2013年8月5日 22:55
週末は、東北方面のご支援先をご訪問。
仙台駅が、東進ハイスクール・林修先生のポスターで埋め尽くされていました。
選挙も「今でしょ!」
このポスターで投票率が、どうなるのか・・・
確認したいですね~。
彼が、あるテレビ番組で、こんなことを話していました。
不良たちを集めた「特別授業」でした。
「本は、読んだほうがいいですよ!」と。
「特に、歴史は、たくさんのことが学べる」
「勝った」という歴史は、カッコよく伝えられるから、あまり参考にならない」
でも「負ける人」には、必ずこの3つの特徴がある。こんなことが、とても参考になる。
負ける人の3つの共通点、それは、
1.情報不足
2.慢心
3.思い込み
なるほど!
ただのインストラクター講師じゃないですね。
まさに、現代の経営にも、通じる内容ですね。
「ライバル会社の販促頻度、営業内容、施行件数を知らない」=情報不足
「うちの会社は、レベルが高い、品質も良い、販促も完璧だ」=慢心
「どうせあのライバル会社は、出店してこないだろう」=思い込み(希望的観測)
昔・・・
20年くらい前は「金ピカ先生」っていましたね。
東進のCMは、葬儀社の販促の参考にもしています。
例のCM、気になるのは、黒いサングラスにヒゲもじゃ、怪しい物理の先生!
「数式は、計算じゃない・・・、言葉です。」
2013年8月1日 6:18
経営コンサルタントとして独立している先輩の事務所を訪問。。。
共通のご支援先があり、近くまで行ったので、寄らせていただきました!
むむー、、、敗けた。。。
何が?
まず、事務所。
当社、日本売上アップ研究所は「パリの探偵事務所」みたく・・・がテーマですが、
この大先輩も、どうやら同じ志向・・・。
「フツーのオフィスじゃ、面白くない!」って感じ。
ブリティッシュ感、満載。
ホスピタリティも、抜群!クオリティの高さが違います。
最近、ご支援先で作ったホールのロビーにも似てる。。(笑)
セミナー会場は、大学の講堂風!
なんという大胆。。。それ、やっちゃう??
次に、スタッフ数。
個人事務所でなく、チームで支援する・・・という志向も、同じ。
正社員が、ざっと見ただけで20人くらい!
うちは、パートスタッフさんが半分以上で、15人くらい。。。
くっそ~~ぉ。
(お行儀悪い言葉で、スミマセン)
でも、ですね。
でも、ですよ。
支援先の売上を上げ切る!
しかも、ローコストで上げる。
きっちり儲けていただく!という点では、ウチは負けていない!
あと、
スタッフの質も、ゼッタイに負けていない!
(社長の質は、完璧に負けています。。)
そんな、当社の良さ、方向の再確認、発奮材料に、本当に良い時間でした。
事務所内を勝手にあさり、スタッフに気軽に話しかけ・・・
そんなことを許していただける、大先輩に感謝です。
2013年7月28日 19:01
久しぶりの休日、、、
大阪の道を走っていると、ブルン!とライダーが通り過ぎた。。。
む!?
3人乗りか??
むはは!
大爆笑!楽し~い。よくできてるな~。
1人と3匹乗りだった(笑)
オッチャン、お洒落かつお茶目。。。
永久保存版にしよう。
「写真いいですか?こっち向いてくださーい!!」って叫んだら、
このスマイルを残し、風のように走り去ってゆきました。
どこへ行くんだろう???
さあ、夏本番!
笑っていただけましたか?
みなさん、楽しく笑顔でいきましょう!
お役に立たないブログで・・・
すみません!
疲れたときや、嫌なことがあったとき、、、
いつか、このページが役に立つかもしれません(笑)
思い出してくださいませ。
2013年7月25日 20:43
先日、旧知の社長からお呼びがかかり、
経営支援契約をさせていただきました。
その会社の専務は、
10年ほど前、私が主宰している定期勉強会にご参加してくれていました。
当時は、26歳。入社1年目~2年目の新入社員のとき。
「生意気そうだけど、意外と素直な若者だな~」と思っていました。
親族ではない彼を勉強会に派遣してくれたということは、
社長も、その資質を見抜いてのことだったのでしょう。
定期勉強会で発表し、助言し、実行してきたことが、いくらかお役に立ったようで、
現在、この会社は10年前の3倍の年商規模となり、
この売上の礎を築いた彼が、専務になっていたというわけです。
実に、地道な売上アップ方法でしたが、
コツコツとした積み重ねが、成長の原動力に!
