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リピートを生み出すもの

全国のコンサルティング先を訪問していると、
その地に寄ると、必ず行くお店があります。

ご紹介するのは、関東地方の天丼屋さん。

はじめての出会いは、「大盛り」を注文した私に、、、
「うちの大盛り、知ってんのか?」
「食べきれなかったら、油に放り込むぞ!」

そうか!並でもデカいんだ・・・と思い「あ、じゃ並で!!」(頑固オヤジめ・・・)

すると、天ぷらをのせる前、丼ぶりに多めにご飯をいれて、
「このくらいで、腹いっぱいになるか?」
「足りなかったら、言いな。足してやっから。」

口は汚いけど、優しさが、さりげなくて、カッコイイ江戸っ子親父です。

「おい、キスは好きか?」
「え????」
「サービスしてやる」(ニヤリ)
「ほれ、俺のキスはとろけるぜ~」

たまに注文していない天ぷらを、サービスしてくれます。

  
私が遭遇した、親父さんの「江戸っ子」トークを、ご紹介。。。

・店が満席で、待っていた若い男子5人組に、、、
「高いの注文したヤツから、中入ってくれ」

・お持ち帰り天丼の注文したオバさんに、、、
「3個以上でペットボトルがつく。5個以上なら俺がつくよ」
「俺は、いらないわよ!」というオバさん。。。
帰った後「俺だって、ついていきたくねーよ!」と、つぶやく。

・ふらりと入ってきたお客様に、、、
「いらっしゃい!何名様?」「お名前は?」
「はい、ご予約の●●様、ご案内でーす!」

・出来上がった天丼をカウンターに出した瞬間、、、
「どうだ、うまいだろ?」
「あ、まだ食ってないか!」

関西には少ない「トークと笑いの質」です。

親父、元気だろうか・・・楽しみにして会いに行きます。

「写真、いいですか?」と聞くと
「事務所通してくれ、見ての通りジャニーズな!」



ホントは駄目だけど・・・まあいいや!やってしまおう。

自宅を出る前、、、
冬の朝らしい風景に出会えることが多くなってきました。
凛とした空気のなか、清々しい気持ちで、出張です!!

さて、先日のブログの続き・・・
逆に、「論点」の設定が上手なのは、さすが、日本維新の会の橋下代表代行。
「行政組織を動かした経験と実行力の有・無」を論点に。
話が明確ですし、大衆は「新しいもの好き」なので、一般ウケします。

弱点は、強烈な2人のリーダー以外の「顏」が見えないこと。
当選者を出すためには、資金力も、地盤もないこと。メディアに頼らざるを得ない、選挙戦です。

自民党には、追い風が吹いています。
議席数を伸ばすことは、確実でしょう。
民主党政権の是非を論点とさえすれば「勝ち戦」は確実です。
問題は、どこまで勝てるのか?単独過半数か、それには届かないのか?

  
政治や予想の話は、タブーなのですが・・・
とりとめないブログ、、、ということで、お許しください。

議員定数480に対して、
      現在   予想
自民   118 → 200 ・・・政策の魅力次第で、過半数に迫る可能性。韓・中の揺さぶりも?
民主   242 → 140 ・・・情に訴えるしかない?死守できる候補に絞り込み、打撃を最小限に。
その他 120 → 140 ・・・基盤のない政党はイメージほど伸びない。メディア影響力どこまで?
(うち「みんな」「維新」で50前後、「生活」が下げ、既存政党は現状維持~ややマイナス)

これから、来月16日の投票まで約1ヶ月。
魑魅魍魎の政治の世界。選挙戦では何が飛び出してくるか、わかりませんが、、、
自分の感覚とセンスを確かめる、ちょっとした楽しみです。



ケンカに強いコンサルタントたる条件 ~勝手に選挙参謀

この政党にコンサルティングを頼まれたら、
どう戦うだろうか?

この議員を当選させるためには、
どうアドバイスするだろうか?

選挙のときには、毎回、そんなことを考えながら、ニュースや新聞を見ています。
コンサルタントの職業病。。いや必須条件なのかもしれません。
とにかく頼まれたら、絶対に勝たせる!
ケンカに強くなければ、コンサルタントはやっていけません。

大事なことは、「論点」をどう見せるか?

