2020年2月9日 21:27
新型コロナウイルス騒動のなか、
日曜日、大阪の繁華街・梅田に出かけました。
梅田の中心部・茶屋町のロフト&MBS放送前は、この通り。

普段の休日ならば、歩いている人で、ごった返しているはずが、
まるで、ゴーストタウンのように閑散としています。

NU茶屋町の前も。。こんな風です。
色んなことを、考えます。。。
中国人が去っただけで、こんなにも、人が少なくなるのか・・・
今、この瞬間、個人としては「人混みのない、快適な街」になって、なんだか嬉しいけど、
将来、全体を考えると、中国人ナシで、生きてゆけない国になっているのではないか?
という、危機感を覚える。
たくさん並んだ商品、たくさんの商業&娯楽施設も、
経済が成り立たなくては、ありえないことだ。
それとも、日本は「コンパクトで、慎ましやかな経済」を、志向するのか??
日本人も、かなり、外出を控えている。。
やはり、人間は「衝撃のある映像やニュース」に、惑わされるもの。
本来「危険度」と「恐怖」は、別物である。、
しかし、「危険」の度合いと「恐怖」を、
整理して行動することが、できない人が多い。
しかし、
経営者・幹部は、このような大衆心理の中に、埋没してはいけない。
(そうだ!!
人がこれだけ少ないのだから、いつも行列で入れないお店のランチにありつけるかも!)
と、出かけてみる。
しかし、繁盛店は、新型コロナであっても、繁盛店である。
行列の量は、いつもと同じ。
(よし、では、二番手の店へ・・・)と
足を運ぶが、やはり、ここも、普段通りの行列。。。。。
閑散としているのは、いわゆる「普通のお店」。
市場が縮小するとき、
上位の店舗も、下位の店舗も、一律に減ってゆくのではない。
下位の店舗から減ってゆき、上位の店舗は最後まで残る。
まるで、シャンパンタワーのグラスに、
シャンパンを注ぐように。
シャンパンの量が、十分にあるときには、
下のほうのグラスまで、注がれる。
しかし、シャンパンの数に限りがあるときには、
上は満たされるが、下まで届かない。
この日の梅田・茶屋町の店舗は、まさに、このようになっていました。
これを「シャンパンタワーの原則」と言います。
!
「シャンパン」と言えば・・・
(続く)
2020年1月26日 21:55
和テイストの丼ぶり屋さんと、
イタリアンテイストのスパゲッティ屋さんが並んでいる。

迷ったすえに、
店内に入ると、
中は、つながっていて、客席・レジ・厨房は、共通です。
もちろん、スタッフも共通。
店舗は、満席にならない限り、半分で仕切ることができるようになっていて、
スタッフ動線も、少人数対応型。
丼ぶりを食べている人の隣で、ナポリタンを食べる人がいる。
これも、人手不足に対応するためのアイデアの一環か・・・。

今、住宅リフォームの業界でも、
同じような取り組みが行われているそうです。
客層ごとに別の屋号を作り、それぞれで、チラシを作り、HPを作り、
別々に売上を作る。
「設計士と作る、住まいのリフォーム・○○」
「外壁&屋根塗装専門店・××」
「水廻りリフォームプラザ・●●」
これが、実は、全部、同じ会社。同じスタッフが運営している。
ほほ~う・・・・・・
「制服専門店」
「奥様専門店
「SM専門店」
どれに連絡しても、結局、同じ女の子が来る(服だけ異なる)のと、同じ仕組みやな。
。。。
と、友達が言ってました。
2020年1月25日 23:42
大型商業施設のオープンや、大規模改装があると、
足を運び、視察します。
(オープン効果による人混みが、ひと段落したころを見計らって・・・)
店舗の看板、照明、内装、POP
販促、メニュー、価格、サービス、制服、コンセプト・・・
全国でも有名な繁盛店や、出店意欲のあるお店が、
軒を連ねる商業エリアは、アイデアの宝庫。
その一部をご紹介・・・(メニュー編)
アンカリング・メニュー
お客様に、購買選択の基準を与えることで、
注文しやすくするメニュー。
最低でも、この3品目(約2000円)の客単価が保証される。
この喉が渇きそうなメニューを注文させる??ことで
ドリンク2~3杯(プラス・約1500円)は、注文されることだろう。
メニューの下部分に、あわよくば・・・の
「サラダコーナー」が配置されているのも、心にくい。

