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オバタリアン予備軍団vs葬祭コンサルタント

(先日のブログのつづきです)

「全体のために、己を犠牲にした店員さんへの敬意」
「大和撫子が、絶滅する・・・という危機感」
「大人をなめるなよ~という、ちょっぴり残っていた正義感」
席を立つとき、彼女たちに、自然と声をかけていました。

「おい!オマエら!!」  (→ ギョッとしてから「ビックリしたー」と笑い)
「お姉さんに、注意されたんやろ?」  (→ はい・・・)
「帰るんか?注文するんか?どっちや?」 (→ 注文します。)
「すぐ注文しろ。まず、ごめんなさいって、謝るんやぞ!」「できるか?」 (→ 一人ずつ確認。)
「お金は?あるんか?」  (→ あります)

注文するところまで、見ておいてやろうか・・・とも思いましたが、
ここは、彼女たちを信じることにして、立ち去りました。

この場合、私が果たした役割は、
コンサルティングと同じ「介入し、双方を良い方向に向かわせる、第三者」です。

間違った常識の人がいて、
それを、正しい常識に戻そうとする人がいる。
しかし、間違った常識は、正しい常識の「正論」を、容易に受け入れることができない。

ここで、第三者が介入し、間違った常識に、直接作用で働きかける。
それでようやく、間違った常識が、矯正され始める。

「あ、ワタシが言っときますよ!」「それ、ワタシが、やりますよ!」

第三者には「評論する人」と「介入する人」そして「傍観する人」の3パターンがあります。
現場改善するには、単なる評論家的・傍観者的な第三者ではなく、このように介入する第三者の存在が必要です。

自社内に、こうゆう役割を果たしてくれる人がいると、本当に良い会社になります。
純粋な第三者であるコンサルタントの役割のひとつでもあります。

小さなオバタリアン事件の場合、
私が、店員さんに「あの子ら、注意されたのに、まだ居座ってますよー」と、報告しても、
店員さんのストレスがたまるだけ。これが、評論家的第三者。
そんなこと、店員さんは、見ればわかっているし、もう十分指摘もしている、、、
そのうえ、周りからまだ足りない!と言われる。
もう一回、オバタリアン予備軍にアタックしたところで、結果は同じ。

介入する第三者に必要なこと・・・
それは、、「愛」です。「今よりも、良くなって欲しい」という。

その後・・・・
マックのお姉さんは、後を追ってきて、無料クーポンをくれました。
女子中学生は、「な~に?あの汚いヒゲのオヤジぃー。でも、ちょっと竹野内に似てたかも~。」

上記2点、もちろんワタシの妄想!!



DNAフル活用で、人の役に立つべし!

先日のブログの続き・・・

たとえば、農家と漁師のDNAは、まったく違います。
農家は、土を相手に畑を耕し、漁師は海を相手に魚を獲る。

農家は収穫量は「家の前を見ればわかる」状態なので予測しやすい。
漁師は「海に出てみないとわからない」ので収穫量が予想しにくい。

農家は、天気や自然災害にさらされる、みんなで協力しあって仕事する。
漁師は、毎日「死」と隣り合わせで、自分個人の力量で仕事をする。

「種から育てる」という農家と
「育ったものを獲る」という漁師。。。

農家DNAが体に流れるセールスマンと
漁師DNAが体に流れるセールスマンでは、得意分野や仕事の進め方が、まったく違って当然です。

同様に、職人と商人もルーツが違います。
職人は、モノが相手の仕事。商人は、ヒトを相手とする仕事。

職人は「手と体=作る精度とスピード」が儲けとなり、商人は「目と口=仕入れと売りの差」が儲けとなる。
肉体的な危険がつきまとう職人と、金銭的な危険がつきまとう商人。
「素材から作る」という仕事と「出来上がったものを売る」という仕事。

ご先祖さまから引き継いだDNAを、
肯定的に理解し、今の仕事スタイルに活かしてゆけば、楽に成果があがるようになります!



