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いじめも自然の摂理。理性と勇気で立ち向かうこと

エサとなる「草食獣」たとえば・・・水牛の立場から、
この件を、考えてみる。

動画を見ていると
1頭の水牛がライオン達に「お尻にしがみつかれている」状態のとき、
水牛の仲間が「助けようかな・・」と、遠くから見ていることが良くあるのです。

ひと通り、逃げ惑った後、
捕まった仲間を気にかける一部の連中が、現場に戻ってくるのです。
(ヒトと共通だなーー)
※さっさと逃げて、戻ってこない連中が、大多数である。

戻ってきた水牛たちは、
ライオンたちに、しがみつかれた状態の仲間を、遠巻きに、心配そうに見ている。
助けに行こうかな。。と、近寄ることもある。
しかし、助けには行かない。
「助けに行って、オレがやられるのは、イヤだな・・・。どうしよう・・・」
そんな雰囲気で、もぞもぞ、見ている。

第三者から見れば、角をふるって、突進すれば、
仲間を助けることができそうだ。
ライオンも、それをとても恐れている、警戒している。
でも、しない。
できないのである。
そのうち、仲間は、動きを止められ、徐々にエサ化してゆく。。

「おい!!見てないで、行けよ!!今だ!!」と、
何度も、映像を見ながら声を出してしまう。。

水牛が、ライオンのように「集団」となれば、
間違いなく救出に成功できる。
しかし、水牛にとっての具体的メリットが、ない。
リスクのほうが大きい。だから、集団で救出にも行かない。

子供の「いじめ」の原点を見ているようでもある。
このようにみれば「いじめ」は、生物の自然の摂理なのである。

1対1では、かかってゆかない。集団になる。
集団も、実際に扇動しているのは、ごく一部。
他は、何もしていない。
背中を見せると、相手を調子づかせる。
相手に対して正面を向くべし。ということが、理解できる。

<子供にこそ、見せるべき理由・その2>
キミは、つかまった水牛がいたら、
見てないで、救出に向かえる水牛になれるか?
それとも、キミは「見てるだけ」の水牛か? 
代わりに自分がつかまるかもしれないのが、イヤか?
ひょっとして、逃げたまま、戻ってこない水牛か??
(いや、アイツが、ライオンにつかまったの知らんかったし・・・)って、とぼけるか??

ヒトならば「本能」を知ったうえで「理性」で、抗うべし。

ごくまれに、見事、仲間を救出する、勇敢な水牛もいる。

水牛が、勇気を出して、ライオンに突進した場合、
途中で、あきらめなければ、100%、救出に成功できる。

「良く頑張った!」と、拍手を送りたくなる映像なのです。

事務所近くの、バーにて。。ランチ。
誇り高き草食獣よ、、立ち向かえ!



生物の原点。。集団・リスク最小限・地道に、地道に。。

ヒトを含む、生物の原点の勉強になる。。

集団で1頭を狙う。これは、自然界の法則である。
集団となることは、目的を達成させるために、大きな力を持つ。
集団の中で、実際に「働いている」ヤツは、ひと握りだけ。
他の大勢は、美味しいところに与ろう・・・と、本気を出していない。
リスクは最小限。「正々堂々、正面から・・・という論理」は、生物にはない。
ステップを踏んで、仕留める。
ハートがあり、スキルに優れたヤツは、
集団の中で、一目置かれる(置かれていそうだ)献身的に、任務を遂行する。

肉食獣の「狩り」が、
案外、地味なことは、ライオンに限ったことではない。

クマは、雑食である。ドングリや草木がメイン。時々昆虫やカニを食べている。
シカの肉を食べるときも、死肉を食べていることが多い。

シャチは、集団でクジラを襲うが、ガブーーッとやるわけではない。
かわるがわる、みんなでクジラの上にのっかり、
浮上して息つぎすることをさせず、窒息死させる。そのあとから、ゆっくりムシャムシャ食べる。

現代の人間社会に、通じることが、たくさんある。

受注活動や営業活動、生産活動も、そうゆうものだ。
決して、派手なものではない。地道なものだ。
集団の力を発揮するほうが強い。
一部の勇敢で、技術ある、人格者が他をひっぱる。
半数以上は、働いているポーズをしている。
段階を踏んでこそ、獲物を手にすることができる。

 
子供にこそ、見せるべき理由・その1

さあ、キミは、
今、どのライオンか?
どのライオンになりたいのか??

