 3
・キリマンジャロ  2
・モカ       1 の割合。
・・・合計が5にも10にも、ならないんだけど・・。

「優作ブレンド」を、飲むために、コーヒー豆を買いました。

毎朝、少し気合が入ります!

 
・・・
今は、2人の息子「松田龍平」と「松田翔太」のほうが有名で、
「優作は、なあ・・・」なんて言えば、昔話になってしまう。

私が若い頃、「武豊は・・・」と話すと、
父親が「お父さんの武邦彦のほうが凄かった。名人と言われてなあ・・・」

「逆鉾、寺尾の兄弟が・・・」と話すと、
「あのもろ差しは、お父さんの鶴ヶ嶺ゆずりやなあ・・・」と、父親が返してくる。

歴史は繰り返す。
もう、そうゆう年齢になってきたんですねー・笑



出張ネタ・・・巨大構築物への不信

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(プロペラ機)
ジャンボ機よりも、
なぜだか、プロペラ機に乗っているほうが、安心できるのです。

大きな構築物や、移動手段、
大きな組織の中にいるほうが、不安。

もしも何かが起こったとき、
自分では、どうしようもない部分が大きすぎるから。

プロペラ機なら、墜落しても、
なんとかなりそうな気がするだけ。

「生き残る」ちょっとした自信がある・・・ということなんです。

大きな組織の場合も同じ。
自力で、何とかできる余地がある大きな組織なら、不安はないけれども、
その余地がなくなり始めると、不安を覚える。

前職の船井総研を卒業させていただいた理由のひとつは、これ。
プロペラ機が、何台も、およそ同じ方向に向かって飛んでいた・・・みたいな会社が、
「まとめてジャンボ機に乗せる会社」になってゆきそうな気がしたから。
確かに、そうしたほうがメリットは、大きい。
上場会社は、株主のために株価を上げることが、主目的となるから、仕方ない。

本当に、どうでもいい話です。

一見、安全に見える「大船」に乗るよりも
一見、危険そうな「小船」に乗り込んだほうが、
自分の力が、作用していることを実感できるし、
かえって、そのほうが安全なんじゃな~い?
という、変人の変な価値観のお話しでした。



「相談する人」に育てること、他

「サワコの朝」に大学駅伝・二連覇の青山学院大学・原晋(はらすすむ)監督が出演していました。
非常に参考になる内容でした。

書き留めたノートをアップしておきます。

スポーツ好きの方なら、ご存知の通り、、
失礼ながら「青山学院」が、優勝するなんて、
数年前までは、本当に考えられなかったことなんです。

以下、ノートの内容をそのまま。
↓↓
着任から11年。
原監督自身、陸上選手としても、サラリーマンとしても、挫折を経験。
陸上がなければ「何もない」自分に気づく。

陸上界があって、社会があるわけではない。
社会があって、陸上界がある。
たとえば、挨拶、ひとつ。
「ウッス!」では、通用しない。
きちんと「おはようございます」「ありがとうございます」という挨拶を、学生のうちから身に付けるよう指導。

選手は、合宿の寮生活。
監督と奥さんも同居。
朝夕、全員が一緒に食事。
掃除は、学年に関係なく、当番制。

監督が目標を決めるのではなく、
●目標は自分で立てる。

チーム内の練習に、怒鳴り声はない。
●ここだけは外してはいけないというルールを破ったときには、怒る。
それ以外は、自分たちで決めさせる。

●チームとしての共通のテーマや目標を作る。

●個人の目標は、数字に置き換えて書き出すこと。
「いつまでに、何を、何回できるようになる」

●明るい言葉で、修正をさせる。
 自分で立てた目標が、低すぎる場合、
 「オマエの能力だったら、もっといけるんじゃない?」
 高すぎる場合、
 「それは・・・体重80kgの人が、1ヶ月で60kgになるようなものじゃない?」と、たとえ話。

●人間は、明るさが大事。

●相談してくる人に、育てる。
「足が痛いんです!」といってくると、
「それで?」と返事するだけ。

「僕、こうしたいんです。そのためにはこんな方法があると思います、
その中でAという方法を選択したいのですが、どうでしょうか?」と、相談する人になるように。
現状を報告(=足が痛い)するだけの人間はダメ。
「相談」できる人間に育てる。

●答えは、出さずに、出すまで待つ。
時間はかかるが、
結果として、長期に渡り、大崩れしない組織となる。

 
初めて、お話を聞きましたが、さすがの内容。
とても、深いです。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(梅の花)
梅がキレイに咲いています。
もうすぐ春!



