2023年2月12日 21:06
トルコへの義援金は、おすすめである。
今、世界主要国の通貨と比較して、「円」の価値が下がるなか、
トルコの通貨「リラ」に対しては、未だ価値が高い。
表の通り、円の価値が上がっている。
つまり、リラは、円よりも激しく価値が下がっている。ということである。

約10年スパンで、円は、リラに対して、10倍の価値となった。
わずかの「円」で、大きな「リラ」となる。
10年前、100円で1~2リラだったレートが、
現在は、100円が14リラである。
トルコ国内は「インフレ」と言いながらも、
円換算でみれば、物価も安い。
ミネラルウォーター、野菜、マクドナルド・・・日本の国内の3分の1程度である。
日本人が、旅行に行ったり、長期滞在するには、良い国である。
しかし、リラで給料をもらっている当のトルコ国民は、インフレで大変、家計は火の車である。
今、日本人にとって、このような国は、ほぼ皆無となってきている。
アメリカに行っても、韓国に行っても、フランスに行っても、
みんな「モノの値段が高い」という感想を持って、帰ってくる。
トルコは、どんな政策をとっていたのか?
インフレでも、低金利政策を継続し、観光客を呼び込もうとする。
低金利政策で、輸出企業=大企業を有利にする。
その結果、トルコの貨幣・リラの価値は暴落する。国内でインフレが起こる。
解消のため新紙幣を発行し、デノミ(通貨単位の改定)を行う。
さらに信用がなくなり、価値が下がる。
日本がやってきたこと、
そして、これからも継続しようとすることと、そっくりである。
低金利(円を安くする=円の価値を下げる)で、観光立国、輸出企業の後押しをする。
トルコと違う点は、
日本においては、アベノミクスなるもので、
インフレは起こらず、物価上昇もせず、国の借金高だけが、莫大に増えた。
無理やり最低賃金を上げる。
トルコのことも学び、
私は、日本のピンボケ政策に巻き込まれないよう、備えよう。
このままだと、
日銀を、計画倒産させるかもしれない。
2024年の新貨幣導入を契機に、
プチ・デノミ的なルールを、何か仕掛けてくるかもしれない。
2023年2月5日 21:36
皆さんは、
一定期間、取り組んだことで、
思い出に残るワンシーンはありますか?
バスケの「良いほう」のワンシーンが、なかなか思い出せない。。
やっと思い出せるのは、
上級生にまじって、試合に出始めた、ある試合。
エンドライン際を突進してくる相手の前に立ち、
身体を張って、相手からチャージング(オフェンス・ファウル)をとった。
「おぅぅうーーー」と、“お決まり”のPRボイスを発して、
大げさに仰向けに倒れる。
オフェンスファウルをとると、味方は盛り上がる。
また、このときの審判が、かっこよかった。
笛を吹いてから、たっぷりタメを作って「オフェーーーーンス!」と、
ポーズ&コールした。と思う。
仰向けのまま、上を見ると、
体育館の2階席に、試合に出ていない同級生の顔がズラリと並んでいた。
みんな、おおおーーー!って、喜んでくれていた。
2階席のみんなと、目が合ったので、
仰向けの状態で「ニターー」っと、笑いかけると、
みんな、大爆笑で、さらに盛り上がってくれた。
「何やっとるねん!はよ、起きろ!!」って、先輩に怒られたけど。
これが、覚えている「良いほう」のプレイである。

事務所から、遠回りルートで帰宅。
キレイな夕焼けに巡り合えました。
2023年1月28日 21:09
各方面から「スラムダンクの映画、もう観たか?」との圧力がかかる。
「いや、まだやけど・・・。映画館で観る価値のある映画なん??」
「イヤ、そうゆう問題じゃない。何回、観たか?が問題!」とか、言ってくる。
あまりにも、みんな高評価で、
オススメしてくるので、観に行きました。
観点・感想が、、みんなと違う。。変わってるんだな。と実感した。

