2014年6月22日 9:24
台風が来て、街路樹が倒れた。
なぜ、街路樹は、倒れてしまったのか?
「強い風が吹いたから」・・・これは、「契機=きっかけ」。
「根が腐っていたから」・・・これが「真因=本当の理由」。
契機と真因は、
よくちゃまぜになって、会話されています。
仕事の会話をするときに、
ここを混同すれば、噛みあいません。
たとえば「お客様アンケート」の
「なぜ、当社を選んでいただいたのですか?」という設問への、
回答にも、「契機」と「真因」が、入り乱れています。
「チラシが入っていたから」
「事前相談をしていたから」
「価格が明瞭と聞いていたから」
「以前、参列したことがあったから」
「会員だったから」等々・・・。
契機と真因を、明確に整理して、お客様の声を聞くことが、
その会社に応じた、優れた戦略・戦術を作るための原動力となります
自分を取り巻く出来事に関して
いつも、曖昧にしないことが大切なのです。
「契機」も「真因」も、両方が大切。
でも、何度も同じ失敗が起こり、
成長できない会社や人には、
どちらかと言えば、「真因」を探ろうとする習慣がありません。
その現象の理由を「きっかけ=契機」だけで、
見ていることが多いように感じます。
根っこに横たわっている真の理由は、なんだったのか?
それは「契機」なのか「真因」なのか?
「どうしてそうなったのか?」を、少なくとも三度は、
自分と他人に問いかけ、真因を追究してみましょう。
2014年6月8日 19:52
先日の記事の続きです。。。
40年間、成長を続けているある経営者の具体例をご紹介します。
たとえば、仕入れ材料の梱包。
自社で廃棄すれば、有料となるので、予め解いて納品してもらう。
この「一見、ケチに見える」経営者が、
機械の故障で何日も生産ストップすることに備えて、
予備の機械を購入している(ただし、中古品ではあるが・・・)
いつでも、誰でも仕入れることができる商品は、
その都度、安く仕入れる。
しかし、わかりやすいネームバリューのある商品は、
高くても買う。
それも、すべて買い占める。
「うちしか扱っていません」と、他社が扱えないようにして販売できるから。
昔、お世話になった船井総研では、
故・船井幸雄会長が、こう話していました。
「経営者という生き物は、みんなケチである」
「また、そうでなければ、優秀な経営者と言えない」
「だから、コンサルタントは、サラリーマン感覚で、経営者にアドバイスするな」
会長の言いつけを、素直に守って、
サラリーマン時代から、真面目に「経営者感覚」で仕事してきました。
「普段、ケチだけど、将来の売上のために、行くときは、行く」
これが長続きする=何年にもわたり、周囲に、お金をたくさん払える経営者。
「普段、気前が良くて、行くときに、行かない」
これが、最終的に従業員を路頭に迷わせる経営者。
そんなふうに、なっています。
2014年6月7日 22:39
経営コンサルタントをはじめて、
20年が経とうとしています。
業界内外の色んな会社、色んな経営者、色んなコンサルタントを、
かなり真剣に間近で、見てきたという点では、そこそこの自信があります。
たった20年のうちだけでも、
地域・業界では「栄枯盛衰」が、繰り広げられています。
今は、調子がいいけれども、必ず駄目になってゆく会社・人。
今は、イマイチだけど、これから伸びてゆく会社・人。
安定成長を、続ける会社・人。
浮き沈みが、激しい会社・人。
できるだけ、事実に基づき、
客観的に(と、言っても、それが主観なのですが・・・笑)、
特に、中小企業において、
時代が変わっても、
安定的に成長しているそれらの特長を、ルールとして、とらえています。
そのうちのひとつが、
「ローコスト・ハイコストの使い分けに、基準がありメリハリが効いている」というもの。
お客様の目に見える部分は、ハイコスト。
お客様の目に見えない部分は、ローコスト。
たとえば、店舗には、お金をかけるが、
バックヤードには、お金をかけない。
売上につながる部分は、ハイコスト。
売上につながらない部分は、ローコスト。。。
こんな哲学を持っています。
2014年5月25日 22:00
京都市内で、
出店候補地を物色中に・・・。
歴史ある、ワタシ好みの建物を発見しました!
