2016年4月27日 22:19
時代の半歩分だけ先を行き、
お客様の支持を得ること。
これが、売上アップの鉄則です。
マーケティング用語では「差別化」とも言います。
つまりは、
お客様から「わー、すごい!こんなの見たことない!」という声がいただければ、正解。
ホールで施行するお葬式が、一般的になった今。。
どんなホールを作れば、差別化となるのか??
クライアント先の現物ホールを、ここで公開するわけにはいきませんので・・・
モデルとなるヒントをひとつ。

こんなカフェのような感じで、葬儀式場を作ります。
四方を壁に囲まれた「閉鎖空間」が当たり前の、一般的な葬祭ホールの常識に対して、
光の差し込む空間を作った設計を行っています。
もちろん、お金をかけては駄目です。ローコストで効果的に。
そのための、いくつかのポイントをおさえて・・・。
お客様ウケ、抜群のホールとなります。
「先行しているライバル葬儀社のシェアを奪ってゆく」には、最適なホールとなります。
2016年3月27日 20:19
ご支援先の葬儀社さんからの帰り、東京アクアラインを通過中の写真。

精通している経営者や幹部が、陥ってしまう「落とし穴」と
「スライスショット」について、書き留めておきたいと思います。
たとえば、
あるご支援先の葬祭社さんの「のぼり戦術」。
私が、提唱してきた「のぼり戦術」をいち早く取り入れ、成果を上げてこられました。
ところが、久しぶりに現場をご訪問してみると、
「のぼりデザイン」に、「落とし穴」の兆候があります。
4色印刷のフルカラ―になり、オシャレな写真がプリントされ、
美しいフレーズが、たくさん書かれています。
「のぼり」だけを、近くで見れば、
とても、洗練されて、良いデザインなのです。
しかし、ホールのまわりに、立てると、
何がPRされているのか、認識されません。目立ちもしません。
「のぼり」は、道行く人に、一瞬で内容を伝えなければならない販促媒体。
色も、内容も、集客に役立つシンプルな内容が、一番、効果的なのです。
聞いてみれば、やはり施行件数が落ち、
事前相談の来店数も、頭打ちしていました。
そのことをストレートに、申し上げました。
そうすると・・・照れくさそうに、こうお返事されました。
「中西さん、やっぱり、そう思いますか???」
「実は、そうかもしれないな・・・とは、思っていたんだ。
以前のデザインに、ボク自身が飽きてきちゃったんだよね。。。
もっと良いものを作るんだ!って、
やってるうちに、こうなっちゃったんだよねー。」
皆様にも、ありませんか?
良いことをしていたのに、
自分自身が、それに飽きてしまって、やらなくなっていること。
方向はあっているんだけれども、基本原則から外れた自己流の「スライスショット」になっていること。
知らぬ間に、本質からズレていってしまっていること。
他社よりも、勉強しているし、やっていることをやっているのに、
なぜか、どこかの店の売上が落ちていってる。
なぜか、ある商品の売れ行きが悪い。。
そんなときは「ヘビーユーザー・トラップ」に陥っている可能性があります。
定期的なコンサルティングではなく、
不定期にでも、コンサルティング依頼をいただければ、
トラップから解放し、スライスショットの修正をさせていただきます!
2016年3月25日 22:51