コンサルタントとして、こんなに嬉しいことはありません。
当社・日本売上アップ研究所の方針のひとつである
「一瞬の関わりが、一生モノとなるコンサルティングを行うこと」とは、
まさに、このようなことです。
表題は、三国志の英雄・呉の呂蒙の言葉。
日々努力をしている人間は、3日もたてば、成長しているもの。
前と同じ人間だと思って、見てはならない。という意味。
「士別れて三日なれば、即ち更に刮目(かつもく)して相待(あいたい)すべし」とも言われています。
「また会うときには、互いに成長した姿で会えるように・・・」
そんな心持ちで会うことのできる
友や師が、たくさんいることに、感謝したいと思います。
2013年7月20日 17:29
「中西さん、後継者のブログ、良かったよ!」
「早速、息子に読ませた!」とか
「中途社員にも通ずる内容なので、見せておきました」との声をいただきました。
うれしくなると、図に乗るタイプなので、第二弾です。。。(笑)
業界内で、有名かつ優秀な葬儀社に、
後継者を修業に行かせるのは危険。。。というお話。
オヤジである社長が、
意図せぬ方向に向かってしまうことが多いのです。
以下、私が良く目にするパターンです。
息子は、その優良な葬儀社で、真面目に働き、勉強する。
そして、何年かの修業期間を終えて、実家に帰ってくる。
すると、実家のレベルが、とても低く見えてしまう・・・・。
「なんだ!?この使い勝手の悪いホールのレイアウトは???誰が考えたんだ??」
「なんだ!?このみすぼらしいスタッフは???どう教育してるんだ??」
「なんだ!?この仕入れ価格の高さは??騙されてるんじゃないか??」
息子は、すぐにでも、改善したい。
でも、会社にはそれまでの「歴史」があり、一気に変えることはできない。
これは「そうすれば、そうなる」という、ごく自然のぶつかりあい。
その結果、息子は
親父に反発し、従業員とも打ち解けず・・・。
やがて、腐ってゆくか、実家を飛び出してしまう。
そのホールは、地域でも早い時期に建てたホールで、
そのおかげで今の会社はあるし、息子は大学に行けた。
その社員は、まだ葬儀業界に人が集まりにくかった時代からの社員。
大手に引き抜かれてスタッフが大量に辞めたときにも、彼らだけは残って支えてくれた。
その仕入れ先は、昔、経営が厳しかった時代にも、納入してくれた。
義理・人情に厚い社長は、価格だけで取引業者を決めたりしない人だ。。。
しかし、ここまで理解のできる息子は、少ない。
だから、息子が優秀な会社に修業に出ると、こんなことになることが多いのです。
親父も息子も、互いにこんな事実を知って、
そうならないよう心構えをして、そうゆう前提で、修業に行かれると良いと思います。
2013年7月17日 6:53
繁盛飲食店レポートの第二弾、
東海地方でのコンサルティング終了後・・・味噌煮込みうどんの繁盛店へ。
船井総合研究所に在籍していたころ、
隣の部署だった飲食業界やパン業界のコンサルタントに、
「味が普通でしかない、センスも悪い、、、
そんな飲食店とかパン屋の活性化法は、これしかないで!やってみろ!」と、勝手な提案をして、
笑われていた、半プロ・半素人の考えた活性化法が、下記4つ。
「たくさんの種類の珍しい調味料類が、使い放題」 ・・・で、しかも、美味しい!
「白ごはん・小鉢は、おかわり自由」 ・・・で、しかも、自分から言わなくてもいい!
「ジャンボ●●」 ・・・味が普通でいいから、とにかくデカくする!
「食材を乗せる皿や鉢が、本格的」 ・・・竹とか石とか、使ってる、プラスチック厳禁!
この「味噌煮込みうどん」屋さん、この4条件のうち3つに当てはまっていました。
価格は、やや高め。
「味噌煮込みうどん」そのものは、、、美味しいのですが、
「はっきりした違い」は、味オンチな客である私には、わからない。
ご飯、お漬物が、おかわり自由。
少なくなったら、店員さんのほうが気づいて、来てくれる。
お漬物は、竹籠に山盛りのものを持ちながら、
「お好みのものはありますか?」と、好きな種類を重点的に、好きな量、分けとって入れてくれる。
そして、お漬物用の「薄口しょうゆ」が、驚くほど美味しい。
普通のうどん定食よりも、少し高かったけど、
満足感・満腹感・充実感、この上なし!
