2017年1月27日 21:55
消費税8%導入が閣議決定された3年前、こんなレポートを配信していました。
「ひとつの業種で、地域にトップ3社しか残れない時代となる」
「中小企業は、トップ3に入るか、入らないかを、今、決めなければならない」
2016年の秋、ファミリーマートとサークルKサンクスの統合が発表され、
順次「ファミリーマート」看板に統一されています。
コンビニ業界は「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」のトップ3社体制となりました。
ビール業界では、アサヒとキリンという2大勢力が、一部地域の配送面で提携することになり、
自動車業界では、トヨタ自動車とスズキ自動車が、業務提携を発表しています。
日産自動車が、三菱自動車を傘下に収めていますので、
「トヨタ」「日産」「ホンダ」の3グループ体制への序章とも言えます。
葬祭業界にも、やや遅れながら、
この流れは、確実にやってきています。
・・・・5~6番手の葬儀社が、今さら動いても、もう遅い??・・・・
せめて、消費増税が決まった時点から、動いていれば。。。
いや、葬祭業界は、やや遅れた業界。
地域によっては、まだ今から動いても大丈夫な地域もある!
挽回可能かな??
リニューアルの費用と、コンサルティング費用を出せる、、
その余裕のあるうちに、ご相談くださいませ。
2016年9月11日 10:14
各地のコンサルティング先葬儀社様での、
秋の販促準備が着々と進んでいます。
お彼岸に絡めたセール準備。
新規ホールのお披露目内覧会。
冬の繁忙期に向けたNEWバージョンのチラシ制作。
営業体制の刷新。
ホール開放イベントの企画立案。。
やることがたくさん!
そして、今、行動した分だけ、
来年の冬が終わるころには、成果につながっているはずです。
そして、稼いだお金を、
永続的に繁栄する会社とするため再投資へ・・・。
写真は、ご支援先近くの駅にて・・・
立派な駅前の、立派な石碑に、この言葉。。
なかなかシュールで、面白い!
2016年8月26日 21:06
リオデジャネイロ五輪が、閉幕しました。
日本のメダル数は、過去最高に。
皆さんは、どのシーンが、心に残っていますか??
私は、、、
早朝、寝ぼけマナコでテレビをつけたら、
「霊長類最強女子」吉田沙保里さんが、
泣きじゃくりながらインタビューに答えていたこと。
寝る前に、準決勝を勝ち上がったところまで見ていましたから、
「負けた・・・」ということを、彼女の泣き顔で、知りました。
しかし、
日本のレスリング女子チームは、
新しい世代が、たくさんの金メダルをとりました。
これは、吉田沙保里さんの存在のおかげだと思います。
葬儀社のスタッフも、同じですよね。
個人の成績が高いことは、言うまでもなく、素晴らしいことです。
でも、それよりも、さらに価値の高いことは、
その人の存在によって、
どれだけの人が育って「人財」となったのか?ということです。
どれだけの人が食べることのできる市場を作ったか?ということです。
「吉田さんの銀メダルは、金メダル以上の価値があるよー。泣かないで~」
霊長類最強女子の涙は、美しい!
・・・・以下、どうでも良いくせに、書き留めておきたい話。
※
レスリングの「ローリング」という寝技でのポイント獲得法。
「相手の背中をつけるたび2ポイントが入る」という技ですが、
何度も何度も、クルクル回されるの。あれ、屈辱的だな~。
絶対、やられたくない!
かつ、アイツに、あの技、やってみたい・・・・(笑)。
※
シンクロの井村監督は、さすが、インパクト抜群!
俺だったら、あの練習から、逃げ出しちゃうかも~~。
「あれだけ、強烈な練習して、世界3位か~。。。割に合わないな・・・」
なんて、感じるのは、打算的な性分のあらわれ?
