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歴史は繰り返す|2020年・死亡者数がマイナスに。

6月初めの新聞記事より。
2020年、11年ぶりに、
日本の国民の死亡者数が減った。という事実が、ひっそり記事となっています。
※記事の主旨は、婚姻数や出生数が減った・・という内容。
「死亡者が減った」という、とても喜ばしい内容を、メディアは取り上げない・・・。

2019年の死亡者数が、約138.1万人
2020年の死亡者数が、約137.2万人。
2019年まで、毎年1%~2%の割合で、増え続けていた死亡者が、
昨年は、マイナスに転じている。
あれだけ、コロナ、コロナと言われ続けたのに、
死亡者自体は、減っている。
おそらく、国民の大多数は「死亡者は増えた」と感じているだろう。
「全体としての死亡者は、減る」と予測をしていた人は、少ないだろう。

日本では「死人を出さない」という広義のテーマは、達成できているのである。
医療費は減り、死亡者も減った。この一面においては成功である。

ちなみに、
11年前の減少=2009年は「新型インフルエンザ」の騒ぎがあった年である。
やはり「歴史は、繰り返す」

死因別の内訳を見ると、
皮肉なことに「肺炎」で死亡する人が、激減。とあります。

こちら、死因別の統計グラフ。

「コロナ用のベッドを増やせ!」と、言うけれども・・・
この「肺炎=全体の7%」という死因の中の、
さらに、その1分類である「コロナ」※全体の1%くらいかな??のために、
癌をはじめとする他の病気で亡くなる人のための病床を、削るわけには、いかない。
経営も人も、成り立たない。

「統計・データ」で、事実を可能な限り、客観的にとらえて、
国民全員で合理的に、的確に対応する。コロナ対策の私の持論である。

 
おまけで、感じたこと。
毎年、増え続ける、死亡者数を食い止めるなんて、本当に凄いこと!
流れに、逆行できたのである。

色んな犠牲を払いながらも、ピンボケがありながらも、
リーダーの導く方向に、全員が意識を統一して動けば、
市場の流れに逆らうことだって、可能である。
通常では起こりえない数字が達成できる。数字は改善できる。
きっと、経営も同様である。



コロナ禍中のお愉しみ!大繁盛店を巡ること

コロナ前には、行列ができているから、敬遠していたお店。
その大繁盛店も(さすがに、今は、暇だろう・・・)と、狙い撃ちで、回ることが、
コロナ禍のプライベートの楽しみのひとつとなっている。
※代償は、お腹のお肉である・・・笑

う、うまい、、お値打ち・海鮮丼。。

素材の良さ&ボリュームは、もちろんのこと、、
具材とご飯の間に、絶妙の量と質で「天かす」が入っています。
他にはない見事な食感を、作り出す。

このPOP類も、また、秀逸で。。

商品にも、販促にも、
ズドン!という本質部分(素材・価格・サービス)の良さに、
ひと手間、ひと工夫。が入っている。



黒い絵の具

コロナ禍のなか、経営者が打つ「ある施策」。

その一手は「黒い絵の具」を、
七色のパレットの中に、1滴、垂らしたようなもの。
全てが「まっ黒」になってしまう。

どんなに改装をしても、
商品の内容が良くても、
どんな割引をしても、
接遇を良くしても、
優れた販促をしても、、、
つまりは「7色の美しい景色」で、お客様を待ち構えていても、
その施策を打っただけで、
瞬く間に、全部が「まっ黒」になってしまう。
黒い色は、二度と7色に戻ることはない。

黒い絵の具を、一滴、垂らす。とは、そうゆうことである。

以上、
今春の営業成績の詳細を分析して、賢明な経営者のふとした言葉。

そのまま、掲載させていただきました。

将棋で言うところの「悪手(あくしゅ)」である。
その一手だけで、一気に、形勢が悪化する。



未知への対応。。やっと「あそび」が増えてきた

未知のものに遭遇すると、
生物は、
まごつく、慌てふためく、凍りつく、すくむ、怯える。

過去の蓄積から、参照できないものや、
差異の出現に対して、
より精微に対応しようと、過度に反応する。

回避行動は、
誰かの動いた方向に、雪崩打つように一斉に動く。

ネコに、初めて掃除機を見せて、スイッチを入れたとき。(笑)
野生のシカが、見知らぬ音やニオイを、感知したとき。
そして、
ヒトが、ウイルスに遭遇したとき。。。

緊張と不安のなか、
「あそび」という「間」のなくなった世界。

ようやく最近、抜け出してきつつある。

1年前、このブログでご紹介した「コロナきらい」の手書きPOPや、
ご支援先で導入していただいている「マスクの下は、笑顔です」POPは、
未知のものに遭遇した人類に「あそび」を取り戻そうとしている事例です。

最近、街で見つけた「あそび」の表現。。

そうです、人のせいに・・・しちゃいましょうー


その通り!
開けろ!と言われなくても、開けたい主義のボク。。。コロナ後も、永遠に続きますように・・・。


ヒュウーーー!かっこいい。。。誰か・・・真似してくださいませ。

“当店は、
一切、コロナを出していません。
お酒は、バンバン出しています!”

