2024年11月16日 19:50
満を持して、
大谷翔平にまつわることを、書き留めておきます。
8月の終わり、岩手県・三陸海岸での仕事。
その帰路。。
台風10号の影響で、飛ぶかどうかわからない飛行機の待ち時間。
しかも、早朝7時。ここは、岩手・花巻空港。
さあて、どうしよう?
宮沢賢治記念館も、オープンは10時からだ。
→岩手県と言えば、大谷翔平の出身地だぞ。
→大谷翔平と言えば、出身校は花巻東!!
そうだ、抜群の「ベンチワーク」と「チームワーク」を、
これまで何度も甲子園でも見てきた、花巻東高校に行ってみよう!
朝7時30分から、
校門の前をうろつく、デカいオヤジ。。
明らかなる「不審者」と言えます。
すると、
突然、後ろから「チワッス!」と、声をかけられた。
反射的に「あ、チワ~ッス!」と、頼りなげな返事だけは、
かろうじて、お返しすることができました。
一人の生徒が、登校してきていました。
そのあと続々と、登校してくる生徒たち。
全員が、同じように、挨拶をしてくれるのです。
「チワッス」
「チワッス!」と。
挨拶をかわした生徒の中から、野球部らしき3人組をつかまえて、
「野球部のグランドって、見ることできますか?」と尋ねてみる。
すると、そのうちの1人が、
「はい、この道沿いに・・・」と、わざわざ、途中まで案内してくれました。
そして、タタタタターーっと、
あとの2人に追いつくために、校内へ走っていった。
(きっと、集合時間前だったのに、申し訳ないなー)
誰もいない、早朝のグランドを歩いていると、
どこからともなく、また「チワッス!」の声・・・
振り返ると、
隣接する室内練習場の1階の入口から、野球部員くんが、
私に挨拶してくれていました。
見ず知らずの人にも、自分から、ちゃんと挨拶する。
何だか、汚れた心が、
洗われてゆくような時間でした。
・・・・
最も有効な「不審者対策」は「挨拶をすることだ」と言われています。
・・・・
いかんいかん、
すぐに、そうゆう、ひねくれたモノの見方をする。
さっき、汚れた心が、洗われたところだろ??
私の心は、ひどく頑固な汚れみたいです。
練習まで、見たかったなあー。
(つづく)
2024年11月10日 19:52
「斎藤知事って、どうなんですか?」
「どうなっているんですか、兵庫県は・・」
斉藤知事のパワハラ報道以降、
これも、ご支援先から、良く聞かれていました。
「僕の言うこと、全部やってくれたら、
斎藤さんを選挙で勝たせること、可能ですよ・笑」
「良い悪いは、別問題として」
親しいクライアント先には、こう「豪語」していました。
さて、来週、あれだけやっていたのに、
まったくマスコミでも取り上げられることがなくなった
「兵庫県の知事」を決める選挙があります。
降ろすときは、
あれだけ、取り上げておいて・・・。
大事な選挙の政策、主張には、ほぼ、触れない。
メディアやマスコミって、何なんだろうな?と、疑問に思います。
実は、今、異常な状態となってきている兵庫県の知事選挙。
これが、選挙ポスター。
左下は、あのNHK党の立花さんのポスター。
誰もが「いたずら」かと見間違う、この内容。
詳細内容は・・・西播磨エリアで知る人だけの間で、
口コミ・噂レベルで、まことしやかにささやかれていた内容です。
どうする?兵庫県民。
どうする?マスコミ。
2024年11月9日 19:33
【ネットニュースでなく、新聞で読むほうが良い点、その2】
全体像を把握できる点。
さすが、優秀な新聞記者が作っているだけある。
ビジュアル的にも、なかなか、わかりやすい。
選挙の翌々日(=完全に結果が判明した日)の新聞紙面の精度は、
毎選挙ごと、レベルアップしている。
そして、今回、これよ。。
大阪府は19区全部が「維新」となる。
全国を見渡しても、異常である。
クライアント先からは、
「なぜですか?」
「そんなに維新って、いいんですか?」と、聞かれます。
「うーん、基本的には、満足しているからでしょうねー」
「というよりも、以前が、ひどすぎたので・・・。前に戻りたくない!って感じでしょうか」
と、答えています。
以前は、
・誰か特定の人が儲かるように、あからさまな無駄遣い。
これが大阪湾に断つゴミ処理場。
近くを通って「これ、USJやで」と言ったら、他県から来た人は、みな信じる。
・公務員が、高い給料で、楽な仕事をして、えらそうにしている。
橋下知事時代の、大阪府のある職員。
「橋下は、ありえない!」
「『月曜日の会議の資料が欲しい』というメールを、金曜日の夕方にしてくるねんで」
・・・・え!?普通の会社なら、普通ですけど・・・・
教員をしている知人や、公務員の知人から、公共工事の建設会社の知人からは、
選挙の前に「とにかく橋下には入れないでくれ」との依頼が来た。
そして、今のトップの吉村さんの誠実な姿に、好感を持っている人は多い。
維新の始まりのころ、橋下知事は、
借金まみれだった大阪の職員に対して、
「皆さんは『破産会社』の従業員であるという、その点だけは認識してください」
「給料が半分に減ることなんて当たり前」
「破産・倒産状況になれば、職員の半数や3分の2カットなんて当たり前」
と言い放ち、そこから大阪の改革が始まりました。
借金まみれの日本国の職員=官僚と国家公務員に対して、
「あなた方は、破産会社の社員なんですよ」と、やれる人はいないものか?
