2015年6月19日 7:17
高層ビルのガラス張りの事務所に、
爽やか社員が、たくさんいる・・という空間に、
なぜだか魅力を感じることがない。

古びたレトロな事務所に、
プロフェッショナルたちが集う
・・・ってほうに、魅力を感じる。
自分のどこからきたのかわからない
この「偏屈な志向」に、
付き合わされるスタッフ達は、
迷惑千万ということは、良くわかるのですが。(笑)
今回も、完全に好みの世界。
ロバート・パーカー作
探偵スペンサー・シリーズ「初秋」より、大好きな一文のメモ。
「初秋」は、ハードボイルドなオヤジ探偵が、
心を閉ざした子供を自立させる・・・というストーリー。
↓↓↓
誰かから受ける被害について、あれこれ考えたり、批判したりするよりも、
その場合にどうするのがいちばんいいか、
ということを考える方がいいんだ。
相手がどんなことをやるか、君には判断できない、
相手の考え次第だ。
君は、相手がそうしてきた場合に、やるべきことを決める。
それは君の考え次第だ。
わかるか?
自分が、コントロールできる事柄がある場合は、
それに基づいて必要な判断を下すのが、賢明な生き方だ。
大切なことは、
他人がどうあるべきかということではない、
自分がどうあるべきかということだ。
↑↑↑
これは、今でも、
私の大きな行動規範となっています。
次回のブログも、ハードボイルド風に、行ってみます。
2015年6月14日 20:52
言ってませんでしたが・・・
創業5年目にして、初めて税務調査が、入っていました。
先輩経営者の皆さんに、良く聞かされていた、
いわゆる「お土産」を、お持ち帰りいただきましたが、
大枠、良い方向で終った税務調査でした。
経営者として、初「税務調査」体験。
事務所にいるスタッフから「税務署が来ています」と、連絡があったときには、
さすがに、ドキドキしました。
でも、
これで、やっと「一人前の会社」の仲間入りをしたわけです。
感じたことが、いくつかあります。
<その1>
税理士さんには、とてもお世話になりました!
私たちコンサルタントを含む「専門家」と呼ばれる仕事は、
いざというとき、どれだけの専門知識で、
どれだけ経営者以上に、その会社に対して本気になれるか、ということが、大切です。
そうゆう専門家と、
お付き合いしておかなければ、ダメなことを痛感。
自分たちも、そうゆう存在でありたいものです。
<その2>
税務署の職員さんへ・・・
最初に「毎度、あり~」の一言あいさつくらい、
あってもいいんじゃない??
創業以来ずっと、そこそこの税金を、納めてるんだから。
決算書も、見ているわけだから、
超・良心的で、お国に貢献しているってこと、わかるでしょ??
税金を納めても「どうも、ありがとう!」と、
感謝されることがないのが、経営者。
税金を納付するときだって、銀行の受付のおばちゃんに
「今年も、こんなに法人税を納めるんですね、ステキ~。毎度あり!」
なんて、言われたら、
「よし!また、来年も来るぞ!」とか、思っちゃう。
「お金を払ってもらうのは、当たり前」とまでは、思っていないけど、
「ありがとう!」が、言えない人のところには、
色んな良いことが、集まりにくいんじゃないかな~と、感じます。
<その3>
なんて、考えていると、
税務署の職員さんって、大変な仕事ですよね。
「ありがとう」と感謝されることが、極めて、少ないのではないでしょうか?
「大きな正義=大義」のため、とは言え、
直接、感謝されることがない仕事というものは、
精神的には、辛いだろうな、、と思います。
忙しくて、あまり会える機会が、なかったけれども、
やっぱり「お土産」を持ち帰りいただいたけれども、
あえて、彼らにも、大きな感謝したい!
「ありがとう!」「お疲れ様でした」と。
2015年6月5日 6:25
「年寄りの言うことは、聞いておくもんだ」
ようやく、そんなことがわかってきました!
気づくのが、遅すぎますよね・・・(笑)
自分も年寄りになりかけてる証拠なのか?
それとも、成長の証か??
「教訓」に、「道徳」がふりかけられていて、
軽く「自慢」がそえられた、年寄りが語る「原理原則」。
そんなアドバイスに対して、
「へー、そうですか」なんて、
わかった顏だけして、
心の底で「それは、あなたの場合の話で、俺は、違うんや。」
「まあ、聞いておきましょう!」と、
全く従うことのなかった、最近まで。
しかし最近は
「不思議と、年長者の方が、言われることは、当たってるな~」と、
再確認しています。
というわけで、こんな本を読んでいます。
広告が、本の内容を、うまくまとめてくれています。

