top > 売上アップ(ジワリと効く)


物事は事実を肯定的に。井岡の試合とタトゥー

年末・TV三昧レポート・・・笑
「ボクシング」の部。

井岡一翔と田中恒成の試合は、とても、良い試合でした。
前評判の高い、若き挑戦者の攻撃的なチャレンジに、
ベテランの域になった井岡が、熟練の技で応戦。

結果は、井岡の鮮やかなKO勝利。
敗れたとは言え、田中の前に出る姿勢とスピードには、
大きな未来を感じさせた。
※何回か前のブログに書いた、長嶋さんの三振のようなものを感じた。

井岡と言えば、
連戦連勝・無敵のチャンピオンであったところ、
結婚したオンナで失敗し、意味不明の引退、トレーナーであったオヤジとの決別、
敗戦を経験、、紆余曲折を乗り越えての4階級制覇である。
とても、感動的だった。

そして、井岡の身体に入れたタトゥーと、ドレッドヘアには、驚いた!
今、思えば、日本人ボクサーでは、初めてのことだった。
きっと、眉をひそめた観客も多いだろう。
その後「ルール違反」を、取り沙汰されています。

私は、人も、物事も、
まず、あるがままを「肯定的」に受け入れることを、
仕事でも、プライベートでも、是としていて、訓練しているので、
井岡の姿を見たときの感想は・・・
「おお~~、こりゃ~、どっちが井岡か、わからんなあ~」

若い挑戦者でなく、オッサン井岡のほうが、イマドキの若者っぽい姿で、
田中の顔つきも、若いころの井岡に、どこか似ているのである。

そして、年明け
・・・偶然、我が師と、この井岡の話になった。
井岡は強かった、田中も強かった、良い試合だった。という点では、
もちろん、一致であった。

「井岡の姿に、驚きませんでしたか??」
と、質問したところ、驚愕の返事。。。

さて、師匠は、どんな感想を述べたか?
想像してみてくださいませ。
また、来週にでも!!



リモート難民となることなかれ。リモート難民を作れば儲かる

年末、地元・加古川の高校の同級生との「リモート飲み会」に参加しました。

※ご支援先からは
(え?中西さん、そんなこと、できるの??)
(やりそうにない・・)と、驚愕のお声をいただきますが、、、

できます!ばっちりできます!

たまには、そうゆうことにも、顔を出さないと。
忘れ去られてしまいそうで。。笑

 
飲み会では、バカ話もしながら、
何でも、気兼ねなく、ズケズケと、各業界の動向を教えてもらいます。
「コロナの影響、どう?」
「どうやって、対応してる?」
そして、ついには、、
「みんな、ボーナス、増えた?減った??」なんてことまで、聞く。。

ボーナスについては、
・増えた人は、いない。
・現状維持が、多数。
・減った人も、ちらほら。。

 
面白かったことが、ひとつ。

某・有名製薬会社に勤務する同級生。
その製薬会社は、コロナ禍を追い風に、儲かっている。株価も上昇。。
こちらは、そんなこと、調査済みなのである・笑

それでも「ボーナスは、現状維持」と、申告した。

「なんでやねん!会社、ボロ儲けやないか~!」
「特別ボーナスが出てもええはずやろ?
 わかった!ついに、個人的不祥事を起こしたか?」

すると、以下、彼の返事。。
「俺ら、営業がいなくても、薬が売れるってことが、会社にバレたわ・・・」
「だから、会社は儲かっても、俺らの給料は増えへんねん。。」
「この先、俺ら営業は、ヤバイかもしらん・・・」

つまり、リモートだ、感染が怖い・・・で、営業マンが医療現場に行かなくなった。
それでも、変わらず、薬は売れた。
営業マンの動きが止まっても、売れた。売れる。

だから、会社は、営業にボーナスを出さない。という理屈である。
きっと、彼の危機感は、的確だ。(さすが、優秀な同級生だ・・・)

働く人は、自分でなければできないことを、もっとレベルアップしなければならない。
※以前、このブログでも、リモートワークは「より仕事を厳しくさせる、安易さは危険」と書いた。

