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人との関わりこそ、永遠不滅の価値万博。万博おじさん「愛の記事」

「中西さんが、万博おじさんみたいになっています」と
独立以来、14年ぶりに会った、前職・船井総研の後輩より。

船井総研で立身出世を遂げ、進化中の彼。
私が船井を離れてからも、このブログをチェックしてくれているそうです。

「ただの万博おじさんちゃうやろ!
 どうゆう万博おじさんか、質の違いを、言ってみろ!」

「君は、僕が万博のパビリオンにたくさん行き、それにコメントしていること、
1か月以上、ブログにそれ以外のことが掲載されていないこと。つまり量的なことを言っただけだ」

「それで、良くそんな要職をつとめていられるな」
「お前がその程度なら、船井もその程度やぞ!!」

なーーんて、
昔、さながらに、ビシバシ、シバキあげてやりたかったけど・笑

そこは、
爽やかに「そうやろ? チェックしてんのかー。」と、
大人な対応をして無難に過ごす。ほかのメンバーもいたしね。

ですが、この記事を見て、
またさらにグレードアップしてくれ。

フフフ・・・
今日は、キミの想像を超える私の万博おじさんぶりを、披露してやろうではないか・・・

ほれ。

ほーーれ。

パビリオンに入るまでの行列の長い「待ち時間」を、どうやって楽しむか?
オモテに出てこない各国の実態を、どうやって知るか?
私は、
各国のコンパニオンさんと「話すこと」「一緒に写真を撮ること」が一番。
と考えて、実行していました。

思い出に残ること、楽しいことは、
やっぱり「人」との関わり。

これは「永遠不滅の価値」だと思います。

・・・・
後輩君、
彼の良いところは、こうゆうことを、言われやすい。
愛されるキャラクターです。
それを素直に、前向きに受け取り、少しずつでも自分を変化させてゆこうとする点。
さらに多くの人、会社の成長の役に立つ人になってもらいたい。



印象に残るパビリオン ~最も面白く、最も面白くない

入館できた「シグネチャー・パビリオン」のなかで、
最も面白くて、一方、最も面白くないもの。
同時に2つをはらんだパビリオン。
それが、
映画監督・河瀨直美さんプロデュースの「いのちのあかし」です。

パビリオンは、古い学校の廃校舎を移築したもの。
木の香りも、景観も、とても素敵な建物でした。
前述の落合パビリオンの対極的な存在とも言えます。

この古い木造校舎の中に、
昭和の映画館のようなシアターと座席があります。

毎日、日替わりで、参加者に「質問テーマ」が与えられます。
1コマ、約80名くらいの参加者のうち、
1人が代表者となり、
この証言台のような場所で、
スクリーンの向こう側の、これまた日替わり?の誰か
(たぶん、河瀨直美関連のコミュニケーション力のある人)と、
質問テーマについて、会話します。
この対話の様子を、みんながシアターの中で鑑賞する。というものです。

あるようで、なかった。
見ず知らずの人が出会い、
唐突な初めてのテーマで、初めて対話していることを、
ゆっくり、じっくり聞く。という機会。

みんなの前で話す代表者になれるなら、
立候補してやろう!笑 と意気込んで参加しました。
(立候補制。と聞いていました)
が、当日は全員の抽選制でした。。残念!

私が訪問した日のテーマは、
「あなたの人生で終わりに近づいているものは何ですか?」
・・・・
まあ、、、
参加者代表で話した人の、上っ面だけのしょうもないトークと、
スクリーンの向こうの人の、なぞるだけの当たり障りない質問、
うまくまとめようとする返事よ。。本当に、くだらないものでした!
・・・・

もしボクに当ててくれたら、全員の前で、
めっちゃ面白い、ぶっちゃけ本音トークが、できたのになあーー。
(世間体重視・形式主義の人からは反感を買い、係員につまみだされるかもしれませんが)

即興トークは、
一流同士がやれば、150点にも、200点にも、1000点にもなります。
でも、三流以下がやれば、このように、目も当てられない状況となります。。
そして、そうゆう人が多い。
という現実がわかったということが、収穫です。

無難に70~80点を狙うなら、台本あり。ですね。

で、
皆さんの
「人生で終わりに近づいているもの」
何ですか?