実は、知らないうちに、
苦労してるのでしょう。きっと・・・。
頑張れ、自分!(笑)
2015年6月1日 10:01

美しいアジサイと遭遇しました。
6月のスタートですね。
ご支援先の数字は、前半戦も好調に推移しています。
家族葬への対応、ライバル他社との競争、
スタッフの人材育成・・・と、上手くいってます!!
新ホールの建設、リニューアル、新規事業進出・・・等々、
たくさんの売上アップのための取り組み事項が、夏以降も、山積みです!
2015年5月26日 8:04
プラシーボとは「喜ばせる」の意味。
そして、
プラシーボ効果とは、
ニセモノの薬でも、医師さんから処方されて、
「効果がある」と信じ込んで飲めば、実際に、病気が治る。
という心理効果です。
葬儀社の社員さんに、
「素晴らしい祭壇ですね!」と、言われると、
実際以上に、ステキになっているように感じる。
チラシやパンフレットに「お客様の声」を、
載せるのも「プラシーボ効果」を狙ったものです。
優秀なコンサルタントに、
「大丈夫です、どう考えても、売上は上がりますね」と言われれば、
実際以上に、効果が出る。。。(笑)
ところで、先日、病院で「逆・プラシーボ効果」体験をしました。
咳が止まらなくなったので、たまらず病院へ行きました。
すると、その個人開業医さん
・白衣を着ずに、普段着のオッサンが、面倒臭そうに診察する。
・診察中、携帯電話に出て話をする。メールチェックをする。。
「なんやねん、この医者・・・」と思うと、
薬も効かないような気がしてくるから、不思議です。
事実、治りが悪いので、
大きな病院へ行くことにしました。
大きな病院は、
ピアノがあり、庭があり、カフェがあり・・・の豪華施設で、超人気。
初診だからと慎重に、、
診察開始30分前、朝8時過ぎに受付を済ませたのに、
診察室に通されたのは、13時30分!!
待ち時間、なんと5時間・・・。

