2025年3月15日 19:39
昨年の「レクイエム」でもご紹介した「北の富士」さん
インタビューを
自分への戒め、親しい人、
若い世代への戒めとして、書き留めておく。
「よく遊んだ。千代の富士も、北勝海も、
大体、あの二人に限らず、弟子を連れてよく遊びに行ったよ」

「ただ、うちの部屋は、よく稽古した」
「よその部屋に行って、うちの部屋の稽古見たら、やっぱりひと味違ったからね」
「稽古が足りない」
「まず、転ぶ稽古をしないでしょ、明らかにあれだけを見てもね」
「相撲の稽古が甘い」
「稽古をすると、自分が驚くくらい番付が上がってゆくから」
「それ、体験しているからね。やっぱり欲だね」
「欲を持ったやつが、上がっていくと思うよ」

・・・・
コンサルタントとしての「稽古」とは何か?
経営者としての「稽古」とは何か?
ちゃんと、稽古を積んでゆきたい。
親しい皆様には、積んでもらいたい。
自分でも驚くほど、番付が上がってゆくから。
2025年3月8日 19:57
「ドキュメント72時間」
ついに、心に残ったシーンのネタが尽きました。。
私は、今しばらく・・・
おそらく3月終盤まで、メール1日70~80本以上の状態が続きそうです。
ということで、
引き続き、ブログを書く時間を省略させていただき、
TV番組の画面をスクショしておいた名シーンを引っ張り出して、ご紹介します。
今年の大河ドラマ「べらぼう」より。
主人公の蔦谷重三郎が、
田沼意次(渡辺謙さん)に、直訴する場面。
「幕府公認の色里・吉原以外での無許可風俗を取り締まってほしい。
吉原に客が来ないのは、無許可営業の店が全国に乱立しているからだ」と、
直訴する。
しかし、
田沼(謙さん)は
「交易を盛んにし、宿場を栄えさせるものは、女と博打だ」
「吉原のためだけに国益を逃すわけにはいかぬのだ」
=取り締まれば、日本全体の経済が停滞する。と、断る。
そして、
「吉原の女郎たちが食えぬのは、
何も岡場所や宿場のせいばかりではなかろう」
「直訴を願う前に、正すべきは、女郎屋の親父たちの不当に高い取り分ではないのか」
「さらに言えば、
もはや、吉原が足を運ぶ値打ちもない場所に、成り下がっているのではないか?」
蔦重は「女郎たちは、懸命につとめています!」と反論する
すると、
「では、人を呼ぶ工夫が足りぬのではないか?」

「お前は何かしているのか、客を呼ぶ工夫を」

「お言葉、目が覚めるような思いがいたしやした!」
「ありがた山の寒がらすにございます!」
・・・・
お前は、何かしているのか?
正すべきは、
まず自分たちの身からではないのか?
誰かのせいにして、
何か、してほしい。などと訴える前に。
2025年1月18日 20:09
「恒産なければ恒心なし」
「貧すれば鈍す」⇒「富すれば鋭す」に関連して、経営者の場合。
経営者なら誰しも、
一時的に、苦しくなるときがある。何度もある。
それは、売上であったり、資金繰りであったり、お金にまつわることが多い。
「恒産なく」「貧する」状態に陥る。その脅威を感じる。
そんなときでも「恒心」を持ち、「鈍く」ならないようにする。
良く言われる「平常心」というものです。
その訓練を行う必要がある。
顔色ひとつ変えず、
「ない」ときでも「ある」ときと、同じ思考とふるまいをしなければ、ならないのです。
昨年、前職の船井総合研究所の社長・小山政彦さんに、
優秀な後輩の経営者が、こう尋ねた。
「船井総研の社長時代に、一番、気をつけておられたことは、何ですか?」