看板を、よーく見れば・・・
おぉ、「任天堂」と書いてあります。

ファミコンやゲームボーイ、DS、Wiiなどなど、
テレビゲーム関連の商品が主力の「任天堂」の本社のようです。
看板にある通り「任天堂」は、
元々は、花札・かるた・トランプ等を作る会社でした。
創業から100年以上の歴史がある会社です。
「社是・社訓は、作らない。時代に対応するために」
「経済界への政治的活動は、行わない」
「多角化失敗の歴史から、異業種進出は、行わない」
こんな方針があることでも、有名です。
新しいものを生み出し「変わってゆくこと」こそが、
企業の生き残りの条件であることを、改めて実感しました。
「進化論」のダーウィンが、
残したと言われている名言を、思い出します。
強い者が生き残るのではない、
賢い者が生き残るのでもない、
唯一、生き残ることができる者、それは変化できる者である。
2014年5月13日 23:53

コンサルティングで、北海道をご訪問させていただいたとき、
北海道大学のキャンパスが、キレイに見えました。
ここの初代教頭は、「少年よ、大志を抱け」の言葉が有名なクラーク博士。
“Boys, be ambitious!”
生徒たちとの別れの際、この言葉を残し、馬に乗り走り去って行った・・・という、
心が熱くなる風景と言葉が、有名な伝説です。
クラーク博士の名言に、もうひとつ、あまり知られていないけれども、
個人的に、大好きなものがあります。
“Be gentleman!”
「紳士であれ」というセリフ。
北海道大学(当時:札幌農学校)の開校の際、
北海道開拓使長官・黒田清隆より「校則を定めましょう」と相談を受けたとき、
クラーク博士は
「ここに、校則はいらない。〝紳士であれ〟これひとつで、十分だ」と、言ったそうです。
細かなルールを定めるのではなく、
何が良くて、何が良くないのか・・・、それを、自己判断しなさい。というもの。
「自由」と「責任」は、同じ。
ある意味、こちらのほうが、厳しいのです。
私個人は、どうでもいいルールに縛られるのが、とっても、嫌だ。。
だから、他の人も、そんなことで、縛りたくない。
原理原則に、基づき、自分の責任で行動する。
そんな組織で、動いてゆくのが、理想だから、、、
できるところまで、これでやってゆきたいと思います!
2014年5月10日 14:23
哲学を、わかりやすく仕事に活かしましょう!
「弁証法」という哲学です。
Aという主張と、
Bという主張が、食い違う。
ここで、論議して、
そのベースにある本質が残ったCという策が出てくる。
これを「らせん的発展」「生成する第三項」と呼んでいます。
AがBを否定するのみ・・・そんなことで、発展はない。
BもAを否定するのみ・・・それでも、発展はない。
では、
AとBの真ん中をとろう・・・薄くなって、良策が生まれることが少ない。
良い仕事をするためには、
AもBも「相手の真の意図」を受け入れ、
両方の根底の本質が同じで、しかし別物の、さらに良質なCを生み出そうとする。
こうゆう考え方・思考回路は、
商売繁盛・人生繁盛の基本であると、信じています。
これは、ドイツの哲学者ヘーゼルが提唱している
「弁証法論理学」というもの。
A=テーゼ(命題・正)としたとき、
B=アンチテーゼ(反対命題・反)となる。
C=ジンテーゼ(統合命題・合)である。
「対立や否定」こそが、次への発展へのきっかけとなるように、
いつも考えてゆく習慣が大切なのです。
これを、日本語で言えば、止揚(しよう)
=ドイツ語では「aufheben、アウフヘーベン」という言葉で表現される、耳慣れない言葉です。
「否定する・棄てる」という意味と
「保存する・高める」という、ふたつの意味がある言葉なのです。
つまり、AもBも、
否定され、まったく別の新しいモノが、出てくるとき、
その全てが、捨てられるのでなく、
A・Bの中身のうちで、積極的要素が、新しく高いレベルのCへと発展する。。。
こうゆうことです。
彼が、ハーゲル。

あ、ヘーゲルでした。
