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達人の領域まで、なお遠し・・・。

我が師匠は、井岡の姿を。。。

  
「神だ」

と、言った。

「あそこまで、強くなることを極めると、神様の姿になるんやろうねー」

そこまで、言ってもらって、私は、ようやく、理解ができた!
大爆笑で、感心した。

ドレッドヘアは、大仏様や仏像の頭に、そっくりだし、
タトゥは、古来の異国の神を思わせる。

いや、さすが・・・・である。

世の中、広しと言えど、あの井岡の姿を「神」と見た人が、どこにいるだろうか?
さすが、達人である。
(アレをそうとらえたアナタこそ、神ですわ・・・)
恐ろしくて、言えなかったけど。。私は、そうツッコミかたった!笑

 
私の「事実をそのまま受け入れ、肯定的にとらえる」訓練の道、なお遠し。。。

もちろん、すべてが肯定ではない、批判もする。
だが、それは、余程のことである。
批判は、建設的批判を行うものである。



敵を憎むな。敵を近くに置け。


先日のブログと重なる・・・
映画・ゴッドファーザー3部作より、
観ながらメモした「敵」に関する名言をご紹介します。

「絶対に、敵を憎むな。
 判断に影響を及ぼすからな」

親や先生に、
道徳的・儒教的・宗教的に「憎むな」と言われるよりも、
マフィアのドンに、こう言われたほうが、
スーーっと、納得できてしまう。。笑

・・・・
生き抜く力のある第三者のリアリティある言葉には、説得力がある。

身近にいる社長に言われても、入ってこないけど、
コンサルタントに言われると、スーーっと、納得してくれる社員もいる。
これと同じだ。
目指せ、マフィア・コンサルタント・笑

 
もうひとつ、
「友は、近くに置け。
 敵は、もっと近くに置け」

敵たる存在を、自分の近くで登用する。
把握しておく。そのような極意である。

・・・
何年も前に観た映画、
何年も前に読んだ本でも、
今の自分に響くシーンやフレーズは、全く違っていることがある。

いわゆる名作。ロングセラーには、こうゆう点がある。
自分のコンサルティングも、著作も、かくありたい。。



マグロ漁師と、ゴッドファーザー ~相手を知り、相手になりきる

年末、必ず観てしまうTV番組が・・・
もうひとつ、ありました!!

「大間のマグロ漁師もの」です。

写真は、、マグロ番組好きなら、誰でも知ってる「山本さん」である・笑
もう、めっちゃ、いい人なんだけど・・・
発言を聞いていると、ヤキモキするのである。

「歩いていれば、いつかは当たる」とか、
「釣れたのは、偶然だ」とか、、
(ダメダメ、そんな考えだから、釣れないんだよーーー!)って、TVにダメ出しする。

同じ大間で、大儲けしている漁師さんは、ちょっと違う。
・一本釣り以外の漁の方法を学ぶ。
・最新の魚群探知機を装備する。
・マグロを高値で売るための、巨大な貯蔵庫を備えた船を建造する。
・気温、月の満ち欠けによって、潮の流れを予測して、待ち伏せする。
リスクを伴う設備投資と、学び・分析・技術を、備えているのである。

そして、この儲けている漁師さん言ったことが、素晴らしい。。
「マグロを知ること」
「マグロの気持ちになること」が、獲れるコツだと。
俺がマグロなら、ここへ行く。。と予測するのである。

時を同じくして・・・正月休み、
映画「ゴッドファーザー」3部作を、まとめて観た。

アルパチーノ扮する2代目「ドン・コルレオーネ」が、
奇しくも、儲かるマグロ漁師さんと、同じセリフを言った。
「俺が父親(1代目)から、学んだことがある。
 それは、相手の気持ちを考えることだ」

道徳的に「相手の気持ちになれ」と言っているわけではない。
社会で、生き残るためには、
「相手の気持ち」にならなければならないのだ。
だから、この言葉に価値がある。

