2013年12月1日 9:09

前向きな経営者グループが行っている研究会に、
ゲスト講師として、お招きいただきました。
今回の会場は、青森県にて。
継続して、1年に1度は、お招きいただいている勉強会なので
「ここで、去年、学んだことを、やってみたら、売上が上がってます!」
1年ぶりにお会いする、会員様から、こんなご挨拶をされると、コンサル冥利に尽きます。
電車の出発時間まで、少しばかり余裕があったので、
近くにあった弘前城へ。。。
桜がとても有名なお城ですが、本日は、、、紅葉です。
青森県は、同じ県内であっても、商圏がまったく分かれる、珍しい県です。
青森市と弘前市を中心とした「津軽エリア」と、
八戸市を中心とした「南部エリア」で、地域性や、風習がまったく異なります。
はっきり言うと「仲があまり良くない・・・」という感覚。
ご支援先とお話ししていても、それをヒシヒシと感じます。
江戸時代からの「藩境」によって、商圏が異なる代表例と言えるでしょう。
豊臣秀吉の時代、津軽は、元は「南部靖政」の臣下だった「津軽為信」が、
勝手に単独で上洛し、領土を認めてもらう書状をもらって、できた国だ・・・、南部藩の人たちは見ている。
戊辰戦争のときには、奥州諸国で同盟を結んで、新政府軍と戦っていたのに、
津軽藩は、早々に降伏してしまい、結果、南部藩が窮地に立たされた・・・と感じている。
多店舗展開をする場合でも、
「青森で成功したから、次は第二の人口密集都市・八戸に・・・」とか、逆に
「八戸で成功したから、次は県庁所在地・青森へ・・・」と、簡単にいかない県なのです。
旧南部藩に属する八戸は、今でも、どちらかと言えば、
南部氏の本拠である「岩手県」との関わりが強く、影響を受けています。
昔は、通行手形。
今で言う「パスポート」がなければ、藩同士を行き来できなかった時代。
「藩」は、まったく別々の「国」なので、言葉も文化も違っていました。
お国柄や、その地域の成り立ちには、
現在のマーケティングに活かせる要素が、たくさんあるのです。
2013年11月16日 8:10
前回の記事の追加的に。。。
社員の数が10名くらいまでの「小さな繁盛店」
「生業的形態の繁盛店」の働き方の共通点を、ご紹介します。
1.営業は年中無休、営業時間は早朝から深夜まで。
2.働くこと、体を動かすこと、労力を惜しまない。商売は、体が資本と考える。
3.仕事(=商売)と、個人の生活の間に区切りがない、けじめがない。
4.お客様が店に来てくれている間は、ずっと店を開けておく。
お客様が起きている間は、自分も起きている。
考える仕事、事務処理、雑務などは、お客様が帰った後で、やるのが普通と考える。
5.人の何倍も働いて、何倍もの所得をとろう、資産を増やそう、
一生懸命働けば、儲けも大きくできると考えている。
葬儀社の場合、
1ホールごとが、10名以下の「生業店」です。
全ての拠点のスタッフを合計して「うちは、50名の会社だ・・・」と
考えはじめた時点で、会社の弱体化がスタートします。
規模が大きくなり、それなりの生活ができるようになると、
このようなことが、徐々に失われてゆきます。
根本的なものを、もう一度、自分を含めて、そこに働いている人々にしっかりと植えつけることが、
今ほど、必要とされているときはないのではないでしょうか?
ご支援先の2世世代(20代から30代)には、このような感覚が薄らいできているようです。
後継者の皆さんには、この「繁盛店エキス」を実践し、
強い会社を作って欲しいと思います。
2013年11月13日 22:03
「儲かっている会社」と、ひとことで言っても、
その立地や規模、業種、業態、地域性により、色々にカテゴリ分けされ、
いくつかだけの良い点をピックアップして、それを他店にあてはめることはできません。
そのなかでも、必ず共通しているもの、
根底部分の本質では、完全に同じものを「繁盛店の共通点」として、まとめてみました。
①お客様から見えない部分では、とにかく節約、節約!
しかし、お客様から見える部分には、コストを惜しまない。
②設備や什器、施設などは、トコトンまで使い切る。
「使えなくなったら、新しくすれば良い」「確実に儲けて利益が出そうなら、大きくすれば良い」という考え方である。
③他人の金を借りない。無借金経営が基本。自己資本比率が高い。
③利益を上げる最大の要素は、モノでなく、ヒトである。という考え。
どちらかと言えば、人使いが荒いと言われ、何でもやらせる、遊ばせない。
⑤「儲け」は、一気に大きくとるのではなく、細かく少しずつ積み重ねるものと、知っている。
⑥1回当たりの仕入れ量は、少ない。1品目当たりの仕入れ量も、少ない。
⑦仕入れや、経費の支払いは、「現金」が結局。得をすると知っている。
⑧ある単品、ある商品に圧倒的に強い。平均的な会社の倍以上、売っている。
⑨客層が明確である。一見しただけで「誰のための店なのか」すぐにわかる。
⑩独自の技術力に優れたものがある。他人が真似できないくらい、優れている。
⑪買ったときだけ一生懸命ではなく、買った後まで何かとサービスしてくれる、気にかけてくれる。
⑫見た目の奇抜さがある。店の外観や内装、商品作り、サービス、売り方等の面で、人をびっくりさせることが多い。
⑬経営者の人間としての考え方、理想・理念・哲学が、商品・販促・売場・スタッフに反映されている。
⑭役職者、ベテランほど良く働いている、一般スタッフは、それを目の前で見て、同じように働く。
⑮仕事の成果とその報酬が、かなり一致している。
ランダムに、箇条書きでまとめてみました。
どのくらい当てはまっていますか?
2013年11月5日 7:14
豪華クルーズトレイン「ななつ星」の就航や、
JRグループのなかでも、ユニークな取り組みが注目されている「JR九州」。
写真は、とある九州地方の駅で見つけたもの。