2014年5月1日 21:21
先日のブログ「東尾のインコース攻め」で、
ふと思い出したことがありますので、
書き留めておきます、
アマチュア野球で、大活躍した投手が、
プロ野球に入ると、活躍できなくなることがあります。
理由のひとつに、打者の胸元・インコースに
デッドボールになってしまうかどうかのボールを投げる習慣が
身についていないからだ・・・との話を聞いたことがあります。
アマの世界では、ボール自体に威力があるほうなので、
インコースに投げなくても、アウトコース中心の投球で勝つことができていたけれども、
プロの世界には、その程度のボールを打てる打者は、
ごまんと存在しているわけです。
つまり、勝つためのリスクを冒さなければ、
プロの世界では、生きてゆけないということなのです。
話は、戻って経営者の話。
「こうゆう広告表現は、ちょっとオーバーではないでしょうか?」
「このサービスで、お客様にクレームを言われたら、どうしましょう?」
「商談相手にダメと言われたから、心証を悪くしてはいけないので、諦めます・・・」
大企業のサラリーマンや、
社長が元気なうちの中小企業のボン(後継者)なら、
こんな考え方で、生きてゆけるかもしれません。
守られているから。
しかし、
中小企業の社長や、幹部がこれでは、勝ち残ってゆけません。
お行儀よく、正しく・・・・
(相手打者に嫌がられないように)だけでは、中小は勝てない。
正論とか、常識とか、規則とかの
ギリギリを突くことも、必要なのではないでしょうか。
それを守ってばかりいたら「死んでしまう・・・」
そんな危機意識を、ちょっとは、持ってほしいな。。。
そう思うことが、たまにあります。
ただ、こんな経営者は、
とっても性格が優しくて、
人間的には、大好きで尊敬できるんですけどね!
少しだけ、世の中を渡り歩く、
「図々しさ」も、身につけて欲しい!
2014年3月9日 10:17
夕日が沈むのを、じっくり観察したのは、何年ぶりかな??
いま、まさに暮れかけた夕日が、

地平線に沈むまでの時間は、
驚くほど、早いんですよねー。ものの2~3分。

夕日で思い出すのは、小学生のころ。
「夕日がどこに沈むのか、確かめに行こうぜ!」と、
自転車を必死に飛ばして、見知らぬ街まで、行ってしまったことがあります。
こんな経験、ありませんか?
そして、結局、追いつけず、
日が沈んだ後のまっ暗な夜道を、
友達と二人、不安で泣きそうな気持ちを抑えて、帰ってきた記憶。。。
ちょっと待て。。。
そんな感覚、、、最近もあったな~。
思い出した、新しい葬祭ホールの出店調査のときだ!!
出店の候補エリアが、絞れている場合の調査の必需品は、自転車。
走り回って、車では見つけられないような場所を、探し出すことができます。
腰痛に悩むオヤジが入手した武器が「電動自転車」
しかし、コイツが、くせもの!
軽ーく動いて、楽しいし、
行動範囲が広がるもんだから、
調子に乗って、どんどんどん遠くへ行って・・・・。
ただ、、、
電池が切れたときの重さと言ったら、ありゃしません!
重たいし、進まないし・・・。
体力が奪われてゆく、
なかなか良い物件は見つからない、
肉体と精神のダブルパンチ!!→ 日が暮れてくると、泣きそうになる・・・。
男は、いくつになっても、
やってること、あんまり変わらないんですね。
電動自転車には、気をつけてください。。。
2014年3月2日 17:02

広島県からお越しいただいたお客様からいただきました!
感謝です。。。
もみじ饅頭ゆーたら「にしき堂」が、有名じゃろーけど、
地元じゃ、みんな「やまだ屋」を、買うんよ~。
広島のクライアントさんは、こんな注釈をつけて「やまだ屋」を、
誇らしげに、プレゼントしてくれます。
西日本を中心に、同様のことが起こります。
長崎県のご支援先は、
世間では「文明堂」のカステラが有名かもしれないけど、
実は、美味しいのは「福砂屋」のカステラさねー!!
ズッシリ感と、底のザラメが、ほんまもんのカステラったい!
