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ツールは、弱者のためのものである。

ツール:道具

木材に、釘を打ち込むとき、金槌を「ツール」として使う。
釘を抜くときには、バールを「ツール」として使う。

素手で、釘を打ち込んだり、抜いたりできる人は、稀有である。

道具ナシ=手だけで仕事する人と、
道具「ツール」を使って仕事する人では、道具を使う人のほうが、楽に仕事できる。

道具ナシで仕事する場合は、
力の強い人、粘り強い人、技術に優れた人が、勝る。

つまり
「ツール」は、弱者のためのものである。

 
明治維新、
圧倒的兵力の幕府軍は、旧式のゲベール銃で戦う。安価で大量に出回っていた。
薩長軍は、最新のミニエー銃(有効射程距離ゲベールの3倍)を装備した。
そのため、少ない人数でも、勝つことができた。

西南戦争、
明治新政府軍の徴兵された庶民の軍隊が、
当時最強の心技体を持つ薩摩兵と戦うことができた理由のひとつは、
新政府軍に、スナイドル銃(装填から発射まで5秒)が装備されていたからである。
1人1人の強さでは、薩摩兵に、まず、かなわない。
薩摩は、刀とエンフィールド銃(装填から発射まで30秒)で戦った。

世界史上では、
ヨーロッパのクリミア戦争の
旧来型マスケット銃(射程距離180m)と、
新式ライフル銃(射程距離900m)の違い。

現在も、
ウクライナがロシアに侵攻されて以降、何とか戦うことができているのは、
アメリカから提供される様々な最新軍事支援「ツール」のおかげである。
ロシアと同じ武器で戦っていたら、まず勝ち目はない。

繰り返す。
「ツール」とは、弱者のためのものである。
良い道具を持たなければ、強者には、勝てない。

葬祭会社のチラシ・カタログ・ポスター・ホール・看板は、
売上アップの「ツール」である。
だから、私は、精度の高い「ツール」を提供する!と、作っている。

「うちは、ギリギリでやっているから、販促ツールはいらない」
「お金がないから、リニューアルは、できない」
「ツールは、支給品・既製品・みんなが使っている一般的なものでいい」
こうゆう、弱小の会社もある。

いや、違う。

弱者こそ、
強力で良い「ツール」を手に入れて、戦うべきなんだ。
素手で戦って、勝てる(売上・利益を上げる)はずがない。
歴史が証明している。

・他社よりも劣る「ツール」
・誰でも手に入れることのできる「ツール」
・アホが作った「ツール」
・「ツール」そのものが売れたら良い、と制作会社が作った「ツール」
ツールがあっても、
上記のようなツールで、勝ち続けることは、不可能である。

こうゆう当然の「原理原則」を理解しようとしなかったことが、
今「ツール」を作る予算さえとれないほどに、
利益が出なくなってしまった一番の理由、根本的原因である。

考えを改めるきっかけとして欲しい。



老舗の好印象の刷り込み戦術~お口にあいましたか?

ご支援先とのランチタイムより。
何度か、お伺いさせていただく老舗料亭。

店主さんも、スタッフさんも、
お膳を下げるとき「お口に合いましたか?」と、毎回、聞いてくれる。
毎回、同じフレーズで、
どのお客様にも聞いている。

お客様が、悪い事を言うはずがない。

お客様の満足度を上げると同時に、
お客様の脳内に「良い店だった」「美味しかった」というイメージを刷り込む。
口コミ発生の素を作り出しているのである。

食後のコーヒーを持ってくるとき、
デザートの1枚ものパウチ・パンフレットも、持って回っている。
「ご一緒に、デザートはいかがですか?」
抜かりもない・笑

老舗であることにあぐらをかかず、
いや、永く支持されるお店であり続けることの一因を感じる。

 
「良いお葬式ができましたか?」
「きちんと別れができましたか?」
今すぐできる、満足度向上&企業永続化方法である。

まずは、2ヶ月限定で実施してみては?

・・・・
前回まで複数回に渡り、自分の過去ばかり書いたお詫びに・・・
誰でもできる、ちょっとしたノウハウ披露の回とさせていただきます。



頭にも美味しいお菓子


お菓子つながり、先週のブログの続き。

バレンタインにいただいた、このチョコレートも、
とても上手に「価値」を伝えていました!

