2019年9月29日 22:20
安倍政権、内閣改造の翌日。
いわゆる「左」と「右」の代表新聞2紙を比較してみる。

こうして、何事も
「両端」の意見を知ると、面白い。
見出し部分だけを比較しても、下記の通り。
(左)側近重用・サプライズの影で ⇔(右)集大成へ骨格維持
(左)イメージ戦略・小泉氏起用 ⇔(右)小泉氏抜擢で新味
「めくらまし」批判も
(左)政策課題・山積み ⇔(右)改憲・高いハードル
(左)二階氏交代・一時模索 ⇔(右)改憲にらみ二階氏続投
「安倍政権が、内閣を改造した」という、ひとつの事実。
この事実をもとに「真実は何か?」と文章を書くと、
これだけ「解釈」の違いがある。
事実とは、実際に起こった事柄。現実に存在する事柄。英語で「fact」、
人の意見の介在しない、客観的に見た事象そのもの。誰が見ても変わらないこと。
真実とは、ウソ偽りのない事。本当の事。英語で「truth」
人それぞれにある主観や考え、解釈に基づいた結論。
その「事実」が、現出するに至った「真実」は、何か?
その「事実」が、将来もたらす「真実」は、何か?
たとえば・・・
「オレンジ」の事実。
糖度。色合い。サイズ。重さ。価格。等級。品種・名称。産地。。
「オレンジ」の真実。
前後に食べたものや、自分の体調、気温等々により
甘いと感じることもあれば、それほど甘くないと感じることもある。
色にしても、大きさにしても、由来にしても、食べるか否か、食べ方においても
解釈によって「真実」のとらえ方は、まちまちだ。
「事実」と「真実」。「左」と「右」。
大切なことは、
より美味しく、安全に「オレンジ」を活かすためには、どうすれば良いのか?
という思考法ではないかな??
事実の受け止め方。
真実の見極め方、活かし方で、人生が決まる。
2019年9月22日 21:27
落合信彦さん、
アサヒスーパードライの初代CMに
登場していたことでも有名な国際ジャーナリスト。
学生時代からアメリカに渡り、石油ビジネスを起業、
各国の諜報部員とも親交があり、
自らの経験をもとにした、フィクション、ノンフィクションを書いていた
ハードボイルド系の作家さんでもある。
今、ささーっと、読み返してみる。
16歳とか17歳の若者にとって、
生き方のスタンスを決める根本思想が、
良きにつけ、悪きにつけ(笑)
乾いた砂に水が沁みこむように、浸透していったことがわかる。
ちなみに、
一文のみで、陽一・信彦をつなげた「ニーチェ」のくだりには
確か、こんなことが書いてあった。
・・・
落合信彦が、アメリカに仕事で出かけたときのこと。
アメリカのタクシーの黒人運転手が、
待ち時間にカミュだか、ニーチェだかの哲学書を読みながら、待っていた。
道中、哲学の話題で盛り上がった。
ノビーは、このことを、絶賛して
「俺は、アメリカの懐の広さと強さの理由を見た気がした。
日本に、こんな運転手がいるか??」
ボクも、
運転手になったら、哲学書とか読みながら待つ運転手になろ~。
週刊誌のエロコーナーとか、漫画とか、読まないようにしよ~。
(※家で隠れて読もう・笑)
でないと、ノビーに怒られるからな~!
そうすれば、日本も、自分も、凄くなるんだろ?
そんな感じで、
若かりし頃、本に出会っていました。
・・・
ブログを読んでくれている、若い皆さんへ
飲みに行って、親交を温めるのも良いことだし、
美味しいものを食べるのも、良いことだと思う。
でも、それら1回分のお金で、
自分の人生が変わるかもしれない本と、出会える。
お金をどう使うか?
同じ価格でも、その価値の大きさの違いは??
2019年9月21日 22:22
え?
もしかして・・・!?
最近、テレビやネット等で注目されている
落合陽一さん。
最近の若手経営者や、コメンテーターの発言を聞いても、
著作を立ち読みさせてもらっても、
流行とカネだけを追い、地に足がついてない=普遍的なものが少ない。
そのため「メモをとっておこう」と思えるネタは、ほとんどない。
でも、若手の中にあっても、落合陽一さんだけは、
メモをとることがあったので、
いくつか代表作を買って、読んでいます。
そして、彼の本を読んでいたら、偶然、見つけたこの文章。。
↓↓
僕の父は、子供相手でも
「ニーチェを読んでいないヤツとは話ができない」などと
言ってた人だ・・・
↑↑

