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利益の出ている会社の社長は、取引業者を美味しい食事場所に連れていかない。

九州のご支援先へ。
素敵な海辺のお蕎麦屋さんに、連れていっていただき、昼ご飯。
ロケーションも、器も、味も、素晴らしい!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(浜辺の蕎麦店)

ところで・・・
会社を発展させる経営者の見分け方があります。

普段、自分が、滅多に行かないような食事場所に、
コンサルタント(=取引業者)を連れていってくれる経営者の会社は、
儲かっていない。
特に、利益が出ていない。

儲かっている会社の社長は、
普段から、自分が食事している場所で、
コンサルタントと、昼ご飯を食べる。

特別な場所で、ご飯を食べるのは、
あったとしても、
年に1度くらい、良い決算であった年だけ。

社長が、普段から一流ホテルで食事をしているなら、一流ホテルの食事で、良いのです。
普段、料亭で食べているなら、料亭で、OK。
ラーメンを食べているなら、ラーメンでOK!
スーパーの弁当なら、スーパーの弁当を、一緒に食べれば、それで良い。

「せっかく来てくれたのだから・・・」と、
背伸びをして、素敵な食事場所に、連れていってくれようとする会社は、
確実に、儲かっていません。

つまり、儲かっていない会社の社長は「いい人」なのです。
良く言う「見栄っ張り」とか「ええかっこしい」でもない。「いい人」です。
一般人としては、合格。
しかし、経営者としては、失格。
こんなことが、世の中には、たくさんあります。

気持ちは、とても嬉しいのですが、
その経費を節減して、売上につながることに、お金を使って欲しい。
その本質=優先順位のつけ方を、理解して欲しい。
失礼を承知で、そんなことを、直言させていただきます。

ちなみに、
スタッフが「夏、暑いからクーラーを買って欲しい」と言ったとき、
すぐに、買う決定をするのも、利益の出ていない会社。

「扇風機でガマンできないか?」
「冷風器なら?」
「出勤時間を早めては?」
どうしても、お金を使わなければならないなら、「決算で利益が出そうなら」。。

トコトンお金を使わないで済む方法を、
経営者・幹部はじめ、
スタッフ全員考えることができると、儲かる会社に生まれ変わる。

 
美味しい食事が遠のく、
自分の首を絞めてしまう記事を書いてしまいました。(笑)



葬儀社は「装置産業」だから、儲からない?

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(クライアント先カフェ)
クライアント先葬儀社さんの近くで見つけた、いい感じのカフェより・・・
ちょっぴり、コンサルタントらしいことを、記事にしたいと思います。

 
施設・設備や、生産ラインを装備してから、
売上を作る業種は、「装置産業」と呼ばれています。

製造業や、ホテル、パチンコ店、結婚式場などが、代表例。
葬祭業界も、ホールでの葬儀が主流となってからは「装置産業」です。

「装置産業は、儲からない・・・」
装置産業を生業としている社長は、こう嘆きます。

設備投資の金額が大きいので、
投資したお金が戻ってくるのに、何十年とかかってしまうのが、その理由です。
まだ、お金が戻ってきていないのに、
競合他社が、巨大な資本で出現し、売上・利益を奪われる・・・。
借金返済金額だけが、変わらないので、資金繰りが苦しくなる。

一方、「装置産業」の対極にある、
「ソフト産業」の社長も、「大変だ・・」と、こぼしています。

「ソフト産業」の代表例は、WEB制作会社、アプリ開発会社、デザイナー等。
コンサルタント業も、ソフト産業です。

参入障壁が少ないので、新規参入者が相次ぎ、競争にさらされる。
時流や、流行にあわないと、全く売れなくなる。
「人」に頼る要素が大きいので、安定しない。

両産業の特長を、まとめてみると、
「装置産業」は、
在庫や投資等、資金負担が大きく、回収に時間がかかる。
しかし、継続性・安定性は高く、半自動的に利益を生み出し続けてくれる。

