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男はタフでなければ生きてゆけない、優しくなければ生きてゆく資格がない。

「大海原の決闘・クジラ対シャチ」・・・テレビで見ました。
葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(クジラ対シャチ)

「クストーの海底世界」とか「野生の王国」とか、小さいころから大好きでした!
少年の心のオヤジは、
今でもこの類の動物ドキュメンタリー番組が、たまらなく大好き!!

シャチが、勇ましくガブッと、クジラを襲うんだろうな~。と思って見ていると、
意外にも、上に乗りかかって、窒息死させてから、ゆっくり、もぐもぐ食べていました。
へーー、体力を消耗せず、アタマ使って仕留めるんだ。。。すごい!

そして、そのシャチ君よりも、感動したのが「ザトウクジラ君」

・一匹の親からはぐれたコククジラの子供が、シャチに襲われる
・そこへ、、、種類の違うはずの「ザトウクジラ」が、助けに来る!
・尾びれ&胸びれで、ドカーンとシャチを攻撃!!
・シャチは、退散。コククジラの子供は命が助かった。。。

ザトウクジラ、シャチに襲われたアザラシを助けた・・・という例も報告されているそうです。
種を超えて、弱者を助けようとする習性があるとのこと。

哺乳類に備わっている本能です。

思ったこと・・・
クジラの本能に負けてなるものか!!

で、俺は、ザトウクジラみたく、なりたい。
コククジラじゃあ、そんなことできないから、コククジラはイヤだ。

「強く」あること、これができなければ、
「優しく」あることも、できない。

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(フィリップマーロウ)
ふと、レイモンド・チャンドラーが生み出した
ハードボイルド小説の主人公・私立探偵・フィリップ・マーロウの名セリフを思い出しました。

「男は、タフでなければ生きてゆけない、優しくなければ生きてゆく資格がない」

ザトウクジラ・・・ハードボイルドな野郎です。



別世界のすごい市場

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(秋葉原の若い女子行列)

関東方面への出張中、秋葉原の宿泊先にて、
目覚めると、真下に「9割以上が女子」の行列が。。。

「俺、一夜にして、有名人になってたかな??」(笑)
・・・コンサルタントで食えなくなったら、タレントになろうか?

冗談はさておき、何の行列かな?
ジャニーズの握手会?・・・でも、ちょっと地味な子が多いなあ。
韓流スターかな?・・・しかし、オバサンはいないぞ~。
ややコスプレ風の子がいるから・・・男前でボーイッシュな女性声優さんのサイン会かな??

わざわざ、行列に近づき
「これ、何の行列ですか?」

自分の仮説を、現場で検証しないといられないのは、職業病。

「アムネシアですぅー」

「ポリネシア?」「ラムネシア???」
まったく、わからない・・・・。

恥を忍び、尋ねてみるオヤジ。。。
ここ秋葉原では、彼女たちのほうが「本流」で、スーツのオヤジが「亜流」なのです。
「新しいアイドルですか?」

「アニメなんですぅー。」

後で調べてみると「女の子向けの恋愛アニメ」。
かっこいい男子のイラストが、たっくさん!!
未知の世界があるものです。

   
葬祭業界にも、ここ数年、増え続けていますよね。
「イケメン・スタッフ」。
かっこいい若い男子が、一生懸命だと、ご年配の皆さんにすごく評判がいいです。



ギリシアの哲学者・ソクラテス「無知の知」

おとといの記事の続編。。。

この大ベテラン職人さん、古代ギリシアの哲学者・ソクラテスが提唱した「無知の知」を
生き方そのものであらわす「哲人」です。

哲学者・ソクラテスは、ある日、
「この世で、最も賢いのはソクラテスである」という(おつげ)を受け、
「本当かな???」と感じ、
「それでは、自分で調査しよう」と、
当時、賢い人・知識ある人・偉い人と言われている歴々を訪問して、会話します。
(変な爺さんですね~)

結論として、、、、お歴々たちは、見識があるようで、実はそんなことない。
だから、「自分自身の知識レベルは、パーフェクトでないことを知っている」
「自分自身が、無知であることを知っている」という点で、
ソクラテスは「彼らよりも、ワタシの方が、少し優っているな~」としたのです。