マフィアの成功のコツも、マグロの成功のコツも、
人生成功のコツも、きっと、同じである。



戦力外になる人の共通点は、すぐ目先を変えること

秋から年末、
12球団では、戦力外通告が本格化してきます。

毎年、戦力外の記事には、いつも見入ってしまうのです。

年末のTV番組「戦力外通告~クビを宣告された男たち」は、
何年も連続で観ている。
私の年末の風物詩である・笑

自分に重ね合わせ、
今「戦力外」になっていないことに、束の間の安心を得る。
そして、これから「戦力外」にならないように、
ふんどしの紐を締める気持ちになり、新年を迎えるのである。

 
最近、ネットニュースに、
中日で21年間もプレーした名選手・森野将彦さんが、
数多くの先輩・同僚・後輩を見て、
「戦力外になる短命選手の共通点」を挙げていました。要点をまとめてみました。
↓↓
戦力外になる選手に共通するのは「逃げ」の姿勢である。

ひとつの事をやってられない。何かすぐに変えてみようとする。
探究心があるという見方もできるかもしれないけど、
結局、何かを極めようとしない。

壁にぶつかると、まず目先を変えてみる。
懸命な試行錯誤にも見える一方で、
それは、安易な「逃げ」につながる。

最初の3年で、どこまで基本の土台ができたかで決まる。
その後の4~6年目で、ある程度勝負できないと、早く終わる。
↑↑

「彼らの普段の練習の姿勢を見ていれば、すぐわかる」とありました。

・・・・
新しい世界へ入った人は、
ひとつの会社で3年間は、必須事項である。
その会社で、基本と仕事の1分野を極める。

社会的「戦力外」=収入が増えない人は、
会社も、職も、3年もたずに、逃げる、
6年以内の勝負もせず、コロコロ変えるのである。



無頼(ぶらい)なれ、君よ。君が君であるために

江夏投手の系譜。。
15年前、こんな本を買っていた。
本棚から、ゴソゴソ引っ張りだしてきた。

定期的に、取捨選択され、定数を維持されている、私の本棚に、まだ残っている。
ということは、
気になっているのである。
いつか、読み返そうとしているのである。

表紙には、
若かりし、江夏投手が、王選手から、
シーズン354個目の三振を奪い、日本最多記録を達成した瞬間の写真。
日本記録は「王から獲る」と公言していたそうである。

王に対しては、毎回、力の直球勝負を挑んだため、
王から最も多く三振を奪った投手は江夏(57個)だが、
江夏から最も多く本塁打を放った打者も王(20本)である。

無頼派。。として、
魅力的な野球選手の名前が、書き連ねられている。

「無頼」という言葉には、
定職につかないならず者。ごろつき。という意味がある。
一方で、戦後の文学界で、派閥に属さず、
人間臭さを作風とする文豪たち(太宰治、坂口安吾、織田作之助、石川淳)を
「無頼派」と呼ぶ。

その漢字が示す通り、「頼らず生きる」という意味がある。
組織や体制に、頼って生きるのではなく、
自力で実践的な工夫を凝らし、道を切り拓いてゆく、
自主自立の精神を示す言葉である。

私は、その「業」に対して、
真摯で、素直で、一途で、貪欲なプライドを持った「無頼派」を、
このうえなく愛している。

ちなみに・・・
アリス再結成時の曲「BURAI」は、お気に入りの1曲である。

ちなみに・・・
無頼派は、総理大臣とステーキ会食は、できない。
グレートな無頼派を目指そう!