消費税の増税が、葬祭業界もたらすもの

今日10日の夕方、消費税増税法案が、成立しました。
現在、5%の消費税率は、2014年 4月に8%、
2015年10月に10%へと2段階で引き上げられます。

消費税は、その先も上がることは確実です。

我々、経営人・商売人は、この政策の善悪を論議すること以上に、
したたかに「そうなったとき、どうするのか?」を決めることが、大事なのではないでしょうか?

消費税増税で、企業はどうなるのか!?

大きな企業は、どんどん海外へと市場を求めて進出しなければなりません。
小さな家業経営の会社は、おそらく一握りしか生き残れません。
その地域の、その業種は、トップ3社くらいに集約されてしまいます。

コンサルタントにできることは、
「今のうちにクライアントを、トップ3に入る実力を持った会社にしておくこと」
これに尽きます。
これから1年間は、真の実力が試される時です。

駆け込み需要対策や、税率アップ時のキャンペーンのノウハウは、
3%、5%のときに経験済み。万全です!!



「その仕事、僕にやらせてください!」男は勝負せよ、墨俣一夜城

プロジェクト進行中、、、岐阜県のご支援先へのご訪問。
おおっ、あれに見えるは・・・歴史好きには、たまらない「墨俣城」!!!

※行ってみたいのは、ヤマヤマも・・・
支援中につき、そうはいきません(涙)。遠景でガマンです!!

織田信長軍の「中途入社の平社員」だった、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が、
美濃の斉藤氏との戦いで、戦略上の要地であった川の中州「すのまた」の地に、
「一夜にして城を築いた」という伝説のお城です。

織田軍の「幹部社員」柴田勝家や佐久間信盛が、信長から築城を命じられるも、
斎藤軍の執拗な攻撃の前に、完成できなかったものを、
秀吉が「私にやらせてください」と願い出て、
築城したものと言われています。

親交の深かった蜂須賀小六ら、野武士たちの協力を得つつ、
上流で木を伐り、築城の模擬訓練を行い、
壁は遠目から見てわからぬよう白い布を張り、極めて短期間での築城に成功。
重要拠点を抑え、信長の美濃攻略の足掛かりとなったそうです。

このあとも、秀吉は、朝倉義景軍との戦いに、
浅井長政の裏切りで敗れ、敗走する信長軍の「殿軍(しんがり)」
(・・・退却する軍勢の一番最後の軍隊=敵の追撃を食い止めねばならない、最も危険な仕事)を、
「私にやらせてください」と買って出て、
信長を窮地から無事脱出させ、織田家の「幹部社員」への道を歩みはじめるのです。

人生にも、仕事にも、
「誰かの役に立つこと」で「それ、私がやります!」と、
買って出なければならない場面が、何度かやってきます。
そこをクリアすれば、大きく豊かな次のステージがひらけるのです。

この場面に、気づかず見過ごすのか、気づいてるのにあきらめるのか。
それとも、前に出るのか。

「墨俣城」に思いを馳せる歴史少年(現オッサン)、
地道な「準備」と、一瞬の「決断」の大切さを実感する。。。の巻でした!



美味しいものが会話をはずませ、和室が心をなごませる。お葬式事前相談に!

福島県に東北各県の畳屋さんが、集まっての勉強会です。
約10年にわたって、
2か月に1度くらいのペースで開催しています。

畳屋さんだから、
「和室」を使っている・・・というわけではありません。
偶然、いつもの会議室が、予約でいっぱいだったので、
今回は、和室での開催となりました。

こうやって、靴を脱いで、畳の上に車座になって、会話すると
会議室のときよりも心なしか、
メンバーさん同士の本音トークがはずんだような気がします。

そして、毎回、休憩には「おやつの時間」。
いつも開催地の幹事長が、ご用意してくれます。本当にありがとうございます!!

