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事実は何か?真実は何か?

安倍政権、内閣改造の翌日。
いわゆる「左」と「右」の代表新聞2紙を比較してみる。

こうして、何事も
「両端」の意見を知ると、面白い。
見出し部分だけを比較しても、下記の通り。

(左)側近重用・サプライズの影で ⇔(右)集大成へ骨格維持

(左)イメージ戦略・小泉氏起用  ⇔(右)小泉氏抜擢で新味
  「めくらまし」批判も

(左)政策課題・山積み  ⇔(右)改憲・高いハードル

(左)二階氏交代・一時模索  ⇔(右)改憲にらみ二階氏続投

「安倍政権が、内閣を改造した」という、ひとつの事実。
この事実をもとに「真実は何か?」と文章を書くと、
これだけ「解釈」の違いがある。

事実とは、実際に起こった事柄。現実に存在する事柄。英語で「fact」、
人の意見の介在しない、客観的に見た事象そのもの。誰が見ても変わらないこと。

真実とは、ウソ偽りのない事。本当の事。英語で「truth」
人それぞれにある主観や考え、解釈に基づいた結論。

その「事実」が、現出するに至った「真実」は、何か?
その「事実」が、将来もたらす「真実」は、何か?

  
たとえば・・・
「オレンジ」の事実。
糖度。色合い。サイズ。重さ。価格。等級。品種・名称。産地。。

「オレンジ」の真実。
前後に食べたものや、自分の体調、気温等々により
甘いと感じることもあれば、それほど甘くないと感じることもある。
色にしても、大きさにしても、由来にしても、食べるか否か、食べ方においても
解釈によって「真実」のとらえ方は、まちまちだ。

「事実」と「真実」。「左」と「右」。

大切なことは、
より美味しく、安全に「オレンジ」を活かすためには、どうすれば良いのか?
という思考法ではないかな??

事実の受け止め方。
真実の見極め方、活かし方で、人生が決まる。



人生の針路を決める出会いは・・・本、人、旅。

落合信彦さん、
アサヒスーパードライの初代CMに
登場していたことでも有名な国際ジャーナリスト。

学生時代からアメリカに渡り、石油ビジネスを起業、
各国の諜報部員とも親交があり、
自らの経験をもとにした、フィクション、ノンフィクションを書いていた
ハードボイルド系の作家さんでもある。

今、ささーっと、読み返してみる。
16歳とか17歳の若者にとって、
生き方のスタンスを決める根本思想が、
良きにつけ、悪きにつけ(笑)
乾いた砂に水が沁みこむように、浸透していったことがわかる。

ちなみに、
一文のみで、陽一・信彦をつなげた「ニーチェ」のくだりには
確か、こんなことが書いてあった。
・・・
落合信彦が、アメリカに仕事で出かけたときのこと。
アメリカのタクシーの黒人運転手が、
待ち時間にカミュだか、ニーチェだかの哲学書を読みながら、待っていた。
道中、哲学の話題で盛り上がった。
ノビーは、このことを、絶賛して
「俺は、アメリカの懐の広さと強さの理由を見た気がした。
日本に、こんな運転手がいるか??」

ボクも、
運転手になったら、哲学書とか読みながら待つ運転手になろ~。
週刊誌のエロコーナーとか、漫画とか、読まないようにしよ~。
(※家で隠れて読もう・笑)
でないと、ノビーに怒られるからな~!
そうすれば、日本も、自分も、凄くなるんだろ?

そんな感じで、
若かりし頃、本に出会っていました。

・・・
ブログを読んでくれている、若い皆さんへ
飲みに行って、親交を温めるのも良いことだし、
美味しいものを食べるのも、良いことだと思う。
でも、それら1回分のお金で、
自分の人生が変わるかもしれない本と、出会える。
お金をどう使うか?
同じ価格でも、その価値の大きさの違いは??



本がつなげた親子2代

え?
もしかして・・・!?
最近、テレビやネット等で注目されている
落合陽一さん。

最近の若手経営者や、コメンテーターの発言を聞いても、
著作を立ち読みさせてもらっても、
流行とカネだけを追い、地に足がついてない=普遍的なものが少ない。
そのため「メモをとっておこう」と思えるネタは、ほとんどない。

でも、若手の中にあっても、落合陽一さんだけは、
メモをとることがあったので、
いくつか代表作を買って、読んでいます。

そして、彼の本を読んでいたら、偶然、見つけたこの文章。。
↓↓
僕の父は、子供相手でも
「ニーチェを読んでいないヤツとは話ができない」などと
言ってた人だ・・・
↑↑

おや??
もしかして
この「父」って・・・・あの人ではないか??
うん!こんなことを言うのは、あの人しかいない。
苗字が同じだから、確実だ!