おや??
もしかして
この「父」って・・・・あの人ではないか??
うん!こんなことを言うのは、あの人しかいない。
苗字が同じだから、確実だ!
約30年も前に、読んだ本の内容と、リンクしました。
スペースに限りある、マイ「書棚」の奥のほうに、
まだ何冊か、生き残っていました。

若いころの「アオ臭さ」が、恥ずかしいから、
過去を封印するように、書棚の最奥に・・・笑。(申し訳ない!)
でも、
私は、原理原則を説いた大切な本しか残してないから(許してください!)
高校1年生のとき、友達にすすめられて、読み始め、
ほぼ、全部の本を読んでいました。
(著作が、自己啓発系オンリーになってきた1990年代中盤には、卒業)
調べてみると、どうやら
落合信彦さんのご子息が、
落合陽一さんであるらしい。
親の名前を、積極的に公表していないようですが。
また、そこが、ちょっと見どころがある。
子供を相手にしても、子供扱いしない。
というスタンスは、
現在の自分と、ちょっと似ているかも。。
私も、陽一同様「ノビー」の影響を受けて、育ったみたい。
※ノビー・・・落合信彦さんのアメリカでのニックネーム
2019年9月14日 10:28
軍事と治政を怠り、酒や女や遊興、風流に溺れた武将が、
どうゆう末路をたどるか?後世どう記録されるか?
主君を裏切り、卑怯な行動をした武将が、どうなるか?どう記録されるか?
最後、逃げたり、汚いことをした武将が、どうなるか?どう記録されるか?
力量不足を自認せず、部下の進言を受け入れない武将が、どうなるか?どう記録されるか?
後継者を甘やかした親、ボンクラに育った後継者が、どうなるか?どう記録されるか?
部下に横暴で、追い詰め過ぎた武将が、どうなるか?どう記録されるか?
義理を欠き、信念なく、私利私欲に走る武将が、どうなるか?どう記録されるか?
歴史には、実在の色んな人物が登場する。英雄だけではない。
そして、男は、それを自分に重ね合わせる。
少なくとも、最低限、
上記のような人間になって、ロクな末路をたどらず、
不名誉な記録が、各所に残るようなこと。
それだけは、絶対に避けたい。。。と、思うようになる。
歴史上の登場人物を知れば、
そう思うのは、必然の感覚だろう。違うのかな??
そして、
もし、できることなら・・・
質実剛健、文武両道=知力・胆力・武力に秀で、
主に忠誠をつくし、その信厚く、公明正大、兵や民からも愛される。
僚友と切磋琢磨し、配下の武将を育て上げ、優秀な後継者を残し、
後世に残るほど、立派な最後を遂げる。。。
そうゆう人間になりたいな。
と、憧れる。
そうすれば、自然とその方向へと動く。
これが、人格形成の大切な時期=少年期から青年期にかけて
「歴史」を学んだほうが良い理由のひとつでもあります。
「おかしなヤツ」「ダメ人間」に成長することは、ないはずなのです。
・仕事=生きることと認識する、趣味中心の生活では「滅亡」する。
・職をコロコロ変えない。主家を替えることは「恥さらし」そのもの。
・卑しいこと、不正、不義、無責任、自己中心は、自身の「破滅」に直結。
・辞めた後、悪い風に言われる「不名誉」な辞め方・最後としない。
・誰であろうと、特に後輩、取引相手には、礼節を持って接する。。
こうゆうことが、理解できる人に育つ。
2019年9月8日 21:35
当社が、材料を買っていた会社が、
業績不振で、事業規模を縮小する・・ということで、
大阪支店を、閉鎖する通知が届きました。
今後は、本社のみで運営してゆくらしい。
ああ・・・
とっと、たくさん買ってあげていれば、良かったなあ。
我々も、力不足で、申し訳ない。。という気持ち。と、
現実的には
別の業者さんを探しておいたほうが良さそうだなあ。という
打算的な気持ち。
当社の担当者は、とても良く頑張る人で、
最後まで残り、残務処理にあたるらしい。
今年に入ってからは、
使えない人。給料が高く、売上に貢献しない人。から順番に、
バシバシ、リストラされていたらしい。
それでも、最後まで、
自分の会社の悪口を、一切言わなかった彼は、立派だと思う。
しかし、コンサルタントとしては
「業績不振の真実」は、知っておきたい。
「どうすれば、こんな風にならずに済んだと思いますか?」
「職業柄、後学のためにも、聞かせてください」と、水を向けた。
そうすると、
もちろん、大前提は、我々の能力と努力不足が、原因ですよ・・
という言葉から始まり、
「もっと、トップに現場を見て欲しかった」
「もし、現場を見れないなら、現場の提案を、受け入れて欲しかった」
「数字だけを見て、提案をダメ出しされ、身動きがとれないのが、もどかしかった」
創業オーナーが、一線から退き、
次の身内オーナーは、会社を売却し、
大株主=トップが変わった会社での出来事だ。
「会社が、モノのように、ポンポン売り買いされ、数字だけで判断される。
話は、聞いたことがあるけど、他人事だと思っていたら、
自分の会社で、起こってしまいました」とも、言ってました。
他人事ではない。
こうゆう会社は、これから増えるだろう。
2019年9月7日 20:25
それなりに、満たされている=生活に困らない状態に置かれた人々は、
大きな反乱は起こさない。
大きな反乱は、食うに困るとか、
生命の危機を感じると、起こるもの。
つまり、反乱とは、
どうせ、このままでも、死ぬんだ。
だったら、一丁、やってやれ!って、覚悟と行動のあらわれだ。
正義とか、価値観とか、主義・主張とか、
そうゆうことは、後付けに過ぎない。
お盆からニュースになっていた、
佐野ICのストライキ・・・・
これは、
会社の資金繰り悪化、取引先への未払い、融資凍結。。によって、
「自分たちの生活」が脅かされる、と感じるから、起こっている。
それが、根底にある真実。
「上司の解雇」に抗議して、全員が立ち上がった!!
なんてニュースでは報道されているが、
それは、後付け。「上っ面」の理由だ。