これを「無知の知」と言います。

「ワタシは、まだまだ無知のレベルなんだ」という自覚こそ、賢人の証。
さらなる成長の原動力です。

こう思った時点で、成長はストップしてしまいます。
「これで完璧なんだ!」「私はできている人なんだ・・・」と。
「満足は、衰退の第一歩」です。

  
哲学とは「知を愛し、探究すること」
それができれば、限りある人生をより善く、豊かに生きることができます。

こんな「哲人」と会い、学ぶことができる・・・
本当に、良い出会いを数多く経験できる仕事をさせていただいています。



尊敬する70歳の大ベテラン職人さん

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(クレーム対応)
こちらの書籍。。。
ご支援先の70歳の「超ベテラン職人さん」が読んでいたもの。

顧客からのクレームが入ったそうです。

直接、会うことさえしてくれず、
悩み、本屋さんでこの書籍を購入したそうです。

技術に関して、誰も並び立つ者のいないほどの、凄腕ベテラン職人さんが、
こんな新人向けの書籍を購入して、クレーム対応しようとしているのです。

「“クレーマー”にさせては申し訳ない」
「そうやって、簡単に処理してはいけない」と、言っておられました。

誠に失礼ながら、、この御年齢になっても、貪欲に、勉強している。
頭が下がる思いです。。。最敬礼です。

私を含め、若いスタッフの模範となる姿勢。見習いたいものです。

この方、以前は、
「スティーブ・ジョブズ」の本を、読んでおられました。
以前にも、感動して思わず写真を撮っていました。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(哲学者ソクラテス)

どれだけ一流の技術でも、何歳になっても、勉強しようとする姿勢。
こんな人柄だからこそ、
高レベルの品質を、送り出せるのだろうな、、と、思いました。



歴史的な背景・・・日本一の薩摩武士の現場戦闘力が、今ここに。

上村葬祭さんが、なぜ「日本一の施行力」なのか?
実は、歴史的な背景にも裏打ちされています。

「相手を目の前にした現場での強さ」は、鹿児島県人=薩摩武士の伝統です。
戦国から明治維新にかけて、最強の武士団こそが「薩摩士族」。
葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(お葬式の施行勉強会)

古く平安時代には「隼人」と呼ばれた勇猛な人々。

関ヶ原の戦いでは、島津義弘を大将として、西軍につくも「逃げるのは卑怯だ」と敗走せず、
わずか300人の兵で、敵の大軍の正面を突破し、鹿児島まで帰りついた伝説の退却戦。

江戸期も、中央のように官僚化した「サムライ」とは一線を画す、
戦国以来の「武士」の生活を300年間続け、やがて、明治維新の原動力となります。
戊辰戦争、会津戦争、西南戦争でも、無類の1対1の強さを発揮しています。

薩摩武士は、このように教育されてきたそうです。
・言葉よりも、心や行動を重んずる。物事を動かすのは、才略よりも、人格。
・敵に絶対に負けてはならない。しかし、降参した敵には優しくある。
・卑怯・弱いものいじめ・金銭欲・出世欲を、卑しむ。
・無学は、不名誉ではない。議論や弁解が、嫌われ、潔くない人格が、最も不名誉とされる。

「日本一の施行力」の葬祭会社が、鹿児島から出た・・・ということは、
歴史的な視点からしても、必然であり、揺るぎのないものである。
そう確信できるのです。
社員さんとお話ししていても、確かにこんな人が多い。
人間は、風土によっても形成されます。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(鹿児島県上村葬祭・上村伸一社長)
  
「コンサルを依頼するのは、決めてるから~」
「値段は、聞かない、いくらでもいい」
「すべて、常務にまかせる。常務と打ち合わせしたことに、口出しはしない」
(関西人では、考えられない)こんな契約依頼のなされ方。
やはり、薩摩士族や西郷隆盛が、現代にも息づいているように、感じます。



採ってはいけない人の法則(葬祭業の人事)

先日のブログのように、
店舗や経営、マーケティングに関するルールや法則を作るのは、
簡単にできるようになってきました。
「人」に関するルールや法則を作ることに比べれば。。。

人については、「こうすれば、こうなる」という法則が、当てはまらないことが、多すぎるのです。
きっと永遠の課題なのでしょう。

  
最近「これは法則かもしれない」・・・と思っている「ブラックな法則」。

このようなスタッフは、問題・トラブルを起こすことが多い。

「言葉づかい」が、なってない。
 ・馴れ馴れしい。敬語が使えない。
 ・荒々しい。不快感と違和感を与える。

「服装」が、乱れている。
 ・決められたスタイルを守れない。
 ・メイン客層世代の常識に受け入れられない服を着る。

もちろん、こんなことを超えるくらい、リーダーがパワーを持って接すれば、
「言葉づかいが悪くても」「服装が乱れていても」戦力に変えることができるのでしょうが。。。
その情熱とエネルギーを持っているリーダーが、世の中にどのくらいいるでしょうか?

