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親子鷹・・・後継者に接する態度

野球つながりで、
記憶にとどめておきたい話を、ひとつ。

巨人軍監督・原辰徳さんの父・原貢(みつぐ)氏が、
先日、逝去されました。

「三池工業」
夏の甲子園・歴代優勝校のなかに、耳慣れない高校の名前あります。
昭和40年のことです。

実は、この高校こそ、原貢氏(当時31歳)が、監督として率いた高校です。
炭鉱の町の公立の無名校を、全国優勝にまで導いたのです。

その後、実績を買われ、
無名であった東海大相模高校の監督として、迎え入れられ、
甲子園出場に導き、再び全国優勝を成し遂げる。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(後継者育成と原貢)
その後、息子・原辰徳が、同校に入学すると、
非常に厳しく、鍛えたことは、有名です。

辰徳への1000本ノックは、特に熾烈を極めたといわれ、
他の野球部員を引き締めるための、見せしめとして、
中心選手であった息子を拳骨で殴る、倒れれば、蹴るということもあったそうだ。

教え子たちへの言葉も、多い。
「今、スタメンであることは、重要じゃない。花が咲く時期は、選手によってマチマチだ。」
「チャンスに、打てる打者こそ、良い選手。」
「野球も人生も、絶対に逃げちゃ駄目だ。」
「結果の為には、過程が大事。だから、日頃から一生懸命、練習しなさい」

「お前もつらかっただろうが、俺もきつかった」
これが、原辰徳の高校生活・最後の試合に負けたときに、かけた言葉。

原辰徳は、現役を退いたのち、監督となり、
巨人を強くし、日本代表監督としても、世界一に。
監督としてのDNAも環境も、素晴らしいものがあるのだろう。

さて、経営の話。
原貢ほどのレベルで、後継者に接している経営者は、
どのくらい存在しているのだろうか?

息子を、社員以上に、甘やかしていることはないだろうか?

また、原辰徳のように、
父親のシゴキに耐えられる後継者は、存在しているのだろうか?

実家だからと、
普通の会社に勤めている以上に、甘えていることはないだろうか?

父も子も、能力のあることを「親子鷹」という。
そのような親子経営者を知っているが、
そうでない同族経営の会社も、実際のところ多いものです。

育てる側の覚悟、育てられる側の覚悟。
夏の高校野球が始まる季節、ふとこのようなことを考えるのです。



夏がやってきた!はじめてセミの声を聞きました。

今年、初の蝉の声を耳にしました。
なぜか、とっても嬉しい気分になります。

いよいよ、夏が、やってきたなー。
ということで、つい買ってしまいました。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(夏の始まり、高校野球)
(ちゃんと、ビジネス書も買い込みましたよ~)

高校野球ファンは、
夏の地区予選が、大好きなんです。
スポーツ新聞の「地区予選速報」を、
細かくチェックします。

CS放送に、
「全国・夏の地区予選チャンネル」とかあれば、
間違いなく、契約するだろうなー。

大阪には、
PL学園、北陽、上宮、近大付属、大阪桐蔭、履正社・・・
強豪校がひしめき合い、
予選から甲子園大会以上の勝負が繰り広げられます。

今年も、夏が始まりました!



アイスコーヒー

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(珈琲を作ります)
ゴールデンウィークごろ=
靴下を履かず、裸足で生活ができるようになる季節になると、
「水出し」のアイスコーヒーを、
こんな感じで作りはじめます。

豆を挽いて、水を落とすセッティングをして、
一晩かけて、抽出します。

アイスコーヒー用の豆に、プラスアルファして、
まぜる豆の配合を変えてみては、
「やっぱり、違うネ」とか、
自分の世界に、どっぷり浸ってから、仕事に向かいます。

 
商品名は、「愛すコーヒー」です。
ヨロシク!



売れる、売れないは「価格に対する価値」で決まる。

久しぶりに、後輩と会いました!
日本酒・酒蔵の後継者くん。

自社が運営するレストランで、お酒をいただきました。
商品の提供法に、きっちり工夫をしています。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(旧友との再会)
その他にも、とっても、成長していました!!(負けてられないぞー!)