以下、私の感想である。
まずは、
最初の線画が、かっこいい。湘北高校の6人目として、隣に、俺を描いてくないかなー。
俺の葬式は、それ、頼むわ。
版権問題があるなら、妥協して・・・
「兵庫県代表」加古川東高校。として、
当時のメンバー全員分、あれ、描いてもらいたい。
次。
なぜ、半分以上が同じ内容と展開なのに、
こんなに面白いのか?評価が高いのか?
この大衆心理の理由は何か?
1)根本の筋がしっかりしているからである。
2)一定の広い支持層があるからである。
3)それを、今の最新の技術でリメイクするからである。
4)3割の新しいことをいれるからである。
経営・マーケティングも、同じである。1)が、最も大切なのである。
そして、
山王工業のオールコートプレス
=リョーチンが捕まっていたディフェンス。
強豪チームのあれを受けると、本当に、絶望的な状況になる。
走馬灯のように、記憶がよみがえる。
ディフェンスなのに、本当に攻撃(狩猟)なのである。
育英高校のプレス。宝殿中学のプレスがフラッシュバックする。
最後に、
ディフェンスのとき、
腰を低くして、コートをバンバン!って叩くやつ。。
あれは、ゼッタイ、やる!(アイツに、やってやろう・笑)
早くバスケに復帰したいなあ。
で、やっぱり、
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」ですね。
あ、
他、ここには書けないことも。。笑
・・・・
次のシリーズは「水戸洋平」版、やりませんか?大好きキャラなんです。
仙道君も。若いころの安西監督、なんかも、どうでしょう。
近景・中景・遠景。
視野・視座・視点。
同じものを観て、どんな感想を持つか。
私は、変わっている。入り込みすぎで、引きすぎ。無駄に何かの役に立てようとしすぎる。
一般の観客の感想にあわせるよう、
努力しないと、マーケティングで間違えることになる。
これだけたくさんの感想が出てくるのだから。
何だかんだ、結局、満喫してるな・笑
いやあ、映画って、ほんっとうに、素晴らしいもんですね~。
2023年1月21日 20:17
人間、必要に迫られなければ、
わざわざ「推理力」を働かせることはない。
推理は、当たっているかどうか、
その「答え合わせ」まで、時間のかかることが、ほとんどなので、
やる気も出ない。必然性もない。
私の「実益」を兼ねた、
「即、答え合わせのできる」推理力演習(探偵ごっこ)の一部を、ご紹介します。
電車の座席で、誰が次の駅で降りるか?

これを、いつも推理しています。
その人の前に立っていれば、すぐに座れる、という「実益=ご褒美」のために・笑
その路線の特徴、
1~3駅前後の駅と街の特徴、車両と改札・階段位置・・・・
季節、天気、イベント、曜日、時間帯・・・・
それに、その人の年齢、性別、体型、服装、持ち物、表情、姿勢、しぐさ・・・・
土地勘のある関西では、70~80%の確率で、当たる。
関東や、名古屋・福岡など地方都市では、50~60%程度に落ちる。
ちなみに「誰が降りるか?」という推理が当たっても、座れないこともある。
他に、座席を狙っている乗客がいるからである。
本当に座りたいときには、最後に、
「立っている乗客のうち、座りたい気持ちが高そうな人」
「座っている乗客の降りる確率の順番と、並び方」も反映させて、
自分の立つ位置を決める。
「今回、売上は、上がるのかい?」
「もちろんだよ、ワトソン君」
「依頼人のホール・スタッフ・お客様・ライバル店が、それを示している。
これからその根拠を述べてみせよう」
コンサルタントの仕事でも、当然、
ホームズに負けないくらい、全知全霊・フル回転で、
これらを観察して、問題を解決に導く。
10歳からの志向と、
かれこれ20年以上続く「推理」の趣味と実益を兼ねた演習が、
仕事に活かされていることは、間違いない。
こうして生きてきた(ちょっと変わった)私が、
コンサルタントとして、御社の味方です!
2023年1月14日 19:53
松田優作、出演作のなかで、好きな作品「探偵物語」
出張先で、偶然、再放送を観る。

「探偵」への憧れは、
以前のブログでも、たびたび書いている通り。
その始源と現在を、だらだらご紹介します。
中西少年、小学校4年生。
学校の図書室で、江戸川乱歩の「怪人二十面相シリーズ」に出会う。
図書室にあるものを、ほぼ全巻・読んで、
明智小五郎探偵の「智慧・知識・勇気」に、憧れる。
「知性と行動力」には、二十面相の「恐怖」を凌駕する力がある。
自分にも、知性と行動力があれば「恐れ」の気持ちがなくなるのでは?
勉強する意味、心身を鍛える意味が、ぼんやーり、なんとなーく、わかる。
かっこいいなあ、こうなりたいなあ、という憧れからである。
学校で勉学・心身修養することの意味が、
「テストや通知表で良い点が欲しい」「親に怒られる」という動機によるものでなく、
本の中の人物像の影響ながら、もっと遠くを見たものでした。
今となっては、それは良かったのかな。と思います。
その後、海外進出・笑
小学5~6年生。モーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」シリーズを、
1冊ずつ買ってもらい、
泥棒でありながら「紳士」であるルパンの
「不敵さ」「優しさ」「ユーモア」を知る。
ただの「盗人ルパン」でなく「怪盗ルパン」なのである。
探偵の対極の「悪でありながらヒーロー」という存在を知り、そこにも憧れる。
ちなみに、
アニメのルパン3世のとは別人。
ルパン3世のモデルとなっている「本家本元」である。
そして、次は、当然、
コナン・ドイルの名探偵「シャーロック・ホームズ」に行く。
本格的・正統派のイギリスの探偵である。
しかし、小~中学生には、文章が難しすぎて、読書を挫折。
ちょうど、NHKで、ホームズのドラマシリーズが放映され始めたので、
「読む」をあきらめて、それを観ていた。
(続く)
2023年1月8日 20:41
松田優作の晩年を特集した番組を観ました。
最後の映画となった大作「ブラックレイン」
ガンを知りながら、公表することなく、仕事に差し支える治療は拒んで
その撮影に臨み、映画の公開直後に、亡くなってしまう。
「物を作る」「商品を作る」という行為は、
その物に「生命を移す行為である」とも言える。その典型である。
が、
きっと本人は、いたって前向きで、
撮影が終わってから、ガンの治療をすれば、大丈夫。と思っていたことだろう。
世の中の「感動」には、
当人が当たり前に実行している様を、第三者が勝手に感動する。という側面がある。
でも、それがノンフィクションの醍醐味である。
番組のエンディングが、かっこよかった。
「生きてるのは、お前か。俺か。」

