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リュックひとつで、どこでも生きてゆける。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(経営者との出会い)
「ゴールデンウィークは、本を読もう!」
そう決心したものの・・・
新しい本を買って、
読むだけの気力と時間は、今の自分に残されておらず・・・。

以前、読んだ本のなかで、保存版として置いている
「マイ・セレクション」を引っ張り出して、気楽に読むことに。

人生の放浪癖・・?と申しますか、
「俺はリュックひとつで、どこでも楽しく、生きてゆけるんだ!」と
心のどこかで、思っている
(悪しき?)自分を作っている一要因が、コレです。
・・・沢木耕太郎さんの本を、読み返しました。

10代前半~20代前半、
いわゆる思春期に出会った人や、本は、
人格形成に、大きな影響を与えるようです。



強い会社作りのコツ・・・両極端を併せ持つこと。

「装置産業」と「ソフト産業」という、
両極端な事業の体質を、1つの会社で、併せ持つようにできれば、
盤石の会社が、出来上がってゆく・・・ということを、
前回のブログで、お伝えしました。

視点を変えれば、
「見込生産」と「受注生産」にも、当てはまります。

自社で商品を作り、値段を決める「見込生産・事業」と、
相手の要望に応じて、商品を作る「受注生産・事業」です。

「見込生産」は、
ひとつの商品を企画し、まとめて作り、それを販売してゆく生産方法。
大量生産によるコストダウン、価格決定の自由がありますので、
1個ごとの利益は、大きくとれます。
しかし、販売は安定しません。
買ってくれるかどうかは、市場が決めます。
売れ残ってしまうと、在庫の山となってしまいます。
ビールやジュース、テレビ、自動車・・・などは、見込生産による商品です。

「受注生産」は、
お客様の要望に応じて、設計し、商品を生産するスタイル。
顧客との継続的な取引である場合が多いので、売上は安定します。
しかし、人手がかかり、下請け・請負型であることから、利益は薄くなります。
印刷業や、建設業、製造業などが、受注生産の事業です。

これも、先日のブログ内容と、同じく、
「見込み生産」の会社は、「受注生産」の要素を、併せ持つと、儲かる。
「受注生産」の会社は、「見込み生産」の要素を、併せ持つと、儲かる。

「個人需要」と「法人需要」の関係も、
「店舗販売」と「訪問販売」「WEB販売」の関係も、同じ。

ここで、ちょっとしたポイントがあります。
それは「最終到達系の両極端を、同時に持つ」ということ。
中途半端な「あいのこ」「中間系」では、ダメなんです。

最終到達系とは、
そのものだけは、絶対に消えない、そのものだけで存続可能なものです。

経営者や幹部も、これに同じ。
優秀な経営者・幹部さんは、
「大胆」と「臆病」。
「温情」と「冷酷」。
「ケチ」と「太っ腹」。。。
性格の中に、両極端が、同居しています。



葬儀社は「装置産業」だから、儲からない?

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(クライアント先カフェ)
クライアント先葬儀社さんの近くで見つけた、いい感じのカフェより・・・
ちょっぴり、コンサルタントらしいことを、記事にしたいと思います。

 
施設・設備や、生産ラインを装備してから、
売上を作る業種は、「装置産業」と呼ばれています。

製造業や、ホテル、パチンコ店、結婚式場などが、代表例。
葬祭業界も、ホールでの葬儀が主流となってからは「装置産業」です。

「装置産業は、儲からない・・・」
装置産業を生業としている社長は、こう嘆きます。

設備投資の金額が大きいので、
投資したお金が戻ってくるのに、何十年とかかってしまうのが、その理由です。
まだ、お金が戻ってきていないのに、
競合他社が、巨大な資本で出現し、売上・利益を奪われる・・・。
借金返済金額だけが、変わらないので、資金繰りが苦しくなる。

一方、「装置産業」の対極にある、
「ソフト産業」の社長も、「大変だ・・」と、こぼしています。

「ソフト産業」の代表例は、WEB制作会社、アプリ開発会社、デザイナー等。
コンサルタント業も、ソフト産業です。

参入障壁が少ないので、新規参入者が相次ぎ、競争にさらされる。
時流や、流行にあわないと、全く売れなくなる。
「人」に頼る要素が大きいので、安定しない。

両産業の特長を、まとめてみると、
「装置産業」は、
在庫や投資等、資金負担が大きく、回収に時間がかかる。
しかし、継続性・安定性は高く、半自動的に利益を生み出し続けてくれる。

