2015年10月15日 10:03
“長所”と“短所”
“強み”と“弱み”
これらは、同居していることが多いのです。
会社の場合も、人の場合も、同じ。
“弱み”は、“強み”に変えることもできる。
自分の弱点を、自覚して、気をつけておくだけで、周りとうまくいく。
そして、“強み”は、ずっと続くものではない。
本当に強い人、強い会社は、
この“強み”がなくなってしまったとしたら・・・・と、
常に、油断なくこれを磨き上げ、
別の“強み”を作る準備をしている。
無国籍カフェより、
「マーケティング詩人」となり、、お伝えしました!(笑)
2015年10月11日 9:21
男は、いつでも
ポケットにハンカチを。
女子が、涙を見せたとき、
そっと、差し出すために。。
そんな台詞に影響され、
国産で
たっぷり涙を吸ってくれる、
タオル地のハンカチ、購入。
さ~て、
たっぷり、泣いてもらおうかー!・笑
ハンカチは、
ド・エス社長、ド・エス幹部さん、
必須の経営アイテムでは!?
2015年9月30日 23:07
スマートフォン、買い替えのため、
ある携帯会社の主力店舗に、行ったときのこと。
店員さんの接客力の低さに、ビックリしました。
ガラケーの故障の件も含めて、3回ほど足を運び、
何人かのスタッフの接客を受けたので、全体的なレベルの低さは、確実です。
今は、こんな大手企業でも、
人材不足、育成不足に、陥っているのでしょうか。
具体的な状況としては、、
自分の知識を、頑張って話すだけで、
相手が求めているものを理解しようする姿勢とヒアリング力や、
相手が何をどう感じるのかを、読み取る力が、
どのスタッフにも欠けてしまっているのです。
街の小さな携帯ショップ店員のほうが、ずっと優れています。
そして、
最後に、驚愕の出来事がありました。
買い終えて、お店を出る際、この一言。
「1週間~10日後くらいに、今回のご購入に関するお客満足度のアンケートメールが、会社から届くと思います。」
「我々の店では、お客様満足度の高い店を目指しておりまして、そのアンケートには最低でも70点以上、できれば90点くらいをつけて返信いだきますよう、よろしくお願いたします。」
こんなことだけは、しっかり、話せるようになっているのです。
社内での「自分の評価」を上げることに対しては、熱心。
完全なる大企業病。
あのね・・・本気で満足度を上げる気があるなら、
そんなフレーズ覚えて、小細工する前に、
もっと自分の仕事のグレードを上げることに、時間を費やせよ!
もし、店ぐるみで、
このフレーズを言わせるように指導している幹部がいたとすれば、
ここに配属されるスタッフの本質的成長は「永遠のゼロ」。
接客レベルの低さの根本的な原因は、
人手不足ではなく、
組織としての努力の方向性の間違いにあるということになります。
とにかく、こうゆうのは、大嫌いな振る舞いです。
会社をダメにします。
根本から腐らせます。
2015年9月27日 23:25
「今でもガラケーを使ってるのは、仕事のできる男」とか、
「ひとつのモノを、大事にできる一途な男」とか、、、
色んな理由を並べて、ガラケーを愛好していましたが、
ついに、ガラケーの不調をきっかけに、スマホ・デビューを果たしました。
ご支援先・葬儀社さんの最寄駅で、待ち合わせの合間、
「気持ちいい天気だな~」と、
こんな風な「自撮り」もできるようになりました!