死しても、人の心に、ずっと生きる人がある。
会ったことがなくても、生きる人がある。
自分も、かくありたい。
毎日を「精一杯、生きる!」
「生命をクライアント先に移す仕事をする」と、心に刻む。
2023年1月1日 9:02
20代後半のころの話。
資材商さんが集まる総会に、ゲスト講師としてお招きいただいたときのこと。
ある年配の資材商社長が、最近の業界の小売店の経営者に、
こんな「嘆き」を漏らしていた。
「最近の若いモンは“意気に感じる”ということがなくなった」と。
「ワシらが若いときは、誰かの世話になったから、
恩返ししたいから、信用に応えたいから、という気持ちで、損得二の次で、仕事していた」
「資材商が、小売店に対して、支払いを待ってあげたら、その気持ちに応えようと、必死で頑張る小売店ばかりだった」
「ところが、今は、“前回、支払いを待ってくれたから、次も待ってくれるんでしょ。それが当然”という小売店経営者が増えた」
「それどころか、こっちに支払いを残したまま、他の問屋に切り替えるという輩も増えた」
・・・・
以降、そんな「取引切り替え」を受ける列席の同業資材商への
チクチク攻撃(資材商側の商いの道徳にも問題がある・・・的な内容)に発展してゆく・笑
(さすが、老獪な経営者。同業者の集まる総会の場で、それが言いたかったのか!)
が、大事なのは前半「意気に感じる」である。
人生意気に感ず
相手の心意気=積極的に何かをしようとする気持ちに応えるべく、
自分が行動すること。
私は、いつも(勝手に)
意気に感じて、仕事している。
会社の内情を全部、包み隠さず、話してくれたことに対して。
人生の悩みを打ち明けてくれたことに対して。
コンサル料金を払うことを、決断してくれたことに対して。
コンサルの提案をそのまま受け入れ、実行してくれたことに対して。
若いころは、
自分を採用・メンバーに入れてくれたことに対して。
自分を信じて、仕事というステージをもらえることに対して。
まだ会社に利益をもたらす稼ぎができていないのに、給料をもらえていることに対して。
基本、その思いだけでやってきている。と言っても、過言ではないし、
私にそうゆう部分があることを、感じてもらえる経営者さんが、
クライアントになってくれているのだと思います。

海へ、朝日を見に行くと、なんと、先客がいました。
たぶん、地元の爺さん。
夜明け前から体操をしていました。
爺さんに「おはようございます!」と、
不意に声をかけられて、恥ずかしい気持ちになる。
なぜ、先に挨拶できなかったんだろうか?
挨拶することを考えていなかった自分に「ダメだな・・」という嫌悪感。
それにしても、
神々しい姿よ・・・・

朝日が昇る前に、去っていった。
また「人生意気に感じる」仕事をいただいたこともあり、
この爺さんと会って、
あの資材商の老経営者の言葉を思い出しました。
本年も、よろしくお願いいたします。
2022年12月10日 20:42
ようやく、サッカーで、スポーツネタは、終わりか?
そう思ったら、まだ続く、野球テーマ。。このあたりでラストにします!
元・ロッテオリオンズの投手、
ダイナミックな「マサカリ投法」で有名な村田兆治さん。
肘にメスをいれる「トミー・ジョン手術」を、
ジョーブ博士により執刀、そして、復活した先駆けである。
今や、野球選手の間では、当たり前となっている手術であるが、
当時は「メスを入れたら、投手生命は終わり」と言われていた。
先日、自宅火災で、亡くなった。
空港の手荷物検査で、係員に暴力をふるった。
ということで、逮捕され、報道されたのが、1ヶ月前。
村田さんの頑固で一本気な性格と、
事の経緯から推測するに、自殺であろう。と見ている。
実は、このように・・・
中学時代(復活を果たしたサンデー兆治時代)からの大ファンである。
野球選手の本(=正確には奥様が、兆治さんの挫折と復活を書いた本)を、
初めて買った。