約30年も前に、読んだ本の内容と、リンクしました。
スペースに限りある、マイ「書棚」の奥のほうに、
まだ何冊か、生き残っていました。

若いころの「アオ臭さ」が、恥ずかしいから、
過去を封印するように、書棚の最奥に・・・笑。(申し訳ない!)
でも、
私は、原理原則を説いた大切な本しか残してないから(許してください!)

高校1年生のとき、友達にすすめられて、読み始め、
ほぼ、全部の本を読んでいました。
(著作が、自己啓発系オンリーになってきた1990年代中盤には、卒業)

調べてみると、どうやら
落合信彦さんのご子息が、
落合陽一さんであるらしい。

親の名前を、積極的に公表していないようですが。
また、そこが、ちょっと見どころがある。

子供を相手にしても、子供扱いしない。
というスタンスは、
現在の自分と、ちょっと似ているかも。。
私も、陽一同様「ノビー」の影響を受けて、育ったみたい。

※ノビー・・・落合信彦さんのアメリカでのニックネーム



歴史を知ることの長所 ・・自分に重ねあわせて

軍事と治政を怠り、酒や女や遊興、風流に溺れた武将が、
  どうゆう末路をたどるか?後世どう記録されるか?
主君を裏切り、卑怯な行動をした武将が、どうなるか?どう記録されるか?
最後、逃げたり、汚いことをした武将が、どうなるか?どう記録されるか?
力量不足を自認せず、部下の進言を受け入れない武将が、どうなるか?どう記録されるか?
後継者を甘やかした親、ボンクラに育った後継者が、どうなるか?どう記録されるか?
部下に横暴で、追い詰め過ぎた武将が、どうなるか?どう記録されるか?
義理を欠き、信念なく、私利私欲に走る武将が、どうなるか?どう記録されるか?

歴史には、実在の色んな人物が登場する。英雄だけではない。
そして、男は、それを自分に重ね合わせる。

少なくとも、最低限、
上記のような人間になって、ロクな末路をたどらず、
不名誉な記録が、各所に残るようなこと。
それだけは、絶対に避けたい。。。と、思うようになる。

歴史上の登場人物を知れば、
そう思うのは、必然の感覚だろう。違うのかな??

そして、
もし、できることなら・・・
質実剛健、文武両道=知力・胆力・武力に秀で、
主に忠誠をつくし、その信厚く、公明正大、兵や民からも愛される。
僚友と切磋琢磨し、配下の武将を育て上げ、優秀な後継者を残し、
後世に残るほど、立派な最後を遂げる。。。
そうゆう人間になりたいな。
と、憧れる。
そうすれば、自然とその方向へと動く。

これが、人格形成の大切な時期=少年期から青年期にかけて
「歴史」を学んだほうが良い理由のひとつでもあります。

「おかしなヤツ」「ダメ人間」に成長することは、ないはずなのです。
・仕事=生きることと認識する、趣味中心の生活では「滅亡」する。
・職をコロコロ変えない。主家を替えることは「恥さらし」そのもの。
・卑しいこと、不正、不義、無責任、自己中心は、自身の「破滅」に直結。
・辞めた後、悪い風に言われる「不名誉」な辞め方・最後としない。
・誰であろうと、特に後輩、取引相手には、礼節を持って接する。。
こうゆうことが、理解できる人に育つ。



撤退企業から、学ぶこと

当社が、材料を買っていた会社が、
業績不振で、事業規模を縮小する・・ということで、
大阪支店を、閉鎖する通知が届きました。
今後は、本社のみで運営してゆくらしい。

ああ・・・
とっと、たくさん買ってあげていれば、良かったなあ。
我々も、力不足で、申し訳ない。。という気持ち。と、
現実的には
別の業者さんを探しておいたほうが良さそうだなあ。という
打算的な気持ち。
当社の担当者は、とても良く頑張る人で、
最後まで残り、残務処理にあたるらしい。

今年に入ってからは、
使えない人。給料が高く、売上に貢献しない人。から順番に、
バシバシ、リストラされていたらしい。

それでも、最後まで、
自分の会社の悪口を、一切言わなかった彼は、立派だと思う。

しかし、コンサルタントとしては
「業績不振の真実」は、知っておきたい。
「どうすれば、こんな風にならずに済んだと思いますか?」
「職業柄、後学のためにも、聞かせてください」と、水を向けた。