「ソフト産業」は、
最初の資金負担が少なく、すぐに、キャッシュを生み出すことができる。
その反面、何年間も継続的に、それを続けることは、至難の業。

そして、多数の業種・業態の支援をしてきた、私の結論。

「装置産業」の会社が、
「ソフト力」に優れていると、とても、儲かるようになる。

「ソフト産業」の会社が、
「装置力」を持つようになると、とても、儲かるようになる。

自社の事業の特性を把握し、
その対極にある要素を、意図的に取り入れてゆけば、
とても儲かる会社を作り出すことができます。



売上アップの基本は「商品力」にある。

「中西さん、最近、ラーメン食べてないんですか?」

ブログにラーメンが、出てこない、、、と、心配してくれるクライアントさん、多数。。(笑)

そんなわけで、ラーメン特集!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(白味噌野菜ラーメン)
白味噌と野菜のラーメンです。クセになる味、女性が好きそうです。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(カレーラーメン)
いわゆるカレー味なのですが、「スパイスラーメン」!
看板にも、メニューにも、一切「カレー」の文字ナシ。
店主さんのこだわりが、垣間見えます。

ラーメンにからめて、真面目なお話しを。。。

売上アップのための、一番のポイントは何か?
チラシを配ること?
大きな声で、接客すること?
展示場や施設を作ること?
顧客管理を行うこと?
・・・・色々な業績アップ法があります。

しかし、私がコンサルティングを行うときや、
色んな会社の情報を、見たり聞いたりするとき、注目するのは、別のところです。

「お客様は、その会社の何に対して、お金を払ってくれているのか?」ということです。

爽やかな笑顔?
雰囲気の良い空間?
特典の入ったチラシ?
目立つ看板?
ブランドイメージ?

いずれの答えも、間違いではありませんが、
本質的な答えではありません。

お客様がお金を払ってくれているもの、それは「商品」に対してです。
100円の商品を1個、300円の商品を1個・・・と、お客様に、
商品をひとつひとつ買っていただくことが積み重なったもの。

それが、売上です。

当たり前のことですが、
お客様は「ビジネスモデル」にお金を払うわけではありません。
「チラシ」にお金を払うわけでも、
「接客・笑顔」にお金を払うわけでもありません。

これらは、あくまで「商品」に付随するものなのです。
ですから、
その会社が一般的に扱っている「商品力」が、どうなのか?
というところが、売上アップの一番の本質的な問題なのです。

「材料・加工方法・接客・店舗・販促」までを含んで
「良い商品」「喜ばれる商品」となっているかどうか?

各種の販促物や、スタッフ、店舗など、
お客様の目に触れる部分に、
その「商品」の良さが匂い立つように、にじみ出ているかどうか?
ここをきちんと押さえてこそ、永続的に発展のできるお店が作れるのです。

皆さんの会社の「商品」は、
ちゃんと「美味しいラーメン」になっていますか?



秘密の花見

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(隠れ家、お花見)
すわ~くぅらー、すわ~くぅらー、
ひぃ~ま、咲きぃ誇る~♪♯♭♪

桜の美しい季節、森山直太朗クンの歌を、口ずさみ歩く。

秘密の隠れ家カフェで、ゆったりお花見。

ここなら、雨・寒さの心配がない。
繁盛してないので、席とりも不要。
酔っ払いに邪魔される心配もない。

 
「マイ・隠れ家」に登録されるためには、厳しい条件がある。
もしかしたら、ミシュラン以上に、難しい・・・。

「雰囲気が良いこと」
「料理が、そこそこ美味しいこと」

それに加えて、
「客が、少ないこと」
「かまわないで欲しいこと」

雰囲気が良くて、料理が美味しいのに、
「繁盛しない」というのは、至難の業なのであります。

三ツ星・隠れ家が、
次々と、有名になったり、閉店してしまうなか、
来春も、ここで花見がしたい、
このまま(可能な限り、低空飛行で)踏ん張って欲しい、とわがままに願うのです。



黒板に手書きのウェルカムメッセージ

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(面接会場のPOP)
4月、一次面接を実施中です。

3年前の募集と比較すれば、
応募者の数は、30%マイナスくらいに、落ち着きそうです。
やはり、好景気なのでしょう。
他にも、採用広告を出してみて、数年前との変化に気付くことが、たくさんあります。

ただ、「集まる人の質」は、良くなっていると思います。
「二次面接に、来て欲しい!」という方は、前回よりも多い。

 
話は変わりますが、
当社スタッフの手書き看板の精度が、
とても上がっていると思いませんか?