たとえば、
小泉首相の「郵政民営化。YESか、NOか」
民主党の「政権交代。YESか、NOか」

大衆に訴えかけるには、多くの人が納得できる、わかりやすい論点を設定して、
「YESか、NOか」で迫ることが、ポイントなのです。
正しいのか、間違っているのかは、別として。

これは、売上アップ・マーケティングでも定石です。

  
今回の民主党・・・苦戦はまぬがれないでしょう。
野田総理は解散の演説で「前に進むか、後ろに戻るか」のフレーズを繰り返し、
「論点」を設定しようとしていました。

「前=民主党か、後=自民党、どっち?」ということなのでしょうが、
これは、いわゆる「第三極」の躍進を助けてしまう「論点」です。

大衆は「どちらもイヤだ、誰か新しい人を・・・」という選択をします。



葬祭コンサルタントが確信した「不滅のケーキ」

女子スタッフが、有名洋菓子店・パティスリーラクロワさんで、
ケーキを買ってきてくれました!

テレビに取り上げられてから、
並ばないと買えないくらい人気が出ているそうです。

みんなで美味しくいただきました!!

  
一応、社長なんで・・・
「ありがと、いくらやった?」と、お代金を渡そうとしたら、、、

「あ、いいです! 仕事で返してくれれば!」 Fu・Fu・Fu・・・

   
ハッ! カシコマリマシタ!! <<敬礼!>>

彼女がいる限り、日本売上アップ研究所は、不滅です。



「いただいたもの」を身の中に置いて生きるための儀式

参列者にとってのお葬式とは、
「故人からいただいたもの」を胸に刻む場であり、
いなくなっても、共に生きてゆくことができれば、、、
それが幸せなお葬式だ。個人的には、そう思っています。

叔父さんの一番の思い出は、
叔父さんの父、つまり、私の父の父でもある
私の祖父のお葬式での一言。。。

兄弟で、棺に釘打ちしながら「じいやん、ええとこ行けよ」
それを聞いて、私の父が、柱の陰に隠れて泣いているのを見た瞬間。

初めて見た父親の涙でした。
それを見た自分にも自然と涙があふれていました。

離れて暮らしていた、じいちゃんの死が、それほど実感できなかった小学5年生にとって、
人の死は、それほどの悲しい出来事である・・・ということを
実感したあの光景は、忘れることができません。

  
「おっちゃん、ええとこ行けよ。ありがとな」合掌。

  
湿っぽい話は、このくらいにして。。。
淡路島の父の実家近くのお寺の風景です・・・誰にもある「原風景」のひとつです。

幼稚園・小学生のあの頃よりも、
この前来た、あの頃よりも、、自分は成長できているだろうか?
静かにそうゆうキモチになれる場所です。


お寺の石段の下に、父の実家があります。。。


帰省したときには、ゴーーーンとやって、逃げる悪行を繰り返した。。。
ホントは今でも、ゴーーーンとやりたいッ!! さすがに、自制心が働きます!!(成長したぁ)


いとこ・叔父さんは、漁師。。。中西権一だから「中権丸」って。。。うちの社名も言えないけどサ・・・。
「わかりやすければOK!」という安易なネーミング脳は、血筋なのか!?

神戸に飲みに行くときの交通手段=漁船で30分!・・・カッコイイなあ。



叔父さんのお葬式「大きな家族葬」

叔父さんが永眠し、
お通夜に出席するため、急きょ、父の実家である淡路島へ。
お寺でのお葬式です。

「直葬」や「家族葬」なんて、どこ吹く風・・・
花はいっぱい出るわ、親族以外のご近所さん、漁協の関係者も、飲み食いするわ・・・
故人の棺の前で、ワイワイ・ガヤガヤ。

田舎ならではの良いお葬式でした。

ご導師様、自らが
「最近、都会のバスには“直葬”とか“家族葬”という広告があります・・・
そのようなお葬式を選ぶ家族も増えているようです。
しかし、縁のあるたくさんの皆さんが故人を偲び、
お送りするというのは、本当に良いお葬式だと思います」と、
最後に説法していたのには、驚きました。

導師様に、こうやって「当家が選んだお葬式」を褒められると、
良いキモチになりますね。 で(そっか~自分もそうしようかな~)と。
葬祭業者さんと、うまく連携できればな・・・。

