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灼熱の夏・・・コンサルタントの勲章

「中西さん、日焼けしていますねー」
「どこか、遊びに行ってきた?」

いえいえ・・
これは、、、
ひとえにコンサルティングの「現場焼け」です。

店舗やホールに行って、自社の外観のチェックをする。
出店候補地を見ながら、歩き回る。。

机上の計算やデザイン、研修だけでは、
真の「答え」や「仮説」は見えてきません。


真夏の爽やかな青空に向かって、突き立つのは、
看板の見え方を測る「スタッフ(箱尺)」という測量計器。

携帯電話を片手に、
高さを変え、位置を変え、
全方向から、どう見せるのが最も効果的なのか?
行ったり、来たりしながら、看板のサイズを確定させてゆきます。
炎天下のなか、汗ダラダラ、
1時間以上かけて、そんなことをやっています。

 
「日焼け」は、「現場第一主義」の勲章だ!

苦しくても、大変でも、面倒でも、、
そうしたほうが売上が上がるし、
そうゆうコンサルタントのほうが、かっこいいんだ!・・・と思うから、こうしています。


肌は、黒くなっても、、
腹の中は・・・「純白」です。
ご支援先の敵に向かう時と、火の粉が降りかかる時だけは、
時折、手段として「黒く」なります(笑)



ブランディング


車検を出すために訪れたカーディーラーにて。。

なるほど・・・
そうきたかー。

事前相談のとき、こうなっていると、、、
消費者からの「見られ方」が、変わってくるのでしょうね。

ぜひとも、参考にしたい!



ファーマーズ・サラダ


クルマの車検のため、郊外へ向かう途中、立ち寄ったカフェにて。。
出さてた料理に、そっと添えられていました。

ほほーーう。。
これ、、葬祭業でも使えるかも!

異業種は、進化していますね。

ご支援先で、試させてもらおう。



親族控室も「テーマパーク型・葬祭業」へ

これからの葬祭業は、
「テーマパーク型・葬祭業」を志向しなければならない。

これは、勉強会やご支援先でお伝えしている法則。

・ひとつのコンセプトによって、統一されたホールであること
・店内で「非日常の憧れの空間」を演出していること
・店内の雰囲気を「看板」の一部として、お客様を引き込むこと
・季節ごと、年ごとに定期イベントが、進化すること
・スタッフは、ホールをステージとした 「キャラクター」として振る舞うこと


親族控室の「エアコン」は、「非日常感」を阻害する。
だから、このような造作も必要なのです。



甲子園の楽しみ方

・・・・
おや?
アナタ、忙しいとか言いながら、甲子園に、行ってるじゃないーー!

先日のブログの写真を見たクライアント様からは、
こんな声が、聞こえてきそうです。。

行ってきました!

私の球場でのプロ野球の楽しみは
試合よりも、選手の試合前の練習です。。。

キャッチボールの球のスピード、伸びと勢い、
フォームの安定度に、感動。。


松井稼頭央選手が、近くに来て、しゃべってくれる。
40代でも、ムキムキボディ。
めっちゃ、顔濃い。かっこええ!!(なんか、ええ匂いしそう・・・)
感動。

アルプス席からの応援だったので、レフトの選手が目の前にいましたが、、
内野ゴロのとき、二塁や三塁のすぐ後ろまでカバーに行ってる。。。
その手を抜かない仕事量や、足の速さにも、感動。。

野球マニアです。



冬の「繁忙期」に向けてのスタートは、もう始まっている。


プロ野球は、前半戦が終了。
オールスターゲームを挟んで、夏から秋の後半戦がスタートします。

セ・リーグは、
昨年の王者・広島カープが、独走態勢。。。
(タイガースも頑張って!)

実は、あるニュースを聞いて、
昨年のうちから「2017年も、間違いなく、広島は強いだろう」との
予感がありました。

昨年の秋、カープは、日本シリーズで
パ・リーグのチャンピオン・北海道日本ハムファイターズに敗れ、
日本一には、なれませんでした。

その日本シリーズの最終戦、
日本一が叶わなかった試合直後…
球場に併設された「室内練習場」から、バッティングの打球音。
主力選手たちが、悔しい気持ちをぶつけるように、練習していたそうです。

野球ファンなら、
広島カープのことを嫌いなファンは、ほとんどいないはず。

若手選手は、猛練習で、鍛え上げられる。
主力選手になっても、朝から球場入りして、練習する。
移動は、公共機関かタクシーチケット。
野球選手あるあるの「高級車をふかして乗りつける」は、ない
FA補強はしない、他球団にとられることは多々あっても、獲ることはしない。

カネ・名誉・チヤホヤが、好きな野球選手ではなく、
野球が好きな野球選手を集めて、育てる。

そんなことが、象徴された日本シリーズ直後のエピソード。
「カープ魂が、受け継がれている。恐るべし・・・」との凄味を感じたのです。

 
(でも、カープ女子とか、キライだ・・・笑)
カープには、武骨な男が、良く似合う。
山本浩二、衣笠祥夫、江夏豊、北別府学、大野豊、金本知憲、新井貴浩、黒田博樹。。
以前、ブログでも紹介した前田智徳は、代表格。

私の中には「カープ顔」というのが存在していて、
正田耕三、津田恒美、達川光男、佐々岡真司、、、
最近は・・受け継がれていない。オシャレで、かっこいい選手が増えて、イマイチ。
今村投手と、キャッチャーの石原くらいが、少し受け継いでいて、大好きだ。

「モミアゲの系譜」というのもある。
ミスター赤ヘル・山本浩二から始まって、永川勝浩、廣瀬純、、、
これは、菊池涼介に受け継がれている。安心。

カープ・ファンじゃないのに、カープ愛。。。
でも、そうさせるチームなのです。

 
ブログ表題とは、全然、関係ない好き勝手な話に、
脱線してしまいました。。。すみません!