103万円の壁をなくすことで、失われる税収7~8兆円。
※そもそも、本当に7~8兆円なのか?誰がどう算出した?と見ていますが。。
ザクザク、メスを入れれば、
十分に捻出できるはずである。
しかし、難しいぞーー
僕らが逆立ちをしても入れなかった超優秀な大学を卒業したエリートが、官僚と公務員である。
彼ら偏差値70以上の頭脳が、
本気で、自分の生活の安泰を考えて、自分で制度を作っているのである。
本気で、会社や国民から、その原資の税金をとろうとしているのである。
103万円の壁の撤廃は、
葬儀会社とっても、メリットが高い施策です。
中途半端な正社員は、いらなくなりますねー・笑
今のうちから、打てる対策は、打っておいたほうが良さそうです。
2024年11月3日 19:22
備忘録として、、
昔、平沼赳夫(ひらぬま たけお)という議員がいました。
今も、ご健在、85歳とのこと。
初代・経済産業大臣で、のちに通産大臣、運輸大臣を歴任。
この政治家は、自民党から干されても、国会に戻ってくる。
党に頼らず、生きている。
私の記憶の中で、最初の議員でした。
しかも、
最近の議員のように裏金で干されたわけでなく、
自分の主義を貫いたから、非公認となった。
さらに、身内の自民党の対立候補まで送り込まれても、勝って戻ってくる。
以下、概略。
小泉純一郎の政権下、
肝いりの「郵政民営化」法案に、自民党にいながら反対票を投じたため、
自民党は非公認の処分を下し、無所属議員となった。
さらに自民党から地元岡山に「刺客候補」を立てられたが、これを破って、当選。
その後、首相を決める指名選挙では、
自分に刺客を放った張本人・小泉純一郎に投票。
が、後日の郵政法案の衆議院再採決では、ただ一人、またも反対票を投じる。
その後、郵政造反組(12人の非公認で当選した議員)の自民党復党に際しては、
自民党執行部との窓口・交渉役となる。
結局、復党の誓約書に、ただ一人署名せず、
他の11人を復党させて、自らの復党は見送った。
その後、たびたび仲間から自民党に戻ることを誘われるも、固辞。
政治理念・主義主張等に関しては、さておき・・・
党に頼らずとも、
非公認でも勝てる。
損得よりも、信念を貫くことができる、その力がある。
長いものに巻かれずとも、活動できる。
そうゆう点に「いやー、大したものだなー」と、感心したものです。
※ちなみに、
平沼も岡山3区(津山市、真庭市、備前市など)相対的な「田舎」を地盤として、
自民党時代の得票率は、毎回60%以上の圧倒的一番であった。
・・・・
【ネットニュースでなく、新聞で読むほうが良い点・その1】
ある程度までの「1次情報=加工される前の事実や数値」が、
こうして、一覧で見れる点。
政党別、議員別、地域別、年代別の得票数を見ながら、
トレンドと異常値を見つける。
全体を把握して、詳細に分け入ってゆく。
わたしは、文章記事よりも、こうゆうデータのほうに価値があると思っています。
じとーーーっと、見入って、何をしているか?
狙い撃ちで、議席を獲れそうな選挙区の特徴を探しています。
2024年11月2日 19:31
衆議院選挙の結果、
「自公で過半数割れ」という結果になりました。
与党の敗北です。
一連の流れと結果は、
「先を読む力」を鍛えるための材料となります。
消費者の支持=購入をいただくマーケティングと、
有権者の支持=1票をいれる選挙は、似ています。
人の心がポイントを握る「マーケティング」「マネジメント」につながる、
たくさんのことを、感じて、学びました。
今回の選挙での
個人的な注目点のひとつを、ご紹介しておきます。
党の公認をもらえなくても、
本部から資金を回してもらわなくても、
台風並みの逆風が吹いていても、
ちゃんと勝って、国会に戻ってくる議員がいる。
ということである。
(良い悪いは、別として)
=クライアントも、自分も、かくありたい!
どんな逆風でも勝つ。のである。
西村。萩生田。平沢。世耕。
この4人の共通点は、何か?
落選者との違いは、何か?
一般的には「知名度」とか「大臣経験」とか言う。
でも、知名度の分だけ、逆風もきつくなる。
根本的な勝因は、ずばり、
「過去の得票数・得票率」にある。
今回の選挙では、
この4人の候補者ともに、前回の得票数からは、約半減している。
しかし、半分になってしまっても、
1位でいられるだけの圧倒的な票数を、前回までに、積み上げているのである。
西村康稔:兵庫9区(7期)過去の平均得票率は60%超、
前回は14万票・得票率は驚異の76%
⇒今回、8.8万票。45%で、1位当選。
萩生田光一:東京24区(6期)平均の得票率は50%前後だが、
前回は14万票・得票率58%
⇒今回、7.9万票。38%で、1位当選。
平沢勝栄:東京17区(9期)毎回12万票以上を集め、得票率は平均で約55%。
⇒今回、半分の6万票。得票率35%で、1位当選。
世耕弘成:参議院から鞍替え出馬のため比較データなし。おそらく最強。
⇒今回、10万票、得票率44%。同じ保守系・自民党の二階の息子を撃破。
それぞれ、淡路島、八王子、葛飾区、和歌山県の南側・・・
相対的な「田舎地区」を地盤としている点も、共通点である。未だ「おらが町の先生」が通用する。
一方、
非公認となったら、落選した議員は、
過去の選挙で接戦の1位や、比例で当選。という人である。
1位で満足するな。
いつも圧倒的1位をとれ。
自分の直下の2位を、完膚なきまでに。
少なくとも、ダブルスコア以上をつけておく。
「これで良い」と安心するな、毎回、貪欲に差を広げておくべし。
これが、経営に通ずる教訓である。
(でも、清廉にやっておこうね)
そして、力がないうちに、
悪事に手を染めると、挽回できない。
自分の力量を正確に計って、実行すべし。まだ、弱者は知っておくべきである。
安倍派(清和政策研究会=清和会)の5人衆
左上から時計回りに
松野博一官房長官、西村康稔経産相、萩生田光一政調会長、高木毅国対委員長、世耕弘成参院幹事長
・・・・
さらなる共通点は、この人相よ・・・笑
(高木※右下だけ、落ちた。松野は公認で当選。)
良く言えば、生命力の強そうな顔をしてる!
