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G7広島サミット・・・見たか?見なかったか?

ちゃんと努力しないと、
そのうち、G7から、外されるのではないか?
なんて、思っている。
「日本さん、もう来なくていいよ」って

首脳陣は、若いですね!
40代が3人。
51歳が1人。
そして、バイデン80歳。
岸田65歳。

広島で、原爆平和記念館、
あの中を、見たのか、見てないのか、、、明らかにされていない。
WHY??
各首脳からメッセージは、発信されたが・・・
誰かが、考えたコメント、もしくは添削されたコメントに違いない。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2012/09/18/
9歳の子供のほうが、まともなことを言ってるで。

小学生の感性のほうが、大人の感性よりも、優れているし
小学生に学ぶこと、失ったものを思い出させてもらうこと、大いにあると思います。



子供の日・記念特別編「我が良き友よ」~キミ、泣いとるんか?

下駄を鳴らして、ヤツが来るー
・・・・
学生服にしみ込んだ、男のニオイがやってくる。

かまやつひろしの「我が良き友よ」の歌い出し歌詞です。
この曲は、ご存知ですか?
https://www.youtube.com/watch?v=XExjTr9HYkI
1975年発売とのことで、私は3歳のころの曲。
年代はズレているけど、なぜか、お気に入りの歌である。

当時は、まだまだ残っていたであろう、
バンカラで純粋な友人のことを歌った曲。
私の青春時代、大学や会社には、この風を思い出させる先輩も何人かいた。

「我が良き友よ」の中で、特に好きな歌詞フレーズが、これです。
↓↓
家庭教師のガラじゃない、
金のためだと言いながら、
子供相手に、人の道、人生などを説く男。
↑↑

私も、かくありたいぞ。。(子供相手に本気で人生を説く男になりたい)と、憧れる。
ということで、
迷惑を被るのは、身近にいる我が子だった。

以前のブログでは、「自転車でこけて泣いてるとき」の対応法をご紹介しました。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2022/04/17/
今回は、
単に、泣いているときの対応法を、ご紹介します。こんな風である。
↓↓
おー、キミ泣いとるんか。
あのな、泣くという行為には、大別して2通りある。
1)生理現象によるもの(刺さる、痛い、目に異物が入る等で、身体が反応する)
2)感情によるもの(心が反応する)

2)感情による涙には、さらに2種類ある。
①喜怒哀楽によるもの。
②誰かに何かを期待し、求め、同情を引こうとする「求待心(きゅうたいしん)」

今、キミが泣いているのは、
1)生理現象か?痛いのか?
2)感情現象か?悲しいのか?
それとも、だれかの同情を引いて、何かをして欲しいのか?

俺は、その泣きと涙は2)の②=「求待心」であると、見ている。
それで、間違いないか?

ん、違うのか?
じゃ、なぜ違うのか、言ってみてくれ。

いや、別に、ええねん、求待心で。
まずは、泣きの種類を、はっきりさせただけ。
で、キミは、何を要求しているんだ?
話を聞こうか。
俺に、何か、手伝えることがあるかもしれない。
・・・・
↑↑
と、
こんな風である。

そのうち、
自分で何とかしようとするようになってくる・笑
(コイツに、求待心で泣くことは通用しない)と、
理解したのか、諦めるのか。。。

精神的暴力でもないし、肉体的暴力もふるったことはない、
知的暴力。。では、あるかもしれない・笑

「子供相手に、人の道、人生などを説く男」である。

親父が悪いと、案外まともに育つものである。
いや、正確に言えば、悪くはない。
本質を伝えているまで。
できるだけ、
その場を「泣き止ませればよい」という対処的な処理はしない。



意思決定の原則 失ったものを取り戻そうとするな

病的なヤバい殺し屋と、金を持ち逃げした男と、保安官を巡る物語。
映画「ノーカントリー」の、ひとコマ。

映画の冒頭、
「昔の人の話を聞く機会を、
私は決して逃さない。“彼らならどうするだろう”と思う」というフレーズから始まる。

そして最終盤、保安官のお父さんのこんな言葉がある。
これが冒頭のアンサーなのか、どうかわからない。

「人間ってのはな・・・

奪われたものを取り戻そうとして、更に失う」
「結局は、出血を止めるしかない」

 、
経営も、人生も(競馬も・・・)勝負事について、
私は、常々、こう感じている。
「勝っているときの意思決定は、慎重になる」
「負けているときの意思決定は、大胆になる」
この傾向・癖を把握して、意思決定しなければならない。

どこか、似ていたので、書き留めておきます。

負けているときは、止血。ですね。
で、小さくても良いから、どこかで勝ち続けることが、大事。
自分が大胆になっているときは、
負けを取り戻そうという動機ではないか、要注意。



3人のチームの物語

一人に依存せず、
特長を持ち、主役を張れる。生命力がある。という
魅力的な3人組は「アルフィー」以外にも、たくさん存在しています。

〇ルパン3世
(ルパン、次元、五右衛門の3人組。そして、不二子ちゃんがアクセント)