この2つの兆候が見受けられたら、要注意。
即・矯正!

採用段階で、採ってはいけない人・・・のルールなんかもあります。
もうブラックすぎて、公には書けないような内容です。
(じゃあ、書くなよ・・・)

個別にお尋ねくださいませ!



葬祭コンサルタントに必要な能力・・・ルール化・法則化の訓練

そろそろ「何、食べた」ブログは、やめなきゃ。。。
「気楽にブログ書いていい」って、優しくしてもらうと、すぐに甘えてしまう性分。
いけません、いけません。

今回は、少し、ビジネスモードに。

コンサルタントとして大切な能力は、ルール化・法則化の力です。
 先日のブログでも、少し触れました。

数多くの経験や事実から、
大多数のケースに応用可能な「共通のルール」を導き出すこと。
これを「ルール化」とか「法則化」と呼んでいます。

・葬祭チラシの反響率は、内容や媒体、季節や曜日によって、数字的に、このくらい違う。
・施行件数と会員数の関係、、、このくらいの施行件数を上げるためには、このくらいの会員数が必要。
・プランの相対的な価格設定と、受注件数の関係は、こうなっている。。。等々

数多くの売上アップの現場から導き出した、このような法則やルールが、
色々なご支援先のコンサルティングの現場で活かされます。

  
ルール化、法則化の力を身につけるためには、普段からの訓練が必要です。

たとえば、、、普段のプライベートのお買物で、
「なんだかこの店、明るくて、開放感があるな~」と感じたとします。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(葬祭ホールのダウンライト)
「なぜだろう?」
「照明かな?」と天井を見上げる。

「あ、蛍光灯じゃないな。ダウンライトだ。。。
いまどきのチェーン店は、このスタイルが多いな。確かに、蛍光灯よりも、店内がキレイに見えるな。
何という銘柄のダウンライトだろう?LEDなのかな~。何ワットかな~。調べてみよう。」

「天井の壁紙の色が違う色だな。。。なぜだろう?
オシャレに見えるのかな~。最近、こうゆうクロスの使い方、多いよね~。白の壁紙と単価は、どのくらい違うのかな?」

「ダウンライトは、何個くらい設置したら明るく見えるのかな?
この店は、ざっと90cm四方の間隔で、設置されているな~。」

「天井から床までの高さは、どのくらいだろう?
一般的な高さが、240cmだから・・・270cm以上はある。いや300cmあるかも。。。
開放感の理由はこれかな~」

「手元の明るさを図ってみよう、何ルクスくらいになるだろう?
1000ルクスか~。意外に数字は少ないな。。。天井の高さと色が、明るく感じさせるのかな?」

「1坪あたりの天井のダウンライトの数とワット数」×「天井の高さ」で、
「明るく開放的に感じる空間」のルール・法則が、あるんじゃないかな~??
こうして「ルール化、法則化」の訓練を行っているのです。

感じたことを「なぜだろう?」と追及する。
それを、できるだけ数字として具体的にとらえる。

同様のケースを10箇所以上調べて「どうやら、これはどこにでも当てはまる!」という
裏付けがとれれば、自分なりの正式な「ルール」となるのです。

他人には、わからない。
自分のなかでは、共通点として納得できている。。。
そんなルールや法則が、上手に生きてゆく道具になります。

そして、このルール・法則を超える事象が出てくると、これまた楽しくなるのです。



一番化の系譜・・・名古屋の「あんかけスパ」に思う

今日は、名古屋のご支援先へ。。。
業界内でも激戦地域と言われている名古屋市内。
私の手元には、過去20年間にわたる名古屋市内の葬儀社別・施行件数があります。

この表を見るだけで、葬儀社の栄枯盛衰が見事に表現されています。

どんなことをやった会社が、伸びているのか?落としているのか?
どんな社長、どんな会社が、伸びているのか?落としているのか?