マジックの根本は「3つの好き」と、毎日の厳しい練習

注目したきっかけは、
ほんの些細なことであった。

「この監督、オッチャン(=父の兄)に、似ている」
少年のころの夏休み、
高校野球中継を見ていたとき、ふと、そう思って、口にした。
親戚一同、納得してくれた・笑

それが、その年、
桑田・清原のPL学園を破り、優勝した取手二高、
翌年から常総学院の監督となる、木内幸男監督であった。

小学生のときに所属していたソフトボールチームの
ブルーのユニホームの高校が好きだった。
「横浜商業」や「岡山南」その系統のブルーのユニホームの
「取手二高」の監督でもあるから、愛着がわいた。

言うに及ばぬ「木内マジック」とスマイル&親しみある茨木弁。
(もちろん、それは甲子園の試合での話。練習では、怒号と罵倒の嵐である)

常人では、思いもつかない奇策を「根拠のもと」実行する。
・好投手相手に、バント作戦なしの強振策で、点をとる。
・先発メンバーの大半を、レギュラー選手でなく、控え選手に入れ替える。
・この回の攻撃は、三者凡退でいい、すぐに終わらせろ。という謎の指示。。。

「指揮官にとって最も必要なことは、部下を知ること。
全国で一番長くグラウンドにいるのは、オレだと思ってやってきた」
そこにマジックの根拠がある。

そして、
監督を引退する会見のときの言葉と表情を、
今でも覚えている。
確か、、
「どうしてここまで続けることができたのですか?」という記者の質問に、
「子供が好き、野球が好き、、(ひと呼吸おいて)勝つことが好き(ニヤリ)」
と答えていました。

自分に重ね、共感する。
「クライアントが好き、コンサルティングが好き、、・・・勝つことが好き(ニヤリ)」

この3つが、大好き。であるがゆえ、
考え抜いた末「マジック」が生まれる。

甲子園通算22回出場、40勝19敗、全国優勝3回。
名監督のご冥福をお祈りします。

皆さんは、
「スタッフが好き、お葬式が好き、、・・・勝つことが好き」ですか??



社内にコロナが出てこそ、一人前の経営者

私は、自称「コロナ・マニア」で、
3月ごろから、
会う人には、必ず「知り合いに、コロナ出た??」と聞いて、情報収集している。
コロナの身体な影響、社会的な影響、
保健所、病院等との対応方法、、すべて聞いている。

信頼できる筋のTV番組や映像、文章には、
ほぼ、すべて、目を通している。

もちろん、もしも、ご支援先から、
コロナ感染者が出たときの対応方法を、アドバイスできるよう、
備えておくためである。

最近は、身近でも、
かすっていたり(濃厚接触者に認定、感染者と同席していた)や
友人や従業員が遭遇したり、、ということが、増えてきました。

経営者は、
ちょっとした「面倒」に遭遇してこそ、
一人前。。的なことがある。

わけのわからないクレーム客に対応してこそ、一人前。
不義理で、非常識なスタッフに遭遇してこそ、一人前。
税務署に入られてこそ、一人前。。。
今の時代は、
社内にコロナ感染者が出て対応してこそ、一人前。である。

細心の注意を払うが、
それでも、そうなるときは、なる。
税務署が来る、くらいの感覚で、コロナが来た。と思って欲しい。

街を覆っている雲のようなコロナ禍が、
早く晴れ渡りますように!



自殺数は、何と相関関係があるのか?

先日来、統計が気になり始めると、
ずっと、気になってしまう。。
これは、探求心と言うのか、凝り性と言うのか、粘着質な性格と言うのか・・

今日は、新聞に出ていたこの記事である。

「ガブッ」と噛みつくのは、止めにして、、、笑

自殺者数が、増えている。
ここ数年、月別自殺者数の平均は、1500人台~1600人台。
これが、7月から9月の3か月連続で、1800人台を超え、
10月、ついに、2100人台となった。

新聞記事は、女性の自殺数が増えたことを、書いているが、
もっと大事なのは、全体の数である。
女性に人気の有名人の自殺が相次いだことに、人の脳が洗脳されたか??
との仮説を立てて、簡単に調べてみた。

「有名人の自死」も、ある程度、関係あるけれども、
過去のデータと出来事を、照らし合わせて調べたところ、
自殺者数は、大きなベースとして、失業率に比例している。

ざっくり、調べたところによると、
失業率3%で、月の自殺者数が2000人を超え、
失業率4%で、月の自殺者数が3000人を超え、
失業率5%で、月の自殺者数が4000人を超える。。