 
つまりは、
決算や繁忙期が終わった後、何をするか?

飲みに行くのか、
「練習」するのか?

記憶と数字が、
リアルに残っているうちに、手を打ち、
夏のうちから冬に備えるのです。



オープン近づく葬祭ホールでの打ち合わせ


オープンに関わっている葬祭ホールの完成が、
年内に、あと3軒・・・。

今日は、ホールで、
大工さんに即席のテーブルを作ってもらっての打ち合わせ。

風が吹き抜けて、気持ちいいです。

 
 
スタートダッシュを決めることができる仕込みを、着々と。。
とても楽しみです!



増えてきます。買収・合併


1ヵ月ほど前の新聞記事より。。

葬祭業界でも、ここ数年、どんどん増えています。
本当に、様々な理由で。
「業績が悪いから」という理由だけではないのが、最近の特徴。

「いざ!」というときに、動けるように。
もし、進出されてきたら、逆襲できるように。。

売上・利益を上げて、準備しておきたいmのです。



盛者必衰の理 ~平家物語より

源平の戦いを描いた「平家物語」の冒頭文章。

経営者をはじめ、幹部、仕事に関わる全ての人が、
知っておくべき、今にも通ずる有名な「原理原則」が書かれています。

それを書き留めて、源平時代ブログは、終了です。

 
↓↓
祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす。

おごれる人も久しからず、
ただ春の夜の夢のごとし。

猛き者もついにはほろびぬ、
ひとへに風の前の塵に同じ。
↑↑
 
小学生だか、中学生のころ、
学校の宿題で、泣く泣く、暗記させられたことを思い出します。

「盛者必衰」「おごれる人も久しからず」
「猛き者もついには滅びぬ」・・・

今、好調な会社は、寸分の油断もなきように。
今は、強敵がいて、辛抱しどころの会社は、逆転のチャンスが巡ってくることを。。
歴史が教える原理原則に基づき、
心にとめておきたいものです



最期の在り方についての思想

このまえのブログの続編のような内容。

歴史は繰り返す。。、
歴史を知れば、
自分を相対化して、観て、生きることに活かせる。

こと、
男子が心にとめておいたほうが良いことが、あとひとつ。

どんな人物も
「何をしたか」とセットで、
「最期どうであったか?」が、人の心に残り、評価を決める。ということ。

源平時代で言えば、、、
義経は、奥州で庇護されていた藤原泰衡に攻められ、
少人数で最期まで戦い、自害する。
義経を守って、弁慶は「仁王立ち」で、死ぬ。

頼朝の命令で、義経を討ち取った、藤原泰衡は、
たった3か月後、頼朝の大軍に攻められ、挙句、家臣に裏切られて、死ぬ。
泰衡の首は、今でも「首桶」とともに、
奥州平泉に保存されていて、胸に迫りくるリアリティがある。

泰衡を裏切った家臣は、その首を持って頼朝のもとに行くが
「主を裏切った不義理者」と、逆に斬首されている。

頼朝の父・義朝も、家臣に裏切られて殺されている。
戦いに敗れ、逃れる途中、風呂場にて。
「木刀の一本でもあれば!」との言葉を残したと言われる豪傑。

その家臣は、なんと罪を許されて、頼朝のもとで働いていたけど、、
平家を打倒したのち、その当時の罪を問われて、殺される。

頼朝は、落馬が原因で、命を落としたとされている。
子の頼家、実朝も、次々死ぬ。
(妻方の実家・北条氏の陰謀の可能性が高い)

 
一方、平家の側は・・・
清盛は、61歳で熱病に倒れ「頼朝の首を墓前に供えよ」と言い残して、死んだ。
幼かった頼朝・義経の兄弟を殺さず、情けをかけて生かしておいたのに、
その恩を忘れ、反乱を起こしていることへの恨みと後悔。

平家の一族は、山口県・壇ノ浦で滅亡する。
船の戦いだったので、海の中に「入水」して、死ぬのですが・・・その最後は、3つに分類される。

A<勇猛果敢な最期>
平知盛は「遺体が浮いて、相手方にさらされぬように」と、船の碇を体に巻いて、海に身を投じる。
平教経は、義経を追い詰め、散々暴れたあと、敵方の武将2人を脇に抱え「地獄への供をせよ」と、海に沈む。

B<普通の最期>
大多数の平家一門の武将は、海に身を投げて死ぬ。

C<恥ずかしい最期>
棟梁である平宗盛は、海に飛び込んだが、死ぬのが怖くなり、
浮かんで泳いでいたところを生け捕りされる。
頼朝のもとに送られ、助命を嘆願したとされるが、結局、殺される。
 
信長も、秀吉も、家康も、
真田幸村も、石田光成も、
西郷も、龍馬も、山本五十六も、犬養毅も、白洲次郎も・・・。
歴史をみれば、
「何をしたか」と同等レベルで
「どう終わったか?」が大切。

写真は、浜松にて。
三方が原の戦いで、危機に瀕した家康を逃がし、
身代わりとなって死んだ家臣・夏目吉信の顕彰碑。
無名の武将でも、こうして名が残る。

最期、
正々堂々、立派であったか、
コソコソ、卑怯であったか?

後世への語られ方、その末路。
歴史は、勉強になります。

だから
「お葬式」や「どう人生を終えるか?」は、
とても大切なことだ・・・と、相当、真剣に思っている葬祭業コンサルタントです。



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