どうですか?
葬祭業でも、応用可能かと!



無人販売店舗。万引き額 vs 泥棒人件費

最近、巷に増えている、冷凍餃子の24時間・無人販売店。
約2年前に、関東エリアで初めて遭遇しました。
その「増殖力=店舗開発力」たるや、感心するばかり、、
ご支援先の出店候補エリアを、先制して押さえられ、何度も苦い経験をしました。

「悔しい・・・」この商売、廃れて、空き店舗にならないか??
(タピオカ屋、高級食パン屋と、同じ運命にならないかな・・・)
他人の不幸を待つ、性悪な根性丸出しで、餃子無人販売店舗を見ている。
そのときは、必ず入居してやる!!
いつか、そのときのために、各種情報を得ながら、ねちねちと観察を続けている。

今や、全国に多種多様な「餃子」ブランドが乱立するようになりました。

どのくらい儲かるのか?
FC募集に関心を持てば、数字も公表されている。
当然、募集が目的なので、良いことしか書かれていないが、
プロが見れば、実際、どんな数字になるのか?
裏付けをとれば、だいたいわかる。

気になるロス率(=万引き、泥棒)も、あるにはあるが、
FC加盟した経営者に言わせると、
「飲食店の人件費を考えれば、その程度のロスは、大した問題ではない」
「稼がないスタッフに、払っている給料。こっちのほうが、よほど泥棒的ですよ!」とのこと。
なるほど、そうゆう感覚か・・・納得である。

ダメ・スタッフと、ダメ・経営者にとっては、
これから、本当に、つらい時代が来るだろうなあ。。
そんな予感の漂う「アナログ・無人販売」の隆盛です。


ちなみに、カラオケ店は、コロナ禍で、ほぼ無人スタイルを作り上げた。
これから、莫大な利益が出る可能性がある。注目である。
コロナ前は、一生懸命、『飲食の充実で、付加価値売上を!』とか
『ご年配層・主婦層をターゲットに平日昼間の利用の促進を』なんて、やってたけど、完全に方向転換。

受付は無人。飲食メニューは絞り込み。
食事はフロアの置き場に置いておくから、お客様が勝手に取りに行く。
お客様からすれば、これで十分である。
絶好調で歌っているとき、
コン・コン・コンって、業務的なスタッフが入ってこないのは、何より良い!

現在のスタイルは、アルバイト2名(もしかしたら1名?)で、運営できる。
本社一括管理とかしてるんだろうなあー。
コロナによって、儲かって、儲かって、仕方ないようになる「仕組み」を作り上げた。



穴熊社長は、会社を潰してしまう

先日、チンパンジーのブログを書いて、
「動物」つながりで、想起したことがあったので、書き留めておきたい。

会社に出勤しても、ほとんどの時間を会社で過ごす社長のことを、
「穴熊社長」と呼ぶ。
穴熊のように、会社に引っ込んで、出てこない。
穴の中でスタッフが働きさえすれば、業績が回復すると思っている。
穴の中から外をみて、「業績が悪い」と嘆いている。

世間=お客様を知らずに、経営ができるわけがない。
会社の中にいて、「市場」を知ることはできない。

自社をご利用いただけるかどうか、それは、お客様が決めることなのであり、
その結果が、売上となる。

つまり、事業とは、市場活動なのである。
現場で、お客様がお金を払ってくれるに見合う
商品・接客・サービス・空間が提供されているかどうか?
お客様が満足してくれているか、不満はないか?
競合店よりも勝っているかどうか?を、確認すること。

社長は、お客様のもとを、定期訪問しなければならない。
小売店の場合は、店舗に相当する。

社長の真の定位置は、社内でなく、お客様のもと。である。
多くの社長は、このことを知らない。

・定期的に行く。
・前もって知らせずに行く。
・一人で行く。
・お客様の声を聴く、売り込みしなくて良い。
・お叱り、ご要望をお聞きする。

 
私には、大学卒業後、入社した船井総研・船井幸雄会長をはじめ、
若いころに影響を受けたコンサルタントや経営者が、何人もいる。
今は「彼は、ヤバイ・・・もし敵に回すと、俺と同じくらい、手ごわい存在だ」と、
認めるコンサルタントや経営者が、何人かいる。