会社は、営業に頼らず、売れる仕組みを、考えなければならない。

 
写真は、我が地元・加古川のローカル・パン屋さん「ニシカワパン」の商品。
最近、大阪のスーパーでも売られるようになってきました。
とても嬉しいし、俺も頑張ろう!って気持ちになる。同級生と同じカテゴリーだ。

当時から変わらぬ、名物商品を買ってきました。
神戸~加古川のメロンパンは、こんなカタチです。白あんが入っています。
「白あん入り」を強調しているパッケージは、
「他地域へ売ってやろう!」という意思のあわられであろう。

そして、なんと言っても、アベック!
チョコと、クリームが、一緒になっているから、このネーミングです。
この商品のせいか、
同級生の友人は、男女二人連れ=カップルのことを、今でも「アベック」と呼ぶ・笑



マグロ漁師と、ゴッドファーザー ~相手を知り、相手になりきる

年末、必ず観てしまうTV番組が・・・
もうひとつ、ありました!!

「大間のマグロ漁師もの」です。

写真は、、マグロ番組好きなら、誰でも知ってる「山本さん」である・笑
もう、めっちゃ、いい人なんだけど・・・
発言を聞いていると、ヤキモキするのである。

「歩いていれば、いつかは当たる」とか、
「釣れたのは、偶然だ」とか、、
(ダメダメ、そんな考えだから、釣れないんだよーーー!)って、TVにダメ出しする。

同じ大間で、大儲けしている漁師さんは、ちょっと違う。
・一本釣り以外の漁の方法を学ぶ。
・最新の魚群探知機を装備する。
・マグロを高値で売るための、巨大な貯蔵庫を備えた船を建造する。
・気温、月の満ち欠けによって、潮の流れを予測して、待ち伏せする。
リスクを伴う設備投資と、学び・分析・技術を、備えているのである。

そして、この儲けている漁師さん言ったことが、素晴らしい。。
「マグロを知ること」
「マグロの気持ちになること」が、獲れるコツだと。
俺がマグロなら、ここへ行く。。と予測するのである。

時を同じくして・・・正月休み、
映画「ゴッドファーザー」3部作を、まとめて観た。

アルパチーノ扮する2代目「ドン・コルレオーネ」が、
奇しくも、儲かるマグロ漁師さんと、同じセリフを言った。
「俺が父親(1代目)から、学んだことがある。
 それは、相手の気持ちを考えることだ」

道徳的に「相手の気持ちになれ」と言っているわけではない。
社会で、生き残るためには、
「相手の気持ち」にならなければならないのだ。
だから、この言葉に価値がある。

マフィアの成功のコツも、マグロの成功のコツも、
人生成功のコツも、きっと、同じである。



優秀な人材を求め、飛躍をはかるチャンス到来

今年も、ご支援先での仕事は、
年末ギリギリ29日まで。。

昨年は、31日まで、ご訪問していたから、
少しは、マシになりました!
あと、少し・・・頑張ります!!

 
こちら、大阪市内の求人情報誌・タウンワークの今。。

約50ページ前後である。
明らかに薄くなっています。

ピーク時の3分の1。
通常時の2分の1・・・といったところ。。

※以前、このブログで、タウンページ求人について、
 ちらっと書いたことがありますので、ご確認を。

今、コロナのおかげで、明らかなる買い手市場です・・・
飛躍のための優秀な人材を探すなら、
今から来年にかけて・・です!



