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夢は叶う、というより、叶うまでしつこくやり続けるもの

コメントが好きな有名人・二人目。
ダウンタウンの松本人志さんです。
違った角度からの本質をついたコメントに、いつも感心させられます。

松本さんのコメントが冴える
「ワイドなショー」と
「クレージー・ジャーニー」は、常に観たい番組。

深夜放送の「クレイジー・ジャーニー」は、
毎回、「クレージー」な旅人たちが、ゲストとして登場して
その体験を、映像とトークで紹介する番組です。

・未開・未踏の洞窟を探検する洞窟探検家。
・世界の危険地帯に潜入して体当たり取材を行っているジャーナリスト。
・北極点への無補給単独徒歩到達を目指す探検家。
・装備を限界までなくして、食料は現地調達している登山家。
・アフリカ民族の生活に溶け込んで、素顔を写す写真家。。。。等々。

・・・・
私は「自分で動いて、何かを一生懸命やっている人」のことが、
大好きなんだな~。と、この番組を観ていると痛感します。

ゲストのトークコーナーで、彼らに共通しているのは、
派手な言葉も、話術もないのに、とても話に味わいがあって、ステキなこと。
3人の司会者(松ちゃん、バナナマンの設楽さん、小池栄子さん)が、そこを引出します。

仕事帰りの飛行機からの風景とともに・・・
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(飛行機の機内より夕焼け)
世界を転戦するエアレースパイロット・室屋義秀さんの登場回で、
印象に残った言葉を書き留めておきます。

室屋さんは、ガンダムの主人公アムロ・レイに憧れて、パイロットになったそうです。

借金をして自分で飛行機を購入し、チームを作り、訓練し、
初優勝することができたときのインタビューにて。

記者質問:「子供のころの自分に、伝えたいことって、ありますか?」
室屋さん:「想いっていうのは、力を持っていると思う。想いとか言葉って、
 言い続けていると実現性を帯びてくるので・・・・“妄想でもいいから言い続けていろ”と言いたいです」
「夢は叶う、というより、叶うまでしつこくやり続けるものです」



マツコデラックスさん

採用とか、人事がらみで・・・
マツコ・デラックスさんが、番組の中で言ってたコメントを紹介。

トーク相手は、素人のギャル系の女性。
「今、やってる仕事が嫌になりそうになったら、どうしたらいい?」という質問に対して。

マツコさん
「あのねー、これ、絶対みんなあるんだけど・・・
 諦めないで、ずーっと続けていると、もう一歩先に行けるのよ。
 だから、イヤだと思ってもいいから、我慢して続けてると、その先に行けるの。
 それで、我慢できない人は、その先に行けずに、終わっちゃうの。
 いっぺんは、我慢したほうがいいと思うよ。
 何度も何度も、これは違うと思ったら、辞めてもいいけど。
 違うと思っても、絶対、続けたほうがいい。」

 
マツコさん、
実は、好きなんですよねー(笑)
コメントが、イチイチ的確!

出ている番組があると、ついチェックして観てしまう・・・。

いつか、からんでみたいな~。
自分が、なんて言われるのか・・・興味あり!

「ダメ男ねー」って言われるか?
「コイツ、一筋縄でいかないわよ」と言われるか?
「ツマンナイ男ねー」と言われるか・・・?



スタッフの募集&採用

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(採用面接、随時実施中)
求人広告を出し、新人コンサルタントを募集しています。
過去の経験から、募集~面接の方法を、大きく見直して、実施しています。

・求人広告~面接・育成のメイン責任者を、社長から現スタッフに変更してみました。
・面接試験に、ひとつ大きな「追加試験」を導入しました。
・当社の(ゆがんだ?)仕事へのスタンス、世間とはズレた「当社の常識」を、事前に伝えることにしました。
・・・・その他、諸々。

   
どんな風にすれば、良い人が採れるか?対策を考えてくれるスタッフ。
面接希望者を、暖かく迎える準備をしてくれるスタッフ。
可愛い手書きの案内ボードを、作ってくれるスタッフ。
休日・日曜日なのに、面接に同席してくれるスタッフ。。とても感謝しています。
 
「嬉しいな~」と感じる、ちょっとした出来事も。

面接開始前に、「歯磨きしてきます!」
なんて、やってるし・・・。別に、そんな近くで話すわけじゃないのに・・・笑

でも、面接希望者への対応の「基本姿勢」を、理解してくれているんだな~。と、嬉しくなりました!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(面接会場)
今回の募集で、新人を入れるか、入れないか・・・
それは、人物次第なので、わかりません。人が欲しいからと言って、無理に入れないことにしました!