と、教えてくれる。
北九州市の葬儀社様は、
東筑軒の「かしわめし」が本物です!
他のメーカーのは買わんように気をつけてください。
売店では、色々売られていますから!
とまで、教えてくれる。
「商品やサービス」が
「有名であること」と「優れていること」、、とは、一致するとは限らない。
前述のような「食品」を例にとれば、
「知名度」と「美味しいこと」は、別問題なのです。
「知名度」を、シェア・一番としたとき、
「優れていること」は、一流と言えます。
実は、コンサルタント業界も、同様なんです。
「セルフ・プロデュース」だけが上手な人は、たくさん存在しています。
それに、
「有名な会社」と「腕が良い」とは、完全に別問題。
「知名度な会社」に所属していたからこそ、その内実は、よくわかります。
本気のお客様は、「一流」を知り、選択する。
でも、大多数の本気じゃないお客様は、「一番」に、ムードで流される・・・。
もちろん、コンサルタントとしての我々は「一流」であることを自負しています。
「やまだ屋」「福砂屋」「東筑軒」と、同列に入りたい!!
「本当に費用対効果が高くて、
売上が上がるのは、日本売上アップ研究所のコンサルティングだよ!」と、おっしゃっていただいている
口コミと評判を、もっと大切にしてゆきたいと思います。
2014年2月1日 8:54
長野のクライアント様へお伺いする道中。。。
10年もの間、お世話になっている会社さん。
毎年、堅実に実績を上げてこられ、
社長も、幹部さんも、スタッフさんも、明るく、前向き、そして美しい!!ので、
お邪魔させていただくのが、楽しみです。

名古屋~長野の特急電車からの車窓、、ここが一番の絶景スポットです。
雪の下で、草花の芽が、
静かに、でも力強く、春を待つ準備をしている。
遠くに川中島を望みながら、思います。
苦しいこと、大変な時期は、
長くは続かない。その先に、春は必ずやってくる!
日本の四季のように。
つらい時期があるからこそ、
実りの時期を、感じることができる。
逆に言えば、
楽しいことばかりでは、楽しさを感じることはできない。
苦しいことがあるからこそ、楽しいことを味わえる!!
準備の大切さ、試練への感謝。
この風景を見ながら、胸にしみます。
でも、
春は、早くやってくるに越したことありませんよね!
2014年1月26日 8:45

ご支援先の葬祭会館の屋根に、つらら。
青空とのコントラストが、とてもキレイです。
そして、館内には、薪ストーブ。
ぱちぱちと心地よい音を、響かせながら。

じーっと火を見ていると、なぜか、心が落ち着きます。
原始時代からのDNAでしょうか?
火を使用することは、人類の最大の特徴です。
人間以外の生物は、火を怖がります。
恐ろしい、でも近づいてみたいという好奇心。
ここから、人類は発展したのだろうな。。
猛獣から身を守り、
料理に使い、灯りをとり、暖をとり、
エネルギーに変えて、文明を発展させてきました。
理屈じゃなく、自然に反応してしまうDNA。
人の本能や、五感を刺激する演出・・・
葬祭業界でも、積極的に活用してゆくといいでしょうね!
2014年1月21日 21:38
今から20年前、
大学を卒業して、船井総合研究所に入社したときの出来事です。
全社の新年会を兼ねた内定者研修で、
総務の取締役が、私たちに課題を出しました。
「新年会の立食懇親会で、船井総研の社員に挨拶し、たくさんの名刺をもらってきなさい」
「集めた数を、後ほど発表してもらいます」
きっと22歳の当時から、偏屈者だったのでしょう。
「コンサルタントになりたい者に、これって必要なのか?何の意味があるんだ?」と。
でも一方で、同期の仲間たちには負けたくないという面もあり、、、
一計を案じました。
よし!
船井幸雄会長の名刺だけをもらおう!
