2017年7月2日 21:43
源平の戦いを描いた「平家物語」の冒頭文章。
経営者をはじめ、幹部、仕事に関わる全ての人が、
知っておくべき、今にも通ずる有名な「原理原則」が書かれています。
それを書き留めて、源平時代ブログは、終了です。
↓↓
祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、
ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もついにはほろびぬ、
ひとへに風の前の塵に同じ。
↑↑
小学生だか、中学生のころ、
学校の宿題で、泣く泣く、暗記させられたことを思い出します。
「盛者必衰」「おごれる人も久しからず」
「猛き者もついには滅びぬ」・・・
今、好調な会社は、寸分の油断もなきように。
今は、強敵がいて、辛抱しどころの会社は、逆転のチャンスが巡ってくることを。。
歴史が教える原理原則に基づき、
心にとめておきたいものです
2017年7月1日 20:19
このまえのブログの続編のような内容。
歴史は繰り返す。。、
歴史を知れば、
自分を相対化して、観て、生きることに活かせる。
こと、
男子が心にとめておいたほうが良いことが、あとひとつ。
どんな人物も
「何をしたか」とセットで、
「最期どうであったか?」が、人の心に残り、評価を決める。ということ。
源平時代で言えば、、、
義経は、奥州で庇護されていた藤原泰衡に攻められ、
少人数で最期まで戦い、自害する。
義経を守って、弁慶は「仁王立ち」で、死ぬ。
頼朝の命令で、義経を討ち取った、藤原泰衡は、
たった3か月後、頼朝の大軍に攻められ、挙句、家臣に裏切られて、死ぬ。
泰衡の首は、今でも「首桶」とともに、
奥州平泉に保存されていて、胸に迫りくるリアリティがある。
泰衡を裏切った家臣は、その首を持って頼朝のもとに行くが
「主を裏切った不義理者」と、逆に斬首されている。
頼朝の父・義朝も、家臣に裏切られて殺されている。
戦いに敗れ、逃れる途中、風呂場にて。
「木刀の一本でもあれば!」との言葉を残したと言われる豪傑。
その家臣は、なんと罪を許されて、頼朝のもとで働いていたけど、、
平家を打倒したのち、その当時の罪を問われて、殺される。
頼朝は、落馬が原因で、命を落としたとされている。
子の頼家、実朝も、次々死ぬ。
(妻方の実家・北条氏の陰謀の可能性が高い)
一方、平家の側は・・・
清盛は、61歳で熱病に倒れ「頼朝の首を墓前に供えよ」と言い残して、死んだ。
幼かった頼朝・義経の兄弟を殺さず、情けをかけて生かしておいたのに、
その恩を忘れ、反乱を起こしていることへの恨みと後悔。
平家の一族は、山口県・壇ノ浦で滅亡する。
船の戦いだったので、海の中に「入水」して、死ぬのですが・・・その最後は、3つに分類される。
A<勇猛果敢な最期>
平知盛は「遺体が浮いて、相手方にさらされぬように」と、船の碇を体に巻いて、海に身を投じる。
平教経は、義経を追い詰め、散々暴れたあと、敵方の武将2人を脇に抱え「地獄への供をせよ」と、海に沈む。
B<普通の最期>
大多数の平家一門の武将は、海に身を投げて死ぬ。
C<恥ずかしい最期>
棟梁である平宗盛は、海に飛び込んだが、死ぬのが怖くなり、
浮かんで泳いでいたところを生け捕りされる。
頼朝のもとに送られ、助命を嘆願したとされるが、結局、殺される。
信長も、秀吉も、家康も、
真田幸村も、石田光成も、
西郷も、龍馬も、山本五十六も、犬養毅も、白洲次郎も・・・。
歴史をみれば、
「何をしたか」と同等レベルで
「どう終わったか?」が大切。
写真は、浜松にて。
三方が原の戦いで、危機に瀕した家康を逃がし、
身代わりとなって死んだ家臣・夏目吉信の顕彰碑。
無名の武将でも、こうして名が残る。
最期、
正々堂々、立派であったか、
コソコソ、卑怯であったか?