「●●駅に行きたいのですが・・・」と、お客様が質問すると、
「はい、3番乗り場です。こちらのオレンジ色のラインを、たどってください」と駅員さんが答えます。
「豪華・・・」だとか、「車両デザイン」だとか、
「鉄道事業以外への進出・・・」だとか、大きな話が注目されていますが、
「経営マニア」は、そうゆうニュースは、参考程度にしか見ていません。
こうゆう、お金をかけない工夫も、
地道に積み重ねているんだな。。というところに、着目し、本質を見るのです。
こんな会社は、敵に回すと、やっかいです。
お金だけガバガバ使う、流行を追いかける派手な会社は、敵に回しても、楽勝です。
自分たちは、「敵に回すと、やっかいな会社」にならなきゃ!
カネを出す前に、アイデアで何とかしよう・・・とする会社に!
2013年10月27日 10:36
消費税8%の影響・・・
「いつサービスの提供を受けるのか、自分の意思で決定できない」という葬祭業界・独特の特性から、
他業界ほどの、大きな「駆け込み」と「落ち込み」はないように思われています。
消費税8%の導入が決定した時から、
「消費税が増税されれば、小さな会社は潰れてしまう。残るのは、地域の中で上位3店舗だけ」
「今のうちから、値上げしてもお客様が離れないホール・接客・商品・広告を作ろう」と言い続けてきました。
ここ数年のうちに、万全の体制を作ってきた会社もあれば、
そうではない葬祭会社さんもいらっしゃいます。
今さら「何か、消費税対策を・・・」と、ご相談されても、
「今頃になって、もう遅いです」というのが、正直な本音。
先進的なご支援先では、今春すでに消費増税を念頭に「値上げ」を実施済み。
プラン変更も、実施済みです。
そうは言っても、目の前に迫った増税に対応しなければなりません。
少なくとも、消費税の支払いがやってくる来年には、危機を迎えます。
消費増税は、逆風と思われていますが、与件設定は、誰もが同じ。
「自社にとっては追い風です!」と言えるようにしておくのが、経営幹部の腕の見せ所です。
当社・日本売上アップ研究所は、
葬祭業界以外の分野のコンサルティングも実施しています。
消費税アップが、直接、売上に大きな影響を及ぼしそうな業界向けに、
レポートをまとめています。