でも、でも・・・
今度は、お医者さんを信じて、薬を飲もう!
そうすれば、薬の効き方も、違うはずだ!
プラシーボ、プラシーボ・・・。
「これで、きっと良くなるんだ!」
人生、全てにおいて、プラシーボ効果を味方につけよう。
「セルフ・プラシーボ力」をつけよう。
「プラシーボ・オーラ全開」のコンサルタントになりたいものです。
そうすれば、きっと、もっと、
業績アップさせることができるコンサルタントになれるぞー!
技術だけでは、ダメなんです。
結果を出そうと思えば、ちょっとした態度や言葉、行動に出る、
対象者との信頼関係が、大事なんです。
2015年5月8日 15:03
「装置産業」と「ソフト産業」という、
両極端な事業の体質を、1つの会社で、併せ持つようにできれば、
盤石の会社が、出来上がってゆく・・・ということを、
前回のブログで、お伝えしました。
視点を変えれば、
「見込生産」と「受注生産」にも、当てはまります。
自社で商品を作り、値段を決める「見込生産・事業」と、
相手の要望に応じて、商品を作る「受注生産・事業」です。
「見込生産」は、
ひとつの商品を企画し、まとめて作り、それを販売してゆく生産方法。
大量生産によるコストダウン、価格決定の自由がありますので、
1個ごとの利益は、大きくとれます。
しかし、販売は安定しません。
買ってくれるかどうかは、市場が決めます。
売れ残ってしまうと、在庫の山となってしまいます。
ビールやジュース、テレビ、自動車・・・などは、見込生産による商品です。
「受注生産」は、
お客様の要望に応じて、設計し、商品を生産するスタイル。
顧客との継続的な取引である場合が多いので、売上は安定します。
しかし、人手がかかり、下請け・請負型であることから、利益は薄くなります。
印刷業や、建設業、製造業などが、受注生産の事業です。
これも、先日のブログ内容と、同じく、
「見込み生産」の会社は、「受注生産」の要素を、併せ持つと、儲かる。
「受注生産」の会社は、「見込み生産」の要素を、併せ持つと、儲かる。
「個人需要」と「法人需要」の関係も、
「店舗販売」と「訪問販売」「WEB販売」の関係も、同じ。
ここで、ちょっとしたポイントがあります。
それは「最終到達系の両極端を、同時に持つ」ということ。
中途半端な「あいのこ」「中間系」では、ダメなんです。
最終到達系とは、
そのものだけは、絶対に消えない、そのものだけで存続可能なものです。
経営者や幹部も、これに同じ。
優秀な経営者・幹部さんは、
「大胆」と「臆病」。
「温情」と「冷酷」。
「ケチ」と「太っ腹」。。。
性格の中に、両極端が、同居しています。
2015年4月22日 7:44
創業は易(やす)く、守成(しゅせい)は難(かた)し
この言葉は、貞観政要(じょうがんせいよう)という中国の書物の一文。
善政の誉高い、唐の太宗と臣下のやりとりを、まとめたもの。
君臣の模範となる言行録より。
「創業」とは、新しく事業を始めること。
「守成」とは、築き上げたものを守り続けていくこと。
つまり、新しく事業を始めることは容易だが、
築き上げてきたことを、衰えないよう守っていくことは難しいということ。
出店して、相手を攻めたてるほうが、簡単で、
出店されて、相手を迎え撃ち守るほうが、難しい。
葬儀社の現場、会社の運営でも、まったく同じですね。
例を挙げてみると・・・
家族葬をスタートするほうが、簡単。
これまで、一般葬を主体とした葬儀社が、家族葬に取り組むほうが、困難。
給料を、上げるのは、簡単。
給料を、下げるほうが、難しい。
現状を変えるほうが、困難。手こずる。
では、「守成」のため、具体的に、どうすべきか?
第一に、一度「ぶち壊す」という覚悟とパワー。
第二に、仕事とは、自分本位でなく、市場本位であることを理解し、柔軟に変化できる人材力。
こんな要素が、必要となります。
「守成」を成功させるためには、実は「創業」以上に、攻める姿勢が必要なのです。
2015年4月19日 6:36
販売不振で閉鎖していた伊勢丹が、
「ルクア1100・イーレ」として、リニューアルました。
地下2階、地上10階。大阪駅周辺でも、最大クラスの床面積。
隣の専門店施設「ルクア」が、成功しているので、
それを、さらに拡大したらええ!!(2匹目のドジョウ作戦)で、
ルクア同様、評判の専門店を、いっぱい集めてリニューアルした。
要は、そうゆうコンセプトのリニューアルです。
「1100・イーレ」の由来は、
百貨店の「ひゃく・100」と、
専門店の1000「せん・1000」の融合という意味。
オープン初日の19時ごろ、
仕事帰りに、寄ってみました!
と言っても、
ルクア1100のオープンの影響を受けるであろう、
ライバルの商業施設が、どんな手を打っているのか、どんな状況なのか?を、
この目で確かめるのが、コンサルタントの主たる目的。
イーレの店内は、ささーっと見る。
ここは、いつでも、見ることができます。
しかし、ライバルの商業施設のオープン当日の状況は、
この日だけしか、見ることができません。
大丸百貨店の4階・婦人服フロア、この通り。