写真は、原城。。
歴史マニアなら、ご存知、
天草四郎とキリシタン一揆・島原の乱の舞台。
今は、なんにもない、お城の跡。
観光地化もされていない、人がいない荒野は、
逆に、想像力をかきたててくれます。
海に向かって、ポツンと十字架を手にしたお地蔵様がありました。

ぶらぶらしていると、
地元のおじいさんが、
なんだか声をかけて欲しそうにしていたので、こちらから声をかけた・笑
すると、一揆の背景から、最後の顛末、地元に伝わる話まで、
丁寧に、1時間も教えてくれた。
この反乱も、領主の圧政に苦しみ、どうしようもなくなった農民が、
浪人・地侍や、キリシタンと結びつき、起こした反乱だ。
だから、
今の日本では、大反乱や、革命は起こらない。
為政者は、
「生命の危機」「食うに困ること」だけは、
感じさせないように、運営しなければならない。
2019年8月17日 22:50
このブログでは、何度か紹介していますが、
野球は「解説者」で、楽しむ。。というのが、中西流・野球観戦。笑
この夏、一番の注目は・・・
智辯和歌山を強豪校に育てた、高嶋仁監督が解説に登場すること!
昨年秋に、現役監督を引退されたので、
晴れて、解説をたっぷり聞けることになりました。
智辯和歌山と言えば、
10点とられても、11点とって勝つ。。という攻撃野球で、
数々の伝説を作ってきたチーム。
高嶋さんの解説を聞いていると、
やっぱり「攻撃」が好きなんだなあ・・と、実感。(笑)
投手を苦しめ「待つ」タイミング。好投手を「とらえる」のコツ。
打者、個々人へのアドバイスが、とても的確。
そして、何よりも、
普段の練習や生活の「鍛錬」を重視し、
毎年、強いチームを作るように組み立てる。
トップの資質次第で、組織が決まる。
これは、野球のチームも、会社も、まったく同じだなあ。
リスク回避型のトップの会社の現場は、リスク回避型の店舗やスタッフになる。
データ数字型のトップの現場は、データ数字重視型になる。
攻めの姿勢、お客様志向なら、現場もそうなる。
放置・放任なら、現場もそうなる。。

