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三番目・女性管理職。優秀な女性。普通の女性。優秀な男性

今、大手企業においては、
「全管理職のうち女性の管理職が、〇%以上」など、
女性の管理職や役員の割合が、数値目標として、決められているところが増えています。

その結果、
成果、能力、人間性に、疑問符がつく女性社員でも、
目標にあわせるため、優先的にリーダー職となり、
男性社員の登用が、どん詰まって、
ギャップが生まれ、組織と人が疲弊している。というのです。

たとえば・・
総合評価70の女性と、総合評価85の男性では、
70の女性のほうが上司となり、85の男性が部下になる。
でも、組織はそうはいかない。=リーダー以上に優秀な社員は辞めてしまう。
70の女性に、70以下の社員をつける。そのための部署を作らねばならない・・・。という現象も起きる。
85の男性は、昇進が難関なものとなっている。

未来を作るため、乗り越えてゆかねばならない取り組みである。

私が、いろんな会社を見てきた中での、
「働く男女の差」についての認識をぶつけてみました。

「最初、女性はみな優秀。
 ただ、十年単位の長期でみれば、伸び悩んだり、つまづく人が多い」
「最初、男性はダメなヤツばかり。
 ただし、逃げずに食らいついてくる子は、そこから、ぐっと伸びてくる」

すると、
「そんなことはない」
「女性のほうが、優秀で戦力になる、伸びしろもある」との答えでした。

ただし・・・と、彼らは言う。
管理職や役員候補になりえる!と感じる、
真に優秀な女性は、
家庭に入って、専業主婦になってしまうことが、多いそうです。
会社。よりも、家庭や子供を優先する志向が強い。

夫の仕事の激しさ、育児への協力度、家事の重圧……。
どれだけ本人が優秀で、会社と仕事が好きでも、
環境が整わなければ「現役続行」のカードを捨てざるを得ないのです。

「夫婦で稼ぐ」という原点回帰へ。
・育児がひと段落した後の、スムーズな職場復帰。
・育児中でも、時間ではなく「成果」で正当に評価される体制。
・家庭でのパートナーとの協力体制。
このような「当たり前の土壌」を、きちんと耕していくことが必要と感じます。

実は、夫婦が共に働き、共に生活を支えるというスタイルは、
奈良時代の古くから日本人が当たり前にやってきた姿でもあります。
無理な下駄を履かせるのではなく、
無理に欧米にあわせるでもなく(欧米では女性も戦争に行くからねー)
これまで、日本の歩んできた道に、無理なくフィットさせ、
「優秀なすべての人財が、環境を理由に諦めなくて済む」ように。



各種ハラスメント対策は、売上・利益の源泉に

大企業では「ハラスメント」への対応・教育が、想像以上に強化されていました。

人口ボリュームが大きな「団塊の世代ジュニア」の私たちは、
常に「競争」の中で、育ってきました。

小学校:5クラス。
中学校:12クラス。
高校:12クラス。
バスケ部には、1学年で30名が入部して、3学年で60名以上。
練習場所も時間も限られているので、
まずは、部活を辞めさせるための過酷な練習、
根性があるヤツを見極め、残れば良い。という世界。

だから、理不尽も「試練」と考えて、
何とか突破したり、心の中や友達と一緒に小馬鹿にして、かわしたりできる。
年長者からの、暴言も暴力も、「糧」や「反面教師」と、消化することができる。

しかし、
そのような常識も行動も、今の時代は、通用しません。

このような我々が、
「俺たちが育ってきたのと同じように、常識を教えてやらねば」という、
エゴ的善意が、ハラスメントを起こす。

大企業では、パワハラ・モラハラ・セクハラを未然に防ぐため、
厳しく規制されていました。

その話題で、持ち切りでした。

5人に聞いた中で、一番、厳しい会社は、
社内に設置されている「ハラスメント通報窓口」に通報されたら、
国内にいる場合、即日もしくは、翌日の午前中までに、
東京の本社へ出社することが、絶対のルール。
如何なる理由があろうとも。
たとえ、重要な仕事のアポがあっても、ゴルフの約束があっても、全てキャンセル。
調査スタッフに、状況のヒアリングを受ける。

