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37度以上だったら、どうするの?

「コロナ・マニア」の真骨頂を、
少しだけ、披露。。笑

最近は、入店・入場の際に、
検温される場面が、増えてます。

検温するスタッフさんに、余裕がありあそうなとき
私は、こんなことを聞く。
「ぼくが、37度以上だったら、どうするの?」

・・・・
ちょっと意地悪で、ややこしい客だが・・・・笑
何でも面白がって。こうして聞いてみるのである。

これも、コンサルティングに活かすためである。

 
まともな返事が、返ってくることは、
ほぼ、皆無である。

「おかげさまで、そのような方は、これまで、いらっしゃいませんで・・・」
と、笑って、誤魔化す。。
80%以上が、この類の返事。
20%くらいは「サッサと行けよ、この変人。。」と、笑顔でスルーしようとする。

<いや、それは、質問の答えになってない>
「もし、37度以上だったら、どうするの??」と、もう一度、聞く。

この質問に、曲がりなりにも、
それなりの答えが返ってくることは、30%程度である。

つまり、70%以上の店舗では、検温はしているが、
明確な対応策は、決まっていない。
いや、、正確には、
決まっていても、現場に浸透していない。。という可能性が高い。

 
現場に、実施事項の意味、
正しい対応方法を、浸透させることの大切さ、困難さを、知る。
どんな会社でも、どんな実施事項も、同じである。

残り、30%の対応方法には、具体的な参考事例がある。
37度以上なら、
入店をお断りする方針の店舗もある。その「お断り」方法がある。
37度以上でも、
入店をお断りしない方針の店舗もある。その入店のさせ方もある。



社内にコロナが出てこそ、一人前の経営者

私は、自称「コロナ・マニア」で、
3月ごろから、
会う人には、必ず「知り合いに、コロナ出た??」と聞いて、情報収集している。
コロナの身体な影響、社会的な影響、
保健所、病院等との対応方法、、すべて聞いている。

信頼できる筋のTV番組や映像、文章には、
ほぼ、すべて、目を通している。

もちろん、もしも、ご支援先から、
コロナ感染者が出たときの対応方法を、アドバイスできるよう、
備えておくためである。

最近は、身近でも、
かすっていたり(濃厚接触者に認定、感染者と同席していた)や
友人や従業員が遭遇したり、、ということが、増えてきました。

経営者は、
ちょっとした「面倒」に遭遇してこそ、
一人前。。的なことがある。

わけのわからないクレーム客に対応してこそ、一人前。
不義理で、非常識なスタッフに遭遇してこそ、一人前。
税務署に入られてこそ、一人前。。。
今の時代は、
社内にコロナ感染者が出て対応してこそ、一人前。である。

細心の注意を払うが、
それでも、そうなるときは、なる。
税務署が来る、くらいの感覚で、コロナが来た。と思って欲しい。

街を覆っている雲のようなコロナ禍が、
早く晴れ渡りますように!



自殺数は、何と相関関係があるのか?

先日来、統計が気になり始めると、
ずっと、気になってしまう。。
これは、探求心と言うのか、凝り性と言うのか、粘着質な性格と言うのか・・

今日は、新聞に出ていたこの記事である。

「ガブッ」と噛みつくのは、止めにして、、、笑

自殺者数が、増えている。
ここ数年、月別自殺者数の平均は、1500人台~1600人台。
これが、7月から9月の3か月連続で、1800人台を超え、
10月、ついに、2100人台となった。

新聞記事は、女性の自殺数が増えたことを、書いているが、
もっと大事なのは、全体の数である。
女性に人気の有名人の自殺が相次いだことに、人の脳が洗脳されたか??
との仮説を立てて、簡単に調べてみた。

「有名人の自死」も、ある程度、関係あるけれども、
過去のデータと出来事を、照らし合わせて調べたところ、
自殺者数は、大きなベースとして、失業率に比例している。

ざっくり、調べたところによると、
失業率3%で、月の自殺者数が2000人を超え、
失業率4%で、月の自殺者数が3000人を超え、
失業率5%で、月の自殺者数が4000人を超える。。

一方、コロナ死は、
現在のところ、これまでの累計で2000人である。
報道は、各種の死因と、比較して伝えるようにしたほうが良い。
これは、一貫した私の政策への提言だ。。

