2023年8月19日 20:05
定期的にやってくる「毒を吐く」ブラック・ブログ。
前回くらいから、やや雲行きが怪しかった・笑
今回は、残念なコインランドリーのお話。
このコインランドリー、最新なのに、全然、お客様が来ていない。
機械が動いていない。莫大な投資をしているのに、ひどい有様である。。

それだけなら、まだしも、
自らの言語能力を、こうして地域の皆さんにさらすハメに。
ダメ。が、あふれ出している。
極めつけが、
我がクライアントと、私を「敵」に回すことになってしまった。
実は、このコインランドリーは、葬祭関連業からの参入で、
当社に、メールで経営相談もあった。3年ほど前のことである。
熱心に聞いてくるので、
懇切・丁寧に、数回にわたり、答える。
ほぼ、答えを出してあげた。
が、やるとも、やらないとも言わず、プッツリ連絡が途切れた。
すっかり忘れていましたが、、
縁とは奇なるもの。(不義理はできないもので、何かが見ている)
私は、偶然、この地の「別の会社」から、新規の契約依頼を受けた。
前回ブログの「良いは良い同士、ダメはダメ同士」ということである。
私との出会いがどうゆうものか、気づいていれば、こんな目にあわなかっただろう。
私は、全力で相談に答えたので、義理は果たした。
想像するに、、、
コンサル料をケチって、聞けるところまで、聞き出した!と、
メーカーか資材商に、出店プランを依頼したのであろう。
一生懸命、頑張った店舗であることは認める。
が、肝心な売上を上げるためのポイントを、外しまくっている。
だから、お客様が入っていない。
おそらく、本業にも悪影響が出ている。
私と組んでいれば、
最低でも、今の2倍。
普通なら、3倍。
うまくすれば、4倍。そのくらいの売上・利益が上がっていた案件だ。
もちろん、私と戦うことにも、ならなかった。
まあ、、仕方ない。ああ、もったいない。
人生は洗濯、いや、選択の連続です。
他にも「縁」があり、
コンサルティングに入りたい地域がある。
何かの導きにより、そのタイミングが来ることもある。
日々、牙を研ぎ、準備している。
2023年8月12日 20:46
すごい人、きれいな人、かっこいい人に、憧れる。
良いもの、かっこいいと感じたものに、すぐになびく。
すぐに握手する。
受け入れる態度に変える。
それが、自分を押し上げている。
たとえば、
コンサート会場の演出。
この音響や光線は、どうなっている??
どうすれば使えるか?ということを「血肉化」する。
良いものを認める、好きになる、
マネする、影響される。
取り入れる。
そして、もう一段、良くする。
それを負けないものに作り上げる。
「自分らしさ、ブレない」ということよりも、
「お客さんがどうすれば、ストレートに感じるのか?」ということが大事。
それを、自分で探しにいく。
・・・・
「14歳のプレイリスト」
矢沢さんと、福山君のトークより、共感できた備忘録として。
2023年8月6日 20:09
ユーチューブを観るのは、大体が、出張中、宿泊ホテルのTV画面です。
ある日、私が、大好きな二人。
福山君と矢沢さんのラジオ番組が、ユーチューブに上がってきました。

タイトルは「14歳のプレイリスト」
“14歳のときに、聴いていた音楽が、その後の人生に大きな影響を及ぼす。”
という研究データに基づいたテーマ設定。
↓↓以下、番組HPより
2018年2月、New York Times に掲載された「音楽の好みに関する研究結果」によると、男性は平均14歳、女性は平均13歳で聴いた音楽が、その後の人生の音楽の好みに最も色濃く影響を与えるという結論が出ています。この番組では、「14歳の音楽」、「青春を彩った忘れられない1曲」をキーワードに、リスナーのみなさんの音楽原体験についてお聞きし、エバーグリーンな音楽を次の世代に継承していきます。
↑↑
皆さんは、何を聴いていましたか?
どんな職業に就きたいと思っていましたか??
私が14歳のとき、聴いていた曲は、
聖飢魔Ⅱ、ハウンドドッグ、佐野元春。
:お兄ちゃん、お姉ちゃんに影響を受けている友人に、さらに影響を受けて。
商業的ヒット曲とは異なる「国内・やや本物系ロック」。
佐野元春だけは、自分で見つけてきたかな。
なりたい職業は、ダウンタウンのマネージャー
:深夜ラジオ番組「ヤングタウン」を聴いていて、
ダウンタウンに、いじられているマネージャーのトークがたくさん出てきてたから。
2023年7月22日 21:34
スポーツの話が続く。<サッカー版>
今年、元スペイン代表・無敵艦隊の司令塔・イニエスタは、
自ら神戸のチームを離れる決断をしました。
試合出場の機会が減ったこと。が、その理由です。
皮肉なことに、
チームとしてのヴィッセル神戸は
「イニエスタを試合に出さない」というプレースタイル(高い位置からプレスをかける、運動量重視)のほうが、勝つことができている。
現在、上位争いをしている。
先日のブログの通り、
神戸のみんなは、イニエスタが大好きである。
来日して、初の日本一にも導いてくれた。
しかし、今、
イニエスタの存在がなくても(ないほうが)、チームは勝てるようになった。
彼を中心としたサッカースタイルとは、
異なる方法で勝てるようになった。
皮肉な結果。ではあるが、
チームにとって、理想である。
イニエスタの終焉は、
役目を終えたコンサルタントの終わり方、花道の理想形でもある。