たぶん、誰も会長には、近づかないだろう。
そして「僕は、この1枚です」と、あの役員に出してやろう・・・。
「名刺をください!」
勇気を出して、船井幸雄会長の席に近づき、こうお願いしました。
ニコニコと、あの笑顔で
こんな生意気な若者に、丁寧に、名刺を渡してくれました。
どんな人にも変わらぬ対応で。
そのとき、何を話したか、まったく覚えていません。
優しい人だなあ・・・と、思いながらも、
目の鋭い輝きに「百戦錬磨」を感じさせる威圧感があったことを
鮮明に覚えています。
ほぼ100%、船井会長は、私の名前すら覚えてはおられないことでしょう。
雲の上の存在とは、まさにこのこと。
500名以上在籍するの社員の一人として、
月に一度の講話を聞くくらいの関係しかありませんでした。
入社2年目の6月の蒸し暑い朝、、、
徹夜の仕事明けで、会社のトイレの洗面台に水を入れて、
頭を洗っていると、ふいに船井会長が、入ってきたことがあります。
びっくりした表情で一見して、
「おつかれさん」
と、声をかけていただき、隣で、淡々と用を足しておられました。
個人的に接触したのは、この2回きりです。
あとは、たまにエレベーターで一緒になって、嬉しい気持ちになることくらい。
席に戻ったら、即、自慢です。
「おい!さっき、エレベーターで会長と一緒になったぞ!、
どうや、俺からも、ついてるオーラが出てるやろ~」と。
1月19日、
船井総研の創業者である、船井幸雄氏が、
永久の眠りにつかれました。
今の自分の土台となるものを作っていただいたことに、
感謝してもしきれません。
今でも、理想とするコンサル会社としての在り方は、
諸先輩方の話に聞き、
私が入社当時には、まだまだ、その空気感が色濃く残っていた、創業当時の船井総研。
予算なんて、ない。青天井。
好きなだけ働いて、好きなだけ給料を稼げばいい。自分で給料は決めるもの。
ルールは作らないほうがいい。管理もしないほうがいい。
「ケンカの船井」と評判がたつほど、競争にめっぽう強い。
「船井が味方についたらしい」との情報だけで、クライアントのライバル会社は、恐れていた。
一芸に秀でた個性あふれるコンサルタントが
バリバリ仕事をして、クライアントの業績を上げる。自立したプロの集団。。。
ちなみに、船井総合研究所とは、後から変更したもの。
船井幸雄会長が、創業したときは「日本マーケティングセンター」という社名でした。
法務局に登記のために出向いた社員に、電話で指示しながら、決めたそうです。
「わかりやすくて、大きな名前が良い」と。
3年前に創業した当社「日本売上アップ研究所」という社名は、
そんなところにも、影響を受けています。
師と呼ぶには、あまりにも遠い存在。
しかし、その御恩に報いるためには、コンサルタントとして
ひたすらに進むべき道を歩み、果たすべき役割を果たすことしかありません。
青く凛とした冬の空を見上げ、感謝の念とともに、そう心に誓います。
ありがとうございました。
2014年1月5日 11:43
年末は、素晴らしいお歳暮やバースデープレゼントをいただきました!
取引先が全国に及びますので、
その土地の美味しいものや、その方のセンスが垣間見えるものをお送りいただいています。
本当に感謝です!ありがとうございます。

プレゼントをもらったときの「喜びの言葉」について、
ご支援先の経営者様から聞いた話を、忘れないうちに、書き留めておきます。
ご支援先の会社のあるスタッフが、寿退社の挨拶のため、
お礼のプレゼントを持参して出社したそうです。
そのプレゼントを手渡すとき、
「わーい、ありがとう!」これが、普通の社員さんの反応。
その会社で、毎年、安定的に営業成績の良いエース・営業マンの反応は、こうです。
「このプレゼント、買うために行列に並んだんじゃないですか?
大変だったでしょ?ありがとうございます。」
こうゆう一言が、さっと、自然に出てくるらしい。
商品を目の前にしたとき、
その商品を選ぶ風景や、購入の過程まで、想像することのできる人、
思いを馳せ、洞察することができる人。。。
普段の営業活動も、きっとそうなのでしょう。
我々、こうゆうことができない人間には、
日々の訓練が必要です。
商品に限らず、全ての事象の「裏側」や「過程」を洞察してみる。
きっと、仕事=人生が豊かになるはずです。
2014年1月3日 13:23
あけましておめでとうございます!