  
本家の長男だった叔父さんの奥さんは、気丈な人でしたが、泣いていました。
時間が経ち、みんなお酒が入り、ポツンと一人きりになってしまっていたところに、
普段は、不愛想にしている孫が、さりげなく近くに寄り添って。。。

やっぱアイツ、優しいヤツなんだな~。

   
同年代の親戚のそんな行動にも、心温まる「大きな家族葬」でした。



伸びない中途社員が、必ず発するこの言葉

先日のブログの対極。。。
「戦力にならない(特に)中途社員」の特徴を、簡潔にお伝えします。

それは、、、入社後、成果が求められる段階になって、この言葉を発する社員です。
「今、種をまいているところです」
「今は、仕掛けの段階で・・・」
「現状を把握しているところで・・・」

この類の言葉を発する、中途社員は・・・まあ、まず、ダメです。

「種」が芽吹いたことはないし、
「仕掛け」が功を奏した例もない。。。

自分を大きく見せたい人に多い、
つまりは、成果を上げられない自己保身のための言い訳なのです。

  
「こうしてみましたが、成果につながりません。。。
次は、こんな方法でやりたいと思いますが、どうしょうか?」

数字や現状を率直にとらえることと、
「軽快さ」を教えてゆかねばなりません。



伸びる社員は、見て盗む!!

数百人規模の組織に、16年間も所属していると、
「鳴り物入りで入社してきたのに、全然、使えないスタッフ」
「それほど、期待されていなかったのに、伸びてくるスタッフ」が、
目の前を、たくさん通り過ぎてゆきました。

コンサルタントの場合、先輩がクライアントと打ち合わせしている電話を、
自分の仕事の手を止めて、近くで注意深くジーっと聞いているヤツ。。。
これは、パーフェクトの確率で、伸びます。

先輩から言われた仕事だけを、一生懸命やっている人は、
こうゆう「技術で食ってゆく」世界では、生きてゆけないのです。

つまり、自分の最終完成イメージになるためには、
どうすれば良いのか??を常日頃、貪欲に考えていると、そうゆう行動になるのです。

伸びる接骨院の見習いクンは、せっせと患者対応しながらも、
院長の手技と会話を、見て盗もうと注意を払っています。

伸びる美容院の見習いチャンは、言われた雑用をしながらも、
トップのカットとトークを、必死で見て盗もうとしています。
  
  
ウチのコヤツは、若くてイケメンなのに、意外と古風で貪欲!
同行した出張先の駅で、
「昭和のレコードジャケット風」に撮ってみました。



どんな時代でも、やるヤツはやる。やらないヤツはやらない。

すみませんね~
永ちゃんブログ・・・第二弾です。

私が16年間、サラリーマンでありながら、
「経営者マインド」を持って仕事をしてきたのは、永ちゃんの影響もあるかもしれません。

好きでやっている職業が、アーティスト。
実は、ものすごく地道に「中小企業のオヤジ」の進む道を歩いている・・・
そこが他のミュージシャンと永ちゃんの決定的な違いです。その「生き様」に共感できるのです。

詳しくは書きませんが、、、矢沢永吉さんは、
音楽業界や芸能界、マスコミという「長いモノ」や「権威」に媚びず、
堂々と正論を通し「自分のやりたいこと」と「お客様の共感」を一致できている
「一人の熱い事業家」でもあるのです。

そして、仕事=音楽やステージに対して、本当に真面目です。
徹底的に「最高のモノ」に、こだわっています。
ガイジン・バックバンドも「それが世界最高だから」そうしたそうです。

ここ「ダイヤモンド・ムーン」で食べた、パスタセットのナポリタンまで
・・・史上最高に美味しいのです。ひいき目なしで。
味もボリュームも、食べたことのないナポリタンでした!

   
「時代とか人のせいじゃない。どんな時代でも、やるヤツはやる。やらないヤツはやらない。」
「じゃあ、オマエも、やれば?」
「スタートを切っているかどうかの問題じゃないの?」
と、永ちゃんが、いつも心の中で、話しかけてくるのです。


おっ!!出口にこんなものが~。


(永ちゃんと握手しちゃった・・・)
(しかも、ぴったりおんなじ大きさ!!)

ムフフ・・・♪♡♪♡

ヨロシク!



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