一方、コロナ死は、
現在のところ、これまでの累計で2000人である。
報道は、各種の死因と、比較して伝えるようにしたほうが良い。
これは、一貫した私の政策への提言だ。。

現在、失業率は、3%を超えてきた。もちろん増加傾向である。
これからも、増えるだろう。。
月々の自死が、500~1000人単位で、増え続ける。。ぞっとする。

 
ちなみに、、
自殺者数にも「季節変動」があります。
例年、3月から増え始めて、4月、5月がピークになる。

社会的な環境変化と、生物的としての要因。

しかし、
今年に限っては、4月と5月の自殺者数が、
例年と比較しても、異常に少なかった。
上記の原則が、証明されている。



組織の成熟度と、多様性についての原則

大阪選挙のラスト・・・
支持政党別の賛成・反対のグラフが、こちら。

公明党のことも、さることながら、
個人的には。自民党の「懐の広さ」も、感じた。
党としては、反対でありながら、
自民党支持者のうち40%が、賛成にまわっている。
いやーー、フトコロガ広い、寛容だなあ、と。

維新の賛成率は、90%以上。
90%以上が、同じ意見を持つ政党。。という点においては、
この一件における性格は、共産党と同じである。
自民と比べれば、まだまだ、未熟である、と言い換えることもできる。
成熟すれば、多様性を受け入れることができるようになる。

未熟なときは、単一的であること、やむなしである。
これは、
零細企業→中小企業→大企業への進化と違いにも、似ている。
大人と子供の考え方の違いにも、似ている。
大人は、色んなものを受け入れることができる。

小さな会社は、単一的であり、
社長の考えに、ビシッと一致していないと、共倒れになる。
倒産への道、まっしぐらである。
規模を大きくしてゆくということは、広がりを持つ、ということである。

  
本当に最後、余計なことながら。。
この統計グラフには、決定的にダメな点がある。
何か、わかりますでしょうか??

答えは、来週の週末ごろにでも!
お考えくださいませ。

見事、的中の方には、、何にもプレゼントはありません。。
「凄い!」の一言を、真心こめて、送ります!



援軍を頼むとき、援軍を頼まれたときの留意点

大阪の選挙、教訓のラスト2つを書き留めておきたい。

投票前の予想ブログに「裏で、公明党と組んでいる」と書きましたが、、
組んだつもりの公明党が、
党内をまとめ切れず、
公明党の半数が反対派にまわった。ということが起きていました

選挙のとき、無類の団結力を発揮する公明党が、
今回、ほぼ機能していなかったということ。

援軍がどの程度、本気で戦ってくれるのか?
これによって、
勝敗が決することがある。
というのは、古来、戦史の鉄則である。

期待していた援軍が来ない。とか、
来ても戦うポーズだけして、自分の兵力を温存していた。とか、
本気で戦わない、意思統一ができていない。
というのは、よくある史実である。

私たちも「援軍」的なものを、
頼むときは、この点の「温度=どこまで本気でやるのか?」について、
正確に見積もりしましょう!

そして、
もし「援軍」を頼まれたときは・・・その動きを、
後々まで、歴史にどう刻まれるのか?を、考えて、動きましょう。

投票の当日。。
ナマ吉村さんに出会いました!
「ヨシムラさん、こっちも、向いてー」って言ったら、こっち、向いてくれました。
「あ、どうも、、ありがとうございます!」って・笑

めっちゃ、イケメンでした!