そうすると、
もちろん、大前提は、我々の能力と努力不足が、原因ですよ・・
という言葉から始まり、
「もっと、トップに現場を見て欲しかった」
「もし、現場を見れないなら、現場の提案を、受け入れて欲しかった」
「数字だけを見て、提案をダメ出しされ、身動きがとれないのが、もどかしかった」

創業オーナーが、一線から退き、
次の身内オーナーは、会社を売却し、
大株主=トップが変わった会社での出来事だ。

「会社が、モノのように、ポンポン売り買いされ、数字だけで判断される。
話は、聞いたことがあるけど、他人事だと思っていたら、
 自分の会社で、起こってしまいました」とも、言ってました。

他人事ではない。
こうゆう会社は、これから増えるだろう。



大反乱の原因

それなりに、満たされている=生活に困らない状態に置かれた人々は、
大きな反乱は起こさない。

大きな反乱は、食うに困るとか、
生命の危機を感じると、起こるもの。

つまり、反乱とは、
どうせ、このままでも、死ぬんだ。
だったら、一丁、やってやれ!って、覚悟と行動のあらわれだ。

正義とか、価値観とか、主義・主張とか、
そうゆうことは、後付けに過ぎない。

お盆からニュースになっていた、
佐野ICのストライキ・・・・
これは、
会社の資金繰り悪化、取引先への未払い、融資凍結。。によって、
「自分たちの生活」が脅かされる、と感じるから、起こっている。
それが、根底にある真実。

「上司の解雇」に抗議して、全員が立ち上がった!!
なんてニュースでは報道されているが、
それは、後付け。「上っ面」の理由だ。

写真は、原城。。
歴史マニアなら、ご存知、
天草四郎とキリシタン一揆・島原の乱の舞台。

今は、なんにもない、お城の跡。
観光地化もされていない、人がいない荒野は、
逆に、想像力をかきたててくれます。
海に向かって、ポツンと十字架を手にしたお地蔵様がありました。

ぶらぶらしていると、
地元のおじいさんが、
なんだか声をかけて欲しそうにしていたので、こちらから声をかけた・笑

すると、一揆の背景から、最後の顛末、地元に伝わる話まで、
丁寧に、1時間も教えてくれた。
この反乱も、領主の圧政に苦しみ、どうしようもなくなった農民が、
浪人・地侍や、キリシタンと結びつき、起こした反乱だ。

だから、
今の日本では、大反乱や、革命は起こらない。

為政者は、
「生命の危機」「食うに困ること」だけは、
感じさせないように、運営しなければならない。



トップの性格が組織の性格 ~朝日放送のファインプレー

このブログでは、何度か紹介していますが、
野球は「解説者」で、楽しむ。。というのが、中西流・野球観戦。笑

この夏、一番の注目は・・・
智辯和歌山を強豪校に育てた、高嶋仁監督が解説に登場すること!
昨年秋に、現役監督を引退されたので、
晴れて、解説をたっぷり聞けることになりました。

智辯和歌山と言えば、
10点とられても、11点とって勝つ。。という攻撃野球で、
数々の伝説を作ってきたチーム。

高嶋さんの解説を聞いていると、
やっぱり「攻撃」が好きなんだなあ・・と、実感。(笑)
投手を苦しめ「待つ」タイミング。好投手を「とらえる」のコツ。
打者、個々人へのアドバイスが、とても的確。
そして、何よりも、
普段の練習や生活の「鍛錬」を重視し、
毎年、強いチームを作るように組み立てる。

トップの資質次第で、組織が決まる。
これは、野球のチームも、会社も、まったく同じだなあ。

リスク回避型のトップの会社の現場は、リスク回避型の店舗やスタッフになる。
データ数字型のトップの現場は、データ数字重視型になる。
攻めの姿勢、お客様志向なら、現場もそうなる。
放置・放任なら、現場もそうなる。。


星稜高校・奥川君が、智辯和歌山を相手に、
球史に残る快投した試合。
ゲスト解説には、なんと、星稜の元監督・山下さんと、高嶋さんの姿!
決勝戦以外、普通の試合での「ダブル解説」は、異例中の異例。。
おそらく、急きょ決定したキャスティングです。
朝日放送のはからい、この夏、一番のファインプレー!
延長14回の熱闘、快投と、名将解説を堪能しました。

星稜高校と言えば・・・
名勝負と「悲運」のイメージがつきまとうチーム。

VS箕島、延長18回の激闘。での敗退
VS明徳義塾、松井の5打席連続敬遠。での敗退
VS済美、11対13、逆転満塁サヨナラホームランでの敗退。
そして、
今春、選抜大会でのサイン「盗まれ」疑惑と、それに抗議した監督への謹慎処分。。

令和元年・101回目の夏、星稜に栄冠が訪れるか?