自宅の書棚を、祭壇風にアレンジし、
私に「名作・認定」されて、蔵書として生き残っている2冊を、祀っています。
大学在学時には、兆治さんの講演会があったので、参加した。
講演が終わるのを、出待ちして、
「村田さん、大ファンです。
将来、子供ができたら“兆治”って名前にしようと思っています、いいですか?」
「ああ、いいよ」「前にも、どこかで言われたことがあるんだよなあ」と、答えてくれた。
・・・結局、苗字との字画相性が悪かったので、採用しなかったのですが・・
ここ数年は、仲良しとして知られた奥様とも別居(事情は不明)。
顔つきも、ここ数年で随分、変わってしまった。
野球界には、選手としては超一流であるけれども、
指導者としては、そこまで評価されない人も多い。
常人には理解できないレベルの「こだわり」「克己心」が、
周囲との不協和音を生み出してしまうのだと思います。
結果として、コーチとして、招へいされない。
されても、数年で終わり、以降、他から呼ばれることもない。
選手として、超一流だから、
それ以下の成績の監督からすれば、非常に扱いにくい存在となる。
(通算100勝のキミが、通算200勝・名球会のボクに、指示するわけ?)
(打者として、オレにやっつけられてたくせに、そんなこと、言えるの?)
こんな心の本音が、容易に想像できる。
兆治さんは、最近「離島の子供たちに野球指導していた」らしい。
素晴らしいことである。
が「中央には居場所がない」ということの裏返しとも、言える。
こうゆう方は「求道者タイプ」に多い。
最近なら、
野茂英雄は、このタイプにあたるだろう。イチローにもこの香りがする。
昔の選手なら、
鉄人・衣笠幸夫もこのタイプだった。草魂・鈴木啓示も。
以前、ブログで紹介した江夏豊も。
南海の門田博光も。。
実は、私も気をつけなければ、ならない。
好みとして「求道者」に憧れ、愛するタイプである。
年老いて孤独にならず、周りと調和を図ることを、心がけなければならない。
ちなみに、、
兆治さん、大学に来ての講演会では、
野球をやっている素人学生を、何人かステージに上げて、
「この練習で、最低でも、これができなきゃ」と、レッスン。
・・・片足スクワットである・・・
で、できなかった学生君たちに
「キミは、ダメだね」とバッサリ・ダメ出し。
そして、自分がお手本で、オラオラーと、何回もやっていた・笑
もう、大人げないというか、、学生相手にも、忖度ナシ、対等かつ本気でした!
いやー、憧れの人だけど、
もしこの人が、先輩とか、上司とか、親だったら、
こりゃ大変だよなー・・・ってことは、感じました。
私の青春時代を豊かにしてくれたことに感謝。
そして、ご冥福をお祈りします。
2022年11月5日 21:35
さて、今回も、つながる。
前回ブログ「トイレは男のティーグランドだ!」つながり。
「ゴルフは、しないのですか?」
クライアント先社長や、お取引先、友人から、よくお誘いを受けますが、
しない。できない。
打ちっぱなしにさえ、行ったことがないのです・笑
理由は、
前職・船井総合研究所の創業者・船井会長のこの言葉。
「ゴルフに行く時間があるなら、土日も仕事をして、自分の実力を高めなさい」
大学を卒業した、22歳。船井総研に入社して、
この言葉を聞いてから、素直にそのまま、ずっとそうしている。
以下、覚えている範囲での船井幸雄会長の言葉。
↓↓
ゴルフは人脈作りに良い。という人がいるが、
ゴルフでできる人脈など、たいした人脈ではない。
仕事で自分の実力を高めて、人と関われば、人脈は自然とできます。
ゴルフは、時間とお金の無駄。割にあうことはない。
その時間を仕事に向けて、まず自分の実力をつけなさい。
そちらのほうが大事です。
↑↑
当時のフナイ社員なら、誰もが知っている「常識」である。
当時、とがっていたけど、
同時に素直でもあったな。。
社長・上司の言葉は、全部メモして、基本、実行していました。
だから、私は、ゴルフをしない。できない。
ゴルフ場のレストランで、クライアント社長とのランチ。

ゴルフをしないことが、良かったのか、悪かったのか、、
ちょっと考えてしまうほどの雰囲気とお食事の美味しさです。
でも、この場にいさせてもらえるのは、
ずっとゴルフをせず、仕事して実力を高めてきたから。とも言えます。
これまでやってきたことは、間違いではなかったな。と思えます。
やれ。と言われることは、素直にやる。
やるな。と言われることは、素直にやらない。
入った組織、所属のリーダーの方針に(余程、論理に間違いがない限り)
まず「どっぷり完全に浸る」ことが、成功の近道でしょうね。
2022年10月23日 21:56
トイレつながり。もうひとつ。
当社・事務所の隣にある洋館を改装したカフェ。
この雰囲気と、川沿い立地だから、女子に大人気。

ここのトイレは、この通り。
什器は、すべてイギリス製のものを使い、
写真の左側には、川が流れている。
(もちろん、現在、すりガラスである。川の中州から、まる見えとなるので)

設計者は不明。
建築主は、証券仲買会社。明治年間。
現代でも、イケイケのビルや店舗には、
高層階・ガラス張り。とか、自然&ガラス張り。という豪華「トイレ」の建築物がある。
不本意ながら、やはり
おおーーーっ!!となる。
この背徳感が、たまらない。
この建物ができた、100年以上前から、人の考えること・感性は同じである。
1000年以上前から、自然の中の「立ちション」が、一番気持ちいいものである。
だから、
一時的に理性を解除された本能が「ガラス張り・自然と一体トイレ」に感動するのである。
で、このレトロな名物トイレを、
スタッフさん達は、ちゃんと「名物である」と認識して、丁寧に掃除しているかな?
100年前の設計者・建築者に甘えっぱなしで、お給料をいただくような甘い仕事をしていないかな?
と、掃除ぶり=会社の本質を(意地悪に)チェックするのです。
2022年10月22日 21:10
某クライアント先、到着駅でのお手洗いの清掃スタッフさんが、凄い。
毎月、日程は違えど、同じ時間・同じ場所で、
用を足してから、待ち合わせ場所へと向かうので、
この方のお掃除時間とも、毎回、一緒になる。
今年の春くらいから、
この駅の、この時間帯を受け持つスタッフさんの
「本気の仕事」に、いつも、感動させられています。