悪く言えば、、やめておこう。
ダブルスコアで勝ち続けると、
こうゆう顔になってゆくのかな?
注意してください。
・・・・
政治家の顔「逆・進化論」というのがある。
知人によれば、
「当選回数の多い政治家の顔は、みんな“魚”っぽい」というのである。
「政治家=魚類顔」
哺乳類から爬虫類⇒両生類⇒魚類へ・・・どんどん退化してゆく。
テレビに登場したら、気をつけてみてください。
・・・・
魚類に失礼だ!
との、厳しいご意見もいただきます。
2024年10月26日 19:12
1990年代・船井総合研究所に、新人として入社した世代ならば、
必ず体験した「知名度」「ブランド力」の無さを痛感する出来事。
大きな企業の社員さんからは、
「船井総研??大阪?
あー、船井電機さんの何か関連の?子会社さん??」
「船井総研の中西と申します、●●社長は・・・」
中小企業さんにアポ電話をかけると、スタッフさんが電話をとる。
「あ、はいはい」
そして、電話の向こうで、
「社長―!フナイ証券さんから、お電話ですーー」
(まだ、バブルの残り香が、漂っていたころ。
会社で株投資、やってるんだろうなー、この社長・・)
中小企業の奥様が電話をとると、
「あなたーー!フナイ商店さんから電話――」
(あ、はい、まあ、そんなものです・笑)
船井電機・倒産がニュースになりました。
もちろん、船井総研とは関係はありません。偶然、名前が同じだけです。
時代の流れを感じます。
倒産の原因は、きちんと分析の対象にしましょう。
成功企業の分析よりも、失敗企業の分析のほうが大切です。
30年前、知名度のなかった会社のほうが、
今、生き残っています。
2024年10月20日 19:44
近づいてきました、
(幼いころから選挙好き)衆議院議員選挙。
自民が、単独過半数は維持できるか?(ん?難しいの??)
自民・公明、連立の過半数維持か??(最低でも、それくらいは・・・)
さて、今回、どうなるか?
「物価高で庶民の生活は苦しいのに、政治家は裏金を作ってる!!」
攻撃は、とてもしやすいですよね。
個人的には、
(アホな裏金政治家のことは、もう放っておいて、ちゃんとした前向きな国策を議論したほうがええやろ)
(いまだに、裏金・裏金・・と言ってる議員は、当選した後、国のために何をするんだろうか?)
と思うのですが・・・。
先立って行われた、
自民党の総裁選挙の結果がこちら。
しかし、なんとも、
石破さんの議員仲間からの人気のなさよ・・
第一回目の投票で、
進次郎が、議員票トップ!
進次郎が総理大臣なら、選挙に勝てる。と、踏んでいる議員が多かったんだろう。
一方、石破さんは、党員からの人気は高い。
講演会に行ったことのある党員さんは、みな、口をそろえて
「石破さんの講演は、面白い!
これまでの、どの自民党の議員よりも、中身が濃くて、聴きごたえがある」と言う。
確かに、石破さんは、街頭演説よりも、
会場に座らせて、じっくり話をして、質問も受けたほうが、強そうである。
見た目も、声のトーン、話し方も・・・・どうも、そちらに向いてそうである。
逆に、進次郎は、長く話させるとダメ。質問を受けてもダメ。
ただ、数分間の街頭演説には、向いている。
さて。。。
友達や仲間うちで、人望のない人が、リーダーになるとどうなるか?
学校時代のクラスの学級委員や生徒会長を、思い出してほしい。
近しい友達ウケが悪い。
でも、先生ウケ・遠くの生徒ウケが良くて、リーダーになった人。
調子の良い状態が続いて、その間に友達を増やしてゆければ良いけど、
調子が悪くなると、ほんの少しのことで、一気に混乱、凋落する。
議員仲間からの人気が薄い。
一般の議員時代は、味のあった総理大臣。
派閥が解消されなければ、誕生しなかったであろう総理大臣。
じっくり腰を据えて、政治をしてもらいたい。
混乱に陥らなければ良いけど・・・
「やっぱり、派閥が必要だ!」
「派閥がダメなら、分裂だ!」
って、ならなければ良いけど・・・
まあ、なるだろうね。
人間だもの。
2024年10月6日 19:01
昭和の時代。
日本は、太平洋戦争へと進み、敗戦する。
なぜ、そうなったのか?