今回は、商品やサービスを購入するタイミングについて
「イノベーター理論」をご紹介します。
ロジャースという社会学者が提唱した理論で、
新商品・新サービスが、市場に浸透してゆくとき、
段階順に消費者を5つの特性に分類したものです。
1
イノベーター(Innovators)革新者 ・・・市場の2.5%を占める
新商品・新サービスが出ると、すぐ購入する消費者層。革新的で目新しいモノが好き。
その分野に関する知識が豊富。
2
アーリー・アダプター(Early Adopters)初期採用者 ・・・市場全体の13.5%
社会と適合しつつ、流行に敏感、情報収集を自ら行ったうえで購入する消費者層。
その後の普及に大きな影響力を持つので「オピニオンリーダー」とも呼ばれています。
3
アーリー・マジョリティ(Early Majority)初期追従者 ・・・市場全体の34%
購入に関しては慎重派。効用が認識できれば、比較的、早めに新商品を購入します。
アーリーアダプター(オピニオンリーダー)からの影響を強く受けます。
<ここまでの1~3で、市場の50%に普及します>
4
レイト・マジョリティ(Late Majority) 後期追従者 ・・・市場全体の34%
新しさに対して懐疑的な消費者層。周囲の大多数が使用し、効用が自分に適合すると判断すれば、購入する層。「フォロワー」と呼ばれます。
5
ラガード(Laggards)遅滞者 ・・・市場全体の16%
とても保守的な伝統主義者。世間に流されず、最後まで、新商品・新サービスを受け入れない消費者層。最終的に購入しないこともある。
最近のデータによれば、
ここ数年間、出荷台数ベースでのガラケーとスマホの割合は、3:7。
私は、スマホというカテゴリーにおいては、
「ラガード」に限りなく近い「レイト・マジョリティ」だったということになります。
疑い深い頑固者。。。笑
2015年9月16日 8:22
ご支援先での
打ち合わせ中には、
色んなお葬式が舞い込んできます。
3ホールを展開している会社に
1日で一気に11件の葬儀依頼が、入ってきたこともあれば、
全国ニュースで取り扱われるような「事件モノ」の依頼が入ってくることもあります。
先日、ご支援先で打ち合わせしていると、
「棺は、自分で作ったから、いらない」
という喪主様からのご依頼がありました。
全国的に、直葬が増えていますが、
さらに、
その先をゆく「セルフ葬」への序章か??
経営や、日常生活のなかで
これまでの常識を超えた出来事のことを「びっくり現象」と言います。
この「びっくり現象」
・・・・ひとつの出来事だけ見れば、
「なーんだ、ヘンなの!」で、
済ましてしまうことが多いのですが、これをつなぎあわせてゆくと、
将来の「時流」が見えてくるケースが、たくさんあります。
「セルフ葬」・・・商標をとっておこうかな・・・。
ご支援先に、とっておいてもらおうかな・・・。
雰囲気の良いカフェで、また良からぬことを考えるコンサルタント・笑
2015年9月13日 7:45
自転車のタイヤの空気が抜けてしまうので、
自転車屋さんへ。
ムシゴムが痛んでいたことが、原因でした。
手慣れた感じで修理してくれた後、
依頼していないのに、
「ギア部分に、オイルをさしてくれる」
「鍵部分にも、オイルをさしてくれる」
「エアーで、掃除しにくい部分のホコリを飛ばしてくれる」
・・・・
それ。して欲しかった!!という、
少しの「ひと手間」で、できるサービス。
非常に嬉しいものです。
今回のお代は、チャリーン程度。
でもきっと、
自転車を買い替えするときには、間違いなくこの自転車屋さんで、注文するでしょう。
葬儀の2日間でも、
こんなサービス、できればいいのにな。
2015年8月9日 23:05
油断しているうちに、
高校野球が始まっていましたー!
仕事が忙しくて、、、気づきませんでした。
夏になると、出してしまう「高校野球」ネタ。。。
今回は、
徳島・池田高校を率いた
蔦文也監督の言葉をご紹介。
攻撃的な野球で、
田舎の公立高校を、一躍、全国レベルに引き上げた名監督。
「攻めダルマ」のニックネームがつくほど。
その蔦監督が、
3年生の最後の大会で、負けた選手たちにかけた言葉。
↓↓↓
今まで、野球に勝て勝て、としか言ってこなかったが、
あれは、嘘や。
全国制覇する一校を除いて、みんな負けるんが、高校野球じゃ。
高校野球なんてもんは、人生の一部や。
これからの長い人生、勝ち続けるなんて、無理や。
勝つことよりも、負けるときが、ほとんどや。
大切なことは、腐らず、
生きて生きて、生き延びることや。
人間、死んだらあかんのや。
人生はな、敗者復活戦や。
ワシも、池田高校を甲子園に連れてくるのに、
20年もかかった。
せやからオマエらも、
これから負け続けても、頑張れ。
↑↑↑
・・・・
敗戦、ミス、失敗。
その反省・悔しさから、
何を考え、どう行動するか?
勝つことの素晴らしさよりも、
負けたことからの、立ち直り方、強くなり方のを学ぶことのほうが、大切なのです。
2015年7月24日 22:24
「学生に最も人気のある大学」として、最近、話題の近畿大学。
学生募集のための「オープンキャンパス」の広告です。
いやー、ぶっ飛んでいますね!