大阪の選挙の結果分析② ~賛成率と所得層

次に、賛成率と所得と比較してみる。

賛成率と世帯所得とは、ある程度、比例している。
高齢化率の次に、作用しているようである。

5)異常値である「阿倍野区」は、最も所得が高い、高齢化率は進んでいる地域。
 帝塚山、北畠という、昔からの資産家
 =成り上がりでない本物の金持ちが住む高級住宅街がある。

6)同じく、異常値である「東淀川区」「浪速区」は、所得が低いが、若年層が多い地域である。

7)大阪名物?全国トップを誇る(恥)「生活保護世帯率」は、西成区で30%以上。
 西成区以外の区でも、実に、10世帯に1世帯が、生活保護受給世帯である。

8)商業施設、交通、産業等の街づくり開発が、地域の発展に大きく寄与している。
 
最後に・・・
データからは、飛躍しているかもしれない。
「鶏が先か、卵が先か」の議論となるが。

先が、どうなるかわからないことに対して、
「変えてみたい」と、考える人は、所得を増やすことができる。
「今のままが良い」と、考える人は、所得が増えない。
こんなことも、データから、私は、教訓とした。

統計の作り方、読み方は、人それぞれである。
多少の偏見や間違いがあっても良い。
大切なのは、それの活かし方である。



大阪の選挙の結果分析① ~賛成率と高齢化率


大阪都構想の選挙結果を、
今回は、区別に、詳細分析してみました!

ご支援先でも、、、
1日、何も話さず、数字だけをいじらせてもらえるならば、、
こうゆうことを、ネチネチとやっていると思います。

わかったこと・感じたことが、色々、あります。。

1)賛成・反対は、やはり、高齢化率に、最も比例している。
 維新が、高齢者特権を、たくさん取り上げたからである。
 年配者にとっては、今は良い世の中で、変わって欲しくない。

2)異常値を示す「天王寺区」には、何があるのか?
 新しい区割になると、南側の他の区と、同じ区となる。それが嫌なのである。
 一種のブランドとなっている区が、そのイメージが損なわれることを嫌っている。
 
3)人は目先のメリットに動く。自分たちの区が中心になるか?が大事。
 前回よりも、賛成率が下がった区は、
 5区を4区にすることによって、他に統合され、中心地から離れる区である。
 主に廃止となった「湾岸区」の数字が下がっている。2)に類する思考です。

4)人口増減の予測にも、比例。
 これは、高齢者が死亡してゆく・・という事実と、関連度が高いが、
 自社の拠点としている地域が、これからどうなってゆくのか?に、備えておくことが必要。
 ある意味、恐ろしいデータである。調べてみる価値がある。

(つづく) 



弱点を逆手に!長所に変えてしまう。


立地が悪くて、目立たない場所だからこそ、
こうして、抜群の「隠れ家感」を演出ができる。
見つけたときの感動と、ワクワク感が、120点。

このオーナーが、物件探しの段階で、
何も、手の入ってない状態の空き物件を見て、
どんなことを考えたのか・・・を、想像する。

こうゆうアイデアや発想が、どこから出てきたのか??と。



知と情 

知は、刀である。
情は、刀を入れておく鞘である。

知識・見識・知性は、切れ味鋭い刀である。
身を守り、身を立てるために必要である。
しかし、振れば、他者を傷つけ、
ときに、自分も傷つける。

そこで、
情という鞘が必要になる。
相手を思う気持ち・心・なさけ・誠意である。

切れない刀(=知性なき人間)では、役に立たない、戦いに勝てない。
鞘(=情深き人間)だけあっても、戦えない。
※これが、真の達人レベルになると、鞘だけでも勝てるらしいが・笑

現代の「武士」は、
研ぎ澄ました知という刀を、
情という鞘に納めて、歩くのである。



非合理的。形式的なことを、最も嫌う「せっかち」人種

世の中で、最も嫌いなことのベスト5にランキングされるであろうこと・・・
「行列に並ぶこと」
「無意味な形式を盾にする相手」

そうゆう特性を持つ人間にとって、
昨今、最も、腹立たしく思うこと・・・
それは、自動券売機の「ソーシャル・ディスタンス」の張り紙である。
1台おきに「使用できません」としてある。

これ、、意味あるのか??