戦力外になる人の共通点は、すぐ目先を変えること

秋から年末、
12球団では、戦力外通告が本格化してきます。

毎年、戦力外の記事には、いつも見入ってしまうのです。

年末のTV番組「戦力外通告~クビを宣告された男たち」は、
何年も連続で観ている。
私の年末の風物詩である・笑

自分に重ね合わせ、
今「戦力外」になっていないことに、束の間の安心を得る。
そして、これから「戦力外」にならないように、
ふんどしの紐を締める気持ちになり、新年を迎えるのである。

 
最近、ネットニュースに、
中日で21年間もプレーした名選手・森野将彦さんが、
数多くの先輩・同僚・後輩を見て、
「戦力外になる短命選手の共通点」を挙げていました。要点をまとめてみました。
↓↓
戦力外になる選手に共通するのは「逃げ」の姿勢である。

ひとつの事をやってられない。何かすぐに変えてみようとする。
探究心があるという見方もできるかもしれないけど、
結局、何かを極めようとしない。

壁にぶつかると、まず目先を変えてみる。
懸命な試行錯誤にも見える一方で、
それは、安易な「逃げ」につながる。

最初の3年で、どこまで基本の土台ができたかで決まる。
その後の4~6年目で、ある程度勝負できないと、早く終わる。
↑↑

「彼らの普段の練習の姿勢を見ていれば、すぐわかる」とありました。

・・・・
新しい世界へ入った人は、
ひとつの会社で3年間は、必須事項である。
その会社で、基本と仕事の1分野を極める。

社会的「戦力外」=収入が増えない人は、
会社も、職も、3年もたずに、逃げる、
6年以内の勝負もせず、コロコロ変えるのである。



社内にコロナが出てこそ、一人前の経営者

私は、自称「コロナ・マニア」で、
3月ごろから、
会う人には、必ず「知り合いに、コロナ出た??」と聞いて、情報収集している。
コロナの身体な影響、社会的な影響、
保健所、病院等との対応方法、、すべて聞いている。

信頼できる筋のTV番組や映像、文章には、
ほぼ、すべて、目を通している。

もちろん、もしも、ご支援先から、
コロナ感染者が出たときの対応方法を、アドバイスできるよう、
備えておくためである。

最近は、身近でも、
かすっていたり(濃厚接触者に認定、感染者と同席していた)や
友人や従業員が遭遇したり、、ということが、増えてきました。

経営者は、
ちょっとした「面倒」に遭遇してこそ、
一人前。。的なことがある。

わけのわからないクレーム客に対応してこそ、一人前。
不義理で、非常識なスタッフに遭遇してこそ、一人前。
税務署に入られてこそ、一人前。。。
今の時代は、
社内にコロナ感染者が出て対応してこそ、一人前。である。

細心の注意を払うが、
それでも、そうなるときは、なる。
税務署が来る、くらいの感覚で、コロナが来た。と思って欲しい。

街を覆っている雲のようなコロナ禍が、
早く晴れ渡りますように!



真実を知り、対応するための統計とは? ~先日のブログの答え

先週のブログ、このグラフの問題点。。答えです。

横軸は、100%でなく、
アンケート集計の実数にしておくべきである。
全体像を知ることが必要なのです。

たとえば、
自民支持者300人のうち、30%が賛成。
公明支持者 50人のうち、50%が賛成。
維新支持者200人のうち、90%が賛成。。と
この300人、50人、200人。。が横軸となっていなければ、
正確な全体像は、つかめない。

つまり、横棒が、デコボコになって、
その中が、赤と青の構成比となっている。
というのが、このデータの「真実の姿」である。

 
百歩譲って、
支持政党別の賛否を、見やすくするため、一律100%にしている。。
という場合であっても、
アンケート回答総数と、各政党別の支持者の実数は、
グラフの横に、ちょこっと、書いておくべきだ。
それが「統計」の基本ルールである。

真実を伝えるグラフを出している報道も、ネットもない。
国民をバカ扱いして、バカに育ててゆくのが、
こうゆうグラフを作るマスコミである。
人は、見聞きするものによって、脳が洗脳される。

全体像を知らせない、
わかりやすい断片的な情報だけで、バカを育てて、躍らせる。。

このグラフの問題の本質は、
コロナ禍を生み出している、報道や政策の問題の本質と、まったく同じである。

ちょっとした知識と行動で、
コロナと共存できるのになあ・・・。
騒動の当初から、変わらぬ私見である。

ワクチン開発まで、
コロナ禍によるダメージは、続くだろう。。
コロナは、自然現象かもしれない。
が、禍は、人災である。



大阪の選挙の結果分析② ~賛成率と所得層

次に、賛成率と所得と比較してみる。

賛成率と世帯所得とは、ある程度、比例している。
高齢化率の次に、作用しているようである。

5)異常値である「阿倍野区」は、最も所得が高い、高齢化率は進んでいる地域。
 帝塚山、北畠という、昔からの資産家
 =成り上がりでない本物の金持ちが住む高級住宅街がある。

