2024年4月28日 20:48
「中二病」とは、
自分をよくみせるための背伸び。
自己顕示欲と劣等感を交錯させた、ひねくれた物言いなどが典型で、
思春期特有の不安定な精神状態による言動。
とのこと。
●アーティストが売れると「売れる前から知っている」と主張。
●洋楽を聞き始める。
●独自のファッションを好む(眼帯、包帯、黒づくめ)
●「何か」になりきる。空想の世界を、現実に持ち込み境がなくなる。
●ほかの人と違う、自分のマイナー趣味をアピ―ル。
●「でも」「っていうより」「いや、違う」などの言葉を多用する。
●オラつきたがる。本人にとっては「かっこいい」つもりで、注意してもムダ。
●ポケットに手をつっこむ。ちょっと反抗的でワルっぽく見える。
●ケンカしたことないのに、ケンカじまん。
こんな具体的特徴があるらしい。
自分を振り返ると・・・
・人と異なることを良しとする。
・想像の世界に生きている。あたりは、当てはまっていたなあ。
オラオラ系ではなかったはず。
やっぱり、当てはまっている。いわゆる思春期というヤツである。
ベストテンの流行歌でなく、佐野元春。
それに、ハウンドドッグや聖飢魔Ⅱを、見つけてきて、聴くのである。
ダウンタウンは、TVで観るのでなく、
深夜ラジオのほうでトークを聴くことに価値を見出す。
通学路は、別の独自ルートを日によって変える。
あぶない刑事、を好きになり、
スタイリッシュで、ユーモアがあり、仲間が自立かつ連合し、
多少、上司の言うことを聞かなくても、
本質的な成果を上げることができる、とういう人間に憧れをいだく。
中二病は、恐ろしい。
「後遺症」が、ずーっと続く。
自分を含む、オッサンどもを見ても、未だ中二病の後遺症の中の人、多数。
人格を形成する大切な時期と言える。
↑↑
また、懲りずに、観に行こうとたくらんでいます。
『大丈夫、俺たちは成長していない』だって。。その通り!
だからこそ「思春期」と言われる中学生で、
どんな音楽に出会うか、どんな本に出会うか、
どんな部活、勉強、生活を体験するか、
どんな友達、先輩、先生に会うか。
それらを自分が、どうとらえて、
どんな影響を受けるか? とても大切。
で、その準備は、実は「中二まで」で決まっている。
2024年4月27日 20:45
今年も、桜の季節がやってきた。
大好きなのは、葉桜の時期。
「散る桜」
今年も、散歩がてら、近所に出かけました。
良い感じの場所を見つけ、スタバを買って、ゴロリンコ。
ナニ?
らしくない??
そんなことはない。どちらかと言えば、お洒落やナチュラルを愛するほうである。
春は、新生活スタートの時期。
生意気にも21歳となった愚息君は、この春、大学院へ進む意思決定をした
猛者たち(=学部の成績上位者たち)が集まる最難関・研究室に入るらしい。
「なぜ、その最難関・研究室を選んだか?」との質問に、
「一番、力がつきそうだから」との言葉を残し、身を投じた。
うむ、その思考、大したものだ。
(落ちこぼれたとしても、褒めてあげよう)
(ドベになっても、キミなら、必ず道は拓けるだろう)
(人の創り出した物に、理解できぬ物はない!)
大先輩からも、素晴らしいアドバイスをもらった。
21歳当時、学生の私では、ビビりまくって、恐ろしくて、
何よりも、ラクをしたくて・・
そうゆう意思決定はできなかった。
一部、超えられているが、さらに、超えていった。
「愚息」と謙遜して呼んだものの、なかなかの逸材だな。
おかげで、私も、
ちょっとした男同士の関わり方、成長について、
仮説ながら、自信を持って語ることができる。
また、そのうち、色々書きます。
2024年4月21日 20:10
例の「稀少入荷」車海老たちが、水槽に入れられている。
美味しく飲み食いしながら、
「あのさ、もし自分が、水槽の中の車海老だったら、どうする?」
一見、無意味でアホ。
だが、実は大切な「反実仮想」問答がはじまる。
「反実仮想」とは何か?それは、以前も紹介した。
⇒https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2018/01/25/
1)座して(いや、プカプカして)、穏やかに死を待つ。
・・・待て。本当に、それで、良いのか?