席数58席。ホールスタッフ8人。
7~8席につき1人のスタッフ、「スタッフ密度」かなり高め。
きっちりお金をもらって、
それ以上の商品・サービス提供をしてゆくというスタイルですね。
祖父祖母の実家に、孫が遊びに行ったときみたいな提供方法。
食べ終えると、、、
「デザートはいかがですか?」と、
カード型チラシを3種類持って、スタッフがやってきました!
追加販売!
なかなか、良く考えられています。
単に「味うまいだろ?」のお店ではありません。
味での勝負に限界を感じる「弱者」が、
「強者」となるために、知恵を使っている・・・それが読み取れるお店でした!
さてさて、葬祭業に当てはめると、
どうゆうことをやってゆけば良いのでしょうね!
2013年7月14日 21:51
行列に並ぶこと
=世の中で、大キライなこと・ベスト5に入る行為・・・。
しかし、仕事人としてのスタンスからすれば、
「それも仕事のうち・・・」と、やむなく実行せざるを得ない。
長く続く繁盛店には、必ず何かのポイントがあるものです。
繁盛店を作る支援を行う、売上アップコンサルタントとして、
業種を問わず、できるだけ多くの繁盛店を見るようにしています。
その道のプロの目から見れば
「そんなことは、繁盛のポイントじゃない、的外れだ!」と、
言われてしまうかもしれない。
でも、素人の一般客として、自分で何か気づくことがあれば、それで良い。。。
東京出張の合間を見つけて、行ったお店は、
ハンバーグとステーキの超繁盛店。
ステーキは、箸で切ることができるほどの柔らかさ。
ハンバーグは、中身がほとんど「レア」状態。
それだけ新鮮な「国産・A5級のみの牛肉」を提供しているとのこと。
商品の良さは「使用してみてのわかりやすさ」が第一。
・・・ごちゃごちゃ説明しなきゃならないのは、ダメだ。。
明らかに高級な商品を、高級な場所と雰囲気で売るのではなく、少しカジュアルな場所で売る。
・・・価値と価格のバランスを、少し崩すと良い。。
ステーキを売る前に、少しランクの落ちるハンバーグに特長を出して売る。
・・・集客商品を、意図的に作る。。
こんなことが、勉強になりました!
さて、葬祭業に当てはめると、
どうゆうことをやってゆけば良いのでしょうね!
2013年7月12日 9:24
学校を卒業してから、
あるいは、別の会社から
実家の家業に戻ってきた後継者が、真っ先に行ったほうが良いこと。
それは、
「誰にでもできること」
「毎日できること」
「やったか、やってないか明確になること」
この3つの条件に当てはまることを、
今いるスタッフ以上のレベルで、行うことです。
難しいことにチャレンジしたり、
「自分しかできないこと」を、探そうとしたりするのは、
二の次、三の次で良いのです。
たとえば、
朝は、誰よりも早く出社している。
夜は、誰よりも遅く会社で仕事している。
事務所やホールの掃除を、率先して実行している。
ポスティングを誰よりも熱心に実行する。
後継者は、ただでさえ、
「社長の息子だから・・・」と見られてしまう存在。
自分に甘い行動が、組織自体の没落を招きかねません。
現在のスタッフの皆さんには、
これまで、彼らの頑張りによって「ご飯を食べさせてもらった」という感謝の気持ちを忘れず、
敬意を払わなければなりません。
先輩諸氏に、認められ、
やがて「一目置かれる存在」となるためには、
このような行動から、スタートしてみてはどうでしょうか。
2013年7月7日 19:06
「大海原の決闘・クジラ対シャチ」・・・テレビで見ました。
「クストーの海底世界」とか「野生の王国」とか、小さいころから大好きでした!
少年の心のオヤジは、
今でもこの類の動物ドキュメンタリー番組が、たまらなく大好き!!
シャチが、勇ましくガブッと、クジラを襲うんだろうな~。と思って見ていると、
意外にも、上に乗りかかって、窒息死させてから、ゆっくり、もぐもぐ食べていました。
へーー、体力を消耗せず、アタマ使って仕留めるんだ。。。すごい!