ランキング・メニュー
これも、選択基準を与えて、選ばせる。
(ベスト10)と書かれると、頼まざるを得ない。

メニュー表づくりの参考にどうぞ!!
2020年1月18日 21:05
実力不足の中西少年が、なぜ合格できたのか?
なぜ、赤ちゃんが横綱に勝てたのか?(ウルトラCの裏口入学か??)
先週ブログをアップしたところ、折しもちょうど受験シーズン。ということで、
いつも記事を読んでいただいている親御さんから、
ご質問をいただきました。まとめておきたい。
1)根拠のない自信。「合格できない場合」のことなど、この時点で一切考えていない。
2)だから、楽しみながら、プラス思考で勉強していた。
3)同じ目標、同じ方向を目指す友達がいた。
4)良い予備校講師を、自分で選んだ、そのセンス(夏期講座、直前講座)
5)入りたい大学の出題傾向を徹底調査。それ以外の勉強は一切しない。
6)勝負どころで、一気に攻める。
今、振り返れば、マーケティングにおける「弱者の戦術」を、
誰に教えられることなく、高校3年生で、やっていたことになる。
経営に置き換えると、こうゆうこと。
1)「思いは実現する」
2)「プラス発想」
3)「良き友との競争」
4)「良き師を見つける」
5)「選択と集中、ベンチマーク法」
6)「1点突破・全面展開」
小さなお店が、大きなお店に挑むときの原則と、ほぼ同じ。
「絞り込み」や「集中」が、大切なのである。
ちなみに、
6)勝負どころで一気に・・・は、こうゆう戦術でした。
関関同立の試験日は、2月前半にありました。
そこに、9日間連続で、試験を受けるスケジュールを組みました。
名付けて・・・
「下手な鉄砲も、数打ちゃ当たる」作戦。
内訳は、同志社2。立命館3。関西学院2。関西2。
さすがに9回試験を受ければ、バカでも1つくらい合格するだろ・・・。
勝負所はここだ、一気に攻める。と決めた。
今回の目的は「浪人せず、関関同立のいずれかに合格すること」である。
念のため、リスク分散で、関関同立は4分割。
受験代はかかるけど、浪人するよりも、はるかに安い。と、親を説得。
9日連続の体力とメンタルは、
体育会のおかげで問題ない。これだけは、強味だ。
結果、8戦3勝。
残り1つ、9戦目は・・・最初のほうに受けた試験の合格通知が、
9日目の朝に届いたため、パスしました。
今「強者」へのコンサルティングよりも
「弱者」を「強者」へ導くコンサルティングのほうが多いことと、
無縁ではないように、感じます。

出張の合間。。。飛行場で待ち時間を、漆黒のアイスコーヒーと共に過ごす。。
2020年1月5日 23:06
正月3日。高校時代の同窓会が、5年ぶりに開催されました。
今回も、なじみの旧友や、
顔は知っていたけど初めて話す友達と、
まる1日、時間を過ごしました。
今回、感じた事。。
先生や恩師って、凄いです。

担任の先生は、
なんと、顔を覚えてくれていました。
すれ違ったときに「おう、中西!」と。
これには、感動しました。
・・・
私は、先生とは、距離を置くタイプの生徒だったから、
「自分のことなんて、覚えてはいないだろう」と思っていました。
1学年で、500人もの生徒。
それが、先生の教職歴30~40年間とすれば、15000~20000人。
そのなかで、
積極的に関わりを持とうとせず、
成績も下位だった生徒のことなんて、覚えていないだろう・・・と。
でも、自分が思うよりも、
先生は、自分のことを、覚えてくれていました。
不愛想に距離を置いていた、中西少年に対しても。
英語教科で、1年だけお世話になった先生に至っては、
「中西・・・」「おう、中西正人やろ!」と、フルネームを覚えてくれていました。
「大きい体やのに、字が小さいんやー」
「小さくて、濃い字を書いていた」=その通りです!!(笑)
「俺は、筆跡も覚えてる」と、言ってました。
本当に凄いなあ・・・
プロだったんだなあ・・・
果たして、自分に、こんなことができるだろうか?
そうありたいなあ。
周りに恵まれて、育ててもらったことを実感しました。
※
ここには、書きにくい裏の教訓もアリ。
詳しくは、クライアント様、ご訪問時に。
2019年12月31日 14:27
今年は、
12月30日まで、出張の仕事でした。
トホ・・・
新規のご依頼案件を、
どうしても通常スケジュールに入れることができずに、
帰省ラッシュの大混雑のなか、
スーツ姿のオヤジひとり「戦いの地」へと向かう!
さあ、、やってやる!静かに闘志を秘めながら。