ご支援先の葬儀社さんの新築ホールが、完成に近づいてきました。
ただキレイなだけではない、
素晴らしい施行をするため、集客をするため、顧客満足度を上げるため・・・
様々な「仕掛け」のある素敵なホールです。
「この現場をやってくれている工務店さん、なかなか良いんじゃないですか?」
「実は、そうなんです!
本当に対応が良くって・・・これまでで最高じゃないですかね。なんでわかるんですか?」
現場を訪問させていただき、一瞬、見ただけでわかります。
私が、どこで、それを察知したか、わかりますか?
ヒントは・・・・写真のなかにあります。
中西流の「レンガ職人理論」を実践している形跡があります。
建築現場で働く3人のレンガ職人に
「君は今、どんな仕事をしているの?」という質問をしたところ、
Aさんは「レンガを積んでいるんだよ」
Bさんは「壁を作っているところだよ」
Cさんは「みんなが来てくれる教会を建てているんだよ」
と、答えたそうです。
3人のうち誰が一番、品質良く・効率的に仕事ができるのか?
成長できるのか?答えは明らかです。
その場の仕事をただ「こなすこと」で終わらせてしまうのか、
遠い将来の完成型に向かって今の仕事をしているのか、
これが品質と効率、成長の決定的な差となります。
最近、コンサルティング先の葬儀社さんを通じて、
素晴らしい設計士さん、建築屋さん、
デザイナーさんとの出会いが多くて、とても楽しいです!
そして、不思議と
「費用が高くなくて、エラそうにしない」ことも、とてもいい。
自分たちも、そう思われるような、
コンサルタントになりたいものです。
2016年3月6日 12:29
現状維持は、退化と同じ。
その理由は、簡単。
購買頻度の低い葬祭業においても、
ライバル他社は進化しているし、
お客様も進化しているからです。
何も変えなければ、
相対的に「退化」していることになるのです。
もちろん、「勝ったら、変えるな」
・・・結果が出ているなら、そのままをキープすることが定石。
であることも真実。
うまくいっているとき、
基本は変えなくても、改良を加え、進化させることが必要です。

カフェでのお昼ご飯。。
このお店は、いつも進化していて、とても参考になります。
2016年1月5日 8:26

恭賀新年
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
葬祭業界にとっては、
「消費税10%時代への準備の年」であり、
「人材確保難の年」となります。
消費税が5%から8%となってから、
今日まで売上を落としているのは、
「近所に、昔からあるホールだから」というだけで、使われていた葬儀社と、
家族葬に対応できていない葬儀社です。
逆に、
消費税にあわせて、リニューアルを実施してきたホール。
増税(=お客様が払う税込の葬儀代金が高くなる)までに、
「葬儀代金=総支払い金額が高くなっても、お客様が使ってくれる葬儀社」
「高い価格にも耐えうる、“独自固有の長所”を提供する」という視点で
その会社の特長や、ライバル会社の状況に応じた
各種の「リニューアル」を加えてきた葬儀社の業績が順調に伸びています。
消費税8%が10%となれば、
全員が伸びるのではなく、良い会社だけが伸びるようになります。
地域の中に、葬儀社は3社だけあれば、それで良い。。という時代へと突入してゆきます。
人が足りない状況は、今年もそのままでしょう。
対応すべきは、採用・育成・定着の一体となった仕組みづくりです。
・幹部社員が、どっぷり当番に入ってしまい、本来やるべき仕事ができない。
・勤務のしわ寄せが来るスタッフのモチベーション低下、離職。
・人を入れても、すぐに辞めてしまう。
・募集広告を出しても、人が集まらない。
・新規ホールを出店したいのに、人がいないので、オープンできない。。。
このような「根本的課題」を解決するためには、
「当たる募集広告」を作るだけでは、焼け石に水です。
下記の2つのことに、取り組む必要があります。
1「収益性の高い会社を作ること」
・・・売上・利益を上げて、“時給の土俵”に乗る。「最低賃金クラス」では、人は集まらない。
2「組織&人事・教育制度の再構築」
・・・新人スタッフ~幹部クラスのやるべき事の文章化、能力開発。
上記の「根本的問題」を、「収益性の良さ」により、
アタマ数だけを、なんとか揃えることができている、
「教育・組織制度」に不熱心な葬儀社の現場には
「質の悪いスタッフ」が、並ぶようになってきています。
2番目の「組織・人事・教育」=人財力が、他社との差を生み出し、
それが、売上につながりやすい時代となってきています。
古今東西問わず、
変動期は、成長と逆転の絶好機です。
2015年12月26日 12:48
本日は、クライアント先の店舗の
貼り紙を題材にさせていただきますね。
(申し訳ございません!)