万博・ヨーロッパ編/本気を出さない?出せない?イギリス国

イギリス館は「アストラゼネカ館」である。

ヨーロッパ各国。いや、世界の参加国のなかで、
最も「不真面目」「手抜き」「力を出してない」パビリオンが、
イギリス館(大英帝国館)である。

パビリオンも運営も、
メインスポンサーである「アストラゼネカ製薬」に丸投げしています。

横長のスクリーンでイギリスの歴史(特に産業革命)を紹介し、
あとは、すべて自社のPR。
迎えるスタッフのほとんどは、アストラゼネカの日本法人スタッフであろう、日本人。
英国人らしきスタッフは、どこにも見当たりませんでした。

レストランのアフターヌーンティーも、ショボい。。

メインスポンサーに「丸投げ」という点、
これは、フランスが「LVMHグループ」にまかせていることと似ています。
ヨーロッパからの日本への流儀は、こうなのでしょうか?

イギリス館で、一番良かったのは、
待っている間の「ブリテッシュ・ガーデン」だけ。

イギリス国は、万博(日本)に興味も、関心も、ない。
国家として、カネも労力もかけるつもりが、ない。

そうゆうということが、よーーく、理解できるパビリオンでした。

馬鹿にされてるのか。
イギリス国家にそこまでの余裕がないのか・・。

以上、
あくまで、ひねくれオヤジの所感です。



大人よ、戦おう。若者のために ~2025年・夏の甲子園

広島県代表の広陵高校が、甲子園に出場し、
1勝をあげてから辞退する。
という異例の事態となりました。

1月に起きた部員間の暴力事件。
高野連に報告済みの案件で、出場には問題ない。
という判断が出ていましたが、
転校することになった被害生徒の保護者が、
甲子園大会が開始されたタイミングで、SNSに事件の詳細内容をアップする。
SNS上で反響が相次ぎ、「爆破予告」や「危害を加える」という内容もあったため、
大会の途中で、出場を辞退することにした。
という経緯のようです。

それぞれに問題点はあります。
・広陵の指導者の当時の対応は、どうだったのか?
・広陵の加害者はなぜそうしたのか、どう考えているのか、チームメイトは?
・被害生徒ご自身は、今、どう考えているのか?未来の友人関係は大丈夫か?
・親は子の将来のため、SNS投稿がベストの行動だったのか?

それよりも、何よりも、
ここで、連帯責任的にチームを「辞退」とした校長たち、
辞退を決めた大人たちの対応が、最も残念で仕方ない。

私が、校長ならば、辞退しない。
「被害者への事後のケアが不十分であった幹部の責任です」
「正規の手続きを踏んでいますので、出場は続けます」
「ご意見は、私のところに、直接、お願いします。
今から連絡先を教えます。お話しましょう」と、発表します。

何も責任のない生徒のために、
努力をしてきた生徒のために「戦う姿」を示したい。

直接、話して、「あなた、だいぶん、高校野球にお詳しいですな」なんて、
水を向ければ、ほぼ友達になれて、解決してゆくものです。

「テロ」には屈しない姿勢が大事である。

私のSNSの反響に関する見解は変わりません。昔から、この通りである。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2022/07/17/
ネット書き込み野郎=昔、学校にいた中途半端なチクリ野郎。
だから、まともに関わり合うな。何だったら、少しシバキあげるべし。

・・・・
ちゃんと事実を確かめてから、ブログを書こう。と思って
件の「SNSの書き込み内容を確認しよう」と探しましたが、
既に削除されています。見つけることができませんでした。
ということは、つまり、自分の発言を責任もって残すこともしない。いざ注目を集めると削除する。
校長は、その程度のコメント発言に反応して、
「チーム全体の辞退」を、決定した。ということです。浅はかにもほどがあります。
・・・・

↑↑
島根県・開星高校の名物監督・野々村監督のコメントに共感する。
「まず、名を名乗れ」
このような凛とした価値観の大人のもとでは、
まず「目下の者への暴力」が起こりにくいのではないか、
「事件が起こった後の解決」は、
ちゃんとしたものになって、禍根を残さないのではないか。

※「武士道」とのコメントに反応して、
「サムライマック」の広告が表示されています・笑



高校入学してみて、一番、驚いたこと。何ですか?

私は、バスケ部の練習です。

顧問の先生がいないときでも、3年生のキャプテンを中心に生徒だけで、
かなり厳しい練習をしていたことです。
「声、出せよ!」
「走れ!とれたぞ、あきらめるなー」
「もっと早めにさばけ!逆サイド、あいてた」
こうゆう声が全員から出ながら、
ビシッ!とした空気のなかで、練習していました。

中学の時は、
先生がいないときも、練習するにはしていましたが、
どこか甘く、ゆるい練習をしていました。
自分の出番が来るまでは、私語などをしていました。
先生が来てから、
引き締まった雰囲気の練習になるのです。