全ては、天命の導くところ。
このタイミング、この地域、このクライアント様、
このテーマで、仕事をいただくのは、
「アナタに、その力があるからだよ」
「必要とされているところに、行きなさい」
「遅すぎも、早すぎもしない、今がベストのタイミングで、
ベストのクライアント先、ベストの案件に出会った」とのメッセージ。
世の中も、人生も、
必要であり、
必然であり、
ベストのことしか、起こらない。
約1カ月前、とても忙しかったとき、
自分に言い聞かせるようにして書いたブログ内容を、
もう一度、再掲載して、
今年ラストのブログとします。
1年間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいませ。
また、来年以降も、よろしくお願いいたします。
2019年12月21日 21:53
人間社会におけるスポーツで、
男子と女子が、同じフィールドで勝負することはない。
男子は男子競技。女子は女子競技。と分かれて、順位付けされるのが一般的だ。
もし、入り乱れて戦うならば・・・
やはり、男子のほうがスポーツ分野では記録が伸びるし、強くもある。
(吉田沙保里だけは、別かもしれない・・・。きっと、男子にも勝てていたと思う)
馬の世界では、
牡馬(オス)、牝馬(メス)関係なく、戦うレースがある。
人間と同じ「哺乳類」なので、平均すれば、オス馬のほうが、強い。
そのため、競馬の「男女混合レース」では、
メス馬ちゃんは、斤量(鞍に錘をつけて調整する重さ)で、少しだけ優遇される。
オスが「騎手+鞍」で、57kg、
メスは「騎手+鞍」で、55kg。。という風に。
馬の場合、体重が500kg近くあるので、2kgの差は、
人間で言えば、200g~300gくらいのハンデ差。ということになる。
では、
トップレベルで戦う女子アスリートが、
200gの錘をつけたムロフシになら勝てるか?
200gの錘をつけた桐生になら勝てるか?
200gの錘をつけた井上尚弥になら勝てるか?
その程度しかない「ハンデ」なので、
競馬界でも、牡馬(オス馬)の有利は、変わらない。
牝馬(メス馬)は、通常、牝馬限定のレースに出ることが多い。
しかし、今、男どもを蹴散らしている最強牝馬がいる。
「アーモンドアイ」というスーパー・ヒロイン。
まさに、吉田沙保里のよう。競馬界・最強女子。
現在、9戦7勝。うちG1を5勝。
女子だけのレースのG1を3連勝。G1・2勝は、男子に圧勝してのもの。
過去、ウオッカ、ジュンティルドンナ、ダイワスカーレット・・・
近年は、男勝りの名牝が活躍しているが、
先輩女子に匹敵するレベルであることは、間違いない。
明日、年内最後を締めくくるオールスターG1競馬・有馬記念に出走する。
彼女の一番人気は、ほぼ確実。
そして、彼女の活躍のおかげだろうか、
今年は、牝馬の参戦が5頭(約3分の1)と、特に目立つ。
「ワタシたちもやれる!」との判断だろう。
「女性が活躍する社会」は、
ヒトよりも馬のほうが、ずっと進んでいるのかもしれない。
同じ「生物」であり「哺乳類」だから、研究すれば、
「女性活躍システム」の参考にできることは、とても多いはず。
ご支援へのコンサルティングに行く道中・・・
有名な競走馬の生産牧場の横を通ってゆきます。

のどかながらも、
見るたびに、気が引き締まり、モチベーションがググッと上がる風景です。
「勝つため」だけに、何代も血を交配し続け、生かされ、トレーニングを積み、
「速く走ること」以外は、何の意味も持たないサラブレッド(特にオス)。
それに比して、自分は・・・・
コンサルタントの本分である
「業績を上げること」に関して、サラブレッドほどに、研ぎ澄まされているか?
コンサルタントという職を選んだからには
オマエも「業績を上げること」以外、何も意味を持たない存在なんだぞ!
サラブレッド(オス)は、走らないと、馬肉になるんだぞ!!
オマエも、馬肉になるか!? 鍛え続けなきゃ、即、馬肉だぞ!!
・・・・
このサラブレッド牧場の風景は、そうゆう
「イチ生物・オスが生きることの本質」を思い出させてくれるのです。
2019年12月14日 21:48
オープン間近の店舗で、
建築業者さんと最終の打ち合わせ。。
入口ドアに「テントウムシ」の姿が!