星稜高校・奥川君が、智辯和歌山を相手に、
球史に残る快投した試合。
ゲスト解説には、なんと、星稜の元監督・山下さんと、高嶋さんの姿!
決勝戦以外、普通の試合での「ダブル解説」は、異例中の異例。。
おそらく、急きょ決定したキャスティングです。
朝日放送のはからい、この夏、一番のファインプレー!
延長14回の熱闘、快投と、名将解説を堪能しました。
星稜高校と言えば・・・
名勝負と「悲運」のイメージがつきまとうチーム。
VS箕島、延長18回の激闘。での敗退
VS明徳義塾、松井の5打席連続敬遠。での敗退
VS済美、11対13、逆転満塁サヨナラホームランでの敗退。
そして、
今春、選抜大会でのサイン「盗まれ」疑惑と、それに抗議した監督への謹慎処分。。
令和元年・101回目の夏、星稜に栄冠が訪れるか?
2019年8月4日 22:45
定点観測とは・・・
決まった場所を、時系列で、継続的に一定の視点で、比較しその差をチェックすること。
私には、いくつかの定点観測ポイントがある。
ある繁盛店の店頭や、メニューであったり、
ある百貨店の催事コーナーやディスプレイであったり、
ある会社のHPであったり、
ある施設のテナント構成であったり、新聞紙面のあるコーナーであったりする。
特に、仕事として、わざわざ実行するわけではなく、
プライベートを兼ねて、見ておく。
そうすると、時代の流れが、なんとなく理解できたり、
消費者の心をつかむ、新たな取り組みのヒントが得られる。
今回は、その一部を、ご紹介。。


ここは、福岡空港前の、野立て看板が立ち並ぶエリア。
20年以上、定点観測をしている。
立体駐車場が作られてしまい、一目で見渡せなくなってしまったけれども・・・。
ここには、リアルなその地方ごとの景気動向が、現出する。
不景気になると、
さーーっと、なくなって、骨組みだけの看板面が目立つようになる。
ここに、看板を出す業者・業種にも、変化があり「儲け」の方向性が理解できる。
現在、野立て看板に空きスペースなし。福岡は、総じて好景気。
特に、大手企業が良いみたいだな。。
地元企業は、建築・不動産系か。。
社会人1年目のとき、
ノウハウ、キレキレのスゴ腕の先輩が「定点観測をしている」ということを聞きつけ、
やり方を教えてもらい(詳しくは教えてくれないんだけど・・・笑)
それ以来、見様・見真似で、やり続けている。
好きこそ、ものの上手なれ。
どん臭くても、20年やれば、不器用でも、なんとなく・・のカタチになってくる。
2019年7月28日 21:01
「倫理」とは、人としての行い。道徳。
「論理」とは、思考・論証の組み立て、法則に基づく筋道。
「倫理」を振りかざし、他人に強要する人を、私は、あまり信用しない。
「親(目上)に向かって・・」とか、
「常識として・・」とか、言ってくる人だ。
年長者であることが、正しいとは限らない。
自分の常識も、他人にとっては、非常識かもしれない。
目上であろうが、ちびっ子であろうが、
大企業のエライさんであろうが、ヤンキーであろうが、
どんな相手に対しても、
目的を明確に、論理的な筋道を説明する人を、信用する。
「論理」で説明する力こそ、最高の「倫理」である。
なぜ?
どうゆう理屈で、そうなるのか?
他の事象でも、当てはまる汎用的なことか?
筋道や、法則的な関連が妥当で、納得できるか?
こうゆう話ができる人と関わると、とても清々しい気持ちで、前に進むことができる。
逆に・・・
初対面の相手に対して、
以前、ちょこっとだけ関わった「ビッグネーム」な取引相手の名前を、持ち出す人。
「ボクは、○○と取引していたんだ」
土下座する人。させる人。
倫理とか人間性を、他人に要求する人。。等々。
これらは、
自分にとっての「要注意人物」センサーです・笑
2019年7月21日 10:07
第二次世界大戦中、連合国・イギリスは、
ナチス・ドイツの無敵の暗号機「エニグマ」を、
解読することに成功した。
イギリス政府は、多大な人的、金銭的な労力・費用をかけて、
「エニグマ」を解読するマシンを作り出した。
暗号を解読できたことは、トップシークレットとして、一切、外部に漏らさなかった。
たとえ、
自国が攻撃されることが、判明していても、
「暗号解読の成功」を、ドイツにさとられるのを防ぐため、
わざと知らぬふりをして、ドイツに攻撃させた。
自国に死者、損害が出ても、攻撃させた。
いざという局面での「切り札」として、温存しておくために。
第二次世界大戦での戦勝後、
イギリスは、インドやアフリカ、中南米の植民地国に、
ドイツが使っていた「エニグマ」を、解読不能な最強の暗号機として、与える。
裏で、
与えた国のすべての暗号を解読した。これらの国の機密は筒抜けになっていた。
不穏な動きを抑え込むためにも、外交にも、活用できた。
日本がアメリカに負けたのも、
暗号を解読され、動きを読まれていたからだ。
今川義元が、桶狭間で織田信長に討たれたのも、情報戦で負けたからだ。