6)同じく、異常値である「東淀川区」「浪速区」は、所得が低いが、若年層が多い地域である。

7)大阪名物?全国トップを誇る(恥)「生活保護世帯率」は、西成区で30%以上。
 西成区以外の区でも、実に、10世帯に1世帯が、生活保護受給世帯である。

8)商業施設、交通、産業等の街づくり開発が、地域の発展に大きく寄与している。
 
最後に・・・
データからは、飛躍しているかもしれない。
「鶏が先か、卵が先か」の議論となるが。

先が、どうなるかわからないことに対して、
「変えてみたい」と、考える人は、所得を増やすことができる。
「今のままが良い」と、考える人は、所得が増えない。
こんなことも、データから、私は、教訓とした。

統計の作り方、読み方は、人それぞれである。
多少の偏見や間違いがあっても良い。
大切なのは、それの活かし方である。



大阪の選挙の結果分析① ~賛成率と高齢化率


大阪都構想の選挙結果を、
今回は、区別に、詳細分析してみました!

ご支援先でも、、、
1日、何も話さず、数字だけをいじらせてもらえるならば、、
こうゆうことを、ネチネチとやっていると思います。

わかったこと・感じたことが、色々、あります。。

1)賛成・反対は、やはり、高齢化率に、最も比例している。
 維新が、高齢者特権を、たくさん取り上げたからである。
 年配者にとっては、今は良い世の中で、変わって欲しくない。

2)異常値を示す「天王寺区」には、何があるのか?
 新しい区割になると、南側の他の区と、同じ区となる。それが嫌なのである。
 一種のブランドとなっている区が、そのイメージが損なわれることを嫌っている。
 
3)人は目先のメリットに動く。自分たちの区が中心になるか?が大事。
 前回よりも、賛成率が下がった区は、
 5区を4区にすることによって、他に統合され、中心地から離れる区である。
 主に廃止となった「湾岸区」の数字が下がっている。2)に類する思考です。

4)人口増減の予測にも、比例。
 これは、高齢者が死亡してゆく・・という事実と、関連度が高いが、
 自社の拠点としている地域が、これからどうなってゆくのか?に、備えておくことが必要。
 ある意味、恐ろしいデータである。調べてみる価値がある。

(つづく) 



想像。。常に自分事として、とらえる訓練

出張中の空港にて・・・
ロビーにアナウンスがありました。

「さきほど、手荷物検査場にて、
 猫のキーホルダーのついた鍵の落とし物がございました。お心当たりの方は・・・」と。

もし、自分がカギを落としたなら、
ちょっと、恥ずかしいことになるぞ。。。と、考えて、ニヤニヤしてます。

「エイキチ・ヤザワと書かれたキーホルダーのついた鍵を・・・」と、呼び出されるのかな?
呼び出す側も、、ちょっと考えるだろうな~。

 
 
何事も、できるだけ「自分事」としてとらえる訓練を、
20代のころから、ずーーっとしてきました。
それが、ふとしたときのアイデアや知恵につながってゆきます。

こうゆう日常を送っています。
普通のアナウンスを聞いて、もし俺がカギを落としたら・・・と、
考えて、ニタニタしているのです。

 
私が作るチラシや看板、HPの原稿を見て、
「どうやったら、こんな文章を作れるようになるのですか?」と聞いてくださる
ご支援先社長がおられます。

そのときは、別の角度から、理由をお伝えしましたが・・・
きっとこんな要因もあるのだと思います。



知と情 

知は、刀である。
情は、刀を入れておく鞘である。

知識・見識・知性は、切れ味鋭い刀である。
身を守り、身を立てるために必要である。
しかし、振れば、他者を傷つけ、
ときに、自分も傷つける。

そこで、
情という鞘が必要になる。
相手を思う気持ち・心・なさけ・誠意である。

切れない刀(=知性なき人間)では、役に立たない、戦いに勝てない。
鞘(=情深き人間)だけあっても、戦えない。
※これが、真の達人レベルになると、鞘だけでも勝てるらしいが・笑