そして、そのシャチ君よりも、感動したのが「ザトウクジラ君」
・一匹の親からはぐれたコククジラの子供が、シャチに襲われる
・そこへ、、、種類の違うはずの「ザトウクジラ」が、助けに来る!
・尾びれ&胸びれで、ドカーンとシャチを攻撃!!
・シャチは、退散。コククジラの子供は命が助かった。。。
ザトウクジラ、シャチに襲われたアザラシを助けた・・・という例も報告されているそうです。
種を超えて、弱者を助けようとする習性があるとのこと。
哺乳類に備わっている本能です。
思ったこと・・・
クジラの本能に負けてなるものか!!
で、俺は、ザトウクジラみたく、なりたい。
コククジラじゃあ、そんなことできないから、コククジラはイヤだ。
「強く」あること、これができなければ、
「優しく」あることも、できない。
ふと、レイモンド・チャンドラーが生み出した
ハードボイルド小説の主人公・私立探偵・フィリップ・マーロウの名セリフを思い出しました。
「男は、タフでなければ生きてゆけない、優しくなければ生きてゆく資格がない」
ザトウクジラ・・・ハードボイルドな野郎です。
2013年7月4日 8:28
関東方面への出張中、秋葉原の宿泊先にて、
目覚めると、真下に「9割以上が女子」の行列が。。。
「俺、一夜にして、有名人になってたかな??」(笑)
・・・コンサルタントで食えなくなったら、タレントになろうか?
冗談はさておき、何の行列かな?
ジャニーズの握手会?・・・でも、ちょっと地味な子が多いなあ。
韓流スターかな?・・・しかし、オバサンはいないぞ~。
ややコスプレ風の子がいるから・・・男前でボーイッシュな女性声優さんのサイン会かな??
わざわざ、行列に近づき
「これ、何の行列ですか?」
自分の仮説を、現場で検証しないといられないのは、職業病。
「アムネシアですぅー」
「ポリネシア?」「ラムネシア???」
まったく、わからない・・・・。
恥を忍び、尋ねてみるオヤジ。。。
ここ秋葉原では、彼女たちのほうが「本流」で、スーツのオヤジが「亜流」なのです。
「新しいアイドルですか?」
「アニメなんですぅー。」
後で調べてみると「女の子向けの恋愛アニメ」。
かっこいい男子のイラストが、たっくさん!!
未知の世界があるものです。
葬祭業界にも、ここ数年、増え続けていますよね。
「イケメン・スタッフ」。
かっこいい若い男子が、一生懸命だと、ご年配の皆さんにすごく評判がいいです。
2013年6月30日 13:48
おとといの記事の続編。。。
この大ベテラン職人さん、古代ギリシアの哲学者・ソクラテスが提唱した「無知の知」を
生き方そのものであらわす「哲人」です。
哲学者・ソクラテスは、ある日、
「この世で、最も賢いのはソクラテスである」という(おつげ)を受け、
「本当かな???」と感じ、
「それでは、自分で調査しよう」と、
当時、賢い人・知識ある人・偉い人と言われている歴々を訪問して、会話します。
(変な爺さんですね~)
結論として、、、、お歴々たちは、見識があるようで、実はそんなことない。
だから、「自分自身の知識レベルは、パーフェクトでないことを知っている」
「自分自身が、無知であることを知っている」という点で、
ソクラテスは「彼らよりも、ワタシの方が、少し優っているな~」としたのです。
これを「無知の知」と言います。
「ワタシは、まだまだ無知のレベルなんだ」という自覚こそ、賢人の証。
さらなる成長の原動力です。
こう思った時点で、成長はストップしてしまいます。
「これで完璧なんだ!」「私はできている人なんだ・・・」と。
「満足は、衰退の第一歩」です。
哲学とは「知を愛し、探究すること」
それができれば、限りある人生をより善く、豊かに生きることができます。
こんな「哲人」と会い、学ぶことができる・・・
本当に、良い出会いを数多く経験できる仕事をさせていただいています。
2013年6月27日 23:22
こちらの書籍。。。
ご支援先の70歳の「超ベテラン職人さん」が読んでいたもの。
顧客からのクレームが入ったそうです。
直接、会うことさえしてくれず、
悩み、本屋さんでこの書籍を購入したそうです。
技術に関して、誰も並び立つ者のいないほどの、凄腕ベテラン職人さんが、
こんな新人向けの書籍を購入して、クレーム対応しようとしているのです。
「“クレーマー”にさせては申し訳ない」
「そうやって、簡単に処理してはいけない」と、言っておられました。
誠に失礼ながら、、この御年齢になっても、貪欲に、勉強している。
頭が下がる思いです。。。最敬礼です。
私を含め、若いスタッフの模範となる姿勢。見習いたいものです。
この方、以前は、
「スティーブ・ジョブズ」の本を、読んでおられました。
以前にも、感動して思わず写真を撮っていました。
どれだけ一流の技術でも、何歳になっても、勉強しようとする姿勢。
こんな人柄だからこそ、
高レベルの品質を、送り出せるのだろうな、、と、思いました。
2013年6月23日 19:38
上村葬祭さんが、なぜ「日本一の施行力」なのか?