こちら、大阪。ガンバ大阪のホームスタジアムにて。
Jリーグ・元年。以来のサッカースタジアムを、堪能してきました。
一体となった応援が、すごいですね!
野球で言えば、千葉マリンや、横浜ベイスターズの応援が、こんな風ですかね。
2023年7月16日 19:48
「神戸は、他所から来た人にとって、とても住みやすい土地だ」
と、隠れ家バーのマスターは言う。
平尾誠二さんも、京都出身、伏見工業⇒同志社大学も京都だけど、神戸に住んだ。
多くの神戸製鋼ラガーマンたちも、地元を離れ、神戸に住んでいる。
思えば、
イチローも、愛知県出身だけど、渡米してから、
日本での練習や生活は、オリックス時代の神戸に戻る。
先日、ヴィッセル神戸を去ることになった、サッカーの元スペイン代表・イニエスタ。
神戸在住の人は、ほぼ全員が、街中でイニエスタに会っている。
(複数情報アリ、間違いナシ!という偏見・笑)
センター街を歩いていた。公園で家族と座っていた。六甲アイランドにいた。
IKEAで買い物していた。モザイクにもいた。飲んだ帰りにすれ違った。等々。
「それさ、髪の薄い小柄な、ただの日本人のオッサンやろ?」と、ツッコミを入れる。
が「いや、あれは本物だった!」と、みんな口をそろえて言う。
<イニエスタの影武者=日本人のオッサン>。。本当に、いるんじゃないかなー。
そのくらい目撃情報が多い。
イニエスタも、神戸の街に馴染んでいた。
最終試合の盛り上がりも、こうゆう話を知れば、納得できる。
街を愛し、人から愛されていた。
神戸は、平清盛以来、外に開かれた港町。
そうゆう歴史的要因も、多分にあるはずである。
珍しい人やモノが、次から次に港に入ってきて、定着してゆく。
そして、神戸に住んでいる人は、関西の中では、ハイソな人種&カラーなので、
たとえ、街で有名人を見かけても、距離を置いて、そっとしておく。
(ちょっと、プライドが高めなのである)
だから、有名人も過ごしやすい。
これが電車で30分移動しただけの「大阪」の場合、
握手だ、サインだ、写真だ、SNSだ、と、自分のしたいように、触りくちゃにされる・笑
神戸の人は、まず、そうゆうことをしない。
その地域の歴史、環境要因による人の性向、文化の違い。
各地できっとありますよね。
仕事で全国に行きますので、また、こうゆうことも書いてゆきたいと思います。
2023年7月9日 20:12
先日のブログの続き
<個人的見解>
グランフロントよ・・・・
キミから、年々、相対的な魅力が失われてゆく。残念でならない。
・テナントが埋まれば、それで良いのかい?
・テナントって、お金だけかい?
・そこに、コンセプト(概念)や、愛があるのかい?
・育てる。という気持ちはあるのかい?
・見つけて、定期的に家賃を払わせて、自分だけ生き残ったら、それで良いのかい?
もちろん、それが「テナント商売」であることは、100も承知だ。
誰かの「成長」をつなぎあわせて、生きてゆく。
でも、それだけで良いのか??
おれは、寂しいぞ。

そこに残っているブランド店の商品を、買う気が起こらない。
どれだけの高粗利をとってるんだ?って、裏が見えるしなあ。
キミの10周年は
「撤退店舗の屍の山」の上に立つものである。
私がコンサルティングするなら「10年目の鎮魂祭」として、
撤退店を集めたイベントを、1年間にわたり開催することを、提案する
(もちろん、出展費用は、無償に近くして)
サブタイトル
「誰や?“ゾンビ・フェスタ”って、悪口ゆうてるヤツは?」
真面目に、楽しく、やる。
社員に「リピーター」の大切さを知らせるため、
テナント商売に「魂」を吹き込むために、やる。
梅田界隈を、勝手に「おれの庭」と呼び
家で起きたままの姿、Tシャツ・スウェットに、サンダルで
自転車で乗りつけ、手ぶらで徘徊し、
着飾った人々に紛れていることを「至極の贅沢」としている「庭の主」にとって、
SCのうつろいと栄枯盛衰は、
仕事のため、時流を知るための、定点観測地点として、最適な場所。
いつも、勉強している。
2023年7月8日 20:42
大阪駅前の商業施設・グランフロント10周年。
この10年間で、半分以上のテナントが、入れ替わっている。
パナソニック、NTTドコモ、
GAPグループまとめて全部、近畿日本ツーリスト、
今回の改装では、名だたる会社も撤退していった。
近隣で新たに大規模開発がおこなわれるため、そちらに移る可能性が高い。
<今回、増えたテナント>
・子供連れ、親子連れ対応の店舗。(=富裕客層・大商圏対応)
・ショールーム的な店舗。(ここにある=信頼おけるんだぞ!)
・目的買い商品、ブランド系の店舗は、根強く残り、
空いたテナントへ面積を拡大し、大規模化を図っている。(=一大拠点化)