現在、失業率は、3%を超えてきた。もちろん増加傾向である。
これからも、増えるだろう。。
月々の自死が、500~1000人単位で、増え続ける。。ぞっとする。

 
ちなみに、、
自殺者数にも「季節変動」があります。
例年、3月から増え始めて、4月、5月がピークになる。

社会的な環境変化と、生物的としての要因。

しかし、
今年に限っては、4月と5月の自殺者数が、
例年と比較しても、異常に少なかった。
上記の原則が、証明されている。



真実を知り、対応するための統計とは? ~先日のブログの答え

先週のブログ、このグラフの問題点。。答えです。

横軸は、100%でなく、
アンケート集計の実数にしておくべきである。
全体像を知ることが必要なのです。

たとえば、
自民支持者300人のうち、30%が賛成。
公明支持者 50人のうち、50%が賛成。
維新支持者200人のうち、90%が賛成。。と
この300人、50人、200人。。が横軸となっていなければ、
正確な全体像は、つかめない。

つまり、横棒が、デコボコになって、
その中が、赤と青の構成比となっている。
というのが、このデータの「真実の姿」である。

 
百歩譲って、
支持政党別の賛否を、見やすくするため、一律100%にしている。。
という場合であっても、
アンケート回答総数と、各政党別の支持者の実数は、
グラフの横に、ちょこっと、書いておくべきだ。
それが「統計」の基本ルールである。

真実を伝えるグラフを出している報道も、ネットもない。
国民をバカ扱いして、バカに育ててゆくのが、
こうゆうグラフを作るマスコミである。
人は、見聞きするものによって、脳が洗脳される。

全体像を知らせない、
わかりやすい断片的な情報だけで、バカを育てて、躍らせる。。

このグラフの問題の本質は、
コロナ禍を生み出している、報道や政策の問題の本質と、まったく同じである。

ちょっとした知識と行動で、
コロナと共存できるのになあ・・・。
騒動の当初から、変わらぬ私見である。

ワクチン開発まで、
コロナ禍によるダメージは、続くだろう。。
コロナは、自然現象かもしれない。
が、禍は、人災である。



組織の成熟度と、多様性についての原則

大阪選挙のラスト・・・
支持政党別の賛成・反対のグラフが、こちら。

公明党のことも、さることながら、
個人的には。自民党の「懐の広さ」も、感じた。
党としては、反対でありながら、
自民党支持者のうち40%が、賛成にまわっている。
いやーー、フトコロガ広い、寛容だなあ、と。

維新の賛成率は、90%以上。
90%以上が、同じ意見を持つ政党。。という点においては、
この一件における性格は、共産党と同じである。
自民と比べれば、まだまだ、未熟である、と言い換えることもできる。
成熟すれば、多様性を受け入れることができるようになる。

未熟なときは、単一的であること、やむなしである。
これは、
零細企業→中小企業→大企業への進化と違いにも、似ている。
大人と子供の考え方の違いにも、似ている。
大人は、色んなものを受け入れることができる。

小さな会社は、単一的であり、
社長の考えに、ビシッと一致していないと、共倒れになる。
倒産への道、まっしぐらである。
規模を大きくしてゆくということは、広がりを持つ、ということである。

  
本当に最後、余計なことながら。。
この統計グラフには、決定的にダメな点がある。
何か、わかりますでしょうか??

答えは、来週の週末ごろにでも!
お考えくださいませ。

見事、的中の方には、、何にもプレゼントはありません。。
「凄い!」の一言を、真心こめて、送ります!



援軍を頼むとき、援軍を頼まれたときの留意点

大阪の選挙、教訓のラスト2つを書き留めておきたい。

投票前の予想ブログに「裏で、公明党と組んでいる」と書きましたが、、
組んだつもりの公明党が、
党内をまとめ切れず、
公明党の半数が反対派にまわった。ということが起きていました

選挙のとき、無類の団結力を発揮する公明党が、
今回、ほぼ機能していなかったということ。

援軍がどの程度、本気で戦ってくれるのか?
これによって、
勝敗が決することがある。
というのは、古来、戦史の鉄則である。

期待していた援軍が来ない。とか、
来ても戦うポーズだけして、自分の兵力を温存していた。とか、
本気で戦わない、意思統一ができていない。
というのは、よくある史実である。

私たちも「援軍」的なものを、
頼むときは、この点の「温度=どこまで本気でやるのか?」について、
正確に見積もりしましょう!