現代の「武士」は、
研ぎ澄ました知という刀を、
情という鞘に納めて、歩くのである。



飲食店の一番商品。。立体的な「高さ」

勝手にルール化・独断と偏見の飲食店ノウハウ・・・

繁盛店の人気メニューには「立体的」なものが多い。
とにかく、高さを出すと良いのである。

(間違っていたら、すみません・・)

古来、引力の法則に反するように「高い構築物」を作る。
ということは、民衆の憧れ。権力の象徴であった。
古墳、ピラミッド。天守閣、城郭。
現代においては、高層ビル、タワーマンション、スカイツリーに登りたがる。。

「○○は、高いところが好き」という、格言もある。笑

飲食店の商品において「高さ」を出すと、なぜだか、喜ばれる。。。
何故だろう?
その理由を、ぼーーーっと考えていました。



分岐点で、どの選択肢を選ぶのか?それで人生は決まる

お笑い芸人のバカリズムが、脚本を書き、
竹野内豊が主演したドラマ「素敵な選TAXI」。

コミカルな演技、良く考えられた台本に加えて、
毎回、流れる冒頭コメントが、
真理を述べているように感じていて、気に入っている。

↓↓
人生とは、分岐点の連続である。
人は、日常生活において、
さまざまな分岐点に遭遇し、選択を迫られる。

それは、その後の人生に
さほど影響を及ぼさないものから、
生死に関わるほど重大なものまで…。
一度、選択を誤ったら、
後戻りできないのが人生です。

もし、そんな人生の分岐点に
戻ることができるとしたら、
あなたならどこに戻りますか?

このタクシーはね、
お客さんがやり直したい 分岐点に戻してあげることができるんですよ。
 
人生には幾多の分岐点がありまして。。
どんな仕事に就くか。
どんな部屋に住むか。
夜は何を食べようか。
どう時間を過ごすか。
そういった分岐点で、どの選択肢を選ぶか。
それで人の人生というのは、決定していくんです。
↑↑

まさに、その通り!!真理である。

誰と付き合うか、
どのテナントに入るか、
どの事業に参入するか、
どの地域に進出するか、、、
人生よりも下位レベルにある、経営においても、選択の連続である。
あと戻りは、できない。

 
自分が、最も正しいベストな選択ができるよう、
心に曇りない状態で、物事を見聞きし、勉強し、
自分が高まる良い環境に身を置くこと。

自分を「選択」してくれた人には、
全力で付き合い、最大の効果をもたらすこと。

だいたい、
低迷している人も会社も、
こうゆう「選択」が、間違っているだけである。。笑


仕事先へ向かう途中、可愛いタクシーに巡り合えて。。
ふと「素敵な 選・タクシー」のことを、思い出しました。



農場経営 憧れの本店づくりと、商品化

ラベンダーと言えば、富良野。
富良野と言えば「ファーム富田」である。

20年ぶりに行ってみて、驚いた。

20年前「ファーム富田」のラベンダー畑があった場所は、
全敷地の中の一部の駐車場として使われていて、
周辺の土地の全部が「ファーム富田」になっている。
どうだろう・・・
敷地面積は、5倍くらいになっているだろうか?