<今回、減ったテナント>
・ギフト需要系の店舗。
・条件の良い場所、1~2店舗で成功した「注目」(と言われていた)店舗。
特に関東圏で成功した店舗を誘致したもの。
・どこにでもある商品で、ちょっと、シャレただけの店舗。
<総合的に見て>
・ネット販売との融合は、不可欠になる。店舗で見て、ネットで購入。
ネットで見て、店舗で見て、ネットで購入。
純粋な「販売のための店舗」としては成り立たない、ショールーム機能を付加することは不可欠。
・一般オーナー企業が、店頭販売だけで、採算を合わせるのは、
困難な場所&地代家賃。ということが、わかってきた。
(つづく)
2023年7月1日 20:04
将棋の世界では、
「打ち手」について、呼び名がつけられている。
【悪手】(あくしゅ)。
一発で、形勢逆転。
自らを不利に落としてしまう一手。
その場面で打つべきでない、まずい手。
対義語は、
【良手】(りょうしゅ)
なかでも、
一気に相手を追い込み、自分を優勢にする手を【最善手】という。
・・・・
値下げするか、値上げするか。
この相手に、払うべきか、払うべきでないか。
雇用するか、しないか。
攻めるか、守るか。
投入のタイミング、内容。
出店の場所、内容。
発言、メール文章。
・・・・
「自分がこう出れば、相手はこう考え、こうする確率が高い」
「それに対して、自分がこうする」
「すると相手は、こうするか、こうするか、あるいは、こうする」
「その3つの可能性に対して、自分はこう準備しておく」
プロ棋士の場合は、
局面によって、数十手先まで、読んでいるという。
私たちの、仕事やプライベート。つまりは、普段の生活で起きている時間、
すべての自分の言葉と行動は、
その都度「一手」である。
自分の言動に対して「3手先」くらいまでは、読むようにしておきたい。
相手の気持ちと出方を考えず、その場で自分のやりたい言動を行うと、
=「悪手」となる確率が高い。
相手の気持ちと出方を考え、中長期的視点で、自分のやりたいようにやる方向となる言動を行うと、
=「良手」となる確率が高い。
が、しかし、
わかっていても「悪手」を打つことがある。
だって、にんげんだもの。
少なくとも仕事上は、将棋のような人生を。
※
50歳の身体にとって、間違いなく<悪手>であろう、
天下一品の新発売「こってりMAX」

<悪手>加減を、最低限にとどめるため、
数週間前から、この日に照準をあわせ、
「一手」ごと、逆算しながら、食事を調整してきました。
見た目は、普通だけど。
(⇒「注文、間違えてるんじゃないか!」とのクレーム予防のため、専用の器にしてるんですね)

持ち上げた麺に、
スープが、うまくからまないほどの「固形」ぶり。
「細麺」を選ぶほうが良いかもしれません!
2023年6月25日 21:32
30代が限界。と言われる棋士の世界。
52歳となった羽生善治が、今年、王将戦で藤井颯太と対戦した。
羽生は、
2021年、低迷。
2022年から、復活。
低迷後「AI将棋」の勉強を本格的に始めて、復活の糸口をつかんだ。という。
王将戦の結果は、2勝4敗。藤井の勝利。
藤井は、幼いころから、AI将棋に学び、強くなる。
「AI将棋の申し子」とも、言える。
勝負は「角」を重視する定型の戦法を、毎回、用いる。
羽生は、遊び心とゆらぎ。を大切にする。
その日ごと、色んな戦法で、勝負を挑む。
その羽生は、1996年の時点で、
将棋名鑑の質問項目に「2015年には、AIがプロ棋士に勝つ時代が来る」と答えていた。
将棋ゲームのCPUモードが、全然、弱かったころ。
青春時代の私も「信長の野望」や「ファミリースタジアム」で、
CPUモード相手に、楽勝で勝てていた時代があった。
戦法に、ロマン・憧れ・好感の持てるのは、羽生である。
しかし、最強であるために、
AIを学習ツールとして、包み込んで活用する、
藤井が「強さを手に入れた過程」に、学ばなければならない。