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
今年のNHK大河ドラマの主人公「黒田官兵衛」。
彼は、
私が、経営コンサルタントという職業を志した原点なのです。

私の出身地と、官兵衛の出身地は、本当にご近所。
普通電車に乗って3駅・10分の距離。
歴史少年にとって、
豊臣秀吉の天下取りを助けた軍師・黒田官兵衛が、
自分の近所の出身である・・・ということ。
そして、一般的には、その人物はあまり知られていない・・・
そんなことが、胸に秘めた誇りでもあったのです。
高校時代、司馬遼太郎さんの「播磨灘物語」を読み、
本格的に、官兵衛の一生の詳細を知ることとなります。
その戦略・戦術眼の素晴らしさは、もちろんのこと、
出処進退の潔さ、
関ヶ原の戦いのとき、わずか数日で、九州のほとんどを制圧したほど、
実際に戦っても、強かったという点に、憧れているのです。
単に「言うだけ」の軍師じゃない、戦っても、無類の強さを発揮する。
しかも、私心的欲望が少ない、高潔な人物である。。。
今の軍師ともいえる仕事、経営コンサルタント。
同郷の先人に負けないよう、
主君たるクライアント様を、
確実に天下取りに導く存在となりたいと思います。
重ねまして、
本年も、よろしくお願いします。
2013年12月22日 10:08
「まだまだ経験がありませんので・・・」と、
自分のことを評価するスタッフを見ると、なぜか、違和感を感じる。
「まだ君には、経験が足りないからなあー」
「もっと経験を積んでから・・・」と、年配者や先輩から言われると、
20代のころは、なぜか、無性にいらだっていた。
ドイツの文豪・ゲーテは「真の知識は、経験あるのみ」と言った。
しかし、経験とは、単に現場で年数を重ねたことを言うのではない。
10年やっても、20年やっても、経験値の浅いスタッフがいる。
3年やっただけで、広く深い経験をしているスタッフもいる。
はるかに仕事のレベルが違う。この違いは、何か?
ひとつひとつの現場で起きることに対して、
仮説を立て(今回、この状況なら、こうしてみたらいいのかなー)、
決断し(よし、こうしてみよう!)、
結果を数字で出し(お、こんな結果だったな)
反省し(あー、ここをもっとこうすれば良かったかな)、
次につながるルールを作る(こうゆうときは、こうしよう)。
この繰り返しによって、「経験」が積まれ、レベルが上がってゆく。
年数や時間が短くても、無限に経験値が高まってゆく。
これをなくして、単に年数を重ねただけのスタッフを「経験ある人」とは言わない。
「経験」という言葉に関する
説明のつかなかった「違和感」と「苛立ち」の原因は、こんなところにあったようです。
現場以外にも、経験値を高める方法はあります。
普段の生活や、自分が消費者となって買い物するときにでも
「何か」を感じようとすることで、経験値は高まります。
自分だけの経験には限りがあるから、
他の人が経験を結集して作った本や映画、商品などの「作品」から学べば、高まるのです。
2013年12月5日 21:49

京都のお寺?