後世への語られ方、その末路。
歴史は、勉強になります。
だから
「お葬式」や「どう人生を終えるか?」は、
とても大切なことだ・・・と、相当、真剣に思っている葬祭業コンサルタントです。
2017年6月8日 21:02
仕事のご依頼のラッシュです・・・。
ブログの更新も、できない有り様。
ここ1ヵ月は、出張中の「あれやこれや」を、
ダラダラとまとまりなく、書くことになりそうです。
失礼いたします・
第一弾は、宮崎より。
空港の名物となっている「ガンジスカレー」を食べる♪♪
打ち合わせが、白熱してしまい、
帰りのフライト時間に、間に合いませんでしたー(汗)
それでも、なんとか時間に間に合わせるべく、
一生懸命、車で送ってくれた、社長様、幹部様、ありがとうございました!
乗り遅れて、カウンターに行くと・・・
航空会社のスタッフさんは、
「お急ぎいただきまして、ありがとうございます。
このままの料金で、次の便のお席をご用意させていただきます」と。
以前なら、、
「キャンセルのできないチケットを購入しておられますね、
一度、キャンセル料を払っていただいてから、本日の定価でなら、お乗りいただけます・・・」
な~んてセリフが、一般的だった。
多少、ネゴると「上司と相談してきます」と奥に行く。
でも、やっぱり、今回のような対応のほうが、気持ち良いものです。
待っている間に食べるカレーも、美味しい♫
「トンカツのせ」の「サラダ付き」の「コーヒー付き」にしようかなっ♫♫
と思う。
ルールと言えば、ルールであることもあるんだけど・・・
それを守ることよりも、大事なことがある。
会社に大きな損失や問題がないという前提で、
お客様が喜ぶ方法を選ぶ。
できるだけ、ご満足いただける方法を選ぶ。
長期的にみて、お客様がたくさんお金を払ってくれる方法は、ないか?を選ぶ。
相反することの、ギリギリを歩く技術。
まるで、山の尾根を上手に歩くように。。
これは、売上アップを考えるとき、とても大切な要素です。
※
「爽やかで、誠実な人が、困っている感」を出しつつ、
カウンターに走っていって、チケットを見せたのが、
お姉さんに効いたんだな。 きっと。。(笑)
ご迷惑をかけた皆様、
ありがとうございました!
2017年5月28日 22:27
前職の船井総合研究所・創業者の船井幸雄氏は、
成功の3条件として、この3つのことを挙げています。
あなたは、素直ですか?
=意見を受け入れ、やってみる、ということができますか?
あなたは、プラス発想ですか?
=過去よりも、もっと良くなる未来を見ていますか?
あなたは、勉強好きですか?
=いつでも、どんなことからも、学ぶことができますか?
この3つの質問に、
ひとつでも「NO」がつく会社・経営者からのコンサルティング依頼は、引き受けてはいけない。とも、
話しておられました。
そうゆう人に対して、いくらコンサルティングしても、
業績が伸びることはないからです。
さて、、
何年間も続く、勉強会での一コマ。
ティータイムに、熊本の農家さんから直送のメロンを出していただきました!
この勉強会で幹事をしていただいている経営者様は、
まさに「素直・プラス発想・勉強好き」が、歩いているような人。
今日のティータイム中、
自分の老眼がすすんでいることについて、勉強会の仲間と話していました。
そのなかで、ふと、こんな表現をしておられました。
「こうやって、離すと、良く見えるんだよー」
(私は、聞き逃しません!)
プラス発想が、体の奥まで染みついていて
もはや「見えない」なんて言葉が、出てこないレベルとなっている・・・笑。
すごい方です。
いつも頭が下がります。
2017年5月21日 21:01
とある量販店の駐車場のなかで・・・
遭遇した面白い商売・・・
なるほど!