今回の採用活動については、
スタッフのみんなが、こんな動きをしてくれただけでも、価値があると思っています。



中西正人と仲間たち、売上アップの世界・・・モネに勉強させていただく。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(モネ、連作と相手の手段)
ゴールデンウィーク終盤、
ギリギリ間に合った「モネ展」での写真です!(今頃・・・笑)

小中学生のころは、図工や美術が好きだったので、今でも絵や作品には興味はあります。
(都知事のように、収集→転売という興味はアリマセン!)

印象派の巨匠・モネが、どうやって地位を築いたのか?
年齢とともに、どんなことを考えていたのか?
そんなことに、想いを馳せながら、鑑賞しました。
コンサルタントという職業柄でしょうか・・・。純粋に楽しめない。
美術と人柄、経済・経営を結びつけてしまう。。

最初に感じたことは、
モネさんも、仕事の基本である「守・破・離」を、実践していたんだな~ということ。

初めから、自分の書きたい絵が、売れて有名になったわけじゃなく、
若いころは、「カリカチュア」という、人の性格や特徴を際立たせた人物画。
少し風刺だったり、面白くデフォルメをまじえて描いた漫画スタイルの風刺画。
これを書いて、生計を立て、上手だ!と評判になっていたそうです。

実際に作品を観ましたが、とてもスパイシーかつ楽しい!
このカリカチュアの「ターゲット」となった実在人物を知っていたなら・・・
そりゃ、当時、人気が出ただろうな~と実感します。

この「面白い人物画」をきっかけに、師匠のブーダンに出会い、風景画を描き、
やがて「印象派」を旗揚げしてゆくのです。

最初は「相手の手段となりきることで、受け入れられる」ということが、仕事のスタート。
著名な芸術家であっても、仕事の基本を実践していたんだ~。

  
次に、感じたことは、
モネの円熟期以降の「連作」について。
「池の水蓮」や「国会議事堂」「橋」「積みわら」等々。
ひとつのテーマを、色々な季節や、天気、光線のもとで、何枚も描いているのです。

それにしても、、後期の「水蓮」なんて、
もはや「モネの爺さん、テキトーに描いただろう!」と
ツッコミを入れたくなるような、ワガママな筆。。。

「こんな絵でも“モネ大先生が描いた”というだけで、売れたんだろうな・・・」な~んて、観ていました。

 
ボクも・・・
「連作」みたいなの、したほうがいいんだろうな。
「家族葬ホール」の看板やレイアウト。のぼり。
チラシに、パンフレット、ホームページ、求人広告。。。

で、死後に「中西正人と仲間たち、売上アップの世界」を、神戸市博物館とかでやってもらうの。
さすがに、国立博物館は、遠慮しておこう・・笑

クライアント先葬儀社さんの成績、
社長や幹部たちのプロフィール、インタビュー。
ホールや、販促物の事例も、展示されて・・・。
自分の死後、博物館でそんな展覧会ができるよう、丁寧にきちんと残る仕事をしてゆこう!
そんな思いを新たにした「モネ展」でした!