ボディも・・・成長していました((笑))
あー、昔は、竹野内豊みたく、かっこよかったのにな~。
・・・ボディサイズの勝負は、負けたままで、OKです・・・

  
ところで、商品は、
価格に対して、価値があるか、ないかで、
売れるか、売れないか、ということが、決まります。

安くしないと、売れない。
高いものは、売りにくい。。ということでは、ないのです。

1杯120円の大量生産・缶コーヒー、
1杯180円の人がいれるコーヒー、
1杯300円の専門チェーンのコーヒー、
1杯800円のホテルラウンジのコーヒー・・・
すべて、価格に対する価値で、商売が成立しています。

商品の価値を高めることは、
商品を売る「=売上を上げること」の最短距離なのです。

商品の中身そのものは、全く同じ。
でも、その「提供方法」を工夫することによって、価値を上げることが可能です。

写真のように、
日本酒を出すのに、大きな竹筒の中に酒を入れ、
竹を切ったお猪口を用意、竹ザルの中に葉を敷き詰めて、
お客様にお出しすれば、価値が高まります。

日本酒を、ビンと普通のお猪口で出していては、
価格を下げて売るしかありません。

  
お葬式という商品を、
売り手である葬儀社が「御遺体の処理」や「儀式」というだけの
商品ととらえて扱えば、価格を下げて販売することが最も効果的でしょう。

しかし「原状回復」以上の価値、
すなわちお葬式に、
「御遺体の処置」「儀式」以上の価値をつけなければ、
価格競争や、資本競争に巻き込まれてしまうことは、必然です。

お葬式という商品を、
「お客様への提供方法」や「見せ方」を工夫して、
扱い商品はそのままで、価値を上げれば、
価格が高くても、売ることができるのです。



なぜ?三度。真の原因を探し求めよ!

台風が来て、街路樹が倒れた。

なぜ、街路樹は、倒れてしまったのか?

「強い風が吹いたから」・・・これは、「契機=きっかけ」。
「根が腐っていたから」・・・これが「真因=本当の理由」。

契機と真因は、
よくちゃまぜになって、会話されています。

仕事の会話をするときに、
ここを混同すれば、噛みあいません。

たとえば「お客様アンケート」の
「なぜ、当社を選んでいただいたのですか?」という設問への、
回答にも、「契機」と「真因」が、入り乱れています。

「チラシが入っていたから」
「事前相談をしていたから」
「価格が明瞭と聞いていたから」
「以前、参列したことがあったから」
「会員だったから」等々・・・。

契機と真因を、明確に整理して、お客様の声を聞くことが、
その会社に応じた、優れた戦略・戦術を作るための原動力となります

  
自分を取り巻く出来事に関して
いつも、曖昧にしないことが大切なのです。

「契機」も「真因」も、両方が大切。

でも、何度も同じ失敗が起こり、
成長できない会社や人には、
どちらかと言えば、「真因」を探ろうとする習慣がありません。

その現象の理由を「きっかけ=契機」だけで、
見ていることが多いように感じます。

根っこに横たわっている真の理由は、なんだったのか?
それは「契機」なのか「真因」なのか?

「どうしてそうなったのか?」を、少なくとも三度は、
自分と他人に問いかけ、真因を追究してみましょう。



ワールドカップの楽しみ・・・世界の面白いヤツら!

ニッポンを敗戦に追い込んだ
コートジボワールの「ドログバ」選手。
本当にすごいですねー。
さすが母国で「英雄」と呼ばれているだけのことはある。。。

テレビを観ていても、
・途中出場しただけで、会場の空気が変わったのが、わかる。
・2m近くの身長のある大男が、すごいスピードで走る。
・蹴ったボールは、まるで生き物のように、意図したところに届く。
・彼が蹴った時の「音」が違う、スピーカー越しに違いが歴然。「ボフッ!!」って。

異次元の生命体が、
人間にまじってサッカーしている。

!! 🙄 (そうだ・・・)
プレデターに似てるやん!! 😎
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(ドログバ)
葬儀葬祭業経営コンサルタント(プレデター)

毎回、ワールドカップの楽しみは、、、
全世界の「見たこともないような男」に会えること。

ちなみに・・・私のお気に入りは、
前々回くらいに活躍したイタリア代表の「ガットゥーゾ」

闘志むき出しのディフェンスが得意。
ボールに食らいついたら、しつこく追い回す。
泥臭いプレーをする人。

↑喜び過ぎて、
超有名な監督とかの髪の毛つかんで振り回したり、
頭突きやのど輪を、食らわせることもある・・・(笑)

↑こっちの動画は、
ちょっとカッコイイところも混じってます!