これは、もはや「売り物」になるレベルに達しています(笑)!

成長しているね!!
こうゆうのを見ると、とても、嬉しい気持ちになります。

 
面接の雰囲気づくりに、
大きな役割を、果たしてくれています。

葬儀社さんでも、応用可能です!



手書きのお礼レター

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(手書きのお礼状)

きれいな封筒に、心のこもった手書きの文章。

「お礼状」をいただきました。

デジタル化された現代だからこそ、
もらうと、ぐっと心動かされます。

自分自身も。
当社の会社メンバーも、
何とか、これを、やってゆきたい。

「手書きレター」を続けてゆけば、人生が変わることは、確実。

うーん、何とか、スタートしたい。



モノの価格が高くなる時代・・・価値の提供を。

とある、飲食店での「価値」の伝え方の例。。。
葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(野菜中心のランチメニュー)

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(商品説明の詳しいPOP)
とても、丁寧です。
 
8%となった消費税を含んだ「お客様の支払金額」が、増えれば、
当たり前のように、商品は、売れにくくなります。

どんどん、価格を高くせざるを得ない時代にも
売り抜くために、必要なのは、
「支払金額」に見合う「価値」を提供してゆくこと。

「消費税は、国に払うものだから・・・」という理屈は、お客様には通用しません。
「原材料価格、人件費が上がっているから、値上げ・・・」という理由も、通用しません。

昨年までは、なかった「少なくとも3%分以上の価値」を、
新たに増やす、
PRする、
ということが、今年の売上アップの必須条件となります。

葬祭業界は、物価上昇の影響を受けにくい業界ですが、
ここをいい加減にしている会社は、
数年後、取り返しのつかない事態となってしまいます。



マーケティングの常識や原則を、葬祭業界に。

洋菓子の繁盛店で、最近、増えてきています。
従来のショーケースよりも、「高めの位置に棚」のあるタイプのショーケース。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(展示方法の進化)
商品に、存在感とインパクトが出ます。

  
スーパーやドラッグストア等、流通小売業の
陳列の原則「ゴールデンゾーン」を、応用したショーケースです。

お客様の手に取りやすい位置
(女性の場合、約60cm~150cm・・・目線から下の首から腰くらいの位置)を
ゴールデンゾーンと呼び、
ここに「売れている商品」「売りたい商品」を陳列することが、
売上最大化のポイントです。

このショーケースは、
「ゴールデンゾーン」の陳列原則に、基づいた備品です。

お客様の目線に近いところで、商品を見せることができるようになっています。
  

流通業やマーケティングの「常識」と言われていることが、
各業界では、意外に実践されていないことがあることに、気づきます。

 
葬祭業界でも、
再チェックが必要ですね。



無料でできる、ちょっとした工夫

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(トイレの工夫)
ご支援先・葬儀社様と、
食事に行ったとき。。。

トイレで見かけた、この工夫。

スリッパ、散らばりません!!

とても、好きです~。
こうゆう工夫。

 
ちなみに、私は「この枠内に・・・」と、何とか置こうとするタイプです。

偶然、トイレで一緒になった、
この葬儀社の幹部さんは、おかまいなしに、
パパーっと脱いでいっちゃいました!

そんな性格が、とても、とても、羨ましい・・・。



ホールに置くアイテムについて一考。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(アンティーク好き!)

おお、こ、このストーブは、
アラジンのブルーフレーム。。。
しかも、年代物では??

 
これを見るだけで、
この店主とお店は、何を志向しているのか?
一発で感じとれます。

「子供が触ったら、危ないじゃないか・・・」
「燃焼したあとの、空気が臭い・・・」
「燃費も悪い・・・」

そんな客は、来なくていいのサ~。
ふふーん♪♪

で、こうゆう変わったオッサンが、
集まってくるお店になるという訳です。(笑)

冗談は、さておき。

少し高めの商品を販売したいなら、
普段から、高い物を買っているお客様が、好むアイテムを置かなきゃならない。

ストーブひとつ、
ペンひとつ、メモ帳ひとつ。
紙コップひとつ。

すべてを考えて買わなければならない。



写真力と好感度を、上げるコツ(みたいなの)