「ソフト産業」は、
最初の資金負担が少なく、すぐに、キャッシュを生み出すことができる。
その反面、何年間も継続的に、それを続けることは、至難の業。

そして、多数の業種・業態の支援をしてきた、私の結論。

「装置産業」の会社が、
「ソフト力」に優れていると、とても、儲かるようになる。

「ソフト産業」の会社が、
「装置力」を持つようになると、とても、儲かるようになる。

自社の事業の特性を把握し、
その対極にある要素を、意図的に取り入れてゆけば、
とても儲かる会社を作り出すことができます。



ルクアイーレ、オープン。そのとき競合施設は??

販売不振で閉鎖していた伊勢丹が、
「ルクア1100・イーレ」として、リニューアルました。
地下2階、地上10階。大阪駅周辺でも、最大クラスの床面積。

隣の専門店施設「ルクア」が、成功しているので、
それを、さらに拡大したらええ!!(2匹目のドジョウ作戦)で、
ルクア同様、評判の専門店を、いっぱい集めてリニューアルした。

要は、そうゆうコンセプトのリニューアルです。

「1100・イーレ」の由来は、
百貨店の「ひゃく・100」と、
専門店の1000「せん・1000」の融合という意味。

オープン初日の19時ごろ、
仕事帰りに、寄ってみました!

と言っても、
ルクア1100のオープンの影響を受けるであろう、
ライバルの商業施設が、どんな手を打っているのか、どんな状況なのか?を、
この目で確かめるのが、コンサルタントの主たる目的。

イーレの店内は、ささーっと見る。
ここは、いつでも、見ることができます。

しかし、ライバルの商業施設のオープン当日の状況は、
この日だけしか、見ることができません。

大丸百貨店の4階・婦人服フロア、この通り。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(百貨店)

繁盛していると言われているグランフロント南館の3階すら、この状況。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(グランフロントの2階)

ライバル店対策は・・・、ほとんど実施していません。
大企業は、こんなもの?
「相乗効果で、いずれウチも儲かるから・・・」という判断なのか?

裏で、紳士協定が結ばれているのかな?
イーレの運営主体は「JR伊勢丹」なので、
JRの駅直結の2施設としては、JRに遠慮しているという「大人の事情」?

あらゆる仮説が思い浮かびます。

コンサルタントのアタマのなかには、
相手のオープンという逆風を活かして、
自分も儲けちゃう戦術が、グルグル巡っています。

・・・・
そう言えば、
大塚家具だって・・・実に、オイシイ。
この逆風は、ビッグチャンスですよね!



手書きのお礼レター

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(手書きのお礼状)

きれいな封筒に、心のこもった手書きの文章。

「お礼状」をいただきました。

デジタル化された現代だからこそ、
もらうと、ぐっと心動かされます。

自分自身も。
当社の会社メンバーも、
何とか、これを、やってゆきたい。

「手書きレター」を続けてゆけば、人生が変わることは、確実。

うーん、何とか、スタートしたい。



見た目は、それほど違わない・・・なのに、売上は大きく違う。その理由。

コンビニ業界再編のニュースが、
新聞記事に出ていました。

3位のファミリーマートと、
4位のサークルKサンクスが、統合へ向けて話し合いをスタート。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(セブンイレブンの日販)

商品仕入れ、システムを共有し、
スケールメリット追及する・・・との主旨です。

「1業種で、地域の中に生き残れるのは上位3社まで。」
「そんな時代が本格化する」とお伝えしている内容が、現実味を帯びてきました。

葬祭業界の主流も、このような構造になってゆくことでしょう。
買収・合併が相次ぎ、屋号はそのままでも、
「実は、運営会社は同じ」という構造です。

この新聞記事から、数字を拾って、アレンジしてみました。
「総売上÷店舗数」で、「1店舗あたり平均年商」を計算し、
さらに、その平均年商を、営業日数365日で割って「平均日販」を算出してみました。

             1店舗・平均年商  日販  ※別のデータより
・セブンイレブン・・・・・・・・2億1885万円 59万円 (66万円)
・ローソン・・・・・・・・・・・・・・1億4484万円 39万円 (54万円)
・ファミリーマート・・・・・・・1億5277万円 41万円 (52万円)
・サークルK・サンクス・・・1億3200万円 36万円 (43万円)

()カッコ内は、私が別で探したデータから、日販を計算してみたもの。
数字は、絶対に、鵜呑みにしない!
・・・という、この性格のブラックさ!!