〇あぶない刑事
(タカ、ユージと、トオルの3人組。課長がまとめる、浅野温子がアクセント)
〇特攻野郎Aチーム
(イケメンのフェイス、ゴリゴリ筋肉のコング、ぶっ飛んだモンキーを、知恵者の大佐がまとめる)
〇ミッション・インポッシブルは、トム・クルーズ扮するイーサン・ハントが主役に思われがちである。
 が、ムキムキ&メカにも強いルーサー、おっちょこちょいなベンジー。
 この「3人組の物語」が、私は、好きなのです。
〇大学を卒業して22歳で入社した当時の船井総研のコンサルタントも、奇しくもそうでした
(小山政彦、宮内亨、佐藤芳直というスターコンサルタントを、船井幸雄会長がまとめる。アクセントに本告社長や川口専務)

個人の志向が、バレバレですが・・・笑

私が好きな映画や、
アニメのキャラクター、実在の組織は、
だいたい、こうなっている。

自立していて、強く、優しく、面白く。
必要な時、あうんの呼吸で、連合する。

是非、みなさんの会社でも、
こんなメンバーを作り、行く末を見守りたい!



「全体の未来」よりも「あなたの今を知っている」演説の極意

クライアントとの待ち合わせ駅に、少し早めに、到着。
駅前を歩いていると・・・

おお!
これは、河野太郎さんじゃないか!!
明日は、統一地方選挙の投票日。
市会議員と県会議員の応援演説に来ているんだ。

でも、案外、聴衆は、少ない。
(このくらいなら、ウルトラマン・ショーや、二流アイドルとかのほうが、人集まるぞ)
政治家の中で、知名度の高い部類の河野さんで、こんなもの?
日本の政治と、日本の民衆は、大丈夫か?
安倍さん銃撃があったから、事前告知をしてないのかな?

しばらく立ち止まって、応援演説を聞いていたけど。。

自民党候補者に投票してもらう。という目的達成のための
「応援演説」の内容は、まったくダメ!

一生懸命、マイナンバーカードと、デジタル化の話をしてる、
「免許の更新が、楽になります」とか、
「先行してデジタル化できている街の話」とか。

つまり、
自分の話&全体の話をして、
相手=この地の住民&候補者の感情に訴える話をしていないのだ。

演説の目的は「この地域の有権者の票獲得」のはずである。

私が選挙参謀ならば、
事前に地元のネタを調べておく。
地元民の「困っていること」を、聞いておく。
そして、こう言わせる。
「空き店舗ばかりの商店街、寂しくないですか?昔はもっと活気がありました」
「○○道路の朝の渋滞、これ、大変でしょ?」
「コロナで、バスの本数を減ったまま、戻らない。不便ですよね!」

地元の皆さんに「そうそう!」と思ってもらえること
=共感してもらえること。を、まず話すことが大事なのです。
「私たちのことを、河野さんは、知ってくれている。わかってくれている」。
(今、知ったばかりのことでも)これが、大事です。

全国民がやろうとしていること、将来のこと、全般的なことよりも、
まず、自分たちのことを、知ってくれていて、
不便を解決してくれる、暮らしを良くしてくれる存在かもしれない。
と、思ってもらうことが大切。

あと、ひとつ。
候補者のこと、本人の名前と顔は、
個別に売り込むこと。
応援してあげる方の名前を入れ替えれば、
どこでも、誰でも、通用するような演説してちゃダメだわ。

「正直、申し上げて、初めてお会いしましたが・・・、なかなか、かっこいいですね」
「どうや、本気でやるんか? 何をするんや!?」
「今まで、3年間、何をしてきた!」
「このへんで、いつも、どこで買い物してんの?」
「選挙中、面白いこと、嬉しいこと、あった?」
「もし落ちちゃったら、生活、どうするの?」
「ところで・・・マイナンバーカード、持ってる?」「どれ、出してみろ!」
「スキャンダルは、ない??大丈夫?」
その候補者の人間性を浮かび上がらせるトークで、巻き込む。

これは、候補者とその支援者に対して、
(河野さんは、どの自民党幹部よりも、真剣に考えてPRしてくれる。)
と、思わせる側面もある。自民党内でのポジションや、先を考えてのことだ。

最後に、
もう1個、「必殺技ツール」を、聴衆に配るなあーー。

 
ほんの数分間であるが、わかったことがある。
河野太郎さんは、総理には向いてない。
時代を動かすような領袖にも向いていない。
推進力があり、真面目で、正直な人である。表裏の無い好人物でもある。
が、人情味とずる賢さに弱点がある。ということがわかった。
誰か、強力な理解者的・親分が面倒を見る、
切れ者の参謀をつけ、言うことを良く聞いて行動することが、総理になるには条件だろう。

経営者、幹部も、同じ。
目的を達成するための演説、コミュニケーションでは、
誰もが対象になる全般的なこと、自分のこと、やって欲しいこと、を言う前に、
まず、
その聴衆、その相手の感情=具体的で身近な問題を挙げて
「そうそう!」
「わかってくれてる!」を得ることがセオリーです。



源流を遡る。プロ経営者の人事の妙か?WBC考察(1)

WBC、素晴らしかったですね!
生きてるうちにこんなものが観れるとは!ってレベルです。

何回か前のブログ(展望編)で、
長期展望のメンバー構成と、ダルビッシュに注目。
でも、コロっと負けてしまうかも・・という不安にも触れましたが、
見事、勝ってくれました。