心の分度器 ・・・夢や目標の持ち方

サッカー、ワールドカップが開幕しましたね!
初戦のコートジボワール戦、惜しかったです。

個人的に注目しているのは、ニッポン代表なら、やっぱり本田選手。
最初「生意気なヤツだなー」「あ、サッカー選手のパターンね」なんて思っていたけど、
知れば知るほど、なんだか親近感が持てるんですよね。
実は、泥臭くて、とても真面目!

必ずしも「センスがある」とは、
言えなかったサッカー少年が、夢に向かって努力を重ね、
プロになり、海外でプレイすることだけに満足せず、
ワールドカップ優勝を「本気」で目指している。。。

そんな彼を見ていると、
「自分もできるんだー」「やらなきゃなんねー」という気持ちになれます。

もちろん、彼みたいに「有言」じゃなくても、
「無言」で、大きな目標に向かって、
頑張っている選手や社会人も、たくさんいるけど。

「コイツ、めっちゃ面白いやん!」
「本気だな!!」と思った、ワールドカップ出場決定会見です。

12分手前から見れば大丈夫!先輩への「ダメだし」・・・。
各人へのハッパは、
「みんな1年間で、自分を磨いて、また集まろう!」の熱きメッセージ。

  
分度器の角度を「夢の持ち方」とするならば、
本田選手は、90度に限りなく近い角度(=ワールドカップ優勝)に設定して、
365日・24時間のすべてをそこにあわせて、生活してきたんだろうな・・・。

結果、80度くらいに終わってしまうかもしれない。
でも、最初から30度くらいにあわせているよりも、ずっと大きく成長している。

それに、最初は、小さな開き(Y軸・コサイン)しかないかもしれないけれども、
時間(X軸・サイン)が経てばたつほど、その開きは、大きくなる。

サイン・コサイン・タンジェント・・・三角比の理屈。

「心の分度器」を、どの角度に設定しているのか??
そんなことが、とても勉強になります。

  
・・・本田選手やイチロー選手が、小学生時代に書いた作文は有名ですよね。
早速、自分の小学生時代の文集を、読み返してみました・・・

・・・「ダメだ、こりゃ」・・・・

としか、言いようがありません。

 
いやいや、今からでも間に合う!



現場スタッフを良質化させてくれるのは、幹部社員の姿勢である。

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(人材育成と退職するスタッフ)
先日、退職したスタッフが、
「最後のあいさつに・・・」と、作ってもってきてくれたチーズケーキです。

彼女は、自分の夢を追いかけるために、
当社でアルバイトしながら、エステの勉強をしていました。
晴れてエステ・スクールを卒業することができたので、
このたび当社を退社し、エステ系の仕事に就くことになったのです。

「ウチは、入ったら、やめられへん会社やで!」と、
無理を言って、ずーっと引き留めていましたが、
さすがに、もうこれ以上、引き留める訳にはいきません。

後任が決まるまで、次の仕事探しも我慢して、
当社で、つとめてくれました。

ありがとう!

思えば・・・、
こうして、辞めたあとで、
わざわざ挨拶に来てくれる子は、これまで、少なかった。

もちろん、彼女の資質もあるのでしょうが、
彼女の周りのスタッフのみんなと、
幹部として頑張ってくれる「アネゴちゃん」たちのレベルが、
以前とは、段違いに、優秀で会社想いのモデルとなる人材だから、
こうゆう現象が起こるんだろうな。

本当に、そう思います。
(だって、俺は、何にも変わってないもん。。。)

幹部・スタッフが、頑張ってくれているな、恵まれているんだなー。
と、こんな現象で、改めて実感します。

 
エステちゃんは、1年間、しっかり勉強してから、
うちに帰ってきて、エステ部門を作るように。
日本最強のコンサル会社が、プロデュースする直営エステ店を作る!