本物???
いやいや、そんな上手い話はないだろ・・・
建築業者さんの計らいによるモニュメントか??
確認すると「そんな粋なこと、していない」とのこと。
なんと、本物でした!
太陽や天に向かって飛び立つことから「天道虫」と書かれるテントウムシ。
お天道様(おてんとうさま)=太陽の恵みをあらわし、
「発展力・長期的な繁栄・情熱・生命力・エネルギー・上昇」の象徴であり、
「幸福を運ぶ虫」と言われています。
天からの贈り物。繁盛と幸運の知らせが舞い降りてくれました。
「転倒虫」とならないよう・笑
「天地自然の理」に従い、運営してゆきたいと思います。
2019年12月8日 22:19
身長185cm、体重100kg近くの
大きな体を、小さくたたみ、
バットは、極端に短く持って、打席に入る。
なぜか、いつも頭部からヘルメットが浮いているようになっている。。笑
頭が大きいのか、ヘルメットが小さいのか、
あるいは、これも、何かの作戦か・・・。

仕事は、代打。
出てくると、粘り強いバッティングで、
何球も粘った後、ちょこん!っとヒットを打ったり、
フォアボールで出塁したりする。
大道典良選手は、南海ホークスに入団。
ダイエー、ソフトバンク・・と一筋に生き、現役最後は、ジャイアンツに在籍していた。
高校時代は、強打者として、豪快な打撃をしていた主力選手も、
プロの世界でメシを食って、生きてゆくためには、
地味な「脇役」となり、自分を変えなければならないこともある。
まさに、そうゆう選手。
そして、私は、そうゆう選手のことが、たまらなく好きだ。
バッティング・スタイルもさることながら、
独自のノウハウがある。
まず、投手の癖を見抜く研究をしている。動作によって球種を見抜くのだ。
指、口、腕、足、グラブの動き・・・
ほとんどの投手の癖を、把握して
スコアラー任せでなく、自分で、研究している。
多くの代打選手は、ベンチの裏で素振りをして、集中力を高めるが
大道選手は、少し違う。
試合後半から、ベンチの外に出て、キャッチボールをする。
球場の明るい照明に目を慣らし、雰囲気にも慣れるためだそうです。
打席に立つときの思考法も、独特である。
「やってはいけないこと」を決めてから、打席に入る。
「しちゃいけないこと」を「しない」ように、バッティングする。
この状況では「ピッチャーゴロ」だけは打ってはいけない。
「三振」だけはしてはいけない。「フライ」だけはダメだ。等々。
「ヒット打ちたい」では、「絶対に仕事はできない」と、大道選手は、断言する。
この「消去法」思考、最低限の仕事を、確実にこなそうとする思考の結果が、
徐々に、バットを短く持つ、
独自のバッティング・スタイルへとつながってゆく。
現役生活23年。
生涯通算打率は.284。
実は、金本や立浪と同じ数字である。
しかも、一度も、規定打席に到達して、打率3割越えをしたことがない。という
生涯打率上位ランキング者として、珍しい記録もある。
ということは・・・
逆に、凄い。
如何に、毎年コンスタントに打つことができていたか?
ということの証明であり
体力だけに頼らず、「研究」と「技術」で勝負してきたのか?という証。
派手じゃないけど、隠れた名選手。
一般社会で仕事する人の模範ともなる。
2019年12月1日 22:57
成功者の全てが「自己原因主義」であり「自責思考」であるか?と言えば、
一見、そうではなさそうな傾向にありそうだ。
私の周りを見る限り。
それどころか、
「俺は、悪くない!」とか「俺のせいじゃねーし」「あのバカが!」なんて
「他者原因主義」「他責思考」であることが多い。ように感じる。多分に。。
(←偏見)笑
大切なことは、「自己原因主義・自責思考」と「他者原因主義・他責思考」の
配合であり、過程であり、性質であろう。
オール「自責」が「過ぎる」あるいは「長期」と、自分が疲弊してしまう。
オール「他責」は、反感を買い、ギスギスし、成長がない。
健全な過程と配合としては、
「自責」からスタートし、
一時的に「他責」に向かい、最後は「自責」に帰結する。
「あちゃーー!やってしまった・・・反省だな。」
「いや、待てよ。。アイツも悪い、状況も悪いもん!」
「あ~、でも、結局、それを見抜けなかった俺に原因があるんだよな。
次、失敗しないようにするためには、ここに気をつけてやってみよう!」
こんな感じかな?
性質としては、
他責する場合も、明るい。陰湿ではない。
特定の個人への攻撃や、環境への不平不満で終わらせず、
仕組みやルールとして改善の方法を考える。
自分に何ができるのか?に帰結する。