たとえば、昭和に入るころには、
「ソ連は大変な近代的な軍隊を持っているという」報告を正直に送ると、
それを握りつぶす。その彼を昇進させない。隔離しておく。
もしこれを民衆に知らせる、本に書く。
ということになると一大事である。という判断をしていた。
そのような、
・秘密主義があったから。
・人に弱みを隠し続けたから。
・事実。特に「自分の弱点」を正確に見ようとしないから。
敗戦へとつながった。
政府というものは、大胆で、放胆で、勇気があるべきもの。
隠すというのは、卑怯かつ臆病である。
国民に対して、手の内をさらす。
これしかないんです。お金はこれしかないんです。
我々は、今、こうゆうことしかできないんです。
常に、そうゆう正直な政府であれば、
日本の近代は、あるいは違ったものになったかもしれません。
また、こうも語っています。
内容が貧しいと、オーバーな表現になる。
内実がないと、言葉が激しく、大きくなる。
戦時中の「撃滅せんとす」「轟沈大破」「神鷲の忠烈」など
「空疎な漢語」を使う。
言葉の魔術で国が滅んだ。
国家も戦争も、徹底的なリアリズム=現実主義がなければならない。。
・・・・
現代の経営、経営者も、同じである。
徹底的なリアリストであり、かつロマンチストでなければならない。
今は、空疎な「漢語」は使わない、
が、
空疎な「英語」を使う。(ローンチ、アジェンダ、スキーム、デフォルト、エビデンス・・・笑)
空疎な「コピペ」を使う。(そのうちAI)
これら、要注意。
2024年10月5日 19:14
「坂の上の雲」の作者、司馬遼太郎さんは、
この白髪のおじいさまである。
確か、昨年か一昨年、生誕100年でした。
作品として「昭和」を書くことがなかった司馬さん。
(昭和以降の日本には、自分が書く題材がない。と感じておられたようです)
その「昭和」を語るインタビューの再放送より。
「練度の高い正直さ」について
話しておられたことが、印象に残りました。
言語は正直でないとダメである。
「練度の高い正直さ」は、
「バカ正直」とは異なる。
思ったことをすぐ文章や口にする「バカ正直」は、下品で悪徳である。
相手を不快にさせる。
練度=つまり、訓練して身につける正直さである。
それがユーモアにつながる。相手に安堵を与えて、水平な関係性を築く。
魅力的な言葉になる。
たとえば、、
歌舞伎の海外公演に、
随行するえらい人 の開演前の挨拶。。
練度の高い正直さとは、このようなものではないか?
「実は、私は、日本の歌舞伎に、これまで無関心で今まで生きてきてしまいました。
その間に、私の想像をはるかに超え、歌舞伎は世界に出ていってしまいました。
今日は、皆さんと同じように、じっくり観たいと思います。
後ろのほうの席にいます。公演が終わったあと、
どこが面白かったのか、こっそり教えてくださいませ」
こうゆう「正直さ」が必要なのである。
ところが、一般的には、
付け焼刃的な知識(=知ったかぶりのごまかし)で、
歌舞伎の歴史を紹介する。面白くもなんともない。
練度の高い正直さとは、
自分の劣等感を隠さずに、さらけ出すことでもある。
言葉には、そうゆう勇気が必要なのである。
2024年9月29日 19:55
パッと手に取った第三巻の中で「折れ線」をいれた部分の中からランダムに、
主な登場人物たちの描写を紹介するシリーズ・第四弾。
(脱線しましたが、まだ続いていました)
今回は、東郷平八郎(連合艦隊の責任者、秋山真之の上司)について。
東郷艦隊は、
ロシアとの決戦を前にして、海軍の全艦隊の3分の1。
8隻を1週間で失う事故にあった。
敵による攻撃でなく、衝突や触雷によって、壊滅的な打撃をうける。
東郷平八郎の驚嘆すべきところは、
不運に対して強靭な精神をもっているということであった。
戦艦・三笠の艦上で、
戦闘不能となった艦長たちから、その報告を受ける東郷。
このときも、東郷は平然としていた「みな、ご苦労であった」
それだけをいって、卓上の菓子皿を艦長たちのほうに押しやり、食べることをすすめた。
このときの態度は、英国の観戦武官たちも驚嘆したという。
(おれが、このひとなら、このようにゆくだろうか)
「頭脳」を担当する秋山真之はつくづく思った。
東郷は頭脳でなく、「心」でこの艦隊を統率していた。
・・・・
たとえば、今の自社の店舗のうち、3分の1が、
店長やスタッフの責任で、閉店に追い込まれたら・・・・
その後、会議に集まった彼ら彼女らに、そうゆう対応ができますか?
そうゆうことである。
単なる史実として勉強するのではなく、
いつも「自分に置き替えたら・・」とイメージする訓練をしておくこと。
渋谷の街中にある東郷神社。
本物のマニアからすると、物足りない。
2024年9月22日 20:38
最上級生となって、しばらくした、ある日、
顧問の先生に、かなり、ひどいことを言われました。
具体的な言葉は、覚えていません。が、
「お前はハートが悪い」「人間が腐っている」
「試合に使わない」「後輩や一人前じゃない選手を成長させろ、チームを強くしろ」
「自分だけ良い、勝てばよいではダメ」
きっと、そんな内容だったと思います。
試合当日、今日もやる気満々でアップ練習していたのに、
メンバー発表で、突然、スタメン落ちさせられて、
そのとき、試合中に、呼ばれて、言われました。
(練習中に言われていたかも、、ですが、まったく、こたえていたかったんだと思います)
ただ、自分が悪いことをしている「自覚すらない」ので、
最初、何を言ってるのか、まったく理解できませんでした。
(オレが上手くなること、点数をとることが、チームのためやろ!)
(オレを使わずに、この試合、勝てるもんなら、勝ってみろ!)