さらには、
セブンイレブンの公表売上に対して、
「どこまでの売上をいれてるの??セブン銀行の手数料とか入れてるんじゃないのー」
という意地悪な視点もあったりして・・・。

私が計算したデータが、少し古いせいなのか、数字には開きがあります。

が、現在のところ、
セブンイレブンの圧勝には、変わりがありません。

しかも、増税後、セブンイレブンだけが、売上を伸ばしていて、
他のチェーンは、売上を落としているそうです。

何故なのか?
その理由は、どこにあるのでしょうか?



モノの価格が高くなる時代・・・価値の提供を。

とある、飲食店での「価値」の伝え方の例。。。
葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(野菜中心のランチメニュー)

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(商品説明の詳しいPOP)
とても、丁寧です。
 
8%となった消費税を含んだ「お客様の支払金額」が、増えれば、
当たり前のように、商品は、売れにくくなります。

どんどん、価格を高くせざるを得ない時代にも
売り抜くために、必要なのは、
「支払金額」に見合う「価値」を提供してゆくこと。

「消費税は、国に払うものだから・・・」という理屈は、お客様には通用しません。
「原材料価格、人件費が上がっているから、値上げ・・・」という理由も、通用しません。

昨年までは、なかった「少なくとも3%分以上の価値」を、
新たに増やす、
PRする、
ということが、今年の売上アップの必須条件となります。

葬祭業界は、物価上昇の影響を受けにくい業界ですが、
ここをいい加減にしている会社は、
数年後、取り返しのつかない事態となってしまいます。



会社の制度づくりに、意思を反映させる

「経営に関して、いつも本気」で、考えている社長に、
教えてもらったこと。ご紹介します。

   
今年、「罰金制度」を作ることにしたそうです。

主旨は、
「制度」「ルール」によって、不正を制御することでなく、
「やってしまった」スタッフへの信頼感を、失わないようにすること。

つまり、「罰金」を払った時点で、
スタッフへの気持ちを、いったん「クリア」にできる。。。という主旨です。

「彼は、こうゆう人だから・・・」と、人格にレッテルを貼り、疑ってしまわないように。
「罰金も、払ったし、次からしないように・・・」と、前を向いて、取り組む姿勢になるために。

もちろん、幹部も罰金の対象であり、金額も大きくしています。

  
「始末書」に関しても、似たようなことがあります。

スタッフに「始末書」を書かせることが、
目的になっているような組織もあります。

これほど、くだらない組織は、ないと思います。

スタッフに「始末書」を書かせることに、
ちょっと達成感を感じているリーダーもいる。
喜々としたテンションで、始末書を書かせている。

「はい、キミ、始末書、書きなさーい!!」

スタッフに、始末書を書かせざるを得なくなったときには、
心が痛む・・・
「あ~、彼に始末書、書かせることになってしまった・・・」と。
自分の責任を、大きく感じ、防止策を共に、考えるリーダーでなければならない。

 
「スタッフへの信頼」を軸に、
「お客様への良質なサービス」を、提供し続けることのできる制度と組織を
どのように作ってゆくのか・・・という、
会社経営の永遠の課題に、ヒントをもらいました。



マーケティングの常識や原則を、葬祭業界に。

洋菓子の繁盛店で、最近、増えてきています。
従来のショーケースよりも、「高めの位置に棚」のあるタイプのショーケース。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(展示方法の進化)
商品に、存在感とインパクトが出ます。

  
スーパーやドラッグストア等、流通小売業の
陳列の原則「ゴールデンゾーン」を、応用したショーケースです。

お客様の手に取りやすい位置
(女性の場合、約60cm~150cm・・・目線から下の首から腰くらいの位置)を
ゴールデンゾーンと呼び、
ここに「売れている商品」「売りたい商品」を陳列することが、
売上最大化のポイントです。

このショーケースは、
「ゴールデンゾーン」の陳列原則に、基づいた備品です。

お客様の目線に近いところで、商品を見せることができるようになっています。
  

流通業やマーケティングの「常識」と言われていることが、
各業界では、意外に実践されていないことがあることに、気づきます。

 
葬祭業界でも、
再チェックが必要ですね。



何とか・・・そろそろ、でも、まだ、続く!!

