2022年2月19日 21:48
ご支援先へ向かう時間調整中、カフェの2階から、景色を眺める。
ほほーー「伝説のチーズケーキ」とな。
いったい、どのくらい売れるのか?
張り込み中の刑事のように、2階からカウントを始めた。

約45分間で、1つも売れなかった。
この調子じゃ、この後も、期待できないだろう。
店員さん、可哀想に・・・この寒い中、屋外で、立ちっぱなし。
売れないと、体調、悪くなっちゃうだろうなー。
拷問に近いぞ、これ。
責任者、ひどいな。。。お前、やってみろよ。
兵を無駄死にさせる参謀と同じやぞ!!
(すぐに腹を立てる、悪い癖だ・笑)

この通り、人はいっぱい通っている。
きっと、この会社、それなりに「商品力」があって、
店舗づくりを適当にしていても売れていたのだろう。
しかし、商品は、時間と共に、均質化してくる。
さて、
この催事店舗、この状態から、どうやって売れるようにする?
売上アップの演習が、始まる。
今すぐに、立て直す方法は?
明日以降、立て直す方法は?
パパパッと、作戦を考える。
オレに、任せてみて欲しい。一発で繁盛店にしてやる。
こうゆうとき、隣に、ちょっと見どころのある人間がいると、面倒なことになる。
「あの店、キミならどうする?考えてみろ」って、話しかける。
時、折しも、冬季五輪の真っ只中、
世界「売上アップ」選手権を、してみたいなあ。
今、このお店を、どう変えたら、
費用対効果で、ナンバーワンにすることができるか?
・投資費用0円で、3日間の部。
・投資費用10万円で、7日間の部。
・投資費用50万円で、1年間の部。
スキージャンプ競技のラージヒル、ノーマルヒルって感じ。
使う能力は、同じに見えるが、まったく変わる。
偉そうにしている有名なコンサルタント、
自分の商売をうまく伸ばしているだけのコンサルタントには、きっと余裕で勝てる。
意外に、無名の素人に近い人間が、強敵だったりする。
そうゆうヤツに負ける可能性がある。
戦ってみたいなあ。。
コンサルタント選手権(C1グランプリ)、考えてみよう。
2022年2月13日 21:45
「中西さん、ユニークな色の自転車に乗っていますね~。」
ブログに、ちょこっと自転車の写真を掲載すると、
目ざとく反応してくる「マニア読者」がいて、イチイチ絡んでくる。
らしくない。とか、
ダサい。とか、
オンナの影響か?とか、言いたいらしい。
確かに・・・
個人的には、一般的なものが、好みである。
スーパーの前に停めてるだけで「コイツ、ここで買い物してる」って、
知られることは、私の人生においては、デメリットのほうがはるかに大きい。
もうひとつ大事な「好み」は、
役所に撤去されても、泥棒に盗られても、苦にならない「お値段」である。
最近は、自転車も値上がりして、1万円じゃ買えなくなった。
中古部品を組み立てている、いい感じのジイさんの自転車屋は、廃業した(涙)
低価格ライン=2万円以内で、
最小限の力で、それなりに走る。と判断した機種のなかでは、
あの、くすんだブルー色のものしかなかったのである。
そして、自転車の一部に、
このワンポイントが入っているから、買った。
もし、何もなければ、買っていない。

ここに、アメリカ国旗があしらわれていても、買っていない。
イギリス国旗でも、買っていない。
日本でも、中国でも、スペインでも、ブラジルでも、ノルウェーでも・・・買っていない。
フランス国旗なら、、
お、もしかしたら、買うかもしれない。
ドイツなら、、ううーーん、この色とは、合わないな。
もし同じ価格で、ロゴによる「品質保証」があったとしても。
このくすんだブルーに対して、
・ブリジストンのロゴが入っていても、買わない、
・シャネルのロゴが入っていても、買わない、
・ベンツでも、アルマーニでも、ビアンキでも、ナイキでも、買わない。
なんだか、妙な「感性」である。
無意識に刷り込まれた、ヨーロッパ崇拝?
イタリア車センス崇拝?
ツールドフランス??
間違いなく、何かが、作用している。
なんとなく、わかってくれる人もいるかもしれない。
なぜ、イタリア国旗なら、買ってしまうのか?
こうして「ワンポイント」が、購入の決め手になる場合もあるから、
マークや、組み合わせを、研究する。
2022年2月12日 22:12
めちゃめちゃ強い項羽が、
だらしなく弱い劉邦(漢の高祖)に、最終的に負ける。そうゆう物語。