・・・・そうでしょうね。
2016年4月23日 21:04
ここ何週間か「価値観」に思いを巡らせています。
始源である「日本人とは、誰なのか?」ということについて、
司馬遼太郎さんの史観から、書き留めておきます。
島国・日本では、
「文明=素晴らしいもの」は、他からやってくるものでした。
太古は大陸から、明治以降は西洋から。
あふれる「外への好奇心」で、それを取り入れてきた。
日本人は、神道も、仏教も、キリスト教も、受け入れる。
クリスマスはキリスト教で過ごし、初詣は神道へ、そしてお葬式は仏教で。。
それぞれの価値を認める。
「一神教的価値」を持たない民族である。
その理由は、元々、日本に「八百万(やおよろず)の神」という価値観があったから。
自然そのものを信仰し、
山に、石に、谷に、川に、草木にも、神が宿っているから、
全ての神様を立てる必要がある。
「無思想」という思想で、何でも柔軟に取り入れてきた。
さらには、外国からの先進文明を、取り入れるだけでなく、日本独自の形へと発展させる。
室町時代に代表される「枯山水」は、
外来の庭園文化の池や水を、砂で表現したもの。
住居は、日本独自の書院造、床の間、障子、襖、畳に発展し、
茶道も華道も、独自の文化となった。
「良いものを、積極的かつ柔軟に、外から興味と敬意を持って取り入れること」
「さらに良く使えるように、自分なりに工夫してアジャストさせること」
これこそ、日本人の特質であるから、
こうゆうことを、自社の価値基盤にしてゆきたいな・・・・と、思っています。
2016年3月6日 12:29
現状維持は、退化と同じ。
その理由は、簡単。
購買頻度の低い葬祭業においても、
ライバル他社は進化しているし、
お客様も進化しているからです。
何も変えなければ、
相対的に「退化」していることになるのです。
もちろん、「勝ったら、変えるな」
・・・結果が出ているなら、そのままをキープすることが定石。
であることも真実。
うまくいっているとき、
基本は変えなくても、改良を加え、進化させることが必要です。
カフェでのお昼ご飯。。
このお店は、いつも進化していて、とても参考になります。
2016年1月22日 21:21
大英博物館展。
ずっと行きたかったのですが、
何とか最終日に滑り込むことができました。
数万年前からの人類の足跡(モノ)を
近くで体感することができると、厳粛な気持ちになります。
この数百年で起こっていることは、
長い人類の歴史のなかで見れば、極めて異例なことであること。
歴史上ないほどの急激な変化が、
産業革命以降の100年間で、爆発的に起こっている・・・ということ。
少しくらい進歩を止めて、遠回りしてもいいから、
世界全体で、調和を図る方向に向かわなければ、
とんでもないことになるのが、直感でわかります。
「ご支援先が売上アップすること」にしか興味のない、
極めて俗世的な男にも、そうゆう地球規模のことが、ヒシヒシと伝わりました。
それに、もうひとつ。
展示物のうち、特に紀元前=1000年以上前のものの半分くらいは、
死者を弔うときに、使われていたものが多いのです。
紀元前(といっても、数万年の人類史上からすれば、ごく最近です)までは、
とても価値あるものを、副葬品としています。
死者を弔うこと、死への恐怖と考え方が、
とても重要な意味を持っていたことにも気づきます。
葬祭業に携わる者として
昨今、増え続ける「直葬」に、
「売上が減少する」という意味あいとは、また別の危機感を感じました。
人類史上、異常な文化になってきてるのかな?
そうゆう部分までも、壊れつつあるのって、危ないな・・・。と。
ちなみに・・
世の中が、縄文時代に戻ったとしたら、、、
生きてゆける自信が、結構、あります。笑
根拠はありません。
でも、狩猟とか、部族間抗争とか、
飢えと寒さをしのぐ知恵とか・・・そうゆうの、たぶん得意です!
頭の奥の方に、
(そうゆう時代に、戻っても、俺、全然オッケーよ~。)
なんて、自分がいるんだと思います。
2015年11月11日 8:00
クライアント先の新規出店・工事中です。
既存ホールの改修・リニューアルの場合も、
新ホール建設の場合も、
コンバージョン(用途変更)による出店の場合でも、
可能な限りローコストで、良い施設を作りたいのは、人の常です。
どうすれば、ローコスト&ハイクオリティの葬祭ホールが完成するのか?