道は分かれても、まだひとつの道に戻る。

同じ方向を向き、真面目で明るく働いてくれているスタッフのみんなが、
じいさん、ばあさんになっても、
ずっと安定的に、安心して、お金の不安なく働ける場を作る・・・・
真剣にそんなことを考えながら、経営しています。

佐伯の雄姿を、ニヤニヤ目に焼き付けて、帰ってゆきました。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(葬祭セミナー視察)


チーズケーキ、とても美味しかったです!
(俺の分だけ、毒入り・・・とかじゃなくて、良かったー)



コンサルタントに必要な資質(長続きする経営者の条件・後編)

先日の記事の続きです。。。

40年間、成長を続けているある経営者の具体例をご紹介します。

たとえば、仕入れ材料の梱包。
自社で廃棄すれば、有料となるので、予め解いて納品してもらう。
この「一見、ケチに見える」経営者が、
機械の故障で何日も生産ストップすることに備えて、
予備の機械を購入している(ただし、中古品ではあるが・・・)

いつでも、誰でも仕入れることができる商品は、
その都度、安く仕入れる。
しかし、わかりやすいネームバリューのある商品は、
高くても買う。
それも、すべて買い占める。
「うちしか扱っていません」と、他社が扱えないようにして販売できるから。

昔、お世話になった船井総研では、
故・船井幸雄会長が、こう話していました。
「経営者という生き物は、みんなケチである」
「また、そうでなければ、優秀な経営者と言えない」
「だから、コンサルタントは、サラリーマン感覚で、経営者にアドバイスするな」

会長の言いつけを、素直に守って、
サラリーマン時代から、真面目に「経営者感覚」で仕事してきました。

  
「普段、ケチだけど、将来の売上のために、行くときは、行く」
これが長続きする=何年にもわたり、周囲に、お金をたくさん払える経営者。

「普段、気前が良くて、行くときに、行かない」
これが、最終的に従業員を路頭に迷わせる経営者。

そんなふうに、なっています。



ローコスト・ハイコストの判断基準(長続きする経営者の条件・前編)

経営コンサルタントをはじめて、
20年が経とうとしています。
業界内外の色んな会社、色んな経営者、色んなコンサルタントを、
かなり真剣に間近で、見てきたという点では、そこそこの自信があります。

たった20年のうちだけでも、
地域・業界では「栄枯盛衰」が、繰り広げられています。

今は、調子がいいけれども、必ず駄目になってゆく会社・人。
今は、イマイチだけど、これから伸びてゆく会社・人。

安定成長を、続ける会社・人。
浮き沈みが、激しい会社・人。

できるだけ、事実に基づき、
客観的に(と、言っても、それが主観なのですが・・・笑)、
特に、中小企業において、
時代が変わっても、
安定的に成長しているそれらの特長を、ルールとして、とらえています。

そのうちのひとつが、
「ローコスト・ハイコストの使い分けに、基準がありメリハリが効いている」というもの。

お客様の目に見える部分は、ハイコスト。
お客様の目に見えない部分は、ローコスト。

たとえば、店舗には、お金をかけるが、
バックヤードには、お金をかけない。

売上につながる部分は、ハイコスト。
売上につながらない部分は、ローコスト。。。

こんな哲学を持っています。



「けつね」うどん(大阪・面白看板シリーズ)

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(あきがくるほど)
「けつね」
「けつね」??
「きつねうどん」ですよね?普通。。。

大阪では「きつね」のことを、「けつね」と呼ぶのか?

調べてみると、
大阪には、「き」を「け」と、発音する地域もあったそうです。
その発音を、そのまま「けつね」と、看板に表現したということです。

ちょっと待てよ・・・
(ニヤリ・・・ 😎 )
ということは・・・
「きつつき」は、「けつつけ」になるわけで。(うっかりオネエの前では言えません)
「キムタク」は、「ケムタク」にとなり、
「吉川晃司」は、「ケツカワコウジ」だー。

また、真面目なのも、書きます!



小さな・小さな・家族葬ホール、完成間近に。

関東地方のご支援先にて。
新規に作った「家族葬ホール」の広告物作成のための写真撮影に、立ち会いました。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(家族葬ホールのオープン)
どんなことをPRしてゆきたいのか?によって、
どんな写真を撮れば良いのか?
内容が変わってゆきます。

「小さいこと」をPRしたいのか?
逆に「大きいこと」をPRしたいのか?

「あたたかさ」をPRしたいのか?
「スタイリッシュ」をPRしたいのか?