写真だけでも伝わると思いますが、
現場の動きを実際に見ると、圧巻。圧倒されます。

このエリアの完全なる支配者・王者・チャンピオン。。
この仕事を見てから、
一層、気を引き締めて、コンサルティングに向かいます。
自分にできること、誰にでもできることを、
本気で、一生懸命、手を抜かずに、やりきること。
それが、接する人の心を動かし、
自分に技術やノウハウが生まれてくる。
2022年10月2日 20:14
先日のブログの続き。
その答えは、
互いに「勉強すること」「学ぶこと」じゃないかな?
それを続けることである。
仲の良いご夫婦で、経営でもナイスコンビである
キミのお父上とお母上が、そうしてきたように。
お二人は、ずっと、前向きに
勉強し、実践し、検証してこられた。
経営の事だけでなく、人がどう生きるか?についても。
以前、ある会社の会長に、教えてもらったことがある。
セミナーのゲスト講演の打ち合わせに、お伺いしたときのこと。
会長「何事にも、誠実であることが、大事ですな」
中西「失礼ながら、私、誠実、誠実って言う人を、イマイチ信用できないんですよ。」
「会長、誠実って、何ですか?」
会長「こうして、学ぶこと自体が、誠実ですわな」
「自分は未熟者だ、という立ち位置ですから、勉強する人は、みな、誠実ですわ」
中西「え?こんなボクでも、誠実ですかー」
勉強する人、学ぶ人、前進する人は、誠実である。

門出を祝う快晴と、日本一のご利益のある街。
お招きいただき、ありがとうございました。
おかげで、すっきり、心が浄化されました。
2022年9月25日 21:03
エリザベス女王の国葬は、ご覧になられましたか?
葬祭に関わる皆さんなら、
必ず見ておくべき「最高の儀礼式」でした。
参考になる点や、感動することが、
たくさんありました。
俺も、棺を何かの旗で包んで欲しいなあー。ってことから、
棺を担ぐ人の一糸乱れぬ、完ぺきな動き。
そして、セントジョージ礼拝堂で女王の棺が地下に降ろされていく際の
女王専属の奏者による、バグパイプの音色と、退場の姿。。
完璧な儀礼式でした。
これを見れば「安倍さんの国葬と比較して、どうこう・・」などと
比較すら、する気になれない。
モノが違い過ぎる、とは、こうゆうことです。
最近の日本の円安と関連して、思いを巡らせる。
日本で、江戸幕府が成立するころ、
イギリスは、スペイン無敵艦隊をやぶり、世界の覇権を握る。
ポンドと金が世界の基軸通貨であった。
第二次世界大戦以降、基軸通貨がアメリカ・ドルとなり、
その当時から、ポンドの価値は、7分の1になった。
今、日本の円の価値が下がっている。円安である。
国自体の国力=経済力が衰えると、
「ブランド価値」で生き残らなければならない。
そうゆう国は「ブランド」となる、国葬儀としなければならない。
そんな背景もあるのかな?
日本も「国力低下」を前提とすれば、今後、参考にしなければならない。。

英国のブランド、期間限定ショップ。洗練されていて、カッコイイですね。
2022年9月11日 20:46
何度か、このブログ内でもお伝えしている通り、
「歴史」は繰り返す。
「自分は、今、歴史の中に生きている」と、
小さいころから「歴史」の人物に憧れをいだき、学び、
自分を「重ね合わせ」生きてきました。
単に「読み物」「情報」として、歴史を好きであっただけでなく、
幼稚ながらも「重ね合わせ」してきたことが、
人生において、役に立ってきた。と、感じています。
たとえば、
こんな武将がいいなあ。この武将はタイプが違うから真似できないな。
こんな武将にならなれそう。
そして、
こんな武将には絶対なりたくないぞ!なんて、思っていました。
幼稚ながらにも、理解できたことがある。
主君を裏切ること。
卑怯であり、かつ弱いこと。
金・女・地位・酒に対して、強欲すぎること。
逃げること。虎の威を借るキツネ。
趣味をメインに生きること(けまり、闘犬、闘鶏等)。ボンクラ、バカ。
こうゆうことは、後世まで、悪く言われ続ける。
あと、死に様・最期が、みっともないのも、永遠に残る。
吉良上野介、明智光秀、畠山義継、大野治長、平宗盛、維盛、
小早川秀秋、陶晴賢、龍造寺隆信、藤原泰衡、北条高塒。。
ゼッタイ、自分は、そうはなりたくない。
で、この逆の立派な人物は、後世まで、ちゃんと良い評判が、残る。
だから、それを意識して生きてきました。
歴史を知らない人は「今の自分の気持ちと常識」で、行動を決定する。で、間違う。
武功を上げる=敵の首級を上げる。城を落とす。は、
現在、資本主義社会においては、売上を上げること。である。
卓越した技術・機能を、欲しがられ、
それが、売上になること。
それが「武功を上げる」武将と、同義である。
現在、戦いで殺されることは、稀有だが、経済的な「死」はある。
武芸を磨くのと同様、自分の技術・機能を磨き続けなければ、生き残ることができない。
学生においては、勉学と体力の成績である。
できないなら、武将ですらない。雑兵・足軽である。
雑兵・足軽は、イヤだ!だから、勉強もスポーツもやる!と思っていた。
歴史だけではない。
生物番組で、
鮭やアユの遡上を見ても、
ボクが鮭だとしたら・・・・
逆流にさからって、進むことができる鮭・アユになれるのかな?
って、考えていた。
メスを巡って争うトドを見ると、
ボクは、争いに勝てるトドになれるかな?結婚できるのかな?
って、考えていました。
トドは、トド。ボク、トドじゃないもん。
鮭は、鮭。ボク、鮭じゃないもん。
武将は、武将。ボク、武将じゃないもん。戦わなくていいもん。
そうやって「分けなかったこと」
自分に「重ねあわせてきたこと」が、良かったんだなー。と、思います。
2022年9月3日 21:07
「最近、歴史ネタないですね。やらないんですか?」
ブログ読者さんから、リクエストがありまして、、
「あーるよー。」
何本か、メモを書き溜めておいたものを、放出します・笑
こちら、新装なりました、福山城。主要駅からの近さ、全国でもトップクラス!