畳表の産地・熊本県八代市に仕入れに行った際に、
見つけられた農家さん直買いの「メロン」が!!
最後に残ったメロンの果汁の甘いことと言ったら・・・贅沢の極みデス。
美味しいものを食べながらのトークは、さらに会話を盛り上げてくれます。

そういえば、、、
事前相談室に「和の空間」を使っておられる葬儀社さんもあります。
「事前相談」に、相当、力を入れておられる会社さんです。

そっと「オシャレな器でお好みの飲み物」と「由来を20秒くらい語れるお菓子」が出てくる・・・

「相談回り」が一般的になりつつある昨今、
このような事前相談「演出」も、アリではないでしょうか?



デキる経営コンサルタントは、女性のハートをつかめない!?

ボストン・コンサルティング・グループの元代表で、
戦略コンサルタントの第一人者・堀紘一さんの書籍。

コンサルティングとは、何か?
「なるほど!そうそう!!」と思える、さすが・・・の内容。
神奈川の支援先への行き帰りの新幹線車内で、一気に読みました。

で、印象に残っていて、勇気づけられた言葉が、コレ。
↓↓↓
論理的な会話と、何事も理詰めで考えることを要求されるコンサルタントは、女性にモテない。
これは、100年前からの定説だ。

そっか~モテないのは、仕方ないんだ・・・えへへ。

確かに・・・女性のハートをつかむ会話ができる男は、
「同調すること」が、上手い男。

「そうだよね~」「それは、全面的に相手が悪いよ!」「大変だったね~」これを繰り返す。
「キミが正しい、そして可哀想だ。相手は許せない、そして俺は味方だ」と。

生産性も発展性もない話に、付き合うことのできる男が、だいたいモテる。
目を見て、うんうんうんと頷けば、も~っとモテる。
何が問題点で、これからどうすれば良いのか?は、一切不問。

ハートをつかめないコンサルタント思考は、
一通りのヒアリングの後、
「問題の本質は、コレだ」「改善するには、こうゆう方法がある」
「理由は、こうこうこう」「で、結局、どうするん?」と、ついついやってしまう。

不思議なもので、キッチリ核心をついていればいるほど、女性のハートは離れてゆく。。。

「薄っぺら同調男」と「本質が見えるプロ」と、どっちの男を選ぶんだよ?
どっちが本気で、あんたのことを考えてると思うねん?

ホンモノ・ニセモノが見分けられる女にだけ、モテればいいですよね、堀さん。
コンサルタントなのに、まあまあモテるのは、未熟な証拠?

とは言え・・・
葬祭業界も、女性中心の職場へとシフトしてゆきます。
ここを使い分けて接することが、チームワークのポイントなんですよね。



衰退する会社の本質は、何か?(勝手に問題提起編)

赤字企業、衰退してゆく企業には、特長があります。
葬儀社に関わらず、どんな業種でも・・・。

調査した会社の事例、
私のもとへコンサルティングを依頼にくる会社、
また長年のクライアントの近所にあるライバル会社を、もう数百社も見てきました。
衰退企業の共通点とは、何か?

腕のないコンサルタントや、
研修コンサルタントは、自分が食べてゆくために
「人から聞いたこと・本で読んだこと」を、それらしく語ります。

成功した経営者は「自分の価値観」を語ります。

「会社の中が汚いところに繁盛店はない。掃除をキレイにしなさい」
「従業員のあいさつと躾が大事だ。従業員教育をしなさい」
「スタッフが働くことに満足していることが大事だ。ES(従業員満足度)を高めなさい」
「理念が大事だ。経営理念を作り、浸透させなさい」
「豪華な社長室を作ってはいけません」
「社長は、高級車に乗ってはいけません」

果たして、本当にそうでしょうか?

会社が汚くても、儲かっている会社は、たくさんあります。
逆に、
もう、可哀想なくらい、ピカピカに掃除しているのに、
儲かっていない会社も、たくさんあります。。。

<続く>



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