何度か目に読んだ当時のメモが出てきました。
文字起こしして、まとめて、残しておきます。
↓↓
●敵を許し、治める。
>〇徹底的に殲滅し、治める。
●他の勢力を味方にして戦う(目的を達成するためなら、こだわらない)
>〇自社精鋭部隊で戦う(出自・筋目を重視する)
●行政文書と地図を得る(将来の統治や戦争のため)
>〇財宝を得る(目先の利益) ※秦を滅ぼし、都・咸陽に入ったときの行動。
●将軍が多数いる(韓信、彭越。ひと癖あるが、自分以上に戦争に強い人物)
>〇独断で決め、動かす(自分を最強化する、自分の意に沿わないとか、自分以上の人物は切る)
●知恵者の意見・助言・提案を聞く(張良を生涯、軍師とする)
>〇知恵者の意見・助言・提案を聞かない(軍師・范増を追放してから、没落が始まる)
●自らを弱者と位置づける(弱い相手と戦う、負けそうならいったん逃げる)
>〇自らを強者と位置づける(強い相手と堂々戦う、負け=死)
●が劉邦。〇が項羽。
↑↑
歴史は繰り返す。
あなたは、劉邦的?
それとも、項羽的?
私?
「范増×張良×韓信」でありたい。目指している。
すなわち、
クライアント先が、劉邦的であっても、項羽的であっても、天下を取らせる。
実際に軍を率いても、圧倒的に強い。
そうゆう存在を目指している。
2022年2月6日 22:05
ウオタニ先生は、中学バスケ部顧問の若い先生。
大ボス顧問・前川先生(=通称:オヤジ)の子分で、
若くて、かっこよくて、毎日、練習に来てくれる実務コーチ(=通称:ウオちゃん)。
スギモトさんは、中学3年生。
学年。。いや、校区で一番のワル。
バスケ部に、籍を置いている。
喧嘩が、バリバリに強いらしい。
「誰かを、ボコボコにした」「○○中学の不良を土下座させた」
「今、停学中」って、ニュースが、人づてに聞こえてくる。
制服は、もちろん、ダボダボの「ボンタン」。
バスケの練習着=学校の体操服ズボンも、どこでどう入手するのか、ダボダボ。
中学1年のバスケ部員のボクらに対して、
オラオラしてくることは、一切ない。
意外に「怖い」という雰囲気もない。
部室の奥のほうで、静かに笑って話している。
怒っているところも、暴れているところも、見たことがない。
しかし、目は「ホオジロザメ」のような目をしている。
つまりは・・・・
ホンモノの怖い人なのである。笑
「その世界のお偉い人=ホンモノ」って、そうゆう風だ。って、言いますよね。
小モノほど、オラオラって、威嚇する。
この原則は、中学1年生で「身をもって」理解できていました。
スギモトさん、腕っぷしが強いだけあって、
バスケも、上手で、レギュラー選手。
でも、練習には、時々しか来ない。
何ひとつ変わることなく、大事な試合の日でも、時々しか来ない。
※「ホンモノ」なのである。
試合前、先輩たちは「今日は、スギモト来るかなあー」って、
そうゆう基本的な心配していたことを、良く覚えている。
先生の立場からすれば、
お世辞にも、褒める点など、どこにもないであろう先輩でした。
ある日の練習中のこと
。。まずいプレイがあり、
ウオタニ先生の「お説教タイム」が始まった。
きっと、ボクらが、何か委縮したようなプレイをしたんだろうと思う。
そのとき、ウオタニ先生は、全員を前にして、こう言った。
「お前ら、スギモトの精神力を、見習え!」
「どんなに怒られても、何を言われても、ホゲーーーーと、
聞いているのか、聞いてないのか、わからんような、あの精神力。
お前らには、あのくらいの図太さ、精神力がないのか!!」
目からウロコ。。。
え!?スギモトさんみたいに・・・・??
え、あ。。あれで、いいんだーー↑↑
確かに、スギモトさんは、先生に怒られているとき、
全く反抗的な態度をとらない。
表情ひとつ変えず聞いている(聞いていない可能性が高い・・・)
「どこ吹く風」と流している。
「精神力」のはき違えかもしれないです・笑
でも、
真面目で優しい繊細な性格だった中西少年に、
間違いなく、発想の転換が新しい局面へ、コペルニクス的転回、
良いきっかけ=脱出の道を与えてくれた、ウオタニ先生の一言でした。
あれ「精神力」ってゆうのかーーー。スギモトさん、最高ー!
今でも、海洋生物番組や、
水族館でサメの目を見ると、スギモトさんを思い出す。
傷つきやすい。
打たれ弱い。
考え込んでしまう。
そんな性格でお悩みの方の参考になれば!
と思って「回顧録」でした。
2022年2月5日 21:21
クライアント先近くの空港の風景。