「ことなかれ主義」と「偽善」の賜物だろ。

神経過敏なヤツか、浅はかな正義を振りかざすヤツか、
事の本質をとらえず流行に乗っかるだけのヤツが、
ここぞとばかり提案して、、
ほとんどの人が「違うなあ・・・」と思いながらも、
それ反対すると「非常識」扱いされるから、黙って、そうしている。。

ほれみろ、、案の定、、
稼働台数が少ないから、大行列だ。。
こっちのほうが密なって危険とちゃうんかい?
空港でこれだけ行列ができてしまっては、乗り遅れてしまう人もいるだろう。。
的外れな安全政策が、
多大な人に迷惑をかけている象徴的風景である。


飲食街のトイレがこれでは・・・
洩れそうになりながら、イライラが増幅するだろうな。。

今回は、ブラックな感情を、吐き出す回でした。


ちなみに・・・トイレと言えば、
サウナでの「先に出ない!」という無意味な競争心と同様に・・・
ズラリと並んだ男子トイレでは、
先に、小用中の人よりも、
先に、終わらせて出ていく。。ということを「我が闘争」としている・笑
(どや、俺のほうが、キレッキレや!)と。。
これから、冬場・・・男の真価が問われる時期である!

 
券売機にしろ、トイレにしろ、、
どうしても、張り紙したいなら、この2枚をどうぞ。。
「横向くな、呼吸は鼻で、最低限の回数で!」
「モタモタするな、サッサと終わらろ!」



もうひとつあった!戻れるとしたら・・・情実と実力の狭間。

そう言えば・・・
もう1個、あった!
「この時点に、戻りたい」が。

同じく大学の野球サークルでの出来事だ。。
チームのエースが、
練習で投げていた、私のピッチングを、認めてくれて、
強豪チーム「バッファロー」との対戦の先発投手として、
私を指名してくれたことがありました。

「エースの自分が投げても、バッファローには、毎回打たれている。
 誰が投げても、たぶん打たれる。
 でも中西なら、抑えられるかもしれません。勝ちたいなら、イチかバチかで中西を先発投手に・・・」と、
なんと、彼が自ら先発予定の交代を、先輩方に直訴してくれたのである。

その試合までの何日間は、真面目に自主練習しました!
ストレートの球速は、そこそこ速かったはず。
カーブもスライダーも不器用で投げれない、でもフォークだけは、良く落ちた。
コントロールは・・・細かいのは無理、でもフォアボール連発はしない。
見た目も、身長が高く「打てるもんなら、打ってみろ。勝負や!」って感じだったから、
悪くない。そうだったはずだ・笑。

セットポジションの方法、牽制のやり方などは、まったく知らないから、
1日で教えてもらって、練習した。

そして、
迎えた当日。。
雨・・・・・中止。

中西投手・先発プランは、強豪・バッファローに勝つため、
という前提だったし、
先輩方の中には、試合で投げたい人は、一杯いたし、
サークル活動の出場機会は
「人間関係の親密さ」の上に成り立つものなので、
その後、中西投手が、晴れ舞台で登板することは、一度もなかった。

ああ~~
あの日、晴れていたらなあ。。。戻って欲しい。
投げてみたかった!!

 
いや、、、晴れ舞台で、投げれなかったのは、
天気のせいじゃない、
部長や、部長の取り巻き君に
「センパーーイ、ボク、別の試合でも投げたいです。
お願いします!投げさせてください!!」と
バッファロー戦、中止決定あと、素直に言うだけ、言えば、良かった。
きっと、ただ、それだけなのである。。

フリー打撃練習のときに、バシバシ投げておいたら
また投手での試合出場もあるだろう・・・。と思っていたら、大間違い!笑
練習で先輩から三振を取ったり、凡打に仕留めることと、
登板チャンスは、別問題なのです(それどころか、反比例の関係かも。。笑)