2)底で死んだふりをして、捨てられて、生き残る。
・・・待てよ。。不良在庫から調理しないと、もったいない!という経済合理主義の料理人だったら、
早く料理にされる可能性があるぞ。
3)ピンピン暴れて、抵抗の意志を示す。
・・・待てよ。動くと、上の方に行ってしまう。
時間合理主義の料理人だったら、手っ取り早く、アミですくわれてしまうかもしれない。
4)自ら腕(足か?)か片目を切って、明らかな不良品となる。
・・・オレを商品として出すと、お客様からクレームが入るようにしておいて、生き残る。
痛いけど、生きるためだ。海老になれば、痛くないかもしれない。
5)2)と3)の組み合わせは、どうだ?
死んだふりして、アミにすくわれたところで、ピン!と跳ねる。
地面に落ちて、捨てられて、生き延びる。
・・・でも、捨てられて、料理人の手から逃げ延びたところで、、海水がない。。
かなり苦しみながら、死ぬことになりそうだ。
6)ならば、ひと思いにスパッとつかまって、仲間を少しの時間でも生かし、
ヒトに美味しく食べられたほうが、良いか??感謝はされるぞ。
こうゆう思索をしていると、
申し訳なくて、食べることを、ためらうようになる。
人の「業」。命をいただいて生きていることを痛感する。
車海老の水槽が「小宇宙」に見えてくる。
もしかして、人間社会も、同じじゃないか??
ごちゃごちゃ、やってるけど、結局、ポン!と召されてゆく。
水槽の中と、人間の世界は、大して変わらないかもしれない。
だからこそ、
現世を自分のやりたいように。悔いのないように。
誰かに喜んでもらえるように、全力で。
全ては、ある日、ポンと召されてゆく日のために。
「どんな順番で、海老をつかまえるんですか?」と、料理人君に質問する。
変なヤツだと思われたみたい。
しばらく考えてから、
「美味しそうなヤツからです!」と。
・・・ミシュランの覆面調査員と思われたかな?
フッ、模範解答だけどな・・
本当か??
嘘つけーー。それじゃ、店の経営、成り立たないだろうよー。
「目があったヤツ」から始末していってるだろ?
キミ、結構、ワルっぽい顔つきをしているぞー。
きっと、
この水槽の中には、放り込まれてから、幾多の危機をかいくぐり、
何年、生き延びている。
そんな長老・海老も、いるんだろうなー。
「その海老は、この中で、誰だと思う?」
「なぜ、そう思う?その理由は?」
酔っ払いオヤジの面倒なトークは、尽きることがない。。
大地震が来ても、中国軍が来ても、
感染症が来ても、大不況が来ても、
大丈夫なように、こうやって反実仮想・訓練をしておく。
だから、
ライバル店が来ることくらい、何てことない!
2024年4月20日 20:48
何、食ったブログ。第三弾は、居酒屋さんより。
この貼り紙POPは、まことに「巧み」である。
こう書かれるとねー。
注文してしまいます。
しかも、この手書きが、その感情を増幅させる。
欲張らないで「2個」を確実に、全員からご注文いただく。
・・・・
当社の祭壇用・追加装花のご注文は、ひと家族様、2個限定とさせていただきます。
生花市場の縮小・高騰につき、入荷が少なくなっております。。
※
活車海老、のごとく「活・生花」と書くも良し!
そうゆうことに相当しますよね。
2024年4月14日 20:07
何、食ったブログ・・次は、大阪の百貨店より。
「マフィアが愛した・・」と言われると、、ね。
デザイン・センスと、フレーズだけで、買ってみたくなる。
オヤジ心、そそられてしまうのです。
「ヤクザが愛した饅頭」でも
「ギャングが愛したポップコーン」でも、なんか絵にならないですよね。
なぜだ?