定点観測

定点観測とは・・・
決まった場所を、時系列で、継続的に一定の視点で、比較しその差をチェックすること。

私には、いくつかの定点観測ポイントがある。

ある繁盛店の店頭や、メニューであったり、
ある百貨店の催事コーナーやディスプレイであったり、
ある会社のHPであったり、
ある施設のテナント構成であったり、新聞紙面のあるコーナーであったりする。

特に、仕事として、わざわざ実行するわけではなく、
プライベートを兼ねて、見ておく。

そうすると、時代の流れが、なんとなく理解できたり、
消費者の心をつかむ、新たな取り組みのヒントが得られる。

今回は、その一部を、ご紹介。。


ここは、福岡空港前の、野立て看板が立ち並ぶエリア。
20年以上、定点観測をしている。
立体駐車場が作られてしまい、一目で見渡せなくなってしまったけれども・・・。

ここには、リアルなその地方ごとの景気動向が、現出する。
不景気になると、
さーーっと、なくなって、骨組みだけの看板面が目立つようになる。
ここに、看板を出す業者・業種にも、変化があり「儲け」の方向性が理解できる。

現在、野立て看板に空きスペースなし。福岡は、総じて好景気。
特に、大手企業が良いみたいだな。。
地元企業は、建築・不動産系か。。

社会人1年目のとき、
ノウハウ、キレキレのスゴ腕の先輩が「定点観測をしている」ということを聞きつけ、
やり方を教えてもらい(詳しくは教えてくれないんだけど・・・笑)
それ以来、見様・見真似で、やり続けている。

好きこそ、ものの上手なれ。
どん臭くても、20年やれば、不器用でも、なんとなく・・のカタチになってくる。



論理は、最高の倫理である

「倫理」とは、人としての行い。道徳。
「論理」とは、思考・論証の組み立て、法則に基づく筋道。

「倫理」を振りかざし、他人に強要する人を、私は、あまり信用しない。
「親(目上)に向かって・・」とか、
「常識として・・」とか、言ってくる人だ。

年長者であることが、正しいとは限らない。
自分の常識も、他人にとっては、非常識かもしれない。

目上であろうが、ちびっ子であろうが、
大企業のエライさんであろうが、ヤンキーであろうが、
どんな相手に対しても、
目的を明確に、論理的な筋道を説明する人を、信用する。

「論理」で説明する力こそ、最高の「倫理」である。

なぜ?
どうゆう理屈で、そうなるのか?
他の事象でも、当てはまる汎用的なことか?
筋道や、法則的な関連が妥当で、納得できるか?
こうゆう話ができる人と関わると、とても清々しい気持ちで、前に進むことができる。

逆に・・・
初対面の相手に対して、
以前、ちょこっとだけ関わった「ビッグネーム」な取引相手の名前を、持ち出す人。
「ボクは、○○と取引していたんだ」

土下座する人。させる人。

倫理とか人間性を、他人に要求する人。。等々。

これらは、
自分にとっての「要注意人物」センサーです・笑



情報戦 

第二次世界大戦中、連合国・イギリスは、
ナチス・ドイツの無敵の暗号機「エニグマ」を、
解読することに成功した。

イギリス政府は、多大な人的、金銭的な労力・費用をかけて、
「エニグマ」を解読するマシンを作り出した。
暗号を解読できたことは、トップシークレットとして、一切、外部に漏らさなかった。

たとえ、
自国が攻撃されることが、判明していても、
「暗号解読の成功」を、ドイツにさとられるのを防ぐため、
わざと知らぬふりをして、ドイツに攻撃させた。
自国に死者、損害が出ても、攻撃させた。
いざという局面での「切り札」として、温存しておくために。