発想は素人、仕事はプロで。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(一番商品を作る)
コップ一杯、なみなみ注がれたお酒。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(繁盛店のいくら丼)
実際、こぼれてしまっているイクラ丼。。。

どれも、繁盛店のメニューです。
まるで「日本酒」を「おーーっとっと~」と、注いでもらうような。。

その業界にどっぷり浸ってしまった職人やプロから見れば、
「そんなもの~、ダメダメ」とか否定的な意見をもらってしまうようなこと。

しかし、
素人発想で、お客様の喜ぶことを、どんどん実行したり、
商品化したりしてゆくと、勝手に売上が上がってゆく・・・。

そんなことが、たくさんあります。



「これで良い」はない。しかし「これが最高」。仕事とは、この矛盾の繰り返し。

誰にも教えたくない
誰かに教えてもらったくせに・・・
そんなカフェより・・・
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(コンサルタントはバーにいる、その2)
昨日のブログに続き、書き留めておきたいイチロー語録。

大リーグ新記録・9年連続200安打を達成したイチローのインタビューより。

↓↓
打撃に関して、これという最後の形はない。これでよし、という形は絶対にない。
でも今の自分の形が最高だ、という形を常につくっている。
この矛盾した考え方が共存していることが、僕の大きな助けになっている。
↑↑

そう、仕事って、そうゆうこと。

いつも「進化」を求め、
「変化」を恐れない。



イチロー選手、おめでとうございます!・・・勝手に心の支え!

イチロー選手、日米通算4257安打達成!
おめでとうございます!

説明する必要のないほどの記録と伝説、エピソードに彩られた野球人生。

 
とてもおこがましいことですが、
ひそかに自分に重ね「心の支え」にしていることがあります。

それは、、、
時折、インタビューなんかで見せる、
ちょっと子供っぽい(大人げない?)言動です・笑

同じ大リーガーだった松井秀樹選手の「大人の言動」と
比較されることもあります。

細かいことが気になり、スジの通らないことには腹が立ち、
自分の本心を隠して、表面上で折れることができない。
「虎の威を借る狐」とか「口先だけの人間」
「本来なすべき仕事をしてない人間」に、批評や邪魔をされるのが、大嫌いで、
悔しい気持ちをバネにして、頑張る・・・。
そんな部分が、いつも記者とのやりとりに顕現している気がします。

少し、自分に似ているところがあるのです。

で、、、
細かいことが気になるし、すぐイラッとするし、
「クッソー」「アンニャロウ」「やり返してやる・・・」とか、
しょっちゅう思っている嫌な自分。

でも、こうゆう男だからこそ、
いいモノを作れるんだ!
いい仕事ができるんだーー!

な~んて、
勝手に、自分の短所を、
恐れ多くもイチロー選手に重ねて、納得しているわけです。

「松井選手」の対応ができるようにならなきゃな~と、思いながらも。

 
イチロー選手、50歳まで現役で、ヒットを打ち続けてくださいね!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(甲子園にて)



「男の仕事」ノスタルジー

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(夕焼けと水田)
ご支援先の葬儀社様へのコンサルティングからの帰り、車窓より。
水を張った水田と、キレイな夕焼け空です。

田畑の多い住宅地に育った私にとっては、ノスタルジーを感じる風景です。

 
徒歩で30分の通学路には、
田畑が広がり、貯水池があり、用水路が流れていた。

ザリガニがいて、カブトエビがいて、ゲンゴロウがいる。
メダカやフナやカメもいる。
アマガエルやトノサマガエルはもちろん、
“ショッカン”と呼ばれていた、巨大な食用ガエル「ウシガエル」も。
オタマジャクシのときは大きくて・・・・でも、それが標準サイズでした。
ヘビもいる。
シマヘビとアオダイショウがほとんどなので、噛まれても大丈夫。

捕まえたり、攻撃したりしながら、通学する。
あまりにも度が過ぎると、近所にお住まいのオジサン、オバサンが怒ってくるし、
寄り道すると、先生にも怒られる。そんなリスクも隣り合わせ。

通学路以外の場所で、
カブトムシ・クワガタも、捕まえる。

何処に行けば、たくさんいるか?
どうやって近づいて、どんな方法なら、確実に獲れるか?
それらを、素手で触れるのか、勇気があるか?