レポートを作りながら、こう思います。
うちの会社は、逆風に強い。。。やっぱり売上アップの専門集団だ。。。
実践すれば、かなりの売上アップが見込めます。
葬祭業界向けのレポートではありませんが、
異業種では、こんなことまで考えて、対策を打つんだ・・・ということが、良くわかると思います。
興味のある方は、お気軽にご連絡くださいませ。
2013年10月22日 7:12
「劇団四季」の練習場に、貼られている言葉をご紹介します。
「慣れ・だれ・崩れ=去れ」
始めは、一生懸命だったものが、
少しずつ仕事に「慣れ」てくる。
すると「だれ」る。「これでいいか」と甘さが出る。油断が出る。
すぐに「崩れ」てゆく。
初めの「型」は失われ、お客様の信用を失い、壊れてゆく。
崩れたスタッフは、チームから「去れ」
四季では、今日、主役だったキャストが、
明日から、主役を降ろされることもあるそうです。
気を抜いたり、手を抜いたり、
練習をサボれば、すぐに「仕事場がなくなる」という環境の中で、生きる。
「慣れ・だれ・崩れ=」を防ぐには、
・いつも、自分自身が「全力を出したか」を振り返ること。
・初心を忘れないこと。
・新しいことへのチャレンジを、自分で探し、他から受け入れ、発展させること。
期を同じくして、
「ドラえもん」の作者、藤子・F・不二雄さんの「手紙」がテレビで紹介されていました。
以下、そのままご紹介します。
「漫画家が ベテランになるとコツが分かってきます。
この時が一番の危機なのです。
自戒の意味もこめて言うのですが、漫画は一作一作、初心にかえって
苦しんだり悩んだりしながら描くものです。」
(株)日本売上アップ研究所の3年目が、おかげさまで順調に終わろうとしている、
このタイミングで、偶然と無意識のうちに、これらの言葉と出会えるのは、
経営者である私の問題意識がそこにあるということ、
そして、経営の神様から、見放されていない証拠・・・
「キミの会社は、存在価値がある」というメッセージを送られているんだ!
都合よく、勝手に、そう解釈しています。
「偶然のように見える必然」に、当社の存在意義を再確認し、初心に戻りたい。
「当社は、売上アップに関する、日本最強の実務支援集団である」
「当社を信じて依頼くださったクライアントに、100%確実に儲けていただく」
「当社は、そのための労力を惜しまず、常に研究を続け、提供する」
日々のコンサルティング支援と仕事を、
初心にかえり、発展させ、苦しみ、悩み、すすめてゆきましょう!
2013年10月10日 8:13
葬祭業経営に、他社との戦いはつきものです。
コンサルタントという仕事は、ご支援先がライバル店に如何にして打ち勝つか?
より多くのお客様の支持を集めるために如何にすべきか?
ということを具体的にアドバイスしなければなりません。
競合店・ライバル店に対するスタンスは、リーダーによって様々です。
憎しみ、羨み、怒り、尊敬、嘆き、憐れみ、驕り、無関心…様々な感情が入り混じります。
「あそこは安売り屋だ。仕事が悪いと評判だ」
「ウチの真似ばかりしている。訴えてやる」
「見積もりと請求に、びっくりするくらいの差があって、施行も悪いと評判だ」
「営業が強引だ」という否定的な見解をする人。
逆に、
「良く考えた商売をしておられる。負けずに勉強しなくては…」
「行動力のある会社だ」
「あの営業力は、うちも見習わないといけない」
と肯定的見解をする人。
概して、否定的見解をするリーダーよりも、
肯定的見解をするリーダーの方が良く伸びておられます。

戦国時代の覇者・徳川家康にこのようなエピソードが残っています。
徳川家にとって最大の脅威であった武田信玄の死の報に際し、
大喜びする家臣に対して、家康が言った言葉。
「信玄のような武勇の将は、古今まれである。
自分は若い頃から彼を見習いたいと思うことが多かった。
信玄こそ我らにとって武略の師であると言って良い。隣国に強敵があるのは幸いである。なぜならば、こちらは油断なく、怠りなく励み、また、国内の仕置きにも心を遣うゆえに、政治も正しくなり、家も整う。
もし、隣国に強敵がいなかったら、味方は武のたしなみ薄く、上下ともに己を高く思って、恥じ恐れる心を持たぬため、だんだん弱くなるものである。
信玄のような敵将の死を味方が喜ぶ理はない」。
競合店・ライバル店の存在を肯定し、敬愛し、学ぼうとする姿勢のあるリーダーこそ、
最後に天下を取ることができるのです。
2013年10月4日 15:04