さあ、夏がやってきました!
水鉄砲勝負は、AIで戦えるか?
遊び心とゆらぎとアイデア勝負か??
2023年6月18日 20:50
商売人は、仕事が増えると、嬉しい。
サラリーマンや公務員は、仕事が増えると、困る。(という人が多い)
商売人は、仕事を作り出し、産み出し、仕事する。
サラリーマンや公務員は、仕事を与えられて、こなすことが仕事。と思っている。
だから、仕事へのスタンスが、根本的に違う。
経営者は、給料は「払う」もの。
サラリーマンや公務員は、給料は「もらう」もの。
お給料へのスタンスも、根本的に違う。
以上、わかりやすく、まとめてみました。
では、どうすれば、
私のようなサラリーマンの息子。かつ、自分もサラリーマンである人間が、
経営者のマインドに近づけるのか?
そんなことまで、会社も先輩も、教えてくれない。
まず、自分には、
元々その素養が備わっていないことに、気づき、理解し、
学んで、訓練しようとしなければならない。
サラリーマンであっても、
・仕事が増えると、嬉しく思う。
・仕事とは、売上・利益を創造することである。
・自分が、会社に売上を与えること。
・身銭を切って、仕事や会社、人に払うことを、厭わない。
・理想的な経営者マインドを持った人の思考や行動をマークし、モノマネする。
私も「真に」頭と身体が一致して、
「経営者マインド」に変わってゆくのに、入社後5年以上はかかった。
サラリーマン&公務員であっても、
日本の平均年収以上の給料がもらえる「幹部」「リーダー」となるには
こうゆう「経営者マインド」を持つことは、必須条件である。
なぜなら、今は、資本主義社会であるから。
船井総研・所属のサラリーマン・コンサルタント時代
(※給与形式は「サラリー」でも、マインドは“自分が会社を養ってゆく”と思っていたけど・・・)
我が子については「サラリーマンDNA」を植え付けてしまわないように
つまりは、資本主義社会を生きてゆくうえで、将来の苦労がないように、
下記の「環境」を与えるよう、自分の行動に気をつけてきた。
1)家の中でも、休日でも、楽しそうに、仕事している姿を見せる。
2)嬉々として、仕事に出かける。※「行かなきゃ・・」とか言わない。
3)もちろん、会社、仕事、仲間への不平不満、マイナス発言は、一切、言わない。
4)仕事の現場に、機会があれば、一緒に行く。
5)遊びに行くときも、繁盛店をからませる。面白い店舗、陳列を見ると、写真を撮る。
私の父親は、1)~4)については、できているサラリーマンであった。
良き「環境」であったことに、感謝である。

写真は、梅雨の時期にぴったりな、
熱帯雨林のようなカフェで見つけた、気になる謎の人形。
2023年6月17日 21:07
大学を卒業して、就職した(株)船井総合研究所。
大阪・梅田の繁華街の外れにある、
この茶色ビルの7階と8階がフロアでした。