こちらは、そのくらいの感覚です。
自分が先輩を置いて、レギュラーをつかんだように、
自分は後輩や同級生に追い越されて、レギュラー落ちしたくない。するつもりもない。
もちろん、意地悪はしませんでしたが、
手助けもアドバイスもしていませんでした。
(自分で実力をつけて、勝負したらええやん)
(教えて欲しいなら、来ればええやん。教えられたくもないやろうけど)
(同級生とも、後輩とも、みんなと同じように接しているから、いい)というスタンスでした。
でも、
顧問の先生に、そこを指摘されてから、
自分なりに行動を変えてみました。
後輩や途中出場の選手が良いプレイをすると、オーバー気味のリアクションで喜んだり、
ミスをしても、良いプレイをしても、ポンポン!って肩を叩いたり、
わざと変な顔や表情を作り、リラックスしてプレイできるようにしました。
自分がシュートしたほうが早くても、
できるだけ、敵をひきつけてから、
別の選手が、楽にシュートを決めることができるようにしました。
すると、
それを、先生が褒めてくれました。
「そう、中西、そうそう!」って感じで。
得点につながること以外の行動を、その場で認めてくれました。
付き合っていた彼女が、後輩とのからみを見て、
「あれ、面白いね!」と、喜んでくれていました。
そんな経緯で、部活動に関しては、
比較的簡単に「第5段階」に近づいてゆけるようになりました。
自分の得点よりも、チームメイトが得点できるように、
チームが勝てるようにすること優先に。
以来、自分のシュート得点よりも、
自分が犠牲になって、他の選手がシュートを決めて喜んでいる姿をみることが、喜びです。
シュートにつながるパスを出したり、壁になってあげたりすることが、喜びです。
うまくなってゆく姿をみるのが、喜びとなっています。
しかし、
大学生になったら、また、マズロー1段階からスタート。
社会人となったら、また、マズロー1段階からスタート。。
ずっと5段階「自己実現欲求」でいれるわけではありません。
あらゆる局面で、今でも、1~5段階を繰り返しています。
先日のブログに書いた
「ヒナが殻を破るのを手伝ってあげるように」というのは、こうゆうことです。
1)殻を破る「きっかけ」を作ってあげることが大事です。
2)それを「認めて、褒めてあげる」ことが大事です。
あのとき、先生が「アイツは、仕方ない・・」と、諦めて放置していたら?
頑張って自分なりに変えてみたのに、誰も何も反応してくれなかったら??
考えると、ゾッとします。
育ちが良く、能力も高いエリート「=できる人」にはできる、当たり前のことだけど、
わかっていない人、自覚がない人には、このようなサポートが必要なのです。
「中位~やや下層」「落ちこぼれ組」から、
自分なりに道を拓く努力しての人生だからこそ、
まだ、殻を破り切れていない人たちの気持ちが、よく理解できます。
※
余談・・・・甲子園など高校スポーツ選手で、
2年生の時は、すごいパフォーマンスを出したのに、
3年生になると、そうでもない。ということが、よくあります。
この現象は、おそらく、私の経験と似たようなことが起こっています。
1~2年生、とにかく、自分の成績だけ、実力を上げること、
何も考えずに、それだけに集中する。できる環境がある。
3年生になると、チーム全体、後輩のことなどを、考慮し始めて、
自分のパフォーマンスは落ちる。ということです。
スコアブック2冊目。
思えば、部活で撮った写真って、ゼロですねー。
唯一残ってるのが、これ。
OBの北さんが、教育実習生として、学校に戻ってきたときの写真です。
みんな、それぞれ「らしい」ポーズで、撮られています!
どこにいるか、わかりますか?
左側、後列2人目
前の子に、いたずらして、自分も写り損ねた、マヌケなヤツです・笑
2024年9月21日 19:43
この夏、母校の体育館の裏にて。
高校時代、バスケ部の厳しい練習のなかのほんの数秒の待ち時間、
ハアハア・ゼエゼエ状態で、
このドアから半身だけ出して、新鮮な空気を吸い、
わずかばかりの「風」を感じて、現実逃避していました。
フェンスの外を歩いている一般人や、早く帰る生徒を見ながら、
「いいなあー。自由で。早く大人になりたいなあー」と。
・・・きっと、恨めしそう~な顔をしてたと思います。
(目が合った通行人たちは、怖かっただろうなー)
高校バスケ部活動に関して。恥ずかしながら、
2年生までの私は「私利私欲」の塊でした。
マズロー5段階を、部活動に当てはめると
第一段階:生理的欲求(←水が飲みたい。練習時間から解放されたい)
第二段階:安全欲求(←先生に怒られないように、先輩に目をつけられないようにしたい)
第三段階:社会的欲求(←レギュラーになりたい。チームで楽しく過ごしたい。)
第四段階:承認欲求(←試合で活躍したい。ドヤッ!チヤホヤされたい。勝ちたい)
第五段階:自己実現欲求(←チームメイトや応援してくれる人に、喜んでもらいたい)
第一、第二段階は、1年生で、何とか無理やり飲み込んで。
先輩を抜かして、レギュラーとなれて、第三段階をクリア。
そこからは、
第四段階「承認欲求」の亡者です。
上級生にまじってプレイして、自分がどれだけ数字をあげたか?