実は、歴史的な背景にも裏打ちされています。
「相手を目の前にした現場での強さ」は、鹿児島県人=薩摩武士の伝統です。
戦国から明治維新にかけて、最強の武士団こそが「薩摩士族」。
古く平安時代には「隼人」と呼ばれた勇猛な人々。
関ヶ原の戦いでは、島津義弘を大将として、西軍につくも「逃げるのは卑怯だ」と敗走せず、
わずか300人の兵で、敵の大軍の正面を突破し、鹿児島まで帰りついた伝説の退却戦。
江戸期も、中央のように官僚化した「サムライ」とは一線を画す、
戦国以来の「武士」の生活を300年間続け、やがて、明治維新の原動力となります。
戊辰戦争、会津戦争、西南戦争でも、無類の1対1の強さを発揮しています。
薩摩武士は、このように教育されてきたそうです。
・言葉よりも、心や行動を重んずる。物事を動かすのは、才略よりも、人格。
・敵に絶対に負けてはならない。しかし、降参した敵には優しくある。
・卑怯・弱いものいじめ・金銭欲・出世欲を、卑しむ。
・無学は、不名誉ではない。議論や弁解が、嫌われ、潔くない人格が、最も不名誉とされる。
「日本一の施行力」の葬祭会社が、鹿児島から出た・・・ということは、
歴史的な視点からしても、必然であり、揺るぎのないものである。
そう確信できるのです。
社員さんとお話ししていても、確かにこんな人が多い。
人間は、風土によっても形成されます。
「コンサルを依頼するのは、決めてるから~」
「値段は、聞かない、いくらでもいい」
「すべて、常務にまかせる。常務と打ち合わせしたことに、口出しはしない」
(関西人では、考えられない)こんな契約依頼のなされ方。
やはり、薩摩士族や西郷隆盛が、現代にも息づいているように、感じます。
2013年6月21日 7:01
6月18日、横浜ランドマークタワーにて、
弊社主催の定期勉強会「葬祭業・地域一番化経営倶楽部」の例会が開催されました。
今回のテーマは「4時間たっぷり、日本一の葬儀施行」。
ゲストに、ご支援先の鹿児島県・上村葬祭の上村伸一社長をお迎えしての勉強会。
実際の施行風景を、DVDに収録して流し、解説していただきました。
経営の基本は「商品力」にあり。
ラーメン屋のラーメンがまずければ、いくら店舗が立派でも、いくらクーポンをバラまいても、
大きな声で「いらっしゃいませー」と叫んでも、永続的な繁盛店にはなりません。
葬儀社も、同じです。葬儀社の「商品」は「施行」です。
会員制度でも、チラシでも、営業でも、料理でも、施設でもありません。
私は、上村葬祭様で、お葬式の一部始終を2日間にわたって、見学させていただきました。
そこで、見たもの。。。それが「日本一のお葬式施行」です。
全身が雷に打たれたような衝撃を受けました。
「おじいちゃん、本当にありがとう!」
「天国から見守っていてください」
「また、一緒に仕事しような!」
喪家様・ご親族様から、お葬式の中で、自然とこんな声が出て、
会場の参列者のすべてが、感動のなかに包み込まれます。
後ろのほうでそっと見学させていただいていた私ですら、不覚にも涙を流してしまいました。
すべてのお葬式が、このように「故人様へのありがとう」が、自然と溢れてくるお葬式なのです。
特筆すべきは、空間・音響・照明・スタッフの動き方・言葉・・・
すべてがルールとして完璧に設計されているということ。
人間の行動心理に裏付けされた「なるほど!」と思えるノウハウが、いたるところに散りばめられています。
ですから、誰が担当しても、このレベル以上の施行ができるようになっています。
たとえば・・・
式中、後ろの方の席でゴソゴソ雑談をしている会葬者様がいる。
式場内の雰囲気が、悪くなってゆくのがわかる、、、こんな場合、みなさんならどうしますか?