以前は、なんだか安っぽい、万人受けの豪華さのイメージでしたが、
一気に本格派のイメージへ。周りの環境も、あわせて改装。
これは、本当に良くなりましたね!
こちら、ビフォーの福山城。

初代城主は、水野勝成。
家康の母方のいとこ。「暴れん坊」のいとこです。
「倫魁不羈(りんかいふき)」
(余りに凄すぎて、誰にも縛りつけることはできない)と、評される武将。
20歳で父親と喧嘩(父の部下が自分を讒言したと怒り、その部下を切り殺す)して、
水野家を勘当、出奔。
以降、主君を何人も変えて、全国を放浪。
一般人として生きていた時期もあったという。
父・水野忠重(徳川家康→織田信長→信雄)→仙石秀久→豊臣秀吉→佐々成政→黒田孝高→小西行長→加藤清正→立花宗茂→三村親成→徳川家康→秀忠→家光
名だたる豊臣方の名将(追われているから、主に九州配属の武将)に仕えています。
35歳で、関ヶ原前に、徳川家康のもとに。
以降、徳川家一筋。
10代のころから数々の戦に、全て参加している。武功を残す。
戦術・戦闘の腕は、相当のもの。
水野君、キミ、役職あげよう、何がいい?と聞かれて、
明智光秀の代名詞とも言える「日向守」を、嬉々として受けるのだから、
その豪胆さ・奔放さ・とらわれることのない性格が、よくわかる。
そして、その「日向守」は、
いつしか「鬼・日向」という異名で呼ばれるようになる。
グレードアップしたオリジナルのものにしてしまうのだから、これまた、凄い。
治政も良く、領民にも慕われ、治水、街づくり、産業の振興にも能力を発揮した。
民と共に暮らした経験、名将たちに仕官した経験が活きている。
そうゆう殿様だったのであろう。
55歳で、福山への配属は、毛利氏をはじめ、西国の大名への備えとして、
重要視されていたことがわかる。
家康以外に、たくさん仕えているし、
親戚なので、
「徳川四天王」には、名を連ねていないのだが・・・
この腕っぷし自慢の、年下の自由人いとこ。
家康は、どう思っていたのだろうか?
歴史の教科書にも出てくることのない、ドラマにも登場することのない武将だけど、
案外、頼りにしていたのかもしれない。
親族に凄いヤツがいると、心強いですもんね。
勝成は、どう思っていたのだろうか?
最終的に、家康の配下として活躍するのだから、やはり、家康の器の大きさがわかる。
※
これだけ主人(=会社)を変えても、最終的に大名となれたのは、
1)天下の実力者のいとこであったこと
2)戦で強い、首級をあげる(=現代社会においては、圧倒的に売上を上げる)ことができること。
だから、この2条件がそろっていない、
現代に生きている人は、真似しないほうがいいですね。
2022年8月28日 21:41
ひと言で「犬」と言っても、
ドーベルマンからチワワまで。
「馬」と言っても、サラブレッドから道産子まで。
「コロナ」と言っても、アルファからBA5まで。
同じ分類だけど、その性質は、大きく異なる。
その扱いを、同じに扱うべきではない。先日、そうゆう主旨のブログを書きました。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2022/08/06/
そして、ブログの最後に、
ヒトの職業のなかで、ひと言で分類できないほどに、
違いがある職業とは、何か?と、質問しました。
今回、その答えを、書いておきたい。
それは、、、
皆さん自身の職業である。
仕事するなら、そうゆう矜持(プライド)で、仕事していなきゃ、ダメだ!
って、ことです。
私は、一発で「コンサルタント」である!と答える。
皆さんは、一発で「自分の職業である!」と答えて欲しい。
自分の職業だ。と思わなかった人は、
今の自分の仕事に、真剣に取り組んでいない。誰にも負けずにやってゆく!
と日々、自分を革新していない、一番になる!と仕事していない証拠です。
葬祭会社のスタッフさんは、「そりゃ、葬祭会社のスタッフでしょ!」
経営者は、「そりゃ、葬儀社の経営者でしょ!」そう答えてもらいたい。
どのくらいの人が、
私の問いに「正解」を出すことができたでしょうか?
自分の職業以外を答えたヤツ・・