一般的・感動は、TV報道など、見てもらえれば良いと思います。

私の感じたこと。。。
栗山監督を起用した人事=NPB・日本プロ野球機構に注目し、拍手を送りたい。

「サムライ・メンバー」のさらに源流(始源)に遡る。
源流や始源が気になり、抑えておくことは、コンサルティングを行うときの癖でもある。

今回、代表監督は、
プレミア12と東京五輪で、優勝した稲葉でなく、
小久保でもなく、工藤でも、井口でもなく、
落合でも、古田でも、矢野でも、金本でもなく、
栗山だった。

栗山監督だから、日本ハム時代、二刀流で共に戦った大谷がサムライ・メンバーに参加表明し、
大谷がダルビッシュを誘って、メンバー入りが実現した(らしい)

では、NPBの誰が「栗山監督」を選んだのか?
それは、オモテに出てこない。
このメンバー構成を実現できる可能性を視野に入れて、
つまりは、キーマン=大谷からの逆算で「栗山選出」なら、
NPBと、そのトップのコミッショナーに、賛辞を送りたい。

栗山監督選出当時、
NPB最高責任者であるコミッショナーは、斉藤惇(さいとうあつし)さん
野村證券に入社し副社長となり、その後、住友ライフ・インベストメント・最高経営責任者→
産業再生機構・社長→東京証券取引所・社長→日本取引所グループ・CEOを歴任し、
2017年から、14代目の日本プロ野球機構のコミッショナーとなっている。
つまり、プロ経営者、である。

NPBのコミッショナーといえば、
検察庁など法界出身の公務員トップのなかの「野球好き」が、
最後のお役目として、その座に就く。が、お決まりであった。
14代の斉藤さんは、初の経営者出身コミッショナーである。

WBC優勝は、プロ経営者の人事のファインプレー。とも言えるのではないか。

斉藤さんは、TVを観ながら、ホッと胸をなでおろし、
ニンマリしているのではなかろうか。こうゆうのは、経営者冥利に尽きるはずである。

各段階の選出までにどんな経緯があったのか?
きっと、そこには野球以上のドラマもありそうである。

誰を、どこに任命したら、どうなるか??
経営者に求められる人事能力です。

ペッパー・ミルのあるお肉屋さんにて・笑

偶然、見つけました。

私がコンサルに入ってたら、ここの店長をつめるな。。
「ペッパー・ミルありますやん!」
「何か、できることありません?」
「写真撮って、デカく拡大して、店の前にくり抜き写真を、貼り出しましょうよー」
「メインタイトルは、ペッパー・ミルあります♡。もちろん、美味しいお肉も!」
「サブタイトルに、・・・スタッフがお写真撮影協力いたします。で、よろしくね」
 ・・・手が塞がるから、自撮りできないんですよねー。
 しかも、手が大きいのか、ミルが小さいのか、本体が見えないし。笑



拡大の秘訣は、一騎当千よりも一騎当十。

前回ブログからの続き。。

「処刑相当」の社員が在籍していても、
なぜ、F総研の売上・利益は、伸びているのか?

何と言っても、10年前の戦略転換が大きい。

年間1億円を稼ぐ「スター・コンサルタント」を、10人育成して10億円。
というマーケティングから、
年間2000万円を稼ぐ「普通・コンサルタント」を、50人育成して10億円。
というマーケティングに、切り替えたからである。
そして、「普通」を率いる「マネージャー」を作る。

一部の優秀な幹部が、
「バカでもチョンでも」稼げる仕組みを作り、それを「売る」
スターは不要。本を出版する、なんて、とんでもない。

約30年前、私が入社した当時は、20人の同期が入って、
3年後には、私を含めて2人(1人は女性スタッフで秘書になったから、実質、私1人)となった。
おそらく、
今のF総研は、3年で半分以上は残る(残す)会社になっているはずである。

売上構造を見ると、「建設・不動産業界」と「医療・福祉・介護」で、
コンサル部門の売上の約半分を稼ぐ。
当社のコンサルティング領域と重なりそうな「専門サービス」は11億。
全部合わせて11億だから、当時と比べると、下がったのかな?それほど変わらず?
十分、勝負できている範囲だ。

建設・不動産と、医療・福祉・介護と、士業、、
・・・・業界規模の大きなところ、マーケットの大きなところを、得意としている。

F総研が、得意とする業界は、10年単位で、切り替わってゆく。
私の在籍当時、年配の経営者さんからは、こんな風に言われていた。
『フナイさんと言えば、スーパーマーケットやホームセンター、
衣料品等「流通業界」に強いのが、特長だったでしょう。
それが、なんとも情けない。
「家具」「宝石」「お菓子」が主力になって、それも今は下火で、
今の主力は「リフォーム」「パチンコ」「リサイクル」ですか・・・』

そして、
今は、「建築・不動産」と「医療・福祉・介護」が2枚看板である。

売上を上げたいなら、これは、正しい手法である。
1)一騎当千を期待せず、一騎当十。くらいを、数多く。
2)対象となる顧客層は、絶えず変える、
3)イケる!と見た顧客層を徹底的に開拓する。

最近の新興・弁護士事務所のマーケティングに似ている。
法廷で、勝つこと・負けないこと。よりも、
稼げるマーケット(過払い金、相続)を次々変えて、拡大して、スタッフをそろえて
顧問料を稼ぐこと、最優先に。

うちは、違うけどね。。
あくまで、少数精鋭、一騎当千を目指し
「勝つこと・負けないこと」最優先で行きます!