ヒヨコ君、草食獣に狙われる。。
逃げろ~~!!



ライオンの「狩り」の話を。。前編

生物系のテレビ番組では、
私の一番見たいところが、カットされてしまう。
「捕食シーン」である。

ライオンたちが、獲物を見つけ、ばーーっと、走り出す。
待ち伏せ等の連携プレイで、草食獣に、飛びかかる!

で、次のシーンでは、
みんなで、ムシャムシャ食べているところが、映し出される。。これが現代のテレビである。

違う!
俺は、その間のシーンが見たいんだ!!
飛びかかってから、どうやって、仕留めるのか?
捕食=生き物が「食事」に、いつ、どうやって、変わるのか??を見たいんだ!

きっと「残酷だ、子供に見せられない」などと言う、
アホ視聴者の声に、配慮してのことであろう。。
しかし、実は、この映像、子供にこそ、見せるべきなのである。
理由は、後日。。

そうだ!
こうゆうときこそ、ユーチューブの出番だ!
で、検索してみると、あります、あります、、リアルなライオンの狩りの動画。

皆さん、ライオンがどうやって、フィニッシュ=食事タイムにもってゆくのか?
知っていますか?

ライオンの「狩り映像」ばかり、ユーチューブを約6時間も見て、わかったことがあります。
「狩り」は、意外に地味な作業なのです。

私のイメージとしては、
ライオンが、ガブーーッと、
噛みついたり、
牙や爪で切り裂き、草食獣の血が流れる・・という狩りをイメージしていましたが、、
現実は違っています。

まず、対象となる一頭の水牛を、メスライオンが、群れで、取り囲む。

勇敢なヤツが、飛びかかる。次に、それを見ていた、まあまあ勇敢なヤツが飛びかかる。
半数以上のヤツは「見てるだけ」か「攻撃しているポーズをしてるだけ」

飛びかかるが、決して、前からは、行かない。
お尻にしがみつく。=動きを止める。

そのあと、何頭も、お尻にしがみつく。=地面に横倒しすることが目的。

そのうちに、一番、勇敢で狩りの上手そうなヤツが、喉元に的確に噛みつく。
でも、食いちぎる。。というよりも、窒息させ、体力を奪う目的。
嚙みついたまま、動かない。離れない。

水牛が体力を消耗して、疲れて、倒れる。
そこで、その他大勢のライオンが、群れて寄ってくる。
下腹部のやわらかいところだけに、集中して、食べ始める。

この間、平均すれば、約1時間前後は、かかっている。

仲間が食べ始めても、
喉元に食らいついた勇敢な彼女は、ずっと体勢をキープしたままである。

<次回>に続く・・・笑



根元的なオスの役割。

ヒトや生き物に関する番組が、好きです。
生物本来の姿を通して、生物の基本形と、
ヒトがヒトたる所以。。を知ることが、面白いのです。

先日、ライオンの生態の特集をしていました。

ライオンのオスは、基本的に、何もしない。
子育ても、エサを獲るのも、メス・ライオンの役割。

同じ生物なのに、ヒトとは、ちょっと違うんだなあ。。
現代、特に日本においては、
エサ(=生活を支える「カネ」を稼ぐこと)を獲ることは、
主に、男の仕事だもんなあーー。
(俺もライオンみたいになりたいなあ~)なんて、思っていました・笑

メスたちが、仕留めた獲物を、
オスは、あとから、ノソノソ出て行って、先に、食べている。

 
そんな、
オスの役割は、ただひとつ。
群れの「縄張り」を、守ることである。

縄張りに入ってこようとする、放浪オス、
他の群れのオスと、本気で決闘して、追い払う。

メスは、その「縄張り」の中で、狩りを行う。

たぶん・・・
オスの最も根本的な存在理由は、
日々のエサの獲得よりも、
「体を張って、群れを守ることができるかどうか」
「安心な“狩り場”を、作ることができるかどうか」
そうゆうところにある。。と、同じ「生物」であるライオンから学んでいます。