正確な情報の素早い入手、効果的な使用は、
今も昔も、国も企業も、西洋でも東洋でも、
勝つための必須条件だ。
2019年7月6日 20:08
この言葉を知っている人が、
案外、少ない。という事実に、最近、気づいた。
実るほど、頭を垂れる、稲穂かな
「みのるほど こうべをたれる いなほかな」
稲が成長し、熟して、実(お米)が入ると、重みで穂先が垂れ下がるように、
人も、熟練するほど謙虚になり、腰が低くなるような人間でありたいものだね。そうゆう意味かな?
つまらない人間は、熟練し知識を深めれば、尊大に振る舞うようになってくる。
大人物こそ、誰に対しても、低姿勢で丁寧である。
某・クライアントのスタッフさん。
入社から数カ月は、一生懸命、仕事を覚えていた。
だんだん、自分の技術が上がり、周囲から頼りにされるようになってくると、
それに比例して、同僚スタッフや、会社に対する態度が、高圧的になってきた。。
そこは、直してもらわないと、会社の業績にも影響する、と感じたので、
「この言葉、知っていますか?」と、聞いてみた。
「聞いたような言葉ではあるけど、意味は知らない」とのことでした。
私は「笑う門には、福来る」とか「ちりも積れば、山となる」と同じくらい
メジャーなもので、誰でも知っているもの、と思っていました。
この言葉を知らなくても、
「実るほど、頭を垂れる」人は、存在します。
でも、知らないままだと、
「実るほど、頭が上がる=尊大になる」人が、多くなる。
私だって、
この言葉を知り、かくありたい・・・、確かにその通りだな・・・、と感じなければ、
実力もないのに、もっとエラそうに振舞う人間だったかもしれない。
知識を得たことが、戒めの言葉となり、反省のきっかけを与えてくれる。
以降、興味が沸き、色んな人に聞いてみた結果、
3分の1の人は、言葉も意味も、知っている。
3分の1の人は、言葉は聞いたことがあるけど、意味は知らない。
3分の1の人は、言葉も意味も、知らない。
このくらいの認知率でした。
ご支援先のスタッフさんが「稲穂」のような人になりますように。。。
出張中、偶然、見つけた路地裏の美味しい良心価格の定食屋さん

お店の名前が「稲穂」でした。
2019年6月29日 9:17
少年期の友達の話を、あとひとつ。
小学生のとき「スーパーヒーロー」がいた。
成績は、オール5。
イケメンで、背が高い。
運動神経バツグン。小学6年間+中学3年間。いつもマラソンで兵庫県1位。
友達も多くて、好かれている。
1~4年生のときは、別クラスだったから、遠目で見ているだけ。
5~6年生で、同じクラスになって、
友達になれた。
劣等生だった自分は、
少しでも、彼みたいになりたい。
(彼の友達に、ふさわしい人間でいたい)と
5年生以降、運動も、勉強も、頑張った。
どこかのスイッチが入った。
(だから、今でも、スイッチが入らない人の気持ちが、良く理解できる)
もちろん、彼には、全然、かなうわけがなかったけど。
せめて、
同じ塾に行き、同じクラスで勉強した。
持っている筆箱も、同じような筆箱にした。
彼の頬っぺたの下が、
やわらかくてビニョーーンと伸びるから、それすらも、マネしたい。と、
自分の頬っぺたの下を、つまんでいたら、
なんと、、伸びるようになった!笑
高校・中学の友達が集まった草野球大会で、
憧れの彼とも再会。
陸上部なのに、野球も驚くほど、上手!
今、地元チームの監督もしている。
やっぱり、ヒーローだ。(笑)