ヤクザやギャングって、
だいたい見た目で「それモン」とわかる。
マフィアのほうが「それモン」とわかりにくい。から??
より地下に潜ってて、秘匿性が高そうな感じ?
むやみに、ひけらかさない感じが、いい感じに思える??
映画でも「ゴッドファーザー」や「アンタッチャブル」のほうが、
「グレート感」があるんですよね。
「仁義なき戦い」よりも。
中身も、お洒落でした。
しかし、
マフィアは、本当に愛していたのか??
たぶん、愛していない。
イタリアのお菓子を売るためのマーケティングの一環である。
さて、御社の商品、何に愛されたことにしましょうか?
2024年4月13日 21:38
どうでも良い事の中に、ヒントがある。
時々、このブログにあらわれる、何、食べたシリーズ。
こちらは、通りがかりに、ふと入ってみたお店。
何と・・・「天ぷら」と「刺身」を同時に、丼のうえに乗せるという「暴挙」?
定食として、別皿でセットされるのは、
上級ランチとして、広く認知されるところでありますが。
歌手で言えば、矢沢永吉と松山千春にデュエットさせた、
というようなものである。
そして、
注目すべきは、強気の値段設定の下にある。
野菜天丼480円!
腹ペコで、お金に余裕のない学生君のためのメニューも、ちゃんとあるのです。
かっこつけてない、チャラくない、
お客様に密着して、
地道に積み上げるこのお店の姿勢が見て取れます。
裏面は、こうなっています。
2024年4月7日 19:59
支援先の女性スタッフさんと
「イケメン・プロ野球選手は誰か?」という会話になった。
驚いた!!
山本由伸、近本光司、山田哲人。
佐々木朗希、大谷翔平。。という名前が出てくる。
実際「プロ野球 イケメン」とネット検索しても、そうゆう名前が連なっている。
私の感性では、
「え??」「は?」という選手の名前が並ぶ。
「いやいや、ちょっと待ってください」
「顔の話をしてるんですよね?」
「顔・限定の話ですよ」
確かに、顔、悪くはないですよ・・・。性格も良さそうですよ。
でも、顔は、普通くらいでしょうよ。
「じゃあ、聞きますけどね。
僕の首から上を、カパッ!と、チカモトに取り換えたとしたら、イケメンですか?」
「中身も首から下も、僕です。顔だけ、チカモトです。」
30盗塁しない。毎年15勝以上しない。トリプルスリーしない。
160km投げない。100億円稼がない。
この通り、性格は悪い。変人かつ変態として。
それでも、イケメンですか?
女性陣のこのイケメン判断を、バイアス(先入観・偏り)と呼ぶ。
バイアスの中でも「ハロー効果」=何かの際立つ優れた要素だけで、
全てを総合的に高く評価してしまうバイアスのこと。
いわゆる「過大評価」である。
「顔」を評価するのに、
その判断に「顔以外の要素」を、多分に入れてくる。
純粋な「顔だけ」で判断をしていない。
いや・・・正確に言えば、バイアスがかかって判断できないのである。
つまり、
男よ、仕事で成果を出すべし!
それ以上のメリットも、たくさんあるぞ。
ということである。
「じゃあ、中西さんの言うイケメン選手は、誰ですか?」
よくぞ、聞いてくれた!
古くは、カープの高橋慶彦だ。
渡米した選手なら、ダルビッシュ。
今、日本国内なら
断然、ソブエ=祖父江大輔である。
中日の中継ぎ投手、本当に良く頑張る投手。
毎年毎年50試合に登板してるんですよ!3試合に1試合、これを10年間。
どうですか、めちゃめちゃ、かっこいいでしょ。
この、捕手のサインをのぞき込む表情と目力なんかね、
僕が女性なら、これだけで、打ち取られてしまいますよ。
ほら。ソブエです。
じゃーーん!!