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(自然食レストラン)

「ブログに、中西さんの自撮り写真も、載せてくださーい!」♡
3回だけ、ご支援先のスタッフさんに、言われたことがあります。
(内訳は、1回はオトコ、1回は社長のお母上、1回だけ女性スタッフ)

写真は、このくらいが、限界です(笑)

時々、晩飯を食べる、隠れ家より・・・。

あまりにも、
どうでもいいブログを続けるのは、さすがにマズイ・・・。

「写真力と好感度」を上げるために、、、というテーマで、
書き留めたメモを、ご紹介。

女性を、かわいらしく写真に撮るための「ポージング」のポイント。
・手のひらを見せる。
・ナナメに立つ。
・少し傾むける。
・複数人数の場合、同じ動きをする。

応援されるためのポイント。
・成長の過程を、見てもらう。
・お客様とともに、完成させる。発信&参加型。
・心理的反発をなくす。「●●しなきゃ駄目」よりも「●●してくれると嬉しいな」
・相手の動きにあわせて、こちらも動く。

そんな感じです!



葬儀社のチラシづくり<キラーフォトとキラーストーリー>

JRAには、名馬ポスターというものがあります。
過去のG1馬のポスターです。
その中でも、圧倒的に存在感のあるポスターが、こちら。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(JRAポスター)
オグリキャップのライバルでもあった
スーパークリークという馬のポスターです。

友達と京都競馬場に通っていた時代から・・・なので、
きっと20年くらい前から、あるはずです。

写真のパワー、惹きつける力って、物凄い。
私はこれを、「キラーフォト=魅惑の写真」と名付けています。

会社や商品を象徴する1枚の写真は、
チラシ、ホームページ、ダイレクトメール等々の販促物を作るうえで、
非常に、重要な役割を占めるようになってきました。

どんなシチュエーションを作り、
どんな角度で、どうやって光を当てて、写真を撮るか・・・
その写真の出来栄えで、集客力は、変わってきます。

ですから、最近は、
販促物のレイアウトや、企画内容、カラーリング、アイテム構成に加えて、
「写真撮影」の指導までしなければ、
当たるチラシは、作れなくなってきました。

さらに、、、
このポスターには、こんな「ストーリー」まで、記載されています。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(スーパークリーク逆指名)

売るときの鉄則、キラーフォト&キラーストーリーが、
配合されている見事な販促物のモデルです。

  
JRAには、お金を預けているんだけどな~。
まだ「お引き出し」させていただけません。



コンサルタントの最も基本的な数字の見方

売上分析をしても、
どこをどう見て良いのか、わからない・・・という幹部・スタッフの皆さんは、意外と多いものです。

とあるご支援先で、
その説明をさせていただいたホワイトボードの板書がありますので、
それをご紹介します!葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(コンサルタントの数字の見方)

ちょっと、見にくいかもしれませんが、
こんな感じです!

短いブログですが、
結構、重要なことです。

これで、実行&検証を繰り返せば、自然と精度が上がってきます。
で、売上を継続的に、上げ続けてゆくことが、できるようになります。



高めの家族葬が売れてゆく葬祭ホール

建物をコンバージョン(仕様変更)して、
新規オープンした
ご支援先葬儀社様のホールの入り口部分だけ・・・。
特別に許可いただいてのご紹介です。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(葬祭ホールの入り口に)

「家族葬=安い」が、嫌ならば・・・
高くても、売れるように、
お客様が、お金を払っても、いいよな!と思ってもらえるように。

他社よりも、お客様を惹きつけたいなら、
価値あるモノを、提供するように。。。

施設のみならず、あらゆる要素で、
そうゆう「工夫」や「仕掛け」をしてゆけば、
自然に、業績は上がってゆきます!