情実社会において、
正解は、相手が決めるのだ。
相手の気持ちが、正解なのである。

 
あれから、進歩してるかなあー。
あんまりしていない気もするなあ。。。

こうゆう理屈がわかっただけでも、
進歩したことにしておこう。



人間関係・最優先。実力じゃない世界で、生きることって・・難しい。。

(前回ブログからの続き・・)
野球サークルで、高打率でありながら、規定打席に達していない理由。

それは、
10代にして、若すぎる「代打の神様」であったから。。
・・・違います。これは、嘘です、冗談です。。

それは、
遊び・アルバイト・課外授業・・・が、
面白すぎて、野球サークルに参加する時間が、とれなかったから。
・・・
確かに、その通りである。真っ当に聞こえる理由ではあるが、
これは「契機」のほうの理由である。

「真因」たる理由は、こちらである。
・・・
野球の「実力」ではなく、
サークルの部長や、部長と親しい先輩との
「親密さ」や「ヨイショ!も含めた貢献度」等々。
なんだか、あやふや基準で、出場機会が決まってゆく、
大学生になって初めて体験する「サークル活動=人の輪」というものに、
なんとなく、馴染めなかったのである。
だから、サークルから、足が遠のいた。
これが「真因」である。

そのため、
ドカベン・山田太郎並みの打率を残していても、
出場機会が、少なくなったのである。
(どれだけ、世渡り下手なんだ・・・)

 
中学・高校時代「部活動」や「受験」という
一定ルールのもとの実力社会を6年間過ごし、
その中で、先生、先輩、友人との人間関係が生まれていた。

しかし、大学のサークル活動も、ゼミも、それとは違う世界で、
人間関係が、優先される。
明確なルールもない。
真剣勝負も、正解もない。。この「情実社会」を、初めて経験し、
それに上手に対応しきれなかった結果である。
↑↑
ちなみに、この「馴染めなかったメカニズム」に、
気づいたのは・・・30代も半ばを過ぎたころでしたー。

今で言うところの「ブラック企業」に、
わかっていながら、就職を決めたのも、
「上との親密さ」を中心に、人生が決まってゆきそうな会社を、
動物的な勘で、避けて、
実力本位だった高校までの生活を懐かしみ、飛び込んだ。
そうゆう一面も、あったのだろうと思います。
今だから、わかることです。

学生生活を送った大学のキャンパス。。
とても、キレイになっていました。
いや、キレイになってしまっていました。

左翼学生の書いた手書きの看板とか、、
あれが景色としてないと「大学」感が、ないんだよなー・笑



分岐点で、どの選択肢を選ぶのか?それで人生は決まる

お笑い芸人のバカリズムが、脚本を書き、
竹野内豊が主演したドラマ「素敵な選TAXI」。

コミカルな演技、良く考えられた台本に加えて、
毎回、流れる冒頭コメントが、
真理を述べているように感じていて、気に入っている。

↓↓
人生とは、分岐点の連続である。
人は、日常生活において、
さまざまな分岐点に遭遇し、選択を迫られる。

それは、その後の人生に
さほど影響を及ぼさないものから、
生死に関わるほど重大なものまで…。
一度、選択を誤ったら、
後戻りできないのが人生です。

もし、そんな人生の分岐点に
戻ることができるとしたら、
あなたならどこに戻りますか?

このタクシーはね、
お客さんがやり直したい 分岐点に戻してあげることができるんですよ。
 
人生には幾多の分岐点がありまして。。
どんな仕事に就くか。
どんな部屋に住むか。
夜は何を食べようか。
どう時間を過ごすか。
そういった分岐点で、どの選択肢を選ぶか。
それで人の人生というのは、決定していくんです。
↑↑

まさに、その通り!!真理である。

誰と付き合うか、
どのテナントに入るか、
どの事業に参入するか、
どの地域に進出するか、、、
人生よりも下位レベルにある、経営においても、選択の連続である。
あと戻りは、できない。

 
自分が、最も正しいベストな選択ができるよう、
心に曇りない状態で、物事を見聞きし、勉強し、
自分が高まる良い環境に身を置くこと。

自分を「選択」してくれた人には、
全力で付き合い、最大の効果をもたらすこと。

だいたい、
低迷している人も会社も、
こうゆう「選択」が、間違っているだけである。。笑


仕事先へ向かう途中、可愛いタクシーに巡り合えて。。
ふと「素敵な 選・タクシー」のことを、思い出しました。



大阪・吉村クッキー


大阪のスーパーでは、
吉村知事グッズが、売られています!