上村葬祭さんには、会場の雰囲気を壊さず、気持ちを害さず、静かにさせるノウハウがあります。
そのほかにも、「親族様を右に動かすためには、どうするか?」
「1点に注目・集中させるためには、どうするか?」あらゆる行動心理を研究し尽くした施行ノウハウが、無数にあるのです。
「胸にグッとくる施行」を実施する「空気」を作るために。
こんな施行の方法を、ゼッタイに、私のご支援先・会員メンバーさんに、導入してもらいたい!
本気で、そう思いました。
「こんな施行を続けてくれれば、必ず施行件数が伸びる!伸びないほうが不思議」
「こんな施行を、ご支援先葬儀社のライバルが始めたら、、、一大事だ!」と。
そこで今回、会員メンバー様に、
そのノウハウや雰囲気を、できるだけわかりやすく、お伝えすることにしました。
ちなみに、私はコンサルタントとして
「感動の押し売り的な葬儀」や「思い出の品物を集めるだけのサプライズ葬儀」に対して、否定的な考えを持っています。
「葬儀社が出しゃばることなく、脇役として、そっとサポートするお葬式」がベストだと思っています。
上村葬祭さんのお葬式施行は「脇役としてサポートしながら、自然と感動が生まれる」という、
葬儀の本質を、見事に具現化しています。
参加者の皆さん、大満足でした。
「こんなセミナー、これまでなかった!」「施行の担当者に見せて、全員で取り組みます!」
最後は、スタンディングオベーション!!
上村社長の笑顔も、ステキです!
こんなお葬式してたら
「私のお葬式は、家族葬でいいから・・・」なんて言う人は、いなくなると思います!
上村さんのホールで、何度か、お葬式に立ち会っていますが、
そのたびに、泣いてしまう・・・。
今回、勉強会で流した、施行のDVDを見ただけでも、
やっぱり泣いてしまいました。。。
上村社長、ありがとうございました!感謝です。
2013年6月16日 8:31
スタッフちゃんに
「中西さん、違いがわかる男ですよね?」と、アイスコーヒーをいただきました。
関西の高級スーパー・イカリスーパーのプライベート・ブランドだ!
高かっただろうな~。ありがとう!
違いは、、、わかったような気がする(豆感が強い)けれど、
普段、飲んでいる安物コーヒーと、どっちが本物なのか、正直、それが、わからない。。。
ニセモノを見抜く「最高の画商」を育てようと思えば、
生まれてから「本物の絵ばかりを見せ続けること」が、一番の近道である。との話を聞いたことがあります。
確かに・・・
農家に生まれて、ずっと「美味しいお米」ばかりを食べている人は、
都会で流通しているお米に「マズイ」と、すぐ反応します。
漁師町に生まれて「美味しい魚」ばかり食べている人は、
「この魚、泥臭い、腐りかけ!」と、悪いものを、すぐに見抜きます。
これが、玉石混交「本物もある、偽物もある・・・」という状態では、
何が本物なのか(今回のコーヒーにおける私のごとく)わからなくなるのです。
初年度から「月5件以上を確実に受注できるホール」ばかり見ている人は、
この場所に、こんなホールを作ってはいけない・・・が、一発でわかります。
当たるチラシ、イベントばかり見ている人は、
こんな内容のチラシを出しては、いけない・・・が、ひと目でわかります。
葬儀の優秀なスタッフを何人も見ている人は、
このスタッフは、絶対ダメだ・・・ということが、事務所に入った瞬間、わかります。
「違いがわかる男」って、そうやって育ってゆくものなんでしょうね。
ネスカフェのCM・・・なかなか深い。
2013年6月13日 8:20
先日のブログのように、
店舗や経営、マーケティングに関するルールや法則を作るのは、
簡単にできるようになってきました。
「人」に関するルールや法則を作ることに比べれば。。。
人については、「こうすれば、こうなる」という法則が、当てはまらないことが、多すぎるのです。
きっと永遠の課題なのでしょう。
最近「これは法則かもしれない」・・・と思っている「ブラックな法則」。
このようなスタッフは、問題・トラブルを起こすことが多い。
「言葉づかい」が、なってない。
・馴れ馴れしい。敬語が使えない。
・荒々しい。不快感と違和感を与える。
「服装」が、乱れている。
・決められたスタイルを守れない。
・メイン客層世代の常識に受け入れられない服を着る。
もちろん、こんなことを超えるくらい、リーダーがパワーを持って接すれば、
「言葉づかいが悪くても」「服装が乱れていても」戦力に変えることができるのでしょうが。。。
その情熱とエネルギーを持っているリーダーが、世の中にどのくらいいるでしょうか?