聞く力・・・葬儀担当スタッフに必須

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(サワコの朝)
私が、定期的に観る番組のひとつ
「サワコの朝」
阿川佐和子さんが、ゲストと対談する30分番組です。
大好きな女性タレントさんです。

佐和子さんには、インタビューのとき、大事にしていることがあるそうです。
「誠意を持ち、面白がって、相手の話を聞くこと」

昔、阿川佐和子さんが、
作家・城山三郎さんをインタビューしたとき、
城山さんがニコニコと
「阿川さんの父と娘の関係はどうなんですか?」
「阿川さんも大変なのですね」という逆質問から始まって、
「それで?」
「どうして?」
「あなたは?」
「おもしろいねー」という反応に、
聞き手であったはずの阿川さんが、ずっと自分のことを話し続けてしまった・・・
という経験から学んだことだそうです。

自分の話よりも、
相手を「受け入れる」姿勢を大切に。。

葬儀社の担当スタッフは、
喪家さんとの打ち合わせのなかでも、
スタッフさんとのコミュニケーションのなかでも、
必須の課題だと思います。

「聞く力」という阿川さんの書籍は、
この辺りのことを含め、うまくまとまっている本です。

全員に読んでいただき、感想文を書いてもらうと、最高の研修になりますよ。



今のまま・・・は、実質、退化である。

現状維持は、退化と同じ。

その理由は、簡単。

購買頻度の低い葬祭業においても、
ライバル他社は進化しているし、
お客様も進化しているからです。

何も変えなければ、
相対的に「退化」していることになるのです。

もちろん、「勝ったら、変えるな」
・・・結果が出ているなら、そのままをキープすることが定石。
であることも真実。

うまくいっているとき、
基本は変えなくても、改良を加え、進化させることが必要です。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(自然派志向)
カフェでのお昼ご飯。。
このお店は、いつも進化していて、とても参考になります。



苦楽超然。喜びと苦しみを同じように味わう

出張中、雪国を、新幹線で通過中。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(出張の冬)
寒くなると、頭の中をぐるぐる駆け巡る言葉を、ご紹介します。

「苦痛を苦痛し、喜悦を喜悦す」
「苦楽超然」
これは、精神療法の先生である、森田正馬・東京慈恵会医科大学名誉教授の言葉です。

「うつ」の治療を受けたことのある葬儀社の社長さんに、
7~8年前に、教えてもらって、知った言葉です。

「苦しいときは、ただその苦しさを、嬉しいときは、ただ嬉しさを、そのまま感じる」
「森田療法」の治癒の基本思想は、「あるがまま」を、受け入れることにあるそうです。

「薬を投与しない」治療法が有名で、WHO(世界保健機構)が、幾度か見学に訪れたこともあり、
当時、京都の三聖病院で、実践されていました。

一般人も参加できる講座もあったので、行ってみたことがあります。
すると、そこはとても印象的な空間でした。
戦時中の木造校舎のような建物。中庭には、草木が生い茂り、池があり、
そこに泳ぐ金魚を、患者さんらしき人が、じーっと、眺めている・・・。
「しゃべる人は、治りません」という手書き文字の貼り紙・・・。

講座では、禅のような、宗教のような話を聴きましたが、
内容は、ほとんど覚えていません。。

「嬉しいとき、嬉しさに浸るように、
苦しいときには、苦しさに浸るようにすれば、いいんだろうなー」
神経症と無縁な私(現在のところは・・・ね)は、
気楽な解釈で、実際の生活に取り入れることにしています。

寒いことが、苦手な私は、
「寒いの、イヤだなあ。もう!寒い、寒い!!」と、やりたいところを、
「寒冷を、寒冷す・・・。寒冷を、寒冷す・・・。」
「只々、寒さがここにあるだけなんだ。。。冬らしくて良いなあ。
この寒さは、夏じゃ味わえないよ(当たり前ですけど)。
やはり冬は、こうでないと!」

自分ができる防寒対策をやったあとは、
心の中で、こんな言葉を唱えています。

 
そうは言っても、もうすぐ
「花粉症を、花粉症し、花見を、花見する」春がやってきます。

花粉症は、進化した人類であることの証なんだぞ~。



偏見だらけの繁盛法則と、魔法のフレーズ

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(特大のギョーザ)
東京出張のホテルの近くにある中華料理屋さんにて、
注文したギョーザが。。。大きい!

それほど、美味いものが作れない飲食店の場合・・・
とにかく大きな商品“ジャンボ”○○を、
一品だけでもメニュー化すれば、繁盛する!

盛り付けの「立体感」で、お客様を驚かせることもGOOD!
あとは、、
自由に使える「こだわり調味料」が卓上に並んでいる店も、繁盛する。。等々。

専門領域外である飲食店の分野で、
ローコストで繁盛店を作る方法について、
偏見に満ち溢れた独自の持論が、私のなかに数々あります。

 
・・・・余談ながら、こちらは、好みの問題です。
飲食店のメニューに書かれていると、私が、つい注文してしまうフレーズをご紹介。
「炙り●●」
「焦がし●●」
「自家製●●」
「名物●●」
「生●●」

●●に、どんな商品が入っていても、約80%の割合で注文してしまいます。
「飲食店・魔法のフレーズ」です。

私にしか、通用しませんが・・・。



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