高校に入学してみて、
私は、このことが一番の衝撃的な驚きでした。
「先生がいなくても、自分たちでこんな厳しい練習をするのかー」と。


加古川東高校バスケ部は、公立校でありながら、
伝統的に「強い」とされていました。
創部以来、1部リーグから一度も落ちたことがない。常に地区の上位争いをしている。
=毎年、それなりのチームを作る。
その理由は、きっとこうゆうところにあります。

高校スポーツは、
顧問の先生次第で、成績が大きく変わります。
名指導者が入れば、強くなる。
しかし、その指導者が転勤すれば、弱くなる。

生徒だけで、厳しい練習をする。ということが「当たり前」だから、
指導者の力量、転勤に左右されず、
創部以来(私の代で43年目)毎年1部リーグ、いつも安定的に強い。
という実績を残していたんだろうな。
今、考察すれば、そうゆうことです。

この驚きを体験できただけで、高校に入学した価値がある、というものです。

上司が見ていなくても、上司が見ているとき以上にやる、
という空気を常識として作れるかどうか。ですね。
安定的に強い会社を作るためには。



コンサルタントの全国・宿泊ホテル事情

週に2~3日。
年にすれば、約100泊以上、色んな街に泊まり、クライアント先をご訪問します。
こんな生活を約30年。

最近は、インバウンドにより、
過去最高レベルにまで、ホテル宿泊費も高騰しています。

選ぶホテルに、特別なこだわりがあるわけではありません。
もちろん、オシャレだったり、一流だったり・・・というところも良いのですが、
古くても清潔であったり、ホスピタリティに溢れていたり・・・と、
それぞれの工夫がなされているところ、
自分なりの感覚で費用対効果、時間対効果の高いところを選びます。

色んなタイプのホテルのデザイン、調度品、演出、サービスは、
葬祭ホールを新築したり、改装したりするときの材料になります。


ヒットマンが、身を隠して泊まるような、ひなびたホテルや。


味わいある和室に自分で布団を敷いて寝ることもあります。

昔、船井幸雄会長が、
「良いホテルかどうかを見分けるコツがある」
と、全社会議で言っていました。

「それは、バスタオルとカミソリだ」
「フカフカで吸水性が良いか、ゴワゴワか」
「刃で肌が痛くなるようなものか、そうでないか」

確かに、20年前、30年前は、そんな感じでした。
最近では、(船井会長の提言もあり??)
それほど、ひどいバスタオル、カミソリを使うホテルも少なくなってきて、
ある程度、レベルが上がり、均質化してきました。
(ずっと注意深く観察しています)

最近では・・・
何が相当するだろう?

某ホテルの歯ブラシは、最高です。恥ずかしながら、持って帰って使っています。

現在では「ドライヤーの質」は、
ホテルのグレードに比例するような気がします。



僕の、あなたの、血管年齢

クライアント先での、定例スタッフ営業会議&勉強会。
市民ホールにて。

こんな案内がありました。
「おお、市がやってるのね!」と思って、
勉強会が終わってから、スタッフの皆さんと共に、立ち寄ってみると・・・

「男性は、できないんです」と断られました。

何でだ!?
世は、ジェンダーフリーの時代だろ??

「実は、私たち、カーブスなんです」
・・・
あ、女性専用のフィットネスジムだから
「男は対象外=お金にならないから、やっても無意味・・」ってことね!

公的なものに見せる「血管年齢測定」で集客。
⇒診断・アンケート⇒⇒親しくなる⇒足りないものは運動⇒健康になるためにカーブスに入会しませんか
⇒まずは体験だけでも。という営業手法です。

「レディたちの機械診断が終わったら、ボクも診断だけしてくれない?」と、粘りました。

「あの垂れ幕みたいなのだけで、診断して欲しい人を集めるの?」
いえ、チラシもまいています。
「へー、何枚くらい?」
確か・・・2万枚くらいだったと思います。
「今日だけで、何人くらい来てくれるの?」
10人ちょっと・・20人いかないくらいです。
「今日は、いつもより多い感じ?」
いえ、普段と変わりないですかね~
「10人診断したら、どのくらいの人が入会してくれるの?」
その日によって、バラバラです。ゼロの日もあるんですよー。
「そうなんやねー、目標とかノルマとか、あるの??」
ええ、まあまあ・・・。
あ、出ましたね!36歳です。
(プロっぽさが、出てしまったかな)

よし、どうだ!