施行件数の推移と、各社の取り組みを、
グラフに記入すれば、数多くの「教訓」が得られます。

ところで、名古屋には、独自の食文化があることでも、有名です。
「豪華なモーニング」に「味噌かつ、味噌煮込みうどん」「手羽先」・・・。

そして「あんかけスパゲッティ」専門店!!
「スパゲッティ専門店」では、ありません。「あ・ん・か・け」専門店です。
店それぞれ、独自の「あんソース」があり、それが発展して、このようになったそうです。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(名古屋の葬儀社とあんかけ)
お客様の購入単位である「単品」による一番化の極みとも言えます。

商圏内で圧倒的ナンバーワンになれる商品を見つけ出し、
大手の「ミニチュア版」にならない品揃えとサービスを行う。
これこそが、売上アップの勘どころ。

イタリアン → スパゲッティ → あんかけスパ
和食 → うどん → 釜揚げうどん
紳士服 → スーツ → カッターシャツ
女性衣料 → 肌着 → ストッキング 
家具 → ベッド → 畳ベット ・・・・等々

もちろん、売り場面積や、資本力があれば、
総合力で地域一番店を目指すことが、王道です。

それができないのならば「一番化商法」で、売上アップを図る。
「何かを捨てて、何かを深める」

お葬式 → 家族葬 → ???・・・さあ、ここに何をいれましょうか?

この喫茶店の看板は、、、この通り!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(名古屋葬祭事情)
大胆不敵です。。。



事前相談コーナーは、こうでなきゃ!

プラスチックのお盆に、
ホームセンターに売ってそうなお茶碗。
100均ショップに売ってるお菓子、
リサイクルショップに売っていそうな机と椅子。。。

こんな事前相談コーナーで、
「当社は、ご要望をお聞きして、故人様にあったオリジナルのお葬式をしています・・・」と
一生懸命話しても、説得力が、出てきません。

お客様は、出されたお茶を見ただけで、「画一的でコスト優先」のお葬式を
無意識のうちに、自分の頭のなかに刷りこんでしまうのです。

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(事前相談コーナーの作り方)
黒塗りのお盆に千代紙を敷いて、こだわりのカップに、全国の名産のお菓子。
机は、木のぬくもりのある和風、表面にも椅子にも畳が組み込んである。。。

事前相談の空間とアイテムを、
こんな「オリジナル性の高い、非日常のもの」とするだけで、
お客様は「この葬儀社は、気遣いのできる良いお葬式をしてくれるだろうな」と、
勝手に想像してくれるのです。

葬儀社は、価格ではない要素で、勝負できるようになります。

「わぁ、ステキね!」お客様が、こんな声を出して喜び、
応対するスタッフのほうも、楽しくなる・・・。
すべてを、自分が提供している商品にふさわしいものに変えてゆく・・・。

そんな事前相談コーナーを、作っています。



不良オヤジ

「並んで待つこと」と
「自由を束縛されること」が
何よりもキライ、、、、わがまま中年オヤジ。。。
ゴールデンウィーク中に、旅行なんて、まったく考えられない。

GWの渋滞情報をみるたびに、
テレビ越しに「おまえら、すごいな~、俺には無理だ。」

  
「仕事、いつ終わるの??」と、聞かれれば、
「仕事に終わりはない!」と即座に、返答。

「仕事には、もっとこうしたい!こんなこともできる!が、
 どんどん出てくる。だから、終わりはない。」
「仕事に、これでいい・・・が出たら、男には生きる価値がなくなる。」

結論を言おう。。。
「仕事はずっーと、終わらない。
しかし、区切りならつく。あと30分待ってくれ。」

と、まあ、こんな調子。

男は、「獲物を獲ってくること」「外敵から味方を守ること」が第一、
「女性ができないことの例外処理」が、できればいいと思っています。

グレてる不良オヤジです。



自問自答と「他問他問」も、統合・一致させよう。

今日は、先日のブログの第二部みたいなもの。

そう言えば、出張中、、、駅の構内を歩いていると、
ここ数年、人とぶつかりそうになることが、明らかに増えてきました。

俺の運動神経が鈍ってきたからか??
それも、ちょーっとあるかもしれない。

でも、そのほとんどの正体は、
「イヤホン」をつけたまま「自己空間認識」で歩いている若者
人ごみのなかでも「キャリーバッグ」を平気でコロコロ引っ張る人。。。

「自分」を「他人」よりも、かなり優先する時代となってきたようです。

これから先、ちょこっとだけ人よりも「仕合せ」になりたければ、
「自問自答」で、自分で出した答えに満足するだけでなく、
「他問他答」=他に問い、他の答えを聞く。ということもしたほうが良いかもしれません。