正面には、ちゃんとした出入口があるけど、定時の開閉。
だから、正面を使うのは、ランチのときだけ。
夜遅くまで仕事して、泊まり込みが、週に2日程度あるので、
この裏口が、コンサルタントの卵の若者達にとっての「メイン出入口」でした。
船井総研には、こんな定説?があり、
新入社員の私に、先輩が教えてくれました。
【船井総研では、経営者や商売人の子供でないと、使い物にならない】
【サラリーマンの子供で、大成したコンサルタントは、いない】
現に、古くから船井総研と取引のある会社の社長さんからは、こんなことも言われた。
「中西君は、どこの会社のご子息なの?」
「えー!?中西君、商売人の息子じゃないの?それなのにフナイさんに入社したの??」
「あー、それは・・・・、大変だねー、苦労するね~・・・・」
※それほどの激務であり、フナイで、耐えられず、モノにもならなかったとき、
帰る実家があれば(経営修行をさせてもらったと思えば)
その数年間は無駄にならない。という意味が、ここには含まれている。
私は、サラリーマンの息子である。
この「定説」に対して、反発していました。
「アホ、ボケ!なにゆうとるねん、ジジイ!」
「そんなもん、今までの小者どもの話やろ、俺は、違うんや。」
「てか、今頃、そんなこと言うな。じゃあ、そもそも、俺を採用したヤツが悪いやろ!」
「ふん、俺に、経営者の子供以上の才能を見出だしたから、採ったんやろーが」
世間知らずの生意気盛りの22歳は、そう抗っていた。
で、「まあまあ」って、なだめてくれる、良き同期がいた・笑
「どうして、サラリーマンの息子ではダメなんですか?」と、先輩に質問する。
レベルの低い人たちは、こう答えていた。<前例&他人依存権威主義>
「前から、そう言われてるから」
「役員の●●さんが、そう言ってました」
ちょっとコマシな人は、こう言ってくる。<現象論>
「一線で活躍している、○○さんも、○○さんも、経営者の子供でしょ?」
「あー、○○さんは、例外かー。でも、業界がいいだけで、この先、どうなるかわからないし・・・」
中西「××さんは、ご実家が有名な老舗ですけど、ピンボケで、サボり魔ですよー」笑<反例>
それなり腕の立つコンサルタントは、こう答えていた。<原因論>
「コンサルタントは、経営者が相手だから、
経営者の気持ちがわかる人でないとダメ、
サラリーマンの子供には、経営者の気持ちがわからない」
「両親が一生懸命、働く姿を見て育った商売人の子供は、やっぱり違う」
つまりは「経営者マインド」の有無が問題だ、と言う。
確かに、そうかもしれない。、
が、この程度の答えまで。
前回のブログ「DNA」「環境」のように、
現象・原因を、理論的・体系的・原理的な裏付けを用いて
説明してくれる(私のような)先輩がいたなら、きっと納得できただろう。
私は、もっと早めに「経営者マインド」を、持つことができたかもしれない。
(つづく)
2023年6月11日 21:25
競馬をすると「血統」にも、視野が広がる。
スピードがある馬の子供は、やはり、スピードがある。
スタミナがある馬の子供は、やはり、スタミナがある。
病気や怪我に強い、弱い。も、受け継がれるし、
馬体のサイズや毛色も、受け継がれる。
時々、例外も出てくる。これがまた、面白い。
父系の血統を重視する理論が、サイアーライン(メールライン)
・父
・父の父(=父方の祖父)
・母の父(=母方の祖父)の特性が、確実に引き継がれる。
一方、母系を重視する理論もある。
ファミリーライン(メアーライン)という。
仔馬段階で「走りそうな馬」を買うときは、ここを見るほうが、確実だと言う。
ヒトの一生は、
「DNA」と「環境」と「自分の努力」によって、決まる。
3つの割合は、当然「自分の努力」の量により、変動する。
努力しなければ「DNA」と「環境」に支配される。
その努力すら「DNA」と「環境」に支配されている。という論もある。
血統とは「DNA」である。
ヒトの場合も、
身長、骨格、顔つき、肌の色、、様々な影響を受ける。
自分の父、母が、
どんな人柄で、どんな特徴を持ち、何を生業としていたのか?
さらにその父母も、かなり大事である、
つまり両方の祖父母は、どうであったか?さらにその先は??
ヒトの場合も、
馬と同じく、確実に、影響を受けていることがわかる。
色んなヒトに、ヒアリングした結果、これは、ほぼ当たっている。
そのDNAを、ちゃんと理解し、
大切にして、生きてゆくと、成功する。
自分の代でかなわなくとも、
その先の代が成功する素の「血筋」を、今、作っている。と考えることもできる。
・・・・
先日、
クライアント先・出店の交渉相手となった、某スーパーのテナント開発部門の女性。
「本当は開発じゃなくて、鮮魚売場が希望なんです」とのこと。
中西「珍しいですね~、開発のほうが人気ありそうなのに」
女性「魚とかさばいて、お客様にお渡ししたくて、スーパーに入社しました」
中西「もしかして・・・お父さんや、お爺さんに、それ関係の人がいますか?」
女性「そう言えば・・父方の祖父が北海道のホッケ漁師でした!」
ほら、やっぱり。。
また、この原則、当てはまったな・笑
・・・・
昔、付き合ってた女の子。。
おじいちゃんが、刑務所の看守。
そう言えば、監視力がパンパなく凄かった・笑
前も書きましたが、
経営者のご子息は、血統に裏打ちされた「良血馬」である。
商売のセンス、肝っ玉。
ものづくりへの造詣。人をまとめる力。進取の気性。
こうゆうことを知り、
自分の努力の幅を広げ、才能を開花させてもらいたい。
2023年6月10日 11:42
競馬には「ダービー馬は、ダービー馬から」という格言?のようなものがある。
ダービーを勝てる馬は、
父親がダービー馬である確率が高い。というものである。
直近20年のダービーで、
この格言通りになった確率は、20分の11(55%)
ちなみに、他の3冠レースの場合・・・
※「皐月賞馬は、皐月賞馬から」の確率は、20分の7(35%)
※「菊花賞馬は、菊花賞馬から」の確率も、20分の7(35%)
この「ダービー」格言は、まずまず、当たっている、と言える。
実は、今年のダービーに、
この格言の「申し子」のような馬が出走していた。
「ドゥラエレーデ」という馬である。
父が「ドゥラメンテ」 <2015年・ダービー馬>
その父(祖父)が「キングカメハメハ」 <2004年・ダービー馬>
母の父(祖父)が「オルフェーブル」 <2011年・ダービー馬>
どこをどう切っても「ダービー馬」の血である。
成績は、それほどでもないが、
史上初となる「3代にわたるダービー制覇、血の覚醒」に、ひそかに期待が集まった。

が、なんと、
ゲートが開いた瞬間、騎手を振り落としてしまった!
失格である。
2023年のダービー、
もうひとつのちょっとした事件である。
お馬さんを愛しているけど、
馬券を買うことは、ほとんどない。
普通の人間は、やればやるほど、
JRAの取り分が25%で、
自分の賭けた金額の75%だけが戻ってくる。という、
統計学「大数の法則」に、逆らうことができないことがわかっているからである。
賭け事・ギャンブルに、お金と時間を使うなら、
自分と自分の仕事に、お金と時間を使うほうが、
圧倒的かつ確実にリターンが大きいことも、わかっているからである。
2023年5月27日 20:19
ちゃんと努力しないと、
そのうち、G7から、外されるのではないか?
なんて、思っている。
「日本さん、もう来なくていいよ」って