この告知内容を見ただけで、
「この会社、売上が下がっているな・・・」ということがわかってしまいます。
・・・
リアル・コンサルタントですので・笑
実際、この拠点での店売り数字は、
この店舗だけが、イマイチ売上が伸び悩んでいます。
せっかく貼り紙を作ってくれた、この店舗のスタッフさんには感謝しますが、
この書き方に、
「自分の都合を優先しがち」
「顧客志向が欠けている」
「売上数字への執着がない」
「創意工夫ができない」という、
この店舗の接客や運営、チームワーク・・・等々、
あらゆることに通ずる「根本的問題」が、あらわれてきています。
私が提唱する「個別性は、普遍性である」という原則、そのものです。
「一事が万事」とも言います。
人材力を上げるためは、
今回、スタッフが作った「貼り紙」=「個別性・一事」という、
目に見える具体的なモノに関して、考えさせ、すぐに修正させることが大切です。
この「具体的な個別の一時」に、ヒトが育ってきた環境や、
仕事を進めていく上での「普遍的」な問題点が、見えてきます。
研修・教育システム・マニュアル・・・・
それも、確かに大切なのかもしれませんが、
人材育成や社風を作るために、
一番大切なことは、スタッフ一人一人と、
作られた一事でもって、徹底的に関わりあって、その「個別性・一事」を矯正していくことにあります。
「売上意識を持て」「もっと工夫しろ」「お客様の立場で」と、
抽象的に言っても、ほとんど変わることはありません。
この「貼り紙」を、即、作り直させることこそ、
普遍的に、人を育て、社風を変えることになります。
個別の一事に、徹底して関わり合い、
一対一でスタッフと仕事をしましょう。
2015年12月18日 22:56
自分の濃くて、本気なものが、
薄い興味のない普通の人々に、少し支持されれば、それは成功だ。
小さな個人経営の葬儀社なら、
大手チェーンが作る一般的なものではなく、
自分の「濃い世界観」が伝わる
ホールを作る、サービスを作る、販促物を作る。
そうすれば、売れるようになります。
お客様が、来てくれるようになります。
同様に、
支配人やマネージャーが「こうしたい!」と思った熱意は、
全部が、現場スタッフには伝わるわけではありません。
現場に、60%くらい伝われば、良い方ではないでしょうか。
だから、核になる人の「濃いもの」って、
とても大事だなーと思います。
ちょっと極端になっても、
表現したいことを表現して、やりたいことやって、
「薄い人」のなかに突っ込んでいけばいいんだ、
進んでいけばいいんだー!と思います。
ウゲーッ~ってほど、
濃いラーメンを、出張先で食べながら・・・
そんなことを、感じています。

身体の「若さ」を、確かめる意味でも、たまに食べちゃう。
まだまだ、イケる!!
(いや、ちょっと、キツくなってきたかな・・・笑)
2015年12月2日 23:24

クライアント先の葬儀社様からの帰路。
夕日が美しい機内より。
いや~、今日の幹部会議は、疲れましたーー(涙)
仕事の「基本」を、熱弁させていただかなきゃならない展開に。。
お伝えしたことを、少し、ご紹介します。
↓↓↓
評論や批判だけして「あとは知りません」は、なしにしてくれ。
あなたは、何をしたいのか? 何をするのか?
あなたの「モノサシ」を示してくれ。
それを、言ってくれ。
今よりも、より良くするという目的のために、この場があることを、忘れないで欲しい。
そして・・・
何も反応しない、参加もしないで、じーっと黙っている、
あなたたちが、実は、一番の「悪」なんだ。
↑↑↑
こんな当たり前のことは、言いたくないけど・・・。
時には、言わなきゃならない。
こうゆうことが、一番、疲れる。
これをきっかけに、幹部が成長して、良い会社になってくれれば、いいんだけどなー。
2015年11月11日 8:00
クライアント先の新規出店・工事中です。