それによって、撮る写真の角度や光の入れ方、
インテリア・小道具の置き方、画像調整の方法・・・等々を、変えています。

目的に応じて、それを表現できる写真が撮れると、
チラシ、ホームページ、カタログ等々を作成するときに、
とても役立ちます。

 
「今、中西さんが、撮ってる感じの写真を撮ってくださいね!」と、
私の意見を尊重して、広告会社さんに、指示を出してくれる社長さん。

「もうちょっと、こんな感じに配置してみませんか?」という
私のわがままな要望に、汗をかきかき、椅子や祭壇、小道具等々を、
持ってきて、並び替えてくれる、この葬儀社のスタッフさん。

料理屋さん、花屋さんのご協力からも、
普段の社長の熱心な仕事ぶりを、うかがい知ることができます。

みんなの気持ちが、ひとつになり、
大繁盛の予感ビンビンの「家族葬ホール」が完成しつつあります。

男・意気に感じ仕事できることに、感謝です。
何としても、成功させます!

  
このスタイルの家族葬ホール、
相当の「高回転」実績がありますので、きっと大丈夫だと思いますが。。。



「進化論」と「任天堂」

京都市内で、
出店候補地を物色中に・・・。
歴史ある、ワタシ好みの建物を発見しました!

看板を、よーく見れば・・・
おぉ、「任天堂」と書いてあります。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(時流適応の任天堂)

ファミコンやゲームボーイ、DS、Wiiなどなど、
テレビゲーム関連の商品が主力の「任天堂」の本社のようです。

看板にある通り「任天堂」は、
元々は、花札・かるた・トランプ等を作る会社でした。

創業から100年以上の歴史がある会社です。
「社是・社訓は、作らない。時代に対応するために」
「経済界への政治的活動は、行わない」
「多角化失敗の歴史から、異業種進出は、行わない」
こんな方針があることでも、有名です。

新しいものを生み出し「変わってゆくこと」こそが、
企業の生き残りの条件であることを、改めて実感しました。

     
「進化論」のダーウィンが、
残したと言われている名言を、思い出します。

強い者が生き残るのではない、
賢い者が生き残るのでもない、
唯一、生き残ることができる者、それは変化できる者である。



販促経費0円でできる、売上アップ法「言葉」=葬儀社の地力

売上を増やすために、
ホールを作れば、お金がかかる。
スタッフを増やせば、人件費がかかる。
チラシを出しても、販促費が増える。

でも、「売るための言葉」を、
営業スタッフが、きちんとお客様に伝えれば、経費0円で、売上は上がる。

同じく、 
施主様に損をさせると、だんだん売上が減ってゆく。
施主様に得をさせては、会社が損をする。

施主様が「得した気持ちになる」言葉を、
営業スタッフが発すれば、両方の課題を解決できる。

「葬儀プランのご説明」
「オプションプランのご説明」
「アフタープランのご案内」・・・等々。

「ゼロ円の言葉」が、大きな利益をもたらしてくれます。

リーダーは、新人スタッフでも、言葉とツールを準備して、
具体的な指示を出すこと。できているかどうかを、確認すること。

現場スタッフは、その指示を100%実行し、
すべてのお客様に、声かけすること。

これを「葬儀社の地力」と、呼んでいます。

積もり積もって、大きく売上が変わってきます。

いや、、、
これができるかどうかが、
会社の行く末を、握っていると言っても、過言ではありません。

よろしく頼みますよ!



寡兵をもって、大軍を制す・・・葬儀社の戦い方のヒント

2度目の登場、
長州藩士・高杉晋作に関するブログ。
尊敬する歴史上の人物の一人です。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(歴史に学ぶ)
ゴールデンウィーク休みの間、疲れ気味の心身を充電させるために、
高杉が、少数の兵力で、藩や幕府の大軍に勝った戦術について、
書籍やDVDを集め、
ほほーう、こうやって、攻撃したのかー、と研究しておりました。

思いつくままに書いたメモを、ご紹介します。

1000人の兵力で、50倍の兵力の幕府軍に勝った戦術。

大軍だから「意思疎通」に弱点がある。そこを衝いて分裂させる。
「現場と、総大将の意思疎通ができていないこと」
「長期戦となっているため、食料不足・士気低下・病気まん延」
「自由を本部に束縛されることにより、戦意喪失」