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(うどんの繁盛店)
「うどん」の繁盛店。。
いつも並んでいます!

全粒粉を使った、麺に、濃いめの出汁。
お値段も、手ごろ!

どんな商売でも、普通のラインから、
ずいぶん外れた「こだわり系」を押し出すのも、OKだけど、
やっぱり、値段は、手ごろでないと・・・繁盛は厳しいんだろうな~。

「差別化」と「繁盛」の両立について、考えさせられます。



公と私 ・・・玉木文之進

人を形づくるには「ルーツ」があります。

吉田松陰の場合、
松下村塾の創設者でもある「玉木文乃進」という、
スパルタ頑固オヤジを、外して、語ることはできません。

吉田松陰は、叔父にあたる「玉木文之進」の、厳しい教育を受けて育ちます。

有名なエピソードをご紹介。

文之進が、畑仕事をしながら、松陰に勉強を教えている。
あぜ道で、幼い松陰が、本を読む。
松陰の顏に、ハエが止まったので、松陰はそれを、手で追い払う。
すると、文之進、ブチ切れて、ボコボコに殴る。

勉強しているのは「公」のため、ハエを払うのは「私」の心。

武士の本分は、国の為に働くことにある。
武士とは、自分のために生きるのではなく、国の為に生きる。
学問を学ぶということは、公の為に尽くす自分を作るためであり、
ハエを払うということすら「私」であるというのです。

かゆみは、私。掻くことは、「私」の満足。
それを許せば、大人になって、私利私欲に動く人間になる・・・というのです。

何ら生産活動をせず、農民、町人のおかげで、生きている武士は、
命を懸けて、住みやすい国づくりを行うものだ・・・という考え方を、持っていたそうです。

「コンサルタント」の本分に対して、
私は、「玉木のオジキ」と、ほとんど同じ考えを持っています。

コンサルタントの本分は、クライアントのために、生きるにある。
365日・24時間、自分のすべての時間を、
クライアントの売上アップのために注ぎこむべきだ。
ずっと、仕事をしていなければならない。

そうゆうことができなければ、
四六時中、経営のことを考えて生活している「経営者」に対して
良きアドバイスを、できるはずがないのです。

では、世の中でコンサルタント以外の仕事に就く人たちは??
基本的には、同じだと思っています。
少なくとも、
お給料をもらっている時間は、すべて「公」のために、尽くそう。
勤務時間における「公」とは、何か?
「公」は、会社であり、
会社の先にある「お客様」と置き換えても、良いでしょう。

もし「玉木のオジキ」がいれば、
勤務中、顔に止まったハエを追い払っただけで、ボコボコだ。
喉か乾いて水を飲んでも、
おケツが痒いとポリポリかいても、きっとアウトだろう(笑)

まさか、今の時代、こんなことで怒り狂う社長はいない。

でも、携帯をいじる、私用を行う、私語で手が止まる、
「このくらいでいいか」と妥協したサービスを提供する、自分が面倒なことはやらない・・・。
こうゆうことは「私」であり、
「公」の時間からは、一切、排除しなければならない。

会社のため、お客様のためになることを、
100%以上の力で取り組むようにしましょう。

 
玉木のオジキ、本当にスゴイ。。。
松陰の後は、日露戦争203高地で有名な「乃木希典」を教育している。

オジキ本人は、松陰の教え子でもある「前原一誠」が、
維新後に起こした「萩の乱」に、
養子を含む教え子たちが参加したことに責任を感じ、先祖の墓の前で自害。
介錯は、大河ドラマの主人公・文の姉さん(寿)=松陰の妹にさせたと言います。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(吉田松陰、玉木文之進)
写真は、乃木希典の実家です。
吉田松陰の周りの、あんなこんなのエピソードが、
空気として伝わってきます。



ひとつのテーマで、複数の情報源を

先日のブログ写真に、
吉田松陰関連の書籍を、2つを載せました。

山岡荘八さんの「吉田松陰」
司馬遼太郎さんの「世に棲む日々」

人物にしても、
事柄にしても、
ノウハウにしても、それを知るためには、
1つの書籍や情報源だけでなく、
同じテーマで、複数の書籍や情報源を、見るようにしています。