既存ホールの改修・リニューアルの場合も、
新ホール建設の場合も、
コンバージョン(用途変更)による出店の場合でも、
可能な限りローコストで、良い施設を作りたいのは、人の常です。
どうすれば、ローコスト&ハイクオリティの葬祭ホールが完成するのか?
一番、効果が高いのは「指値・さしね」注文ではないでしょうか。
「指値・さしね」とは、「指定値段」の略。
希望の価格を明示して、その価格で取引するというものです。
今回の既存ホールの改修は、300万円以内で、ここまでお願いします。とか、
この坪数の新築ホールなら、8000万円くらいですね。 等々。。。
これを「指値注文」と、言います。
この正反対。
価格が、必然的に高くなるのが、
「積み上げ式の見積もり」による発注です。
工事の明細を「積み上げる」ように見積もりを作ると、
下記のような全ての項目に「利益」が、上乗せされます。
足場 ○○円
引き戸 ○○円
造作 ○○円
断熱材 ○○円
サイディング ○○円
換気口 ○○円
配管工事 ○○円・・・・
果ては、
照明工事 ○○円に、スイッチ ○○円、コンセント ○○円まで・・・。
積み上げ式の見積もりでは、価格が高くなって当然なのです。
この程度の工事内容なら、
ざっと、この金額でできる!
このギリギリのラインを知っていれば、しっかりとキャッシュを残すことができます。
これまで、数えきれない葬祭ホールの開発工事に、
真剣に関わってきたからこそできるノウハウです。
ボッタクリの業者には、少し泣いていただきます。
私が指値の価格提示をすると、大体の業者さんは、
「ヒーーーィ・・・。ええ線をついてきますね~」と、施主に対して、一目置いて話をするようになってきます。
業者さんの利益が、完全になくなってしまうほどの無茶な価格ではないからです。
安く上がった分は、まるごと現金が残ります。
使いみちは、自由です。
経営者、幹部さんには、とても喜んでいただけます。
2015年11月8日 23:30
先日のブログの後編となる内容です。
1日の勉強会のために数万円、
年間通しての会員なら、数十万円の会費をお支払いいただき
当社で経営のノウハウを学んで、実践しておられる方々は、
葬儀業界のなかでも「ついている」状態の経営者・幹部の皆さんばかりです。

毎回、全国から多くのご参加者様に、お集まりいただきます。
来期からは、「ツキ」や「ノウハウ」が、
伝わってゆきやすい方式の勉強会を、実施してゆきます。
ちなみに、、
「ツキの原理」には、ちょっとした補足説明があります。
それは、ついている集団に入ろうとするなら、
まずは「自分が、少しでもついている状態」になっておいたほうが良い。というもの。
「ついていない人」が、
いきなり「ついている人」の集団に入っても、
共通の会話ができず、自信もなく、仲間に入れないケースがあるのです。
ある一定の数か月間だけでも、
どこかのホールだけでも、
あるプランだけでも、かまいません。
何かの業績を良くして「自分がついている状態」にすることが、大切なのです。
このような「既存ホールの活性化」は、当社の得意な分野です。
お金をかけずに、
1拠点、1ホール、1プラン、1個人、1販促に対して、
きちんと関わり、数字が安定的に上がるように、実務支援を行っています。
当社では、1度だけなら無料で、現地をご訪問させていただき、
改善策をアドバイスさせていただくサービスも、実施しています。
売上アップのために、何から手を付ければ良いのか、わからない。
危機感も、ヤル気も、あるけど、お金がない。
コンサルタント会社はとても料金が高いイメージがある・・・という方も、
電話やメールで、とりあえず聞くだけなら、タダです。
ちょっぴりの勇気はいりますが・・・どうぞ、お問合せくださいませ。
スタッフが、とても丁寧に対応して、私に取り次いでくれます。
2015年11月4日 7:20
秋の夜は、月がキレイですね。
事務所からの帰り道、思わずパチリ!

ツキ・・・で思い出しましたが、
「ツキの原理」を、ご存知でしょうか?
私が、大学卒業後の16年間、在籍していた
船井総合研究所の創業者・船井幸雄氏の言葉です。
MOON=月ではなく、
LUCK、もしくは、FORTUNE=運がついているの「ツキ」です。
ついている時は、大体うまくいく。
でも、ついていない時には、何をやってもうまくいかない。
これは、日常生活でも、葬祭業経営でも同じです。
売上が落ちてきている葬祭ホールをリニューアルしても、
改装後の売上は、イマイチ上がらない。
それよりも、数か月間でもいいから、施行件数が上向きの「ついている」タイミングで、
リニューアルしたほうが、売上は上がりやすい。
受注が途切れてきたから・・・と、
会員募集しても、あまり入会してもらえない。
それよりも「会員になりたい人がどんどんきてるな~、もう十分だ」という
「ついている」時の会員募集は、とてもスムーズにいく。
では、「つく」状態になるには、どうすれば良いか?
それは「ついている人たち」と、時間を共に過ごすことが一番だというのです。
「朱にまじわれば、赤くなる」という諺の通り、
人間、関わる知人・友人や、環境によって、良くも悪くもなります。
周りの「常識」に、徐々に支配されるようになってくるので、
「ついている人たち」と、多く交流を持つようにすれば、
自然と、自分も「ついてくる」ようになるのです。
否定的で不幸な事や、悪口ばかり言う人たちと関わりを持てば、
ツキが離れてゆきます。
前向きで、プラスの言葉を発する人たちと関わりを持てば、
ツキが巡ってきます。
業績が伸びている人、仕事や経営に熱心な人が、
多く集まる環境に身を置けば、自分も伸びてくるようになるのです。
2015年10月11日 9:21