確認したいことがあった。
ほっぺの下が、伸びるか、どうか?
やっぱり、今でも、
頬っぺたの下は、伸びていた。
偶然なのか、必然なのか、
小学校の高学年で、スーパーヒーローの彼と普通の会話ができたこと。
そして「少しでも近づきたい」と思ったこと。
今の自分がある大きな要因だ。
ちなみに、中学生でバスケ部に入ったのは、
体育のバスケの授業で、彼が「上手いなあ」と言ってくれたのが、
自信になったからだ。
いつ、何処へ行き、誰と出会い、
何を感じて、どう動くか?
これも、自分次第。
2019年6月16日 21:11
中学時代の部活動は、バスケ部。
顧問の先生から、
試合で殴られるのは、日常だった。
バスケも、チームも好きだけど、
殴られるのは、嫌だった。怖かった。
小賢しいヘタレだった中西少年は、
中学1年生のとき、
チームの先輩方を見た。
「どんな人が殴られているのか?」「どんな人は殴られていないのか?」
そして、ルールを導き出した。
答えは、
「最上級生のレギュラー選手は、漏れなく殴られる」だった。笑
試合に出ているバスケが上手な先輩は、全員が殴られ、
控え選手は、殴られていなかった。
一番、良いのは、
試合の途中から出てくる「準レギュラー」の先輩だな・・・と判断した。
顧問の先生に殴られたのを、見たことがない。
でも、試合には出れる。
何らかの理由で、レギュラー選手が退いた後、
試合の途中から出てくるのが「準レギュラー」選手。
あまり期待されていない分、活躍すると、喜ばれる。
かっこよさが目立つ。
殴られるのは、嫌。
完全な補欠メンバーとなって、
試合に出れないのも、嫌だから、
中西少年は、この「準レギュラー」を目指そう!とした。
あまりにも、真面目に練習すると、
レギュラーになってしまうから(なんて横暴な自信だ・・・)
時々サボらなければならない。と、サボっていた。
手も抜いた。
見つかると、怒られるけど、殴られはしなかった。
殴られるのは、大体「試合の日」と決まっていた。
心は痛むけど、殴られて痛いよりもマシ。それで良かった。
3年生の先輩が引退した後のある日、
同級生のレギュラーのメンバー達に、倉庫に呼び出され、
「レギュラーになれ」と言われる。
「アイツ(=同じポジションの別の同級生)じゃダメだから、
お前がレギュラーになれ」と。
レギュラーになりたくない理由は、
みんな知ってたけど、
「俺らも、殴られるやん、一緒に殴られようや!」と。
部活のメンバーは、
ちょっとヤンチャ系のメンバーを中心に構成されていたから、
断ると、ちょっと面倒だな・・・笑
いう打算と、
彼らが、認めてくれている嬉しさもあり、
「わかった、やる」「今から、頑張る」と、了承した。
中学も、高校も、バスケの背番号は、7番。
新幹線の自由席7番の席が空いていると、座る。

あのとき、レギュラーメンバーの同級生が、
「殴られることに付き合え。レギュラーになれ」と、
誘ってくれていなかったら・・・
今の自分は、あったかな?
たぶん、ない。
「小賢しいヘタレ」弱虫道まっしぐらだ。・・・今でも時々、顔をのぞかせる・笑
・・・
案の定、レギュラーになると、殴られた。
チームの中では5人中3~4番目くらいかなー。
1番殴られたのは、キャプテンのカーくん。みんなから好かれていた。
2番は、とても上手な中心メンバー・ヤンチャ系のヨコやん。
5番は、いつもひたむきなプレイをするイッちゃん。
殴られ方には、パターンがあった。
基本は、顔面、平手打ち。
避けたり、後退したりすると、何発も食らう。
ベンチから体育館の真ん中くらいまで、
顧問の先生は前進し、生徒は後退し、バシバシ食らい続けることもある。
そうならないための「殴られ方」のコツも、見つけた。
手が頬に当たる直前、首を緩くして、顔だけ平手打ち進行方向に流す。
しかし、体自体は、やや前方向に。先生との間合いは詰めたまま。
怖いけど、少し間合いを詰めると、
先生も耳に当てるのはマズイと思うから、連発は避けれる。。
今となっては、良い思い出。
先生にも、友達にも、とても、感謝している。
だから、
自分は「殴らない」と決めている。
2019年6月9日 8:53
全ては、自分の受け止め方。「自分」があるだけ。
教師が育てるのではない。
自分で育つのだ。
監督が育てたのではない。
自分で育ったのだ。
上司が育てたのではない。
自分で育つのだ。
生徒も、
選手も、
配下のメンバーも、
一律に成長するわけでなない。
その環境を与えるのは、教師、監督、上司である。
そこで、「何を得るか?」は自分次第。だから、それぞれの成長を見せる。一律ではない。
たとえば、、、
教師に殴られた経験。
「あのときは・・・」と、流す人。
「俺も、殴られたから、お前のことも殴る」と、自分の経験を、他にも適用する人。
「許さない・・・」と、こだわる人。
「殴られた。だから俺は、殴らない」と、自分の経験から、別の方法を模索する人。
全ては、
自分の「受け止め方」がある。それが、決めるのだ。