私は(さすが、いい質問をするなあー)と感心しつつ、注目して、聞いていた。
その答えは
・・・・
「やせ我慢だろうね」
なんとも、江戸っ子らしい、お答えでした。
きっと、上記のようなことです。
「平常心」での意思決定。思考、言動、ふるまい。その訓練を行うこと。
続いて、
「小山さんは、ご自身で経営もされ、コンサルタントとして色々な経営者を見てきたと思います。
経営者にとって、一番大切なことは何ですか?」
(2年前、同じ3人で食事をしたとき、同じ質問をしていた)
(当時と、同じ答えがどうか、試そうとしている・・・なんとも図太い後輩である)
その答えは、、
「業績を上げて、従業員の給料を上げてやること」
見事、2年前と、まったく同じお答えでした。
二人とも、さすがなのです!
2025年1月12日 19:13
せっかくの機会なので、
山本周五郎さん「赤ひげ診療譚」より。
心に残っている文章をピックアップして、ご紹介します。
↓↓
眼先のことに喜んだり、絶望して身を滅ぼしたりするのは、貧しい人間に多い。
恒産なければ恒心なしといって、
根の浅い生活をしていると、
思惑の外れた場合などすぐに極端から極端に走ってしまい、
結局、力のある者の腹を肥やすだけだ。
↑↑
本当に、深い言葉である。
貧しいから、目先に、一喜一憂する。
一喜一憂するから、貧しくなる。
「恒」とは、
「いつも、常に、ずっと、変わらず」という意味があります。
安定した財産なり、職業をもっていないと、
安定した道徳心を保つことは難しい。といった意味である。
「産」を、「財産」というだけでとらえてはならない。
「生産」ともとらえる。
常に「産」出する仕事をするから、財「産」がある。
結果、「心」も安定する。
「心」とは、意思・感情・感性・本質・性根・度量・記憶・注意。
同様のことわざに「貧すれば鈍す」があります。
貧乏すると、判断が鈍る。貧乏人は、ますます貧乏から抜け出せなくなる。
経営の場合、業績の悪い時の社長の判断は、
決まって、間違いやすい傾向にある。
業績が悪い⇒ケチる⇒サービスが低下する⇒お客様が離れる・・・というサイクルである。
逆に「富すれば鋭す」
裕福な状態になれば、鋭く良い判断ができる。

「福・富」のもとを作るため、今年も、全国を回ります!
2024年12月1日 19:37
関ヶ原の戦いの前夜。
歴戦の勇将・島津義弘は、西軍の総大将・石田三成に、
「今から、家康本陣に、夜討ちを仕掛けよう」と、進言した。と言われている。
しかし、三成に却下される。
「明日、堂々と戦う。天下分け目は、勝ち方が大事だ」というのが、その理由である。
結果、西軍は敗北する。
これと同じようなことが、
コンサルティングの現場では、時折、起こる。
「これをしなければ、勝てない!絶対、実行して欲しい」という
「勝ち筋」提案を、大将=経営者・オーナーに却下されることがある。
そうすると、
「沈む=負ける」とわかっている船に、乗らなければならない。
私は「コンサルティング契約の範疇で責任をとる」と、肚を決めて
「最悪に突き落とされたなかの最善」を模索する。
が、そこで一生懸命、働くスタッフの皆さんのことを考えると、
本当に、やるせない気持ちになる。
ああ、
関ヶ原のときの島津義弘って、
きっと、こうゆう気持ちだったんだろうな・・・なんて、
時々、思うこともあるわけです。
それと、(石田三成って、きっと実戦に疎くて、現実の力と自分の作った建前の見極めができない、こうゆう人だったんだな)とか。
・・・・・
いつも「夜討ち」案を、前向きに取り入れていただき、
ちゃんと遂行していただいているご支援先の皆さんには、
本当に感謝しかありません!!
・・・・・
ボストン・コンサルティング・グループ代表だった堀紘一さんは、
コンサルタントの提案と、受け入れる会社のことを、
このような表を使って、説明しています。