いえ、弘前城内です。
穏やかな雰囲気のあるお城です。
ある程度、戦乱が収集したころに、築城されたことが推察されます。
「藩」の成り立ちによって、独特の商圏の違いが存在している・・・ということから発展して
今回は、商圏の見極めに関する大切なことを、まとめてみました。
商圏とは、商勢圏の略。
「商売の勢力が及ぶ圏内」のこと。
新規出店の際にも、チラシを配布する際にも、
「商圏」を的確にとらえることは、売上アップの生命線と言えます。
商圏に「分断要因」がある。。これは、ビジネス書には、必ず書かれています。
河川や、道路、線路など。
しかし、これは、いわゆる「マーケティングの常識」。
これだけでは、実際の売上アップの現場では、食べてゆけません。
・・・知っていれば、中小企業診断士くらいには、合格できます。
商圏には「拡大要因」があるのです。
これは、あまり知られていません。
机上の知識だけでなく、
現場で実務をこなし、数字で検証を繰り返してこそ、見えてくることです。
大きな川があれば、当然、分断されます。
お客様は、遠回りして、橋を渡らなければならないからです。
しかしながら、
橋のたもとのエリアには、ギュっと、人が集まってきます。
必ずそこを通らなければ、なりません。
このスポットは、商圏を広げてくれます。
線路と踏切の関係も、これと同じです。
国道などの大きな道路も、分断されます。
しかしながら、道路に沿って、商圏は広がってゆきます。
道路に沿ってお客様が移動していますので、
住宅地から道一本で来店できる立地は、商圏を広げてくれます。
海や湖には人がいません、分断要因です。
しかし、海・湖沿いに一本しかない道は、商圏の拡大要因となります。
住民は「必ずそこを通らなけれなばならない」ので、
足元の商圏以上に、商圏が大きくとれます。
また、お客様は、
人口の少ない地域から、人口が多い地域へと流れます。
商業(店舗)面積の大きいエリアに向かっても、流れてゆきます。
お客様は「田舎に向かって、くだって買う」という購買行動を起こしにくいものです。
街中のお客様が、郡部にあるホールを使うよりも、
郡部のお客様が、街中にあるホールを使う可能性のほうが高くなります。
専門性の高い商品があったり、
品揃えが充実していたり、
規模が大きければ、商圏が拡大します。
「あそこには、無愛想なスタッフがいたぞ~」
「随分、エラそうにしている幹部がいたな・・・」
これ、商圏の「心理的」分断要因。
「笑顔の素敵な、あのスタッフに会えるかな~」
こちらは、商圏の拡大要因ですね。
2013年12月1日 9:09

前向きな経営者グループが行っている研究会に、
ゲスト講師として、お招きいただきました。
今回の会場は、青森県にて。
継続して、1年に1度は、お招きいただいている勉強会なので
「ここで、去年、学んだことを、やってみたら、売上が上がってます!」
1年ぶりにお会いする、会員様から、こんなご挨拶をされると、コンサル冥利に尽きます。
電車の出発時間まで、少しばかり余裕があったので、
近くにあった弘前城へ。。。
桜がとても有名なお城ですが、本日は、、、紅葉です。
青森県は、同じ県内であっても、商圏がまったく分かれる、珍しい県です。
青森市と弘前市を中心とした「津軽エリア」と、
八戸市を中心とした「南部エリア」で、地域性や、風習がまったく異なります。
はっきり言うと「仲があまり良くない・・・」という感覚。
ご支援先とお話ししていても、それをヒシヒシと感じます。
江戸時代からの「藩境」によって、商圏が異なる代表例と言えるでしょう。
豊臣秀吉の時代、津軽は、元は「南部靖政」の臣下だった「津軽為信」が、
勝手に単独で上洛し、領土を認めてもらう書状をもらって、できた国だ・・・、南部藩の人たちは見ている。
戊辰戦争のときには、奥州諸国で同盟を結んで、新政府軍と戦っていたのに、
津軽藩は、早々に降伏してしまい、結果、南部藩が窮地に立たされた・・・と感じている。
多店舗展開をする場合でも、
「青森で成功したから、次は第二の人口密集都市・八戸に・・・」とか、逆に
「八戸で成功したから、次は県庁所在地・青森へ・・・」と、簡単にいかない県なのです。
旧南部藩に属する八戸は、今でも、どちらかと言えば、
南部氏の本拠である「岩手県」との関わりが強く、影響を受けています。
昔は、通行手形。
今で言う「パスポート」がなければ、藩同士を行き来できなかった時代。
「藩」は、まったく別々の「国」なので、言葉も文化も違っていました。
お国柄や、その地域の成り立ちには、
現在のマーケティングに活かせる要素が、たくさんあるのです。
2013年11月16日 8:10
前回の記事の追加的に。。。
社員の数が10名くらいまでの「小さな繁盛店」
「生業的形態の繁盛店」の働き方の共通点を、ご紹介します。
1.営業は年中無休、営業時間は早朝から深夜まで。
2.働くこと、体を動かすこと、労力を惜しまない。商売は、体が資本と考える。
3.仕事(=商売)と、個人の生活の間に区切りがない、けじめがない。
4.お客様が店に来てくれている間は、ずっと店を開けておく。
お客様が起きている間は、自分も起きている。
考える仕事、事務処理、雑務などは、お客様が帰った後で、やるのが普通と考える。
5.人の何倍も働いて、何倍もの所得をとろう、資産を増やそう、
一生懸命働けば、儲けも大きくできると考えている。
葬儀社の場合、
1ホールごとが、10名以下の「生業店」です。
全ての拠点のスタッフを合計して「うちは、50名の会社だ・・・」と
考えはじめた時点で、会社の弱体化がスタートします。
規模が大きくなり、それなりの生活ができるようになると、
このようなことが、徐々に失われてゆきます。
根本的なものを、もう一度、自分を含めて、そこに働いている人々にしっかりと植えつけることが、
今ほど、必要とされているときはないのではないでしょうか?