出張へ向かう途中、見える風景は・・・
神戸の港名物・海キリンです。
2019年11月30日 22:54
アスリート人材を、教育し、中小企業に紹介していく。
という取り組みをしてゆく団体の
立ち上げ記念講演会にご招待いただき、
セミナーを受講させていただきました。
シドニー五輪の柔道100kg超級・銀メダリストで、
現在は、自称「俳優」として活躍する、篠原信一さんが登壇しておられました。
体育会特有の「構造化された即興」満載の面白いトークと
アスリート人材の活用方法について、堪能してきました。

篠原さんと言えば、
何といっても、シドニー決勝戦での疑惑の「誤審」判定による敗戦。
日本チームは、猛抗議したが、認められず。
彼は、試合後のインタビューで
「審判も、相手も悪くない。自分が弱いから負けたんです」と、
それ以上言明しなかったことが、とても有名です。
この「自己原因主義」「自責思考」が、
このあとの「人生の金メダル」への道を拓いた。そう感じながら、講演を聴いていました。
実際、試合後「誤審」が悔しくて、泣いていたわけではなく
誤審後の残り試合時間を、
気持ちの切り替えができないまま、続けてしまっていたこと。
普段から最も鍛錬していたはずの「心・技・体」の「心」の部分を
発揮できなかったこと。
これらへの後悔が、涙になっていた。と、話しておられました。
セミナーに参加させていただき、
素晴らしい学びの時間を与えていただいたことに、感謝です。
2019年11月15日 23:22
ラグビー・ワールドカップも大盛況に終わり、
大阪の花園ラグビー場には、
予選から、たくさんの人が集まるようになった。
ラグビーファンとしては、嬉しい限り。

この通り「にわかファン」じゃないことを、
早めにPRしておいて良かった!(笑)
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2019/03/02/
ところで・・・
なぜ、
ニュージーランドや、フィジー、サモア、トンガ、オーストラリア等々、
オセアニア系の国が、ラグビーが強いの??
そんな「事実」への質問を受けることがある。
カラダが大きいから?
好きだから??
違う。
ラグビー発祥の地・イギリス=大英帝国の植民地だったから、
ラグビーが普及した。
それが本当の理由=「真実」である。
※どの局もこの「真実」については、あまり触れようとはしない。
ちなみに、大会出場20か国のうち、
大英帝国系は、12か国。
それ以外は、
日本、ロシア、イタリア、フランス、アルゼンチン、ジョージア、ウルグアイの7か国
アメリカを・・・どっちに入れようか?
実に、6割が「大英帝国系」の国々。
何だったら、
今でも、国旗の一部に「英国マーク」が入っている国もある。
大英帝国の占領・統治の手法の凄さを、今でも、思い知らされ、勉強にもなる。
日本に置き換えれば、
相撲が、韓国や中国、東南アジアで、
嬉々として愛されるスポーツになっているようなもので、
各国の国旗の一部に、日の丸が入っているようなものだ。
買収戦略のためにも、学ぶべきことは多い。
2019年11月10日 21:17
世の中がだんだん進歩するにしたがって、
社会の事物も、ますます発展する。
ただし、それに伴って
肝要なる道徳仁義というものが、ともに進歩していくかと言うと
残念ながら、「否」と答えざるを得ぬ。
仁義道徳と生産殖利とは、
元来、ともに進むべきものであります。

