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新コロと天人相関説と政権 ・・マニアの勘ぐり

安倍総理は、もしかして、
この理論を知っているのかもしれないな。。。

天人相関説。
天災は、為政者の不徳が、原因である。
為政者が、善い行いをすれば、天災も起こらない。
政治を、天が祝福したり、罰したりしている。
という、
古代中国・儒教から出た説である。

現に、歴史上、
天変地異(大地震、大災害、飢饉、疫病等)がきっかけで、
王朝や王が交代することは、とても多い。
「それが起こるのは、良い政治をしていないからだ!」となるわけです。

そして、これを何とかおさめるために、
寺院、仏像を建立したり、改元したり、遷都したり
徳政令(民衆への大判振る舞い)を出したりしてきた。

つまりは・・・(不徳によって??)どうにもならない事態が起こってしまったとき、
為政者は「これまでと違う、大きな動きをする」ことが、重要と言えます。
その内容が、多少、的外れであったとしても。
どんな結果・評価になるかは、比較ができないから、
「良かった」「いや失敗だ」の評価は、いつも五分五分になる。
最も避けるべきは「チビチビ小出しと後追い対処策で、
こうゆう結果になったのは、為政者が頼りないからだ」と、思われることです。

実は、近年、
日本で起こった大規模な天災の直後には、
「天人相関説」が、生きている・・・!?と思えるような
政治権力の交代が起こっています。

1995年1月・阪神淡路大震災=当時、自社さ連立・村山政権。
  ⇒翌年1月・自民・橋本政権へ(自民単独)
2009年の春・新型インフルエンザ=当時、自民・麻生政権。
  ⇒同年、9月民主・鳩山政権へ(政権交代)。
2011年3月・東日本大震災=当時、民主・菅政権。
  ⇒翌年12月自民・安倍政権へ(政権交代)

安倍総理は、このような「歴史」や「理論」を知っているから、
自分はそうならないように・・・と
必要以上とも思える「徳政令的」対策を、打ち出すのではないか?
この歴史に、歯止めをかけることができるのか??
真に国民のための施策か?自己の政権維持のための施策か??

ゲスな歴史好きの勘ぐりである。。。笑

「新コロ」発生時、権力・人心の掌握が上手な政治家(※実名は控える)は、
総じて「大衆ウケしそうな、極端なまでの対応」を提唱していた。

いつも大混雑の金曜日の夜の羽田空港も、この通りの閑散ぶりです。



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