国際線もある主要空港ですが、ご覧の通り。
オミクロンととにも、また人がいなくなった。
何度か出された緊急事態宣言中ほどのレベルではないが、
昨年10~今年1月前半までの人出と比較すれば、歴然の差。
さて、ここから、何が起こるか?
すぐに対応すべきことは?
何が増えて、
何が減るのか?
私と、私の仲間はどうするか??
以前からブログに書くとおり「人災」要素も強い状況である。が、嘆いても仕方ない。
これを知りながら=手のひらの上に置きながら、
クライアント先が、躍進できる対策を打つ。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2020/04/18/
「儲けのチャンスが、また、やってきた」
ということである。
2022年1月31日 21:05
継続的に追いかけている「日本の死亡者数の推移」
最新数値・11月分の発表がされました。
ワクチン接種数と「死者数」の関係に着目してきましたが、
やはり「仮説」は、正しかったかもしれません。
5月以降、ワクチン接種人数が、毎月2000万人近くとなり、
それと共に、日本の死亡者数は、
過去に類を見ないほどの「昨年対比・伸び率」を記録する。
ワクチン接種は、
10月になって、800万人。
11月は、170万人へと減少。全国民の80%が接種を終える。
それに比例して、死亡者伸び率も、ご覧の通り減少をたどった。

念のため、
2021年分(2020年との比較)の死亡者数推移を掲載しておく。

その前の年がこちら。どれだけ異常な死亡者数が続いてきたか。ということがわかる。

現場と数字を、真剣に行き来きすると、真実が見えてくる。
これと同様に、経営についても「先読み」する。
このブログに予測を定期掲載してきた通り、
細かい数字予測まで、ドンピシャ!的中ってわけにはいかない。
でも、大きな方向性=
まっすぐ行くか、右に曲がるか、左に曲がるか。
そのくらいの予見判断は、できるようになる。
見えてくるようになる。その「練習」を公開してきました。
※右に曲がる「角度」までは、当てるまでの能力はまだない。ってことですね・笑
出店で言えば、、
損益分岐点ギリギリくらいの店になるか、損益分岐点に達しない店になるか、
損益分岐点を超える店になるか、そのくらいの見通しは立つ。
マーケティングで言えば、、、
この手法は、現状維持で良いのか、強化・展開すべきか、撤退・縮小すべきか、その見通しが立つ。
マネジメントで言えば、、
この人を、このままのポジションか、責任を持たせるか、責任を下げるか、その見通しが立つ。
3択だけど、この意思決定を、たった3回繰り返すだけで、
3×3×3=27通りもの「運命」に分かれる。
3戦3勝のトップで人生を進むか、3戦3敗の最下位になるか。。。まさに天と地。
27通りあれば、半分以上の10位以内くらいにはつけておきたい。
ちなみに、、
「凄腕」の皆さんから注目されているこのブログ。。
2021年の死亡者数推移の件は、
業界で躍進中の某有名企業の総帥も、注目していたそうです。
このブログをご覧いただき「実は、私も着目していました」と、早い段階で個人的に、ご連絡をいただきました。
やっぱり、やってるんです。。
普段から、こうゆう練習を!
2022年1月23日 21:49
昨年、開催された業界の展示会「国際コインランドリーEXPO」
ゲスト講師として、登壇させていただきました。
葬祭業以外に、ランドりービジネスのコンサルティング業務を行っています。
この展示会では、毎回、セミナー参加者のアンケートの集計結果が発表されます。
※出展者や、セミナー講師に対してのみ、このような「結果報告書」が、送られてきます。