酒を出して営業する!と、覚悟を決めた飲食店なら、
反骨精神で「あそび」してみたらどうだろ?



理性と本能。最終到達系の両端を持つ

そして、
さらに中西青年の思考は発展した・・・

ヒトは、
動物全般に共通する、より「本能的」な部分と、
ヒトがヒトたるべき、より「理性的」な部分の、
両極端を併せ持つ人間が「最強」なのではないか?との仮説を持つに至る。

正解か、どうか・・・。それは、わからない。
が、それを意識して、20年以上、生きている

身分・役職関係なく全員対等。と、階層・階級の上層に存在すること。
子供に愛情。と、子供は付属物、自分の人生を優先。
立派な家。と、雨風しのげれば、それで良い。自分の家は、地球。
火を使った美味しい料理。と、生存のための食料があれば十分。
文字の読み書きに卓越。と、言葉や体でのコミュニケーション。
お金や礼儀がしっかり。と、お金も礼儀も屁のカッパ~!金=そもそも、紙。
衣類のセンス。と、裸になったときの肉体こそ、全て。
乗り物の所有欲、運転欲。と、自分の足で歩く、走る、泳ぐ、漕ぐ。
育てる力。と、狩る・拾う・見つける力。。。

人にしろ、経営にしろ
「最終到達系」の両端を、併せ持つことが、一番強い。
「中間系」は、埋没してゆく。

「地域一番店舗=人を集める」と「御用聞き、宅配=こちらが行く」を持つ。
「実店舗」と「ネット販売」を持つ。
「ハイイメージ」でありながら、「大衆的」であること。
「生産=メーカー」と、「販売=小売り」機能を、持つ。
「今日、明日、1か月先の短期的成果」と「10年、20年、30年先の長期的理念」
「装置(ハード)産業」と、「ソフト産業」
「見込生産」と、「受注生産」。

経営者・幹部・店長の「温かさ」と「非情さ」。
「情熱」と「冷静」。「ケチ」と「太っ腹」。「大胆」と「臆病」。。

 
某ご支援先・幹部の
個人経営の店主が魂を込めて作ったものを求めるランチタイム

と、
日常の食事。。これ、動物の飼料やろ??(笑)

最終到達系の両極。最強(仮説)である。



お尻の「穴」に関する話も・・・前編

縁あって、この世に「ヒト」として、生を享けたからには、
「生物であること」「ヒトであること」の両方を、満喫して、生きるが良い!

いつの頃からか・・・
20代から、そう考えるようになりました。
生き物が好きで、色々なことを、知る過程で、そうなってきたのです。

大学生のころ、とある事情で、ネコを飼うハメになり、
部屋の中を、わがもの顔で、のし歩くネコを見ながら、こんなことを考えていました。
・・・・・
コイツら、シッポを立てて、お尻の穴を丸出して歩いても、
恥ずかしくないんだよなあ~。
あらゆる生物の中で、ヒトだけが、お尻の穴を見られると、恥ずかしいのは、何故だろう?
・・・・・

ヒトが、ヒトである特徴とは、何か?
イチ生物として、生物みんなと、共通する特徴は、何か??

階層や序列がある。子育てをする。
食事をする。家を作る。音を奏でる。。。
このようなことは、他の生物の中にも、あること、できることです。

「ヒトにしかできないこと」を、
他の生物との違いとして、以下に代表例を、整理してみます・・・・
・火を使う、使わない。
・文字を読み書きする、読み書きしない。
・フィクション(お金や宗教に代表される)を信じる。信じない。
・衣類を着る、着ない。
・乗り物に乗る、乗らない。
・育ててから食べる、そのまま食べる。。。等々。


本当は、この他に「生殖活動」に関する項目もありますが・・・・
変態度・全開となるので、ここでは、割愛します!・笑
個別に、聞いてあげてください。きっと、イキイキ話します。

(またまた、後編に続く・・・)



生物は全て「生き残ること、即ち、学ぶこと」

あと、根本的に、大切なことが、もう一つある。
そもそも、
ライオンに取り囲まれないようにするために、
キミが草食獣なら、どうする??

日頃から「健康」であること。
逃げ延びる「健脚」と「スタミナ」があること。
「危険察知能力」を身につけること。
エサを食べる場所「ポジション取り」、
逃げる「コース取り」を間違えないこと。。。

これまで何度か、遭遇したであろう「現実」から、
生きるために、学ばなければ、「エサ」とならざるを得ない。

ライオンにしろ、
ヒトにしろ「生き残ること=学ぶこと」なのである。

ヒトは、何の「エサ」になるのか?
資本主義社会の餌食となってしまうのである。

「餌食」とならないような会社・人財を、1社でも1人でも多く生み出すため、本日も出張。
宿泊先ホテルからの早朝の風景。
爽やかな風景を、ホテルの窓の向こうに見ながら、色々、企画中です。



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