A案を採用する会社は、とても少ない。
が、爆発的に業績を上げるのは、A案を採用する会社である。
たいていの会社は、B・C案を実行する。と、説明しています。
私のコンサルティングの場合、
A+C÷2という、中間B案を提示するケースは、ほぼない。
Aでも、Cでもない、
まったく異なる、生成発展した第三の道=Xを出すように、心がけている。
クライアントと、包み隠さず、ちゃんと本音で語り合えば、
A案をも、凌駕する案「X」が出てくる。
大・堀紘一にも、ここの力だけは、負けない。
私に言わせれば、中間案=B案は、愚の骨頂。
こうやって、表に記すことすら、恥ずかしくて、、私はしない。できない。
・・・・
島津義弘は、自分の勝ち筋の案が受け入れられなかった。
そして、予想通り、西軍は敗北する。
・・・・
といって、
石田三成他の武将たちと運命を共に、死ぬわけでもなく、
家康に降参するわけでもなく、裏切るでもなく、
背中を向けて逃亡もしなかった。泣き寝入りもしなかった。
敗戦したから、脱出した。
しかし、敵の大軍の正面を突き破って、戦場を離脱して、本拠地・薩摩まで帰ったのである。
=AでもCでもない。まさに「X」の道を選んだのである。
「島津の退き口」と言われます。
捨て奸(すてがまり)という壮絶な戦法で、主君を逃がした。
(また、機会があれば、詳しく紹介します)
そのあと、薩摩に戻ってからは、兄の義久とともに、
家康からの出頭要請を、のらりくらり・あの手この手で、
ダラダラかわして、結局、本領安堵で生き残った。
知恵と武力と勇気と共に、したたかさも持ち合わせている。
同じ「戦う人」として、時空を超えて、尊敬に値する。
2024年11月24日 19:14
盛岡から宮古へのルート。
花巻・北上から、釜石へのルート。
岩手県内陸の中心地と、沿岸部の街まで。
以前は、
車で、峠道や川沿いの道を、3時間以上かけて、移動しなければなりませんでした。
そこに、震災復興を名目に、大量の資金が投入されて、
無料の高速道が敷かれました。
今や、最速45分。普通に走っても1時間程度で、沿岸部に到着できます。

道中~沿岸の街は、工事中は景気が良く潤う。
工事終了後、生活も便利になる。
しかし、
それは、一時的なものです。
何も手を打たなければ、
これらの街の衰退が、一気に始まります。
泊りじゃなきゃ、行けなかった沿岸の街・宮古や釜石にも、
日帰りで行くことができるようになる。
すると、地元で泊まって、ご飯を食べて、飲んで・・・という「お金が」落ちない。
営業所・出張所を設けていた会社も、内陸の営業所と統合する。
出張で対応できるでしょう。と。
大きな会社の給料の良い企業人の人口が減る。お金が地元に落ちない。
沿岸部の若者は、簡単に流出する。
盛岡に住むことへの抵抗感がなくなる。
「車で1時間だから、すぐ帰ってこれるよ」と。
病院も、田舎にベッド=入院施設は必要なくなり、都会に集中するようになる。
交通の大動脈の開通=つまり、時間の短縮・利便性は、
「一番」への一極集中をもたらす。
これまでは、「不便であること」が、経済競争を避けるバリアとなり、
均衡を保つことができていたのである。
・・・・・
途中の街は、もっと深刻になる。
高速がなかった時代は、
「遠野」あたりで、寄り道するかー。
昔の民家とか、カッパの出る小川とか、田んぼとか、見ていこう。
どれ、民宿で、1泊しようか。。とか。
偶然、見つけたお洒落なカフェを見つけて、ご満悦。
展望台に上がって、
そこで会う人に、美味しいお店や、
面白いスポットを聞いて、行ってみる。とか。そうゆう行動をとっていました。
人が滞留する時間が長ければ、その分、経済も成り立つ。
しかし、今は「高速道の通り道」の街。
時速100kmで、びゅん!!と通り過ぎてしまう。
長野と東京に新幹線が開通したときも、そうだった。
長野は、一時的に、潤うけれども、長期的にはマイナスとなる。
「○○開通・祝賀式典」などとやってても、
何も、めでたくはない。大危機のはじまりだ。
と、本当のことを言うと、地元の人に怒られた・笑
でも、現実は、これから「一番」が潤う(=吸い取る)だけである。
便利になるのは良い事だけど、
来たる未来に備えて、官民一体となり、
その街の「一番」を創出しておかなければならない。
道路作って、鉄道作って、満足している場合じゃない。
ちょっとマーケティング的なことも、書いてみました。
2024年9月14日 19:34
パッと手に取った第三巻の中で「折れ線」をいれた部分の中からランダムに、
主な登場人物たちの描写を紹介するシリーズ・第三弾。
今回は、西郷従道と山本権兵衛の描写。
トップと実務者の関係について。
「人間が大きい。という点では、大山巌だろう。
いや、西郷従道のほうが、5倍大きい。
その従道でも、兄の隆盛の前では、月の前の星だった」明治の閣僚たちが集まって話す。
この薩摩の血縁者(西郷は兄弟、大山はいとこ)3人は、同じ方法を用いる。
まず、自分の実務をいっさいまかせる優れた実務家を探す。
自分の感情も利害もおさえて、選択する。
そのあとは、その実務家のやりたいように、広い場を作ってやり、
何もかも、まかせてしまう。
ただ、場を作る政略だけを担当し、
もし、その実務家が失敗すれば、自分がさっさと腹を切る。という覚悟を決め込む。
西郷従道は、海軍大臣をつとめたが、海軍の知識は全くなかった。
そこで、実務者に、山本権兵衛を起用した。
「なにもかも、思うとおりにやってください。
やりにくいことがあれば、私が掃除に出かけます」
山本は、海軍の老朽・無能幹部を大量に首切りした。
「大整理をして、有能者を重職につける以外に、いくさに勝つ道はありません」
当時は「薩摩出身である」というだけで、
重職につき、高給を食む人間が多かった。
しかし、無能であっても維新の功労者であることには変わりがない。
「功労者には勲章をやればよいのです。実務につけると百害を生じます」
山本は、功労者の首を切ったあとに、
正規の兵学教育を受けた若い士官を充当するつもりである。
「恨まれますぞ」と、従道。
「むろん彼らは恨むでしょう。しかし、国家がつぶれてしまえば、なにもかもしまいです」
山本は、首切り仕事を西郷従道に押し付けず、自らやった。
該当者を副官室によび、自ら宣告した。
一大佐に過ぎない身分で、少将・中将の首を切った。
・・・・
トップと実務者、今にも通ずる、普遍の原則。理想のかたちである。
2024年8月10日 18:59
勉強になるPOP(2024・夏)
まず、最安値ゾーンのPR。
物価上昇を逆手にとったフレーズ。