出張中の飛行機の上より。。
「金持ちが、飛行機やヘリを買いたがる理由が、わかるなあ・・」
「どこに出店すれば良いか、手に取るように、すぐわかるもん」と
思いつつ、ふと、こんな言葉も、思い出しました。
2019年11月9日 19:09
自分の周りに起こること、
自分のしなければならないことは、
すべて、自分が引き寄せている。
そして、それは、いつでも
「必要」であり、
「必然」であり、
「ベスト」なことなのである。
おかげさまで、仕事が忙しく・・・
ブログの更新、ままならず。
本質的なことを、要点だけ、サラッと!
2019年11月3日 21:49
気がつけば、秋。
秋と言えば「食欲の秋」だろ・・・と、
都合よく「大義名分」を打ち立て、
百貨店の物産展へ!!
職業柄、
どんなブースが、繁盛していて、
どんなブースが、苦戦しているのか?
そこが、気になって仕方ない。
たくさんのルールを導き出しているから、
苦戦している店には、アドバイスしたくなる・笑
「あーーこのレイアウトはダメ!」
「こっちの商品、ここへ出して」
「この表現は、こっちのほうがいいよ」等々。。
そんなルールのひとつ。。
「大盛り理論」を実施しているお店がありました。
「これでもか!」というくらい山盛りにしてくれるジェラート屋さん。
零れ落ちそうなジェラートを、食べている人を、
通りがかりの人が見て、さらに、人が集まる。

特長のない飲食店は、とにかく何か、
ありえないほど、デカイもの、大盛りのものを作れ。客をビビらせろ。
そうすれば、繁盛する。
という、勝手なルールが「大盛り理論」。
飲食店のコンサルタントに教えたら、笑われた・(笑)
が、私の「大盛り理論」は、
間違っていないと、いまだ信じている。
さて・・・
特長のない葬祭会社は、
具体的に、何を大盛りにすれば良いかな??
2019年11月2日 22:39
実は・・・
ハチから学んだ教訓が、
もうひとつある。
自分を死に至らしめるほどの「強力な敵」が出現したら、
「戦うな。いったん、逃げろ」である。
ハチは、
大多数が、果敢に襲いかかってきた。
しかし、スプレーによって、撃墜され、全滅した。
しかし、ハチのなかにも、クレバーなヤツがいて、
何匹かは、空の方向へと逃げていった。
取り逃がした私は、
「コイツら、あとで後ろから、襲撃してこないだろうか??」と、
怯えながら、戦っていた。
勇猛果敢に戦っても、
死んでしまって、何も残らないなら、意味がない。
「戦わず、いったん、逃げる」ということも、
大切な戦術のひとつです。
※しかも、思いっきり遠くまで、逃げる!のがコツ。
もちろん、
再起可能な「怪我」程度で済む実力が、自分にあるなら、
戦ってみるほうが良いかもしれない。
しかし、
どう考えても、
これは死ぬ可能性が高い、
という場合には「逃げても、生きる」ほうがベストの選択。
「死して不朽の見込みあらば、いつでも死すべし、
生きて大業の見込みあらば、いつでも生くべし」
これは、吉田松陰の言葉です。
「男子たるもの死すべきところはどこか?」という
門下生・高杉晋作の問いに対しての返書。
立ち向かって死ぬハチ、
逃げて生き延びるハチ。。。
激闘の跡を見て、成仏を祈り、
彼らの死を無駄にせぬよう、何かを学び、糧とさせていただく。
「このハチは、織田信忠、久坂玄瑞、楠木正成だなあ・・」
「あのハチは、徳川家康、桂小五郎、足利尊氏だなあ・・」なんて、考えながら。
2019年10月13日 21:18
お金と仕事の関係を、書き留めておく。
人間の成長には、次元がある。