葬儀業界のホール開放イベントチラシを、たくさん手がけてきて、
今、「最も良く当たる」と言われているイベントチラシの基礎を作ってきましたが、
この近畿大学のイベント広告には、脱帽・・・。
参考になる点が、満載です。
何からでも、学びましょう!
2015年7月17日 7:00
バイカラー錯視は、
縦横同じ長さの長方形を、
横に分割した場合と、縦に分割した場合。
縦に分割したほうが、
長方形自体が、縦に長く見える。
↓
縦縞のシャツのほうが、痩せて見えたり、
男性のスーツが、背が高く見えるのは、この効果だったりするわけです。
アモーダル補完は、
隠れた部分を、脳が想像してイメージするというもの。
写真の場合は、
左は、太く見え、
右は、細く見える。
↓
祭壇、ホール、スタッフの写真を掲載するときに、
活用する手法です。
2015年7月14日 21:40
目と脳が「騙されてしまう」錯覚には、
いくつかの種類があります。
デルブーフ錯視は、
同じ大きさの円を描き、片方はそのまま。
もう一方には、その外側にもうひとつ円を描き、2重にします。
外側に、少し大きい円を描いた円のほうが、大きく見える。
というもの。
ミュラー・リヤー錯視は、
2本の同じ長さの線を引き、
上の両端には、外側向きの矢羽をつけ、
下の両端には、内側向きの矢羽をつけます。
そうすると、上のほうの線が長く見えて、下のほうの線が短く見える。
というもの。
こんなことを、
建物のデザインや、看板づくり、
チラシの制作にも、活かしています。
2015年6月16日 7:11
「はい、工藤探偵事務所!」
松田優作主演の「探偵物語」に出てくる
電柱の貼り紙チラシを発見!
本物そっくり!
自由とユーモアを愛する探偵「工藤ちゃん」は、憧れの存在。
こんなコンサルタントを集めたいなーと、思っています。笑
お気に入りの名文句を、ご紹介します!
↓↓↓
こういう東京っちゅう街でさ、
こんな商売、長くやってると、
何となくものの価値観ってのがさ、
表向きだけじゃ測れないってことがわかってくる。
例えばね、表向きは綺麗に着飾ってても、
裏にまわりゃあ、とんでもない落とし穴が待ってたりするんだよ。
だからさ、まぁその逆もありうるっちゅうことさ。
例えば、人から後指さされる仕事やってる人でも、
いざという時にゃあ、人のために一生懸命やってくれるような、
そんな優しい人が多いんだよ。
だからさ、妹さんのことでも、
一方的な価値判断じゃあ、可哀想過ぎるんじゃない?
あのねぇ、職業蔑視しちゃだめだよ。
どんな商売だってねぇ、売春婦だってなんだって、同じ血が流れてるんだから。
商売のこと言っちゃダメだよ。
物の善悪はね、表向きで捉えちゃダメ。
トルコのお姉さんだってね、立派な商売なんだからね。
シスターと同じ神聖な商売なんだから、差別しちゃダメよ。
いつも事実が、真実語ってるとは、限らないんだよな。
↑↑↑
このへんのセリフ、
松田優作のモノマネで、しゃべれますよ!
2015年6月14日 20:52
言ってませんでしたが・・・
創業5年目にして、初めて税務調査が、入っていました。
先輩経営者の皆さんに、良く聞かされていた、
いわゆる「お土産」を、お持ち帰りいただきましたが、
大枠、良い方向で終った税務調査でした。
経営者として、初「税務調査」体験。
事務所にいるスタッフから「税務署が来ています」と、連絡があったときには、
さすがに、ドキドキしました。
でも、
これで、やっと「一人前の会社」の仲間入りをしたわけです。
感じたことが、いくつかあります。
<その1>
税理士さんには、とてもお世話になりました!
私たちコンサルタントを含む「専門家」と呼ばれる仕事は、
いざというとき、どれだけの専門知識で、
どれだけ経営者以上に、その会社に対して本気になれるか、ということが、大切です。
そうゆう専門家と、
お付き合いしておかなければ、ダメなことを痛感。
自分たちも、そうゆう存在でありたいものです。
<その2>
税務署の職員さんへ・・・
最初に「毎度、あり~」の一言あいさつくらい、
あってもいいんじゃない??