この2つの兆候が見受けられたら、要注意。
即・矯正!
採用段階で、採ってはいけない人・・・のルールなんかもあります。
もうブラックすぎて、公には書けないような内容です。
(じゃあ、書くなよ・・・)
個別にお尋ねくださいませ!
2013年6月9日 7:52
そろそろ「何、食べた」ブログは、やめなきゃ。。。
「気楽にブログ書いていい」って、優しくしてもらうと、すぐに甘えてしまう性分。
いけません、いけません。
今回は、少し、ビジネスモードに。
コンサルタントとして大切な能力は、ルール化・法則化の力です。
先日のブログでも、少し触れました。
数多くの経験や事実から、
大多数のケースに応用可能な「共通のルール」を導き出すこと。
これを「ルール化」とか「法則化」と呼んでいます。
・葬祭チラシの反響率は、内容や媒体、季節や曜日によって、数字的に、このくらい違う。
・施行件数と会員数の関係、、、このくらいの施行件数を上げるためには、このくらいの会員数が必要。
・プランの相対的な価格設定と、受注件数の関係は、こうなっている。。。等々
数多くの売上アップの現場から導き出した、このような法則やルールが、
色々なご支援先のコンサルティングの現場で活かされます。
ルール化、法則化の力を身につけるためには、普段からの訓練が必要です。
たとえば、、、普段のプライベートのお買物で、
「なんだかこの店、明るくて、開放感があるな~」と感じたとします。
「なぜだろう?」
「照明かな?」と天井を見上げる。
「あ、蛍光灯じゃないな。ダウンライトだ。。。
いまどきのチェーン店は、このスタイルが多いな。確かに、蛍光灯よりも、店内がキレイに見えるな。
何という銘柄のダウンライトだろう?LEDなのかな~。何ワットかな~。調べてみよう。」
「天井の壁紙の色が違う色だな。。。なぜだろう?
オシャレに見えるのかな~。最近、こうゆうクロスの使い方、多いよね~。白の壁紙と単価は、どのくらい違うのかな?」
「ダウンライトは、何個くらい設置したら明るく見えるのかな?
この店は、ざっと90cm四方の間隔で、設置されているな~。」
「天井から床までの高さは、どのくらいだろう?
一般的な高さが、240cmだから・・・270cm以上はある。いや300cmあるかも。。。
開放感の理由はこれかな~」
「手元の明るさを図ってみよう、何ルクスくらいになるだろう?
1000ルクスか~。意外に数字は少ないな。。。天井の高さと色が、明るく感じさせるのかな?」
「1坪あたりの天井のダウンライトの数とワット数」×「天井の高さ」で、
「明るく開放的に感じる空間」のルール・法則が、あるんじゃないかな~??
こうして「ルール化、法則化」の訓練を行っているのです。
感じたことを「なぜだろう?」と追及する。
それを、できるだけ数字として具体的にとらえる。
同様のケースを10箇所以上調べて「どうやら、これはどこにでも当てはまる!」という
裏付けがとれれば、自分なりの正式な「ルール」となるのです。
他人には、わからない。
自分のなかでは、共通点として納得できている。。。
そんなルールや法則が、上手に生きてゆく道具になります。
そして、このルール・法則を超える事象が出てくると、これまた楽しくなるのです。
2013年6月6日 22:46
おおっ!
中西のヤツ、毎日毎日、ラーメンとか、スパゲッティとかじゃなく、
たまには、前菜の出るコース料理とかも、食べてるー!!
と思いきや・・・
実は、これも「ラーメン定食」でした(笑)!