「・・・・・」
「うーん・・・まあ・・」
「中西さんのストライクゾーンも、相当、偏っていますよ」
「どう偏っていますか?」
「何というか、、時代遅れなんです」
「今は、中性的な感じがいいんですよ」
「そうですか、うすうす、感じてはいました。」
「でも、僕は、断然、ソブエ派です!!首から上だけ、ソブエになってもいいです」
こんな風にして、
現代人の感性とのすり合わせ訓練をしている。
2024年4月6日 20:43
前回ブログで、
「横浜高校から横浜DNAベイスターズ入団」ルートについて書きました。
地方に本拠地を置く球団が、地元高校出身の選手を採る(獲る)あえて、採る。としたい。
それは、
安定的に地元に根ざした人気(=収入)を得るためには、大切な要件です。
たとえば、
北海道日本ハムファイターズは、北海道の高校から。
楽天は、東北地方から。
中日は、愛知を中心とした東海地方から。
広島は、広島を中心とした中国地方から。
ソフトバンクは、福岡を中心とした九州から。。といった風である。
地元高校出身の選手が、主力に育つと、球団に不動の人気が出る。
指名選手の出身校を、割合的に見ると(地元採用枠)は、やはり存在しそうである。
一方、マイナス点もある。
1)新戦力を獲得する段階で、地元重視が過ぎると
「長期的なチーム強化の視点」や「実力本位」で、採れなくなる。
2)入団後、地元のつながり・しがらみが多いので、時に「関係者」がいちいち現場に介入してくる。
(球団幹部の○○さんの関係者のご子息だ、だから、試合に出さないと・・・という圧力や忖度、それによる不協和音)
「地元選手を指名せず、見送ること」にも、かなりのプレッシャーがかかる。
ドラフト上位(1位~3位)で、
地元の有望な高卒選手が、他球団に採られてしまう。これは、仕方ない。
たとえば、横浜高校の松坂がドラフト1位で、横浜以外に入団。
横浜のファンも「これは仕方ないね」と、あきらめる。
岩手から大谷が1位で、日本ハムへ。とかも同様である。
しかし、
ドラフト下位(4位以下)で、地元の高校球児が、他の地域の球団に指名されて、
その後、「日本代表クラス」になるまで活躍すると、
スカウト力=選手を見る目について、地元ファンから大ブーイングが起こる。
「フシ穴」のレッテルを貼られてしまう。
「なーんで、地元やのに、採らんかったんや、
4位まで、残っとったんやでー。うちのその年のドラフト1~3位で活躍してる選手、おる??
採っとったら、今頃は・・・。。はあ、どえりゃーことやでー」
上記のファンの声の通り、
球史に最も「やらかした感」が残るのは、中日のスカウトである。
古くは、名古屋電気の工藤公康を、6位で西武に。
愛工大名電のイチローを、4位でオリックスに。
蒲郡高校の千賀は、ドラフト外の育成枠でソフトバンクに。
2度、3度までも、採られている。
「家が中日新聞をとってなかったのでは?もしかして読売新聞を購読していたんじゃないか?」
中日は親会社が新聞社。この点、読売巨人と強烈に対立している。
名古屋経済界とのつながりが強く、独特の文化がある。
(この話は、マニアックになるので、また、後日・・)
実は、地味にソフトバンクも、やらかしている。
古くは、熊本工業の前田智徳を、4位で広島に。
近年は、都城高校の山本由伸を、4位でオリックスに。
八重山商工の平良海馬の、4位で西武に、採られている。
「AUか、ドコモを使ってたんじゃないか?」
ただ、中日と違う点は、
完全なるお膝元「福岡」では、やられていない。
その分、ファンからの当たりは「ソフト」である。
また、大学や社会人を経てからの入団については、
ファンは寛容な傾向にある。
地方に本拠地を置く球団のスカウトたちの<高校生・地元採用>、
なかなか苦労が多そうです。