直営の売店やレストランも立ち並び、
今や「ラベンダーのテーマパーク」と化している。
以前は、ちょっとした小屋に売店があっただけである。

余談ですが・・・
広大な敷地の隣には、
「富田メロンハウス」という大きな施設もできていた。
一見すると(おおーー。メロン事業にも進出ですかーー)としか見えないが、
現地でちょっとした「違和感」を感じて、
ネットで調べてみたところ、
まったく別法人の経営らしい。仲は良くないようである・笑

とにかく「コバンザメ」が寄ってくるほどに、
農場経営においても、躍進している会社が出てきた。

キーワードは、「商品化」であろう。
(ラベンダーのオイルは、自宅でも使っていた)

しかし、
単に「商品」を作っただけでは、売れにくい。
いわゆる「憧れの本店」巨大テーマパークとセットであることが、
商品が売れるかどうか?という
「偶然」を「必然」にしている。



経営と「血脈」・・・生物学・歴史学・経営学の共通項

競馬は、「ブラッド・スポーツ」とも呼ばれる。
そこも、魅力のひとつである。

そして、私は「血=DNA」について、
様々な種の生物=生物学と、
歴史上の国々・家々の栄枯盛衰=歴史学と、
会社の栄枯盛衰=経営学を、好きで研究していて、
この結果、類似であると思っていて、、ちょっと、小うるさい。笑

先日のブログにあるように、
競馬の世界で「勝てる馬」を育てるためには、
内部で脈々と・・・というスタイルで、成功するのは、本当にレアケースである。
「強い馬」を種牡馬として、輸入してくるほうが、結果として、勝てる馬が、生まれている。

有名なところでは、社台グループが輸入してきた、
サンデーサイレンス。
古くは、ノーザンテースト、リアルシャダイ、トニービン。。

日本の国内産馬で成績を残し、活躍した馬の血脈も、
その血が残るのは、良くて2代である。大多数は、1代限り。

私の知る範囲で、ざっと紹介すると・・・
シンザン →ミホシンザン ・・・(以降、続かず)
トウショウボーイ →ミスターシービー ・・・(以降、続かず)
シンボリルドルフ →トウカイテイオー ・・・(以降、続かず)
ニホンピロウイナー →ヤマニンゼファー ・・・(以降、続かず)
ステイゴールド →オルフェーブル →??(まだ、わからない)
キングカメハメハ →ロードカナロア →??(まだ、わからない)

稀に、3代続いたケースもある。
アンバーシャダイ →メジロライアン →メジロブライト ・・・(以降、続かず)
メジロアサマ →メジロティターン →メジロマックイーン ・・・(以降、続かず)
今、こうしておさらいすると、
「メジロ牧場」の「執念」が、如何に凄いものであったか・・・を、改めて、知る。

オグリキャップも、ミホノブルボンも、ナリタブライアンも、、強かった馬でも、
後継馬が勝てなかった場合は、血は残らない。
最近なら、テイエムオペラオーも、あのディープインパクトだって、
次の世代が、種牡馬として活躍するかどうかは、わからない。

生物学の見地からも、
歴史学の見地からも(これは、以前のブログでもお伝えしている)、
優秀な血脈が、2代、3代続くというのは、
非常に難しいことなのです。

会社=法人「法的人格」として見たとき、
同族血脈を、2代・3代と続けてゆくことも、如何に困難なことであるか?
という証明です。
オーナー中小企業が、これに、チャレンジするには、生半可な気持ちでは、通用しない。
血=DNAを、のちの「育つ環境」で、自らバシバシ鍛え続けるしかないのである。

また「法人」が、何代にもわたり、勝てる状態を続けるには、
「外部からの血」をいれることは、最も合理的判断である。
オーナー企業では、優秀な娘婿が後継して、躍進する法人がある。
※ただし、娘さんの眼力による。
大きな法人は、創業家血脈以外の優秀な社長に経営を任せて、好成績を続けてゆく。
いわゆる、「資本と経営の分離」というものである。