子供ながらに、「知恵」と「勇気」と「行動力」で、捕獲してくる。
注目を浴びながら、意気揚々と、引き揚げてくる。

生き物を、たくさん獲ってくる子が、一目置かれていた。
「これを獲るのだけは、とっても上手!」なんて子もいた。

 
メンコやビー玉も、
自分の腕前で、友達から、奪い取ってくるものだった。
親が、それらを買い与えてくれる子を、カモにして・・・笑
もちろん、負ければ、奪われる。

「男の仕事」って、
太古の昔・狩猟時代も、
子供の頃の男の子も、
基本、同じですよね。意外と変わらない。
知らないうちに、勉強していたんだなー。



偲ぶコーナーの未来について

このくらいの演出が必要になるだろう。
これからの「偲ぶコーナー」は。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(偲ぶコーナーはこのくらいに)
ちょこっと、
ロビーの空きスペースに、棚があるだけ・・・みたいなコーナーから、
こうして、ライティングをかけて、内照式のパネルを使って。
モニターからDVDを流すのもいいけど・・・。
こっちのほうが、雰囲気が出ます。

故人様の歴史を、博物館みたいにしてさしあげる。

遺族から何も出てこない時や、
「いいよ、そんなの・・・」と言われるときには、
その葬儀社のPRや、スタッフ写真、ディレクター免許、
その地域の歴史がわかるもの・・・なんかを展示しておけばいい。
お客様からの感謝の手紙でもいい。

良いお葬式を行うためのホールづくりは、
どんどん進化してゆきますね。



「悍(かん)」なる個性と、育成について

北海道の林道で行方不明になっていた7歳の少年。
発見のニュース、とても嬉しかったですね!

4kmも離れた、自衛隊演習場にたどりつき、
施錠されていない倉庫を見つけ、水を飲んで過ごしていたそうです。

車や人に、石を投げつけるヤンチャ坊主だった・・・ということですが、
そんな性格だからこそ、
こうして生き残る「生命力」や「サバイバル力」のようなものが、
あったんじゃないか、とか、思っています。

 
「名馬は、悍馬(かんば)より生ずる」
悍馬とは、気が荒く、御しにくい暴れ馬。のこと。

「悍(かん)」という文字には、
気が強い、気が荒い。性格が、激しい。という意味があります。

・精悍(せいかん):顔や態度に、鋭く勇ましい雰囲気があること。
・剽悍(ひょうかん):動きが早く、猛々しく、強いこと。 
・・・こんな熟語が、代表的な使われ方です。
ちなみに、訓読みすると「悍(おぞ)ましい」です・・・。

良く走る名馬は、いずれも「悍」なる性質を持っていることが多い。。ということ。

こんなヤンチャ坊主こそ、うまく育てれば、きっと将来有望なのです。

そして、今回の騒動。
山中で置き去りにする親父の「悍」なるDNAと育て方が、
少年のDNAに受け継がれていて、きちんと作用していた・・・という、
この家族の顛末なんだろうな~。
周りに迷惑をかけたこと、嘘ついちゃったことは、ダメですけど。

ともかく、無事で、良かった。。

 
性格の長所と短所は、表裏一体。
「明るい」には、「明るい」の長所と短所。
「優しい」には、「優しい」の長所と短所。
「スボラ」には、「スボラ」の長所と短所。
「しっかり」には、「しっかり」の長所と短所。
「おとなしい」には、「おとなしい」の長所と短所。。。

そんな個性を、人様の役に立ち、
一人前以上に、稼ぐことができるようにしてゆくことが、
人材育成だと思います。



グリーンを増やす効果

緑に囲まれたカフェ・・・
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(ホールの前にグリーンを)
葬祭ホールでも、
ホール前、看板近くでの「グリーン展開」は、
必須のコーナーです。

  
ただ、キレイに見える・・・というだけではありません。
「親切そう」に見える効果が、抜群なのです!

「誠実」とか「親切」とか、文字に書けば書くほど、怪しい。。

ホールや事務所に、
緑をセンス良く増やしましょう!



何も知らないお母ちゃんは、最強なのである

年に数度訪問する、某地域での晩御飯。
閉店近くの、その店は、
元気で、笑顔が素敵なお兄さんが、マスター。

メニューを見て、チャーハンが「一番商品」と、見切ったー!
「並盛」「大盛」「特盛」「超特盛」・・・とある。

ここは、「大盛」で勝負!!