繁盛していると言われているグランフロント南館の3階すら、この状況。

ライバル店対策は・・・、ほとんど実施していません。
大企業は、こんなもの?
「相乗効果で、いずれウチも儲かるから・・・」という判断なのか?
裏で、紳士協定が結ばれているのかな?
イーレの運営主体は「JR伊勢丹」なので、
JRの駅直結の2施設としては、JRに遠慮しているという「大人の事情」?
あらゆる仮説が思い浮かびます。
コンサルタントのアタマのなかには、
相手のオープンという逆風を活かして、
自分も儲けちゃう戦術が、グルグル巡っています。
・・・・
そう言えば、
大塚家具だって・・・実に、オイシイ。
この逆風は、ビッグチャンスですよね!
2015年4月10日 8:05
春の高校野球は、
福井県の敦賀気比高校が、北陸県勢として初優勝でした。
おめでとうございます!
背番号17の松本選手が、
準決勝で、2打席連続の満塁ホームラン。
決勝で、決勝打となるホームラン。
高校野球を見ていて、
一番、グッとくる瞬間。
それは、試合終盤、代打で出てきた控え選手が、
相手の剛腕投手に、
喰らいついて、全力を出し切る姿です。
何が何でも、打ってやる!
気持ちでは、負けていない・・・という表情や、打席の動き。
そこに、普段の一生懸命な練習ぶり。
腐らないで継続してきた、心の強さ。優しさ。
一緒に練習し、そんな彼の姿を見ていた、仲間からの信頼。。。
そんなものが、全て詰まっているように思えて、
胸にグッーーとくるものがあるのです。
負ければ、次がない高校野球では、
1試合に1度は、高い確率で、このシーンがあります。
「背番号2ケタ」の選手が、いつも私のヒーローです。
で、当社も、そんなスタッフを募集中。
もちろん「補欠」で満足していちゃ駄目で、
「主力選手」になってもらわないと、ダメなんですが。
こうゆう考え方に、共感できる方を、募集!

4月中旬~、随時1次面接、
5月初旬に、2次面接・最終面接のスケジュール。
どんなヒーローに巡り合えるのか・・・楽しみです。
2015年4月7日 21:54

写真は、何年か前に行った、甲子園。
球場内のこの位置が、一番好きな場所です。
地鳴りのような歓声、ブラスバンドの応援、硬球とバットがぶつかる金属音。。。
球場内で、何が起こっているのだろう!!!
ドキドキ・ワクワク感が、最高潮になる場所なのです。
先日のブログの続き・・・「解説者で楽しむ」のは、高校野球も同じ。
特に、夏の甲子園では、名門校の監督が、ゲスト解説者に呼ばれます。
監督さんの個性が出ていて、とても楽しいのです。
人情派、熱血漢がいれば、理論派もいる。
守備重視もいれば、攻撃重視もいる。
「解説すること」が、本職ではないので、
かなりズケズケ言っちゃう監督さんもいて、楽しさ倍増なのです!
特に、年配の監督さんは、面白い。
経営の参考になるかもしれない、面白かった解説をひとつ、ご紹介します。
解説者は、広島・如水館高校の監督・迫田穆成(さこた よしあき)さん。
元・広島商業の監督として有名です。
手堅いバント戦術の生みの親。
怪物・江川の作新学院に、わずか2安打で勝利したことは、野球ファンの間では伝説です。
アナウンサーが質問します。
「迫田さんは、部員数の多い大所帯の野球部を、どうやって把握しておられるのですか?」
「全員まで、目が行き届かないのではないですか?」
迫田さん、答える。
「それはですねえ・・・、スパイを作っておくんですよ~、グヒヒヒヒ・・・」
ア)「スパイ?というと・・・?どうゆうことですか?」
迫)「監督がですねぇ、選手に、直接聞いたところで、そんなもん、選手はホンネを言いませんよ。」
「マネージャーあたりを、スパイにしとくんです」
「そこから、色んな情報を、こちらの耳に入れておきます」
「これで、だいたいのことは、把握できます」
ア)「もし、不満を持っている選手がいたら、どうするんですか」
迫)「それは、チャンスですね~」
「呼び出して“オマエ、最近思うとることがあるんやないか?”と聞いてやるんですよ」
「オマエの意見を聞かせて欲しい、こうゆうてあげたら、
次の日からチームのために、一生懸命やりはじめますよ」
いやー、さすがです!
・・・・
これは、会社でも全く同じ。
スタッフ20名以上の規模になれば、必須のマネジメント法ではないでしょうか。
そう言えば、、、
前職・船井総研時代の役員で
「普段、会社にいないのに、どうして、そんな小さなことまで、知ってるの???」という方がいました。
500名規模の組織のあらゆる部署で「何が起こっているのか」「誰がどう思っているのか」を、
ほぼ完ぺきに、把握していました。
あれも・・・・
間違いなく、営業事務スタッフを「スパイ」にしていましたね。(笑)
2015年3月7日 9:32
コンビニ業界再編のニュースが、
新聞記事に出ていました。
3位のファミリーマートと、
4位のサークルKサンクスが、統合へ向けて話し合いをスタート。