最後、袋の底に残ったポテトチップスの細切れみたいなもの(高知の夜編)

その1
この夜、見つけた、
最も威力のありそうな、費用対効果・バツグンの看板。一等賞は、これ!

そうよ!その通り。
それがなきゃ、生きていけないよ。普通以上の収入はムリでしょうね。
「オレのコンサルティングは、葬祭業界で一番、業績が上がると、勝手に思っとる!」

その2
そして、ヒロスエの実家を、ミーハーにチェックして帰る。
このビルの地主(元・金物店)
お母さんが、この一角で雑貨屋をしている・・とのことでしたが、
すでに廃業?見つけられず。泣

その3
昨日のブログの「かつおのタタキ」店舗のなかで、
老舗に挑む業態(後発でも、先発を追い越す)として、
法則に基づき、私が評価するのは「明神丸」である。
http://myojinmaru.jp/
「明神丸」にそっくりな店構えとネーミングで「龍神丸」という店舗が、
全国のイオンに入っている。
http://www.pierthirty.co.jp/shop/index.cgi?c=zoom&pk=69
明神丸に聞いてみると「当社とは一切関係ない」とのことでした。
・最大限、好意的に表現すると「なりすまし」
・普通に言えば、「パクリ」
・最大限、軽蔑すると・・「   」やめておこう・笑

龍神丸の運営企業は、ここ。
http://www.pierthirty.co.jp/shop/index.cgi?c=category#tabs-1
どうやら、そうゆう会社っぽいですね。

詳細・経緯は不明ですが、
もしヒントをもらって、ここまでそっくりに実施してるなら、
ちゃんと、筋を通しましょうね。

社長同士が会ったら、どんな話をするんだろう?
店長同士が会ったら、どんな顔をしてるんだろう?
店員は、知ってるんだろうか?

「誰とでも、面と向かって、胸に曇りなく会って話せる」ってことは、
「何店舗もあって、お金を持っている」ってことよりも、
ずーっと、大切で、第一優先なことなんだと思います。

それに、日本全体で言えば。
発案者、発明者の知的財産権を認め、報いるシステムを作ることが、
生産性を高め、競争力を高めることになる。



街歩き、コンサルタントの店舗ウオッチング

ここは、南国・土佐高知。
若いころから、何度か訪れた、龍馬のふるさと。

出張中、夜の商店街を、ぶらぶら一人、放浪歩き。
地方には、面白い、良い店舗が多い。
独自の進化を遂げている店舗がある。
人口減少の中、生き残りをかけて戦った痕跡と、現在の姿には、
「ゆるゆる・ぬくぬく」の都会の企業にはないアイデアがあふれている。
だから、大好き。勉強になる。

今日は、高知の名物「カツオのたたき」をテーマに、
店舗を観察してゆく。
どの店舗が、儲かっているかな?
坪効率が高いかな?
どんな経営者かな?と、思いを馳せながら。

それでは、商店街の奥のほうから、順番に。。
いつものように、本質は語らず、上っ面だけを、記録しておく。

ほう、素材を獲りに行く「乗り物」の名前を、屋号にしたか!
思えば、「○○農場」とか「○○製麺」とか、あるもんね。
そのうち、「ヤンマーCT340」「クボタ GM64」って、出てくるかな?

呼び込みは、藁焼きの実演と、漁師の顔と名前、船の写真。

次、これはチェーン店だな。地域性を加味した屋号。

呼び込みは、、炙られているカツオの姿と、メニュー表。
上記のライバル店を、一生懸命、真似しよう。としている姿勢がみられる。

おお。。地元・高知出身の戦国武将の名前。
ゆかりある武将の家名を、屋号にした。あえて山内家じゃないわけだ。

呼び込みは、賽銭箱とか、、
ん?店内に鎧武者が着座している!
※そして、マニアは見抜く、これは真田幸村の鎧ですが・・・
(大阪の陣では、共に戦い、お世話になりました!)盟友を偲んで・・って意味か?

さらに、お次は、地名が屋号。
(室戸ジロー)ってことは、「足摺タロー」が、どこかにあるのかな?
それとも、近年、売り出し中の地鶏「土佐ジロー」に、かぶせてきたか?

呼び込みは、、この不愛想な魚・笑。
無表情で、こっちを見ていた。もしかして、キミがジローかい??