第二次世界大戦での戦勝後、
イギリスは、インドやアフリカ、中南米の植民地国に、
ドイツが使っていた「エニグマ」を、解読不能な最強の暗号機として、与える。

裏で、
与えた国のすべての暗号を解読した。これらの国の機密は筒抜けになっていた。
不穏な動きを抑え込むためにも、外交にも、活用できた。

日本がアメリカに負けたのも、
暗号を解読され、動きを読まれていたからだ。
今川義元が、桶狭間で織田信長に討たれたのも、情報戦で負けたからだ。

正確な情報の素早い入手、効果的な使用は、
今も昔も、国も企業も、西洋でも東洋でも、
勝つための必須条件だ。



実るほど、頭を垂れる、稲穂かな

この言葉を知っている人が、
案外、少ない。という事実に、最近、気づいた。

実るほど、頭を垂れる、稲穂かな
「みのるほど こうべをたれる いなほかな」

稲が成長し、熟して、実(お米)が入ると、重みで穂先が垂れ下がるように、
人も、熟練するほど謙虚になり、腰が低くなるような人間でありたいものだね。そうゆう意味かな?

つまらない人間は、熟練し知識を深めれば、尊大に振る舞うようになってくる。
大人物こそ、誰に対しても、低姿勢で丁寧である。

 
某・クライアントのスタッフさん。
入社から数カ月は、一生懸命、仕事を覚えていた。
だんだん、自分の技術が上がり、周囲から頼りにされるようになってくると、
それに比例して、同僚スタッフや、会社に対する態度が、高圧的になってきた。。

そこは、直してもらわないと、会社の業績にも影響する、と感じたので、
「この言葉、知っていますか?」と、聞いてみた。
「聞いたような言葉ではあるけど、意味は知らない」とのことでした。

私は「笑う門には、福来る」とか「ちりも積れば、山となる」と同じくらい
メジャーなもので、誰でも知っているもの、と思っていました。

この言葉を知らなくても、
「実るほど、頭を垂れる」人は、存在します。
でも、知らないままだと、
「実るほど、頭が上がる=尊大になる」人が、多くなる。

私だって、
この言葉を知り、かくありたい・・・、確かにその通りだな・・・、と感じなければ、
実力もないのに、もっとエラそうに振舞う人間だったかもしれない。
知識を得たことが、戒めの言葉となり、反省のきっかけを与えてくれる。

以降、興味が沸き、色んな人に聞いてみた結果、
3分の1の人は、言葉も意味も、知っている。
3分の1の人は、言葉は聞いたことがあるけど、意味は知らない。
3分の1の人は、言葉も意味も、知らない。
このくらいの認知率でした。

ご支援先のスタッフさんが「稲穂」のような人になりますように。。。

出張中、偶然、見つけた路地裏の美味しい良心価格の定食屋さん

お店の名前が「稲穂」でした。



ヒーローとの出会い。それも自分次第だ。

少年期の友達の話を、あとひとつ。
小学生のとき「スーパーヒーロー」がいた。

成績は、オール5。
イケメンで、背が高い。
運動神経バツグン。小学6年間+中学3年間。いつもマラソンで兵庫県1位。
友達も多くて、好かれている。

1~4年生のときは、別クラスだったから、遠目で見ているだけ。
5~6年生で、同じクラスになって、
友達になれた。

劣等生だった自分は、
少しでも、彼みたいになりたい。
(彼の友達に、ふさわしい人間でいたい)と
5年生以降、運動も、勉強も、頑張った。

どこかのスイッチが入った。
(だから、今でも、スイッチが入らない人の気持ちが、良く理解できる)

もちろん、彼には、全然、かなうわけがなかったけど。

せめて、
同じ塾に行き、同じクラスで勉強した。
持っている筆箱も、同じような筆箱にした。
彼の頬っぺたの下が、
やわらかくてビニョーーンと伸びるから、それすらも、マネしたい。と、
自分の頬っぺたの下を、つまんでいたら、
なんと、、伸びるようになった!笑

高校・中学の友達が集まった草野球大会で、
憧れの彼とも再会。
陸上部なのに、野球も驚くほど、上手!
今、地元チームの監督もしている。
やっぱり、ヒーローだ。(笑)

確認したいことがあった。
ほっぺの下が、伸びるか、どうか?
やっぱり、今でも、
頬っぺたの下は、伸びていた。

偶然なのか、必然なのか、
小学校の高学年で、スーパーヒーローの彼と普通の会話ができたこと。
そして「少しでも近づきたい」と思ったこと。
今の自分がある大きな要因だ。

ちなみに、中学生でバスケ部に入ったのは、
体育のバスケの授業で、彼が「上手いなあ」と言ってくれたのが、
自信になったからだ。

いつ、何処へ行き、誰と出会い、
何を感じて、どう動くか?