たとえば、
コンサルティングで「人事制度の改革」が、必要になれば、
1つの書籍だけで満足するのではなく、
短い期間のうちに、類似書を4~5冊くらい買い込んで、読みます。

そうすることで、
自分のフィルターを通して、「本質」に近づくことができる気がします。
「オモテ」だけじゃなく、「ウラ」から「ヨコ」から、見るのです。

「営業マン」というテーマでも同じ、
「ホームページ」というテーマでも同じ。

同様に、
一人の作家や、経営者に、興味を持てば、
その人の関連本を、もうひとつ、ふたつと、読む。

「あの店が成功しているらしい」と聞けば、
鵜呑みにせず、別のルート、別の人間からも、情報を得る。

「あんこの和菓子」が美味しいと思えば、
しばらく「あんこ系統」のお菓子ばかりを、探し求め、食べる・・・
そのうち、小豆の銘柄なんかにまで、詳しくなる。
(これは、ちょっと違うかな??)

   
「深く掘れ、そうすれば、拡がる」
砂場の穴を深く掘り進めば、自然と穴の直径は広がってゆくのです。

ひとつの道を究めれば、
他の分野にも通ずる、「本質」とか「原理原則」に、早く行きつきます。



飛耳長目、知行合一

新年、あけましておめでとうございます!
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(複数の情報源)
2015年、最初のブログは、
昨年に引き続き「大河ドラマ」より。
「花燃ゆ」は、吉田松陰の妹・文が主人公。

幕末・明治の英傑・久坂玄端、高杉晋作、桂小五郎、伊藤博文たちの
「お師匠さま」とも言える吉田松陰。
たった9歳で藩校の先生として講義を行い、
11歳で藩主・毛利敬親に対して兵学を教えていた・・・というのですから、天才です。

でも、それ以上に「凄い」と感じるところ、
彼から学びたい点は、「飛耳長目」と「知行合一」。

吉田松陰が、先生となって教えた「松下村塾」には、
「飛耳長目」というノートが置いてあり、
そこに各地を旅して帰ってきた藩士たちの話や、
松陰の元に集まる生の情報を書き込んでいて、塾生たちは、それを閲覧していたそうです。

「飛耳長目」とは、
観察力や情報の収集力があり、物事に通じていることの形容。
中国の「管子」という書物のなかで、
君主が身に付けるべき能力として「飛耳」と「長目」が、挙げられていることに由来します。

「知行合一」とは、
知ること=知識と、行うこと=行動は、一体となって、はじめて完成する。
「知は行の始なり、行は知の成るなり」
知ることは行為の始めであり、行為は知ることの完成である
「行動を伴わない知識は、未完成である」
そんな考え方。

吉田松陰は、
知ったことを、自分の目で確かめるために、
実際に、外国の軍艦に乗り込もうとする、
九州・江戸に勉強に行く、東北をぐるっと視察する旅に出る・・・。
こんな行動を、無邪気なまでに、実践していたわけです。

吉田松陰の「飛耳長目」と「知行合一」、
もう一度、胸に刻んで、2015年に臨みたいと思っています!

  
あちゃ、、、「花燃ゆ」
録画するの、忘れてた・・・。



後継者づくりが、ロマンと価値。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(後継者の育成)
競走馬で、好きだった馬は、トウカイテイオー。

「皇帝」と呼ばれた7冠馬・シンボリルドルフを父に持ち、
テイオー自身も、デビューから無傷の7連勝で、皐月賞・ダービーを制する。

その後、レース中の故障等の紆余曲折がありながらも、
カムバックを果たして、さらにG1を2度優勝する。

負けたレースには、すべて骨折等の必然的理由があり、
「もし無事に走れたならば、最強馬だった・・・」という未完全さが、魅力のひとつなのでしょう。

それに、シンボリルドルフが残してくれた
「唯一」と言って良いほどの後継馬であるという、希少性も。

 
人と馬を一緒にして、申し訳ないのですが・・・
自分の代表作品とも言える、優秀な「後継者」を残してこそ、人も馬も、輝きを増す。
そこに、やっぱりロマンがある。
会社で言えば、2代、優秀な社長が続けば、盤石の会社が出来上がります。

それは、父と息子・娘は、もちろん、
血のつながりがない関係でも、同じ。

「彼は、僕の代表作とも言える人材だ」といえる上司や先輩。
「あの人のおかげで、今の自分がある」といえる部下や後輩。

サラブレッドで言えば「代表産駒」を
自分と後輩との関係で、どれだけ輩出するか?ということは、
個人プレイヤーとしての成績が優秀なことと同等か、それ以上の価値があります。

社内に、
自分の「代表産駒」と言える人は、いらっしゃいますか?