首脳陣は、若いですね!
40代が3人。
51歳が1人。
そして、バイデン80歳。
岸田65歳。
広島で、原爆平和記念館、
あの中を、見たのか、見てないのか、、、明らかにされていない。
WHY??
各首脳からメッセージは、発信されたが・・・
誰かが、考えたコメント、もしくは添削されたコメントに違いない。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2012/09/18/
9歳の子供のほうが、まともなことを言ってるで。
小学生の感性のほうが、大人の感性よりも、優れているし
小学生に学ぶこと、失ったものを思い出させてもらうこと、大いにあると思います。
2023年5月5日 21:04
下駄を鳴らして、ヤツが来るー
・・・・
学生服にしみ込んだ、男のニオイがやってくる。

かまやつひろしの「我が良き友よ」の歌い出し歌詞です。
この曲は、ご存知ですか?
https://www.youtube.com/watch?v=XExjTr9HYkI
1975年発売とのことで、私は3歳のころの曲。
年代はズレているけど、なぜか、お気に入りの歌である。
当時は、まだまだ残っていたであろう、
バンカラで純粋な友人のことを歌った曲。
私の青春時代、大学や会社には、この風を思い出させる先輩も何人かいた。
「我が良き友よ」の中で、特に好きな歌詞フレーズが、これです。
↓↓
家庭教師のガラじゃない、
金のためだと言いながら、
子供相手に、人の道、人生などを説く男。
↑↑
私も、かくありたいぞ。。(子供相手に本気で人生を説く男になりたい)と、憧れる。
ということで、
迷惑を被るのは、身近にいる我が子だった。
以前のブログでは、「自転車でこけて泣いてるとき」の対応法をご紹介しました。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2022/04/17/
今回は、
単に、泣いているときの対応法を、ご紹介します。こんな風である。
↓↓
おー、キミ泣いとるんか。
あのな、泣くという行為には、大別して2通りある。
1)生理現象によるもの(刺さる、痛い、目に異物が入る等で、身体が反応する)
2)感情によるもの(心が反応する)
2)感情による涙には、さらに2種類ある。
①喜怒哀楽によるもの。
②誰かに何かを期待し、求め、同情を引こうとする「求待心(きゅうたいしん)」
今、キミが泣いているのは、
1)生理現象か?痛いのか?
2)感情現象か?悲しいのか?
それとも、だれかの同情を引いて、何かをして欲しいのか?
俺は、その泣きと涙は2)の②=「求待心」であると、見ている。
それで、間違いないか?
ん、違うのか?
じゃ、なぜ違うのか、言ってみてくれ。
いや、別に、ええねん、求待心で。
まずは、泣きの種類を、はっきりさせただけ。
で、キミは、何を要求しているんだ?
話を聞こうか。
俺に、何か、手伝えることがあるかもしれない。
・・・・
↑↑
と、
こんな風である。
そのうち、
自分で何とかしようとするようになってくる・笑
(コイツに、求待心で泣くことは通用しない)と、
理解したのか、諦めるのか。。。
精神的暴力でもないし、肉体的暴力もふるったことはない、
知的暴力。。では、あるかもしれない・笑
「子供相手に、人の道、人生などを説く男」である。
親父が悪いと、案外まともに育つものである。
いや、正確に言えば、悪くはない。
本質を伝えているまで。
できるだけ、
その場を「泣き止ませればよい」という対処的な処理はしない。
2023年4月30日 20:14
病的なヤバい殺し屋と、金を持ち逃げした男と、保安官を巡る物語。
映画「ノーカントリー」の、ひとコマ。
映画の冒頭、
「昔の人の話を聞く機会を、
私は決して逃さない。“彼らならどうするだろう”と思う」というフレーズから始まる。
そして最終盤、保安官のお父さんのこんな言葉がある。
これが冒頭のアンサーなのか、どうかわからない。
「人間ってのはな・・・

奪われたものを取り戻そうとして、更に失う」
「結局は、出血を止めるしかない」
、
経営も、人生も(競馬も・・・)勝負事について、
私は、常々、こう感じている。
「勝っているときの意思決定は、慎重になる」
「負けているときの意思決定は、大胆になる」
この傾向・癖を把握して、意思決定しなければならない。
どこか、似ていたので、書き留めておきます。
負けているときは、止血。ですね。
で、小さくても良いから、どこかで勝ち続けることが、大事。
自分が大胆になっているときは、
負けを取り戻そうという動機ではないか、要注意。
2023年4月22日 21:00
一人に依存せず、
特長を持ち、主役を張れる。生命力がある。という
魅力的な3人組は「アルフィー」以外にも、たくさん存在しています。
〇ルパン3世
(ルパン、次元、五右衛門の3人組。そして、不二子ちゃんがアクセント)

〇あぶない刑事
(タカ、ユージと、トオルの3人組。課長がまとめる、浅野温子がアクセント)
〇特攻野郎Aチーム
(イケメンのフェイス、ゴリゴリ筋肉のコング、ぶっ飛んだモンキーを、知恵者の大佐がまとめる)
〇ミッション・インポッシブルは、トム・クルーズ扮するイーサン・ハントが主役に思われがちである。
が、ムキムキ&メカにも強いルーサー、おっちょこちょいなベンジー。
この「3人組の物語」が、私は、好きなのです。
〇大学を卒業して22歳で入社した当時の船井総研のコンサルタントも、奇しくもそうでした
(小山政彦、宮内亨、佐藤芳直というスターコンサルタントを、船井幸雄会長がまとめる。アクセントに本告社長や川口専務)
個人の志向が、バレバレですが・・・笑
私が好きな映画や、
アニメのキャラクター、実在の組織は、
だいたい、こうなっている。
自立していて、強く、優しく、面白く。
必要な時、あうんの呼吸で、連合する。
是非、みなさんの会社でも、
こんなメンバーを作り、行く末を見守りたい!
2023年4月8日 20:59
クライアントとの待ち合わせ駅に、少し早めに、到着。
駅前を歩いていると・・・