これも、自分次第。



殴る、殴られる。思い出話

中学時代の部活動は、バスケ部。
顧問の先生から、
試合で殴られるのは、日常だった。

バスケも、チームも好きだけど、
殴られるのは、嫌だった。怖かった。

小賢しいヘタレだった中西少年は、
中学1年生のとき、
チームの先輩方を見た。
「どんな人が殴られているのか?」「どんな人は殴られていないのか?」

そして、ルールを導き出した。
答えは、
「最上級生のレギュラー選手は、漏れなく殴られる」だった。笑

試合に出ているバスケが上手な先輩は、全員が殴られ、
控え選手は、殴られていなかった。

一番、良いのは、
試合の途中から出てくる「準レギュラー」の先輩だな・・・と判断した。
顧問の先生に殴られたのを、見たことがない。
でも、試合には出れる。

何らかの理由で、レギュラー選手が退いた後、
試合の途中から出てくるのが「準レギュラー」選手。
あまり期待されていない分、活躍すると、喜ばれる。
かっこよさが目立つ。

殴られるのは、嫌。
完全な補欠メンバーとなって、
試合に出れないのも、嫌だから、
中西少年は、この「準レギュラー」を目指そう!とした。

あまりにも、真面目に練習すると、
レギュラーになってしまうから(なんて横暴な自信だ・・・)
時々サボらなければならない。と、サボっていた。
手も抜いた。
見つかると、怒られるけど、殴られはしなかった。
殴られるのは、大体「試合の日」と決まっていた。
心は痛むけど、殴られて痛いよりもマシ。それで良かった。

 
3年生の先輩が引退した後のある日、
同級生のレギュラーのメンバー達に、倉庫に呼び出され、
「レギュラーになれ」と言われる。

「アイツ(=同じポジションの別の同級生)じゃダメだから、
お前がレギュラーになれ」と。

レギュラーになりたくない理由は、
みんな知ってたけど、
「俺らも、殴られるやん、一緒に殴られようや!」と。

部活のメンバーは、
ちょっとヤンチャ系のメンバーを中心に構成されていたから、
断ると、ちょっと面倒だな・・・笑
いう打算と、
彼らが、認めてくれている嬉しさもあり、
「わかった、やる」「今から、頑張る」と、了承した。

 
中学も、高校も、バスケの背番号は、7番。
新幹線の自由席7番の席が空いていると、座る。

あのとき、レギュラーメンバーの同級生が、
「殴られることに付き合え。レギュラーになれ」と、
誘ってくれていなかったら・・・

今の自分は、あったかな?
たぶん、ない。
「小賢しいヘタレ」弱虫道まっしぐらだ。・・・今でも時々、顔をのぞかせる・笑

・・・
案の定、レギュラーになると、殴られた。
チームの中では5人中3~4番目くらいかなー。
1番殴られたのは、キャプテンのカーくん。みんなから好かれていた。
2番は、とても上手な中心メンバー・ヤンチャ系のヨコやん。
5番は、いつもひたむきなプレイをするイッちゃん。

殴られ方には、パターンがあった。
基本は、顔面、平手打ち。
避けたり、後退したりすると、何発も食らう。
ベンチから体育館の真ん中くらいまで、
顧問の先生は前進し、生徒は後退し、バシバシ食らい続けることもある。

そうならないための「殴られ方」のコツも、見つけた。
手が頬に当たる直前、首を緩くして、顔だけ平手打ち進行方向に流す。
しかし、体自体は、やや前方向に。先生との間合いは詰めたまま。
怖いけど、少し間合いを詰めると、
先生も耳に当てるのはマズイと思うから、連発は避けれる。。

今となっては、良い思い出。
先生にも、友達にも、とても、感謝している。

だから、
自分は「殴らない」と決めている。



自分の「受け止め方」 ただそれだけが人生を決める。

全ては、自分の受け止め方。「自分」があるだけ。

教師が育てるのではない。
自分で育つのだ。

監督が育てたのではない。
自分で育ったのだ。

上司が育てたのではない。
自分で育つのだ。

生徒も、
選手も、
配下のメンバーも、
一律に成長するわけでなない。
その環境を与えるのは、教師、監督、上司である。
そこで、「何を得るか?」は自分次第。だから、それぞれの成長を見せる。一律ではない。

たとえば、、、
教師に殴られた経験。
「あのときは・・・」と、流す人。
「俺も、殴られたから、お前のことも殴る」と、自分の経験を、他にも適用する人。
「許さない・・・」と、こだわる人。
「殴られた。だから俺は、殴らない」と、自分の経験から、別の方法を模索する人。