自分のやっていることに、飽きてしまうという「落とし穴」

久しぶりに、ご訪問させていただくご支援先葬儀社様や、
ずっと、ご参加いただいている会員企業様が、はまりがちな「落とし穴」

それは、、、
「自分のやっていることに、飽きてしまう」という、落とし穴です。

たとえば、「のぼり」。
あるクライアント葬儀社様では、
私が永年、提唱してきた「のぼり戦術」で、成果を上げてこられました。

久しぶりに、現場を見ると、
この「のぼり」に、「落とし穴」の兆候が!
・・・4色印刷のフルカラ―になり、写真がプリントされ、文字がたくさん書かれています。

「のぼり」だけを、近くで見れば、
とても、洗練されて、良いデザインなのです。
しかし、ホールのまわりに、立てると、
何がPRされているのか、認識されません。目立ちもしません。

やはり、事前相談件数も、頭打ちしていました。

「のぼり」は、一瞬で、道行く人に、内容を伝えなければならない販促媒体。
色も、内容も、集客に役立つシンプルな内容が、一番、効果的なのです。

古くからお付き合いのある親しい経営者様ですから、
そのことをストレートに、申し上げました。

そうすると・・・照れくさそうに、こうお返事されました。
「中西さん、やっぱり、そう思いますか???」
「きっと、そうかもしれないな・・・とは、思っていたんだ。
でも、以前のデザインに、ボク自身が飽きてきちゃったんだよね。。。
もっと良いものを作るんだ!って、やってるうちに、こうなっちゃったんだよ~」

皆様にも、ありませんか?
良いことをしていたのに、自分自身が、それに飽きてしまって、やらなくなっていること。
時が経つにつれて、原則から外れた自己流の「スライスショット」になっていること。

サササッ!と、是正しに行きます。
お気軽に、声をかけてくださいね!

 
・・・
昼食がてら、ゆったりカフェで、
ミーティングさせていただける幸せ・・・(女子かよ!!)
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(こだわりのアイテム)
でも、こんなのが好き!



ご支援先・幹部の名言をご紹介。

「平穏無事」な会社に、売上アップなし。

コンサルティング先の幹部さんが、会議の最中、
ふと、つぶやかれた言葉です。

何年も、
同じ方法、同じ商品、同じ施設、同じ販促で、商売を続けると、
自分たちにとっては、心地よく、平穏無事に、事は進んでゆく。
しかし、
そうゆう会社が、売上アップすることは、決してない。

一時的に、
成績が下がることや、トラブル・負荷が増えることがあっても、
新しい方法、新しい商品、新しい施設、新しい販促を取り入れて、
商売を行っている会社こそが、売上アップを果たしている。

そうゆう意味だそうです。

なるほど、
言われてみれば、いろんな葬儀社は、
確かに、その通りになっている!

平穏無事に、
いつも通り・去年通り・例年通りを、愛してしまうのは、人の常。
しかし、それを繰り返す結果の行く先は、先細り。
多くの老舗葬儀社が、そうして没落していった・・・。

自分の心地よさを、優先せず、
前向きに、平穏無事を打破しましょう!

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(水辺の隠れ家)
水辺の隠れ家より、
幹部の名言を、忘れないうちに書き留めておきました!



「やってみまーす!」、仕事の基本が詰まったCMソング

このCMソング、聞いて欲しい!
関西でしか流れていませんので、是非、他地域の方にも。

自分が関わっている、すべての経営者・幹部・スタッフさんには、是非、このスタンスで仕事して欲しい!

名曲だと思いませんか?

関西を中心に展開していた家電チェーン・ミドリ電化(現・エディオングループ)のCMソング。

お金をもらって仕事している(=プロ)である以上、
あらゆる要望に対しての第一声は、「やってみます!」

これでしょう。

   
帰宅の道すがら、口ずさみながら、歩いてることがあります。
「いつもニッコリ、ほほえんで~♪、やってみますのミドリです~♪♪」

あと、、、
クライアント葬儀社さんの会議中に、
「どれでも、どうぞ!」と、色んな種類の飲み物を並べられたときは、
「おー、よりどりみどりのミドリちゃんですなー」と。



売上不振・脱出法のヒント・・・「原点に戻る」マーケティング

売上が思うように上がっていない会社の共通点。
それは、この2つ。
「何をすれば良いのか、わからない」
「やってることが、ピント外れ」

どこに力点を置いて、
どこに集中すれば、売上が上がるのか?
それが、自分で見えていないのです。

「売上不振・脱出法」のヒントを、ご紹介します。

それは、
「創業時に、創業者がやっていたことを、
今、もう一度やると、売れるようになる」

これが、売上不振を、乗り切る具体策のヒントです。
「原点回帰マーケティング」です。

お金がなくて、借りることもできなかったとき、
自分が何から何まで動かなければならなかったとき、
何が何でも、売らなければ、食べることができなかったとき、
創業者がやっていたことを、
今、もう一度実行するのです。