最新の人気パビリオンと店舗づくりの未来 アメリカ館等

アメリカ館はじめ、
人気のパビリオン、館内の共通の特徴。

結局は、大きなスクリーンと3D風の画像。
これは、40年前、小学生のとき観たダイエー館と同じであり、
最近の映画館と同じである。

最近の映画館と異なっている点は、下記の内容です。

スクリーンを、横は180度近く、
パビリオンによっては、それ以上の270度にまで、伸ばし、
かつ、天井にまでも伸ばしている点。それと音響。

(アメリカ感、宇宙ステーション)
これを「没入体験」と呼ぶらしい。
でかくしただけだろ? 

でも、きっと凄い技術なんだろうな。
それ用の配置や映像づくりにも細かい技があるんだろうな。

(バンダイ・ガンダム)

葬祭ホールでも。。
ホールの壁面と天井が180度、スクリーンになっていて、
故人がまるでそこにいるかのようにメッセージと思い出、本人と家族の記憶が流れる。

施設は「パビリオン」とも言える。
こんなホールになったら、面白いなあー。

人気パビリオンが、人気たる理由を、
クライアント先のホールに当てはめれば、こんな風になるかなー。
妄想半分、そうゆう視点で、観覧しています。

・・・・
私が開発に関わる店舗で、
実施することのある、大切な「仕掛け」があります。
それと同じ「仕掛け」を、
いくつかの人気パビリオンでも、実施していました。
(ふふーーーん、オレのやってること、間違ってなかったやろ~)
(どやっ!)
と、ご満悦で、帰ってきました。


(うわ!!ジオング、目の前に来た!怖いけど、かっこいいーー)

「足なんて飾りです。偉い人にはそれが解らんのですよ」
↑すみません、わかる人にしか、わからないガンダム・ジオングの心に残る名言です。



ひねくれてしまった大人も楽しめる/万博雑感

大人の感性と子供の感性は、異なります。
同じものを見ても、
子供は、比較的、素直に感動できます。
大人の感性は、これまで、生きてきた経験がフィルターとなって、感動できます。

私は、このたび、
相当、ひねくれてしまったなあ。ということを、実感し、
そこが、楽しく、面白い、万博体験でした。

まず、万博の入場ゲートでの、率直な感想が、これ。

 
なんじゃー、こりゃーーーー
アウシュビッツやん!

(映像や文章、想像の限りでは、きっと、こんな感じだったんだろうな・・・)と

広大なゲートの前に敷かれた柵。監視員。
そこに行列をなし、おとなしく待ち、
指令に従い、少しずつ、ゆっくり歩かされる大集団を、目の当たりにして、そう感じました。

(お子様には、出てくるまい、この感想は。フフフ・・・)
(小学3年生のころの私にも、この感想は出てくるまい。ずいぶん成長したぞ・・・)

もちろん、ちゃんと、並びました。アウシュビッツに。
そのなかでも、アウシュビッツを、さっさと抜け出す方法を、見つけました。
もう次からは、アウシュビッツしなくてよい方法を、見つけました。
当日、人気パビリオンに、効率よく潜り込む抜け道も、見つけました。

そこは、
競争を勝たせるコンサルタントですから。
2~3時間、観察し体験すれば、目的達成の方法は、ごく自然に思いつきます。

これから行かれる方には、そっと伝授しますね。

 
会場内が広く、脚と腰が悲鳴を上げる。
1日で25000歩でした!

良くも悪くも、
老若男女、貧富の差もなく、
会場内は、みな平等な空間です。

こうなったとき、最後、モノを言うのは、やっぱり「体力」です。

今回の万博テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
ある種、それを実体験できます。
いのち=体力のことである。自らの脚力、臓器のことである。



才能あふれるAI君と、自力のチャレンジ 

私の冬の恒例行事・・・
大学入試の共通テストや、東京大学の入学試験が、新聞に掲載されると、
無謀にも、解答にチャレンジ=受験してみます。

数学や物理・化学などは、まず無理なので、スルーです。

でも、社会(歴史、地理)や現代文などは、
日常の仕事生活・常識の範囲で回答できるものです。
英語は、ダメ元のチャレンジで。

ここ最近の大学入試の傾向として、
「考えさせる」問題が増え、
「暗記が必要」な問題が減っているので、
仕事の能力の延長で、なんとか得点することもできるのです。

結果はと言えば、そこそこ、そこそこ。。で、
今の18歳の皆さんの優秀さをかみしめ、尊敬している次第です。

今年、
ついに、AIが、共通テストで90%以上の正解率(東大合格ラインをクリア)
東大試験にも、合格水準を超える解答を出すようになってきたそうです。
これは大きな転換点です。