全ては、
自分の「受け止め方」がある。それが、決めるのだ。

屋外が気持ちいいカフェ。
G20前、警官ウロウロ。厳戒態勢の大阪で朝食を。



知恵者は、生来の臆病者であった。成功者の条件

成功者は、不安傾向要素が大きい。
「このままで、良いのだろうか」
「しっかり準備しないと、ダメになる」
不安だから、
自分以外から学び、行動し、
結果、成功する。

 
「知恵者は、生来、臆病であった」
何かの時代小説で、
徳川家康のことを指した一文。
・・・だった気がする。記憶が曖昧。。

自分の子供が、
恥ずかしがり屋だったり、
人見知りをすることを、心配している親御さんには、
このことを伝えている。
「きっと、賢い子に育ちますね!」と。

誰にでも愛想が良い、
とか、積極的で、気後れしない、という子供は、
「バカ」の素養の可能性が高いから、
注意したほうがいい。笑

大人も、子供も、
この原則は、当てはまると思います。



生死を分けるもの


北浜の事務所より・・・
中之島公園のバラが、見ごろ。
今が、一番、素敵な季節です。

しかし、5~6月は、
葬儀社にとって、施行件数が、落ち込みがちな月。
死亡件数自体が、落ちる月です。

ちなみに、9月~10月も、同じくらい、落ちる。

気候が良い季節は、ヒトは、死ににくい。
という説が主流だ。
もちろん、死亡件数が多いのは、12月~2月の冬場で、
ヒトは寒さに弱いことが、わかる。

もう一つの説がある。
私は、それを信じている。
農耕民族である日本人は、
コメの仕事が忙しいとき=自らの役割があるとき、には、死ににくい。
つまり、田植えの時期と、収穫の時期には、必要とされているので、死なない。

仕事関係でも、
クライアント先でも、知っている人の「死」に接することがある。
故人様の仕事ぶりを振り返り、
「役割を終えた」というとき、人は死んでゆくんだ。。と、毎回、実感する。

この世に、役割があるとき、
人は、それを果たすために、生きる。四苦八苦して。

役割を終えたとき
「おつかれさまー、良くやったね!ここまででオーケー。
あとは、残した者がやれるようになった。こっちに来る資格ができた」と、
天に召されてゆく。「上がり」だ。

これは、私の死生観のひとつ。

  
5月~6月。
全体の死亡件数が落ち込んだとしても、
施行シェアだけは、絶対に、落とさない!
そうゆうご支援をしてゆきたい。



老舗・元祖・・に、美味いものナシ? 時代は変わる。

誠に、勝手なルール化です。笑

創業○○年。元祖○○・・・
「老舗」の商品には、2種類ある。

本当に、何年間も、味を変えず、売り続けている商品。
お客様の好みにあわせながら、少しづつ変化をさせている商品。

老舗で、人気があるのに、
なぜか美味しく感じることが少ないのは、
前者の場合です。
「昔の人は、この味が、贅沢で、美味しかったんだろうなー」と、思いを馳せながら、食べる。
「砂糖が、肉が、手に入らなかったから、この味が、人気だったんだろうな~」なんて。

「後者の味だな・・」というときには、
「老舗の名に、あぐらをかかず、変化を続けること」が、生き残る原則だ・・・と、
噛みしめながら、食べる。

一見、ずっと変わっていないように見える
「ナイキ」のロゴマークですら。。
太さや、長さや、ラインは、時代によって、少しずつ変化させている。

ここは、どっちだろ??
「ラー油を8割にして、食べてください」という、老舗の餃子屋さん。
美味しかった!!



プロ野球選手・登場曲。マーケティング思考の選手は、誰か?

さて、先日のブログの「プロ野球選手の登場曲」
私と同じ発想の選手(=曲で、マーケティングできている選手)は、いるか?
気になって、調べてみた・笑

演歌らしきもの、
ご当地らしきもの、
自分の特長を活かしたもの
を設定している選手は、果たして、いるのか?

細川亨(捕手)が、吉幾三さんの「ありがとうの唄」
細川選手は、青森出身。だから、ご当地の吉さんの曲だろう。
松平健そっくりなルックス、パ・リーグのみ4球団を渡り歩く、息の長いベテラン捕手だ。

アドゥワ誠(投手)が、「広島天国」南一誠さんというご当地・演歌歌手
もちろん、所属球団は、広島カープ。まだ19歳で、演歌!
ナイジェリア人とのハーフ投手です。

西武ライオンズのホームラン王・山川穂高(内野手)が、
「オジー自慢のオリオンビール」BEGINさん。
沖縄出身なので、沖縄の歌手が歌う、沖縄の歌。

この3人には、これから、注目したい!