私のセミナーは、
参加人数79名=全セミナー中、最多人数。
満足度:「非常に満足」+「満足」=85%以上は、全セミナー中、最高スコア。
確か、以前、ゲスト講師にお招きいただいたときも、こんな結果でした。
密かな励みと誇りとしています。


しかしながら、、
私ごときが、セミナー講師陣のなかで最多人数&最高満足度を達成できるようでは、
コインランドリー業界の発展はない。
と、生意気ながらも、
主催者様に伝えさせていただきました。
・・・・
もっと、もっと、強力なライバルを連れて来てくれ!
という意味でもある。
勝負してみたいのである。
プロボクサーが「自分よりも強い相手と戦いたい」とコメントする気持ちと、同じ。
あと、もう一つ
アンケートに「やや不満」と回答した人が、3.3%=2名いる。
(彼らについては、目の前に連れて来てくれ・・・コンコンと納得するまで説明してやる!)
アンケートの中に、具体的なことを書ける「自由記入欄」を設けることを、
主催者様に、ご提案しました。
コインランドリーで、幸せになれる消費者の皆様、
事業者の方が増えることを、本気で願っています。
葬祭業を営みながら「資産家」への道も模索しておられる方は、是非、ご相談くださいませ!笑
2022年1月22日 21:00
気は心。
他人のための、
ほんの少しの「気」遣いは、質素であっても、
真「心」のあらわれである。という意味。
マイ・バイスクールのチャリンチャリン(正式名称:ベル)が壊れたので、
自転車屋さんで、新品に取り換えてもらう。

パッパと選んで、シャシャッと取り付けてもらい、
「どうも、ありがとうー」と、出てゆく前に、
店員さんが、エアーで車体のほこりをふきとばし、
車輪に油をさして、サササーーっと、手で拭きあげてくれた。
その間、30秒足らず。
まさに、気は心。
リピート確実。これをしてくれるなら、他のお店に浮気することはありません。
必需品は「気は心」が、大切なのである。
さて、、、
葬祭業では、どんなことができるか?
2022年1月16日 21:37
観光地化されてしまった、通天閣エリアから、
少し足をのばせば、
まだ、ディープ大阪が、残っているエリアがある。

この商店街、アーケードの前からも、後ろからも、
右からも、左からも、歌声が聞こえてくる。
カラオケ喫茶&カラオケ居酒屋のパラダイスなのである。
昼間っから、カラオケしながら、飲んだり、歌ったり。。
※昔は、路上でカラオケしてる集団が、いくつもあった。
そして・・・この看板。
おお。。。見たことないフレーズだ。

「正規ルートを通して、買いなさい」という意味・・・だろうね~??
2022年1月15日 21:49
国が、金融緩和してカネを刷る、どんどん刷る。
借金が膨らんでも良い。
造幣局で印刷して、バラまけば良い。
学者・評論家には「日本の借金の国債は、日本国民に押し付けてるから大丈夫」って言う人もいるけど・・・
そんな道理って、あるのか?
経営者の中にも、お金を借りるだけ、借りたらいい。
返さなくても、誰かが、この会社、買ってくれるだろ。っていう人もいるけど・・・
それって、本当に大丈夫か?
再び登場してもらおう、大阪「ミナミの帝王」萬田銀次郎に。
↓↓
借りたもんは返す。
それが、世の中の道理っちゅうもんでっしゃろ。
小学生でも知っとる理屈じゃ!
根性の入った銭を貸すんでっせ?
あんたも根性入れて借りなあきまへんで。
年末、市場調査の途中、数少なくなったディープ大阪(通天閣周辺)エリアに寄ってみる。
「ミナミの帝王」のロケ地としても、何度も登場したエリアである。
最近は、観光地化(=キレイに整備)されていて、寂しい限り。。

でも、嬉しいことに、昔からの映画館は、今でも頑張っていた。嬉しい。
ピンク映画に入ろうか、どうしようか、と迷うオッチャンも、変わらず頑張っている!