自分よりも大きな相手と戦うときには、「弱点を攻める」ことが、鉄則。
「少ない人数でも、兵の質、兵器の質が優れていれば、勝てる」
「先手必勝である、相手の攻撃予定日・前日に、先制攻撃を仕掛ける」
「相手の手段を破壊する、兵士ではなく船を破壊する」
「まともに正面から対せず、奇襲で戦えば、勝てる」
「自分が少数のうちは、勝っても深追いしない、自滅を待つ」
「正確な情報と、周到な準備があれば、勝てる。
 たとえば、地図の作成、大砲の届く距離や角度の確認、スパイ活動で兵力の確認」
「かがり火をたき、勢いを見せつけるゲリラ戦」
「補給船=味方と思わせて近づき、奇襲するというゲリラ戦」
「敵に、いつも緊張を強いて、精神的に追い詰める。今や攻め込もうとする姿勢で」
「誘い出し、1本ごと切り、相手の力を削ぎ、ついに、枝葉から根元に至らん」との言葉。

葬儀社の売上アップも、完璧に一緒ですね。。。

社員を鍛え上げ、優れた販促ツールを持たせ、準備を怠らず戦うことで、
腐った社員&旧式のツールを使っている葬儀社を、負かすことができています。
その他の項目も、
現在のマーケティングに、応用できます。

それにしても、疲れているときのリフレッシュ法が、
「戦史や、経営法の研究」。
こんなことを「楽しみ」としてやっているわけですから、
マーケティングのマニアにもなります。(笑)

クライアント様の売上アップのために役立つことに、
可能な限りの時間を費やす・・・「休み」なく。。。
そうゆうスタンス、コンサルタントには必要です。



紳士であれ

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(クラーク博士)
コンサルティングで、北海道をご訪問させていただいたとき、
北海道大学のキャンパスが、キレイに見えました。

ここの初代教頭は、「少年よ、大志を抱け」の言葉が有名なクラーク博士。
“Boys, be ambitious!”
生徒たちとの別れの際、この言葉を残し、馬に乗り走り去って行った・・・という、
心が熱くなる風景と言葉が、有名な伝説です。

クラーク博士の名言に、もうひとつ、あまり知られていないけれども、
個人的に、大好きなものがあります。

“Be gentleman!”
「紳士であれ」というセリフ。

北海道大学(当時:札幌農学校)の開校の際、
北海道開拓使長官・黒田清隆より「校則を定めましょう」と相談を受けたとき、
クラーク博士は
「ここに、校則はいらない。〝紳士であれ〟これひとつで、十分だ」と、言ったそうです。

細かなルールを定めるのではなく、
何が良くて、何が良くないのか・・・、それを、自己判断しなさい。というもの。

「自由」と「責任」は、同じ。
ある意味、こちらのほうが、厳しいのです。

私個人は、どうでもいいルールに縛られるのが、とっても、嫌だ。。
だから、他の人も、そんなことで、縛りたくない。

原理原則に、基づき、自分の責任で行動する。
そんな組織で、動いてゆくのが、理想だから、、、
できるところまで、これでやってゆきたいと思います!



止揚(しよう)=ジンテーゼ(統合)こそ、売上アップ&発展の基本である。

哲学を、わかりやすく仕事に活かしましょう!
「弁証法」という哲学です。

Aという主張と、
Bという主張が、食い違う。
ここで、論議して、
そのベースにある本質が残ったCという策が出てくる。

これを「らせん的発展」「生成する第三項」と呼んでいます。

AがBを否定するのみ・・・そんなことで、発展はない。
BもAを否定するのみ・・・それでも、発展はない。
では、
AとBの真ん中をとろう・・・薄くなって、良策が生まれることが少ない。

良い仕事をするためには、
AもBも「相手の真の意図」を受け入れ、
両方の根底の本質が同じで、しかし別物の、さらに良質なCを生み出そうとする。

こうゆう考え方・思考回路は、
商売繁盛・人生繁盛の基本であると、信じています。

  
これは、ドイツの哲学者ヘーゼルが提唱している
「弁証法論理学」というもの。

A=テーゼ(命題・正)としたとき、
B=アンチテーゼ(反対命題・反)となる。
C=ジンテーゼ(統合命題・合)である。

「対立や否定」こそが、次への発展へのきっかけとなるように、
いつも考えてゆく習慣が大切なのです。

これを、日本語で言えば、止揚(しよう)
=ドイツ語では「aufheben、アウフヘーベン」という言葉で表現される、耳慣れない言葉です。
「否定する・棄てる」という意味と
「保存する・高める」という、ふたつの意味がある言葉なのです。

つまり、AもBも、
否定され、まったく別の新しいモノが、出てくるとき、
その全てが、捨てられるのでなく、
A・Bの中身のうちで、積極的要素が、新しく高いレベルのCへと発展する。。。
こうゆうことです。

彼が、ハーゲル。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(哲学者・弁証法)
あ、ヘーゲルでした。



歳をとったら・・・こんな街でこんな生活もしてみたい!