なんと、これだけついて、800円です。
看板はボロボロ、テーブルはギトギト。
でも、店内にはクラシックが流れ、おかずはフランス料理風。。
ギャップとお値打ち感による繁盛店。
葬儀社のご支援先で、お昼ご飯に、連れていってもらいました。
手段として、売価を下げて勝負することもありますが、
このように「原価を上げて勝負すること」も、戦略・戦術のひとつ。
売れない時には、売価を下げる(値下げ)だけが対処法ではない。
「違い」をわかりやすく伝える「原価アップ」によって、お客様を集めることもできる・・・
そんなことを知っていれば、マーケティングの幅が、無限に広がります。
2013年6月2日 8:41
今日は、名古屋のご支援先へ。。。
業界内でも激戦地域と言われている名古屋市内。
私の手元には、過去20年間にわたる名古屋市内の葬儀社別・施行件数があります。
この表を見るだけで、葬儀社の栄枯盛衰が見事に表現されています。
どんなことをやった会社が、伸びているのか?落としているのか?
どんな社長、どんな会社が、伸びているのか?落としているのか?
施行件数の推移と、各社の取り組みを、
グラフに記入すれば、数多くの「教訓」が得られます。
ところで、名古屋には、独自の食文化があることでも、有名です。
「豪華なモーニング」に「味噌かつ、味噌煮込みうどん」「手羽先」・・・。
そして「あんかけスパゲッティ」専門店!!
「スパゲッティ専門店」では、ありません。「あ・ん・か・け」専門店です。
店それぞれ、独自の「あんソース」があり、それが発展して、このようになったそうです。
お客様の購入単位である「単品」による一番化の極みとも言えます。
商圏内で圧倒的ナンバーワンになれる商品を見つけ出し、
大手の「ミニチュア版」にならない品揃えとサービスを行う。
これこそが、売上アップの勘どころ。
イタリアン → スパゲッティ → あんかけスパ
和食 → うどん → 釜揚げうどん
紳士服 → スーツ → カッターシャツ
女性衣料 → 肌着 → ストッキング
家具 → ベッド → 畳ベット ・・・・等々
もちろん、売り場面積や、資本力があれば、
総合力で地域一番店を目指すことが、王道です。
それができないのならば「一番化商法」で、売上アップを図る。
「何かを捨てて、何かを深める」
お葬式 → 家族葬 → ???・・・さあ、ここに何をいれましょうか?
この喫茶店の看板は、、、この通り!
大胆不敵です。。。
2013年5月31日 22:41
「もっと気軽に、短めでブログ書いてもらっても、大丈夫です」
「ラーメン屋さんで何、食べた、、、とかも、いいですよ」
当社のWEB責任者ちゃんから、ありがたい言葉をいただきました!
実は・・・ブログを週に2回以上更新しないと、ホームページを閉鎖されちゃうんです(涙)
お言葉に甘え、ラーメンの話。。。
北海道の味噌ラーメンのびっくり繁盛店です。
いつも満席、、、なのに、不思議とストレスを感じません。
忙しいのに、スタッフみんながにこやかで、ゆっくりな口調と所作。
しかし、動きに無駄がなく、遅くない。
6名のスタッフ全員が「店主」のように見える「スタッフの熟成度」。
どんなお店でも「誰がボスで、誰がザコキャラ」か、、、だいたいわかるものですけれどね。
良い会社には、「社長の血縁者か家族に違いない」と思える
「オーラ」が出ているスタッフがいるものです。
コンサルタントとして、初めてクライアントを訪問して、「え!血縁者じゃないのに、こんなに真剣なの!?」
そんなスタッフがいると、必ず繁盛店で、強い会社です。
お客様から「あなた、社長のご親戚なの?」
そう言われたことのあるスタッフさんは、優秀なスタッフさんです。
「ワタシ、アルバイトですから」感、丸だし・・・、これ、ダメ。
誰よりも、会社のことを思い、お客様のことを思う。スタッフのことを思う。。。それにふさわしい言動。
ギリギリのラインでバランスをとりながら、商品を売り、サービスを提供する。
その習慣が、このオーラを身にまとわせるのでしょう。
「誰がボスなの?」と聞いてみました。
厨房で麺をゆでている女性が「ボス」でした。
当社スタッフも、全員が「ボス・キャラ」に育ってくれればいいな。
「俺こそが、日本売上アップ研究所だ!」
「ワタシが、日本売上アップ研究所です!」そんなスタッフが。