 
ちなみに、広島カープには
「マーケティング」発想の曲を用いた選手が、多かった。

大瀬良大地「大地 ~炎のナンバー~」・・地元歌手が彼のために作った曲
中村祐太「みんなのカープ」・・ポルノグラフィティ(広島出身)の曲
菊池涼介「#33」Mebiusと「涼介」山本圭壱・・背番号、名前にちなんだ曲
高橋大樹「はじめてのチュウ」・・笑!
松山竜平「アンパンマンたいそう」・・本人がアンパンマンに似ているから

たかが、曲選定だけど・・・
主力選手が、こうゆう発想で選定していることは、
最近のカープ人気や、強さと、無関係ではないような気がします。



やらなければならないこと。やれること。やりたいこと。の最大公約数

プロ野球選手には「登場曲」がある。
投手なら、マウンドに上がるとき。
打者なら、バッターボックスに入るとき。
自分の名前をコールされた後、球場に「登場曲」が流れるのです。

選手は、それぞれ、
自分の好みの曲を設定しています。

「もし自分が、プロ野球選手で、登場曲を設定するなら、どんな曲にするか?」
長期休暇中、時間があると、バカな妄想を始める。

もし、自分なら・・・と考えて、
直感的に出てきたのは『演歌』である。

今、ほとんどの選手が、
かっこいい系の曲だから、差別化できるのではないか?

野球好きのオヤジ世代への、バカ受けを狙う。
そして、女子も「意外といい曲ね」なんて、言ってくれる。

1)お客様が盛り上がり、喜んでくれること
2)他の選手と差別化できること
3)自分の集中力が上がり、良い仕事ができること

上から順に優先順位で、3つの最大公約数を探りたい。

美空ひばりさんの「川の流れのように」とか、どうだろう?
サブちゃんの「まつり」でもいいなあ。

ご当地ならではの曲にしても、いい!
大阪のチームなら「浪速恋しぐれ」や、やしきたかじんの「なめとんか」でも。
千葉ロッテマリーンズに入団したら、氣志團の「ワンナイトカーニバル」で、
楽天イーグルスに入ったら、もちろん、さとう宗幸の「青葉城恋唄」だ。
広島カープなら「仁義なき戦い」のテーマだ!チャララーン、チャララーン・・・

で、最終的には、
大阪出身、今は亡き河島英五さんの「野風増(のふうぞ)」にしたい。と思う。

♪いいか~、男は~、生意気くらいが、丁度いいー
♪いいか~、男は~、大きな夢を、持てーー

実は、この3つの着眼点が、重なるように、物事を決めることは、
マーケティングの基本中の基本なのです。

「お金を払ってくれる人が、喜んでくれること」
「同業他者と、差別化できること」
「やっている自分が、楽しいこと」

優先順位は、自分と相手の力関係によって、変わってくる。



媒介と転化 ~AはBでCになる。

今年は、桜が咲き始めてから、寒かったので、
各地のクライアント先で、
例年よりも、たくさん桜を見ることができました。

桜と菜の花は「春の最強セット」です。
桜に、菜の花畑がセットされるだけで、一気に価値が上がり、人が集まります。

「桜は、菜の花で、名所になる」
桜をA
菜の花をB
名所をCとしたとき、
「AはBでCになる」という公式が成り立つ。

たとえば・・・
オレンジ:Aは、
圧縮ジューサー:Bで、
生絞りオレンジ・ジュース:Cになる。

オレンジ:Aは、
鍋で煮込んで:B、
マーマレード:Cになる。

オレンジ:Aは、
動物が食べると:B、
皮と種:Cになる。

外部からの作用により、元の素材が、別のものになる。

Aは、
Bという「媒介」により、
Cへと「転化」する。

当社は、優れた「B:媒介」となりたい。

不振の葬祭ホールが、
日本売上アップ研究所により、
高収益・葬祭ホールとなる。

普通のスタッフが、
日本売上アップ研究所により、
腕利きマネージャーや、大幹部となる。

空きテナントが、
日本売上アップ研究所により、
ドル箱ホールとなる。

瀕死の販促物が
日本売上アップ研究所により、
稼ぐ販促物となる。。。

葬祭業にも、
ご自身の仕事にも、当てはめて考えてみてくださいませ。

AはBでCになる。



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