何代にもわたり、勝ち続けることが宿命であるサラブレッドの血脈と、
過去の国々、家々の血脈と、
「経営の血脈」は、まったく同じである。



繁栄・繁盛を作り出す「設計」

・・・最新の繁盛・温泉旅館にて。。

お風呂も、お部屋も、ロビーも、
非常に、考えられた設計されていて、感心することばかりである。。

このインフィニティ温泉(温泉の縁が見えず、自然の景色と一体となったようなお風呂)も
シロウトが楽しめるように、本当に、よくできている。

この「湯船の仕切り」は
深さ:460、幅:230、背もたれ:580、深さ:460
「座って、浸ってよし」
「熱くなってきたら、腰かけてよし」絶妙のサイズである。

とにかく、空間デザインと仕組みの勉強になること多数。

ん??
なぜ、お風呂の中を撮影できるんだ??
いいのか?そんなことして・・・。。

目的達成のため、ちょっとしたアイデア&「抜け道」を使いました!・笑

 
しかも、この旅館は、金持ちしか相手にせず、暴利を貪るリゾートチェーンではない!
必要のない部分については、合理的に削りながら、
ちゃんと満足できるようにしていて、お値打ち価格である。

「高くて、良い」のは、当たり前。。
たとえば・・・「暴利リゾート」チェーンについては、私は、意地悪だから、こう考えてしまう。。
法外な高額宿泊料金の半分くらいは、
「暴利リゾート」が、次に買収するホテルの購入代金が、上乗せさせられている。
(俺が、泊まることのない、全国のどこかのホテルに対して、
 なぜ、いま、ここで、俺がカネを払わなきゃならないんだ?)
あるいは、
苦戦している不採算ホテルの借入返済に回されているんだろう。。なんて。

 
今回、宿泊させてもらったホテルの設計とサービス、料金体系に、
経営に関わる者として、賛辞を送りたい。
そして、このホテルを探してきた自分に大満足。。これが、さらに贅沢気分をアップさせる。

お風呂に浸かりながら、
部屋でゆっくりしながら、
ふと、考えたことがあります。

「ああーーーー贅沢だなあ・・・・」
「この贅沢に勝る贅沢が、仕事以外で、他にあるだろうか??」

 
「うーーん、、あった!」
答えが出た!
(つづく)



コミュニケーションの原点、身体が基本である。

仕事で必要な大きな荷物を、
時間的に、家でも事務所でも、受け取ることができず・・・
運送会社の「センター留め」にしてもらい、
夜中、受け取りに行きました。

巨大物流センターは、夜中も、こんな感じで動いています。
いやー・・・この果てしない、壮大な物量と、
仕分けの技術に、感動を覚え、しばらく見学。。。笑

6個口の重たい荷物を用意してもらい、
車に積み込んでいると・・・・
出荷場に来ていた、
この会社の運送ドライバーさんが、
何も言わずに、手伝ってくれました。

ガテン系の仕事って、
とてもわかりやすい、こうゆう醍醐味があります。
ハッキリ言って・・・・大好きです!笑

浅黒い中年のおじさんでした。
「すみません!!ありがとうございます」と、謝意をあらわすと、
ただ、笑って、手をあげて、自分の車へ帰ってゆきました。

普通の服で、普通の車で、
こんな時間に、巨大センターに入ってきて、
目をパチクリさせて、感動していたのを、見ていたのか??

重たい荷物だったので、
「ヨーーシ!」と気合を入れて、
小走りで、楽しそうに荷物を運んでいた姿を、見ていたのか?

※決して、エッチラ、オッチラ、ヨタヨタと、運んでいたわけではない。
颯爽と、運んでいた(つもりだ)

自分なりに、イケてる感じで運んだつもりでも、
プロから見れば「危ない運び方だなあ、助けてやらねば」と、
思われたのかな?

それとも・・・
これが、このガテン系ドライバーさんの「生き方のルール」なのか。

「昭和の男」が、
最も、憧れる行為の一種ではなかろうか??
かなり以前のブログに書いた「高倉健」と「池部良」の、
殴り込みシーンと同じである。

ともかく、
私が、このドライバーさんの、この行動で、
この運送会社のファンになったことは、間違いない。

私も、こんな人になりたいな・・・と、
今更ながら、感じたことも、間違いない。



ドライバービューとスカイビュー・・・山と谷の愉しみ

オッサン待望のプロ野球が、開幕しました!
ということで・・・
ご無沙汰していたスポーツがらみのネタを、喜びの余り、連発させます!