一番、効果が高いのは「指値・さしね」注文ではないでしょうか。
「指値・さしね」とは、「指定値段」の略。
希望の価格を明示して、その価格で取引するというものです。
今回の既存ホールの改修は、300万円以内で、ここまでお願いします。とか、
この坪数の新築ホールなら、8000万円くらいですね。 等々。。。
これを「指値注文」と、言います。
この正反対。
価格が、必然的に高くなるのが、
「積み上げ式の見積もり」による発注です。
工事の明細を「積み上げる」ように見積もりを作ると、
下記のような全ての項目に「利益」が、上乗せされます。
足場 ○○円
引き戸 ○○円
造作 ○○円
断熱材 ○○円
サイディング ○○円
換気口 ○○円
配管工事 ○○円・・・・
果ては、
照明工事 ○○円に、スイッチ ○○円、コンセント ○○円まで・・・。
積み上げ式の見積もりでは、価格が高くなって当然なのです。
この程度の工事内容なら、
ざっと、この金額でできる!
このギリギリのラインを知っていれば、しっかりとキャッシュを残すことができます。
これまで、数えきれない葬祭ホールの開発工事に、
真剣に関わってきたからこそできるノウハウです。
ボッタクリの業者には、少し泣いていただきます。
私が指値の価格提示をすると、大体の業者さんは、
「ヒーーーィ・・・。ええ線をついてきますね~」と、施主に対して、一目置いて話をするようになってきます。
業者さんの利益が、完全になくなってしまうほどの無茶な価格ではないからです。
安く上がった分は、まるごと現金が残ります。
使いみちは、自由です。
経営者、幹部さんには、とても喜んでいただけます。
2015年7月20日 8:29
「このことを教えていただいたからには、中西さんとは、一生お付き合いします!」
そんなことや、
それに近いことを、おっしゃっていただけるノウハウが、
今、あります。
実際、このノウハウを実行するだけで、
数百万、いや、数千万円の利益が、あがります。
でも、
このノウハウを伝えるのには、
10分もかかりません。
本物のノウハウって、意外と、そんなもの。
アレコレ、こねくりまわすノウハウや、
ひとつのことを言うだけのに、
まわりくどい説明や、面白いことを言うコンサルタントは、実はたいしたことない。
「結局、何だったんだろう?」
「ずいぶん、自信ありげな講師だったけどなー」って感想で、終わることが多い。
夏のカフェにて・・・ちょっとした(いや、かなりの?)自慢話でした!
それにしても、
ノウハウを、知っていることと、知らないことで、
こんなに差が出るなんて・・・。
インテリジェンス(=知識と情報の力)って、大事です。
2015年7月6日 7:02
スタッフ不足で困っている・・・という方向けに、
「人材募集&定着」セミナーを開催しました!
いつも、数多くの経営者様・幹部様に、
ご参加いただき、ありがとうございます。
サービス業は、ヒトこそ、商品。
お客様を集めて、リピートしていただく「売上アップ」同様、
ヒトを集めて、定着してもらう「人材育成」にも、
即効性があり、どんな会社でも導入可能な、原理原則があります。
2015年4月22日 7:44
創業は易(やす)く、守成(しゅせい)は難(かた)し
この言葉は、貞観政要(じょうがんせいよう)という中国の書物の一文。
善政の誉高い、唐の太宗と臣下のやりとりを、まとめたもの。
君臣の模範となる言行録より。
「創業」とは、新しく事業を始めること。
「守成」とは、築き上げたものを守り続けていくこと。
つまり、新しく事業を始めることは容易だが、
築き上げてきたことを、衰えないよう守っていくことは難しいということ。
出店して、相手を攻めたてるほうが、簡単で、
出店されて、相手を迎え撃ち守るほうが、難しい。
葬儀社の現場、会社の運営でも、まったく同じですね。
例を挙げてみると・・・
家族葬をスタートするほうが、簡単。
これまで、一般葬を主体とした葬儀社が、家族葬に取り組むほうが、困難。
給料を、上げるのは、簡単。
給料を、下げるほうが、難しい。
現状を変えるほうが、困難。手こずる。
では、「守成」のため、具体的に、どうすべきか?