良く考えるよねー。
売れるか、売れないか・・・とは別だけど。。
こんな動きにも、アンテナを張って、
どんな仕組みで、どのくらい売れるか・・・さりげな~く、ヒアリングします。
2017年5月19日 22:46
葬儀社のスタッフさんには、
実際の年齢よりも、若く見える人と、
そうでない人がいます。
特に、私たちのご支援先には、一般的なセレモニースタッフと比べても、若く見えるスタッフさんが多い(・・・気がする)
※身内びいきも、甚だしい??・・・笑
物理的に「細胞が若返る」方法があるそうです。
そのためには「テロメア細胞」という細胞を伸ばせば良いそうです。
では、具体的に、テロメア細胞を伸ばすためには・・・
1・良質な睡眠
2・人とのつながり(孤独は良くない)
3・野菜中心の食生活
4・軽いランニング(有酸素運動)
5・瞑想と深呼吸
6・プラス発想。(悲観的な人は「テロメア」が伸びない)
うんうん。
1は、儲かる体質になって、環境整備が進めば、できること。
2は、施行件数が多ければ、OK!
3は、プライベートで、心がけてください。
4は、販促活動や、施行準備で。
5は、会社の行事やルーティーンに入れてみても面白いかも??
6は、ご支援のなかで、常にお伝えしています。
なるほど~。
テロメア細胞が、ぐーーーんと伸びる仕事をしましょう。
2017年5月12日 22:13
世の中には、色んな分野のプロがいる。
デザインのプロ、WEBのプロ、設計のプロ、税務のプロ、労務のプロ、
手書き礼状プロもいれば、手書きポスターのプロもいる。
保険のプロ、法律のプロ、物件探しのプロ、、、等々。
そんな彼らに支えられて、
当社は「売上アップのプロ」の道を究め続けようとしている。
そんなプロの一人に「家賃交渉のプロ」がいます。
現在の家賃を大家さんと直接交渉して、確実に下げてくれるのです。
仕事は、もちろん超一級、人としても、尊敬できる方。
このお方は「父親業のプロ」でもあります。
ご子息は、一流大学を卒業し、ソニーに入社、いったん退職され、
現在、あのグーグル社に、一発合格し、勤務しているそうです。
いわゆる「天才・超エリート」。
「どうすれば、そんなお子様に育つのですか?」と尋ねると、
「勉強しろと、言ったことがない」
成績優秀なお子様の親御さんが、100%全員、口にされるこの言葉。
「どうすれば、子供が自然と勉強するようになるのですか?」
さらに深く尋ねると、
たくさんのことを、丁寧に、教えてくれました。
教えてもらったこと、全て書くと、ものすごい文量、
かつ、もはや「父親の子育てノウハウ(=有料の価値あり)」とも言えるレベルなので、
ここでは、ひとつだけ。。
“科学雑誌の「ニュートン」を、物心つく年齢から、家に置いておきました。
文字の意味はわからなくても、絵とか写真を見て、
色んなことに興味を示すようになってきましたよ。“
実は・・・このお話を聞いてから、
雑誌「ニュートン」を常備している喫茶店に、定期的に足を運んでいます。
私が、天才になるには、もう遅いかも・・・なのですが・・・(笑)
学生時代の不勉強のせいで、
元素やイオンの基礎知識や意味は、ほとんどわかりません。
でも、確かに、すごく楽しい!
1、2時間は、平気で、読みふけってしまいます。
今回、読んだ号の主な記事・・・・
・あなたが化石になる方法。
・スノーボールアース、地球は、46億年のうち、3度、完全凍結された。
・シャチの知られざる素顔。
・生命体は炭素でできている、卵はなぜ固まるか、トロはなぜ溶けるか。
・相対性理論、時間はゆがむ、動くものは進行方向に縮み、赤くなる。
・血の循環と老化、血圧が高まる理由。
・生物は、どうして左右非対称なのか。。。等々。
ね?
意外と、面白そうでしょ?