自問自答の場合、
自問「お客様は、満足してくれたかな?」
自答「ここが悪かったかもしれない、ここが良かったかもしれない」

他問他答の場合、
他に問う「この商品、どうでしたか?」「感想を教えてください」
他の答え「そうですね~、ここが良かったですね。ここを、もうちょっと、こうすれば?」

実際、コンサルティング先のホールを訪問しても、
「こんな風にしてみました!どうですか?」
「うちのホール、何か気づくところ、言ってください!」
こんな発言が出てくるスタッフさんの多い会社ほど、お客様が集まっています。
そして、スタッフさんが、イキイキ・若々しいです。

自問自答に加えて、
他に問いかけ、他の答えを聞く「他問他答」を取り入れる。
そして、「自」と「他」の一致・統合を図ってゆく。。。

時代の一歩先をゆく、
売上アップ&人材育成のノウハウとなりそうです。



自覚と「他覚」の統合・一致(三国志より)

自覚とは・・・その文字の通り、自(みずか)らを、覚(さと)ること。
つまり、自分の状態・価値を、正確に知ること。

最近、週末の夜、時間があいたときには、
コンサルティングのバックボーンを、もっと磨くため、
長編「三国志」のDVDを、少しずつみています。(まだ、10分の1くらい!)
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(三国志と自覚と他覚)
古今東西の戦略・戦術を知ることは、
経営の現場で実行することの「根本的な強さ・持続性」につながってゆきます。
単に「他でうまくいったことの成功例」を
つなぎあわせているだけの経営には、弱さ・浅さがつきまとうものです。

さっそく「三国志・メモ」の山ができています。
今の会社経営に通ずる、普遍的な戦術の宝庫です。
そのなかでも、気づいたことは、優れた戦術立案の根底には、「他覚」がある。ということ。

・相手は、何をしたいのか?
・相手が、今、一番欲しいものは何か?
・相手は、何ができるのか?

「他覚」とは、
・相手の状態・価値を、正確に知ること。
・相手から見た、自分の状態・価値を、正確に知ること。

これを読み取らず、「俺がこうしたい!」とか「きっとこれで大丈夫だろう」と、
配下の部将の言うことを聞かない、聞くべき相手を間違えている。
「自覚」で、動いている大将は、だいたい失敗しています。

「自覚して動きます!」だけでは、どんどん自己(主観)中心的になってゆく可能性があるのです。
相手(対象)を中心とした「他覚」と「自覚」。
これを一致・統合させる訓練が、自分には必要だなあ・・・と、感じました。

  



現場に身を置くと見えること・・・怒りにまかせて書いた割には、まともかも?

震災に遭遇した直後、2年前の3月14日、
怒りにまかせて書いたレポートが残っています。

まあ、誰もが言ってる普通のこと(・・・トップダウンで通信・電気・交通をやれ!遅すぎる!!みたいな・・・)は、いいとして。。。

震災後6か月くらいが経ってから、やっと言われはじめたことを、かなり早い段階からに言ってた気がします。
私が「コイツ、ダメだ・・・」と感じた人は、そのあと必ず没落してゆく・・・。
(自信過剰かもしれませんが、、、過去、
かなりの確実で当たってきたセンサーみたいなもの?があるのです)

やっぱり「現場」に身を置くと、色んなことが見えてきます。

以下、2年前の3月14日に書いた文章から、ピックアップ。
↓↓↓
●東電トップへの疑問
情報は、断片的な情報ではなく、
総合的・長期的な解説・展望を踏まえた情報が、勇気を与えます。
たとえば、被災地にラジオで流れてくる情報は「○○県の停電は××万世帯です」だけです。
「××万世帯」では、まったく意味がわかりません。不安が募るだけです。