第一に、一度「ぶち壊す」という覚悟とパワー。
第二に、仕事とは、自分本位でなく、市場本位であることを理解し、柔軟に変化できる人材力。
こんな要素が、必要となります。
「守成」を成功させるためには、実は「創業」以上に、攻める姿勢が必要なのです。
2015年4月7日 21:54
写真は、何年か前に行った、甲子園。
球場内のこの位置が、一番好きな場所です。
地鳴りのような歓声、ブラスバンドの応援、硬球とバットがぶつかる金属音。。。
球場内で、何が起こっているのだろう!!!
ドキドキ・ワクワク感が、最高潮になる場所なのです。
先日のブログの続き・・・「解説者で楽しむ」のは、高校野球も同じ。
特に、夏の甲子園では、名門校の監督が、ゲスト解説者に呼ばれます。
監督さんの個性が出ていて、とても楽しいのです。
人情派、熱血漢がいれば、理論派もいる。
守備重視もいれば、攻撃重視もいる。
「解説すること」が、本職ではないので、
かなりズケズケ言っちゃう監督さんもいて、楽しさ倍増なのです!
特に、年配の監督さんは、面白い。
経営の参考になるかもしれない、面白かった解説をひとつ、ご紹介します。
解説者は、広島・如水館高校の監督・迫田穆成(さこた よしあき)さん。
元・広島商業の監督として有名です。
手堅いバント戦術の生みの親。
怪物・江川の作新学院に、わずか2安打で勝利したことは、野球ファンの間では伝説です。
アナウンサーが質問します。
「迫田さんは、部員数の多い大所帯の野球部を、どうやって把握しておられるのですか?」
「全員まで、目が行き届かないのではないですか?」
迫田さん、答える。
「それはですねえ・・・、スパイを作っておくんですよ~、グヒヒヒヒ・・・」
ア)「スパイ?というと・・・?どうゆうことですか?」
迫)「監督がですねぇ、選手に、直接聞いたところで、そんなもん、選手はホンネを言いませんよ。」
「マネージャーあたりを、スパイにしとくんです」
「そこから、色んな情報を、こちらの耳に入れておきます」
「これで、だいたいのことは、把握できます」
ア)「もし、不満を持っている選手がいたら、どうするんですか」
迫)「それは、チャンスですね~」
「呼び出して“オマエ、最近思うとることがあるんやないか?”と聞いてやるんですよ」
「オマエの意見を聞かせて欲しい、こうゆうてあげたら、
次の日からチームのために、一生懸命やりはじめますよ」
いやー、さすがです!
・・・・
これは、会社でも全く同じ。
スタッフ20名以上の規模になれば、必須のマネジメント法ではないでしょうか。
そう言えば、、、
前職・船井総研時代の役員で
「普段、会社にいないのに、どうして、そんな小さなことまで、知ってるの???」という方がいました。
500名規模の組織のあらゆる部署で「何が起こっているのか」「誰がどう思っているのか」を、
ほぼ完ぺきに、把握していました。
あれも・・・・
間違いなく、営業事務スタッフを「スパイ」にしていましたね。(笑)
2015年2月22日 23:59
「経営に関して、いつも本気」で、考えている社長に、
教えてもらったこと。ご紹介します。
今年、「罰金制度」を作ることにしたそうです。
主旨は、
「制度」「ルール」によって、不正を制御することでなく、
「やってしまった」スタッフへの信頼感を、失わないようにすること。
つまり、「罰金」を払った時点で、
スタッフへの気持ちを、いったん「クリア」にできる。。。という主旨です。
「彼は、こうゆう人だから・・・」と、人格にレッテルを貼り、疑ってしまわないように。
「罰金も、払ったし、次からしないように・・・」と、前を向いて、取り組む姿勢になるために。
もちろん、幹部も罰金の対象であり、金額も大きくしています。
「始末書」に関しても、似たようなことがあります。
スタッフに「始末書」を書かせることが、
目的になっているような組織もあります。
これほど、くだらない組織は、ないと思います。
スタッフに「始末書」を書かせることに、
ちょっと達成感を感じているリーダーもいる。
喜々としたテンションで、始末書を書かせている。
「はい、キミ、始末書、書きなさーい!!」
スタッフに、始末書を書かせざるを得なくなったときには、
心が痛む・・・
「あ~、彼に始末書、書かせることになってしまった・・・」と。
自分の責任を、大きく感じ、防止策を共に、考えるリーダーでなければならない。
「スタッフへの信頼」を軸に、
「お客様への良質なサービス」を、提供し続けることのできる制度と組織を
どのように作ってゆくのか・・・という、
会社経営の永遠の課題に、ヒントをもらいました。
2014年12月6日 23:05
久しぶりに、ご訪問させていただくご支援先葬儀社様や、
ずっと、ご参加いただいている会員企業様が、はまりがちな「落とし穴」
それは、、、
「自分のやっていることに、飽きてしまう」という、落とし穴です。
たとえば、「のぼり」。
あるクライアント葬儀社様では、
私が永年、提唱してきた「のぼり戦術」で、成果を上げてこられました。
久しぶりに、現場を見ると、
この「のぼり」に、「落とし穴」の兆候が!