そればかりを気にしていました。
試合の前半・後半が終わるたびに、スコア表をチェックして、
対戦している両チームの選手のなかで、
自分が、一番得点をあげているか、一番リバウンドをとれているかを、いつもチェック。
スコアブックは、いっぱいになるたび、
こうして、チーム内の主要メンバーと比較して、
こそっと平均得点を集計していました。
性格の悪さ、私利私欲、承認欲求、丸出しのイヤ~な人間です・笑(つづく)
2024年9月15日 18:05
前回ブログには、
メイン・タイトル「任せる人、任される人」の原則のほかに、
もうひとつ、大切な原則を紹介しています。
山本権兵衛のこの言葉である。
「功労者には勲章をやればよいのです。実務につけると百害を生じます」
これを、もう少し深く。
この原則は、
「功には禄を、能には職を」あるいは、
「功には賞を、徳には官を」とも、言われます。
中国の書経に出てくる言葉を、西郷隆盛や徳川家康が引用し、有名になっています。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2013/04/05/
詳しくは、以前のブログにも書いています。
功績のある者には、より高い給与を与え、
人徳・能力のある者には、より高い地位を与えよ。
功績のある者でも、人徳・能力のない者には、
高い地位・リーダーとなる役職を与えてはならない。と説くものです。
「功」とは個人の実績。
「功」に対しては、「職・官」(役職・組織の長とすること)を与えるのではなく、
禄(給料・賞与)で酬いる。ということです。
役職(=組織のリーダー)に就ける際に大事にするのは、
個人の実績ではなく、組織としての力を発揮できる能力があるかどうか。
個人の実績が優れているから・・・と、その人を組織の長に据えると、
スタッフが辞める、チームのパフォーマンスが下がる、問題が続出する、
組織自体の方向性が意図と異なる方向に向かう、など、
全体に悪影響を及ぼすようになってきます。
人間の欲には「私利私欲」と「公利公欲」とがあります。
我欲、自欲、私欲、利己心は、自分が良い思いをするために、生じる欲求であり、
公欲、利他心、徳とは、自分以外の人のために役立ちたいという欲求です。
お客様に喜んでもらいたい、
部下に幸せになってもらいたい、成長してもらいたい、
所属組織のために貢献できることをしたい。
こういった欲求のことを「公利公欲」と言えるのではないでしょうか。
が、それは「私利私欲」の進化系と言えます。
「マズローの5段階欲求論」に当てはめれば、
3段階の「社会的欲求」や4段階の「承認欲求」までが「私利私欲」
5段階の「自己実現欲求」となれば「公利公欲」に近づいてきます。
人間である以上、自らを満たしたい欲求があります。
「たくさん給料をもらいたい」「高く評価されたい」
「他者に勝ちたい、負けたくない」という「私利私欲」が原動力となって、
人一倍仕事を頑張った結果、個人プレイヤーとして優れた実績を残すことも、多々あります。
問題は、そこからです。
そこで止まれば、つまり「功だけでよい=禄がもらえればそれで良い」という人は、
時代の変化、求められる能力の変化、自分の体力の低下とともに、
やがて、組織のなかに居場所がなくなります。
ヒナが卵の殻を割って、出てくるのを、少し手助けしてやるように。
「私利私欲」人間が「公利公欲」に進化できるように。
マズローの5段階目に到達できるように。
本人が永く活躍できるように。
そうゆう視点で、部下と向き合ってみては、どうでしょうか?
2024年9月14日 19:34
パッと手に取った第三巻の中で「折れ線」をいれた部分の中からランダムに、
主な登場人物たちの描写を紹介するシリーズ・第三弾。
今回は、西郷従道と山本権兵衛の描写。
トップと実務者の関係について。
「人間が大きい。という点では、大山巌だろう。
いや、西郷従道のほうが、5倍大きい。
その従道でも、兄の隆盛の前では、月の前の星だった」明治の閣僚たちが集まって話す。
この薩摩の血縁者(西郷は兄弟、大山はいとこ)3人は、同じ方法を用いる。
まず、自分の実務をいっさいまかせる優れた実務家を探す。
自分の感情も利害もおさえて、選択する。
そのあとは、その実務家のやりたいように、広い場を作ってやり、
何もかも、まかせてしまう。
ただ、場を作る政略だけを担当し、
もし、その実務家が失敗すれば、自分がさっさと腹を切る。という覚悟を決め込む。
西郷従道は、海軍大臣をつとめたが、海軍の知識は全くなかった。
そこで、実務者に、山本権兵衛を起用した。
「なにもかも、思うとおりにやってください。
やりにくいことがあれば、私が掃除に出かけます」
山本は、海軍の老朽・無能幹部を大量に首切りした。
「大整理をして、有能者を重職につける以外に、いくさに勝つ道はありません」
当時は「薩摩出身である」というだけで、
重職につき、高給を食む人間が多かった。
しかし、無能であっても維新の功労者であることには変わりがない。
「功労者には勲章をやればよいのです。実務につけると百害を生じます」
山本は、功労者の首を切ったあとに、
正規の兵学教育を受けた若い士官を充当するつもりである。
「恨まれますぞ」と、従道。
「むろん彼らは恨むでしょう。しかし、国家がつぶれてしまえば、なにもかもしまいです」
山本は、首切り仕事を西郷従道に押し付けず、自らやった。
該当者を副官室によび、自ら宣告した。
一大佐に過ぎない身分で、少将・中将の首を切った。
・・・・
トップと実務者、今にも通ずる、普遍の原則。理想のかたちである。
2024年9月7日 18:59
「坂の上の雲」書籍のほうには、どんなことが書かれているのか。
・・・・
パッと手に取った第三巻の中で「折れ線」をいれた部分の中からランダムに、
主な登場人物たちの描写を紹介します。
秋山真之の海軍戦術の体系化は、昔の水軍の兵法を基礎にしている。
古来の水軍戦法には、このような戦法がある。
「虎陣、豹陣」
虎軍=本軍。豹軍=弱そうに見せる軍。
弱い軍(豹軍)が誘い込み、島陰に隠れていた強い軍(虎軍)が、一気に叩く。
「舟を攻めずして、人心を攻む」
孫子の兵法=戦わずして勝つに通ずる。
敵艦を沈める、人を殺すことに重点を置くと、多大なエネルギーを用いることになる。
敵の気持ちを奪って、
勝ちを制することを、第一に考える。
甲州軍学も学んでいる
「車がかりの陣」
次々と、新しい軍隊を繰り出して戦う。
敵の兵力が「銀」ならば、こちらは、いつも「金」を用いて戦う。
これらはすべて、日本海海戦で、ロシア・バルチック艦隊を破った戦術に応用されている。
真之は、兵学校で講師もつとめた。
戦術講座は「不朽」といわれるほどの名講義であった。
戦術そのものよりも、
どうゆう風にして、それを完成できたか?を、繰り返し教えた。
「あらゆる戦術書を読み、万巻の戦史を読めば、
諸原理、諸原則は、おのずから引き出されてくる。
みなが個々に自分の戦術を打ち立てよ。
戦術は借り物ではいざというときに応用がきかない」
生徒の回答が、自分の意見と異なっていても、悪い点はつけなかった。
切れば血が出るような具体性に富んでいた。
ロシア艦隊を仮想敵にしていたからである。性能、運動のくせ、作戦の発想など。
そのかわりに、
先輩に対して、遠慮も敬意もない。
「戦術に愛嬌がいるか!」というのが、真之の流儀であった。
もちろん、秋山真之に会ったことはないが、書籍の中で師事して学んでいる。
今の自分のコンサルティングに生きている。
2024年8月24日 18:29
バスケでの、八村アンスポ退場。河村バスカン同点。
柔道での、永山「待て」なのに継続、締め落とし1本負け。
他にも色々と・・・・。
今回のオリンピックでは「疑惑の判定」が、多く話題になりました。
確かに、
その場面を映像で見れば、そう言いたくなる!