「東大クラスの頭脳を友達に持ち、仕事ができる」
もはや、AIを活用しないという選択はないと思います。

「無謀で無益に見える挑戦」で、自力を鍛えることも、もちろん、続けてゆきます。
自らの意思で、決断すること、行動すること。AIと共に生きる人間が高めておくべき力のひとつです。



2025年・プロ野球開幕<注目2>チームの力。コーディネイター

チームの運営にも注目している。

巨人は3軍まで。(地味に広島にも3軍あり)
ソフトバンクは、なんと4軍まで。
選手層の厚さ=人件費を多く払える。施設がある=経営力の強さ=儲ける力。で
根本的に強いチームを作っています。
「すそ野が広いこと」は「強さ」を作る王道のアプローチです。

それに対して、
組織デザインで、対抗しようと見えるチームがあります。

今年、DNAは、2軍監督に桑原義行を任命しました。
選手としても、指導者としても、ほぼ経験がない人物です。異例の人事。
監督は、コーチと選手、チームの各分野の「調整役」に適任な人物を配する。
2軍監督の役割がそこにある。という組織デザインです。
監督やコーチが変わったとしても、
DNAという組織チームの戦略・育成手法は、変わらないようにしてゆく意図が垣間見えます。
一軍のコーチ陣も、打撃・走塁コーチでなく、統合して「オフェンスコーチ」
投手・守備コーチも「ディフェンスコーチ」となっています。
新興企業・DNA本体の経営力が発揮されていることを感じます。

日本ハムは、栗山英樹を
チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に任命しました。
選手と現場コーチ。今と未来。データと経験値。これらの潤滑油となる役割です。

「潤滑油」の役割は、増えています。
今、3分の1くらいのチームに「コーディネイター」というコーチが、存在するようになってきました。(ロッテ・DNA・ヤクルト・阪神)
「教える側」「教えられる側」/「使う側」「使われる側」/「一軍」「二軍」/「本人」/「ドクター」の潤滑油となる存在です。
これまで「監督」「コーチ」/「攻撃」「守備」の間に立つ役割として、
ヘッドコーチが存在していますが、
今らしい、現場レベルの調整役機能が必要となってきているようです。

新しい指導者の力は、どこまで発揮されるか?
低迷する中日にも注目しています、新監督・井上は、なかなかやりそうです。
打撃コーチの松中にも注目。
中継での解説を聞く限りは、相当の偏屈的な難しい打撃理論派。
古臭いかもしれない3冠王の打撃理論や練習方法が、
今どきの若手と低迷する打線と中田翔に通用するか?

打線低迷の阪神には、指導に定評のある小谷野打撃コーチが就任。
巨人には、作戦名参謀といわれる橋上が味方についた。2軍にはずっと桑田監督がいる。

こんなところを見ながら、観戦してみます。


昨年オフに訪れたエスコンフィールド。
日本ハム球団の野球への造詣の深さを実感できます。

タワー11という名所。ダルビッシュと大谷の大壁画。



何も考えられないから、最高!

同じく「72時間」総集編より。
日本海の長距離フェリーの放送回。

デッキから、夕暮れの海を眺めている人
「水平線に沈む太陽、
これは、なかなか見られないですよ。
今日は、最高ですね。マジックアワーで」

インタビュアー
「これを見てるとき、どんなことを考えるんですか」

「何も考えられないから
 最高なんじゃないですか」

うーーーん、名言!!
台本なしで、この言葉・この表情。
一般人こそ名優です。

 
例年以上に、今年の2月は、
春からの仕掛けのプランニングと具体的支援のため、多忙を極めています。
不況下の物価高、スタグフレーション。
お客様の財布のひもが固くなるなか、どうやって、自社で買ってもらえるようにするか?

毎月のご支援先約20社、年に数回のご支援先を含めれば約40社。
それぞれのチラシ・DM・SNS・商品・売場・ホームページ・・・・
それに、新規出店プラン、リニューアル・・・・
急遽、人手不足だ!と求人広告、競合が仕掛けてきた!と対策販促・・・
少なくとも100企画分=1日あたり3~4企画以上を、この1~2月で、生み出しています。

というわけで、
2月のブログは、楽をさせていただき、
しばらくの間「72時間/備忘録」で、乗り切ります。



レクイエム2024③桂ざこばさん~人情噺。親代わりとなる師

上方落語界の暴れん坊・桂ざこばさんのエピソードは、数々あります。

先輩・後輩を問わず、大阪の落語家さんは、
寄席で、本ネタの前に話す「まくら」の中や、創作落語の中にも、
しばしば「ざこば師匠」を、登場させて、笑いをとります。

東京の浅草で言うところの「内海桂子・好江師匠」の扱いと同等です。
その存在自体が、面白いのです。

書き留めておきたい内容を、ひとつご紹介しておきます。
ネットにも出ていたんだけど・・・今、消えているようなので。
(スクリーンショットを撮っていて、良かった。。)