そして、、コレがどーーーーんと。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(大盛り以上のチャーハン)
(これは・・・大盛以上だよね・・・)

「今日は、もう注文終わりなんで、サービスです!」
見た目通り、気のいいアンちゃんの「心意気」。

よし!
では、その心意気に応えよう!!

と、食べ始めましたが・・・
食べても、食べても、減りません。。。

完食まで、わずか・・・本当に、あとわずかまで、迫りながらも、ギブアップ。
言語に尽くしがたい、敗北感・・・。

「申し訳ない・・」と、思いながら、お会計。
兄ちゃんのお母さんらしき方が、レジに立っていました。

「1380円です」
(おや・・・、高くない??)

これ、、、、特盛か、超特盛の料金を、請求されてるんだな~。

「心意気」を、正規に注文したものと、勘違いして精算したみたい。
・・・兄ちゃんに助けを求めようと、調理場を見るけど・・・
洗い物を終えて、裏手で子供と遊んでやってるし・・・。

こんなとき「おい、ちょっと待て!」と言えないのが、
根っからの大阪人じゃなく、兵庫県の地方都市、出身者・・・。一応、関西人なだけ。

うまいチャーハンと、兄ちゃんの心意気までは「晴れ」
食べ切れなかったこと、正規料金を払わされたことで「雨」。
「晴れのち、雨」の晩御飯でした。



信長に「天下布武」を想わせた景色。

「道なき山道」との50分間に及ぶ格闘の末、
ついに岐阜城・天守を、「陥落」させました!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(岐阜城より名古屋方面を)
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(岐阜城、地勢は人格に影響する)
汗だくになりながら、雨煙る濃尾平野を望む・・・。
遠くに伊勢の海が見え、滋賀の山並が見え、そこを超えれば京がある。

当時。。。
この城を、手中におさめ、
この景色を見た信長は、何を思ったのだろう??

 
・・・こりゃ、「天下布武~~」って、気になるよな・・・。

もし、信長が、この絶景を見なかったとしたら「日本を統一する」という、
「天下布武」の旗印は、存在しなかったかもしれない。。

この城で、毎日、この景色を見ていたはずの
土岐氏、斎藤氏の人々は、「天下を制覇する」とは、思わなかった。
えてして、中にいると、わからないものです。

外からやってきた信長には、新鮮に映ったはずだ。

見る人、見る景色によって、
人生は大きく転換する。。

歴史も、経営も、人も、きっと同じなんだろうな・・・。

そんなことを思います。



岐阜城(稲葉山城)を、落とす

クライアント先の新店候補地の現地視察と、
早期回収のための条件整備の打ち合わせが、早く終わりました!

時計は、午後2時。

フ・フ・フ
それならば・・・。
「城攻め」を・・・。

標的は、この城。
岐阜城!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(岐阜城を上る)
歴史好きの間では、有名なお城なのです。

「美濃のマムシ」斎藤道三の居城であり、
軍師・竹中半兵衛が、ほんの少人数で主君・斎藤龍興から奪い、
無欲にも、すぐ主君に返してしまった城であり、
織田信長が、天下取りの拠点とした城・・・。
その後、幾度も歴史の表舞台に。

山頂にある天守閣までは、
通常は、ロープウェイで行くのですが、

そこは、憧れの「岐阜城」。
「この難攻不落の天然の要塞を、どうやって攻めたのか、確かめるのだ」と、
自らの手で「攻め落とす」ことに。

ロープウェイ乗場の係員さんの親切心を、ことごとく突っぱねて。。(すみません・・・)

「その重たそうな鞄を持って登るのは、無理だよ」
→(かたじけない。されども、先人たちは、これより重い甲冑を身につけ、進軍したのでござるゆえ・・・)

「今日は、雨だから、止めたほうがいいよ」
→(このようなときこそ、敵は「攻めて来ぬだろう」と、油断しているのでござる・・・)

「傘をさして登るのは、大変だよ~」
→(これは、傘のような槍でござる・・・)