↓
ワンランク上のゾーンのPR。
糖度の数値化。その糖度を生み出す理由の説明。
特大を「肉厚」と表現。変形デザインPOP。ギフトボックス化する。


↓
玉ねぎの素材だけでなく、加工品化して売る=粗利が高くなる。
手書きのPOP追加。お客様の使用時の実感フレーズで。
商品の使用時の写真をいれる。=商品現物の展示と連動した内容

↓
明確な商品説明=玉ねぎ1個分のフレーズ。通常の2倍の面積のPOP。
商品比較表。利用方法の説明。

これらは、かなり、勉強して作ったPOPでしょうね。
(裏に専門家の存在を感じる。。)
学ばせてもらえます。
俺なら、こうするなーー。
あと20%くらい、売上を上げるには、どうするか?
ってことも、考えながら、見ています。
2024年8月4日 20:15
何、食べたシリーズ(2024年・夏)
このPOPは、素敵ですね!
何と言っても
商品そのものの写真を組み合わせた
「はみ出し」によるインパクト効果が抜群です。

それに、
・数字による説得(1万本売れている)=おそらくネットを含む数字
・味の価値ポイント(写真下の3項目)
・使用時のイメージ(ギフト・お土産・ハレの日に)
このような細部も、行き届いています。
今、
単に、デザイン内容や印刷内容だけでは、POPの効力が薄れてきています。
このような「人手」の加わったPOPなら、効果を維持できます。
POPは、
「もの言わぬ、販売員」と言われています。
商品の力を基軸として、売場・接客の力も、これによって、高まってゆきます。
※
チャーシュー300gって、
実際は、それほど大きくはないんですけどね、とてもお得に感じます。
2024年6月22日 19:32
生物と人間シリーズ。今回は、ここでラスト。
テッポウウオ。
ご存知ですよね。
口からピュー!っと水を出して、
葉っぱにいる虫を撃墜して、水面に落ちたところを食べる魚です。