↓↓
今、上方の大人気タレント、噺家としても大師匠の「桂ざこば」が、
まだ「朝丸」と名乗っていた時期、
はじめてホールで独演会を開いたのは、33年前のことだった。

師匠の桂米朝は、
桂朝丸の「はじめての独演会」のパンフレットに、こんな一文を寄せた。

『朝丸と南海電車に乗っていて、
難波に近づき車窓から大阪球場の灯りがちらっと見えると、
朝丸は「今日は暑かったから、ビールがよく売れるやろうと思います」と言った。
朝丸は、家庭の事情で中学からアルバイトをしていた。
こんなあどけない子どもが、
重たいビールを担いで、急な段差のある球場を上り下りしていたかと思うと、
胸が詰まるような思いがした。
その朝丸が、今日、初の独演会を開く。
褒めてやってほしいと思う』

朝丸は、高座に上がるなり、
「パンフレットの文章、読んでくれはりましたか」と客席に言い
「嬉しい」と、男泣きに泣き始めた。
客席も、もらい泣きをし、それから大きな拍手が起こった。
↑↑

大好きな文章です。

読み返すだけで、涙がウルウルする。
のちの人間国宝・米朝と、のちの暴れん坊・ざこばの初期の物語である。

若者スタッフを預かる経営者、幹部の皆さんは、
大なり小なり、彼ら彼女らの背景に、米朝師匠のごとく、思いを馳せて欲しい。

ご冥福をお祈ります。



レクイエム2024②北の富士さん~古き良き昭和の親父たち、教訓

私は、その現役時代を知りません。

横綱・千代の富士。弟弟子の横綱・北勝海(保志)を育てた
「九重親方」時代からの記憶です。
(横綱2人も、同じ部屋から出すって、すごいなあー!きっと厳しいんだろうなあ)
と、思っていました。

そして、後年、大相撲中継の解説で人柄を知る。
やっぱり厳しい辛口解説が、抜群でした。だいたいの取組みで、怒ってたもんなあ・笑
昭和のお父さんって、だいたい、こんな感じ。
厳しくて、自分勝手で、でもちょっとお茶目なところがある。
着物姿に、江戸っ子的で粋な話しぶりは、唯一無二。大阪人の憧れです。

大相撲協会とNHKで特集してくれないかな?
「北の富士さんの解説特集」希望!

そして、以前のブログでも、お伝えしました。この件・・・
 
マイナスなことは、
メールなど文章で伝えず、直接、電話や対面で伝える。

プラスのことは、
メールや文章で、広く多くの人に伝える。

これ、守るべき教訓です。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2021/07/24/
思えば、たった3年前だったんですね。。
まだまだ、ずっと聞けると思っていたのに・・・

今年、鬼籍に入ったキャスターの小倉智昭さん、
落語家の桂ざこばさんも、北の富士さんと同じカテゴリーに属する気がします。
「直言」が爽快に感じる、そうゆう大先輩が、いなくなってゆくなあーー。

ご冥福をお祈りします。



いつも心にショウヘイを

そして、
今回の寄り道で、何よりも驚いたこと。
勝手に「本質かもしれない」と感じたことがあります。

花巻東高校は、
県の運動公園の隣にあるのですが、
その運動公園との境に、壁も、フェンスも、一切、何もないこと。
それに、驚きました。

←右・花巻東   左・運動公園→
運動公園(県営球場や、体育館や、テニスコート、緑地公園)から、
そのまま、誰でも、高校に入れてしまう。
高校の生徒は、いつでも脱走できる。抜け出せる。

岩手県なのか、宮沢賢治なのか、日本なのか。。
「基本的な精神」が、ここにあるような気がしました。
花巻東の人材輩出とも、無関係ではないだろう。
根拠のない感覚的な表現で、
こうして文字にするのも納得できないながら、書いているのですが。

(人は城、人は石垣、人は堀)ってやつに似てるかな。
武田信玄の言葉も、ふと頭をよぎりつつ・・・・

グランドを背にして、
運動公園に入り、歩道を歩いていると、
散歩しているおばちゃんからも「チワッス」と挨拶されたのです。
花巻東スタイル、一般人にも、波及している・笑