ここで、こんな風に暮らしてみるのもいいなあー
結構、楽しめる自信あるんだけど。。。こっちの人生も歩んでみたい。
若いころから、自分の中に、こんな(危険?)思考の自分が同居していることが、
「資本主義」に片足突っ込みながらも、
どっぷり浸からず生きて行くことができる「強み」でもあるかもしれません。
2022年1月9日 21:10
岸田総理が「新しい資本主義」を掲げている。
それは何か?「成長と分配」という。
何を、どう、成長する?分配する?
私には良く理解できていない。
かと言って、
自分にも、まだ「これ!」という資本主義の良いカタチも、見えない。わからない。
でも、こうして「資本主義」について、調べて、考えていると、
「新しい資本主義」というよりも、
「真っ当な資本主義」を取り戻すこと。のほうが、本質なのではないか?と感じる。
土台が間違ったまま「新しいこと」を実行しても、問題点が広がるだけである。
以下、私の仮説。
お金は、人(労働者、顧客)のために使う。
資本家は労働者とともに、人の役に立つ商品を生む。
労働者は自分がいただいているお給料以上の「価値」を生み、お客様に提供する。
それが売れれば、売上という数字になる。その一部が自分の収入額となる。
資本家は、投資したお金を、少しずつ取り戻す。
もし商品が売れなければ、売上はゼロ。したがって収入もゼロ。資本回収もゼロ。
お客様から「価値」を買ってもらえる人。売れる人。
そうゆう人を作るため、生きる力を人がつけるため、お金を使う。
そうして、資本主義が、発展してゆくのが良いのかな?
と、考えている。
前編で書いた3つの資本のうち「人的資本」に重点を置く「人間」資本主義。である。
クライアント先に、そうゆう人がたくさん生まれるように、コンサルティングしてゆきたい。
この対極にあるのが「金融」資本主義である。
お金を、株や、先物、不動産、通貨に投資して、利ザヤを稼ぐ。
商品を生産せず、労働せずして、
お金でお金を得ようとする資本主義である。
3つの資本には、それぞれ、長所・短所があるから、
組み合わせとバランスが大事である。
ちなみに、人的資本・最大の短所は・・・・?

これは・・・おそらく富山湾、入善地方。新潟の県境「親知らず、子知らず」付近っぽいな。
日々、頑張っているかな?
なんて、思いを馳せながら、出張に向かいます。
2022年1月8日 20:59
資本主義とは、何か?
百科事典等における定義は、こちらである。
生産手段を私有する資本家が、
生産手段をもたない労働者の労働力を商品として買い取って
商品生産を行う生産様式。
この生産過程で剰余価値が生み出され,資本家はこれを利潤として獲得する。
資本の蓄積によって、生産活動の拡大を図ることができる。
資本は多くの場合、以下の3つに分けられる。
1)金融資本:金銭や株式など
2)物的資本:建物や設備など
3)人的資本:労働者の技術・教育・健康など
改めて定義を知ると、非常に根本的・原理的である。
先のブログ・五代友厚を主人公にした映画「天外者・てんがらもん」でこんなシーンがある。
遊郭の女将(かたせ梨乃)が、五代友厚(三浦春馬)に対して、こう啖呵を切る。
↓↓
何も持たずに生まれてきた者は、
売れるものを売って生きてゆくのが、当たり前でございます。
お聞きします。
あなたは、生きるために、何を売れますか?
ミナミの帝王・萬田銀次郎(竹内力)に言わせれば、こうだ。
↓↓
男やったら汗水たらして、稼ぐっちゅうこと覚えんかい!
2つとも、
資本主義社会において「人が生きる」ということをあらわしている。
(後編)に続く
2022年1月2日 15:36
渋沢・大河ドラマに出てきたディーンフジオカ演じる「五代友厚」
彼もまた、とにかく格好よかった!

大河ドラマでの最後のセリフが、こちら。
おいが死んでも、おいが作ったものは残る。
青天白日、いささかも天地にはじることはなか。
……じゃっどん、見てみたかった。こいから、もっと商いで日本が変わっていくところを。
こん目で見てみたかった。
渋沢君、日本を、頼んだど。
当社、大阪・北浜の事務所の目の前に立つ五代さんの像。