そして、
もし「援軍」を頼まれたときは・・・その動きを、
後々まで、歴史にどう刻まれるのか?を、考えて、動きましょう。

投票の当日。。
ナマ吉村さんに出会いました!
「ヨシムラさん、こっちも、向いてー」って言ったら、こっち、向いてくれました。
「あ、どうも、、ありがとうございます!」って・笑

めっちゃ、イケメンでした!



大阪の選挙の結果分析② ~賛成率と所得層

次に、賛成率と所得と比較してみる。

賛成率と世帯所得とは、ある程度、比例している。
高齢化率の次に、作用しているようである。

5)異常値である「阿倍野区」は、最も所得が高い、高齢化率は進んでいる地域。
 帝塚山、北畠という、昔からの資産家
 =成り上がりでない本物の金持ちが住む高級住宅街がある。

6)同じく、異常値である「東淀川区」「浪速区」は、所得が低いが、若年層が多い地域である。

7)大阪名物?全国トップを誇る(恥)「生活保護世帯率」は、西成区で30%以上。
 西成区以外の区でも、実に、10世帯に1世帯が、生活保護受給世帯である。

8)商業施設、交通、産業等の街づくり開発が、地域の発展に大きく寄与している。
 
最後に・・・
データからは、飛躍しているかもしれない。
「鶏が先か、卵が先か」の議論となるが。

先が、どうなるかわからないことに対して、
「変えてみたい」と、考える人は、所得を増やすことができる。
「今のままが良い」と、考える人は、所得が増えない。
こんなことも、データから、私は、教訓とした。

統計の作り方、読み方は、人それぞれである。
多少の偏見や間違いがあっても良い。
大切なのは、それの活かし方である。



大阪の選挙の結果分析① ~賛成率と高齢化率


大阪都構想の選挙結果を、
今回は、区別に、詳細分析してみました!

ご支援先でも、、、
1日、何も話さず、数字だけをいじらせてもらえるならば、、
こうゆうことを、ネチネチとやっていると思います。

わかったこと・感じたことが、色々、あります。。

1)賛成・反対は、やはり、高齢化率に、最も比例している。
 維新が、高齢者特権を、たくさん取り上げたからである。
 年配者にとっては、今は良い世の中で、変わって欲しくない。

2)異常値を示す「天王寺区」には、何があるのか?
 新しい区割になると、南側の他の区と、同じ区となる。それが嫌なのである。
 一種のブランドとなっている区が、そのイメージが損なわれることを嫌っている。
 
3)人は目先のメリットに動く。自分たちの区が中心になるか?が大事。
 前回よりも、賛成率が下がった区は、
 5区を4区にすることによって、他に統合され、中心地から離れる区である。
 主に廃止となった「湾岸区」の数字が下がっている。2)に類する思考です。

4)人口増減の予測にも、比例。
 これは、高齢者が死亡してゆく・・という事実と、関連度が高いが、
 自社の拠点としている地域が、これからどうなってゆくのか?に、備えておくことが必要。
 ある意味、恐ろしいデータである。調べてみる価値がある。

(つづく) 



想像。。常に自分事として、とらえる訓練

出張中の空港にて・・・
ロビーにアナウンスがありました。

「さきほど、手荷物検査場にて、
 猫のキーホルダーのついた鍵の落とし物がございました。お心当たりの方は・・・」と。

もし、自分がカギを落としたなら、
ちょっと、恥ずかしいことになるぞ。。。と、考えて、ニヤニヤしてます。

「エイキチ・ヤザワと書かれたキーホルダーのついた鍵を・・・」と、呼び出されるのかな?
呼び出す側も、、ちょっと考えるだろうな~。

 
 
何事も、できるだけ「自分事」としてとらえる訓練を、
20代のころから、ずーーっとしてきました。
それが、ふとしたときのアイデアや知恵につながってゆきます。

こうゆう日常を送っています。
普通のアナウンスを聞いて、もし俺がカギを落としたら・・・と、
考えて、ニタニタしているのです。

 
私が作るチラシや看板、HPの原稿を見て、
「どうやったら、こんな文章を作れるようになるのですか?」と聞いてくださる
ご支援先社長がおられます。

そのときは、別の角度から、理由をお伝えしましたが・・・
きっとこんな要因もあるのだと思います。



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