ただね・・・・
「疑惑」とか「審判がおかしい!」と言っているのは、
今までスポーツ等で「真剣勝負」を、したことがない人である。
「真剣勝負」をしたことがある人は、
この種の判定も受け入れなきゃならない。審判の判定で負けたわけではない。
というとらえ方をする。できる。
真っ向勝負にこそ、理不尽はつきものである。
バスケの試合(スポーツの試合)では、
その試合ごと=レフリー(審判)により、ファウル基準は異なる。
もっと言えば、同じ試合のなかでも、その局面ごとに基準は変わる。
個々のプレイヤーに対しても、基準は変わる。
試合のなかでは、審判も
「与えられた条件=その日の天気やグランドコンディションと同様」であり、
そのなかで、結果を出すしかない。のである。
審判の癖・思考・好き好みまで、把握して、
(怪しまれない程度の)コミュニケーションをとり、プレイと表情で会話し、
味方につけれるようにしておくことが、最上である。
審判は、
相手にも自分にも、その1試合のなかで、
ジャッジ基準が一貫していれば、それで良いのである。
一般的なルールというのは、あるけど、ないようなものである。
それに、
日本も「疑惑の判定」によって、
ちょっと得をしていること・ラッキー判定も「理不尽」と同数程度、あるはずである。
自国への有利判定のことは、一切、話題にせず、
「疑惑判定で、日本が損をした」ということばかりをとり上げて、
視聴率や、クリック数を稼ぐメディア。
その論調は、
他責人間:「他責=責任は自分以外にある」とする人間を増やす。
その思考が、日本に増えてゆくことを、
何よりも、危惧しています。
本気で真剣勝負したことのある人間は、
審判のこと、誤審まがいも、プラスにとらえている。
現に、河村君も八村君も、
判定に対しての不満は漏らしていない。
審判の判定も含めて、与えられている条件である。と考えることができる。
与えられた条件に対して、否定的な意見を持たない。
これは一事が万事、世の中に起こること、すべてに対して同じである。
少なくとも、私の身近な人には、
そうゆう考えで行動する人になってもらいたい。
「疑惑判定の審判」も
「自分の実力を発揮する土壌のうち」と考えてもらいたい。
さーて、これについて、21歳・愚息君は、どうゆう思考か?
さっそく「試験」を実施する。
OK、合格!
少し、ホッとしました。
2024年8月18日 19:24
前々回、書き留めました、
元・ハードル選手の為末大さんによる「日本3つの躍進の理由」
さすが、為末。「侍ハードラー」「走る哲学者」と言われるだけある。
アスリートのなかでも、知性の高さは、トップクラスです。
1)英語力が高まっている、活動拠点を海外へ
2)YouTubeの力
3)科学的なトレーニング
実は、この内容、うちの愚息君に対して、
伝え続けていたことと、まったく同じなのです。
「」内は、私の言葉です。
1)英語力と海外拠点について
「申し訳ないが、キミが大人になるころには、日本に仕事はない!」
「これから、専門的な仕事が人並み以上にできること+英語力は、
人並みの収入をもらい、生きてゆくうえで必須条件となる」
「キミの時代、日本には仕事がないが、世界には仕事がある。ということや」
「世界の誰とでも、コミュニケーションがとれるメンタルも必須」
「日本以外のどこでも生きて行けるようになれ。日本出身・地球人として生きよ」
2)YouTubeについて
「YouTubeは、賢い人を徹底的に賢くする。そして、バカを徹底的にバカにする」
「関連動画がそうさせる。賢い・スパイラルと、バカ・スパイラル」
「賢い人とバカな人に、人類史上最大級の格差が開く。必然的に収入や生活にもびっくり格差が生まれる」
「キミは、どちらになりたい?」
「良く考えて、YouTubeは観ろ」
「YouTubeを観るたび、この原則を思い出せ」
↑↑
ご支援先で、スタッフさん向け研修の機会をいただいた際、
このことは、必ず、お伝えさせていただいている。
3)科学的であること
「科学的であること。そんなことは、当然である」
「そのベースに、“昭和”を、必ず入れておけ。
これから稀少価値となることがある。
それは、肉体的・精神的にタフであること。義理人情に厚いことである」
ほら、見ろ。
為末さんも、こう言ってるやろ。
3)に関しては、俺のほうが、為末さんよりも先を行ってる。
いや・・・為末さんも、気づいているけど、言ってないだけかもしれない。
本人にとっては、当たり前すぎて、言ってないのかもしれない。
良かったやろ?