中西君、日本を、頼んだど。
そう言われている気持ちで、出社のたびに仰ぎ見る。
五代さん、承知しました!
「地位か名誉か金か、いや、大切なのは目的だ」 五代友厚
2022年も、よろしくお願いいたします。
2021年12月30日 22:50
渋沢栄一を主人公にした今年の大河ドラマ。
経済人・商売人としての「今の自分」に直接的につながる内容が多く
「安心して、楽しんで」観ることができなかった。というのが、正直な感想。。
毎回「宿題」を出されているような、プレッシャーを感じつつ、
教材DVDを観るような感覚で、しっかり気持ちを整えてから。でなければ、
観ることができない。という点で、過去に類のない大河ドラマでした。
個人的に気になったシーンは「資本主義」を考えさせるこんなシーン。
三井財閥の番頭・三野村利左衛門の晩年。
イッセー尾形の快演技。ご覧の通りの「顔芸」と共に、このセリフ。

私もこれで悔いなく死ねます。
ただ、怖いのはね、渋沢様。
あまりにも金中心の世の中になってきたってことですよ。
今や誰もが、金を崇拝し始めちまっている。

こりゃあ、あたしら、開けてはならぬ扉を開けちまったかもしれませんぜ。
さぁて、どんな世になりますかねえ。

もうひとつ。
西南戦争で、軍事費が必要となり、
紙幣を大量に刷ったままにしている大隈重信に、
渋沢栄一が詰め寄る場面。
(大隈)貨幣が増えれば、カネの流れが良くなる。
そしたら、お前ら銀行も、潤うだろう。
(渋沢)この世に、おとぎ話の打出の小づちなど、ない。
紙幣を刷って増やしたところで、信用が落ちれば価値が下がる。
さすれば、物価が上がり、民が苦しむ。一時的に良くなったように見えても・・・・
まるで、現在の経済の本質を、言い換えているようである。
最終回・冒頭シーン。
最初は違和感があったけど、
もはや、癖になってしまった北大路欣也=徳川家康が、
また、私に念押しするように、こうゆうことを言う。
「皆さんに感じていただきたいことがある。
真心こめて、切り開いた彼らの道の先を歩んでいるのは、あなた方ということを…」
・・・・感じすぎるほど、感じてきたわ!!おかげで、1年、楽しんで観れんかったんやぞ。
最終回のラストシーン。
(渋沢) 「おーい、今の日の本は、どうなっている?」
(渋沢の孫)「それが・・・恥ずかしくて、とても言えません」
(渋沢) 「ははは、なあに言ってんだい。まだまだ励むべ!」
「資本主義」を考えながら、そして、
クライアント先が、もっと良くなる構想を練りつつ、
年末年始を過ごしたい。
もちろん、
マグロ漁、格闘技、箱根、ラグビー、映画、戦力外通告、警察24時・・・も、観る・笑
今年も1年間、ありがとうございました。
2021年12月25日 21:58
先週のブログの続き。
「開戦」の経緯から、学んだこと。
鉄・石油。
全輸入の80%を頼っていた国に、睨まれて、ストップされたわけである。
で、その輸入していた国と戦争を始めたのである。
現在の日本が、どこかの国と敵対することになり、輸出をストップされたら、
・国内で消費される食糧は、大丈夫か?
・資源、エネルギーを、まかなうことができるのか?
・何で、どこまで代替できるのか?
・どんな生活で、何を我慢すれば良いのか?
政府は、こういったシミュレーションは、できているのだろうか?
手は打っているのか??
日本国は、過去の歴史から学んでいるか?
大丈夫か????
たぶん、大丈夫じゃないだろな。。
だから、個人として「火の粉」が最低限になるよう、備えておく。
経営でも同じ。
・もし、主要店舗がなってしまったら?
・もし、材料が入ってこなくなったら?
・もし、メイン取引先がなくなったら?
・もし、広告が出せなくなったら?
・もし、凄腕のコンサルタントが、敵方についたら?
・もし、競合店が、イケイケの会社に買収されて攻勢をかけてきたら?
・もし、幹部、社員が新聞沙汰の不祥事を起こしたら?
・もし、お金や円が、価値を失ったら?
・もし、銀行からお金を引き出せなくなったら?
あらゆる場合に備えて、シミュレーションして、
そうならないように。そうなってしまったときには、どうするか?
準備と対策をしておくことが、リスク管理である。