実は、
テッポウウオの敵は、
テッポウウオである。
撃ち落としたエサを、横取りして奪うヤツがいるのである。
何とも、まあ汚い、卑怯なヤツがいるものである。
自分はテッポウを使わず、ジーーッと待ってて、落ちたエサを奪う。。
人間社会と似ているではないか。
成功した人の成果物をパクり、
一切、義理立てすることもなく、横取りするヤツがいる。
人間には、「恥じること」「プライド」「義理」というものがある(はずだ)
魚類に、それはない。
ただ、食べたいだけだ。
「人間・魚類」にも、それがない。
ただ、金が欲しいだけだ。
分類上、人間のカタチをしているが、頭と心は、魚類。横取りウオ。
テッポウ撃ち。つまり技術が、上手いだけでは、生きてゆけない。
それが、テッポウウオの世界であり、人間の世界でもある。
生きるもの共通の原理原則である。
そのため、テッポウウオは、
自分でジャンプする術も身につけるようになった。
獲物の虫までジャンプして、直接、自分の口に入れるのである。
横取り野郎に、対抗するために、
進化しているのです。
こうなると、テッポウウオじゃなく、トビウオですよね。

この「進化」を見習おうではないか。
相手がそうくるなら、自分はこうする!と。
生物の生態には、たくさんの教訓があふれている。
人間が、生物として有する本能的なこと。
人間が、人間である所以=理性的なこと。
どちらも大切なことである。
2024年6月15日 19:08
生物シリーズ第三弾

この鳥、キンケイ。
中国~ミャンマーに生息している。

メスの気を引くために、
色を見せつけ、声を上げ、ダンスを踊る。
・音を出すこと(歌を歌う。楽器を演奏する)
・踊ること。
・着飾ること。
この3つは、
最も原始的に、本能に訴えかける。
しかも、世界共通。最強のコミュニケーション手段である。
文章や言葉という人間独自の要素よりも、
こちらのほうが、先にある、本来的である。
アイドルやTikTok等は、そうゆうことである。
異性を意識し始めた若者も、そうゆうことである。
麻原彰晃の選挙活動も、そうゆうことである。
本能に訴えるマーケティングに活用できる。
ただ、活用することはあっても、
この本質は見失わず、
自分は騙されないように。
意図的に、躍らせることはあっても、
無意識に、踊らされることのないように。
2024年4月20日 20:48
何、食ったブログ。第三弾は、居酒屋さんより。
この貼り紙POPは、まことに「巧み」である。

こう書かれるとねー。
注文してしまいます。
しかも、この手書きが、その感情を増幅させる。
欲張らないで「2個」を確実に、全員からご注文いただく。

・・・・
当社の祭壇用・追加装花のご注文は、ひと家族様、2個限定とさせていただきます。
生花市場の縮小・高騰につき、入荷が少なくなっております。。
※
活車海老、のごとく「活・生花」と書くも良し!
そうゆうことに相当しますよね。
2024年2月3日 21:27
ポテトチップスは、大きな1枚ものよりも、
粉々に割れて、底のほうにたまっているものが好き。
マロングラッセも、栗の形をしたものよりも、
砕けた小さなものが好き。
梅、ポテトフライ、鶏肉、マーボー豆腐の豆腐、、
これに同じ。
大きな立派なものが、最後に残ってしまう。

だから、最初から「壊れ」商品を、購入する。
(各種「つぶれ」「割れ」・・・を発明した人は、名人だと思います!!)
この好み・嗜好は、何故でしょう??
貧乏性?
それもあるけど、
根本原因は、
『1ピースの面積に対して、塩や砂糖、調味料の比率が大きくなる』いうこと。
つまり、濃い味付けが好きなのである。
それと、一度に、何層も噛めるミルフィーユ食感・笑
「これ、気に入っている」
「これが、好き」
「これが、売れている」という感性=右脳でとらえたことを、
科学的に理性=左脳で考える。
経営やマーケティングに通じる訓練を、日常生活でも。
2024年1月6日 20:18
本年も、よろしくお願いいたします。
年明け、ひとつめのブログは、
昨年の大河ドラマ「どうする家康」より。
阿部寛・信玄以降は、
しびれるセリフや場面が、案外、少なかった。。
が、これは、良かった!!
すべての経営者と後継者、それに大幹部になる人に。
絶対的な定石。
関ヶ原の戦いに遅れたことを、
家康に、ずーっとネチネチ責められて、不満な態度をとる息子・秀忠に対しての家康の言葉です。