「え、、、どんな内容の通報でも?」
「そう、どんな内容でも」
「通報者が、嘘ついてたら?」
「関係ない。それも直接、聞きますから。すぐ東京に来なさい。って感じ」
「えー、マジか・・」「で、何回、呼び出されたん?・笑」
「2回・・・」

1回は、見事、セクハラと認定された。
「かわいいなあー」←アウト!
「僕が若かったら、絶対、告白してたわー」←完全アウト!!
みんなでワイワイ、飲み会の席の冗談まじりでも、アウトです。

これが常識。

2回目は、ギリギリ、セーフ。
・・・そもそも、要注意な社員=前任の上司と妙にズブズブ。
だったので、やりとりを全て、メモに残していたことが、功を奏した。

通報自体が、
以降の人事=出世の道に影響する。

個人面談は、個室では行わない。開放空間で行う。
男同士であっても、可能な限り2人にならない。会話は録音しておく。
それが日常であるらしい。

このようなハラスメント対策について・・・・
「住みにくい世の中になったものだ」「縛りができた」
「こんな甘やかせて、一人前になるのか?」と、
マイナスのイメージとして、とらえるか。
逆に、
「売上拡大、人材定着、利益創出の原動力・装置となっているのではないか?」と、とらえるか。

私は、彼らの話を聞きながら、後者を考えました。
・合理的な仕組みや、方法論ベースで、動いてゆくように、会社が変わる。
(誰かの感情や顔色をうかがいながらの仕事とならない)
・離職コスト、採用のコストが下がる。
・若手、女性が定着し、活躍しやすい環境になる。

その第一歩になるのではないか?

ハラスメント対策は「きれいごと」ではなく、
売上・利益に「構造的に」結びつく経営施策となっているのではないか?

・・・・
「ハラスメント通報」のうち、
半数近くは、当事者以外からの通報(サンプル5社ですが、そこはご容赦・笑)
女性に好意を寄せる男だったり、何らかの遺恨を持つ者。
「男から男への嫉妬」というヤツです。
こうゆうのは「大企業ならでは」という感がしました。



大企業で「役定・やくてい」しないためには

「中西。。オレは、最終便のバスに、乗れんかったよ」

大手企業では、55歳前後で、
管理職などの役職を退くことを求められる。それが一般的であるらしい。
つまり、
「年収が下がり、年下の上司に仕える」ことになる。
それが「ヤクテイ=役職定年」である。

一方で、ここから、
本社の役員や、子会社の社長等となり、さらに上がってゆく人もいる。

50代前半・・・
みんな、ちょうど、その岐路に来ているのである。

友人の冒頭の一言は、印象的でした。
役員・社長コースから、外れた=最終便のバスに乗れなかった。と。
(これを、こうしてサラッと言えるところに、凄さを感じる)
(くだらないプライドがない、全力でやっている人の証である)

でも彼は、まだ、あきらめていなかった。
専門職的なコースに合格すれば(社内監査の仕事を狙っているらしい)
ヤクテイ路線から、抜け出せるチャンスがある。と。
その執念も、さすがである。

大企業で、出世ペースを落とさない。
つまり、ヤクテイせずに、さらに上がる人は、
同期入社人数に対して、10分の1以下の確率らしい。

そうなるためには、何が必要なのか?