商品仕入れ、システムを共有し、
スケールメリット追及する・・・との主旨です。
「1業種で、地域の中に生き残れるのは上位3社まで。」
「そんな時代が本格化する」とお伝えしている内容が、現実味を帯びてきました。
葬祭業界の主流も、このような構造になってゆくことでしょう。
買収・合併が相次ぎ、屋号はそのままでも、
「実は、運営会社は同じ」という構造です。
この新聞記事から、数字を拾って、アレンジしてみました。
「総売上÷店舗数」で、「1店舗あたり平均年商」を計算し、
さらに、その平均年商を、営業日数365日で割って「平均日販」を算出してみました。
1店舗・平均年商 日販 ※別のデータより
・セブンイレブン・・・・・・・・2億1885万円 59万円 (66万円)
・ローソン・・・・・・・・・・・・・・1億4484万円 39万円 (54万円)
・ファミリーマート・・・・・・・1億5277万円 41万円 (52万円)
・サークルK・サンクス・・・1億3200万円 36万円 (43万円)
()カッコ内は、私が別で探したデータから、日販を計算してみたもの。
数字は、絶対に、鵜呑みにしない!
・・・という、この性格のブラックさ!!
さらには、
セブンイレブンの公表売上に対して、
「どこまでの売上をいれてるの??セブン銀行の手数料とか入れてるんじゃないのー」
という意地悪な視点もあったりして・・・。
私が計算したデータが、少し古いせいなのか、数字には開きがあります。
が、現在のところ、
セブンイレブンの圧勝には、変わりがありません。
しかも、増税後、セブンイレブンだけが、売上を伸ばしていて、
他のチェーンは、売上を落としているそうです。
何故なのか?
その理由は、どこにあるのでしょうか?
2015年2月14日 23:44
チョコが欲しいから、、、と、
コンサルティングの日程を、
わざわざ土曜日のバレンタインデーに、決めたわけじゃ~ありませんよ。