この世は、理不尽なことだらけよ。
わしら、上に立つ者の役目は、いかに理不尽なことがあろうと
結果において、責めを負うことじゃ。
うまくいった時は、家臣をたたえよ。
しくじった時は、己が全ての責めを負え。
それこそが、わしらの役目じゃ。
分かったか?
征夷大将軍、1年のうちに、そなたに引き継ぐ。
・・・・・
わかったか!?
ちゃんと、そのようにやれ!
2023年12月24日 21:49
前回からの続き・・・
前述のような社長だから
「見せしめ的」に叱られる可能性が高いなー。
良くても「中西君、もっとリップサービスしてあげなさい」ってなるんだろうなー。
と、陰鬱な気持ちで、社長室に立っていた。
さっそく、
数十億円の年商を一代で築き上げた機械メーカー会長が、怒涛のごとく、クレームを並べる。
本告社長は、うん、うん、なるほど、、と、全部聞いていた。
ひと通り聞き終えた本告社長は、このように話はじめた。
「いくつか、確認させてください」
「セミナー自体に、お客様(機械メーカーの見込み客)は、たくさん来ていますか?」
会長「はい、来ています」
「中西のセミナーの内容に、お客様は満足されていますか?」
会長「はい、お客様は満足しています。だから、この中西が、当社の機械を買えば売上が上がる、と言えば・・・・」
「セミナー後の追客で、機械が思ったよう売れない。そうゆうことですか?」
会長「はい、1回の開催で最低1社は契約したい。だから、この中西が言えば・・・」
「御社は、機械をたくさん売りたい。そうゆうことですね」
会長「そうです、その通りです。だから、この中西が・・・」
「なるほど、、わかりました」
「問題点は、御社の営業マンの力が弱いことです」
「当社が、御社の営業力を上げるために、営業マン研修をしましょう。
あと500万円ほど、出してもらえれば大丈夫です。研修は中西の上司○○がやります。
その線で、話をすすめてゆきましょう。営業力の強化というのはですね・・・・・
問題は根本的に解決しなければなりません。」
この返事を聞いて、機械メーカーの会長が、
口をあんぐりパクパクさせていた光景を、今でも覚えている。
(これほどお金を払っているのに、まだ払えというのか。。)
え?
クレームを言いに来たお客様に、さらに売りつけるつもりか!?
なんて人だ。
器がでかいのか、何も考えてないのか、
自社の会社のことしか考えてないというか、資本主義の権化と言うか、、
図太い、無神経、面の皮が厚い、臆面の無い、、どう表現したらよいのか。
すら、わからない。
自分の想像をはるかに超えた「度量の大きさ」を感じました。
事実を整理したうえで、相手の土俵に攻め込むことで、
クレームがクレームでなくなった。
本告社長の提案通り、営業研修の仕事も依頼された。
・・・私の上司もイヤイヤ行ったので、研修は数回で終わったらしいけど。。
当時、私は、26歳くらい。
さすが「船井幸雄」が、後継者に指名した人である。
百戦錬磨、いくつもの修羅場をくぐり抜けてきた「大人」の
途方もない「太さ」「大きさ」を感じる出来事でした。
大人と書いて「たいじん=度量のある人」とも読む。そうゆう人でした。
それに、
大事なことが、もうひとつ。
手抜きや、故意じゃない限り、
「自社のスタッフを、クレーム相手にさらすようなことをしてはいけない」
私は、社長によって守られた。
このとき、もしも私が、
「会社の売上を守るためだ」と謝罪させられていたら・・・。
あるいは、年間数千万円の売上を、自分の主義主張のために飛ばしてしまっていたら・・・
私は、今頃、どんな「大人」になっていただろうか?
とても大切なことを教えてもらったと思います。
いざというとき、肝心なときの「肝の据わり方」「自社のスタッフを守ること」こそ、
リーダーに大切なことです。半端じゃなかった。
この一件を、間近で見ただけで、
私は、本告社長をずーっと、尊敬している。
本告社長の本を、スペースに限りある書棚に残しているのは、
そうゆう「途方もない大人のデカさ、太さ」を忘れないため。である。
2023年11月11日 20:46
阪神タイガース・岡田監督の注目される采配のひとつ、
それは、試合に勝つために「四球=フォアボール」を重要視し、それを選手に指示したこと。
打者が、四球で出塁することが勝利につながる。として、
ヒットを打つことと、同じ年俸査定とした。
WBCの日本代表チームを率いた栗山監督は、
「三原マジック」名将・三原監督が書き綴った「三原ノート」の写しを譲りうけ、
その内容を研究している。
「野球の本質は、四球にあるのではないか」
勝利の極意は「エラー」や「四球」にあるのではないか?と読みとる。
WBCでは、これが活きて、優勝する。
「当たり前のことを、徹底的に行った後、マジックが起こる」と振り返っていた。
野球好き社長が、個人ラインに
あれやこれや(面倒な)野球談議を仕掛けてくる・笑