広島カープの前田智徳選手、引退。。。
一番好きな、プロスポーツ選手でした。
バッターボックスでの「立ち姿」を見るだけで、満足できる。そんな選手。
まるで、刀を持った「剣の達人」が、そこに立っているかのように見えていました。
野球だけど、野球じゃない。
技を極めた人間が、命をかけて、仕事をしていることが伝わるのです。
イチローも、落合も認める「天才打者」でありながら、
高いレベルを追求し、練習の量は誰にも負けない、野球に対する真摯な姿勢。
そして
一人前になると、金持ち球団に引き抜かれてしまうという、
広島カープのいつものお約束にはまらず、
カープ一筋で、野球を貫いた人間性。
偶然知ったのですが、
野球道具には「武士魂」と書いているそうです。
以前のブログに、「サムライ」よりも「武士」を・・・と、書きましたが、
もしかして、同じ発想なのかな??
ちょっと、うれしくなりました。
前田選手、おつかれさまでした。
「立ち姿」だけで、お金がとれるほどプロに・・・
自分を高める努力を、怠らぬように精進してゆきたいと思います。
2013年9月21日 20:25

チラシ等の紙の厚みを示す「kg」とは、
1000枚単位の「一連(いちれん)」の重さのこと。
本日は、デザインと販促系の経営セミナーに参加して、情報収集。
チラシ、カタログに

銀星会による麻薬取引が行われそうな・・・港の倉庫が、セミナー会場です。
(注)舘ひろしと柴田恭兵の「あぶない刑事」がイメージに浮かんでいます。。。
港・古い倉庫・そしてハードボイルドな男。。
「行くぜっ!」♪♪

カジュアルスタイルのセミナー会場と、参加メンバー。
新しい感覚を取り入れて、
斬新な広告とマーケティングの支援をしてゆきます!
2013年9月12日 15:47
クライアント先への出張の夜、大手コンビニで購入した、朝食用のパン。。。
早く起きて、美味しいコーヒーと、
日替わりで選んだパンを食べながら、仕事するのは、至極のときだったりします。
今日、選んだパンは、「コロネ」。
パイ生地のなかに、クリームが入っているパン・・・大好物です!!
でも、食べて、あ然!!!
なんと、クリームが入っているのは両端だけ。
中心部のほとんどは、からっぽ。。。
もちろん、外見から、まったく判別不能。

パッケージ越しに、両端にクリームが見えていれば、
クルクルまかれたパイ生地の中には、普通にクリームが入っているだろう・・・と想像ちゃいます。
やられたー!
詐欺だっーー!!
某・大手コンビニのオリジナル・ブランドのパンです。
「有名な大手がこんなこと、、、ありえない!」
いや・・・しかし、
大手だから、こんなこと・・・なんですよね。
「ブランド」とか「規模」をかさに、
売上・利益追求主義で、顧客のことは二の次・三の次。。。
葬祭業界でも同じかもしれません。大手ほど品質が悪い。。顧客を泣かせることが多い。。
コンサルタント業界だって、、、
私自身が大手のコンサル会社に16年間勤めていたので、そうなってしまう内情・構造は良くわかります。
こんな大手に負けるな!
街のパン屋さん、街の葬儀社さん!
最強の中小企業を作りましょう!!
食べ物の恨みは、怖いんだ・・・。
ここ最近、怒りを覚えた出来事でした!
2013年8月16日 9:09

格安航空会社・ピーチに乗って、ご支援先へ。。。
「料金を安く・・・」というよりも、
「少しでも、早い時間に着いて、打ち合わせの時間・現場を見る時間を多くとりたい・・・」という主旨で、朝の第一便を選ぶと、
LCC系航空会社がラインナップされているのです。
結果として・・・大量の若者や家族連れの中に、似つかわしくない「ビジネスマン」が寂しく乗ることになる。。。(涙)
ところで、
葬儀社が使うイメージカラー・コーポレートカラーには、
「紫」が意外と多い。
この「紫」。。。
日本では昔から「高貴な存在」をあらわす色として使われてきました。
しかし「集客」のためのチラシやDM、看板を作るときに
「紫」という色は、とても難しい。。。
「来てほしい」のか「来てほしくない」のか、良くわからない。
「高い」のか「安い」のか、良くわからない。。。
そんな雰囲気の販促ツールになってしまうのです。
たぶん、「高貴」と「集客」が、マッチしていないのでしょう。
この「ピーチ」のカラーリングは、
「紫色」を活かすヒントを与えてくれますね。
航空会社の「センス良く、目立つ」カラーリング。。。とても参考になります。
2013年8月11日 21:04
「打撃成績・投手成績」。
スポーツ新聞に掲載されているものです。

