2020年7月26日 22:16
難攻不落の巨大城郭を落とす方法について
正攻法で落ちない場合は、周りから落とす。
・長期戦に持ち込む。
・内部から寝返りさせる。
・砦を築く。
・心理的な圧力をかける。
・周辺の支城を落とす。
・収益源を絶つ。
・ゲリラ戦を展開する。
城の能力だけで戦っても、負ける。
新時代がわかる人の能力で、
城は負ける。
強力な城も、
時代と人に勝てない。
現在にあてはめれば、城とは、過去の資産である。
経営にあてはめれば、城とは、ホールである。
今も、昔も、原則は同じである。
2020年7月19日 20:09
前職の船井総研時代、
月に1度の全社会議の際、発刊される「社内報」に、
リーダーが、文章を書くコーナーがありました。
ひと月につき、5~6人ずつ、各部署のリーダーが
近況報告や、最近のトピックスなどを書きます。
これが、年に1度くらいのペースで、回ってくるので、
「労力と効果」を打算的に判断し、いつも同じ内容を掲載していました。
その内容が、こちらです。
↓↓
遠くをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す。
遠くをはかる者は、
百年のために杉苗を植う。故に富有なり。
近くをはかる者は、
ただ眼前の利に迷うて、
まかずして取り、植えずして刈り取ることのみ。故に貧す。
以上、二宮尊徳の言葉。
チームメンバー全員で「遠くをはかり、苗を植え、富有る者」となるべく邁進中です!
↑↑
おそらく、各リーダーの寄稿文の中で、最も短文であったと思います。
「目の前の利に迷い、刈り取るだけ」ともとれる会社体質への
「アンチテーゼ的な意味合い」と解釈できる内容であったため、
会議で社内報が配布された後、時々
心ある上司、同僚、後輩から「中西さん・・・(ニヤリ)」と、声をかけられる・笑
毎年、同じ内容。。ということに、気づいている人は、
編集者である総務部スタッフも含め、ほとんどいなかった。笑
500人規模の会社の
月1回の社内報の寄稿文コーナーの一人の内容が、毎年同じ。。
「気づくか、気づかないか」
「気づかないだろう」という仮説を確かめる意味でも、実験していました。
もちろん、遠くをはかり、苗は植えていましたが・・・
嫌味な社員だったでしょうねー。。
2020年7月18日 21:59
毎年、7月7日=七夕が近づくと、
当社が入居しているオフィスビルが、
1階ロビーに、笹と短冊を用意してくれます。
今年は、忙しくて、願い事を書くタイミングがなかったのですが・・・
7月7日の夜中、オフィスに戻ると、
スタッフさんが、用意してくれていました。
願い事は、毎年、同じ、この内容。
追っても、追っても、
追いつかないかもしれない夢・・・・。
でも、しつこく、しつこく、しつこーーく、追いかけ回します!
2020年7月12日 21:54
仕事で必要な大きな荷物を、
時間的に、家でも事務所でも、受け取ることができず・・・
運送会社の「センター留め」にしてもらい、
夜中、受け取りに行きました。
巨大物流センターは、夜中も、こんな感じで動いています。
いやー・・・この果てしない、壮大な物量と、
仕分けの技術に、感動を覚え、しばらく見学。。。笑
6個口の重たい荷物を用意してもらい、
車に積み込んでいると・・・・
出荷場に来ていた、
この会社の運送ドライバーさんが、
何も言わずに、手伝ってくれました。
ガテン系の仕事って、
とてもわかりやすい、こうゆう醍醐味があります。
ハッキリ言って・・・・大好きです!笑
浅黒い中年のおじさんでした。
「すみません!!ありがとうございます」と、謝意をあらわすと、
ただ、笑って、手をあげて、自分の車へ帰ってゆきました。
普通の服で、普通の車で、
こんな時間に、巨大センターに入ってきて、
目をパチクリさせて、感動していたのを、見ていたのか??
重たい荷物だったので、
「ヨーーシ!」と気合を入れて、
小走りで、楽しそうに荷物を運んでいた姿を、見ていたのか?
※決して、エッチラ、オッチラ、ヨタヨタと、運んでいたわけではない。
颯爽と、運んでいた(つもりだ)
自分なりに、イケてる感じで運んだつもりでも、
プロから見れば「危ない運び方だなあ、助けてやらねば」と、
思われたのかな?
それとも・・・
これが、このガテン系ドライバーさんの「生き方のルール」なのか。
「昭和の男」が、
最も、憧れる行為の一種ではなかろうか??