なんだか、
自分から挨拶できなかったことが、
恥ずかしくなるのです。

無事に、大阪へ帰れたら、
ちゃんと自分から挨拶しよー!って、
台風接近中、だけど、心は晴れ晴れ。

いいですよ、花巻東。
土と草の香りがして。
大谷君をはじめとする球児たちの、もっと上達したい!
という向上心の汗がしみ込んだ特別ブレンドの香りです。

ここが、メジャーリーグMVPを3度受賞する、世界最高の選手を生み出した場所です。



続いて、兵庫県知事選挙。参謀をやらせたら勝てる人

「斎藤知事って、どうなんですか?」
「どうなっているんですか、兵庫県は・・」

斉藤知事のパワハラ報道以降、
これも、ご支援先から、良く聞かれていました。

「僕の言うこと、全部やってくれたら、
斎藤さんを選挙で勝たせること、可能ですよ・笑」
「良い悪いは、別問題として」

親しいクライアント先には、こう「豪語」していました。

さて、来週、あれだけやっていたのに、
まったくマスコミでも取り上げられることがなくなった
「兵庫県の知事」を決める選挙があります。

降ろすときは、
あれだけ、取り上げておいて・・・。
大事な選挙の政策、主張には、ほぼ、触れない。
メディアやマスコミって、何なんだろうな?と、疑問に思います。

実は、今、異常な状態となってきている兵庫県の知事選挙。

これが、選挙ポスター。

左下は、あのNHK党の立花さんのポスター。
誰もが「いたずら」かと見間違う、この内容。

詳細内容は・・・西播磨エリアで知る人だけの間で、
口コミ・噂レベルで、まことしやかにささやかれていた内容です。

どうする?兵庫県民。
どうする?マスコミ。



脱線/私利私欲の塊「個人成績・重視」の人間

この夏、母校の体育館の裏にて。

高校時代、バスケ部の厳しい練習のなかのほんの数秒の待ち時間、
ハアハア・ゼエゼエ状態で、
このドアから半身だけ出して、新鮮な空気を吸い、
わずかばかりの「風」を感じて、現実逃避していました。

フェンスの外を歩いている一般人や、早く帰る生徒を見ながら、
「いいなあー。自由で。早く大人になりたいなあー」と。
・・・きっと、恨めしそう~な顔をしてたと思います。
(目が合った通行人たちは、怖かっただろうなー)

高校バスケ部活動に関して。恥ずかしながら、
2年生までの私は「私利私欲」の塊でした。

マズロー5段階を、部活動に当てはめると
第一段階:生理的欲求(←水が飲みたい。練習時間から解放されたい)
第二段階:安全欲求(←先生に怒られないように、先輩に目をつけられないようにしたい)
第三段階:社会的欲求(←レギュラーになりたい。チームで楽しく過ごしたい。)
第四段階:承認欲求(←試合で活躍したい。ドヤッ!チヤホヤされたい。勝ちたい)
第五段階:自己実現欲求(←チームメイトや応援してくれる人に、喜んでもらいたい)

第一、第二段階は、1年生で、何とか無理やり飲み込んで。
先輩を抜かして、レギュラーとなれて、第三段階をクリア。
そこからは、
第四段階「承認欲求」の亡者です。
上級生にまじってプレイして、自分がどれだけ数字をあげたか?
そればかりを気にしていました。
試合の前半・後半が終わるたびに、スコア表をチェックして、
対戦している両チームの選手のなかで、
自分が、一番得点をあげているか、一番リバウンドをとれているかを、いつもチェック。

スコアブックは、いっぱいになるたび、
こうして、チーム内の主要メンバーと比較して、
こそっと平均得点を集計していました。

性格の悪さ、私利私欲、承認欲求、丸出しのイヤ~な人間です・笑(つづく)



珍しい。オススメの書籍と番組について

NHKで、
9月8日から、毎週日曜日23時「坂の上の雲」というドラマの再放送が、始まります。

詳細は、こちらから。
https://www.nhk.jp/p/ts/X7PG14YX57/
皆さんは、観なくても良い(もう、手遅れ??)でも、
身近にいる、小学生以上、20代までの世代(その心持つ人)には、是非とも観てもらいたい。

まず、導入として、このドラマを。
その後、できれば、書籍を読んでもらいたい。
書籍に書かれている大切な原理原則=たとえば下記のようなこと。は、
ドラマには、ほぼ出てこないです。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2019/03/22/
以前のブログでも、軽く内容をお伝えしています。
未だに、私の本棚に残り、
これだけの量の「折れ目印」をつけられている、私がリスペクトする名著である。