「打率ベスト5が、外人選手か!セリーグの日本人、なんとかしろ」
勝手な感想を言いながら、詳細成績を、みてゆくのです。
仕事での「データ分析」が、しみついているのだと思います。
「長打率」とは、
2塁打以上のヒットやホームランの占める割合のことです。
東京ヤクルトのバレンティン・・・驚きの .723!!
過去に見たことのない数字です。彼のパワフルな打撃には注目です!
「得点圏打率」とは、走者が2塁や3塁にいるときの打率。
つまり、チャンスに打てる、勝負強さがわかります。
「得点圏打率」と「打率」を比べてみて、5分以上「得点圏打率」が高い選手は、
セントラル・リーグは、
中日のルナ、DNAのブランコ、阪神の新井。。。
パシフィック・リーグは、
西武のヘルマン、オリックスの李、ソフトバンクの松田、楽天の嶋。。。
外国人のほうが、チャンスに強い傾向にあります。
どんな選手が、勝負強いのだろう???
「出塁率」という数字もあります。
ヒット以外に、四死球、エラーなどで出塁した率のこと。
チームへの貢献度が、わかります。
「出塁率」から「打率」を引いた数字が、1割以上の選手をピックアップしてみる。
セントラル・リーグは、
ヤクルトのバレンティン、巨人の阿倍、阪神の鳥谷。。。
パシフィック・リーグは、
西武のヘルマン、西武の栗山、楽天のジョーンズ。。。
高打率の選手や、ホームランバッターは、敬遠四球もあるから、
鳥谷や栗山、ヘルマンの「選球眼」は、かなりのものということ。
同様に、投手の成績も、、、
「防御率が良いのに、負け数が多い投手」には、どんな特徴があるのか??
逆に「防御率が良くないのに、勝ち数が多い投手」は?
こんなことを、考えながら、いつもデータ数字を見ます。
葬儀社の数字成績も、こんな風に「詳細成績」を作成し、検証しながら見ています。
2013年8月9日 7:12
それは、
「かわいそう・・・」という言葉と行動です。
これが、100%・ダメ男を生み出す。
彼のことを、本心から思うならば、
「かわいそう」と言う言動でなく、
「一人で立派に食ってゆけるようになるには、どうするのが良いか?」という方向から、関わる。
冷たく思えるかもしれない。
しかし、それは、本当に男の自立を思えばこその言動。
自分自身が、大きな会社に在籍していた時代、
たくさんの女性の先輩・同僚・後輩方と関わる中で、見てきて感じたことであり、
ご支援先葬儀社様での女性社員さんと、男性社員さんの関わり見てきて感じることなのです。
一見、厳しく冷たいように見える「真の愛情」を感じ取れ!
男は、
女から「可哀想」と言われたら、
ヘラヘラするな。
人生最大の屈辱と思え!
上司と部下の関係も、
プライベートでの男女関係も、
これに、類似しています。
2013年8月5日 22:55
週末は、東北方面のご支援先をご訪問。
仙台駅が、東進ハイスクール・林修先生のポスターで埋め尽くされていました。

選挙も「今でしょ!」
このポスターで投票率が、どうなるのか・・・
確認したいですね~。
彼が、あるテレビ番組で、こんなことを話していました。
不良たちを集めた「特別授業」でした。
「本は、読んだほうがいいですよ!」と。
「特に、歴史は、たくさんのことが学べる」
「勝った」という歴史は、カッコよく伝えられるから、あまり参考にならない」
でも「負ける人」には、必ずこの3つの特徴がある。こんなことが、とても参考になる。
負ける人の3つの共通点、それは、
1.情報不足
2.慢心
3.思い込み
なるほど!
ただのインストラクター講師じゃないですね。
まさに、現代の経営にも、通じる内容ですね。
「ライバル会社の販促頻度、営業内容、施行件数を知らない」=情報不足
「うちの会社は、レベルが高い、品質も良い、販促も完璧だ」=慢心
「どうせあのライバル会社は、出店してこないだろう」=思い込み(希望的観測)
昔・・・
20年くらい前は「金ピカ先生」っていましたね。
東進のCMは、葬儀社の販促の参考にもしています。
例のCM、気になるのは、黒いサングラスにヒゲもじゃ、怪しい物理の先生!
「数式は、計算じゃない・・・、言葉です。」
2013年7月17日 6:53
繁盛飲食店レポートの第二弾、
東海地方でのコンサルティング終了後・・・味噌煮込みうどんの繁盛店へ。