お、おう。。そうだけど。。
改めて、言われると、ドキッとくるなあ。

初心に帰ることができる扉です。



対象物の見方|視座の力を鍛える

事務所近くのバラ園は、上から「眺望」=大きな角度をつけて、見ると、
全体像をつかめる。で、ちょっとした優越感がある。

現場で「同じ目線」=角度を低めにして、見ると、
迫力がある。リアリティが違う。
バラの香りが一面に漂っている、人の反応も良くわかる。
自分以外の人が、どうやってバラを見ているのか?もわかる。

「時間」を変えて、朝一番に行くと、
とても新鮮で、この公園を独占している気分を味わえる。

「距離」を縮めると、個別の色や香り(嗅覚)を感じ、
「ほほう。。やっぱり、キレイなバラにはトゲがあるんだなあ」
なんて、ことも確認できる。
触れてみれば(触覚)花びらの冷んやり具合も、わかる。

バラ・サイドから見たら、俺や周りの風景は、どう映っているんだろ?
(おかしなヤツがいる・・・)と警戒されているかな?

このように、
どの位置から見るか?=「視座」を変えると、楽しみ方が数倍になる。
売上を上げるためにも、
人生を成功させるにも、大切な要素だ。

視点=どのポイントを見るか?
視野=どこまでの範囲を見るか?
視座=どの位置から見るか?



解脱(げだつ)の極意

前回ブログの続き・・・
それは、私が「経営者」だから・・・ではない。

会社員であったころから、
このような「仕事」と「休み」の感覚でした。
そうなり始めた時期は、20代半ば~後半くらいから。

理由を、考えてみました。

1)幼少期から、土日も、家で書類を調べたり、仕上げたり、
 休日も、ちょこっと会社に顔を出す・・・
 そうゆう「会社員の父親」の姿を見て、育ったこと。

2)一度きりの人生。その約40%の時間を占める「仕事」の時間を
 「お金のために、働かなければならない」と、生きてゆくのは、嫌だ!
 全ての時間を、楽しく、有意義に過ごしたい。
 高校生のころ、何かの本を読んでから、そうゆう考えになったこと。

3)会社に入ってからの3年間は、先輩から依頼される「仕事」に追いまくられて、
 プライベートの時間は、ほとんどなく、どっぷり仕事に浸されていたこと。
 ※帰るのは、毎日ほぼ終電。会社に泊まり込みは、週に1~2度、当たり前。
 ※いわゆる「出家信者」のような生活・笑

4)上記から抜け出すため、自分のクライアント先が出来るように、
 仕事の中で腕を磨き、実績を出し。顧客開拓にチャレンジし、
 自分が会社に数字で貢献させてもらえた「稼ぎ」のうちから、
 自分の給料をもらっている。という事実のもとに、生きたこと。

私のように、だらしない性格の人間の「解脱・げだつ」には、
宗教と同じ、やはり、根本的な「考え方」と「修行」が必要なのである。

1)育った環境。親の仕事へのスタンス。
2)思春期に、他から取り入れた価値観。
3)社会人となり、物理的に仕事に関わる時間。
4)会社の先にあるお客様へのお役立ち=実績数字と技術が、常に隣り合わせ。

新人社員、若手社員さんも、
それを採用・教育する幹部さんも、
何かの参考にしてもらえると、嬉しいです。

びよーーーん!
ぴよーーーん!

自己主張の強いヒヨコくん、まだ一緒に動いています。



私の「仕事」と「休日」の境目は、どこにあるのか?