男は、いつでも
ポケットにハンカチを。
女子が、涙を見せたとき、
そっと、差し出すために。。
そんな台詞に影響され、
国産で
たっぷり涙を吸ってくれる、
タオル地のハンカチ、購入。
さ~て、
たっぷり、泣いてもらおうかー!・笑
ハンカチは、
ド・エス社長、ド・エス幹部さん、
必須の経営アイテムでは!?
2015年10月4日 23:19
秋田県に、勉強会講師として、お招きいただきました。
何年かに1度、お邪魔させていただいています。
メンバーさんが、元気に成長しておられるお顔を拝見すると、うれしくなります。
勉強会のメンバーさんが、
教えてくれた秋田の名店で、食事をとりました。

「比内地鶏・きりたんぽ&稲庭うどん」
秋田名物オンパレードの「最強トリオ定食」!
「シブがき隊・定食」とでも、名づけましょうか・笑
そして、、、
ガラケーは、今でも肌身離さず、持ち歩いています。
先日のブログの続き。
大企業には、弱点ばかりではなく、
良い点も、たくさんあります。
携帯会社スタッフの接客中に、感じたこと。
それは「大企業は、弱い兵士でも、勝てる武器」を与えているということです。
・分厚くて、良くまとまっているカタログ
・タブレットによる、わかりやすい簡単見積もりツール。
・トラブル、問題、不明点がでた時に、上司がフォローできる体制
こんなことは、大企業ならではの取り組みです。
戦国時代、織田信長、豊臣秀吉が率いた「尾張兵」は、弱いことで有名でした。
それなのに、
「最強」の誉れ高い、「越後兵」の上杉、「甲州兵」の武田、「薩摩兵」の島津に、勝利することができたのは、
「弱い兵士でも、勝てる武器・鉄砲」を用いた戦術に精通していたからです。
兵士、一人ひとりが強いほうが、勝てるとは、限らないのです。
そして、戦国時代の最終勝者・徳川家康は、
徳川四天王が率いた「強い三河武士」が、
信長・秀吉のやり方を、近くで勉強し「最新の武器と戦い方」を展開していたのです。
「個の力」と「与える武器」の融合。
小さな会社ならではの厳しい環境でも、人材を育て、
大企業並みのツール(武器)を持たせる。。
そんな支援ができるコンサルタント会社になろう!
2015年9月30日 23:07
スマートフォン、買い替えのため、
ある携帯会社の主力店舗に、行ったときのこと。
店員さんの接客力の低さに、ビックリしました。
ガラケーの故障の件も含めて、3回ほど足を運び、
何人かのスタッフの接客を受けたので、全体的なレベルの低さは、確実です。
今は、こんな大手企業でも、
人材不足、育成不足に、陥っているのでしょうか。
具体的な状況としては、、
自分の知識を、頑張って話すだけで、
相手が求めているものを理解しようする姿勢とヒアリング力や、
相手が何をどう感じるのかを、読み取る力が、
どのスタッフにも欠けてしまっているのです。
街の小さな携帯ショップ店員のほうが、ずっと優れています。
そして、
最後に、驚愕の出来事がありました。
買い終えて、お店を出る際、この一言。
「1週間~10日後くらいに、今回のご購入に関するお客満足度のアンケートメールが、会社から届くと思います。」
「我々の店では、お客様満足度の高い店を目指しておりまして、そのアンケートには最低でも70点以上、できれば90点くらいをつけて返信いだきますよう、よろしくお願いたします。」
こんなことだけは、しっかり、話せるようになっているのです。
社内での「自分の評価」を上げることに対しては、熱心。
完全なる大企業病。
あのね・・・本気で満足度を上げる気があるなら、
そんなフレーズ覚えて、小細工する前に、
もっと自分の仕事のグレードを上げることに、時間を費やせよ!
もし、店ぐるみで、
このフレーズを言わせるように指導している幹部がいたとすれば、
ここに配属されるスタッフの本質的成長は「永遠のゼロ」。
接客レベルの低さの根本的な原因は、
人手不足ではなく、
組織としての努力の方向性の間違いにあるということになります。
とにかく、こうゆうのは、大嫌いな振る舞いです。
会社をダメにします。
根本から腐らせます。
2015年9月13日 7:45
自転車のタイヤの空気が抜けてしまうので、
自転車屋さんへ。