上記、「穴熊社長になるな!会社を出て、お客様の近くに身を置き、市場活動を行いなさい」は、そのうちの一人・一倉定さんが提唱している有名な原則です。

これだけ書いても、ピンと来ない。つまりは、それを実行しないなら、
本家・本元の書籍をご紹介するので、是非、読んでみて欲しい。

ちなみに、それらの書籍の1冊単価は、1万円である。。
20代の頃、その本を、少しずつ買い漁って読んでいた。
この無料ブログで、素直に感じて、ササッと行動を変えるほうが、お得である・笑



汚れ仕事から、権力者への道

ロシア・プーチン大統領と、
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時。
この二人には、共通点がある。

それは、トップの「汚れ仕事」を引き受けていた存在が、
その後、権力の座に就くという点である。

源頼朝 ⇒北条義時、北条氏へ
大河ドラマでも、段取り・後始末を、たくさんしている。
源氏にとって代わり、執権として、鎌倉幕府のリーダーとなる。
その北条氏も150年後、
長崎円喜とその一族に、汚れ役を引き受けさせ、ついに滅亡への道をたどる。

エリツィン ⇒プーチン
プーチンは市長の汚職をもみ消すことで、台頭してくる。
KGBに入ってからは、
エリツィン大統領の汚職を闇に葬り、武力侵攻時の政権をまとめ、
信頼を得て(いや、キンタマを握り)エリツィンの身の安全を保証することで、リーダーとなる。

中国では、曹操 ⇒司馬懿仲達とその一族が、三国志時代の最終勝者・晋を立国。
日本の貴族の時代 ⇒武士の時代、貴族が嫌がる「殺し」をやって台頭する。
古巣・船井総研でも、
現トップは、前トップの下で、クレーム処理、後始末を山ほどやっていた。

こうして、ロシアとウクライナ。
日曜日に録画しておいた大河ドラマを、つなげて観る。

もし中国が台湾に侵攻したら、日本はどうするんだろう?
国民・世論は、どうゆう「空気」になるのか?
応援するとしても、法律の問題は、大丈夫か?
軍備は、どうなっているか??

日本が北海道で、このプーチン・ロシアと国境を接している。という実感を持って、
ウクライナ問題を観ている人が、どのくらいいるのだろうか?
ちゃんと報じて、
賢く生き抜く国民を育ててもらいたい。



この店の売上、どうやって上げる?~世界コンサルタント選手権

ご支援先へ向かう時間調整中、カフェの2階から、景色を眺める。

ほほーー「伝説のチーズケーキ」とな。
いったい、どのくらい売れるのか?
張り込み中の刑事のように、2階からカウントを始めた。

約45分間で、1つも売れなかった。
この調子じゃ、この後も、期待できないだろう。

店員さん、可哀想に・・・この寒い中、屋外で、立ちっぱなし。
売れないと、体調、悪くなっちゃうだろうなー。
拷問に近いぞ、これ。

責任者、ひどいな。。。お前、やってみろよ。
兵を無駄死にさせる参謀と同じやぞ!!
(すぐに腹を立てる、悪い癖だ・笑)

この通り、人はいっぱい通っている。

きっと、この会社、それなりに「商品力」があって、
店舗づくりを適当にしていても売れていたのだろう。
しかし、商品は、時間と共に、均質化してくる。

さて、
この催事店舗、この状態から、どうやって売れるようにする?
売上アップの演習が、始まる。

今すぐに、立て直す方法は?
明日以降、立て直す方法は?

