投手出身・名将の条件。もう一人のマサトにご注目を。ナマイキの勉強
先日のブログの続き。
投手出身でも「名監督」となれるかもしれない5条件。
今年の新監督のなかに、この条件に合致する監督がいる。
ロッテの吉井理人(まさと)監督である。
1)は、シュートとフォーク
・・・ただし、高津のシンカー、工藤のカーブほどの一級品ではない。
しかし「二級ツールを組み合わせて、生き残った事実」も、また見どころである。
2)は、24年間
3)は、現役7球団(うち大リーグ3球団)※コーチとして、さらに3球団。
工藤同様、筑波大学の大学院で修士課程を取得。
4)は、近鉄(オリックス)バファローズに出戻り。
5)は、仰木、野村、バレンタイン
吉井は、我が愛しの「近鉄バファローズ」戦士である。
だから、若かりし、現役時代のことも良く知っている。
ひと言で言えば、とんがっていた。内角を突く、強気の投球。
感情をオモテに出していたし、不服そうな顔もしていたなー。
有名な10.19川崎球場での決戦と、その翌年。
優勝決定の試合で2年連続、吉井のポジションである「リリーフ」を、
エース・阿波野に交代させられ、ロッカー室で激オコ!!
優勝したのに、胴上げに参加しなかったことは、近鉄ファンの間では有名である。
でも、野球に対しては、真摯で真面目。
だからこそ、理不尽に対して「抵抗」していた。
野球界で、いちはやく、科学的トレーニングを導入。その先駆けの存在。
入団してきたばかりの野茂と仲良く、チームメイトとの、つなぎ役でもあった。
年数とともに、研究を重ね、たくさんの勉強をしている。
球界内でコーチとしての手腕も高く評価されて、
今回、ロッテ・コーチからの内部昇進。
今年の佐々木朗希・活躍の影の立役者でもあり、チームの把握もできている。
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奇しくも、漢字は違えど、同じ(マサト)である。
他人事とは思えず、期待と不安で、見守っている。
失敗があるとすれば・・・「上との軋轢」だろうなー・笑
大人になっていれば良いけどな・・・「論理」を優先させるから。
「うまく収まれば、それでいいでしょ」には、納得できない性格。
自由にやらせれば、それなりの結果は残すと思います。
良き理解者が、近くにいてあげて欲しい。。
名前も同じだし、自分と、やや似ている匂いがするのです。
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気になって、今年のロッテの戦力を観たけど・・・これは、弱い!!
エース不在・4番不在・リーダー不在。。
全部、これから、作らなきゃ。。課題山積み。
・高卒捕手、好素材「ザ・野球小僧」の19歳、松川君を、5年がかりで一人前にする。
・佐々木が、怪我無く、規定投球回を投げる。
・藤原、安田、、近年のドラフト1位の好素材が、覚醒する。
ちなみに、2018年・夏の甲子園ブログで取り上げた、
金足農・吉田の秋田のライバル・山口君が、ロッテ入りし、そこそこ戦力になっている)
このブログの中盤・3)に、ご注目。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2018/08/26
・これに、実績あるベテラン勢が加われば、、何とかなるか?荻野、角中、岡・・・玄人好みのベテラン最後の旬の時期。
・レオン&レロン・リー兄弟くらいの、強烈な外国人、引っ張ってこれないかなー。
11月も、出張の日々。。
出張先のホテルは、クリスマス仕様で、心を和ませてくれます。