屋外が気持ちいいカフェ。
G20前、警官ウロウロ。厳戒態勢の大阪で朝食を。
2019年6月1日 21:19
成功者は、不安傾向要素が大きい。
「このままで、良いのだろうか」
「しっかり準備しないと、ダメになる」
不安だから、
自分以外から学び、行動し、
結果、成功する。
「知恵者は、生来、臆病であった」
何かの時代小説で、
徳川家康のことを指した一文。
・・・だった気がする。記憶が曖昧。。
自分の子供が、
恥ずかしがり屋だったり、
人見知りをすることを、心配している親御さんには、
このことを伝えている。
「きっと、賢い子に育ちますね!」と。
誰にでも愛想が良い、
とか、積極的で、気後れしない、という子供は、
「バカ」の素養の可能性が高いから、
注意したほうがいい。笑
大人も、子供も、
この原則は、当てはまると思います。

2019年5月22日 21:22

北浜の事務所より・・・
中之島公園のバラが、見ごろ。
今が、一番、素敵な季節です。
しかし、5~6月は、
葬儀社にとって、施行件数が、落ち込みがちな月。
死亡件数自体が、落ちる月です。
ちなみに、9月~10月も、同じくらい、落ちる。
気候が良い季節は、ヒトは、死ににくい。
という説が主流だ。
もちろん、死亡件数が多いのは、12月~2月の冬場で、
ヒトは寒さに弱いことが、わかる。
もう一つの説がある。
私は、それを信じている。
農耕民族である日本人は、
コメの仕事が忙しいとき=自らの役割があるとき、には、死ににくい。
つまり、田植えの時期と、収穫の時期には、必要とされているので、死なない。
仕事関係でも、
クライアント先でも、知っている人の「死」に接することがある。
故人様の仕事ぶりを振り返り、
「役割を終えた」というとき、人は死んでゆくんだ。。と、毎回、実感する。
この世に、役割があるとき、
人は、それを果たすために、生きる。四苦八苦して。
役割を終えたとき
「おつかれさまー、良くやったね!ここまででオーケー。
あとは、残した者がやれるようになった。こっちに来る資格ができた」と、
天に召されてゆく。「上がり」だ。
これは、私の死生観のひとつ。
5月~6月。
全体の死亡件数が落ち込んだとしても、
施行シェアだけは、絶対に、落とさない!
そうゆうご支援をしてゆきたい。
2019年5月15日 21:53
誠に、勝手なルール化です。笑
創業○○年。元祖○○・・・
「老舗」の商品には、2種類ある。
本当に、何年間も、味を変えず、売り続けている商品。
お客様の好みにあわせながら、少しづつ変化をさせている商品。
老舗で、人気があるのに、
なぜか美味しく感じることが少ないのは、
前者の場合です。
「昔の人は、この味が、贅沢で、美味しかったんだろうなー」と、思いを馳せながら、食べる。
「砂糖が、肉が、手に入らなかったから、この味が、人気だったんだろうな~」なんて。
「後者の味だな・・」というときには、
「老舗の名に、あぐらをかかず、変化を続けること」が、生き残る原則だ・・・と、
噛みしめながら、食べる。
一見、ずっと変わっていないように見える
「ナイキ」のロゴマークですら。。
太さや、長さや、ラインは、時代によって、少しずつ変化させている。