ちなみに、、
私が「化石」になるには、、、
死んだら、すぐに埋もれること。が必須条件。
火山灰に覆われるか、酸素の乏しい水に沈むか、コンクリーションという岩に包まれる。
現代で最も現実的な方法として、こんなことも紹介されていました。
「人としての何かを失っても良いならば」という前置きがあり、「死んだらすぐに“肥溜め”に沈むこと」
散骨プラン、樹木葬プランならぬ
「化石プラン」の登場??(笑)
2017年5月3日 7:50
役得:その役目に従事していることで、便宜があって得られる利益。
たとえば、携帯もスマホも普及していなかった時代、
合コンの幹事をやると、
女性の幹事と仲良くなれる可能性が高くなったり、
気に入った女の子の連絡先を聞きやすくなる。。そんな「役得」があった。
でも、「役得」は、
行使しすぎると、嫌われる人間になる。
行使しないと、尊敬される人間になる。
少年期から青年期にかけて、
周りの知人・友人や、親・大人たちを見て、
そんなことを、空気感として、肌で感じとり、勉強しながら、
上手に生きる術。のようなものを、身につけてゆく。
人間には、
羨む気持ちや、妬む気持ちがある。
世間で叩かれてしまう人、叩く人、
叩かれるのを見る人の本質は、そんなところにも、あるのだろう。
出張が多いコンサルタントには、
ワンシーズンに、何度も花見ができる!という「役得」があります。
大阪・東京では、
すでに散ってしまった桜も、
東北・北海道では、ゴールデンウィーク前後が見ごろ。
3月に九州方面の出張を入れれば、
早めに春を満喫できるのです。
このくらいの「役得」は、お許しください。
2017年4月23日 7:48
とある地方葬儀社の仏壇部門の営業マン。。
店舗に、フリーのお客様がご来店されて、香炉を探している気配。
営業マンは、すーっと、近づいてゆく。
2、3の会話を重ね、滞在時間5分程度で、何も買わずに、帰ってゆかれた。
どんな状況だったのかを、聞いてみる。
この営業マンから出た言葉が、「下見だったのかなー」
営業マンが、絶対、口に出してはいけない言葉。
私の!!!(カチン!)ポイントに触れる言葉。
「仏壇店」という極めて足を運びにくい場所に、わざわざ来てくれているお客様には、
「何かを解決したい」という気持ちがあるに決まっています。
何も買わずにお帰りになられるお客様・・・に対して、
「売れる営業マン」は、こう考える。
自分の能力、接客技術に「何か、問題があったのかな?」
「どうしてだろう?」「こんな風にすれば良かったかな・・・」。
それを、毎回「下見だったのかなー」と、お気楽に、終わらせていては、
永遠に、彼は、売れる営業マンには、なれません。
会社は、チャンスをロスし続け、無駄な経費を払い続け、
お金を垂れ流し続けることになるのです。
ちゃんと「営業の仕事」をしよう!
無駄金を垂れ流し続けるなよ!
「店番・レジ打ち」で、給料をもらっているわけじゃないんだから!
何も買わずに、帰っていってしまうお客様に対して、
自分原因主義:「自分の何かを変えれば、売れたかもしれない」と考える。
他人原因主義:「今日は、相手に買う気がなかったからだ」と考える。
お盆商戦を前にして、売れるための思考回路と、
具体的な売れるためのステップを伝授して、コンサルティング終了。
でも、こうゆう営業マンが、
だんだん売れるようになってゆく過程を見るのが、
とても嬉しいのです!
桜のステキなマイ・隠れ家・カフェより。
2017年4月19日 22:41
日本全国のクライアントをご訪問していると、
駅や空港で、魅力的な商品が、いっぱい売られています。
食品の場合、試食ができないのに、
あふれんばかりの商品のうち
「この商品を買ってみよう!」と購買決定するのは、
POP・ポスターの説明書きや、陳列方法、パッケージや、ネーミング。。
実際、美味しいかどうかは、実際に食べてみないとわかりません。
ファースト・オーダー(初回注文)のためには、
「マーケティング力」が、とても大切なのです。
「商品が良ければ、売れる」という「先輩方の儒教的な教訓」は、
半分(=リピーターを増やすという側面)は、正解だけれども、
半分(=新規顧客を増やすという側面)は、不正解。
新規顧客を増やすためには、
「マーケティング力の優劣」が、まず存在して、
次に、何度も注文してもらえるために「商品力」が、存在する。
大手の葬儀社の「施行力」が、必ずしも優れているとは言えないのに、
「施行件数」が多いのは、ひとえに、この理屈を実践しているから。
「まぜちゃい菜」!
笑えるか、どうか?