街でみかけた、シュールな陳列。。笑
・もし、吊るされたら、どうやって脱出するか?
・もし、吊るし上げられたら、どうやって切り抜けるか?
2021年12月19日 21:10
太平洋戦争・開戦から学んだ教訓を、3つにまとめる。
1)損切り、できるか?
2)直接、話したか?
3)リスクは、何か?
1)損切り
アメリカからの要求=中国大陸からの撤退は、
これまでかけてきた尊い人命・コスト・労力・・・を、ゼロにする。
いわゆる「損切り」である。
これを、数字に基づいて、決定できるかどうか?
現代の経営に置き換えると、
不採算の店舗、無駄な経費(特に人件費)、、
数字が示しているのに、心情的にいつまでも放置していることと同じである。
2)直接、話す
日米同士のトップ会談は、ついに、実施されなかった
現場レベル同士の話で、どうにもならないなら、
何とかしたいなら、、直接、顔を見て話す。
相手が本当に、何を望んでいるのか?
日ごろから、顔を見て話せる人間関係を、作っておくべきである。
開戦を決意させた「ハル・ノート」は、
先日のブログに書いた「原則」に、そのまま、合致する。
「悪いこと」「バッドニュース」は、文章にすると、
受け手にとって、冷たく、悪意のあるものに聞こえる。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2021/07/24/
交渉ごとを成功させたいのであれば、トップ面談。
少なくとも、電話による話し合いは必須。
切りたいのなら、文書でも良し。
「会える」素地を普段から作っておくべし。できるだけ「会う」こと。
3つめ「リスク」については、また、次回。。

初冬の富士山を、横目に見ながら出張。
師も走る。師走。
今年も、怒涛のごとく年末間際の仕事が、押し寄せる・涙
2021年12月18日 20:02
日米開戦から、今年が80年目。
真珠湾攻撃が12月8日。ということで、
最近、TV番組での特集が多い。
何本か、録画しておいたものを、観て感じたこと。
それに、書棚から古い名著を引っ張り出し、再確認したこと。
独断と偏見で、まとめておく。
なぜ(結果、負けた)戦争を始めることとなったのか?
日本の中国進出=日中戦争に対しての、アメリカの経済制裁から始まる。
・鉄の輸入を禁止される。
・石油の輸入を禁止される。
アメリカと戦っても、勝てる見込みはない。
圧倒的な国力差である。ということは、数字で算出されていたし、認識もしていた。
和平の道も、探って、交渉していた。
アメリカから示された和平の条件は、
・中国からの軍事撤退。
・三国同盟からの離脱。
しかし、
この条件を飲めば、これまでやってきたことは、ゼロになる。
中国大陸での数万人の戦死者は、どうなるのか?
遺族はどうなるのか?
軍部は、黙っていない。
世論=「空気」が、黙っていない。
南方(東南アジア)戦線で勝てば、石油を確保できる。という希望。
日米のトップ同士が、会話する機会なく
「ハル・ノート」が、届き、開戦を決意。真珠湾攻撃へ。
家の中で番犬が吠えるのが怖いから、大人しくさせるために、
外にいるライオンに向かって、銃を撃ったようなもの。
以前、歴史家の磯田道史さんは、この「開戦」を、そう評していた。
当時の意思決定が、正しかったのか、
間違っていたのか、やむを得ない選択だったのか、それは、誰もわからない。
ただ、結果、敗戦したということは、事実である。