・・・4色印刷のフルカラ―になり、写真がプリントされ、文字がたくさん書かれています。
「のぼり」だけを、近くで見れば、
とても、洗練されて、良いデザインなのです。
しかし、ホールのまわりに、立てると、
何がPRされているのか、認識されません。目立ちもしません。
やはり、事前相談件数も、頭打ちしていました。
「のぼり」は、一瞬で、道行く人に、内容を伝えなければならない販促媒体。
色も、内容も、集客に役立つシンプルな内容が、一番、効果的なのです。
古くからお付き合いのある親しい経営者様ですから、
そのことをストレートに、申し上げました。
そうすると・・・照れくさそうに、こうお返事されました。
「中西さん、やっぱり、そう思いますか???」
「きっと、そうかもしれないな・・・とは、思っていたんだ。
でも、以前のデザインに、ボク自身が飽きてきちゃったんだよね。。。
もっと良いものを作るんだ!って、やってるうちに、こうなっちゃったんだよ~」
皆様にも、ありませんか?
良いことをしていたのに、自分自身が、それに飽きてしまって、やらなくなっていること。
時が経つにつれて、原則から外れた自己流の「スライスショット」になっていること。
サササッ!と、是正しに行きます。
お気軽に、声をかけてくださいね!
・・・
昼食がてら、ゆったりカフェで、
ミーティングさせていただける幸せ・・・(女子かよ!!)
でも、こんなのが好き!
2014年10月29日 7:37
「平穏無事」な会社に、売上アップなし。
コンサルティング先の幹部さんが、会議の最中、
ふと、つぶやかれた言葉です。
何年も、
同じ方法、同じ商品、同じ施設、同じ販促で、商売を続けると、
自分たちにとっては、心地よく、平穏無事に、事は進んでゆく。
しかし、
そうゆう会社が、売上アップすることは、決してない。
一時的に、
成績が下がることや、トラブル・負荷が増えることがあっても、
新しい方法、新しい商品、新しい施設、新しい販促を取り入れて、
商売を行っている会社こそが、売上アップを果たしている。
そうゆう意味だそうです。
なるほど、
言われてみれば、いろんな葬儀社は、
確かに、その通りになっている!
平穏無事に、
いつも通り・去年通り・例年通りを、愛してしまうのは、人の常。
しかし、それを繰り返す結果の行く先は、先細り。
多くの老舗葬儀社が、そうして没落していった・・・。
自分の心地よさを、優先せず、
前向きに、平穏無事を打破しましょう!
水辺の隠れ家より、
幹部の名言を、忘れないうちに書き留めておきました!
2014年10月16日 22:04
先日の結婚式。
最新式の結婚式場でした。
葬祭会館のレイアウトや空間設計づくりにも、
とても参考になりました!