この基準で、買ってしまうのは、、。
関西人の性(さが)
2017年3月28日 7:31
先日のブログの続き。
ご支援先の式典には、
女子ソフトボール・日本代表元監督。宇津木妙子さんが
ゲスト講演に来られていました。
この講演会を聞きながら、
書き留めたメモを、転記しておきます。
・「負けず嫌い」が、自分を成長させてくれた。
小学生のとき、先生との個人面談を終えた親から
「アンタが、恥ずかしい」と言われ、奮起した。皆さん自身はどうか?皆さんの子供は?
・「自分の得意分野で一番になる。」と決めてから、道が拓けた。
足だけは速かったから、足を活かして、塁に出ること。
声を出すことは、誰にでもできるから、大きな声をたくさん出すこと。
・企業チームは、強いだけでは成立しない。
地域に「愛されるチーム」にならないと、生きてゆけない。
挨拶をする、子供たちに教える、清掃活動をする・・・。
・毎日、選手と挨拶をすること。
スタッフの感情が、わかるようになってくる。
・監督として赴任後、早く選手を把握するためには、個人カードを作る。
家族構成や、中学・高校の球歴、得意・不得意、性格、技術。
・監督時代、シドニーオリンピックでの逆転負け。
「レフトのエラーで敗北した」という宇津木さんの発言に対して、
選手たちが反論「あれは、みんなのエラーです!」→その瞬間が「チーム」となった瞬間。
・組織に属する者は、その「組織の目的=勝つこと」のために、
どうすれば良いか考え続け、その方向に行動すること。
仲間内の愚痴だけでは、何も生まない。意味がない。
納得できないことは、先輩にも言うし、監督にも言うべきことは、言ってきた。
組織のために、自分が果たすべきことをやっていれば、何でも言える。
「やっていない」者ほど、愚痴になる、正面から言えない。
・意見が対立するときには、
根気よく意見を言い合い、やることをひとつ決める。
2017年3月26日 7:19
クライアント様の
周年式典に、ご招待いただきました。
知り合ってから、もう17年のお付き合いとなります。
売上規模は、当時から比べれば、5倍以上に伸び、
一緒に学んできた勉強会の仲間の会社も、成長した姿で、一堂に会しました。
「拠るべきノウハウや、原理原則」と
「共に学ぶ仲間」の質によって、人生は決まる。。と実感します。
「技術系」に行くのか、
「売上系」に行くのか「利益系」に行くのか、
はたまた「ゴルフ系?」「家庭サービス系?」「組合系?」
それを選択するのは、すべて自分自身です。
追記・・・
思えば、成長した会社の経営者様は、みんな
経営の実権を把握するのが、譲ってもらうのが、早かった。
こちらのご支援先では、お母さまが、長く経営に携わっておられ、
時折、「〇〇(社長のお名前)!!」と、
ケンカ腰(に聞こえる口調)で、経営実務について、異論を唱えていたけれど、
その場の、それ以上は、何も言わなかった。
「そうかい!じゃ、アンタの好きにしな!」
そして、何事もなかったように、普通の日常に戻る。
息子である社長も、激しく反論しながらも、
それを受け止めて、なんとなく、経営に反映させていた。
コンサルティングの最中、2回に1回は目にする、この光景。。
私の中では、この会社の「名物」の風景です。
近くで見ていて(お母さまも、息子さんも、えらいなあ・・・)と、
ずーっと思っていました。
2017年2月25日 22:36
スプリットラン(Split Run) 別名:ABテスト
2つ以上の広告を同時に出して、
どちらの広告が、効果が高いのか?ということを比較・検証すること。
日本語で言えば、「効果比較を前提として分割した広告」といったところでしょうか。
マーケティング用語です。
「こんな販促方法が良い!」とか
「このホールが良い!」と発表しても、
実際、まったく同じ条件=同じ商圏、同じタイミング、同じターゲット等々・・・
に対して実行した結果とセットで、話している人は、ほぼ皆無。
ある一現象だけを、「それが、すべて」のように話す人が。大多数。
ビフォー・アフターの数字が明確になれば、まだ良いほうでしょう。
実際「同一条件下での比較」を数字で示すことは、なかなか難しいものです。
大きな問題点が3つほどあります。
わざわざ2つの広告を作るという労力の問題。
それに、余分にかかるコストの問題。
広告効果が出なかった側の売上ダウンのリスクの問題。。。
つまりは「経済面での余裕」と「心の余裕と探求心」がないと、
葬儀社が「スプリットラン」を実行することは、難しいのです。
WEBの世界ならば、比較的「労力」だけでできるので、頻繁に実施可能です。
「広告の文章を変えてみる」とか「バナーを変更してみる」等々、実施してみて、
その違いを、反応を数字で確かめます。
WEB業界は「スプリットラン」が実行しやすい業界です。
しかしながら、
最近では、おかげさまで、少し余裕のある葬儀社のご支援先も増えてきました。
お互いの努力の成果です(笑)
「チラシの色は、実際、何色が良いのか?」
「割引設定による効果の違いは、どれくらいあるのか?」
「相談会やイベントの本当の成果はどうなるのか?」
「控室をリニューアルしただけで、売上は上がるのか?」
こんな「スプリットラン」を、実行しています。
我々とお付き合いいただき、
売上が上がり、余裕のできた葬儀社が、スプリットランを実行し、数字を検証した
本当に効果のある売上アップ法を入手できることは、とてもお得です!