血ぃ、吸うたろか!
「芸人さん」も、同じ職業名でも、その性質、ピンキリですよね。
それでも、私は「コンサルほどピンキリじゃない」と、思っています。
2022年7月31日 21:27
4か月前のJR東日本新幹線の月刊車内誌「トランヴェール」事件
毎月、沢木耕太郎さんの連載コーナー「旅のつばくろ」を楽しみにしています。
秀作を、このブログでも何度か書き留めました。
学生のころ、沢木さんの書籍を何冊も読み、その影響を受け、
そして、30年の月日が流れ、お互い歳をとった今。
「旅のつばくろ」を読むことで、その現在地を確認する。
毎月「旧友」に会うような感覚で、
東京駅から東へ向かう新幹線に乗るたび、楽しみにしている連載でした。
3月30日。
3月号もなかなか、良い事が書いてある。持って帰って、ヤツにも見せよう。
でも、出張中だし、、荷物になるから、
明日31日、大阪に帰るときに、カバンに入れて帰ろう。。と思っていた。
が、なんと、仕事の手の早いJR東日本は、
3月31日の時点で、4月号に入れ替えてしまっていた。
嗚呼。。不覚!!
1冊くらい入れ替え忘れて、3月号が残ってないか?と、
車内の各席を見渡すも、
そこは、さすがJRの社員(か、外注業者)、全席、完ぺき・満開の桜の表紙=4月号。

3月号の内容を、
思い出せる範囲で、忘れないように書いておく。
↓↓
沢木さんが学生時代、百貨店の外商部で、配達のアルバイトをしていた。
外商顧客である政治家や著名人、重役宅。いわゆる富裕層宅に行くが、
見るからに学生配達員の沢木さんに対して、横柄な態度をとる人も多かった。
テレビや雑誌での態度や発言。百貨店に来店した際や、社員の前とは、
全く異なるものであった。いわゆる、オモテの顔と、ウラの本当の顔である。
そんな中「井深」という表札のある立派な門構えの家の顧客だけは、
いつも丁寧な言葉と態度で接してくれる。海外製の靴下のお土産までくれたことがある。
それが、ソニーの井深大さんであった。
沢木さんは、こうまとめていた。
沢木さん自身も、これまで仕事をしてこれた一つの要因は、
取材先がどんな人であろうと、
発注者・制作者がどんな人であろうと、
まったく同じ態度で臨んできたことにある。と。
↑↑
私も、それは、心して仕事している。生きている。
時々、損もするけどね・・・笑。大きな視点で見れば、それが良い。
というより、性格的に、それしかできない。
・・・・
で、
4月号に、沢木さんの連載が消えていた。
5月号にも、6月号にも、連載なし。。
突然、何の予告もなく、消えてしまいました。
最後の連載が、そんなソニーの井深さんの話でした。
先週のブログ、ソニーのリモコンで思い出しました。
2022年6月25日 18:20
スポーツネタ、あとひとつ。
キックボクシング、那須川天心と武尊(タケル)の試合より。
団体が異なるため、交わることのなかった
最強の2人が、その垣根を超えて対戦。
一歩も引かぬ、とても良い試合でした。
この試合を観戦して、思い出したのが、
1994年のボクシング、辰吉丈一郎対薬師寺保栄。
初の日本人同士の世界戦の大激闘。この試合に匹敵する良い試合でした。
で、「辰吉・薬師寺」のYOUTUBE動画を、もう一度観た。
天心・武尊の3Rの激闘状態が、ずーっと12R続くのである。
辰吉は52歳の現在も、世界チャンピオンを目指して、
当時から所属しているこの大阪帝拳のジムで、トレーニングを続けているそうである。

自宅は大阪市内。朝、ロードワークをして、犬の散歩、洗濯をした後、
昼からジムでトレーニング。。という毎日を送っているという。
いつか会えないかなーと思いながら、
ボクシングファンなら誰もが名を知る「大阪帝拳」の前を通る。
あの試合当時(大学生のころ)は、どちらかと言えば、アンチ辰吉派で、
薬師寺を応援していたけど、
今は、ダントツ、辰吉派である。
ジム経営、トレーナー、ユーチューバー、タレント・・・
有名ボクサーの引退後にも、様々な道があるなか、
困難を乗り越え、いつまでも、個人としての最強の男を目指し、
その仕事をずっと続けること。
そこを、尊敬し、共感している。私もコンサルタントとして、最強の男を目指す。
当時、勝っても負けても、多くの人の心をとらえていた理由が、
今になって、やっとわかった。
そして、生き様によって、今さらファンになっている。
唯一無二の存在である。
(会ったことないから、よくわからないけど・笑。イメージの中で)
2022年6月5日 20:30
大阪を出るとき(夜、寝るときにでも、読み返して、勉強しよう)と、
リュックにいれておいたことが、
受注の役に立った(かもしれない)ノートは、こんなノートである。