船井総合研究所に在籍していたころ、
隣の部署だった飲食業界やパン業界のコンサルタントに、
「味が普通でしかない、センスも悪い、、、
そんな飲食店とかパン屋の活性化法は、これしかないで!やってみろ!」と、勝手な提案をして、
笑われていた、半プロ・半素人の考えた活性化法が、下記4つ。
「たくさんの種類の珍しい調味料類が、使い放題」 ・・・で、しかも、美味しい!
「白ごはん・小鉢は、おかわり自由」 ・・・で、しかも、自分から言わなくてもいい!
「ジャンボ●●」 ・・・味が普通でいいから、とにかくデカくする!
「食材を乗せる皿や鉢が、本格的」 ・・・竹とか石とか、使ってる、プラスチック厳禁!
この「味噌煮込みうどん」屋さん、この4条件のうち3つに当てはまっていました。
価格は、やや高め。
「味噌煮込みうどん」そのものは、、、美味しいのですが、
「はっきりした違い」は、味オンチな客である私には、わからない。
ご飯、お漬物が、おかわり自由。
少なくなったら、店員さんのほうが気づいて、来てくれる。
お漬物は、竹籠に山盛りのものを持ちながら、
「お好みのものはありますか?」と、好きな種類を重点的に、好きな量、分けとって入れてくれる。
そして、お漬物用の「薄口しょうゆ」が、驚くほど美味しい。
普通のうどん定食よりも、少し高かったけど、
満足感・満腹感・充実感、この上なし!
席数58席。ホールスタッフ8人。
7~8席につき1人のスタッフ、「スタッフ密度」かなり高め。
きっちりお金をもらって、
それ以上の商品・サービス提供をしてゆくというスタイルですね。
祖父祖母の実家に、孫が遊びに行ったときみたいな提供方法。
食べ終えると、、、
「デザートはいかがですか?」と、
カード型チラシを3種類持って、スタッフがやってきました!

追加販売!
なかなか、良く考えられています。
単に「味うまいだろ?」のお店ではありません。
味での勝負に限界を感じる「弱者」が、
「強者」となるために、知恵を使っている・・・それが読み取れるお店でした!
さてさて、葬祭業に当てはめると、
どうゆうことをやってゆけば良いのでしょうね!
2013年7月14日 21:51
行列に並ぶこと
=世の中で、大キライなこと・ベスト5に入る行為・・・。
しかし、仕事人としてのスタンスからすれば、
「それも仕事のうち・・・」と、やむなく実行せざるを得ない。
長く続く繁盛店には、必ず何かのポイントがあるものです。
繁盛店を作る支援を行う、売上アップコンサルタントとして、
業種を問わず、できるだけ多くの繁盛店を見るようにしています。
その道のプロの目から見れば
「そんなことは、繁盛のポイントじゃない、的外れだ!」と、
言われてしまうかもしれない。
でも、素人の一般客として、自分で何か気づくことがあれば、それで良い。。。

東京出張の合間を見つけて、行ったお店は、
ハンバーグとステーキの超繁盛店。
ステーキは、箸で切ることができるほどの柔らかさ。
ハンバーグは、中身がほとんど「レア」状態。
それだけ新鮮な「国産・A5級のみの牛肉」を提供しているとのこと。