2017年2月19日 21:08
勉強会のお昼ごはんに行った和食屋さん。
すでに、桜の飾りつけ!
ステキですね。
以前も、ブログに書きましたが、
「繁盛店の季節感は、前倒し」
コンサルタント風に、小粋に言うと・・・
「季節の語り部」たれ
葬儀社と花=季節感は、縁の深い存在。
ロビーや、控室、祭壇づくりの参考に!
2017年1月22日 19:05
繁盛ラーメン店の、ティッシュペーパー。。
カウンター下から、こうして出ています。
ステキです!
机上の空論ではない、実戦で鍛えられ人からしか出てこない発案です。
まさに、現代の「城」づくり。
裏から見ると、このようになっています。
2017年1月15日 20:19
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが、業績を伸ばしてきたことは、有名です。
平日でも「どこからこんなに人が出てくるんだ?」というくらいの観客であふれています。
テーマパークは、完全に日常と切り離された空間を演出しています。
・看板やサインは、すべて英語で書かれている。
・そのテーマにあわせた建物、雰囲気、コスチュームで、統一されている。
・お土産物店でさえ、一切ナショナルブランド品は売られておらず、
一般社会では目にしないオリジナル品しか、売られていない。
<テーマパーク型の店舗の特徴>
1:ひとつのコンセプトによって、統一された店舗であること。
2:店内で「非日常の憧れの空間」を演出していること。
3:店内の雰囲気を「看板」の一部として、お客様を引き込んでいること。
4:季節ごと、年ごとに定期イベントが、進化すること。
5:スタッフは、店舗をステージとした「キャラクター」として振る舞うこと。
葬祭会館も、テーマパーク化しなければならない。
いま、繁盛しているホールは、「テーマパーク型・葬祭ホール」だ。
有名な温泉地・熊本の黒川温泉も、ある意味「テーマパーク型」となっている。
この喫茶店も、
店内のカウンター、カップ、コースター、ロースター機、メニュー、
そして、店主・・・。コーヒーのテーマパークっぽくなっている。
2017年1月9日 21:02
「眠らない街・歌舞伎町。欲望渦巻くこの街で繰り広げられる様々な・・・」
年末年始、必ず見てしまうテレビ番組のひとつが、
「ナントカ警察・24時」もの。
ナレーションの声も大好き。
「お約束フレーズ」をつぶやきながら、
「警察24時マニア」にとっての「聖地巡礼」
年末年始のテレビ番組と言えば、
「詐欺師と直接対決する」シリーズや、
「プロ野球戦力外通告」は、必ず見てしまう。
詐欺師は、パチンコ好きが多い。簡単に土下座する。
プロ野球選手は、怪我から二軍生活が始まる。良い家に住み、良い車に乗っている。奥さんがキレイ。。とか、
自分が詐欺師に騙されないように・・・、自分が戦力外にならないように・・・と、観ています。
さて、
「古い手帳のメモ帳で、新しい手帳に書き写すほどではない言葉」シリーズ、最終回は、
テレビ番組で聞いた言葉。
林修先生(今でしょ)の言葉とある。
「なぜ、受験勉強が必要なの?」という少年からの問いに対して、こう答えている。
受験は、1ヵ月、1年、期間限定で頑張れば、良い。
社会に出ると、1年だけでなく、10年、一生、エンドレスで頑張ってゆく。
受験は、答えのある問題を解く。
社会では、答えのない問題を解決してゆく。
受験で、1ヵ月、1年、頑張る人は、社会で、10年、一生、頑張れる可能性が高い。
受験で、答えのある問題を解いた人は、答えのない社会で、結論を導き出せる可能性が高い。
つまり、受験勉強をすることは、
社会に出て、一生を豊かに過ごすための「練習」をしているということ。
合否よりも、
それを、体験したこと自体に、とても大きな価値がある。
そうゆうことなのでしょうね!