クライアント先の社長のお母様から、
チョコレートをいただきました!
「敬愛する・・・」
自分の人生のなかで、初めてもらった言葉では、ないでしょうか。
チョコよりも、この「美しい日本語」をいただいたことが、一番の宝物です。
この言葉に、ふさわしい人間にならねば・・と、
決意を新たにしています。
ご子息と共に、成長してゆきます!!
2015年1月28日 22:19
新幹線の席に座ろうとすると、、、
ボクの指定席に、1冊の本が、ポン!と置いてある。
「あれ、席を間違えたかな??」と思い、
切符を見直したけど、やっぱり、間違いじゃない。
隣の席の人が、本を置きっぱなしで、
トイレにでも、行ったのかな??
30分経っても、1時間経っても、戻ってこない。
(きっと、忘れて、降りちゃったんだな・・・)
ちなみに、その本。。。
これまで、1回も買ったことも、
読んだこともない「大富豪の習慣・・・お金持ち・・・」的なタイトルの本。
手に取って、
パラパラ~と、読んでみました。
ズキーン!!とくる内容が、、、
大富豪は、「忙しくしていない」「時間に余裕がある」と・・・・(笑)
つまり、
じ~っと、していて成果が上がるシクミを作っている・・・。
そんなことが、書いてありました。
そうかーー!
うん、そうだ。
それ!!
すぐに、方向転換すること、決定!
それ以外も、
何か色々、書いてましたが、頭に残っているのは、それだけ。
忙しい、忙しい・・・と、言い訳している今の自分に、
きっと、神様がプレゼントしてくれた瞬間でした!!
2015年1月11日 22:49
人を形づくるには「ルーツ」があります。
吉田松陰の場合、
松下村塾の創設者でもある「玉木文乃進」という、
スパルタ頑固オヤジを、外して、語ることはできません。
吉田松陰は、叔父にあたる「玉木文之進」の、厳しい教育を受けて育ちます。
有名なエピソードをご紹介。
文之進が、畑仕事をしながら、松陰に勉強を教えている。
あぜ道で、幼い松陰が、本を読む。
松陰の顏に、ハエが止まったので、松陰はそれを、手で追い払う。
すると、文之進、ブチ切れて、ボコボコに殴る。
勉強しているのは「公」のため、ハエを払うのは「私」の心。
武士の本分は、国の為に働くことにある。
武士とは、自分のために生きるのではなく、国の為に生きる。
学問を学ぶということは、公の為に尽くす自分を作るためであり、
ハエを払うということすら「私」であるというのです。
かゆみは、私。掻くことは、「私」の満足。
それを許せば、大人になって、私利私欲に動く人間になる・・・というのです。
何ら生産活動をせず、農民、町人のおかげで、生きている武士は、
命を懸けて、住みやすい国づくりを行うものだ・・・という考え方を、持っていたそうです。
「コンサルタント」の本分に対して、
私は、「玉木のオジキ」と、ほとんど同じ考えを持っています。
コンサルタントの本分は、クライアントのために、生きるにある。
365日・24時間、自分のすべての時間を、
クライアントの売上アップのために注ぎこむべきだ。
ずっと、仕事をしていなければならない。
そうゆうことができなければ、
四六時中、経営のことを考えて生活している「経営者」に対して
良きアドバイスを、できるはずがないのです。
では、世の中でコンサルタント以外の仕事に就く人たちは??
基本的には、同じだと思っています。
少なくとも、
お給料をもらっている時間は、すべて「公」のために、尽くそう。
勤務時間における「公」とは、何か?
「公」は、会社であり、
会社の先にある「お客様」と置き換えても、良いでしょう。
もし「玉木のオジキ」がいれば、
勤務中、顔に止まったハエを追い払っただけで、ボコボコだ。
喉か乾いて水を飲んでも、
おケツが痒いとポリポリかいても、きっとアウトだろう(笑)
まさか、今の時代、こんなことで怒り狂う社長はいない。
でも、携帯をいじる、私用を行う、私語で手が止まる、
「このくらいでいいか」と妥協したサービスを提供する、自分が面倒なことはやらない・・・。
こうゆうことは「私」であり、
「公」の時間からは、一切、排除しなければならない。
会社のため、お客様のためになることを、
100%以上の力で取り組むようにしましょう。
玉木のオジキ、本当にスゴイ。。。
松陰の後は、日露戦争203高地で有名な「乃木希典」を教育している。
オジキ本人は、松陰の教え子でもある「前原一誠」が、
維新後に起こした「萩の乱」に、
養子を含む教え子たちが参加したことに責任を感じ、先祖の墓の前で自害。
介錯は、大河ドラマの主人公・文の姉さん(寿)=松陰の妹にさせたと言います。