創業以来ずっと、そこそこの税金を、納めてるんだから。
決算書も、見ているわけだから、
超・良心的で、お国に貢献しているってこと、わかるでしょ??
税金を納めても「どうも、ありがとう!」と、
感謝されることがないのが、経営者。
税金を納付するときだって、銀行の受付のおばちゃんに
「今年も、こんなに法人税を納めるんですね、ステキ~。毎度あり!」
なんて、言われたら、
「よし!また、来年も来るぞ!」とか、思っちゃう。
「お金を払ってもらうのは、当たり前」とまでは、思っていないけど、
「ありがとう!」が、言えない人のところには、
色んな良いことが、集まりにくいんじゃないかな~と、感じます。
<その3>
なんて、考えていると、
税務署の職員さんって、大変な仕事ですよね。
「ありがとう」と感謝されることが、極めて、少ないのではないでしょうか?
「大きな正義=大義」のため、とは言え、
直接、感謝されることがない仕事というものは、
精神的には、辛いだろうな、、と思います。
忙しくて、あまり会える機会が、なかったけれども、
やっぱり「お土産」を持ち帰りいただいたけれども、
あえて、彼らにも、大きな感謝したい!
「ありがとう!」「お疲れ様でした」と。
2015年6月5日 6:25
「年寄りの言うことは、聞いておくもんだ」
ようやく、そんなことがわかってきました!
気づくのが、遅すぎますよね・・・(笑)
自分も年寄りになりかけてる証拠なのか?
それとも、成長の証か??
「教訓」に、「道徳」がふりかけられていて、
軽く「自慢」がそえられた、年寄りが語る「原理原則」。
そんなアドバイスに対して、
「へー、そうですか」なんて、
わかった顏だけして、
心の底で「それは、あなたの場合の話で、俺は、違うんや。」
「まあ、聞いておきましょう!」と、
全く従うことのなかった、最近まで。
しかし最近は
「不思議と、年長者の方が、言われることは、当たってるな~」と、
再確認しています。
というわけで、こんな本を読んでいます。
広告が、本の内容を、うまくまとめてくれています。
実は、知らないうちに、
苦労してるのでしょう。きっと・・・。
頑張れ、自分!(笑)
2015年5月30日 9:45
とある、繁盛店のメニューです!
ちょっとした遊び心で「うふっ・・・」と笑えるメニュー。
素敵です!
子羊ちゃんの丸焼きのPRも、
こんなリアルに・・・。
厳しい状況のなかでも、
どこかに「うふっ・・・」を、入れて生きてゆきたいものです!
2015年5月26日 8:04
プラシーボとは「喜ばせる」の意味。
そして、
プラシーボ効果とは、
ニセモノの薬でも、医師さんから処方されて、
「効果がある」と信じ込んで飲めば、実際に、病気が治る。
という心理効果です。
葬儀社の社員さんに、
「素晴らしい祭壇ですね!」と、言われると、
実際以上に、ステキになっているように感じる。
チラシやパンフレットに「お客様の声」を、
載せるのも「プラシーボ効果」を狙ったものです。
優秀なコンサルタントに、
「大丈夫です、どう考えても、売上は上がりますね」と言われれば、
実際以上に、効果が出る。。。(笑)
ところで、先日、病院で「逆・プラシーボ効果」体験をしました。
咳が止まらなくなったので、たまらず病院へ行きました。
すると、その個人開業医さん
・白衣を着ずに、普段着のオッサンが、面倒臭そうに診察する。
・診察中、携帯電話に出て話をする。メールチェックをする。。
「なんやねん、この医者・・・」と思うと、
薬も効かないような気がしてくるから、不思議です。
事実、治りが悪いので、
大きな病院へ行くことにしました。
大きな病院は、
ピアノがあり、庭があり、カフェがあり・・・の豪華施設で、超人気。
初診だからと慎重に、、
診察開始30分前、朝8時過ぎに受付を済ませたのに、
診察室に通されたのは、13時30分!!
待ち時間、なんと5時間・・・。
でも、でも・・・
今度は、お医者さんを信じて、薬を飲もう!
そうすれば、薬の効き方も、違うはずだ!