岡田監督の「四球重視」の話にも、トークが及ぶ。
趣味の野球の話をしている。と、安心しているであろうところへ
突如、仕事についての質問を飛ばす!
野球と経営を根本的に結び付けた「野球・経営問答」。
「経営にとっての四球とは何か?」との質問に、
返した側は、年商30億円、健全経営へと導いている敏腕社長。
さすが・・・見事な答えである!
達人同士のライン会話です・笑
皆さんの会社にとっての「四球」は、何ですか?
ヒット=売上アップ。それと、同じ価値があることです。
2023年10月14日 20:48
もうひとつ、このときの歴史を書き留めておく。
こちら「鎌倉権五郎」ゆかりの建物。

源義家軍の16歳の若武者であった。
戦いの中、矢が目に刺さる。刺さったまま戦い続け、逆に敵を討ち取る。
苦しみながら自陣に帰ったところ、
従兄が、その矢を抜いてやるために、権五郎の顔に足をかけた。
すると、権五郎は怒り、従兄に斬りかかった。
その理由は、こうである。
「武士だから、矢が刺さり死ぬのは本望である。
しかし、生きたまま土足で顔を踏まれるのは恥辱である。お前は敵だ!」
従兄は、謝り丁重に矢を抜いた。
今の常識で考えるならば、笑ってしまうような事件である。
今、こんなことで怒ったら、単なる「ややこしい男」である。
怒るとしたら・・・(痛い!!お前の抜き方、下手すぎるやろ、痛いねん!!)
「肉体的な痛み」に対して、怒るかもしれない。
鎌倉権五郎のエピソードは、
「名こそ惜しけれ」という坂東武者・鎌倉武士のモラルと心意気を端的に示している。
以来、日本人の心根に流れる精神の源である。
「名」というのは、自分の名前。
自分の名前を傷つけるような「恥ずかしいことはするな」ということ。
司馬遼太郎さんは、この「名こそ惜しけれ」の精神を
「今も、一部の清々しい日本人の中にある」と表現した。
何とかその「一部」に、引っかかっていたいな。。。
もちろん、私は、公明正大・清廉潔白な人間ではない。
人に言えないようなことも、たくさんある・笑
ただ、以前のブログでもお伝えした
「He is not a good man ,but a fine man」
=彼は「良い男」ではない、しかし「立派な男(真の男)」だ。的には、生きてゆきたい。
鎌倉市街地には、権五郎を祀る「御霊神社」があり、
歌舞伎の演目としても、演じられている。
確かに、、仕事で関わる皆さんを思い返しても、
東の人物のほうが「名こそ惜しけれ」的思考をされる方が多い。
2023年10月1日 20:57
歴史マニアとしては、
この名の駅があると知れば、下車して歩きまわらなければなるまい。
「後三年」