パパパッと、作戦を考える。
オレに、任せてみて欲しい。一発で繁盛店にしてやる。

こうゆうとき、隣に、ちょっと見どころのある人間がいると、面倒なことになる。
「あの店、キミならどうする?考えてみろ」って、話しかける。

時、折しも、冬季五輪の真っ只中、
世界「売上アップ」選手権を、してみたいなあ。

今、このお店を、どう変えたら、
費用対効果で、ナンバーワンにすることができるか?
・投資費用0円で、3日間の部。
・投資費用10万円で、7日間の部。
・投資費用50万円で、1年間の部。
スキージャンプ競技のラージヒル、ノーマルヒルって感じ。
使う能力は、同じに見えるが、まったく変わる。

偉そうにしている有名なコンサルタント、
自分の商売をうまく伸ばしているだけのコンサルタントには、きっと余裕で勝てる。

意外に、無名の素人に近い人間が、強敵だったりする。
そうゆうヤツに負ける可能性がある。

戦ってみたいなあ。。
コンサルタント選手権(C1グランプリ)、考えてみよう。



「気は心」

気は心。
他人のための、
ほんの少しの「気」遣いは、質素であっても、
真「心」のあらわれである。という意味。

マイ・バイスクールのチャリンチャリン(正式名称:ベル)が壊れたので、
自転車屋さんで、新品に取り換えてもらう。

パッパと選んで、シャシャッと取り付けてもらい、
「どうも、ありがとうー」と、出てゆく前に、
店員さんが、エアーで車体のほこりをふきとばし、
車輪に油をさして、サササーーっと、手で拭きあげてくれた。
その間、30秒足らず。

まさに、気は心。
リピート確実。これをしてくれるなら、他のお店に浮気することはありません。

必需品は「気は心」が、大切なのである。

さて、、、
葬祭業では、どんなことができるか?



開戦から学ぶ教訓。経営に通じること

太平洋戦争・開戦から学んだ教訓を、3つにまとめる。

1)損切り、できるか?
2)直接、話したか?
3)リスクは、何か?

1)損切り
アメリカからの要求=中国大陸からの撤退は、
これまでかけてきた尊い人命・コスト・労力・・・を、ゼロにする。
いわゆる「損切り」である。
これを、数字に基づいて、決定できるかどうか?

現代の経営に置き換えると、
不採算の店舗、無駄な経費(特に人件費)、、
数字が示しているのに、心情的にいつまでも放置していることと同じである。

2)直接、話す
日米同士のトップ会談は、ついに、実施されなかった
現場レベル同士の話で、どうにもならないなら、
何とかしたいなら、、直接、顔を見て話す。
相手が本当に、何を望んでいるのか?
日ごろから、顔を見て話せる人間関係を、作っておくべきである。

開戦を決意させた「ハル・ノート」は、
先日のブログに書いた「原則」に、そのまま、合致する。

「悪いこと」「バッドニュース」は、文章にすると、
受け手にとって、冷たく、悪意のあるものに聞こえる。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2021/07/24/
交渉ごとを成功させたいのであれば、トップ面談。
少なくとも、電話による話し合いは必須。
切りたいのなら、文書でも良し。
「会える」素地を普段から作っておくべし。できるだけ「会う」こと。

3つめ「リスク」については、また、次回。。

初冬の富士山を、横目に見ながら出張。
師も走る。師走。
今年も、怒涛のごとく年末間際の仕事が、押し寄せる・涙



隣にあるもの【後編】・・・高感度センサー付き行動力

先日、プロ野球・日本シリーズで優勝監督となったヤクルトの高津臣吾監督。
現役時代は、サイドスローからのシンカーを武器に、
最終回を抑えるリリーフ投手として活躍しました。
でも、アマ時代は、無名に近い選手。
高校時代(広島工業)は、控え投手。
亜細亜大学に進学し、頭角をあらわすも、大学4年間での通算成績は11勝15敗である。

亜細亜大学の同期生に、
アマ球界ナンバーワン投手であった小池秀郎投手(ドラフト史上最多8球団競合)がいて、
この小池投手を見に来ていた、ヤクルトのスカウトが、高津投手を見て、
「このサイドスローは、面白いかも」と、ドラフト3位で指名した。

世界の盗塁王・福本豊も、同じパターン。
社会人野球の松下電器時代、スラッガー加藤秀司選手(阪急ドラフト2位)を、
見に来ていた阪急のスカウトが、
「この俊足は、面白いかも」と、福本をドラフト7位で指名した。

まさに、本命の「隣にあるもの」の価値が、ものすごく高かった。という例である。

葬祭業のホール開発でも、同様のことが、よく起こる。
「本命」として、情報入手した物件視察の道中、
あるいは、その近辺の実地調査で
「お!!こっちのほうが、面白いかも!」という物件に巡り合うことが、案外、多い。