俺の言うこと聞いてて。
親父は、だいたい間違ったことは、言ってない。えへんえへん。
2024年8月17日 19:40
やり投げ/北口さん
槍投げ・北口さんは、可愛らしくて、強いですねー。
全世界が比較的平等に競える「シンプルな身体競技」での2大会連続の金メダル!
私は、原始の時代から続いているであろう、
生きてゆくに必要であっただろう「シンプルな競技」での勝者を、よりリスペクトしている。
レスリング/藤波さん
20歳にして、霊長類最強女子・吉田さんを超えてゆく藤波さん。
だいたい「レスリング」やってて「藤波」という名前が、もうすでに最高です!
苗字ブランドです。
「ドラゴン」とか言われないのかな?
職種の苗字ブランドその他にも・・・
・医者や学者なら「湯川」だといいですよねー。
・ラグビーなら「平尾」。
・ボクシングなら「辰吉」か「力石」で。
・ヤクザなら「田岡」。もしくは、名前だけでヤバそうな「鮫島」。
柔道/永瀬くんと角田さん
男子・永瀬君。変幻自在。何とかしてくれる感じが良かった!2大会連続メダル。
女子の角田さんは、完全なるワンパターン戦術で、金メダル。
今回の五輪での「されてみたい技」は、角田さんの巴投げからの関節技、されてみたい。。
(以前は、レスリングの吉田さんにグルグル・ローリングされてみたい)でした。
しかし、
面白いのは、いつもながらの、穴井の解説よ・・・
「いけ!君ならできる!」「そこだ、しっかり持て。離されるな!」とか、
もはや解説じゃないだろ・笑
・・・ただ、なぜか、穴井は憎めないんだよなー。
スケートボード/堀米くん
スケートボードの堀米くんの、淡々・飄々としながらの逆転力が印象に残りました。
こうゆうのを「本当の精神力」と言うんだろうな。
派手に騒ぎ立てる人や、いかにも気合の入った人よりも、ずっと強いですね。
あと、
スケボー系のファッションって、
なんだか、だらしなくて好きじゃなかったんですが・・・
競技を見ていて「かっこええやん!」って、思いました。
さっそく、ダボダボのズボンを買いに行きました!
それに、
地元選手じゃない、日本人選手が金メダルでも、
フランスの観客が、すーっごい拍手と笑顔で称賛してたのも、印象的でした。
※
体操女子4人/@喫煙発覚でエースが辞退
「4人の心から楽しそうな笑顔が、印象的でした」
「本当に、楽しかったんでしょうねー」
↑↑と、クライアント先の大幹部さん。
(ワッル~~・笑)
本当にね、目の付けどころが、さすが!としか言いようがありません。
この「悪さ」、金メダル級です!
でも、こうゆう着眼点を持っているからこそ、
屋台骨を背負い、業績を上げ続けることができているのでしょうね。
皆さんは、何が印象に残りましたか?
2024年8月11日 18:48
オリンピックが終わりました。楽しかったですねー!
今回、日本は、
金メダル数が、3位(20個)。
総メダル数でも、6位(45個)。と、大躍進の五輪でした。
元・ハードル選手の為末大さんが、躍進の理由を、この3つにまとめていました。
とても納得できたので、まとめておきます。
1)英語力が高まっている、活動拠点を海外へ
英語を話せる選手が増え、活動の舞台をレベルの高い国へ置くようになった。
2)YouTubeの力
最先端の技術を、映像で見ることができるようになった。
3)科学的なトレーニング
根性論でなく、科学的な根拠に基づく指導をするコーチが増えた。
これに加えて、私は以下の理由を追加しておきたい。
4)すそ野人口
5)施設力・道具力においての優位性がとれる競技が増えた。
クライミング、フェンシング、バイクBMX、スケートボード。。
シンプルな肉体力(飛んだり、走ったり)だけでは、鍛えることのできない種目は先進国に有利である。
6)メダル上位の常連・ロシアが不参加であること。
日本の4大得意種目は、体操・柔道・水泳・レスリング。
ロシアの得意種目は、陸上・フェンシング・レスリング・体操。
ある意味、日本の最大のライバルでもあった国が、欠場している。
↑
こうゆうことを言うと、嫌がられる。水を差す。だから、誰も言わない。
だが、これも真実である。
「メダルは獲るけど、金メダルは少ない」という、
いつものオリンピックの日本のメダル傾向が、
今回、「金メダルが多く、メダル数はややプラス」となっていることにも、影響がありそうです。
現実は「躍進」したわけではない、外的要因に恵まれた部分もあり、
一進一退で、少しだけ。。
半歩だけ、前に出たところである。
私、水泳の得意種目は「素潜り」です。
2024年8月10日 18:59
勉強になるPOP(2024・夏)
まず、最安値ゾーンのPR。
物価上昇を逆手にとったフレーズ。
↓
ワンランク上のゾーンのPR。
糖度の数値化。その糖度を生み出す理由の説明。
特大を「肉厚」と表現。変形デザインPOP。ギフトボックス化する。
↓
玉ねぎの素材だけでなく、加工品化して売る=粗利が高くなる。
手書きのPOP追加。お客様の使用時の実感フレーズで。
商品の使用時の写真をいれる。=商品現物の展示と連動した内容
↓
明確な商品説明=玉ねぎ1個分のフレーズ。通常の2倍の面積のPOP。
商品比較表。利用方法の説明。
これらは、かなり、勉強して作ったPOPでしょうね。
(裏に専門家の存在を感じる。。)
学ばせてもらえます。
俺なら、こうするなーー。
あと20%くらい、売上を上げるには、どうするか?
ってことも、考えながら、見ています。