あまり、この本が良い。とか、この番組が良い。オススメ!とか、
言わない性分です。
↑(そうゆうものは、自分で探すもの)と思っているから。

でも、思い返せば、この本は、
船井総研・1年目「坂本龍馬が好きです」と、入社してきた私に、
先輩が「坂の上の雲は、読んだか?」と教えてくれたことが、きっかけでした。
司馬遼太郎作品のなかでも、
龍馬がゆく=まだ、おこちゃま。書生。
坂の上の雲=大人。本物。プロ。と(優しいから、口には出さないけれども)そう言いたげな雰囲気で。
・・・・
もちろん会社という組織は、利潤追求の集団だけれども、
それだけでない、尊敬できるフトコロの深い先輩がいました。
先輩に教えてもらったことへの、恩返しの意味も込めて、ここで紹介します。


ドラマの冒頭、渡辺謙さんの名ナレーションがある。
「まことに小さな国が・・・」からはじまる。
そして、締めのフレーズは
「彼らは明治という時代人の体質で、前をのみを見つめながら歩く。
上って行く坂の上の青い天に、もし一朶(いちだ)の白い雲が輝いているとすれば
それのみを見つめて、坂を上っていくであろう」

これが、書籍タイトル「坂の上の雲」の由来である。


地下からの階段を上がってゆく、この風景。
(坂の上の雲、って、こんな感じかなー)
と思いながら、、本日も、出張です。



パリ五輪考2)気になったメダリストたちのアレコレ

やり投げ/北口さん
槍投げ・北口さんは、可愛らしくて、強いですねー。
全世界が比較的平等に競える「シンプルな身体競技」での2大会連続の金メダル!
私は、原始の時代から続いているであろう、
生きてゆくに必要であっただろう「シンプルな競技」での勝者を、よりリスペクトしている。

レスリング/藤波さん
20歳にして、霊長類最強女子・吉田さんを超えてゆく藤波さん。
だいたい「レスリング」やってて「藤波」という名前が、もうすでに最高です!
苗字ブランドです。
「ドラゴン」とか言われないのかな?

職種の苗字ブランドその他にも・・・
・医者や学者なら「湯川」だといいですよねー。
・ラグビーなら「平尾」。
・ボクシングなら「辰吉」か「力石」で。
・ヤクザなら「田岡」。もしくは、名前だけでヤバそうな「鮫島」。

柔道/永瀬くんと角田さん
男子・永瀬君。変幻自在。何とかしてくれる感じが良かった!2大会連続メダル。
女子の角田さんは、完全なるワンパターン戦術で、金メダル。
今回の五輪での「されてみたい技」は、角田さんの巴投げからの関節技、されてみたい。。
(以前は、レスリングの吉田さんにグルグル・ローリングされてみたい)でした。
しかし、
面白いのは、いつもながらの、穴井の解説よ・・・
「いけ!君ならできる!」「そこだ、しっかり持て。離されるな!」とか、
もはや解説じゃないだろ・笑 
・・・ただ、なぜか、穴井は憎めないんだよなー。

スケートボード/堀米くん
スケートボードの堀米くんの、淡々・飄々としながらの逆転力が印象に残りました。
こうゆうのを「本当の精神力」と言うんだろうな。
派手に騒ぎ立てる人や、いかにも気合の入った人よりも、ずっと強いですね。

あと、
スケボー系のファッションって、
なんだか、だらしなくて好きじゃなかったんですが・・・
競技を見ていて「かっこええやん!」って、思いました。
さっそく、ダボダボのズボンを買いに行きました!

それに、
地元選手じゃない、日本人選手が金メダルでも、
フランスの観客が、すーっごい拍手と笑顔で称賛してたのも、印象的でした。


体操女子4人/@喫煙発覚でエースが辞退
「4人の心から楽しそうな笑顔が、印象的でした」
「本当に、楽しかったんでしょうねー」
↑↑と、クライアント先の大幹部さん。
(ワッル~~・笑)
本当にね、目の付けどころが、さすが!としか言いようがありません。
この「悪さ」、金メダル級です!
でも、こうゆう着眼点を持っているからこそ、
屋台骨を背負い、業績を上げ続けることができているのでしょうね。

皆さんは、何が印象に残りましたか?



入口が大事。先制パンチから始まる味ストーリー

何、食べたブログ・・・
クライアント先と、ご一緒させていただいたレストラン。

ハンバーグとステーキが、主力商品。

入口、入ってすぐの場所に、
高グレード肉の現物・冷蔵ケース。

そして、通行に迷惑なくらいにまで、せり出した場所に、焼き場。

入って、すぐのインパクト。
先制パンチ。
そこから始まるストーリー。
視覚・聴覚・嗅覚。5感のうち、3つに訴える。

「一宿一飯」の恩義に報いるためにも、業績アップ支援、頑張ります!



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