最短で山頂に着くことができる、峻嶮な道を選び・・。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(馬の背登山道)
「老人には、無理」とか、情け容赦ない、注意書きが、なんとも雰囲気を醸し出します。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(登山道、道なき道)
もはや、道とは言えない難所の連続。
これは、攻めにくい・・・。雰囲気あるなあ・・・。



「屋」と「家」の違い・・・「葬祭家の夢」

「醸造家の夢。マスターズ・ドリーム」
「効率や生産性ではなく、ただうまさだけを追い求めた・・・」というサブタイトル。
サントリーの最高峰のビール。市価の2倍といったところ。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(葬祭家の夢)
「葬祭家の夢。フューネラル・ドリーム」
作ってみませんか?
お金や手間暇を、度外視したとしたら・・・どんなお葬式を提供できますか?
どんなお葬式を提供したいですか?

 
ところで・・・
葬儀社の場合、「葬儀屋」と、呼ばれることはあっても、
「葬儀家」とか「葬祭家」と、呼ばれることはありません。

「○○屋」と「○○家」には、微妙な意味合いの違いがあります。
今回のブログでは、これについても、自分の頭の中を整理してみたい。

有名な例は、「政治家」「政治屋」。
以下、個人的な理解ですが・・・
政治家statesman・・政治で、政治の本来の目的を究める人
政治屋politician・・政治で、お金を儲けて商売する人
「屋」のほうは、少し揶揄して、使われています。

職業をあらわす呼称で、「家」が使われているものと言えば、
画家
作家
小説家
音楽家
脚本家
歴史家
建築家
・・・カッコイイ!でも(それで、食っていけるの?)というイメージがつきまとう。

対して「屋」が使われているのは、、
魚屋
車屋
花屋
パン屋
仏壇屋
洋服屋
・・・
越後屋・笑
・・・若干、カネが好きそうで、悪そうなのである・・・。

「家」とは、専門的に「深く」ひとつの技の道を究める人。
「屋」とは、大衆向けに「広く」商いの道を究める人。
と理解しています。

やっぱり、「広く」×「深く」、いかなきゃならない・・・と思います。

まず、徹底的に「屋」を究める。
・・・自分・家族が、食べないとね~。迷惑かけちゃ駄目です。
でも、ずっと、それだけを追及していると「尊敬」はされない。
リスペクトされる存在になるには、
どこかの段階で「家」の要素
・・・業そのもの本来の目的に、真摯に取り組む。。ということが不可欠になる。

まず「広く」お客様に支持されることを究める。
次に、「深く」本来の技を究める。これが成長の過程なんでしょう。

ちなみに、、
かのサントリーさんだって、
創業から「醸造家」を名乗り、高い商品を販売していたわけではありません。
元の社名は「寿屋」と言いますし、
「赤玉ポートワイン」という大衆向けワインを販売する
ワイン屋さんからスタートしています。



高く売りたいなら、テクニックよりも本質を高めよう。

歯医者さんに行ってきました。

きっかけは、中学校の同窓会。

「おれ、6か月に1度、定期検診に行ってるで~」
ガキ大将で、ヤンチャで、イケメンだった友達の一言が、きっかけです。
・・・
当時の記憶から言えば、、
ヤツが、歯医者に真面目に通うなんて、考えられない。。。
何だったら、(歯、まだ、あるのか??)って。(笑)

彼の一言に、すっかり影響を受け、
「そうかー、アイツが行ってるなら、俺も!!」と、
根が素直(??)で、
良いことは何でも取り入れる私は、近所に歯医者をネットで探し、行くことにしたのです。

その歯医者さんで、遭遇した空間が、これ。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(歯科医院の診察台)
↑診療台と、↓待合室
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(歯科医院と待合室)
高いモノを売ろうとするなら、
あるいは、他社との差別化を図ろうとするなら、
それなりの空間を、ローコストで演出しなければ・・・ということを、再認識しました。

もちろん、接客も素晴らしい!