私がトップなら、被災地に、こうメッセージを流してもらいます。
「○○県の停電は××世帯。これは全世帯数の約70%にあたります。
原因は、△△。現在、電力会社は1000名・24時間体制で復旧作業中です。
昨日から今日にかけて、○○エリアを中心に電気の復旧に成功したのは、120万世帯です。
まだ、電気が通っていないエリアの皆さん、
スタッフ一同、精一杯の努力をしていますので、もう少しお待ちください。」
「電力会社の社長からのメッセージが届いています。」
ラジオでは、このくらいの情報の伝え方をしなければ、正確な現状把握はできません。
現地は「今、どうなっているのか?」わからないことが不安なのです。

●政府官僚は、福島に拠点を移すべき
また、原子力発電所の問題に関しては、どこか政府の発表に、不信感が拭いきれません。
「ただちに健康に影響を与えるものではない」の「ただちに」とは、どのくらいの期間を示すのか?
しかるべき政府首脳自身が、現地に長期間の拠点を移し、
福島の空気を吸い、農産物を食し「安全なレベル」と言っている範を示さなければなりません。

これらのことは、経営に通じるものがあります。トップに必要とされるのは、
・「全体像の正確な把握・分析」と
・「早急な対策と行動」。
・スタッフが不安に思うときには、現場で自分の意気揚々たる姿を見せること。

●テレビに対して
メディアの姿勢にも、大きな問題があると言わざるをえません。
さながら「震災バラエティ」番組を作っていて、リアルな現実を報道していません。
上記に書いたようなトップの問題の本質を追及する姿勢もありません 
 。。。以上、2年前の3月14日のレポートより。
↑↑↑
ちなみに、、、「メディア」は、今も同じ。
被災地が「頑張っている」「お涙ちょうだい」も、良いのですけれど、、、
当時とスタンスは変わっていない「ドラマ仕立てのバラエティ」。

現場には、報道されない改善すべき真実があります。
「ほとんどのエリアは、復興景気で儲かっている事実と格差問題」
「不透明かつ不平等な補助金・義援金の行き先」
「働かなくても食べてゆける優遇措置」・・・だから沿岸部のパチンコ屋が、昼間から大繁盛している現実。

現在の仙台のアルバイト求人誌・タウンワークは、この厚みです!!
持つとズッシリ重たいです。こんなの見たことありません。。。
葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(仙台求人誌)

大阪と比較しても、この通り。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(仙台の求人採用)
仙台版、298ページ。大阪版、90ページ。
その差、3倍以上。
ビジネスマンは、感覚を「事実」でとらえ「数字」の裏付けをとること!



サムライ・ジャパンを(勝手に)応援しています。

後輩 「中西さん、サムライですね~」
中西 「いや、俺はサムライじゃない。野武士と呼んでくれ!」

日本売上アップ研究所を「野武士の集団」にしたい。。。
これは、以前、ブログに書きました。

「野武士」と「サムライ」、、何が違うのか?

昔、勤めていた会社で「チームを野武士集団にしたい」と言ったら、
上司であるチームリーダーに「野武士はイメージが悪いから、駄目だ!」と言われたことがあります。
心地良い言葉だけを上滑りさせ、言行一致せずに生きている人は、そうゆう答えになります。
大事なのは、地に足のついた、言葉の「本質」です。

サムライは、現在でも、漢字にして訓読みすると「侍る」=はべる、という言葉になるように、
語源は「さぶらう」という動詞、
「エライ人のそばに控えて、命令が下るのを待つ」という意味で、使用されていたもの。

つまり、エライ人のそばで「はべって」いる武士が、そもそも「サムライ」。
エライ人に嫌われたら、食べていけない。
エライ人がダメになったら、食べていけない。

野武士は違います。
農作業もすれば、モノも運ぶ、商いもする、大工仕事だってやる。
いざとなったら、戦う。
(ちょっと、ワルい部分もあったらしい。実際。。)
だから「たくましく、食ってく強さ」が違うのです。

現に、明治維新では、江戸幕府の「サムライ」達は、
鎌倉~戦国の気質を残してきた薩摩藩の「野武士」達に、敗れ去っています。

クライアントからの依頼となれば、是非を言わずに、味方する。
特定の主君を持たないことも、まさにコンサルタントは「野武士」です。

1つのことだけじゃなく、なんでもやる!やれる!
一人ひとりのそんな姿勢が、会社にも個人にも「強さ」「生命力」を生み出してゆく。。。そう信じています。

 
そうゆう意味では、ホントに、うちの会社のメンバーは、野武士として育っています(笑)
なんでも、色々、やってくれてるもんな~。

感謝しています。ありがとう!!