この笑顔を守るため・・・と思えば、国民の一人として、親として、
「負ける」とわかっていても、戦争に行ってしまうだろうなあ。
そうゆう気持ちで、先人たちは、戦争に行ったんだろうなあ。
勝たなくても良いから、負けるわけにはいかない。
トップの分析と判断、行動が、「笑顔」と「命」を守る。
※写真は、10年前のもの。いい表情をしている。
幼いころ、だいたい、こうゆう顔をしていた(優良なDNAと環境のおかげや・笑)
それが、今や「キミ、半グレやろ?準構成員か??」という風貌、体躯となり、
「エレベーターで、2人きりには、絶対なりなくないタイプ」へと成長?退化?しています。
2021年12月12日 20:38
先日、プロ野球・日本シリーズで優勝監督となったヤクルトの高津臣吾監督。
現役時代は、サイドスローからのシンカーを武器に、
最終回を抑えるリリーフ投手として活躍しました。
でも、アマ時代は、無名に近い選手。
高校時代(広島工業)は、控え投手。
亜細亜大学に進学し、頭角をあらわすも、大学4年間での通算成績は11勝15敗である。
亜細亜大学の同期生に、
アマ球界ナンバーワン投手であった小池秀郎投手(ドラフト史上最多8球団競合)がいて、
この小池投手を見に来ていた、ヤクルトのスカウトが、高津投手を見て、
「このサイドスローは、面白いかも」と、ドラフト3位で指名した。
世界の盗塁王・福本豊も、同じパターン。
社会人野球の松下電器時代、スラッガー加藤秀司選手(阪急ドラフト2位)を、
見に来ていた阪急のスカウトが、
「この俊足は、面白いかも」と、福本をドラフト7位で指名した。
まさに、本命の「隣にあるもの」の価値が、ものすごく高かった。という例である。
葬祭業のホール開発でも、同様のことが、よく起こる。
「本命」として、情報入手した物件視察の道中、
あるいは、その近辺の実地調査で
「お!!こっちのほうが、面白いかも!」という物件に巡り合うことが、案外、多い。
そして、その後、会社の屋台骨を支えるドル箱ホールに、成長する。
書籍も。
選手のスカウトも。
新ホール物件も。
※
美味しい穴場的なお店も、
旅先でのガイドブックに載っていないスポットや出会いも。。
「隣にあるもの」に価値があることが多い。というお話でした。
実際に、現地に足を運んで、自分の目で見る、行動力。
行動しながら、高性能・受信機(探知レーダー)を、働かせて、鍛えること。
2021年12月11日 21:41
本屋さんにて
「コンサル業界大研究」という本が目に留まる。

ほほーーーう!
我が「日本売上アップ研究所」が
「日本で一番、売上・利益を上げるのが上手い、本格実務派コンサルタント会社」として、
ちゃんと掲載されているか??と、立ち読みましたが
、、、
なんと、掲載されていませんでした!
あかんわ、この本、モグリや。ぜんぜん大研究してへんやん・笑
ちなみに、古巣の「船井総合研究所」のことも、掲載していない。
一応、上場会社で、国内独立系・最大規模なのに・・・なぜ??
他のコンサル会社は、たくさん掲載されているのに、なぜ?
思い当たる節は、いくつかある。
詳しくは、聞いてください。
で、このモグリ・コンサル本の
「隣」に陳列されていた本「世界を知る101の言葉」。これが、とても面白かった。
世界各国を旅した海外のジャーナリストで、世界の価値観を研究する著者が、
国のことを「単語ひとつ」で、あらわして、
その生活ぶりや国民性、価値観を記した書籍。
たとえば、
スペインは「楽しむ」
エジプトは「ユーモア」
フィンランドは「沈黙」
中国は「実利」等々、
そして、日本は「敬意」の国であると、紹介されていました。
読むと、世界に行きたくなりますね!
「本命」を見に行ったら、
本命の「隣にあるもの」と、偶然、出会い、それがとても価値あるものだった。
こうゆうことは、世の中に、たくさんある。
この原則、
知っている人は、ちゃんと体得していて、よく儲けている。
知らない人は、大損している。(が、気づいていない=ある意味、幸せ)
そうして、どんどん、差が生まれる。
現場に足を運ぶ行動力。アンテナ(=高性能・受信装置)を持つこと。
その大切さを、お伝えしておきたい。
2021年12月5日 9:47
継続的に(ネチネチ)調べている「5月以降、ナゾの死者増加」
11月末に発表された「9月の死者数の昨対伸び率」は、7.7%。
未だ、高い水準。

ワクチン接種の数は、
9月で、1600万人/月に鈍化し、
10月は、さらに鈍化して、900万人/月。
ワクチン死が、
高齢者で1万人に2人。
若い世代で1万人に1人。という、これまでのデータからの「我田引水」な仮説に基づくと、
12月末に発表される10月の死亡者・伸び率は、4.3%~7.0%と算出されました。
ワクチンの3回目接種が増えなければ、「死者X≒ワクチン死」は減り、
今後、発表される11月、12月の死者伸び率は、
減ってゆく傾向にあることが予想されます。
つまり、今、過去に見たことがないほど、カッパーーーと開いてしまっているグラフの赤と青のラインが、
例年通り、ほぼ近いところで推移することになるだろう。
因果関係ナシ、あるいは、何も知らされないまま、
亡くなる方の数は、コロナ死をはるかに上回る。
社会不安解消のため犠牲となった、現代の「英霊」である。