写真は、乃木希典の実家です。
吉田松陰の周りの、あんなこんなのエピソードが、
空気として伝わってきます。
2015年1月7日 8:06
先日のブログ写真に、
吉田松陰関連の書籍を、2つを載せました。
山岡荘八さんの「吉田松陰」
司馬遼太郎さんの「世に棲む日々」
人物にしても、
事柄にしても、
ノウハウにしても、それを知るためには、
1つの書籍や情報源だけでなく、
同じテーマで、複数の書籍や情報源を、見るようにしています。
たとえば、
コンサルティングで「人事制度の改革」が、必要になれば、
1つの書籍だけで満足するのではなく、
短い期間のうちに、類似書を4~5冊くらい買い込んで、読みます。
そうすることで、
自分のフィルターを通して、「本質」に近づくことができる気がします。
「オモテ」だけじゃなく、「ウラ」から「ヨコ」から、見るのです。
「営業マン」というテーマでも同じ、
「ホームページ」というテーマでも同じ。
同様に、
一人の作家や、経営者に、興味を持てば、
その人の関連本を、もうひとつ、ふたつと、読む。
「あの店が成功しているらしい」と聞けば、
鵜呑みにせず、別のルート、別の人間からも、情報を得る。
「あんこの和菓子」が美味しいと思えば、
しばらく「あんこ系統」のお菓子ばかりを、探し求め、食べる・・・
そのうち、小豆の銘柄なんかにまで、詳しくなる。
(これは、ちょっと違うかな??)
「深く掘れ、そうすれば、拡がる」
砂場の穴を深く掘り進めば、自然と穴の直径は広がってゆくのです。
ひとつの道を究めれば、
他の分野にも通ずる、「本質」とか「原理原則」に、早く行きつきます。
2014年12月14日 23:49
「どの政党が、何票くらい集めるかな?」
「負けそうな政党や候補者から、“勝たせてくれ”と、参謀約を依頼されたら、
どんな作戦を立てるだろうか・・・」
毎回、そんなことを考えながら、選挙を楽しんでいます。
選挙は「支持を集める」という面で、
「マーケティング」に、そっくりなのです。
「風」に乗るか、
「原則通り」にやるか、、、最低限、どちらかに合致しないと、
当選することは、できません。
「風」とは、マーケティングで言えば「時流」です。
「時流」にあう、商品、施設、サービスを、提供すれば、売上は上がります。
「原則」とは、「地域一番化商法」。
政治のステージで、「風」に逆らっても「勝てる」候補者は、
選挙の原則通り、地元で「どぶ板戦術」を実行している人です。
「どぶ板」とは、ひと昔前、家の前の側溝の上に敷かれていた板のこと。
この「どぶ板」をまたいで、一軒ごと戸別訪問をしていたことに由来して、
地道に、汗と足で稼ぐ票集めを、「どぶ板選挙」と呼びます。
選挙における「どぶ板戦術」の具体例は、こんなもの。
・とにかく握手の回数を、増やす。「握手の数しか、票は出ない」
・「演説会」を、増やす。(あえて、ビールケースに立ち、コートも着ずに)
・リアクションの演出(抱擁、涙、お辞儀・・・恥ずかしくなるような、行動も相手には効く)
・普段から、土日は地元に帰り、とにかく「歩く」「有権者と会う」
・普段から、買い物は、すべて地元で行う。
・普段から、葬儀(通夜)に、参列する(呼ばれなくても行けるから)。
その他、選挙から学ぶこと。。。葬祭業経営と酷似している。
・「支持基盤=会員組織」があると、やはり安定する。
・負ける候補者は、「内部崩壊=分裂・お家騒動」のあった人。
結局、外部要因(風やライバル候補)に負けるのではなく、内部要因が原因で負ける。
・地元に、自ら以上に、自らのことを考えて動いてくれる
「営業力のある」幹部がいなければ、勝てない。
葬儀社としての
「どぶ板戦術」を、見直してみませんか?
ところで、、、
選挙日の開票時間を過ぎると、
各テレビ局の選挙番組を、一気に見てゆきます。
最近、面白いのは、テレビ東京の池上彰さんの選挙速報番組。
聞いちゃいけなさそうな話に、切り込みますし、
遠慮なしのブラックなインタビューも、面白い!!
そして「毒入り」当選者テロップも、ニヤっとしてしまいます。
まだ見ていない方は、ここからどうぞ!
http://togetter.com/li/757634

今、使っているこの美味しいバター・・・
安倍首相の出身派閥・町村派のドン・町村信孝さんの
親族の会社が作っていることも、
テレビ東京の当選テロップで知りました!
2014年11月18日 9:56

「葬祭ホールに、ぴったりだろうな~」
そう思える「隠れ家・喫茶店」です。
建物は、全て本物の木材で建てられ、
植樹をたっぷりと。
そして、ライティング効果も、完璧に。
イチ消費者としては、居心地の良い空間になっています。
一方で、コンサルタントとしては、
「お金かかっているだろうなー」と想像してしまいます。
投資金額は・・・少なくとも、1億円規模でしょう。
葬祭ホール、家族葬ホールも、きっとこんな風に、
より本物に、より大きく、より便利に、なってゆくことでしょう。
「ハリボテ」ホール(=自宅の代わりにホールでお葬式ができるという機能だけ)では、
通用しない時代が、やってくるのかもしれません。
ただし
「本物素材のホール」は、とてもお金がかかる。
お金持ちしか、土俵に載れない。
コストをおさえ、
尚且つ、居心地良い家族葬ホールを作る。。。そんなことが必要だろうな。
・・・
おおっと、、
くつろぐために、「隠れ家」に来たのに、
つい、仕事の思考回路になってしまう。。。
クライアント葬儀社さんに儲けていただくための
「これだっ!」というネタを仕入れることができた瞬間が、
一番のリラックス法なのかもしれませんね。
2014年11月5日 7:48