ご支援先の2世世代(20代から30代)には、このような感覚が薄らいできているようです。
後継者の皆さんには、この「繁盛店エキス」を実践し、
強い会社を作って欲しいと思います。
2013年11月13日 22:03
「儲かっている会社」と、ひとことで言っても、
その立地や規模、業種、業態、地域性により、色々にカテゴリ分けされ、
いくつかだけの良い点をピックアップして、それを他店にあてはめることはできません。
そのなかでも、必ず共通しているもの、
根底部分の本質では、完全に同じものを「繁盛店の共通点」として、まとめてみました。
①お客様から見えない部分では、とにかく節約、節約!
しかし、お客様から見える部分には、コストを惜しまない。
②設備や什器、施設などは、トコトンまで使い切る。
「使えなくなったら、新しくすれば良い」「確実に儲けて利益が出そうなら、大きくすれば良い」という考え方である。
③他人の金を借りない。無借金経営が基本。自己資本比率が高い。
③利益を上げる最大の要素は、モノでなく、ヒトである。という考え。
どちらかと言えば、人使いが荒いと言われ、何でもやらせる、遊ばせない。
⑤「儲け」は、一気に大きくとるのではなく、細かく少しずつ積み重ねるものと、知っている。
⑥1回当たりの仕入れ量は、少ない。1品目当たりの仕入れ量も、少ない。
⑦仕入れや、経費の支払いは、「現金」が結局。得をすると知っている。
⑧ある単品、ある商品に圧倒的に強い。平均的な会社の倍以上、売っている。
⑨客層が明確である。一見しただけで「誰のための店なのか」すぐにわかる。
⑩独自の技術力に優れたものがある。他人が真似できないくらい、優れている。
⑪買ったときだけ一生懸命ではなく、買った後まで何かとサービスしてくれる、気にかけてくれる。
⑫見た目の奇抜さがある。店の外観や内装、商品作り、サービス、売り方等の面で、人をびっくりさせることが多い。
⑬経営者の人間としての考え方、理想・理念・哲学が、商品・販促・売場・スタッフに反映されている。
⑭役職者、ベテランほど良く働いている、一般スタッフは、それを目の前で見て、同じように働く。
⑮仕事の成果とその報酬が、かなり一致している。
ランダムに、箇条書きでまとめてみました。
どのくらい当てはまっていますか?
2013年11月5日 7:14
豪華クルーズトレイン「ななつ星」の就航や、
JRグループのなかでも、ユニークな取り組みが注目されている「JR九州」。
写真は、とある九州地方の駅で見つけたもの。

「●●駅に行きたいのですが・・・」と、お客様が質問すると、
「はい、3番乗り場です。こちらのオレンジ色のラインを、たどってください」と駅員さんが答えます。
「豪華・・・」だとか、「車両デザイン」だとか、
「鉄道事業以外への進出・・・」だとか、大きな話が注目されていますが、
「経営マニア」は、そうゆうニュースは、参考程度にしか見ていません。
こうゆう、お金をかけない工夫も、
地道に積み重ねているんだな。。というところに、着目し、本質を見るのです。
こんな会社は、敵に回すと、やっかいです。
お金だけガバガバ使う、流行を追いかける派手な会社は、敵に回しても、楽勝です。
自分たちは、「敵に回すと、やっかいな会社」にならなきゃ!
カネを出す前に、アイデアで何とかしよう・・・とする会社に!