かなり以前のブログに書いた「高倉健」と「池部良」の、
殴り込みシーンと同じである。
ともかく、
私が、このドライバーさんの、この行動で、
この運送会社のファンになったことは、間違いない。
私も、こんな人になりたいな・・・と、
今更ながら、感じたことも、間違いない。
2020年7月11日 23:58
クリーニング会社の工場長は、号泣していた。。
コロナの影響で、担当工場の閉鎖が決まり、
会議で発表されたときのことである。
これまで、苦楽を共にしてきたスタッフたちは、
おそらく、職をなくすであろうこと。
その場が、なくなること。
過去の思い出や、人の顔が思い浮かんだのだろう。
男泣きしていた。
もちろん、工場閉鎖は、彼のせいではない。
コロナであろうが、
雨が降ろうが、ヤリが降ろうが、
工場に荷物を集めきれなかった、
社長とそれを支えるコンサルタントである私の責任である。
二度と、このような目にあわせてはいけない。
日ごろから「やるべきこと」を、やっていないと、このようになる。
彼の涙以降、会議に集まるスタッフたちのなかで、
加速的に良化する人たちが出てきた。
それまで、先輩たちに気を遣って、自分の意見を
遠回しに発言していた幹部が、ズバリ直言するようになった。
それまで、意見を求められれば、的確な発言をしてくれていた幹部が、
意見を求められなくても、発言するようになった。
一方で・・・
残念ながら、それでも変わらない幹部もいる。。
ある後輩が、私に「名言」を吐いた。(珍しく)笑
「コロナは、経済・経営を壊したのではない。時間を早めただけです」
まさに、その通りである。
「生意気」だからこそ、とても、勉強しているヤツである。
3年後、消滅していたであろう会社や店が、
この半年間で消滅することになっただけ。
いずれ、近い将来、なくなっていた。
3年先も、繁栄している会社は、今、元気にやっている。
3年先、消滅していたコンサルタントには、今、仕事がない。
リモートワークも同じ。いずれそうなっていた。
ネットの繁栄、海外との交易交流のあり方・・・・
全て「いずれそうなる」が、一気にスピードアップして現出している。
人間も同じである。
悠長に「コロナが終われば」などと、
今、自分の仕事内容をギアチェンジして
これまで以上に、充実させることのできない人間は、
「スピード感をもって」腐ってゆく。取り残される。給与が減る、職を失う。
いずれ、そうなっていたのである。
前述の「覚醒した」幹部たちは、
3年後、会社の大幹部になる人間たちである。
ここから一気に、登ってゆくだろう。
いずれ、そうなっていたのである。
2020年7月5日 16:44
ご支援先の、看板立ち上げの現場に同席。。
コロナでも、まったく、へこたれていません。
「絶好機!!」ととらえて、
悠然・イキイキと経営してくれるご支援先です。
看板の基礎工事。。
このくらいの大きな穴を掘り、
鉄骨を埋め込んで、
何人もの職人さんで、看板を立ち上げます。
経営も、看板も、家も、仕事も、人生も、、
何事も「基礎」が大切。
しっかりしていないと、台風が来たら、飛んでいってしまいます。
経年で、ぐらつきます。
「儲かる人」が、知っている世界。
実行している世界。。というのが、世の中にはあるものです。
自分が知っていることは、伝えてゆきます。
自分が知らないことは、素直に受け入れるようにしています。
2020年7月4日 16:28
「ブログを楽しみにしています!」
「ブログを読んで、勇気が出て、コロナでも打って出たら、成功しました!」等々、
このブログについて、色々と嬉しい声をいただいています。
にも、かかわらず・・・
またも、くだらないことを取り上げる・・・笑
嬉しい声をいただくたびに
「よし、役に立つ内容を書いて、期待に応えよう!」
とする自分がいる。
(人一倍、調子に乗りやすいタイプなのです・・・)
しかし、
「そこは、無理するところじゃない!」
「等身大の適当さでいいんだ」と、ブレーキをかけて、
楽しく、良質な仕事ができる「定位置」に、戻してくれる自分もいる。
ということで・・・
はい、どどーーん!
ほほーーう。。。
「コロナが流行れば、10代が妊娠する」とな。。笑
コロナで学校が休みになる
→親は仕事に出かけている
→千載一遇のチャンス到来!
→元気に、濃厚接触・濃厚接触!!
いやー。。
これは、想像しなかった・・・・。
3月のブログに書いた「コロナ離婚」は、想像できたけど、
ここには、考えが及ばなかった。
自分の年代のフィールドしか見ていない証拠。
まだまだ、修行が足りません。。
「風が吹けば、桶屋が儲かる」的なものである。
ある事象の発生により、
一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶことのたとえ。
ちなみに、この「ことわざ」の由来を、整理しておきたい。
風が吹く
→チリが増え、盲目の人が増える。
→盲目の人は、三味線を弾いて収入を得る。
→三味線の材料に、猫の皮が必要になる。
→街から猫が減る。
→猫が減ると、ネズミが増える。
→ネズミが、桶をかじる。
→桶屋が儲かる。
ある事象が、どんな影響を及ぼすようになるのか?
それを、洞察する訓練は、
マーケティング、いや人生に必要な力です。
フォード社が、T型フォードで、車の大量生産に成功したとき、
「車を生産しよう」とはせず、
「自動車用ガソリン」と「ガソリンスタンド」を作り、
儲けたのが、かの石油王・ロックフェラー・グループ。
車が流行れば、ガソリンが売れる。
ガソリンをもっと売るために、ガソリンスタンドをたくさん作る。
想像力・洞察力・推理力は、普段からの訓練が必要だ。
自助努力で、能力を伸ばすしかない。
未来の日本のために、
学校の授業の科目として、
取り入れてもらっても、良いくらいだと思う。
ホームズや、コロンボを、みんなで勉強したりするのである。