自分とチームこれまでの成果が一定以上であること。
それは言うまでもなく、当然のこと。
さらには、
「どの上司につくか?」
=「その上司が出世するかどうか?」
これが、大きな要因を占めるそうです。
(こうゆう点は、今も、そうゆう体質なんだね~)

別の機会に、
大手商社の人事をしてきた先輩に、同じ質問をしてみました。
すると、
「結果、出世した人を眺めると、若い時から、社内で知名度があった人だね」
と、教えてくれました。

どうゆう知名度かと言えば、
「このことなら、この人に聞けばよい」
「この人を、頼ってゆけば、何とかしてくれる」

大企業において、社内での横断的な仕事がある、
別の部署で会う人との間で発揮される知識や対応能力、
そして人間性=面倒見の良さが
「知名度」となり、大企業での出世につながる。

これから、大企業に入社する若者には、知っておいてもらいたい。
(基本、中小企業でも同じだと思います。
「上司」や「社内」が、「オーナー」という言葉に代わるだけです)


「ヤクテイになって、年収が下がったら、どのくらいの年収になるんや??
 それでも、1本は、あるんやろ?」
「そやな、そのくらいはあるな」
年収を下げられて、1000万円以上。
さすが、大企業は、違う!!



異なる業界。同じ世代。50代男子、3つの本音テーマ

大学時代の友達・先輩との再会。
いわゆる大企業。
それぞれの道で、頑張っています。

大手・損害保険会社
大手・金融サービス会社
大手・飲料メーカー
大手・総合保険会社
大手・損害保険会社から、実家の老舗の後継者へ
そして、ボク。
合計6人の会合。

知らない世界、
名だたる大手企業の話は、本当に面白くて、興味深い。

有名企業で、頑張ってきて、
50を過ぎたオッさん達が、共通で盛り上がる話題は、この3つでした。
1「役定(やくてい)」
2「パワハラ・セクハラ」
3「女性管理職」

経験がないから、興味津々。。

備忘録として、
順に、書き留めておきます。



中学歴以下、中小企業の若者へ。食い物にされないようになー

前回ブログの最終文章からの続きです。
////
アホな子は、
目先の甘い求人広告(年収○○万円!年間休日○○日)に、惹かれて、
それに、申し込んでしまう。良い条件を探す。

でも、それは、
結局「資本主義」の食い物にされて、
使い捨てにされるだけである。
////

それよりも、今の境遇で、
まず、
「自分という会社を経営すること」
製品(得意技)を作ること、
市場に出して、ライバルよりも、売れるようにする。
自分以外からの情報を入手、勉強して、先を読み、製品を磨き、
仲間と協働する、利益を出す=貯蓄をする。
利益は、投資に回して、再生産する。

人並み以上=1000万円以上の収入を得るためには、
「決算書と現場」が、結びついてわかること。
良化させる方法を身につけること

誰かから提示される「休みや給与」の条件に、右往左往せず、
ちゃんと上記をやっておけば、
どんな「資本主義」が襲いかかってきても、
間違いなく、生き残る。



ますます「資本主義」を、どう生き抜くか?

意図せぬところで「資本」に飲み込まれて、
その「犠牲者」になる可能性がある。
そんなことが、多くなってゆくであろう、これからの日本。

どうしてゆけば良いか?

生きている人、すべての人が経営者になる。

それが「資本主義」を感じたから、
新旧の「資本」に関する名著を読んでみた、私の結論です。

社長だけが、経営者ではない。
独立して経営者になれ、とも言わない。
従業員でありながらも、自分が自分の経営。をしてゆく。
そうゆうことです。

「自分が自分の経営者となる」
具体的には、こんなイメージです。

・より給料=売上が上がるよう、売れる商品=得意技を持つ。
・その「技」が、誰かに必要とされる=「売れる」よう、他の人間よりも価値を高める。
・収入の何割かを、さらに給料が上がるための投資にまわし、さらに成長できる素地を作る。
・四六時中、仕事の価値を上げること、自分=ある機能を果たす商品として、生活をする。
・貯金をする=利益を残す。借入れやローンに甘えない。
最低でも1年、収入ゼロでも生きれる程度は。
・他からの情報に敏感になる。先見性を磨く。本、ニュース、業界の繁盛店を体験する。
・仲間と共に、連携して仕事を行う。
・自分の技や思考の継承者。自分がいなくても、職場がまわる人間を3人以上育てる。