公認なんだろうなあ・・・

肖像権としてのお金は、、
大阪府に入れてるんだろうか?
自分個人に入れてるんだろうか??

きっと、
大阪府に入れて、財政の助けにしているのだろうなあ・・・と、
(このクッキーを見て、そんなことを考える、スレた意地の悪いオッサンでさえ)
思ってしまうところが、彼の凄いところだ。
事実は、どうか不明でも。

これが、
マスゾエさんとか、
ハシモトちゃんなら、
「自分の事務所に入れてるやろーーー!」と、思ってしまうところである。

松井・大阪市長だったら、、
「ええやん、許してえやーー。そんな売れへんし~。タバコ代にもなりませんわ」
「松井クッキー、まずい!ゆうて、クレームまで俺が受けてるんやで~」
なんて、言いそうである・笑



内部昇進的・リーダーは、成功する?期待をかけてしまうのは・・・

故・仰木彬監督は、「名将」「名監督」と言われる。
近鉄、オリックスの監督として、弱小チームを優勝争いの常連へと導き、
野茂やイチローなどの個性を伸ばして、名選手も育てた。

しかし、就任当初、知名度ゼロの、本当に地味な存在でした。

近鉄ファンであった中学生の私は、
「仰木監督」誕生を、大いに嘆いていた。
「誰??オオギって? 西本サンの復帰か、もっと実績ある人にやってもらいたい!」

そのとき、父親が言った言葉を、今でも、覚えている。
「いや、この仰木は、ええかもしらんぞ。
 三原監督、西本監督という名監督の下で、コーチとして、ずっと、そのやりかたを見てきている。
 直前の岡本監督の下で、今の選手の特長もつかんでいる。
 そんな経験をしている人は、滅多にいない。
 球団が、教育させていたのかもしれん。
 選手として有名じゃない監督のほうが、監督としては成功するもんや」

「うーーーん、そうか・・・」
「で、ミハラって、誰?? そんなに凄いん?」

「三原はなあ・・・」と、三原監督の凄い話を、伝え聞く。。

 
前職・船井総研の社長も、上記に同じであった。
コンサルタントとしては、地味だった人、内部昇進的な人が、
会社の業績を伸ばしている。

内部昇進とは言え、必ずしも、従ってきたリーダーの完全コピーではない。
良いところは真似するが、悪い点はやらない。
身近で支えることで、独自の考えを、温め持つようになる。
多少、賢ければ。。。
腹には「まったく違うもの」を持っているものである。

そんなこんなで、内部昇進的・総理である菅さんには、
ちょっと期待している。

数十年ぶりとなる、
政治屋・家系ではない、選挙地盤を譲ってもらっていない、
「労働の汗」の感覚も体験している(覚えていて欲しい)、総理の誕生である。

ググって、調べると、息子さんが3人。
それぞれ、一人前の男に育っているらしい。
=家庭がコントロールできている。
それだけでも、前のリーダーよりも、期待できるのはないか?
(また、こうゆうことを、、懲りずに書く・・・笑)


政治談議・・・
可能な限り、早めに解散総選挙は、したほうが良いだろう。という、個人的見解。
「コロナ対策・優先」の清廉さも、必要であるが、
したたかさも、大事である。日本のリーダーは、したたかであって欲しい。
タイミングは大事。主体的に動いたほうに分がある。これは経営も歴史も政治も、同じ。
清・濁、両極端を併せ持って、80~90点をとれる。

1年後、満了による解散なら、
その真摯さ、清廉さを1年後、大衆が覚えているか?たぶん、覚えていない。
政策の優秀さ、イメージ戦略で・・・120点を目指すのか?
でも、0点(以前のブログの天人相関説)の可能性が、どんどん大きくなってくる。



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