  
あと数時間で、
今年、最後のG1・有馬記念ですね。
最近、珍しい・・・最後方からの「追い込み馬」ゴールドシップを応援しようかな!
・・・・
競馬好きのオッサン達は、追込馬を好む。その実力以上に評価する。
それは「いつか、人生を逆転できる」と信じている自分の姿に、似ているからだと思います。
・・・・
私も「追込馬」を買いたくなるオッサン達の気持ちがわかるようになってきました。

1枠の2頭に乗る名ジョッキー(武と内田)も、気になりますね~。



高めの家族葬が売れてゆく葬祭ホール

建物をコンバージョン(仕様変更)して、
新規オープンした
ご支援先葬儀社様のホールの入り口部分だけ・・・。
特別に許可いただいてのご紹介です。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(葬祭ホールの入り口に)

「家族葬=安い」が、嫌ならば・・・
高くても、売れるように、
お客様が、お金を払っても、いいよな!と思ってもらえるように。

他社よりも、お客様を惹きつけたいなら、
価値あるモノを、提供するように。。。

施設のみならず、あらゆる要素で、
そうゆう「工夫」や「仕掛け」をしてゆけば、
自然に、業績は上がってゆきます!



シワが、カッコよく見える60代になるために!

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(ご褒美に)
大阪城ホールに、行ってきました。
矢沢永吉さんのコンサート!

今年は、頑張りましたので・・・(笑)。

永ちゃんに「会わせる顏」が、ある年は、行く。
そうじゃない年は、行かない。

自らに課している、
他人から見れば、妙なハードルが、あるのです。

「シワが、かっこいい!!」
こうゆう60代になるために・・・今を、精一杯、頑張るぞ!

他にも、たくさん・・
参考になること、感じることが、多い日となりました。

ミュージシャンだけど、
「経営者的」な矢沢永吉さん、
若い頃の矢沢語録を・・・ひとつご紹介!

「お前も、やれば?」

ウダウダと「外野」から文句を言ったりしている人に対する言葉です。

その通り!
誰かのことを、ブツクサ批判したり、批評する時間があったら、
オレが、オマエが、やる!=行動して、実績をあげる。
それしかないんだ!!



葬祭ホール、家族葬ホールの未来

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(喫茶店の繁盛店)

「葬祭ホールに、ぴったりだろうな~」
そう思える「隠れ家・喫茶店」です。

建物は、全て本物の木材で建てられ、
植樹をたっぷりと。
そして、ライティング効果も、完璧に。

イチ消費者としては、居心地の良い空間になっています。

一方で、コンサルタントとしては、
「お金かかっているだろうなー」と想像してしまいます。
投資金額は・・・少なくとも、1億円規模でしょう。

葬祭ホール、家族葬ホールも、きっとこんな風に、
より本物に、より大きく、より便利に、なってゆくことでしょう。

「ハリボテ」ホール(=自宅の代わりにホールでお葬式ができるという機能だけ)では、
通用しない時代が、やってくるのかもしれません。

ただし
「本物素材のホール」は、とてもお金がかかる。
お金持ちしか、土俵に載れない。

コストをおさえ、
尚且つ、居心地良い家族葬ホールを作る。。。そんなことが必要だろうな。

  

・・・
おおっと、、
くつろぐために、「隠れ家」に来たのに、
つい、仕事の思考回路になってしまう。。。

クライアント葬儀社さんに儲けていただくための
「これだっ!」というネタを仕入れることができた瞬間が、
一番のリラックス法なのかもしれませんね。



メンバーの自主性が、継続的な高業績の秘訣

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(土蔵を改造した隠れ家)
土蔵の隠れ家から、部活動と組織をからめたお話を・・・。