商品の良さは「使用してみてのわかりやすさ」が第一。
・・・ごちゃごちゃ説明しなきゃならないのは、ダメだ。。
明らかに高級な商品を、高級な場所と雰囲気で売るのではなく、少しカジュアルな場所で売る。
・・・価値と価格のバランスを、少し崩すと良い。。
ステーキを売る前に、少しランクの落ちるハンバーグに特長を出して売る。
・・・集客商品を、意図的に作る。。
こんなことが、勉強になりました!
さて、葬祭業に当てはめると、
どうゆうことをやってゆけば良いのでしょうね!
2013年6月30日 13:48
おとといの記事の続編。。。
この大ベテラン職人さん、古代ギリシアの哲学者・ソクラテスが提唱した「無知の知」を
生き方そのものであらわす「哲人」です。
哲学者・ソクラテスは、ある日、
「この世で、最も賢いのはソクラテスである」という(おつげ)を受け、
「本当かな???」と感じ、
「それでは、自分で調査しよう」と、
当時、賢い人・知識ある人・偉い人と言われている歴々を訪問して、会話します。
(変な爺さんですね~)
結論として、、、、お歴々たちは、見識があるようで、実はそんなことない。
だから、「自分自身の知識レベルは、パーフェクトでないことを知っている」
「自分自身が、無知であることを知っている」という点で、
ソクラテスは「彼らよりも、ワタシの方が、少し優っているな~」としたのです。
これを「無知の知」と言います。
「ワタシは、まだまだ無知のレベルなんだ」という自覚こそ、賢人の証。
さらなる成長の原動力です。
こう思った時点で、成長はストップしてしまいます。
「これで完璧なんだ!」「私はできている人なんだ・・・」と。
「満足は、衰退の第一歩」です。
哲学とは「知を愛し、探究すること」
それができれば、限りある人生をより善く、豊かに生きることができます。
こんな「哲人」と会い、学ぶことができる・・・
本当に、良い出会いを数多く経験できる仕事をさせていただいています。
2013年6月27日 23:22

こちらの書籍。。。
ご支援先の70歳の「超ベテラン職人さん」が読んでいたもの。
顧客からのクレームが入ったそうです。
直接、会うことさえしてくれず、
悩み、本屋さんでこの書籍を購入したそうです。
技術に関して、誰も並び立つ者のいないほどの、凄腕ベテラン職人さんが、
こんな新人向けの書籍を購入して、クレーム対応しようとしているのです。
「“クレーマー”にさせては申し訳ない」
「そうやって、簡単に処理してはいけない」と、言っておられました。
誠に失礼ながら、、この御年齢になっても、貪欲に、勉強している。
頭が下がる思いです。。。最敬礼です。
私を含め、若いスタッフの模範となる姿勢。見習いたいものです。
この方、以前は、
「スティーブ・ジョブズ」の本を、読んでおられました。
以前にも、感動して思わず写真を撮っていました。

どれだけ一流の技術でも、何歳になっても、勉強しようとする姿勢。
こんな人柄だからこそ、
高レベルの品質を、送り出せるのだろうな、、と、思いました。
2013年6月13日 8:20
先日のブログのように、
店舗や経営、マーケティングに関するルールや法則を作るのは、
簡単にできるようになってきました。
「人」に関するルールや法則を作ることに比べれば。。。
人については、「こうすれば、こうなる」という法則が、当てはまらないことが、多すぎるのです。
きっと永遠の課題なのでしょう。
最近「これは法則かもしれない」・・・と思っている「ブラックな法則」。
このようなスタッフは、問題・トラブルを起こすことが多い。
「言葉づかい」が、なってない。
・馴れ馴れしい。敬語が使えない。
・荒々しい。不快感と違和感を与える。
「服装」が、乱れている。
・決められたスタイルを守れない。
・メイン客層世代の常識に受け入れられない服を着る。
もちろん、こんなことを超えるくらい、リーダーがパワーを持って接すれば、
「言葉づかいが悪くても」「服装が乱れていても」戦力に変えることができるのでしょうが。。。
その情熱とエネルギーを持っているリーダーが、世の中にどのくらいいるでしょうか?
この2つの兆候が見受けられたら、要注意。
即・矯正!
採用段階で、採ってはいけない人・・・のルールなんかもあります。
もうブラックすぎて、公には書けないような内容です。
(じゃあ、書くなよ・・・)
個別にお尋ねくださいませ!
2013年6月6日 22:46

おおっ!
中西のヤツ、毎日毎日、ラーメンとか、スパゲッティとかじゃなく、
たまには、前菜の出るコース料理とかも、食べてるー!!
と思いきや・・・

実は、これも「ラーメン定食」でした(笑)!
なんと、これだけついて、800円です。
看板はボロボロ、テーブルはギトギト。
でも、店内にはクラシックが流れ、おかずはフランス料理風。。
ギャップとお値打ち感による繁盛店。
葬儀社のご支援先で、お昼ご飯に、連れていってもらいました。
手段として、売価を下げて勝負することもありますが、
このように「原価を上げて勝負すること」も、戦略・戦術のひとつ。
売れない時には、売価を下げる(値下げ)だけが対処法ではない。
「違い」をわかりやすく伝える「原価アップ」によって、お客様を集めることもできる・・・
そんなことを知っていれば、マーケティングの幅が、無限に広がります。