少子化にも関わらず、億円単位の投資をして、
新規参入で結婚式場を作るだけあって、アイデアが散りばめられています。
レイアウトは、まったく顔を合わせず、
1日4組くらいは、軽く回転できそう。
一部をご紹介。たとえば、
披露宴会場に、オープン・キッチンが配置されています。
葬儀社のウィークポイント・・・お食事。
どうするか?
結婚式場は、ここまできている。
「生産の現場と、販売の現場を、できるだけ近くする」
これは、あらゆる業種業態に通じる「売上アップの真理」です。
教会の祭壇は、ほとんど花だけですしね。
その分、動きにあわせた作り込みがすごい。
祭壇タイプの立派さ・豪華さで、
受注金額を増やすのは、だんだん無理が出てくるはずです。
2014年8月7日 7:20
最低賃金が、また上がることが確定。
そんな新聞記事が出ていました。
しかも、
これから毎年・毎年10円以上、上げてゆく前提だそうです。
ただでさえ、
円安で輸出を主体とする大手企業が潤い、
求人を増やしているため、
葬祭業界には、非常に、人が集まりにくくなっています。
追い打ちをかけるように、政府の「最低賃金の引き上げ」政策。
つまり、募集広告に表示する「時給」「月給」は高くせざるを得なくなり、
それに伴い既存スタッフの人件費、
さらに保険等の諸経費も上げざるを得ない。。。という状況が起こってきます。
個人的意見として、
この「最低賃金」には、多くの問題点があるんじゃないかなーと考えています。
たとえば、「県単位」ということが、現実に即していない。
ご支援先エリアでの一例を挙げれば・・・現在、千葉県の最低時給は777円。
(ちなみに、24年の時点から21円も上昇しています。)
しかし・・・
千葉市や浦安市、船橋市等ならまだしも、
房総半島の端っこの、鴨川市や銚子市、東金市・・・といった田舎型の町までも、
すべて一律777円となっているのです。
以前から、あまりにも、乱暴な決定方法ではないか・・・と思っています。
しかしながら、
もはや、この枠組みの中で、スタッフを集めてゆかなければなりません。
結論的には、
時給を上げても、利益が残る体質を作り上げることが、
方法論としての王道だと思います。
2014年7月19日 21:30
なんとも強気なポスター・・・。
我々、葬儀業界も、
このくらい強烈なメッセージを発したいところ!
「親の葬式だろ?
親族にも、ご近所にも、葬儀に来てもらえ!この野郎!」
今回も、酔いどれ・経営談義・・・
テーマを「売上」から、「利益」に移し、
経営を、一刀両断にしてみたい。
「利益」とは、スタッフの成長の証拠です。
一人のスタッフが、
以前よりも、無駄なく・効率よく仕事ができるようになれば、
会社に利益が残ります。
少しでも、良いアイテムを販売できるようになれば、
同じ手間と原価で、利益が残るようになります。
売上を上げるために、ホールを作れば、お金がかかる。
営業マンを増員しても、お金がかかる。
チラシ・DMを出せば、お金がかかる。
でも、「販売のフレーズ」を、
今いるスタッフさんが、お客様に伝えることができれば。
コスト・ゼロで、売上がアップし、
それは、そのまま「利益が増えること」になるのです。
このような、
0円でできる「言葉の力」は、スタッフの成長の証と言えます。
経営幹部は、どんな新人スタッフでも、
簡単に発することのできる言葉を、
設定してあげて、現場に明快な指示をだすこと。
現場スタッフは、その指示通りのフレーズを、
きちんと100%全員のお客様に、声かけすること。
まさしく「会社としての底力=人財のパワー」。
これによって、
会社に残る現金の額が、大きく変わってきます。
2014年6月26日 18:34
久しぶりに、後輩と会いました!
日本酒・酒蔵の後継者くん。
自社が運営するレストランで、お酒をいただきました。
商品の提供法に、きっちり工夫をしています。
その他にも、とっても、成長していました!!(負けてられないぞー!)