学生時代は、バスケットボール部でした。
特に、高校での部活動は、
仕事の進め方に、大きな好影響があったと、感謝しています。

入学後、はじめて練習に参加したときの光景は、忘れられません。
顧問の監督の姿は、体育館にない。
生徒だけで、練習している。

「もっと声、出せ!」
「全力でいけ!」
「左サイド、あいてるーー!!!」

生徒同士で、指摘し合う声が、飛び交う。
時には、
後輩が先輩を、指摘することだってある。

中学までの部活動は、
先生(監督)がいて、先生の指示どおりに動く。
先生に叱られるから、やる。
先生がいないと、練習はダラダラやっている。

もし、生徒同士で、プレイに関して指摘しようものなら、
「オマエ、何、言うとるねん!」
「仲間外れにするぞ!」
「むかつくヤツだ」「嫌いだ」
・・・こんな風になっていたはず。

高校時代の部活動は、
「強くなって、勝つチームになる」という目的のために、
チーム全員(生徒自身)が、自主的に、指摘しあい、褒めあい、高めあう・・・
そうゆうことが、「常識」の世界でした。

ちなみに、母校のバスケ部。
スポーツ推薦で優秀な選手を入学させているわけではない高校なのですが、
「創部以来、一度も、一部リーグから落ちたことがない」という伝統がありました。
どんな選手が入部しようとも、
毎年、高レベルで、強いチームができていた秘密は、
こんなところにあるに違いありません。

何年かだけ、とっても強くなるチームは、たくさんあります。
優れた指導者、優れた選手が、チームにいるときには、強くなります。
しかし、その後、ダメになってゆくことが多い。必ず栄枯盛衰がある。

さて、
みなさんの会社では、
上記の「中学バスケ部」のようになってないですか?
上司がいないと、だらけている。怒られるからやる。
仲間同士で指摘しあうと、関係ない感情の部分で、評価されてしまう。

スタッフ全員が
目的・目標達成のために、健全に指摘しあえる、意見が言える、
(面倒な後腐れなく)
そんなことが「当たり前」の組織を作ってこそ、
安定的に高い成績を納めることができるのではないでしょうか。



なぜ、学歴や部活動が、就職のときに評価されるのか?

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(加古川東・学歴と部活)
高校時代まで、バスケット部に入っていました。

「日本は、学歴社会だ!」と、批判する人もいる。
それは、違う。と感じています。
「日本は、実力社会」なのだ。

学歴や部活動をしてきた人が、就職活動のときに評価されるのは、
勉強なら「合格」
部活動なら「勝つこと」という「目的・目標」に向かって、
努力する過程を、彼らは、知っているからなのです。

自分のやりたいことを我慢して、
どうすれば、それが達成されるか?を、
様々な工夫で、乗り切ってきたことを、会社は評価する。
だから、実力社会です。

会社とは、顧客の支持を集め、
利益を出すという「目的・目標達成集団」です。

「ただ、楽しければいい」という、
サークル活動、仲良しクラブではありません。

そういった意味合いで、
何かの成果を出すために、一生懸命やってきたという過程は、
会社の求める人材像に、近いのです。

その習慣がある人には、
「成果を上げることへの常識」が体質としてしみついているので、
イチから「当たり前」を教える必要がないから、教育がスムーズなのです。

しかし、
そういった優秀な人材は、
大企業が、持っていってしまいます。

現実的には、中小の葬儀社には、
上記のような「目標達成のための努力の過程」を経験していないスタッフが、多く入ってきます。
「習慣・体質・価値観」を、
きちんと植え付けるために「スタッフが勉強する時間」を、
小さな会社ほど、いっぱいしなければならないのです。



「やってみまーす!」、仕事の基本が詰まったCMソング

このCMソング、聞いて欲しい!
関西でしか流れていませんので、是非、他地域の方にも。

自分が関わっている、すべての経営者・幹部・スタッフさんには、是非、このスタンスで仕事して欲しい!

名曲だと思いませんか?

関西を中心に展開していた家電チェーン・ミドリ電化(現・エディオングループ)のCMソング。

お金をもらって仕事している(=プロ)である以上、
あらゆる要望に対しての第一声は、「やってみます!」

これでしょう。

   
帰宅の道すがら、口ずさみながら、歩いてることがあります。
「いつもニッコリ、ほほえんで~♪、やってみますのミドリです~♪♪」

あと、、、
クライアント葬儀社さんの会議中に、
「どれでも、どうぞ!」と、色んな種類の飲み物を並べられたときは、
「おー、よりどりみどりのミドリちゃんですなー」と。



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