ゴールデンウィーク。。事務所に来ています。

このことを、一般的には「仕事している」とか「休日出勤」と呼ぶのでしょう。
でも、私にとっては、「休み」感覚です。
眼下に広がるバラ園が、この時期、とても美しいし。。

GWに限ったことでなく、土日も平日も、365日、
家にいるときも、移動中も、
販促物や店舗、看板のラフスケッチを書いたり、
校正をチェックしたり、
データを分析したり、レポートを書いたり、本や新聞や雑誌やネットで、
情報収集をしています。
クライアント様へのお問い合わせへのメール返信もします。

これも、一般的には「仕事している」と呼ぶのでしょう。
しかし、私にとっては「休み」です。
ほぼ、苦になることはありません。

「仕事している」という感覚は、
お客様のもとへ行って、コンサルティングしているとき。
相手の土俵(時間・空間・思考)で、状況を把握し、価値観をぶつけ合って、
何かを、創造しようとしているとき。
=「お金」をいただいているとき、「稼いでいる」とき。それが「仕事」です。

お客様のところにいないとき、
自宅・会社・カフェ・出張先ホテル・・・
自分の(時間・空間・思考)で「仕事」をしているときは、「休み」です。

仕事しているのに、仕事していない。
これは、宗教で言うところの「解脱・げだつ」のようなものか??笑

なぜ、そうなったのか?
いつから、そうなったのか??



ピンを探す。

赤ちゃんが、泣き止まない。
そうした場合、
これが、気に入らないのか?これが好きか?と、
おもちゃを持ってきて、あやすけれども、泣き止まない。
挙句の果てに、これは遺伝だ、
父母に似ているからだ。という理由をつけはじめる。

しかし、実際には、おむつにピンが刺さっていた、
それが痛くて、泣いていたのである。

 
若き日のアレクサンドロス大王は、
気性が荒く、誰も乗りこなすことができなかった・名馬ブケパロスを
ブケパロス自身が、自分の影に怯えているのに気付き、
馬の向きを、太陽の方向に変えて、落ち着かせて、乗りこなした。という。
さすが、
哲学者・アリストテレスの教えを受け育ち、
後に、20歳から30歳の10年間で、大帝国・マケドニアを建設した人物である。

本当の原因となる「ピン」を見つけることが、大切なのです。

実は、
言葉を発しない、
赤ちゃんや、動物のほうが、本当の原因を、探しやすい。

言葉を発する人間は、
本当の原因を、自分も知らないままに、あるいは誤魔化して
別の原因を作り出して、主張してくる。要注意である。

コロナ対応も、
経営も、同じである。
「恐怖」と「リスク」は、別物にして、とらえなければならない。

決めつけないで、ピンを探す「観察」から。



只物じゃない、を見分ける能力。「感性・感覚」と「理性・データ」の訓練

4月末のブログの続きのようなテーマで、書いておきます。

現在、私のご支援先で、
毎年、12か月のうち、約半分の月で、過去最高売上を叩き出し、
そのため、売上のカウントは、昨「年」対比でなく、
昨「月」対比で、比較していて、
スタッフ1人当たり営業利益は、
ここに書けないくらいの数字を達成している「A社」があります。
※ざっと言えば・・・1人当たり利益が、ちょっとした会社の年間利益くらい・・・

このA社と、私が、お付き合いを始めることになった経緯は、
私の別のご支援先「B社」で作成させていただいた「1枚のチラシ」を、
A社の幹部が見て「このチラシを、どうやって作っているのか?」と、
B社の社長に尋ね、B社の社長が「手の内=私の存在」を快く教えてあげたことが、きっかけでした。

A社は、B社が出している「チラシ」を、
「これは、只物ではない!」と、感じとったのです。

たった1枚のチラシから「これは、普通じゃない・・・」を感じ取る会社、
行動に移せる会社。
それが、これほどの高い業績を残せる理由のひとつでもあります。

どうやって、この「嗅覚」を磨いているのでしょうか?
センスや天性だけでは、ありません。

自分が「良い」と思ったものや、「悪い」と思ったもの=感性・感覚と、
実際の数字=理性・データとの「答え合わせ」の連続が、これを可能にします。

あるいは、逆ルート。
今、卓越した数字を出している対象を、
自分の感性・感覚で、「継続的」に、見ること、体験すること。
それにより、一過性に終わるもの、そうではないものを、見極めることができます。

ヒヨコくん、
夕日がキレイな海の道を、共に渡る。。

GW前のご支援先からの帰りの写真です。
今年のGWは、1日~5日まで、お休みできています。



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