高校時代まで、バスケット部に入っていました。
「日本は、学歴社会だ!」と、批判する人もいる。
それは、違う。と感じています。
「日本は、実力社会」なのだ。
学歴や部活動をしてきた人が、就職活動のときに評価されるのは、
勉強なら「合格」
部活動なら「勝つこと」という「目的・目標」に向かって、
努力する過程を、彼らは、知っているからなのです。
自分のやりたいことを我慢して、
どうすれば、それが達成されるか?を、
様々な工夫で、乗り切ってきたことを、会社は評価する。
だから、実力社会です。
会社とは、顧客の支持を集め、
利益を出すという「目的・目標達成集団」です。
「ただ、楽しければいい」という、
サークル活動、仲良しクラブではありません。
そういった意味合いで、
何かの成果を出すために、一生懸命やってきたという過程は、
会社の求める人材像に、近いのです。
その習慣がある人には、
「成果を上げることへの常識」が体質としてしみついているので、
イチから「当たり前」を教える必要がないから、教育がスムーズなのです。
しかし、
そういった優秀な人材は、
大企業が、持っていってしまいます。
現実的には、中小の葬儀社には、
上記のような「目標達成のための努力の過程」を経験していないスタッフが、多く入ってきます。
「習慣・体質・価値観」を、
きちんと植え付けるために「スタッフが勉強する時間」を、
小さな会社ほど、いっぱいしなければならないのです。
2014年10月16日 22:04
先日の結婚式。
最新式の結婚式場でした。
葬祭会館のレイアウトや空間設計づくりにも、
とても参考になりました!
少子化にも関わらず、億円単位の投資をして、
新規参入で結婚式場を作るだけあって、アイデアが散りばめられています。
レイアウトは、まったく顔を合わせず、
1日4組くらいは、軽く回転できそう。
一部をご紹介。たとえば、
披露宴会場に、オープン・キッチンが配置されています。

葬儀社のウィークポイント・・・お食事。
どうするか?
結婚式場は、ここまできている。
「生産の現場と、販売の現場を、できるだけ近くする」
これは、あらゆる業種業態に通じる「売上アップの真理」です。
教会の祭壇は、ほとんど花だけですしね。
その分、動きにあわせた作り込みがすごい。
祭壇タイプの立派さ・豪華さで、
受注金額を増やすのは、だんだん無理が出てくるはずです。
2014年10月11日 12:02
船井総研時代の友人の結婚式に!

とても楽しめる、素敵な挙式でした。
「挨拶」や「余興、歌」もなく、
ゆっくりとお祝いすることができました。
何を隠そう・・・
お二人の「キューピット役」は、このワタシ。
実は、今回で「キューピット」として、3組目のご結婚。
なかなかの数字でしょ?
ちょっとしたコツみたいなのが、あるんです。
キューピットとは、「2つの存在を結びつける媒介者」
「媒介」は、コンサルタントとして、重要な言葉なのです。
コンサルタントは、「良い方向に導く媒介」であれ。
そう思っています。
「お客様」と「葬儀社」の媒介役となり、
お客様が魅力を感じ、
葬儀社の良いところが出る「サービス・商品」「販促物・販促法」を造形する。
「トップ」と「社員」の媒介役として、
双方の意向が反映された「もっと良い別のモノ」を生み出す。
「今」と「将来」の媒介役となり、
思い描いた未来像への道筋が、明確に見えるように提示する。
「求職者」と「使用者」の媒介になることもあれば、
「父」と「息子」、「夫」と「妻」の媒介になることもある。
最高のコンサルティングとは、
「当事者をして、進行せしむる」こと。
←ちなみに、これ・・・師匠の言葉です。
コンサルタントが、媒介となり、
当事者同士で、前に進むような空気を作ること。
コンサルタントなしで、
自分たちで売上が上がるようになるように。
これは、葬儀という場でも、同じではないでしょうか?
葬儀社が前に出ることなく、
施主様が故人様と、
良いお別れができるような空気を作る「媒介」となる。
「良き媒介」
それを、心がけています。