源氏の最初のヒーロー・源義家が活躍した「後三年の役」の古戦場である。
「前九年の役」とセットで、歴史の授業に出てくる、平安時代の東北での戦い。
「前九年の役」「後三年の役」
2つの戦乱の経緯と詳細は、人間関係が、とてもややこしいので、
ここでの説明はナシ。興味のある人は、調べてみてください。
総合的な教訓として、書き留めておきたいのは、
家が滅亡する原因は、
親戚同士、兄弟同士・・・つまり身内の「内紛」「コミュニケーション不足」にある。
それが騒乱となり、滅亡がはじまる。
これは、前九年・後三年に限らず、
古今東西、同じ。時代も場所も問わず、人間は同じことを繰り返す。歴史の教訓である。
ライバル等、外部要因によって滅亡するよりも、
自分を変えることができなかった
「政権自体の制度疲労」か、
「政権内部でのゆがみあい」
このどちらかに、滅亡の原因がある。両方が、同時にやってきたとき、滅亡スピードは早い。
経営者、幹部、兄弟は、良く歴史を学んでおいて欲しい。
経営においても、これは鉄則である。
何なら、兄弟・幹部同士で、この地を訪れて、勉強してもらいたい。
本当に、何もない場所だけれど・笑
2023年6月18日 20:50
商売人は、仕事が増えると、嬉しい。
サラリーマンや公務員は、仕事が増えると、困る。(という人が多い)
商売人は、仕事を作り出し、産み出し、仕事する。
サラリーマンや公務員は、仕事を与えられて、こなすことが仕事。と思っている。
だから、仕事へのスタンスが、根本的に違う。
経営者は、給料は「払う」もの。
サラリーマンや公務員は、給料は「もらう」もの。
お給料へのスタンスも、根本的に違う。
以上、わかりやすく、まとめてみました。
では、どうすれば、
私のようなサラリーマンの息子。かつ、自分もサラリーマンである人間が、
経営者のマインドに近づけるのか?
そんなことまで、会社も先輩も、教えてくれない。
まず、自分には、
元々その素養が備わっていないことに、気づき、理解し、
学んで、訓練しようとしなければならない。
サラリーマンであっても、
・仕事が増えると、嬉しく思う。
・仕事とは、売上・利益を創造することである。
・自分が、会社に売上を与えること。
・身銭を切って、仕事や会社、人に払うことを、厭わない。
・理想的な経営者マインドを持った人の思考や行動をマークし、モノマネする。
私も「真に」頭と身体が一致して、
「経営者マインド」に変わってゆくのに、入社後5年以上はかかった。
サラリーマン&公務員であっても、
日本の平均年収以上の給料がもらえる「幹部」「リーダー」となるには
こうゆう「経営者マインド」を持つことは、必須条件である。
なぜなら、今は、資本主義社会であるから。
船井総研・所属のサラリーマン・コンサルタント時代
(※給与形式は「サラリー」でも、マインドは“自分が会社を養ってゆく”と思っていたけど・・・)
我が子については「サラリーマンDNA」を植え付けてしまわないように
つまりは、資本主義社会を生きてゆくうえで、将来の苦労がないように、
下記の「環境」を与えるよう、自分の行動に気をつけてきた。
1)家の中でも、休日でも、楽しそうに、仕事している姿を見せる。
2)嬉々として、仕事に出かける。※「行かなきゃ・・」とか言わない。
3)もちろん、会社、仕事、仲間への不平不満、マイナス発言は、一切、言わない。
4)仕事の現場に、機会があれば、一緒に行く。
5)遊びに行くときも、繁盛店をからませる。面白い店舗、陳列を見ると、写真を撮る。
私の父親は、1)~4)については、できているサラリーマンであった。
良き「環境」であったことに、感謝である。

写真は、梅雨の時期にぴったりな、
熱帯雨林のようなカフェで見つけた、気になる謎の人形。
2023年5月20日 19:33
いつも女子で満席の人気タルトショップにて。
おお、、「漆黒の甲冑と、徳川四天王タルト」!
オヤジ心、そそられるぞー。
チョコ&カカオを、甲冑に。
4つのフルーツを、四天王に見立てた商品。

考えたなー。
ちなみに、
このポスターには、どんでもない「ノウハウ」が仕込まれている。
ちょっと聞くだけで、数十万円くらいの売上に直結します。
無料のブログで伝えるのは、もったいないので・・・
意地悪して、書きません。笑
また、セミナーか、個別支援で、ご質問くださいませ。
で、やはり販売実績が気になる。
この店のメイン客層の女子たちは、買ってゆくのかな???
徳川四天王の知名度は、10人中、何人??
それとも、オヤジ客層も開拓する目的か?
「徳川四天王タルト」販売不振の可能性アリ、企画倒れか?、、、勝手に心配している。
続編、求ム・・・
「美味きこと山の如し、風林火山タルト」
「簡単には折れません、三本の矢タルト」等々