ボディも・・・成長していました((笑))
あー、昔は、竹野内豊みたく、かっこよかったのにな~。
・・・ボディサイズの勝負は、負けたままで、OKです・・・
ところで、商品は、
価格に対して、価値があるか、ないかで、
売れるか、売れないか、ということが、決まります。
安くしないと、売れない。
高いものは、売りにくい。。ということでは、ないのです。
1杯120円の大量生産・缶コーヒー、
1杯180円の人がいれるコーヒー、
1杯300円の専門チェーンのコーヒー、
1杯800円のホテルラウンジのコーヒー・・・
すべて、価格に対する価値で、商売が成立しています。
商品の価値を高めることは、
商品を売る「=売上を上げること」の最短距離なのです。
商品の中身そのものは、全く同じ。
でも、その「提供方法」を工夫することによって、価値を上げることが可能です。
写真のように、
日本酒を出すのに、大きな竹筒の中に酒を入れ、
竹を切ったお猪口を用意、竹ザルの中に葉を敷き詰めて、
お客様にお出しすれば、価値が高まります。
日本酒を、ビンと普通のお猪口で出していては、
価格を下げて売るしかありません。
お葬式という商品を、
売り手である葬儀社が「御遺体の処理」や「儀式」というだけの
商品ととらえて扱えば、価格を下げて販売することが最も効果的でしょう。
しかし「原状回復」以上の価値、
すなわちお葬式に、
「御遺体の処置」「儀式」以上の価値をつけなければ、
価格競争や、資本競争に巻き込まれてしまうことは、必然です。
お葬式という商品を、
「お客様への提供方法」や「見せ方」を工夫して、
扱い商品はそのままで、価値を上げれば、
価格が高くても、売ることができるのです。
2014年6月8日 19:52
先日の記事の続きです。。。
40年間、成長を続けているある経営者の具体例をご紹介します。
たとえば、仕入れ材料の梱包。
自社で廃棄すれば、有料となるので、予め解いて納品してもらう。
この「一見、ケチに見える」経営者が、
機械の故障で何日も生産ストップすることに備えて、
予備の機械を購入している(ただし、中古品ではあるが・・・)
いつでも、誰でも仕入れることができる商品は、
その都度、安く仕入れる。
しかし、わかりやすいネームバリューのある商品は、
高くても買う。
それも、すべて買い占める。
「うちしか扱っていません」と、他社が扱えないようにして販売できるから。
昔、お世話になった船井総研では、
故・船井幸雄会長が、こう話していました。
「経営者という生き物は、みんなケチである」
「また、そうでなければ、優秀な経営者と言えない」
「だから、コンサルタントは、サラリーマン感覚で、経営者にアドバイスするな」
会長の言いつけを、素直に守って、
サラリーマン時代から、真面目に「経営者感覚」で仕事してきました。
「普段、ケチだけど、将来の売上のために、行くときは、行く」
これが長続きする=何年にもわたり、周囲に、お金をたくさん払える経営者。
「普段、気前が良くて、行くときに、行かない」
これが、最終的に従業員を路頭に迷わせる経営者。
そんなふうに、なっています。
2014年6月7日 22:39
経営コンサルタントをはじめて、
20年が経とうとしています。
業界内外の色んな会社、色んな経営者、色んなコンサルタントを、
かなり真剣に間近で、見てきたという点では、そこそこの自信があります。
たった20年のうちだけでも、
地域・業界では「栄枯盛衰」が、繰り広げられています。
今は、調子がいいけれども、必ず駄目になってゆく会社・人。
今は、イマイチだけど、これから伸びてゆく会社・人。
安定成長を、続ける会社・人。
浮き沈みが、激しい会社・人。
できるだけ、事実に基づき、
客観的に(と、言っても、それが主観なのですが・・・笑)、
特に、中小企業において、
時代が変わっても、
安定的に成長しているそれらの特長を、ルールとして、とらえています。
そのうちのひとつが、
「ローコスト・ハイコストの使い分けに、基準がありメリハリが効いている」というもの。
お客様の目に見える部分は、ハイコスト。
お客様の目に見えない部分は、ローコスト。
たとえば、店舗には、お金をかけるが、
バックヤードには、お金をかけない。
売上につながる部分は、ハイコスト。
売上につながらない部分は、ローコスト。。。
こんな哲学を持っています。