ここは、どっちだろ??
「ラー油を8割にして、食べてください」という、老舗の餃子屋さん。
美味しかった!!
2019年5月11日 21:37
さて、先日のブログの「プロ野球選手の登場曲」
私と同じ発想の選手(=曲で、マーケティングできている選手)は、いるか?
気になって、調べてみた・笑
演歌らしきもの、
ご当地らしきもの、
自分の特長を活かしたもの
を設定している選手は、果たして、いるのか?
細川亨(捕手)が、吉幾三さんの「ありがとうの唄」
細川選手は、青森出身。だから、ご当地の吉さんの曲だろう。
松平健そっくりなルックス、パ・リーグのみ4球団を渡り歩く、息の長いベテラン捕手だ。
アドゥワ誠(投手)が、「広島天国」南一誠さんというご当地・演歌歌手
もちろん、所属球団は、広島カープ。まだ19歳で、演歌!
ナイジェリア人とのハーフ投手です。
西武ライオンズのホームラン王・山川穂高(内野手)が、
「オジー自慢のオリオンビール」BEGINさん。
沖縄出身なので、沖縄の歌手が歌う、沖縄の歌。
この3人には、これから、注目したい!
ちなみに、広島カープには
「マーケティング」発想の曲を用いた選手が、多かった。
大瀬良大地「大地 ~炎のナンバー~」・・地元歌手が彼のために作った曲
中村祐太「みんなのカープ」・・ポルノグラフィティ(広島出身)の曲
菊池涼介「#33」Mebiusと「涼介」山本圭壱・・背番号、名前にちなんだ曲
高橋大樹「はじめてのチュウ」・・笑!
松山竜平「アンパンマンたいそう」・・本人がアンパンマンに似ているから
たかが、曲選定だけど・・・
主力選手が、こうゆう発想で選定していることは、
最近のカープ人気や、強さと、無関係ではないような気がします。
2019年5月5日 8:44
プロ野球選手には「登場曲」がある。
投手なら、マウンドに上がるとき。
打者なら、バッターボックスに入るとき。
自分の名前をコールされた後、球場に「登場曲」が流れるのです。
選手は、それぞれ、
自分の好みの曲を設定しています。
「もし自分が、プロ野球選手で、登場曲を設定するなら、どんな曲にするか?」
長期休暇中、時間があると、バカな妄想を始める。
もし、自分なら・・・と考えて、
直感的に出てきたのは『演歌』である。
今、ほとんどの選手が、
かっこいい系の曲だから、差別化できるのではないか?
野球好きのオヤジ世代への、バカ受けを狙う。
そして、女子も「意外といい曲ね」なんて、言ってくれる。
1)お客様が盛り上がり、喜んでくれること
2)他の選手と差別化できること
3)自分の集中力が上がり、良い仕事ができること
上から順に優先順位で、3つの最大公約数を探りたい。
美空ひばりさんの「川の流れのように」とか、どうだろう?
サブちゃんの「まつり」でもいいなあ。
ご当地ならではの曲にしても、いい!
大阪のチームなら「浪速恋しぐれ」や、やしきたかじんの「なめとんか」でも。
千葉ロッテマリーンズに入団したら、氣志團の「ワンナイトカーニバル」で、
楽天イーグルスに入ったら、もちろん、さとう宗幸の「青葉城恋唄」だ。
広島カープなら「仁義なき戦い」のテーマだ!チャララーン、チャララーン・・・
で、最終的には、
大阪出身、今は亡き河島英五さんの「野風増(のふうぞ)」にしたい。と思う。
♪いいか~、男は~、生意気くらいが、丁度いいー
♪いいか~、男は~、大きな夢を、持てーー
実は、この3つの着眼点が、重なるように、物事を決めることは、
マーケティングの基本中の基本なのです。
「お金を払ってくれる人が、喜んでくれること」
「同業他者と、差別化できること」
「やっている自分が、楽しいこと」
優先順位は、自分と相手の力関係によって、変わってくる。
2019年4月21日 22:03
今年は、桜が咲き始めてから、寒かったので、
各地のクライアント先で、
例年よりも、たくさん桜を見ることができました。
桜と菜の花は「春の最強セット」です。
桜に、菜の花畑がセットされるだけで、一気に価値が上がり、人が集まります。

「桜は、菜の花で、名所になる」
桜をA
菜の花をB
名所をCとしたとき、
「AはBでCになる」という公式が成り立つ。
たとえば・・・
オレンジ:Aは、
圧縮ジューサー:Bで、
生絞りオレンジ・ジュース:Cになる。
オレンジ:Aは、
鍋で煮込んで:B、
マーマレード:Cになる。
オレンジ:Aは、
動物が食べると:B、
皮と種:Cになる。
外部からの作用により、元の素材が、別のものになる。
Aは、
Bという「媒介」により、
Cへと「転化」する。
当社は、優れた「B:媒介」となりたい。
不振の葬祭ホールが、
日本売上アップ研究所により、
高収益・葬祭ホールとなる。
普通のスタッフが、
日本売上アップ研究所により、
腕利きマネージャーや、大幹部となる。
空きテナントが、
日本売上アップ研究所により、
ドル箱ホールとなる。
瀕死の販促物が
日本売上アップ研究所により、
稼ぐ販促物となる。。。
葬祭業にも、
ご自身の仕事にも、当てはめて考えてみてくださいませ。
AはBでCになる。