そして、その後、会社の屋台骨を支えるドル箱ホールに、成長する。

書籍も。
選手のスカウトも。
新ホール物件も。


美味しい穴場的なお店も、
旅先でのガイドブックに載っていないスポットや出会いも。。

「隣にあるもの」に価値があることが多い。というお話でした。

実際に、現地に足を運んで、自分の目で見る、行動力。
行動しながら、高性能・受信機(探知レーダー)を、働かせて、鍛えること。



究極のブランド ~食欲の秋・食品編

空港で待ち時間があったので、
ご支援先に「おみや」を買って行こう!と、
物色中に発見した、この調味料。。

「本山油」
なんだ、これ?と思って、近づいてみる。
開発したシェフの名前が、そのまま商品名となっていました。
これぞ、究極の「ブランド」である。

どうしても気になったので、
後日、自分でもお取り寄せしてみました。

「家族葬」じゃなくて、
「○○葬」○○には、社名や個人名。

有楽町・東京交通会館の「靴磨き」で有名な千葉尊さんのお店は
「千葉スペシャル」だ!
http://www.highflyers.nu/hf/mikotochiba1/

そのまま「○○スペシャル」でもいいですね。

是非、導入のご検討を。これからは「個人名」商品の時代です。



俺の新幹線、俺の駅。俺の飛行機、俺の空港が。。。

コロナ禍のおかげ?で、ここ1年以上「独占状態」で乗ることができていた交通機関が、
今、満席に近い状態となっている。飛行機も、新幹線も。
コロナ前と、同じくらい。※新幹線駅の小用トイレに、久しぶりに並びました!

人流と季節の影響で、冬にかけて、コロナは、拡大するかもしれない。
しかし、私の「政策」通り、
焦点を当てるメインの管理項目を「感染者」から変更させておけば、
コロナと経済の両立は、可能である。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2021/07/03
本当に、今度こそ、頼むぞーーー!
(・・・・前から、言うとるやろ・・・チャッチャとやれや!遅いねん!!)

もし、この冬、それなりに、コロナ対策が奏功すれば、
来年は、インバウンド再開もある。

葬祭業界は、この秋、復活のチャンス到来である。
みんなでお別れを行う式も増やしてゆきましょう。



組織の論理と、注意すべき最大の弱点

ちなみに、
太平洋戦争下の日本軍には、「空軍」という組織はなかった。
海軍・陸軍に、それぞれ付属した「海軍・航空部隊」「陸軍・航空部隊」として存在していた。
アメリカは、日本との戦時下「空軍」を実質的に独立させ、
陸軍、海軍と同等の指揮権・発言権を持ち、活動している。

 
組織の権益を代表すると、
その役割を果たすため、
その組織が属する「全体」にとってのマイナスなことを、
正義感を持って、熱心に、やるようになる。

組織の存続・維持自体を最優先事項としてしまう。
本来、組織は、組織を作った者の目的を達成するために存在している。

たとえば、
軍艦の数を減らされると、
艦長のポストがなくなってしまう。
うちの艦長たちの行き場は?可哀想だ。
だから、海軍は平和条約には、反対する。
海軍が属しているはずの「国全体」のことは、二の次。となる。

陸軍の手柄によって、戦争に勝つと、
今後、陸軍が、主導権、発言権を持つことになりそうだから、
陸軍を戦地に止めておいたまま、空軍によって攻撃させる。
国自体が戦争に勝つことは、二の次となる判断をする。

これが、組織の理屈である。
組織を運営する側、組織のトップに立つ者が、最も注意すべき点である。
組織には、長所がたくさんある。
ただ、弱点となる「代表的な特性」は、知っておくべきである。