おお!
これは、河野太郎さんじゃないか!!
明日は、統一地方選挙の投票日。
市会議員と県会議員の応援演説に来ているんだ。
でも、案外、聴衆は、少ない。
(このくらいなら、ウルトラマン・ショーや、二流アイドルとかのほうが、人集まるぞ)
政治家の中で、知名度の高い部類の河野さんで、こんなもの?
日本の政治と、日本の民衆は、大丈夫か?
安倍さん銃撃があったから、事前告知をしてないのかな?
しばらく立ち止まって、応援演説を聞いていたけど。。
自民党候補者に投票してもらう。という目的達成のための
「応援演説」の内容は、まったくダメ!
一生懸命、マイナンバーカードと、デジタル化の話をしてる、
「免許の更新が、楽になります」とか、
「先行してデジタル化できている街の話」とか。
つまり、
自分の話&全体の話をして、
相手=この地の住民&候補者の感情に訴える話をしていないのだ。
演説の目的は「この地域の有権者の票獲得」のはずである。
私が選挙参謀ならば、
事前に地元のネタを調べておく。
地元民の「困っていること」を、聞いておく。
そして、こう言わせる。
「空き店舗ばかりの商店街、寂しくないですか?昔はもっと活気がありました」
「○○道路の朝の渋滞、これ、大変でしょ?」
「コロナで、バスの本数を減ったまま、戻らない。不便ですよね!」
地元の皆さんに「そうそう!」と思ってもらえること
=共感してもらえること。を、まず話すことが大事なのです。
「私たちのことを、河野さんは、知ってくれている。わかってくれている」。
(今、知ったばかりのことでも)これが、大事です。
全国民がやろうとしていること、将来のこと、全般的なことよりも、
まず、自分たちのことを、知ってくれていて、
不便を解決してくれる、暮らしを良くしてくれる存在かもしれない。
と、思ってもらうことが大切。
あと、ひとつ。
候補者のこと、本人の名前と顔は、
個別に売り込むこと。
応援してあげる方の名前を入れ替えれば、
どこでも、誰でも、通用するような演説してちゃダメだわ。
「正直、申し上げて、初めてお会いしましたが・・・、なかなか、かっこいいですね」
「どうや、本気でやるんか? 何をするんや!?」
「今まで、3年間、何をしてきた!」
「このへんで、いつも、どこで買い物してんの?」
「選挙中、面白いこと、嬉しいこと、あった?」
「もし落ちちゃったら、生活、どうするの?」
「ところで・・・マイナンバーカード、持ってる?」「どれ、出してみろ!」
「スキャンダルは、ない??大丈夫?」
その候補者の人間性を浮かび上がらせるトークで、巻き込む。
これは、候補者とその支援者に対して、
(河野さんは、どの自民党幹部よりも、真剣に考えてPRしてくれる。)
と、思わせる側面もある。自民党内でのポジションや、先を考えてのことだ。
最後に、
もう1個、「必殺技ツール」を、聴衆に配るなあーー。
ほんの数分間であるが、わかったことがある。
河野太郎さんは、総理には向いてない。
時代を動かすような領袖にも向いていない。
推進力があり、真面目で、正直な人である。表裏の無い好人物でもある。
が、人情味とずる賢さに弱点がある。ということがわかった。
誰か、強力な理解者的・親分が面倒を見る、
切れ者の参謀をつけ、言うことを良く聞いて行動することが、総理になるには条件だろう。
経営者、幹部も、同じ。
目的を達成するための演説、コミュニケーションでは、
誰もが対象になる全般的なこと、自分のこと、やって欲しいこと、を言う前に、
まず、
その聴衆、その相手の感情=具体的で身近な問題を挙げて
「そうそう!」
「わかってくれてる!」を得ることがセオリーです。
2023年3月25日 20:17
WBC、素晴らしかったですね!
生きてるうちにこんなものが観れるとは!ってレベルです。
何回か前のブログ(展望編)で、
長期展望のメンバー構成と、ダルビッシュに注目。
でも、コロっと負けてしまうかも・・という不安にも触れましたが、
見事、勝ってくれました。
一般的・感動は、TV報道など、見てもらえれば良いと思います。
私の感じたこと。。。
栗山監督を起用した人事=NPB・日本プロ野球機構に注目し、拍手を送りたい。
「サムライ・メンバー」のさらに源流(始源)に遡る。
源流や始源が気になり、抑えておくことは、コンサルティングを行うときの癖でもある。
今回、代表監督は、
プレミア12と東京五輪で、優勝した稲葉でなく、
小久保でもなく、工藤でも、井口でもなく、
落合でも、古田でも、矢野でも、金本でもなく、
栗山だった。
栗山監督だから、日本ハム時代、二刀流で共に戦った大谷がサムライ・メンバーに参加表明し、
大谷がダルビッシュを誘って、メンバー入りが実現した(らしい)
では、NPBの誰が「栗山監督」を選んだのか?
それは、オモテに出てこない。
このメンバー構成を実現できる可能性を視野に入れて、
つまりは、キーマン=大谷からの逆算で「栗山選出」なら、
NPBと、そのトップのコミッショナーに、賛辞を送りたい。
栗山監督選出当時、
NPB最高責任者であるコミッショナーは、斉藤惇(さいとうあつし)さん
野村證券に入社し副社長となり、その後、住友ライフ・インベストメント・最高経営責任者→
産業再生機構・社長→東京証券取引所・社長→日本取引所グループ・CEOを歴任し、
2017年から、14代目の日本プロ野球機構のコミッショナーとなっている。
つまり、プロ経営者、である。
NPBのコミッショナーといえば、
検察庁など法界出身の公務員トップのなかの「野球好き」が、
最後のお役目として、その座に就く。が、お決まりであった。
14代の斉藤さんは、初の経営者出身コミッショナーである。
WBC優勝は、プロ経営者の人事のファインプレー。とも言えるのではないか。
斉藤さんは、TVを観ながら、ホッと胸をなでおろし、
ニンマリしているのではなかろうか。こうゆうのは、経営者冥利に尽きるはずである。
各段階の選出までにどんな経緯があったのか?
きっと、そこには野球以上のドラマもありそうである。
誰を、どこに任命したら、どうなるか??
経営者に求められる人事能力です。
ペッパー・ミルのあるお肉屋さんにて・笑