<レベル1>
自分の給料の3倍分の粗利額を稼げないうちは、半人前(会社に養われている)
<レベル2>
自分の給料の3倍分の粗利額を稼いで、仮の1人前(給料分トントン)
<レベル3>
自分の給料の4倍分の粗利額を稼いで、仮の1.5人前(会社に利益貢献できる)。
<レベル4>
自分の通算給料の3倍分の、通算粗利額を稼いで、
やっと本当の1人前(半人前時代の会社への貸しを返せた)
<レベル5>
自分の通算給料の3倍分の、通算粗利額を3年以上続けて、
本当の1.5人前(ここでやっと「優秀」な社員=モノ言える資格)
<レベル6>
自分の給料の3倍分の粗利を稼ぐメンバーや拠点を、
イチから3人育てて、リーダーの資格(会社へ儲けをもたらした)
<レベル7>
自分の給料の3倍分の粗利を稼ぐメンバーや拠点を、
イチから10人育てて、幹部の資格(ちょっとした経営者と同様の風格)
売上から原価を差し引いた「粗利額」が基準となります。
業種によって、粗利率が違うから、
粗利金額で判断すれば、全業種・全スタッフ、共通の指標で見ることができる。
自分の3倍の粗利を稼ぐことができていない時代は、
完全に、会社や他のメンバーに「食べさせてもらっている」状態。
誰もが、そこからのスタート。
借りを返し、貸し勘定を作り、やっと「自立」できる。
「自立」するまで、必死に働く、稼ぐ、なりふり構わずに。
「自立」とは、最低でも<レベル4>の段階だ。
自分が自立できたら、次に誰か(何か)を育てる。
ヒト、店舗、事業部・・・自分同様、できれば自分以上のそれらを育てる段階に入る。
自分が食うために、もがき苦しむ、必死さを通り越して、
自分が食うことを顧みない「境地」まで、成長することが大切。
世の中の多くの人は、
レベル1~3程度のところで、会社や職をコロコロ変える。
どこに行っても、コロコロして一生を終える。
最低でも、レベル4以上にならなければ、
結局、何者にもなれない。
世の中は、資本主義社会だ。
お金と仕事の関係を、ちゃんと知って、生きると良い。
2019年10月12日 22:29
政治家、医者、コンサルタント・・およそ「先生」と呼ばれる職業に、
ロクな人間はいない。
弁護士も、教師も、この類だ。
この「先生」連中のなかでも
「自分達が食べること=収入」が、第一の連中は、さらにタチが悪くなる。
先週までのブログの続きになります。
たとえば、
生活がかかっている政治家の場合・・・
「こんな場所に、新しいダムは、、あってもなくても、どっちでも良い。」
という場合には、
選挙で票が欲しいから、「ダム建設を推進する側」に回る。
選挙には1億円のカネがかかるから、怪しいカネも、受け取る。
念のため、選挙で落ちたときのことを考え、私腹も肥やしておく。
したがって、
日本国全体のための判断は、できない。
(できない人が普通だろう)
たとえば、
生活がかかっている医者の場合・・・
念のため・・・と称して、本来不要な検査をたくさん受けさせる。
薬をたくさん出す。最悪の場合、不必要な手術まで行う。
患者のために、もっと良い病院があったとしても、自分で抱えこむ、。
入院・退院のタイミングは、儲けの効率次第。
したがって、
患者のための本当の治療は、自分が「食えた」後でのことになる。
たとえば、
生活がかかっているコンサルタントの場合・・・
仕事の前に、調査費用や診断料、入会金をとる。勉強会への入会を勧める。
色んな研修や、特定の業者からの購入を勧め、裏でマージンをとる。
言わなければならないことがあるのに、
それを言って機嫌を損ねて、契約を切られたら、どうしよう。。と思い、
本当に大事なことを、指摘しない。できない。
これは無理だ、と薄々わかっている仕事も、「できます」と言って、受ける。
もっと良いコンサルタントがいたとしても、自分で抱えこみ、
別のコンサルタントにかかることを、嫌がる。
自分の生活のことを、気にしながら、
他人の人生を背負う仕事している人間には、
他人のための正確な判断、良い仕事は、できない。
経営者全般も、同じだろう。
お金がないときの判断は、お金を得ることを第一義とした意思決定となるから、
お客様のニーズとかけ離れたものとなることが多く、
結果として失敗する。
だから、余裕が必要だ。
政治家はわからない、医者もわからない、
でも、コンサルタントの中には、
自分の生活を顧みず、
他人の人生を背負う仕事ができる、強い人がいる。
(ある種、ネジが一本外れてる?というくらいのバカか変人である場合が多い・笑)
私の知る限り、100人~200人に、1人くらいの確率だ。
私は、強い人間ではない。
(幸か不幸か、ネジも外れていない)
「100分の1」の男でありたいと願うが、
完全になることはできない「弱い」人間です。
だからこそ、
創業直後から、もしコンサルタントの収入がなくなっても、
一生、生活に困らない会社と、仕組みを作ってきた。
そうゆう風にしないと「本物のコンサルティングはできない」と感じたから、
船井総研という一見、
安定しているかのように見える大きな会社を飛び出した。
自分の生活のため=金を得るために、
コンサルティングしている人は、ダメ。。
自分の生活や私情のからみなく、
コンサルティングできる人でなければ、良い判断はできない。
おかげさまで、
クライアント先へのアドバイスは、ほぼ、間違うことはない。
自分の会社での判断は・・時々、間違う(笑)。
最終的には、良い方向には行くんだけど・・・。
2019年10月6日 20:46
白洲次郎さんは、
世俗に影響されることなく、世俗と関わり、
「プリンシプル」=原理原則に則り、生きたことが
「カッコいい!」のポイントだ。
「判断の正確さ」「先見性」「ものおじしない姿勢」
「爽快さ」が、かっこいいのである。
でも、唯一、共感できない部分があった。
それは、白洲さんが、大貿易商の次男坊に生まれ、
高校生でイギリスに遊学し、
親に買ってもらった車を乗り回していた。
実家は、昭和恐慌により倒産しても、
財産や豪邸等は残っていた・・という点。
そもそも金持ちの家に生まれ、育ちが良い点だ・笑