ムシゴムが痛んでいたことが、原因でした。
手慣れた感じで修理してくれた後、
依頼していないのに、
「ギア部分に、オイルをさしてくれる」
「鍵部分にも、オイルをさしてくれる」
「エアーで、掃除しにくい部分のホコリを飛ばしてくれる」
・・・・
それ。して欲しかった!!という、
少しの「ひと手間」で、できるサービス。
非常に嬉しいものです。
今回のお代は、チャリーン程度。
でもきっと、
自転車を買い替えするときには、間違いなくこの自転車屋さんで、注文するでしょう。
葬儀の2日間でも、
こんなサービス、できればいいのにな。
2015年7月28日 22:15
100年以上の歴史のある上場企業・東芝の「利益水増し」事件。
ちょっと信じられない事件です。
が、、
自分が、上場コンサルタント会社に勤めていた経験からすれば、
この内幕は、なんとなく想像できます。
上場企業の場合、
株価を上げることが、存在の命題となります。
株価を上げるためには、利益を追及することが、大前提なのです。
経営者、幹部、従業員が、
出資者である「株主様」のために、無理を重ねてゆくのです。
最終的に、シワ寄せが行くのは「お客様」と「取引業者」。
高く買わされたり、「協力」させられたりするのです。
ところで、過去の東芝には、尊敬する名経営者が、名を連ねています。

1949年~57年、石坂泰三さん。
1965年~72年、土光敏夫さん。
二人とも、「正論」を貫き、経営の王道を歩んだ、
現場主義の、強く優しい経営者です。
今の流行にあわせて、売上・利益を上げている人とか、
ヒルズ族とか、秒速で稼ぐ・・・という人からも、学ぶことはあるのでしょうが、
私自身は、こんな「昭和」の経営者が、好きです。
本質は、ここにあると思っています。
東芝「水増し」事件を機に、
もう一度、彼らの本を読み返してみます!
2015年7月14日 21:40

目と脳が「騙されてしまう」錯覚には、
いくつかの種類があります。
デルブーフ錯視は、
同じ大きさの円を描き、片方はそのまま。
もう一方には、その外側にもうひとつ円を描き、2重にします。
外側に、少し大きい円を描いた円のほうが、大きく見える。
というもの。
ミュラー・リヤー錯視は、
2本の同じ長さの線を引き、
上の両端には、外側向きの矢羽をつけ、
下の両端には、内側向きの矢羽をつけます。
そうすると、上のほうの線が長く見えて、下のほうの線が短く見える。
というもの。
こんなことを、
建物のデザインや、看板づくり、
チラシの制作にも、活かしています。
2015年7月10日 23:22

写真のハートの色・・・
特に下のハートの色は、左右が違うように見えますよね?
実は、同じ色です。
これは「ムンカー錯視」と呼ばれる錯覚です。
周囲の色から、
同系統の色あいの色に誘導される「色の同化」。
逆の色あいに誘導される「色の対比」によって、
別の色に見えるのです。
実際よりも、少し良く見せるための工夫。
お客様に、どう見られるかという視点の工夫。
このような「錯覚」を駆使してこそ、売上は、上がってゆきます。
「良い商品・良いサービス」を提供している葬儀社が、
必ず繁盛しているかと言えば、そうではない。
実際には「良さそうに見える」葬儀社のほうが、繁盛しているのです。
マーケティングには、錯覚が必要なのです。
この手のテクニックを、身に付けておくことが、必要です。
「本当に良い人」が、
異性にモテるかと言えば、必ずしもそうではない。
現実は、
「良い人そうに見える人」のほうが、異性にモテる。。。
そんな感じです!
2015年6月27日 22:07
昨年のチラシの成果の数字データ。

チラシを持ってきてくれた新規会員数が、トータル30組。
今年のチラシ成果が、こちら!