少し、打っていこう!
パチンコじゃないですよ、ボールを。
2017年1月7日 22:16
新年、あけまして、おめでとうございます。
今年も、よろしくお願いいたします。
年末、ヒゲを剃り、
新年から、手帳と、シャープペンも刷新!
お財布も刷新です。
古い手帳から、新しい手帳に中身を変更するとき、
「メモ」に残っている言葉を、整理整頓します。
本当に大事な言葉は、新しい手帳のメモ帳に、書き直します。
不要な言葉は、お蔵入り。
一応、残しておいたほうがいいかな・・・という言葉を、
このブログに残しておこう。。
きっと、誰かの言葉だと思う。
いつ書いたのかも、わからない。
「人が幸せを感じるとき」というテーマ。
1)褒められたとき
2)愛されたとき
3)役に立ったとき
4)必要とされたとき
そうか、、そうしよう!
2016年12月18日 20:15
翌日は、東京へ。
東京国際フォーラムに。
最高気温がマイナス2度の札幌から、最高気温10度の東京に。
面白いもので、「寒いものは、寒い!」
12度の気温差を、感じるか?といえば、感じない。
寒さの感覚は、ほとんど同じ。
人間は、その環境のなかで「感覚」に支配されていることを痛感します。
絶対的な数字では、とらえることができず、
相対的に、感じることが優先されている。
たとえば、
1ヵ月50件の施行があるホールで「忙しい」と感じているスタッフが、
1ヵ月15件の施行があるホールに配属されて、その環境に慣れてしまうと、
同じレベルで「忙しい」と感じるようになってくる。
絶対的には、3倍の仕事量の差があっても、
感覚的な「忙しさ」では、この3倍を感じとれず、
同じように「忙しい」と感じてしまう。
ましてや、これが「1か月15件」の世界だけしか知らない人にとっては・・・「井の中の蛙」状態となる。
同じ1時間でも、
好きなことを忙しくやっていると、あっという間に時間が過ぎるように感じるし、
嫌なことをダラダラやっていると、なかなか時間が経たない、と感じる。
「厳しい」とか「苦しい」とか、
「楽しい」とか「嬉しい」も、同じく、人は相対的にとらえている。
価格が高いのに、安そうに感じさせる。
店舗が小さいのに、大きそうに感じさせる。
商品の質を、実際よりも良さそうに感じさせる。。。
このようなマーケティングのテクニックは、
人間が絶対的にとらえることができない・・・という特性を、逆手にとったもの。
「人間は絶対的な数値をとらえることができず、相対的感覚を優先させて生きている動物」
この原則を、知っておいて、使いこなすと、人生繁盛します。
2016年10月30日 22:43
たとえば・・・
先輩が「施行の指名」を受けて仕事しているのを見たり、聞いたりしたとき。
担当の喪家様から「お父さんのときの担当者は、こうしてくれた」と言われたとき。。
「あの先輩は、特別だから・・・」
「あの人は、長くやってるから・・・」
「そんなこと言うご葬家さんなんて、ごく一部でしょ」
このような他人事で、終わってしまうのか。
それとも「チクショ!俺だって!!」という発想や、思考回路を持っているのか、、
凡人が仕事で上達するための、ひとつの方法だと思います。
もちろん「負けず嫌い」で、生きるのは苦しいことも多いし、
損することも多いんだけどねー・笑
出張の朝、雲の海の上より。