 
あ、それと・・・
日本売上アップ研究所は、WBC日本代表「サムライ・ジャパン」を勝手に応援しています!



うん・うん・・・って、人の話を聞く姿勢

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(成功者の習慣)

後輩の結婚式で、気づいたこと。。。

居並ぶ列席者のなかの「成功者」ほど、
「うんうん」って、うなずきながら、人の話をカラダ全体で聞いてますね~。

興味のないスピーチであっても、紹介であっても・・・。

     
僕の中でルールとなった成功者のカタチ、、、さっそく真似してみました!!
発する言葉の種類や、こうした動き・習慣・クセが、
やがて、人の中身を変え、人生を変えてゆく・・・そんな気がします。

お金もかからないことですし。すぐできることですしね。
  
「うん・うん・・」with★ほほえみ

皇族みたい・・・(笑)
近いうちに「余裕のオーラ」を、身にまとえそうな確信が芽生えました。



講演会は、2度目がお得?

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(講演会タイトル)

「2度目の講演会」依頼が、増えています。
資材メーカーさんや、組合さん、有志の任意団体さん・・・等々に、お招きいただいてのゲスト講演です。

取引先や仲間を、支援してゆく・・・という主宰者の皆さんの「ブレないスタンス」に、
参加者のみなさんの信頼感も厚く、とても元気です!

「景気が悪い」「ダメだ」という否定的な言葉を、彼らの口から聞いたことがありません。

余談ながら、、、
正直「2回目」の講演会というのは、コンサルタントにとっては、キツイんです(笑)
「1回目」は、さらっとキレイにまとめることができますが、
「2回目」は、持っているノウハウの核心部分まで、洗いざらい吐き出さないと、
 昨年から引き続きご来場いただいた参加者には、ご満足いただけません。

かといって、
今回が初めての参加者さんにも、わかりやすく基本をお伝えしなければならない。。。

呼ぶ側・聞く側としては「2回目の講演」は、とっても値打ちがあると思います。

  
そんなこんなで、
1月・2月は、日曜日も講演会や方針発表会への出席で、超多忙な毎日です。

本当に、ありがたいことです!!
「独立したら、もうちょっと時間があるかな~」と思っていましたが、、、全然!
サラリーマン時代のほうが、数倍、時間の余裕がありました。

孫悟空みたいに、分身の術が使えればなあ~。



異業種の事例より・・・平均的繁盛店の売上3倍店舗

今日は、異業種の事例より。。。
クリーニング業界のご支援先で、単店でン千万円のコインランドリーを経営している人がいます。
平均よりも優れている「繁盛店」をはるかに上回る売上を上げています。

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(異業種3倍の売上コインランドリー)

写真の通り、
立地は、普通。
コイン機械の台数も、普通。
コイン機械の性能は・・・ちょっと古い。

でも、売上は、「繁盛店」と言われるコインランドリーの3倍以上の売上!!
その秘訣、、、
それは「素人発想で、行動する」のが、やっぱり最強だ。。。ということ。

業界の人が考えないようなことを、
お客様の目線で、平気でやってのけてしまっているのです。

ちなみに、
敷地内には「コイン精米機」もあり、これも、平均的な売上の3倍以上。
ここにも素人ならではの、ちょっとした工夫がありました!

工夫しながら、楽しみながら、売っている。。。
それが、伝わる空間でした。

こんなものまで売っていました!
葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(コインランドリーと蜂蜜)

なにーーぃっ!!壇蜜??
 ・・・蜂蜜かぁ・・・。

  
僕のアタマ、、おかしい??
いや、ほとんどの男子は、そう見えたに違いない!!
どーでしょう??(笑)



本日、鹿児島。薩摩の経営者に「西郷」を感じる

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(鹿児島薩摩の経営者)