プラシーボ、プラシーボ・・・。
「これで、きっと良くなるんだ!」
人生、全てにおいて、プラシーボ効果を味方につけよう。
「セルフ・プラシーボ力」をつけよう。
「プラシーボ・オーラ全開」のコンサルタントになりたいものです。
そうすれば、きっと、もっと、
業績アップさせることができるコンサルタントになれるぞー!
技術だけでは、ダメなんです。
結果を出そうと思えば、ちょっとした態度や言葉、行動に出る、
対象者との信頼関係が、大事なんです。
2015年5月23日 8:52
「大阪都構想、賛成派の敗因は、何ですか?」
と、聞かれると、
「やしきたかじんさんの死じゃないですかね~」と、
冗談まじり、かつ本気で答えます。
大阪以外にお住まいの方には、想像がつかないくらい、
大阪では「芸人さん、タレントさん」の発言に、政治力があります。
(大阪限定)の世論を、形成します。
やしきたかじんさんは、
大阪のオピニオン・リーダーでした。
ちなみに・・・お気に入りの曲は、こちら。
「あんた」
たかじんさん自身が、泣けてしまって歌えないので、
人前で歌うことを、何十年間も、封印していた幻の曲。
「引退前、最後に歌う」と、言ってましたが、
かなわず、他界されてしまいました。
余談・・・
橋下さんの「スッキリ笑顔」の敗北会見&政界引退表明・・・。
「笑顔」に、ちょっとした違和感を覚えませんでしたか?。
何だろう???
「もう、キミらには、付き合い切れへんわー。」
「オレ以上に、本気になってやれるヤツがいれば、探してみたら?」
裏側に、
そんな気持ちを秘めた笑顔ではなかったのか?
なんて、
感じています。
2015年5月13日 22:09
九州のご支援先へ。
素敵な海辺のお蕎麦屋さんに、連れていっていただき、昼ご飯。
ロケーションも、器も、味も、素晴らしい!
ところで・・・
会社を発展させる経営者の見分け方があります。
普段、自分が、滅多に行かないような食事場所に、
コンサルタント(=取引業者)を連れていってくれる経営者の会社は、
儲かっていない。
特に、利益が出ていない。
儲かっている会社の社長は、
普段から、自分が食事している場所で、
コンサルタントと、昼ご飯を食べる。
特別な場所で、ご飯を食べるのは、
あったとしても、
年に1度くらい、良い決算であった年だけ。
社長が、普段から一流ホテルで食事をしているなら、一流ホテルの食事で、良いのです。
普段、料亭で食べているなら、料亭で、OK。
ラーメンを食べているなら、ラーメンでOK!
スーパーの弁当なら、スーパーの弁当を、一緒に食べれば、それで良い。
「せっかく来てくれたのだから・・・」と、
背伸びをして、素敵な食事場所に、連れていってくれようとする会社は、
確実に、儲かっていません。
つまり、儲かっていない会社の社長は「いい人」なのです。
良く言う「見栄っ張り」とか「ええかっこしい」でもない。「いい人」です。
一般人としては、合格。
しかし、経営者としては、失格。
こんなことが、世の中には、たくさんあります。
気持ちは、とても嬉しいのですが、
その経費を節減して、売上につながることに、お金を使って欲しい。
その本質=優先順位のつけ方を、理解して欲しい。
失礼を承知で、そんなことを、直言させていただきます。
ちなみに、
スタッフが「夏、暑いからクーラーを買って欲しい」と言ったとき、
すぐに、買う決定をするのも、利益の出ていない会社。
「扇風機でガマンできないか?」
「冷風器なら?」
「出勤時間を早めては?」
どうしても、お金を使わなければならないなら、「決算で利益が出そうなら」。。
トコトンお金を使わないで済む方法を、
経営者・幹部はじめ、
スタッフ全員考えることができると、儲かる会社に生まれ変わる。
美味しい食事が遠のく、
自分の首を絞めてしまう記事を書いてしまいました。(笑)
2015年5月10日 21:05
「ゴールデンウィークは、本を読もう!」
そう決心したものの・・・
新しい本を買って、
読むだけの気力と時間は、今の自分に残されておらず・・・。
以前、読んだ本のなかで、保存版として置いている
「マイ・セレクション」を引っ張り出して、気楽に読むことに。
人生の放浪癖・・?と申しますか、
「俺はリュックひとつで、どこでも楽しく、生きてゆけるんだ!」と
心のどこかで、思っている