資本について「これを読んだほうが良い!」と言われて、読んだ書籍。

聞いたこともない、
難しい言葉で表現されていて、
読み方、解釈も、いろいろだけれども・・・

私の結論は、
「一人ひとり全員が、経営者になれば良い」ということでした。
この感想を述べると、
大師匠が、これまでにないほど、評価してくれました。

なので、
たぶん、間違っていないです・笑

また、
上記のことができる、志ある人は、
「本物の経営者としての能力」を身につけておけば、
資本が猛威をふるっても、一生、食べるに困らず、
大きなチャンスが巡ってきます。
つまり、
「決算書が読める、その数字を作るため、現場を変えることができる」
決算書の数字と現場で行っていることが、
リアルにつながっていて、
それを良化させてゆく動きができる人。

高学歴でなくても、有名上場企業に就職していなくても、
年収1000万円以上をとれる近道は、これからは、これに尽きると思います。

企業の買収案件が、
もっと増えてゆきます。
この人材が不足してきます。必要とされます。



謹賀新年~資本主義を感じる1年

「昨年は、どんな1年でしたか?」と問われると、こうお答えします。

「これまでの人生のなかで、最も【資本主義】を感じた年でした」

これから、
もっと感じることになるであろう、
そのはじまりではないか?と思っています。

新年、あけまして、おめでとうございます。

資本主義とは、その名の通り「資本」=「お金」を、
個人や集団の考えや行動の原則としていること。

一般的で、身近な資本主義。といえば、
まず、仕事と給料=お客様からいただいたお金の一部が給料となること。
需給のバランスによる価格変動(お米、野菜、季節料金等)、
サブスク(固定収入)、
セルフレジ(効率化)、
ネットに出てくる広告(無料、時間消費の収益化)、
新商品と廃番品(価値の競争)、
時給・給料の格差(これも、需給バランス)、
高級時計&高級車と普通品(欲望)・・・等々があります。

私の普段の仕事、クライアント先を勝たせること。は、
まさに「資本主義」真っ只中です。

昨年、これまで以上に「資本主義」を感じたこと、
私のまわりに起こった出来事を列挙してみます。

1)まず、出張で泊まるホテルの料金高騰。
それに、海外での買い物、飲食代金の高額化。
「円=日本」の弱さを、つくづく、本当に、情けなく思う。

2)レトロな「いい感じ」のお店、建物、路地が、なくなってゆく。
再開発である。そのあとキレイな巨大ビルができる。
雑多な前のほうが良かったのになあ。。「資本主義」に、そうゆう情緒はない。

3)ご支援先を含む周辺で、
大資本に「買収される」案件が、増えました。何度か間近で関わりました。
こちらが「買収する」という話の数十倍、数百倍の規模感です。
これまで戦ってきた競合店が、大資本に買収され、今度は、戦う相手が変わる。ということは日常茶飯事です。

4)当社が居を構えていた大阪・北浜のビルは、
オーナー企業の意向で、売却されることになり、事務所の退去&移転を余儀なくされました。

さようなら。ライオン橋、中の島公会堂、バラ園、大阪証券取引所。。。

5)「ファウンドリー」というお気に入りのケーキ屋さん、
(百貨店にも入っていて、行列もできる人気店、という認識でした)が、
昨年の秋、全店舗一斉閉店。
大丈夫なのか?何が起こった?と、心配して、調べてみましたが、
実は「グラマシーニューヨーク」や「オードリー」「タルティン」という「作られた」ブランドを展開する、プレジィールという会社(100年前は米穀商、製麺製粉業からの転進)の1ブランドでした。
※グラマシー・・・は、恥ずかしながら・・・
「有名な店舗が出店してきたもの」思っていました。
壮大な虚構(嘘)と経済合理性の優先。資本主義である。

この「高さ」と「ボリューム感」、
果実とクリームのバランスの良さに魅了されておりましたが。

さて、こうゆう資本主義を、どうやって生きてゆくか?
(つづく)



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