そして、豪壮なお城のような店構え。歴史押し。
おっ、山内家が出てきたぞ。
長宗我部家のあとで、高知を治めた山内家(=二十四万石)と、
丸三葉柏(まるにみつばかしわ)の家紋。
この家紋は、後に、高知出身・三菱グループの創業者・岩崎弥太郎により
三菱のロゴ=スリーダイヤの元となる。

呼び込みは、龍馬の隣、お龍さんの顔ハメ看板。
土佐犬(コロナ対策済)+名物・長尾鶏(おながどり)・・・
土佐名物フルコースで迎える。

その向かいには、
そのまんま「土佐市場」というお店。サンプルケースを全面に押し出す。

呼び込みは、燃え盛る藁焼き職人パネルに、
現物の酒瓶。サンプルケースを演出する。

そして、商店街から中に入った場所には、
3~4階建ての巨大ビル「司(つかさ)」。
全国に展開している土佐料理専門店の本店。
ブランドチェンジし、土佐料理・祢保希(ねぼけ)としても展開している。

呼び込みは、巨大ビル店舗そのものと、龍馬の特大パネル。

わずか、300m程度の商店街のなかに、
栄枯盛衰の法則、店舗づくりの法則が見える。



マクロとミクロ。公平と不公平

長期(30年)で見ると、円高・円安の為替レートは、この通り↓

5年分を拡大して見ると、この通り↓

長期(マクロ)視点から見ながら、
短期(ミクロ)に対応しよう。

 
短期(ミクロ)で見るときや、世の中は、不公平に見えることもある。
自分が得している、イケてるように感じることもある。
が、
長期(マクロ)に見れば、世の中は、全く公平に仕組まれている。
自分の在り方、取り組みがそのまま。つまり、公平である。

・・・
今日は、なんだか哲学的にまとまったぞ。。



円安派?円高派?

1ドルのモノを買うのに、140円かかる。これが円安。
1ドルのモノを買うのに、90円かかる。これが円高。

円安は、
国内で作った製品を、海外に売るのに有利(輸出)。
海外から外国人が来やすくなる(インバウンド)

円高は、
海外の製品を、安く買うのに有利(輸入)
日本人が海外に行きやすくなる(アウトバウンド)

ニュースや新聞で伝えることは、上記まで。

彼らが伝えない本質=私のとらえ方は、以下の通りである。

日本人が
「稼ぐ」「収入を得る」のに有利なのが、円安
「使う」「消費する」のに有利なのが、円高。

さらに本質をたどれば、
稼ぐ力の弱い人は、円安を歓迎して、収入を得る。
稼ぐ力の強い人は、円高を歓迎して、消費に使う。

円安は、
日本を、国民を、弱くする。

円の価値を安くしてまで、収入を得たいか?
そうでなくとも、ちゃんと稼ぐ!
そうゆう生き方、働き方をして、円の価値を高く保ち、消費を楽しみたい。
日本人が、勇躍・世界へ飛び出してゆきやすくしておきたい。
それが、私の基本スタンスである。

また、
円安よりも円高のほうが、直接的に、
チャンスが平等で自由である。

円安の場合、
インバウンドのメリットを受けるのは、一部である。観光関連の産業。
輸出のメリットを受けるのも、一部である。海外向け製造業。
それら、関連産業が潤った後、部外者にもメリットが循環してくる。

円高の場合、
メリットは、自由意思によって、誰もが享受できる。
海外に行きたい人は、自由意思で選べる。
海外のモノを買うのも、自由意思で選べる。

余談ながら、
個人の性格?も、あるかもしれない。
私は、知らない人を自分の家に招くことを、好まない。
年に数回、親しい人だけなら、何とか、我慢する。
自分の庭に人を入れたくない。人の庭に行きたい。
外に遊びに行って、色々な体験をしたいタイプである。

海外の品も、日本にいながら、安く手に入れたい。
私の父親世代が「舶来品」とか言ってたように、海外品が貴重だった時代にはなりたくない。
(スライド式ガラス扉の棚みたいなやつにブランデーとか、大事そうに飾ってあるわけですよ・笑)

だから、基本は「円高派」である。

ちなみに、
我が師は「円安・円高は、ゴルフのハンデのようなものだ」と言った。
円安=ハンデ20。
円高=ハンデ0。
ゴルフ・コンペで、「ハンデあり」で、勝って、賞品をもらって、
それが嬉しいか??
みんなから尊敬されるか?
「ハンデなし」で、戦える力を、努力して身につけたほうが、ゴルフは楽しくないか?
とのこと。
さすが、達人。わかりやすい。

師匠と、基本思想が同じで、良かった。。。ホッ。



通貨の価値、トルコ・リラと、日本・円

トルコへの義援金は、おすすめである。

今、世界主要国の通貨と比較して、「円」の価値が下がるなか、
トルコの通貨「リラ」に対しては、未だ価値が高い。
表の通り、円の価値が上がっている。
つまり、リラは、円よりも激しく価値が下がっている。ということである。

約10年スパンで、円は、リラに対して、10倍の価値となった。
わずかの「円」で、大きな「リラ」となる。

10年前、100円で1~2リラだったレートが、
現在は、100円が14リラである。

トルコ国内は「インフレ」と言いながらも、
円換算でみれば、物価も安い。
ミネラルウォーター、野菜、マクドナルド・・・日本の国内の3分の1程度である。
日本人が、旅行に行ったり、長期滞在するには、良い国である。