(悪しき?)自分を作っている一要因が、コレです。
・・・沢木耕太郎さんの本を、読み返しました。
10代前半~20代前半、
いわゆる思春期に出会った人や、本は、
人格形成に、大きな影響を与えるようです。
2015年5月8日 15:03
「装置産業」と「ソフト産業」という、
両極端な事業の体質を、1つの会社で、併せ持つようにできれば、
盤石の会社が、出来上がってゆく・・・ということを、
前回のブログで、お伝えしました。
視点を変えれば、
「見込生産」と「受注生産」にも、当てはまります。
自社で商品を作り、値段を決める「見込生産・事業」と、
相手の要望に応じて、商品を作る「受注生産・事業」です。
「見込生産」は、
ひとつの商品を企画し、まとめて作り、それを販売してゆく生産方法。
大量生産によるコストダウン、価格決定の自由がありますので、
1個ごとの利益は、大きくとれます。
しかし、販売は安定しません。
買ってくれるかどうかは、市場が決めます。
売れ残ってしまうと、在庫の山となってしまいます。
ビールやジュース、テレビ、自動車・・・などは、見込生産による商品です。
「受注生産」は、
お客様の要望に応じて、設計し、商品を生産するスタイル。
顧客との継続的な取引である場合が多いので、売上は安定します。
しかし、人手がかかり、下請け・請負型であることから、利益は薄くなります。
印刷業や、建設業、製造業などが、受注生産の事業です。
これも、先日のブログ内容と、同じく、
「見込み生産」の会社は、「受注生産」の要素を、併せ持つと、儲かる。
「受注生産」の会社は、「見込み生産」の要素を、併せ持つと、儲かる。
「個人需要」と「法人需要」の関係も、
「店舗販売」と「訪問販売」「WEB販売」の関係も、同じ。
ここで、ちょっとしたポイントがあります。
それは「最終到達系の両極端を、同時に持つ」ということ。
中途半端な「あいのこ」「中間系」では、ダメなんです。
最終到達系とは、
そのものだけは、絶対に消えない、そのものだけで存続可能なものです。
経営者や幹部も、これに同じ。
優秀な経営者・幹部さんは、
「大胆」と「臆病」。
「温情」と「冷酷」。
「ケチ」と「太っ腹」。。。
性格の中に、両極端が、同居しています。
2015年5月3日 22:56
クライアント先葬儀社さんの近くで見つけた、いい感じのカフェより・・・
ちょっぴり、コンサルタントらしいことを、記事にしたいと思います。
施設・設備や、生産ラインを装備してから、
売上を作る業種は、「装置産業」と呼ばれています。
製造業や、ホテル、パチンコ店、結婚式場などが、代表例。
葬祭業界も、ホールでの葬儀が主流となってからは「装置産業」です。
「装置産業は、儲からない・・・」
装置産業を生業としている社長は、こう嘆きます。
設備投資の金額が大きいので、
投資したお金が戻ってくるのに、何十年とかかってしまうのが、その理由です。
まだ、お金が戻ってきていないのに、
競合他社が、巨大な資本で出現し、売上・利益を奪われる・・・。
借金返済金額だけが、変わらないので、資金繰りが苦しくなる。
一方、「装置産業」の対極にある、
「ソフト産業」の社長も、「大変だ・・」と、こぼしています。
「ソフト産業」の代表例は、WEB制作会社、アプリ開発会社、デザイナー等。
コンサルタント業も、ソフト産業です。
参入障壁が少ないので、新規参入者が相次ぎ、競争にさらされる。
時流や、流行にあわないと、全く売れなくなる。
「人」に頼る要素が大きいので、安定しない。
両産業の特長を、まとめてみると、
「装置産業」は、
在庫や投資等、資金負担が大きく、回収に時間がかかる。
しかし、継続性・安定性は高く、半自動的に利益を生み出し続けてくれる。
「ソフト産業」は、
最初の資金負担が少なく、すぐに、キャッシュを生み出すことができる。
その反面、何年間も継続的に、それを続けることは、至難の業。
そして、多数の業種・業態の支援をしてきた、私の結論。
「装置産業」の会社が、
「ソフト力」に優れていると、とても、儲かるようになる。
「ソフト産業」の会社が、
「装置力」を持つようになると、とても、儲かるようになる。
自社の事業の特性を把握し、
その対極にある要素を、意図的に取り入れてゆけば、
とても儲かる会社を作り出すことができます。