天王寺近辺には、
楽しい人生の先輩たちが、たくさん集まっています。

商店街のなかには、
いつも満員の将棋と囲碁の「道場」があります。
この注目度のなかで、勝負師たちが、腕を競いあう・・・。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(ディープな大阪)

そして、ここでは、
「ゆず」みたいな、じーさんユニットが、リクエストに応えながら、
懐メロを大声で歌い上げる・・・。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(ギターじいさんゆず)

だいたい、歳をとったら、
男は元気がなくなり、女はどんどん元気になってゆく。

男は、コミュニケーションをとるのが、下手くそだ。。。
デイサービスに集う年配者をみてても、
女はみんなでワイワイやってるけど、男は一人でジトーッとテレビみたりしてる。

ここ、天王寺(新世界)のじーさんたちは、別。
「ジジイ」がみんなで、青春に戻れる街なんだろうなー。と思います。

私が、本能的に惹かれてしまうのは、
もしかして、そんなところに、理由があるんじゃないかな。

大阪にお越しの時には、是非、この素敵な街を散策してみてくださいませ。



物件調査の途中・・・乗換駅で下車しました。

ゴールデンウィーク中、
かねてより「見て欲しい」と
依頼を受けていた新店候補物件を、ようやく見に行くことができました。

世間様は、みんな休んでいるみたいなのに、
働いているのは、なんだか、しゃくにさわるので・・・。
乗換えを活用して、街をブラブラ歩きしました。

下車したのは、ディープな大阪を象徴する街・天王寺。
スカイツリーよりも、やっぱり「通天閣」が好きやねん!!
葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(大阪の通天閣)

「ソースの2度づけお断り」は、大阪の串カツ屋で有名ですが、
こんな大きな看板を出しているのは、初めてみました。
「マイナス・フレーズ」なのに、店は満席です!
葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(大阪の新世界、串カツだるま)
でも、観光客相手なら、このくらいの大胆さが、
集客には、効果があるのかもしれませんね。



曲りなりにも「プロ」ならば、勝つためのリスクを、恐れてはならない。

先日のブログ「東尾のインコース攻め」で、
ふと思い出したことがありますので、
書き留めておきます、

 
アマチュア野球で、大活躍した投手が、
プロ野球に入ると、活躍できなくなることがあります。

理由のひとつに、打者の胸元・インコースに
デッドボールになってしまうかどうかのボールを投げる習慣が
身についていないからだ・・・との話を聞いたことがあります。

アマの世界では、ボール自体に威力があるほうなので、
インコースに投げなくても、アウトコース中心の投球で勝つことができていたけれども、
プロの世界には、その程度のボールを打てる打者は、
ごまんと存在しているわけです。

つまり、勝つためのリスクを冒さなければ、
プロの世界では、生きてゆけないということなのです。

 
話は、戻って経営者の話。
「こうゆう広告表現は、ちょっとオーバーではないでしょうか?」
「このサービスで、お客様にクレームを言われたら、どうしましょう?」
「商談相手にダメと言われたから、心証を悪くしてはいけないので、諦めます・・・」

大企業のサラリーマンや、
社長が元気なうちの中小企業のボン(後継者)なら、
こんな考え方で、生きてゆけるかもしれません。

守られているから。

しかし、
中小企業の社長や、幹部がこれでは、勝ち残ってゆけません。
お行儀よく、正しく・・・・
(相手打者に嫌がられないように)だけでは、中小は勝てない。

正論とか、常識とか、規則とかの
ギリギリを突くことも、必要なのではないでしょうか。

それを守ってばかりいたら「死んでしまう・・・」
そんな危機意識を、ちょっとは、持ってほしいな。。。
そう思うことが、たまにあります。

   
ただ、こんな経営者は、
とっても性格が優しくて、
人間的には、大好きで尊敬できるんですけどね!

少しだけ、世の中を渡り歩く、
「図々しさ」も、身につけて欲しい!



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