それを「現代風」にアレンジして。

「寺院さんや、町会さんに、とにかく顔出ししていた」
「手書きのチラシを、毎晩ポスティングしていた」
「他にはない、新しいホールを作った」
「すべてのお客様へのアフターフォローのご訪問を欠かさなかった」
「安く、とにかく安く、やってきたんだ」
「1件ごとに、ピンポンして歩いて、会員募集したよね」
「いつもメモを持ち歩いて、施主様に言われたこと、
気づいたことを、小まめに書き留めて、ミーティングしていた」などなど。

売上が、そこそことれるようになり、収入が安定してくると、
いつの間にか、自分で「卒業」してしまい、
「流行を追う」「世間並みのこと」
「大企業の真似事」「マネジメント・管理」に、
トップの関心が、変化してゆくのです。

売上不振になったら、
まずは、創業当時の先輩方が、
どうやって、売上を伸ばしてきたのか、知ることです。
アレコレ、美味しい話、
他社が成功している話・・・そこに目を向ける前に。

「原点」を、現代版にリバイバルして、
実行することこそ、売上ダウンからの起爆になるのです。

格好つける前に、
まず、オヤジさんが、やってきたことを、
ちゃんと自分でも、やってみるべし!

と、まあ、そんな感じです。



「パクリ」=モデル商法は、成長の最短距離

今回は、前の記事からの続編風です。

同じ業種で、自社よりも高い業績を上げている会社を訪問して、
教えてもらい、マネすること。
これが、成長の最短距離なのです。
「モデル商法」と呼びます。

つまり「パクリ」。
他の人が上手くやっている事を、モノマネする。

「モデル商法」を、
ササッと、できる人や会社ほど、良く伸びます。

経営者の参謀役・コンサルタントは、
さまざまな戦術を提案しますが、
ゼロから考え付いたものは、ほとんどありません。

「すでにあること」と「すでにあること」の
組み合わせによって、生み出されるのです。

ある葬儀社がしていることと、
異業種の成功事例を掛け算したことで、生み出されたものであったり、
前に、自分が成功したことと、
情報収集したことの掛け算であったり、
葬儀社の現場にアレンジしたものであったり、、するわけです。

モデル商法は、
業績アップの近道なのです。



銀座という街が「銀座」であるために(後編)~コンサルタントの独り言

参考までに、、、
そこそこ有名な友達のコンサルタントは、
東京・青山に、
他企業と共同で、電話受付等々をしてくれる
「レンタル・オフィス」を事務所にして、
コンサルタント商売をしています。

その彼、曰く・・・
会社案内とか名刺に「青山」という地名があるだけで、
以前よりも、明らかに仕事が増える・・・というのです。

「中西さんも、丸の内や青山に、
レンタルオフィスを借りれば、コンサル依頼が、増えますよ!」
こんなアドバイスを、してくれます。

・・・
これについては、私の主義には反しますので、その方法はとりませんし、
そんなことしなくても、仕事は、増える・・・
しかし、そのマーケティング手法は、素晴らしい!

このコンサルタント君の戦略は、
小売・サービス業の各社が、
銀座に店舗を構えるのと、同じ意味合いです。

   
「ユニクロが、銀座に出店しましたけど、成功すると思いますか?」
と、質問を受けることがあります。

単独店舗の採算としては、成功しない。
そう思います。
銀座の客層・品格・テイストと、
ユニクロのそれが、違い過ぎているからです。

しかし、、、
もしかすると、ユニクロの銀座店は、
単独店舗の採算としても、儲かることがあるかもしれません。

そのときは、
「銀座は、もはや銀座ではない。普通の街と同じだ」と、
言わざるを得ないでしょう。

日本における「銀座」とは、そうゆう立地です。

・・・
楽しい勉強会メンバーさんたちと、街を歩きながら、
そんな思索にふけるのでした。

「とても特別な、特長のある街」が、
あってもいいんじゃないか・・・と。



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