しかし、リラで給料をもらっている当のトルコ国民は、インフレで大変、家計は火の車である。

今、日本人にとって、このような国は、ほぼ皆無となってきている。
アメリカに行っても、韓国に行っても、フランスに行っても、
みんな「モノの値段が高い」という感想を持って、帰ってくる。

トルコは、どんな政策をとっていたのか?
インフレでも、低金利政策を継続し、観光客を呼び込もうとする。
低金利政策で、輸出企業=大企業を有利にする。
その結果、トルコの貨幣・リラの価値は暴落する。国内でインフレが起こる。
解消のため新紙幣を発行し、デノミ(通貨単位の改定)を行う。
さらに信用がなくなり、価値が下がる。

日本がやってきたこと、
そして、これからも継続しようとすることと、そっくりである。
低金利(円を安くする=円の価値を下げる)で、観光立国、輸出企業の後押しをする。

トルコと違う点は、
日本においては、アベノミクスなるもので、
インフレは起こらず、物価上昇もせず、国の借金高だけが、莫大に増えた。
無理やり最低賃金を上げる。

トルコのことも学び、
私は、日本のピンボケ政策に巻き込まれないよう、備えよう。

このままだと、
日銀を、計画倒産させるかもしれない。
2024年の新貨幣導入を契機に、
プチ・デノミ的なルールを、何か仕掛けてくるかもしれない。



地震。。被害を最小限にとどめるためには

トルコ・シリアで、大きな地震が起きました。

一人でも多くの方の無事を祈ります。

ブログの読者なら、ご存知でしょうが、
私、「地震」については、縁が深く、他人事とは思えない。
仙台出張中、東日本大震災に遭遇し、翌日には、大阪に帰還してきた経験がある。
阪神淡路大震災は、京都で学生生活を送っていました。
離れていても、物凄い揺れでした。

以下、地震で死なない=被害を最小限にとどめるための対策である。
1)まずは、耐震基準を満たした建物に住め。
2)1階にいるなら、建物の外に出ろ。
 =日本の場合、圧死するのは、古い木造住宅に住んでいる人である。
 室内で棚やテーブルを倒れないよう抑えていても意味がない。
3)動けるなら、電気ブレーカーを一度切れ。
 =電力会社が勝手に通電再開する。そのとき、電気ストーブ等が火災を起こし、焼死する。
4)もし倒壊したら、横を向いて挟まれろ。
 =口でなく、胸をおさえつけられて窒息死する。
5)家族・親族が、心配でも現地に行くな。何も変わらない、我慢しろ。
 =大渋滞が、緊急車両通行の邪魔になり、救命活動を妨げる。

以上、被害を最小限に留める方法。

被害後、不自由な生活のなか、
少しでも、快適・便利に過ごすための準備は、
私が震災に遭遇した時のブログを読んでみてくださいませ。



思い出に残るシーンは「後悔のプレイ」

高校バスケ部活動で一番印象に残っているプレイをひとつあげる。
としたら、、
3年生、最後の試合となるインターハイ県予選。
順調にトーナメント4戦を勝ち進み、ベスト8をかけた試合で、
夏に練習試合をした県内無敵・育英高校と、再戦する。
その試合開始、直後のプレイである。

相手をかわして、ゴール下にうまく入り込んだ
快心&楽勝の、先制シュート(予定)を、
思いっきり、外した!!

優勝校・育英を倒してやる!
という気負いで、無意識のうちに、ガチガチに緊張していたのだ。

「大舞台に強い」「本番に強い」「緊張しない」
「観客がいるほうが、頑張る。※特に、敵味方関わらず、女子の観客が多いと成績が良い」
「強いチームを相手にしたほうが点を取る」
「マッチアップする選手が、自分よりもデカイほうが良い」
「チームが厳しい状況でこそ、活躍できる」
自分は、そうゆうプレイヤーだ。と、思っていたのに、
このシュートを外して、
「緊張する」ことを、初めて知る。

試合の後半から調子を取り戻し「オレに回せ、点とるから!」
なーんて、吠えてた記憶があるけど、
時すでに遅し。

試合は、ダブルスコアで惨敗。
その後も育英は勝ち続け、兵庫県大会優勝。

「本当は、弱い自分」
「本物の強さでなかった自分」に、最後の試合で気づかされた。
高校3年間のバスケ生活「振り出し」に戻る。

大後悔のプレイ。
それが一番、印象に残っている。

。。。
それまで、相手や状況によって、自分の「出力数」を変えていたのが、
最悪のダメ・ポイントだったなー。
と、帰りの電車で一人になってから、反省、猛省。。

普段から、どんな相手にも、どんな状況でも、自分の出力はマックスにする。
それに、いつも20%の遊び心を足し算する。
そんな風にしなきゃ、いざというとき、力も出ない。

部活動・引退後の
大学受験、就活、仕事にも、活きてくる教訓である。

 
インターハイの組み合わせが決まったとき、
「あー、何でこんなところで、育英と当たるんやー」
「育英以外なら、どのチームとでも勝負になるのに。。」
「顧問の先生、くじ運、悪すぎやろ」って、思ってたけど、
2度にわたって、最強チームと戦えたことは、
今となっては、本当に良かった。と、心底、思います。