新規会員数が、トータルで78組に、伸びています。
なぜ、このように実績を伸ばすことができているのか?
その理由は、継続的に「仮説⇒検証」を繰り返していることにあります。
たとえば、広告を実施したら、
売上が上がったことに満足して、終わるのではなく、
結果を分析し、次回の広告を変更し続けることで、
精度は、どんどん高まってゆきます。
自分の感覚や、他からの無責任な評価、
現場スタッフの声など「イメージ」だけでなく、
正確な「数字」をもとにして、
「良い・悪い」の「裏付け」をとってゆくことが、大切です。
数字と、広告媒体のそのものの内容を、結びつけた検証です。
地域、商品、レイアウト、媒体、価格、
特典、タイミング、配布方法、、等々の要素に対して、毎回、分析を加えます。
数字で見える、あるいは、実行したかどうかの違いがわかる「量的な変化」。
それに、数字では見えない、自分の感覚・感性にもとづいた「質的な変化」。
この二つの視点を、結びつけて、
検証し、毎回「結論」を出すという思考回路が大切なのです。
「今回の結果は、こうだった。
だから、次回はこうしよう、来年はこうしよう・・・」
この結論に関しては、合っているか、間違っているか・・・それは、大きな問題ではありません。
「結論」を出すこと、それを導き出すまでの「思考回路」、
そして「結論を活かして、実行してみる」というサイクルそのものが、
売上を上げてゆくための王道なのです。
2015年5月13日 22:09
九州のご支援先へ。
素敵な海辺のお蕎麦屋さんに、連れていっていただき、昼ご飯。
ロケーションも、器も、味も、素晴らしい!

ところで・・・
会社を発展させる経営者の見分け方があります。
普段、自分が、滅多に行かないような食事場所に、
コンサルタント(=取引業者)を連れていってくれる経営者の会社は、
儲かっていない。
特に、利益が出ていない。
儲かっている会社の社長は、
普段から、自分が食事している場所で、
コンサルタントと、昼ご飯を食べる。
特別な場所で、ご飯を食べるのは、
あったとしても、
年に1度くらい、良い決算であった年だけ。
社長が、普段から一流ホテルで食事をしているなら、一流ホテルの食事で、良いのです。
普段、料亭で食べているなら、料亭で、OK。
ラーメンを食べているなら、ラーメンでOK!
スーパーの弁当なら、スーパーの弁当を、一緒に食べれば、それで良い。
「せっかく来てくれたのだから・・・」と、
背伸びをして、素敵な食事場所に、連れていってくれようとする会社は、
確実に、儲かっていません。
つまり、儲かっていない会社の社長は「いい人」なのです。
良く言う「見栄っ張り」とか「ええかっこしい」でもない。「いい人」です。
一般人としては、合格。
しかし、経営者としては、失格。
こんなことが、世の中には、たくさんあります。
気持ちは、とても嬉しいのですが、
その経費を節減して、売上につながることに、お金を使って欲しい。
その本質=優先順位のつけ方を、理解して欲しい。
失礼を承知で、そんなことを、直言させていただきます。
ちなみに、
スタッフが「夏、暑いからクーラーを買って欲しい」と言ったとき、
すぐに、買う決定をするのも、利益の出ていない会社。
「扇風機でガマンできないか?」
「冷風器なら?」
「出勤時間を早めては?」
どうしても、お金を使わなければならないなら、「決算で利益が出そうなら」。。
トコトンお金を使わないで済む方法を、
経営者・幹部はじめ、
スタッフ全員考えることができると、儲かる会社に生まれ変わる。
美味しい食事が遠のく、
自分の首を絞めてしまう記事を書いてしまいました。(笑)