普段の日常では、ノートを読み返す時間すら、もったいない
(そんな時間があれば、風呂に入りたい、寝たい)そんな1ヶ月間。
ツーリングに出かけるとき、
これはプライベートの時間ですから。。と、分けてなかったところが、偉かった!笑
入社時から、ずーっと、書き溜めていたノートは、
ノウハウ満載です。
今、見返しても、参考になることが、たくさんある。
しょうもないことも、多いけど・笑
激務の中でも「業務」だけに埋没せず、
単なる「コマ」になることなく、
「コンサルタントとしてのノウハウ」を吸収しようとしていたことが、よくわかる。
まだ存在せぬ、いつか出会う、クライアントのお役に立てる情報をまとめていた。
自分が「一人前の仕事」ができるようになるためのメモを書いていた。
「作業」のためのメモは、一切、見当たらない。
ソフトの使い方がどうとか、名刺の渡し方がどうとか、
○○さんの仕事をどうするとか、何かの手順だとか、そうゆうことは、書かれていない。
※何か別のノートにつけていた(・・・と思うんだけどな・・・そう信じたい・笑)
入社して1~2年目くらいまで、
やり手の先輩方から「おまえの最近のノートを見せてみろ」と、言われていた。
見せると「甘いな!レベルが低い!」って、ボコボコにされる・・・
それが悔しいから、もっと価値ある内容を、工夫して書いておく。
でも、今、見返すと・・・
きっと先輩方は、オレのノートが参考にもなるから、見たかったんだろうなー・笑
って、思うくらい、頑張っていた。
良く勉強していたな。その姿勢がええわ。
22歳のこうゆう青年がいたら、間違いなく、採用する。
「すげーな、オマエ、必ず、伸びるよ」って、声をかける。
2022年6月4日 21:52
酒販店に到着して、
3たび、入社してからの1ヶ月のことを話す。
この日、3度目の公演。さすがに、自分でも飽きてくる。
で、たとえば、このお店ならば・・・ということを
「先輩方がやってること(やっているで、あろうこと)」と
「自分が下働きでやっていること」に分けて、そのままを、お話しした。
入社後からつけているノートを持って、旅に出ていたので、それも、見せた。
先輩が、クライアント先でヒアリングしている(であろう)内容を、聞き取りした。
すると、コンサルティングを受けたい。という話になった。が、
どうすれば良いのか、わかならいので、
いったん、名刺を交換して、後日連絡ということに。
すっかり夕方になってしまい、
「これからどうする?」「ここに泊まっていけ!」というお誘いを、
お気持ちのみ、ありがたくちょうだいして、室戸岬に向かう。
その前に・・・約束の「定時連絡」を会社に入れなきゃならない時間。
緑の電話ボックス。テレフォンカードを入れて、電話をかける。
ものすごい勢いで、テレカの度数が減ってゆく・・
(当時、船井総研はフリーダイヤル契約すら、していなかった・笑)
1つ上の先輩が、祝日にもかかわらず、やはり、出社していて、電話に出てくれた。
「えーーーー!?今、四国なのー??」
「実は、明日、来てもらおうと思ってたんやけど・・・」
(↑大阪を離れて、正解や!笑)
でも、
コンサルティングを受注できそうだ。という話をすると、
ちょっと、空気が変わった。その先輩よりも、先に受注する訳である。
「それは・・・○○さん(=猛者上司たち)に連絡して、行ってもらうようにしたほうがいいね」「伝言ノートに書いておくよ」
というわけで、
主任の先輩にくっついて、支援同行させてもらうこととなり、
依頼書の「担当者」欄に、主任と私、2名並列で、名前を書いてもらった。
これが入社1年目、入社して2ヶ月目での「初受注」である。
初受注は、
会社の力で、仕事がとれたのか、
個人の力で、仕事がとれて会社に貢献できたのか??
80%は会社の力である。
でも、20%の個人の自力と運で、お客様と出会えた。
偶然に、偶然が重なった、まがいなりの初受注は、
・自分自身が、何かしら動くことで、仕事にありつけること。
・仕事もプライベートも境目なく、過ごしていれば、必ずチャンスは巡ってくること。
・会社をステージとして、自分が演じて、お客様を満足させること
(会社から仕事をもらうのではない、自分が会社に仕事を持ってくるんだ。それができなきゃ、一生、ハードな下請け仕事)
そんなことを、学び体験しました。
当時は、なんとなく感じていただけ。
だんだん、こうゆう体験が生き方として、沁みついてくる。
会社にかかってくる電話を、ひたすらとり続ける。とか、
先輩からどこかクライアントを譲ってもらう。とか、
誰かにお膳立てしてもらって、仕事をもらう。とか、そうゆうスタイルではない、
実力が無いなりにも、少しだけ
自分のスタイルが通用したことが、嬉しい初受注の体験でした。