開幕までの長い自粛期間、関西では、
タイガースファンのために、地方局が、
「虎辞書なる」(トラジショナル)なる番組を放映していました。
過去、阪神タイガースが、
気持ちよーーく、勝った試合だけを、約1時間半、だらだらと放送します。

点をとられるシーンは、割愛され、
点をとるシーンを、重点的に、編集して放送します。

これが・・・
なぜだか、物足りない。。
痛快なはずなのに、「面白くない」のである。
理由を考えてみました。

野球も、人生も、すべてが、
山あり、谷ありの「つながりある」ドラマであって、
山ばかりでは、
なんだか、結局、つまらないものになる。

谷に落ちないよう、あるいは、谷から這い上がるため、
何とか、心技体をフル稼働させて、必死になって、
ちょっとした山に登れることが、「面白味」を生み出している。
場合によっては、そのまま負けてしまって悔しいことも、あるんだけど。。

この「ザ・阪神びいき番組」を観ていて、
そうゆうことを感じました。

「気持ち良い」の連続は、
「気持ち良くない」のである。

今、もがいている自分の状態を、ドラマか映画でも観るように、
(こりゃ谷だなー。これから山がくるかな? いや、これから崖に落ちるぞ!!)なんて
「目の前にある風景を見る目線」と「少し上空からその自分を見る目線」。。
ちょうど、カーナビの「ドライバービュー」と「スカイビュー」の
両方の画面を見るような感覚で、
生きていると、間違いが少なく済むし、余裕も生まれる。楽しめる。

普段、街を歩いているときも、食べているときも、
腹立たしいときも、嬉しいときも、
今、自分を上から観たら、こんな感じかなーー?と、
想像しながら、生活しています。(※ちょっとした変人です)



達人との食事

達人との食事にて。。

ランチで出された、私のこの定食セットを見て、
達人は、何と評したか・・・

「大根のツマが、チョロっと出ているところに、この店舗の繁盛ぶりが出ている」

この一言に、衝撃を受けてしまう、私の「感性」も、変なのかもしれないが、
この着眼点・着想に、どうしようもなく、惹かれてしまうのである。。

メニューを見ても、店舗を見ても・・・
何気ない、ひと言が
「知の結晶」である。

 
私が、数十店舗の現場と数字を見て、
導き出した、某業界の「繁盛の法則」=気づいている人は、ほとんどいないことを、
達人は、何も見ずに、スパッ!と、言い切る。
「そんなもの、パチンコ屋も、同じだ!」と。

なぜ、そんなことができるようになるのか・・・・

余すところなく、吸収したい。



小さなお店の生き残り策

偶然、出会った番組の中から、
備忘録として・・・

「小さな会社、困っている会社を応援して、儲かる会社にしてゆきたい」
これが、私がコンサルタントを志した「初志」であり
今でも「貫徹」できていると、自負している。

なので、こうゆう番組の中身が、とても気になる。

お客様の好みの書籍を覚えて、それを仕入れる。
お客様と会話することが多い。
自分の商品を、完全に解説できる。
内容だけでなく、自分の体験や感想もまじえて語れる。
手書きのPOP、想いを込めて書く。
作家さんを招いてのイベント開催250回以上。
新刊ではなくとも、面白い本がある。
会社や病院の待合室等への配達が、売上の半分を占める。
本を通して、人とつながる。。。こんな特長がありました。


店舗数や、市場規模の推移は、近い将来、
葬祭業界もこのようになってくる。

以下、所感。。
新刊と品揃えで勝負しても、大規模書店に負ける。
利便性で勝負しても、通販に負ける。

本とは、何か?
本屋とは、何か?

この定義づけを、きちんと持つことが、
小さなお店が、大規模店舗に「負けない」キーポイントとなっている。

本とは「人が生きるための助けになるもの」
本屋とは「人に新しい価値観を届けるナビゲーター=コンシェルジェ」
この小さくても、強く生き残っている本屋さんは、
このように、とらえて経営している。
だから「負けない」

 
お葬式とは、何か?
葬儀社とは、何か??



ページトップ

TOPへ戻る