葬祭ホールでも、同じですね。
こうゆうセンスが、大事です。

 
これは・・・コンサルタントの匂いがするな~と思って、聞いてみると、
やっぱり、この歯医者さんには、コンサルタントが入っていました~。



魔法の枕詞・・・夢の競演

何回か前のブログで、ご紹介した
「飲食店のメニューにあると、私が、つい注文してしまう魔法の枕詞」

「生」「自家製」「焦がし」「炙り」「名物」
・・・5つのうち、4つが揃っていました!!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(焦がし醤油)
何かに引き寄せられるように、入店。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(パスタのメニュー)
これです、これ、
やっぱり外しません!



私が1日休めば、ご支援先の売上アップが1日遅れる。

5月がスタートしましたね。
帰りの道すがら、ちょっと寄り道して、
今年、一匹目のカエル君を発見!

なぜだか、とっても嬉しい。。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(5月スタート命の息吹)
いまいち、一般ウケしないカエル・・・・子供のころの通称・イボガエル。
(この呼び方は、全国区でしょうか?)

さすがに、ゴールデンウィークは、
「コンサルティングに来て欲しい」という葬儀社さんはいません。

自宅で、なんだかんだと、仕事をしています。
資料をまとめたり、ツールを作成したり、マニュアルを作ったり・・・。

 
私が1日休めば、ご支援先葬儀社さんの売上アップが1日遅れる。

コンサルタントは、
そうゆう気持ちで、生きなければならない仕事だと思っています。



光のさしこむ葬祭式場。ホールづくりの潮流

時代の半歩分だけ先を行き、
お客様の支持を得ること。

これが、売上アップの鉄則です。

マーケティング用語では「差別化」とも言います。
つまりは、
お客様から「わー、すごい!こんなの見たことない!」という声がいただければ、正解。

ホールで施行するお葬式が、一般的になった今。。
どんなホールを作れば、差別化となるのか??

クライアント先の現物ホールを、ここで公開するわけにはいきませんので・・・
モデルとなるヒントをひとつ。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(開放的なホール)
こんなカフェのような感じで、葬儀式場を作ります。

四方を壁に囲まれた「閉鎖空間」が当たり前の、一般的な葬祭ホールの常識に対して、
光の差し込む空間を作った設計を行っています。

もちろん、お金をかけては駄目です。ローコストで効果的に。
そのための、いくつかのポイントをおさえて・・・。

お客様ウケ、抜群のホールとなります。

「先行しているライバル葬儀社のシェアを奪ってゆく」には、最適なホールとなります。



公意識と名こそ惜しけれ・・・日本人とは何か?②

司馬遼太郎さんは、
日本人の特性を形づくるものとして「武士」の存在も挙げています。
武士のことを「人間の芸術品」と呼んでいます。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(この国のかたち)
明治維新以降、異例の早さで先進国の仲間入りができた理由は
国民全体に
「汚職がなかったこと」
「公意識が、横溢していたこと」
これを“痛々しいほどまで清潔であった”と、表現しています。

このような高い倫理観は「武士」からきているのです。

武士の倫理観である「名こそ、惜しけれ」の精神。
=名を汚すようなことはしない。恥ずかしいことはするな。

そもそも「武士」とは、貴族支配の律令社会から、地方へ逃げ出して、
自ら農地を開墾した「百姓」が、武装し有力化した人々。
そんな武士が、鎌倉時代、初めて政権を獲ったのです。

素朴なリアリズムに裏打ちされた「百姓の政権・鎌倉幕府」により
自分の土地=収入を、保証してもらっている恩義に対する
「名こそ、惜しけれ」の精神。

「名前を汚すような、恥ずかしいことをしてはならない」
「公のために、働く」
武士に端を発するこの思想も、日本人が日本人たる所以なのです。

所属する会社や組織であり、
会社を信じて依頼をいただけるお客様であり、
身を置く業界であり、地域であり、
ひいては、日本全体へとつながる
「公」への意識と、「名こそ惜しけれ」の精神。

司馬さんは、
「今でも、一部の清々しい日本人にみられる」と書いています。
是非とも、その「一部」でありたいものです。



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