今日は、鹿児島。
桜島は、毎日、噴火するそうです。

私が知っている鹿児島の経営者の皆さんに共通していること。
それは、どこか「西郷隆盛」を感じさせる雰囲気があることです。

今日、お会いした社長・幹部の方にも「西郷」を感じました。

なぜでしょう??
特に、社長や幹部には「我が、現代の西郷たらん・・・」という雰囲気が、自然と醸しだされているのです。

「薩摩の士風」
それが「経営者」という立場の人々には、特に色濃く伝承されていると思います。

近代日本の礎を作った明治維新。
薩摩(鹿児島県)においてのみ、「士農工商」のうち、維新の原動力となったのは「士」の身分の人たちでした。

一般的に明治維新とは、
長州(山口県)や、土佐(高知県)に代表されるように、
「武士の時代」に「武士以外の階級の志士」が終止符をうったものでした。

中央では、腐ってしまった戦国以来の「本来の武士」の姿が、
地理的にも遠く「隔離」されていた薩摩では、きっちりと教育され、残り続けていた。
武士が武士として、あり続けた風土。。。それが薩摩です。

封建社会のトップに立つ「武士」の在り方が、
資本主義社会のトップに立つ「経営者」の在り方に、引き継がれている。
そのように思います。

言葉よりも
人格や行動を重んずる。

一対一の戦い、
それも「一の太刀・・・相手への一発目の働きかけ」に全てをかける。

戦国より続く「薩摩の士風」を感じながら、
コンサルティングできることに、感謝です。



60歳を過ぎても、あんな笑顔で仕事をしている男になるぞ!!

矢沢永吉2013コンサート・大阪城ホールに行ってきました!
今年も、なかなか頑張った自分へのご褒美です。

今年のコンサートで、一番感じたこと・・・
それは、矢沢永吉さんの笑顔が、とってもステキなこと!

「今の俺は、あんなに素敵な笑顔で、仕事ができているだろうか??」

笑顔にも、色んな種類の笑顔があります。

観客のことを考え、精一杯に音楽を作って、
それに、満足して喜んでもらっていることを感じたときの「共感と充実」の笑顔でしょう。

60歳を過ぎても、あんな笑顔で仕事をしている男になるぞ!!

そう決めた1日でした。えーちゃんから新たな「宿題」をもらいました。

NHKの特集でのインタビューで、、
「NO1であり続けることができる理由」を聞かれ、
「それは、臆病だからじゃないですかね」と答えていました!

じゃーーーん!!

ちなみに、タオルも一流ですよ・・・
「投げる専用」なのに、そのへんの「洗う専用」が勝てないくらい、良い生地で作られています(笑)

コンサートが終わったら、すぐにもう一度、DVDを見る!!

もこみち君の「追い・オリーブオイル」ならぬ「追い・矢沢永吉」。
YAZAWA効果倍増!!

ヨロシク!



初代内閣総理大臣・伊藤博文~96人目の総理

ご支援先への訪問の途中・・・
初代総理大臣・伊藤博文の墓所がありました。
すごく大きな敷地にあります。

さて、今の政治や「第96代目」となる総理大臣に、何とメッセージを送るのか・・・。

  
幕末から明治を生き抜いた政治家のなかでも、
明るくおおらかで、豪快なイメージの強い伊藤博文。

17歳で、吉田松陰の「松下村塾」の門下生となり、歴史の表舞台に登場します。

松陰は、当時の伊藤博文のことを、こう評しています。
「才劣り、学幼きも、質直にして華なし、僕すこぶるこれを愛す」
「周旋(政治)の才あり」
松陰が、門下生の長所を見つけ、伸ばしてゆく眼は、さすがと言うべきです。

伊藤博文が、低い身分で「才劣り、学幼き」ながら、
大任を果たす人物となりえたのは、きっとその性格と行動力にあります。

「兄貴分の天才」高杉晋作、「悪友」井上馨とともに、
刑死した吉田松陰の改葬を幕府に抗い行う、英国領事館を焼き討ちする、
寝巻と辞書だけでイギリスへの密留学を敢行する、
わずか70人から決起し藩と戦い統一し、長州征伐に来た幕府軍とも戦う・・・。

まあ、とにかく死なずに良く暴れまわったな・・・という青春時代。

「どんなヤツとつるむのか?」は、人生にとって、本当に大事ですね。

そして、その後の伊藤の人生を見れば、
わずか1年の「イギリス留学」で、海外の国体を知り、英語が話せるようになっていたことも、
「ブレイクの種」となっています。

  
私が思うに、伊藤博文の「ブレイクの種」は、「高杉晋作」と「イギリス留学」。

さあ、私たちにとっての「種」は、何でしょう?
チャンスを見逃さず、生きてゆきましょう!



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