つまり、結局、白洲次郎の生き方ができるのは、
「イギリス留学」で、英国紳士の流儀を体得しているからであり、
何をやっても、何を言っても、
「食べるに困らない」という生活面の余裕があるからである。
だから、
正論や原理原則を通せるのだろ??という、私の見解。
完全に、貧乏人の「やっかみ」である。
しかし、これは「真実」でもある。とも思っている。
誰かのために仕事しなければならない人間、
特に「誰かの人生の多くを背負うことになる」仕事を行う人間は、
自分達が「食べること=収入」を気にしていては、優れた判断はできない。
自分が食うこと、自分の身内が食うことから、
物事を考えるようになってしまうと、
私情が身動きの邪魔をする。
※
ちょうど、関西電力の幹部が、原発の町から金品をもらっていた・・というニュースが流れました。
白洲さんは、東北電力の会長も務めていたこともありました。
もし生きていたら、どうゆう反応をされるのかな?
2019年10月5日 21:29
ブログで紹介するために、
どんな人か?と書こうとすると、説明に困る人物です。
筋の通ったカッコイイ・オヤジ。。といったところかな?
敗戦後、日本に少しでも有利な独立を勝ち取るためにGHQと交渉し、
「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた。とか、
サンフランシスコ講和条約の日本の声明文を、
占領やGHQへの感謝・・という内容を改めさせ、
英語から日本語に書き直させて、発表させた。ということが、有名です。
また、
政府や企業の要職に就いても、
その役割を終えると、さっさと辞職する。
財界人や役人で、カネに汚く、
自己保身、私利私欲、弱い者いじめをする人を、軽蔑する。
「意見を言いたい人は、堂々と個人の資格で言うべし。
何とか団体の名に隠れて、数を頼んで、さも全会員の意思を代表するような
顔してやるのは、やめてもらいたい」との言葉もある。
日本がアメリカと戦争をすれば、負ける。
そのとき東京は、焼け野原になるだろう。と予測して、
戦争に突入すると、41歳で仕事を辞め、
武蔵と相模の中間地点、鶴川村の農家を買って改装し住み、農業を始めた。
その家を、武相荘(ぶあいそう)と、洒落っ気を込めて、名付けた。
このような先見性と潔さも、魅力。
そして、赤紙(召集令状)が回ってきても、
手をまわして、握りつぶしてしまった・・というズルさも備えている。

仕事の合間、時間ができたとき、武相荘へ行ってきました。
しかし、葬儀社にとっては、困った人で。。
遺言はたった2行「葬式無用、戒名不用」
昭和60年に亡くなっている。
親しい友人、知人だけが集まって、酒盛りをして送ったらしい。
家族葬の到来も「先見」していたのかな??