個人も同じ。
最低でも、もう一層上のレベルでの判断をしなければならない。

「全体のプラス」となる判断ができる「組織」と「個人」。
そのコントロール。
現代の「会社」においても、これは、生き残りの必須条件である。



未知への対応。。やっと「あそび」が増えてきた

未知のものに遭遇すると、
生物は、
まごつく、慌てふためく、凍りつく、すくむ、怯える。

過去の蓄積から、参照できないものや、
差異の出現に対して、
より精微に対応しようと、過度に反応する。

回避行動は、
誰かの動いた方向に、雪崩打つように一斉に動く。

ネコに、初めて掃除機を見せて、スイッチを入れたとき。(笑)
野生のシカが、見知らぬ音やニオイを、感知したとき。
そして、
ヒトが、ウイルスに遭遇したとき。。。

緊張と不安のなか、
「あそび」という「間」のなくなった世界。

ようやく最近、抜け出してきつつある。

1年前、このブログでご紹介した「コロナきらい」の手書きPOPや、
ご支援先で導入していただいている「マスクの下は、笑顔です」POPは、
未知のものに遭遇した人類に「あそび」を取り戻そうとしている事例です。

最近、街で見つけた「あそび」の表現。。

そうです、人のせいに・・・しちゃいましょうー


その通り!
開けろ!と言われなくても、開けたい主義のボク。。。コロナ後も、永遠に続きますように・・・。


ヒュウーーー!かっこいい。。。誰か・・・真似してくださいませ。

“当店は、
一切、コロナを出していません。
お酒は、バンバン出しています!”

酒を出して営業する!と、覚悟を決めた飲食店なら、
反骨精神で「あそび」してみたらどうだろ?



経営は、サイエンスとアートの融合

ご支援先と、
市場調査を兼ねて、ランチタイム。

美味しいハンバーガー。
このハンバーガーの真ん中、
具材部分のように、
経営のコアな部分、ほとんどは、理論と科学、分析や数字を積み上げて、できている。
と、思って経営&コンサルティングしています。

しかし、理論のベースにあるものは、
こうなりたい!こうありたい!という「ソウル=魂」である。
ハンバーガーの下のバンズ部分。

「魂」をベースに、綿密に「理論・数字」を組み立て、
そして、最後の最後、理論の上に乗っかるのは、
もう1回、魂(ソウル)である。
それっ!えいや!ってヤツである。
ハンバーガーの上のバンズ部分にあたる。

経営は、
サイエンスとアートの融合だ。
と言ったら、大げさでしょうか?笑

美味しそうなハンバーガーと、
調査店舗を見ながら、
そんなことを考えています。



不幸を回避して生きるため、知っておくこと

義経は、どうすれば、
「走狗煮られる」とならなかったのか??

兄であり、上司である頼朝が、
頭にデザインしていた「武士の世」を理解していれば、
そうならなかった可能性が高い。と思う。

頼朝から見れば、
「武士の世」の実現を邪魔する「天皇・公家=京都勢力」に、
義経が、取り込まれたように見られたのである。

 
歴史から学ぶべき点は、数多い。
人は、同じことを繰り返しているからである。

「絶対に、やってはならないこと」
どんなときも、上司のこれを知って、仕事をしなければならないのである。
義経は、上司である頼朝の「絶対、それはやるな!!」を、
知らずに、悪意なく、やってしまったのである。

あと、もうひとつ。。
「家」の歴史や特長は、脈々と受け継がれ、繰り返される。
ということは、知っておいて、気をつけて、生きるべし。
どんな家でも同じ。父方・母方、よく知るべし。

以前のブログにも記しましたが、
源氏は、武力に秀でるが、身内同士で、殺すまで争う。そうゆう家である。
平家は、天皇家と近く、金儲けが上手い、身内同士が仲良い家である。

そして、「走狗煮らる」という故事成語も、
漢の英雄・韓信のことも、
義経は、幼少期を過ごした鞍馬の寺で、学んでいたのだろうか?



2021年。。恩返し&倍返しで!