偶然、見つけました。
私がコンサルに入ってたら、ここの店長をつめるな。。
「ペッパー・ミルありますやん!」
「何か、できることありません?」
「写真撮って、デカく拡大して、店の前にくり抜き写真を、貼り出しましょうよー」
「メインタイトルは、ペッパー・ミルあります♡。もちろん、美味しいお肉も!」
「サブタイトルに、・・・スタッフがお写真撮影協力いたします。で、よろしくね」
・・・手が塞がるから、自撮りできないんですよねー。
しかも、手が大きいのか、ミルが小さいのか、本体が見えないし。笑
2023年3月19日 20:59
前回ブログからの続き。。
「処刑相当」の社員が在籍していても、
なぜ、F総研の売上・利益は、伸びているのか?
何と言っても、10年前の戦略転換が大きい。
年間1億円を稼ぐ「スター・コンサルタント」を、10人育成して10億円。
というマーケティングから、
年間2000万円を稼ぐ「普通・コンサルタント」を、50人育成して10億円。
というマーケティングに、切り替えたからである。
そして、「普通」を率いる「マネージャー」を作る。
一部の優秀な幹部が、
「バカでもチョンでも」稼げる仕組みを作り、それを「売る」
スターは不要。本を出版する、なんて、とんでもない。
約30年前、私が入社した当時は、20人の同期が入って、
3年後には、私を含めて2人(1人は女性スタッフで秘書になったから、実質、私1人)となった。
おそらく、
今のF総研は、3年で半分以上は残る(残す)会社になっているはずである。
売上構造を見ると、「建設・不動産業界」と「医療・福祉・介護」で、
コンサル部門の売上の約半分を稼ぐ。
当社のコンサルティング領域と重なりそうな「専門サービス」は11億。
全部合わせて11億だから、当時と比べると、下がったのかな?それほど変わらず?
十分、勝負できている範囲だ。

建設・不動産と、医療・福祉・介護と、士業、、
・・・・業界規模の大きなところ、マーケットの大きなところを、得意としている。
F総研が、得意とする業界は、10年単位で、切り替わってゆく。
私の在籍当時、年配の経営者さんからは、こんな風に言われていた。
『フナイさんと言えば、スーパーマーケットやホームセンター、
衣料品等「流通業界」に強いのが、特長だったでしょう。
それが、なんとも情けない。
「家具」「宝石」「お菓子」が主力になって、それも今は下火で、
今の主力は「リフォーム」「パチンコ」「リサイクル」ですか・・・』
そして、
今は、「建築・不動産」と「医療・福祉・介護」が2枚看板である。
売上を上げたいなら、これは、正しい手法である。
1)一騎当千を期待せず、一騎当十。くらいを、数多く。
2)対象となる顧客層は、絶えず変える、
3)イケる!と見た顧客層を徹底的に開拓する。
最近の新興・弁護士事務所のマーケティングに似ている。
法廷で、勝つこと・負けないこと。よりも、
稼げるマーケット(過払い金、相続)を次々変えて、拡大して、スタッフをそろえて
顧問料を稼ぐこと、最優先に。
うちは、違うけどね。。
あくまで、少数精鋭、一騎当千を目指し
「勝つこと・負けないこと」最優先で行きます!