チャップリン曰く・・・
人生は、近く(クローズアップ)で見ると悲劇だが、
遠く(ロングショット)から見れば喜劇である。



探偵の系譜_「知性と行動力」は「恐れ」を駆逐する

松田優作、出演作のなかで、好きな作品「探偵物語」
出張先で、偶然、再放送を観る。

「探偵」への憧れは、
以前のブログでも、たびたび書いている通り。

その始源と現在を、だらだらご紹介します。

中西少年、小学校4年生。
学校の図書室で、江戸川乱歩の「怪人二十面相シリーズ」に出会う。
図書室にあるものを、ほぼ全巻・読んで、
明智小五郎探偵の「智慧・知識・勇気」に、憧れる。
「知性と行動力」には、二十面相の「恐怖」を凌駕する力がある。
自分にも、知性と行動力があれば「恐れ」の気持ちがなくなるのでは?
勉強する意味、心身を鍛える意味が、ぼんやーり、なんとなーく、わかる。
かっこいいなあ、こうなりたいなあ、という憧れからである。
学校で勉学・心身修養することの意味が、
「テストや通知表で良い点が欲しい」「親に怒られる」という動機によるものでなく、
本の中の人物像の影響ながら、もっと遠くを見たものでした。
今となっては、それは良かったのかな。と思います。

その後、海外進出・笑
小学5~6年生。モーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」シリーズを、
1冊ずつ買ってもらい、
泥棒でありながら「紳士」であるルパンの
「不敵さ」「優しさ」「ユーモア」を知る。
ただの「盗人ルパン」でなく「怪盗ルパン」なのである。
探偵の対極の「悪でありながらヒーロー」という存在を知り、そこにも憧れる。
ちなみに、
アニメのルパン3世のとは別人。
ルパン3世のモデルとなっている「本家本元」である。

そして、次は、当然、
コナン・ドイルの名探偵「シャーロック・ホームズ」に行く。
本格的・正統派のイギリスの探偵である。
しかし、小~中学生には、文章が難しすぎて、読書を挫折。
ちょうど、NHKで、ホームズのドラマシリーズが放映され始めたので、
「読む」をあきらめて、それを観ていた。

(続く)



商品は、自分そのものである

命を削って、
人間は、平均80年間、生きる。

80年間、補給をしながら、
生命としてエネルギーを燃焼する。それが終わって死を迎える。

「物を作る」とき、エネルギー。つまり「生命」を注ぐ。

だから、「物を作る」「商品を作る」という行為は、
その物に「生命を移す行為である」とも言える。

生命は、その人の全人格的なもので、
総合的に、統合されたものである。
だから、作った物や、商品は、その人そのものである。

 
昨年末、ブログでご紹介した
「モンブランが美味しいのに、人材不足で、閉店」せざるを得なくなったお店。。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2022/12/17/
シェフの作った商品が心を動かし、閉店を惜しむ付箋メッセージで、
こんな風になっていました。

私が、あなたが、店舗を閉店したとき、こんな風になるだろうか?

これほどの支持のある店舗でも、
今の時流にあわせることができなければ、市場から退場せざるを得ない。

このメッセージを、ひとつひとつ読むと、
店舗とお客様の関係性が垣間見える。

やはり、
会社とお客様は「商品」を介して、つながっている。
「商品」は、作った「自分そのもの」である。
大切に、大切に、高めよう。

・・・・
で、このメッセージの中の大賞は、これ
(変人なので、全部、読みました!)
↓↓
「必ず戻ってください。年寄りなので、あまり長く待てません」



人生、意気に感ず

20代後半のころの話。
資材商さんが集まる総会に、ゲスト講師としてお招きいただいたときのこと。

ある年配の資材商社長が、最近の業界の小売店の経営者に、
こんな「嘆き」を漏らしていた。

「最近の若いモンは“意気に感じる”ということがなくなった」と。

「ワシらが若いときは、誰かの世話になったから、
恩返ししたいから、信用に応えたいから、という気持ちで、損得二の次で、仕事していた」
「資材商が、小売店に対して、支払いを待ってあげたら、その気持ちに応えようと、必死で頑張る小売店ばかりだった」
「ところが、今は、“前回、支払いを待ってくれたから、次も待ってくれるんでしょ。それが当然”という小売店経営者が増えた」
「それどころか、こっちに支払いを残したまま、他の問屋に切り替えるという輩も増えた」
・・・・
以降、そんな「取引切り替え」を受ける列席の同業資材商への
チクチク攻撃(資材商側の商いの道徳にも問題がある・・・的な内容)に発展してゆく・笑
(さすが、老獪な経営者。同業者の集まる総会の場で、それが言いたかったのか!)