新年、あけまして、おめでとうございます。
本年も、よろしくお願いたします。

昨年は、未曾有の危機が全世界を席巻しました。
このようなときこそ、
コンサルタントの本領・真価を発揮するとき!と、
これまで以上に、クライアント様のために、できる限りの動きをしてきました。

葬祭業界においても、
一気に時計が進み、変化があわられました。
平均単価が大きく下がるなかでも、
売上・利益を、しっかり残していただいてるクライアント様が、多数存在しています。
これは、私の大きな自信と励みになりました。
本当に、感謝しかありません。

一方で、残念ながら、
ややプラス程度の実績しか残せなかったクライアント様も、存在しています。
もちろん、商圏状況や、売上構造、
ご契約からの経過年数にも、よりますが、
大きな違いは
「実施すべき施策を、現場でどれほど濃く実施していただいているか?」ということにありそうです。

コロナ渦中で勝ち残るためにも、
コロナ明けの反転攻勢に向けても、
さらにレベルアップしたご提案を行いますので、本年もよろしくお願いいたします。

・・・・

三菱UFJ銀行の頭取が、リアル半沢氏になったことですし・・・
恩返しと、倍返しで、臨みたいと思います。



優秀な人材を求め、飛躍をはかるチャンス到来

今年も、ご支援先での仕事は、
年末ギリギリ29日まで。。

昨年は、31日まで、ご訪問していたから、
少しは、マシになりました!
あと、少し・・・頑張ります!!

 
こちら、大阪市内の求人情報誌・タウンワークの今。。

約50ページ前後である。
明らかに薄くなっています。

ピーク時の3分の1。
通常時の2分の1・・・といったところ。。

※以前、このブログで、タウンページ求人について、
 ちらっと書いたことがありますので、ご確認を。

今、コロナのおかげで、明らかなる買い手市場です・・・
飛躍のための優秀な人材を探すなら、
今から来年にかけて・・です!



忘れちゃならないこと ~もし自分が経営者だったら・・・

かわいいディスタンスと出会いました!
パウチされた貼り紙よりも、断然、こっちのほうがいいですね。

どうでしょうか?
葬祭ホールでも・・笑
動物ぬいぐるみの代わりに、
菩薩像?如来像?四天王?十二神将??

   
本日は愚痴・・・&自分も気をつけたい教訓です。
 
コロナの真っ只中の4月「きっと大変だろうなー、少し助けてあげよう」と、
マッサージ屋さんに行って、「回数券」を買いました。

「家賃の足しくらいにはなるだろう・・」
「大変でしょうが、乗り切ってくださいね」の気持ちで。

そして、8月・・・
このお店に行って、この回数券を使おうとすると・・
「有効期限が3カ月でして、、期限を過ぎていまして、使えません・・」とのこと。

あちゃーーー!!
やってしまった。。。

しかし・・・あのとき、助けてあげようとしたことが、
仇になってしまった・・・涙

 
実は、
最近、ちょっと似たようなことを、ご支援先の社長が話されていました。

飲食店応援クーポン(先払いの回数券)を、コロナ中の春先に買ったこの社長。。
私と同じ「少しでも助けになれば・・」という気持ちで。

7月、そのクーポンを飲食店で使ったそうですが、、
そのときの店員さんの反応が、
(あ~~。。無料券ですかーー)(お金が入ってこず、残念)的な
雰囲気を醸し出したものだったそうです。

回数券を買った側が
「なんだか、すみません・・・」という気持ちになってしまいました。
でも、困っていたときに、助けたつもりだったのになあ。。とのこと。

 
人は、時間が過ぎれば、記憶が薄れてしまう生物である。
それが、長所でもある。
しかし、、当時と同じ感覚を、忘れてはならないことも、たくさんある。

もしも、
自分が経営者だったら、どうゆう判断や行動をするのか?
という視点で、全スタッフが
「期限切れの回数券」や
「期限が切れていない回数券」への対応ができるようになると、良い会社になる。



「基礎」は大切。自分が知らない世界がある。

ご支援先の、看板立ち上げの現場に同席。。

コロナでも、まったく、へこたれていません。
「絶好機!!」ととらえて、
悠然・イキイキと経営してくれるご支援先です。

看板の基礎工事。。
このくらいの大きな穴を掘り、
鉄骨を埋め込んで、
何人もの職人さんで、看板を立ち上げます。

経営も、看板も、家も、仕事も、人生も、、
何事も「基礎」が大切。
しっかりしていないと、台風が来たら、飛んでいってしまいます。
経年で、ぐらつきます。

「儲かる人」が、知っている世界。
実行している世界。。というのが、世の中にはあるものです。

自分が知っていることは、伝えてゆきます。
自分が知らないことは、素直に受け入れるようにしています。



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