が、大事なのは前半「意気に感じる」である。

 
人生意気に感ず
相手の心意気=積極的に何かをしようとする気持ちに応えるべく、
自分が行動すること。

私は、いつも(勝手に)
意気に感じて、仕事している。

会社の内情を全部、包み隠さず、話してくれたことに対して。
人生の悩みを打ち明けてくれたことに対して。
コンサル料金を払うことを、決断してくれたことに対して。
コンサルの提案をそのまま受け入れ、実行してくれたことに対して。

若いころは、
自分を採用・メンバーに入れてくれたことに対して。
自分を信じて、仕事というステージをもらえることに対して。
まだ会社に利益をもたらす稼ぎができていないのに、給料をもらえていることに対して。

基本、その思いだけでやってきている。と言っても、過言ではないし、
私にそうゆう部分があることを、感じてもらえる経営者さんが、
クライアントになってくれているのだと思います。


海へ、朝日を見に行くと、なんと、先客がいました。
たぶん、地元の爺さん。
夜明け前から体操をしていました。

爺さんに「おはようございます!」と、
不意に声をかけられて、恥ずかしい気持ちになる。

なぜ、先に挨拶できなかったんだろうか?
挨拶することを考えていなかった自分に「ダメだな・・」という嫌悪感。

それにしても、
神々しい姿よ・・・・

朝日が昇る前に、去っていった。

 
また「人生意気に感じる」仕事をいただいたこともあり、
この爺さんと会って、
あの資材商の老経営者の言葉を思い出しました。

本年も、よろしくお願いいたします。



来年、2023年の勝ち方、やるべき事。

年末年始は、
来年以降の業界と、ご支援先・各社の重点テーマ、重点取り組み事項を、じっくり考え、過ごします。
酒飲んでいるヒマはない。最も大切な時。
撮りためてるTVも映画も観なきゃ、本も読まなきゃ、作戦練らなきゃ、、忙しい。

早起きして、
海まで行って、
朝日を眺め、空気を吸い込み、気持ち、新たに!

・・・・
帰阪し、年末年始のゆとりモードで、
年越しそば用天ぷら・テイクアウトに出かけると、
仕事&戦闘モードにスイッチオンさせるプチ事件に巻き込まれる。。笑
※詳細は、また聞いてください。
大阪のオバはんの品のなさよ・・
それに、世の中には、アホ店員が、恐るべきスピードで増えている。。

俺の「聖なる時間」を、どうしてくれるねんー!
余分なエネルギーを使わせるな。
・・・・

気を取り直して、
良いお年を!!



目立つ建物を作る権力者

建築・都市計画に熱心な人は、
自分の政治力・統率力に自信のない人である。
人目に付く、どんなもんだ!という権威性を作りたがる。
建築政治は、自己演出である。

・・・
最近、長編ブログが続いたので、メモより、短編を。

 
毎朝、、寒いです。。
憧れの「貴乃花親方風」マフラーを、
耳を隠して暖をとるため「大谷刑部風」に巻いて、
怪しさ満点。カイロを握りしめ、早朝から出張に出かけています。

メリークリスマス!



商品の魔性 ~美味しい。喜ばれる。が、手を出すと、潰れる。

ここで、極めて単純な疑問が湧く。
なぜ、私が「トップ認定」するモンブランの店は、
潰れてゆくのか?

あんなに美味しいのに・・・
もしかして、自分の感性が間違っているのか?
世間は、マズイ・・・と思っているのか??

トップ認定する「理想のモンブラン」には、条件がある。
・上部に、糸みたいな栗クリーム。
・内部に、生クリーム。
・土台は、メレンゲ。
この3要素だけで、仕上げられており、
3つの味のバランス、食感が一体となっているものである。

一般的なモンブランは、ここにスポンジを入れる。
が、そうなると、普通のモンブランから抜け出せない。

私は、ケーキにおける「スポンジ部分」に対する信頼度が、異常に低い。
未だ、美味しい「スポンジ」、絶妙の「スポンジ」に出会ったことがない。

逆に、もし「スポンジを食べるケーキ」などというアバンギャルドで挑戦的な商品があれば、
間違いなく、飛びついて買ってみる!笑

特に、モンブランにおけるスポンジは、
モンブランを、がっかりさせる原因になりがちなのである。

 
ところで、
市場から撤退した「トップ・モンブラン」2社には、
上記3要素のみで作られていること以外にも、共通点があった。
1)秋・冬しか、やらない。
2)お客様が取りに来る時間にあわせて、作る。=予約必須
3)だから、店舗に行っても、ない。=存在を知らない人は、知らないまま。

本当に美味しいものを作ろうとすると、きっと、こうなる。

もうひとつ、素人ながら想像するに、
栗クリームと、生クリームだけ。つまりスポンジの力を借りずに、
ケーキを構造体として、維持することが難しいのだと思います。
時間が経つと、重みでペタンとなってしまう。
だから、作り置きできない。
市場に広がらない。

・・・・・・
ああ、俺にコンサル依頼すれば、
このモンブランで、勝つ方法、儲かる方法、
アドバイス&実践フォローしてあげたのになあー。
・・・・・・
コンサル料金は、「モンブラン回数券」でいいよー。

 
どんな業界にも、
お客様が望んでいる、絶対に喜ばれる。
でも、
手を出すと、倒産する。という「魔性の商品」があります。
気をつけて!

 
ご支援先とカフェでの打ち合わせ中、
ショーケースに、
「メレンゲ・モンブラン」と「モンブラン・ショート」を発見!
これは、両方食べたいぞー!となり、シェアすることに。

前後で分けず、
左右で分ける。
見た目よりも、本質重視・真実を知りたい専門家は、
どうしても、この分け方となる。

3枚おろしやん・・・・。



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