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現場に本質があらわれる。「豪腕」の事実。

クライアント葬儀社様の最寄駅にて。。。

ここは、
奥州平泉・藤原氏4代の栄枯で有名な街。「緑の香り」が素晴らしい。
ここに平安時代、京都に匹敵する一大文明が存在していたのかと思うと、ワクワクします。

駅の構内に、
大河ドラマ「炎立つ」の記念手形パネルがありました。
葬儀葬祭コンサルタント中西正人(現場でなければ見えないこと)

主演の渡辺謙さんに、村上弘明さん、
佐藤浩市さん、里見浩太郎さん、渡瀬恒彦さん、、、、
女優陣は、鈴木京香さん、中島朋子さん、、、
とても重厚な出演メンバーさんでしたね。

手形を見ていると・・・
おやや・・・「田村亮子」ヤワラちゃん??
右下に、確かにあるでしょ?

出演してた???

いや・・・。

!!
ははーん、ここは、あの小沢一郎さんの地盤だ~。
だから、小沢ガールズ・ヤワラちゃんの手形という訳ね。

まさに「豪腕」・・・。
ここに、ねじ込むのは、スゴイなー。
ちょっと、普通の感覚では、できない。

もしかしたら、
小沢一郎さんは、指示してないかもしれないですね。
取り巻き連中が、勝手にやった・・・というパターン?
「先生のために」「先生の喜びそうなことを」と、こうしたのかな?

ニュースや報道では、見えることのない現場での「豪腕」事例です。
政治もこれと同質なのかもしれません。

  
ヤワラちゃんの手形を、ここに入れるために、
出演俳優の誰かの手形が、撤収されたのかなあ。。。

現場ですね、やっぱり現場に、すべての本質があらわれる。
イメージだけで、とらえてはダメだ。
現場の事実で、とらえよう!



一生の記念に残したい1枚・・・日本売上アップ研究所・初の忘年会です。

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(方針発表会と忘年会)

日本売上アップ研究所・忘年会での1枚。
設立3年目にして、やっと、少しだけ会社みたいなことができるようになりました。

ここまで、無我夢中のバタバタで、開催できず・・・、
かつ、会社主催のイベントが、本来、好きじゃない性分もあり・・・。

勤めてくれているスタッフ、誰ひとり欠けず、
お客様に喜ばれる結果を出し、充実した仕事ができるようにしていかないとなー。
永く、仲良く、安心して勤めることができる会社にしてゆきたいなー。

次は、忘年会に、お子様がいるスタッフも参加できるようにして・・・。
育児中でも、勤務できる会社。
要介護の年寄りになるくらいまで、収入を提供できるような会社。

そんな会社を作るぞ~。
という、決意を新たにしました。
ジーーーーン。。。。

  
しかーーーし!!
現実は厳しいのである。スタッフの皆さんに、ご迷惑をおかけしまくっておりますワタシ・・・
別名「中西正人・被害者の会」集会でもあるそうです。

トホホ・・・。
社長さんって、こう・・・チヤホヤされるもんじゃないのかーーー(涙)

設立以来、初めて撮った全員写真は、、、
(参加できなかったスタッフさん&撮影担当ちゃん、ゴメン!)
キレイどころの女性陣に、お笑い枠、
犬のくせに粋がってるヤツ、かぶりものしたほうが人相が良くなるヤツ・・・
「自由とユーモアと仕事を愛するプロ集団」のキャッチフレーズにふさわしい
今の当社を象徴している、一生記念に残したい一枚となっています。



経験とは、単に年数を重ねたことを言うのではない。

「まだまだ経験がありませんので・・・」と、
自分のことを評価するスタッフを見ると、なぜか、違和感を感じる。

「まだ君には、経験が足りないからなあー」
「もっと経験を積んでから・・・」と、年配者や先輩から言われると、
20代のころは、なぜか、無性にいらだっていた。

ドイツの文豪・ゲーテは「真の知識は、経験あるのみ」と言った。

しかし、経験とは、単に現場で年数を重ねたことを言うのではない。
10年やっても、20年やっても、経験値の浅いスタッフがいる。
3年やっただけで、広く深い経験をしているスタッフもいる。
はるかに仕事のレベルが違う。この違いは、何か?

ひとつひとつの現場で起きることに対して、
仮説を立て(今回、この状況なら、こうしてみたらいいのかなー)、
決断し(よし、こうしてみよう!)、
結果を数字で出し(お、こんな結果だったな)
反省し(あー、ここをもっとこうすれば良かったかな)、
次につながるルールを作る(こうゆうときは、こうしよう)。

この繰り返しによって、「経験」が積まれ、レベルが上がってゆく。
年数や時間が短くても、無限に経験値が高まってゆく。

これをなくして、単に年数を重ねただけのスタッフを「経験ある人」とは言わない。

「経験」という言葉に関する
説明のつかなかった「違和感」と「苛立ち」の原因は、こんなところにあったようです。

 
現場以外にも、経験値を高める方法はあります。

普段の生活や、自分が消費者となって買い物するときにでも
「何か」を感じようとすることで、経験値は高まります。

自分だけの経験には限りがあるから、
他の人が経験を結集して作った本や映画、商品などの「作品」から学べば、高まるのです。



2013年最後の葬祭業界向けセミナー開催報告。花は観手に咲く

今年、最後となるセミナーを、東京国際フォーラムで開催しました。

繁忙期に向けての「直葬」「家族葬」の打ち合わせパンフレット作成例と、
事前相談スペースの開発手法。
それに、メンバー様の、今年一年間の成功事例発表という内容。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(セミナー会場)

セミナーに出席いただいている葬儀社の社長に、
教えていただいた言葉を、ご紹介したいと思います。

「花は、観手(みて)に咲く」
能の大成者・世阿弥の言葉です。

世阿弥は、室町時代の「芸能界」を、生きぬくための様々な名言を残しています。
有名なのは「初心忘れるべからず」という言葉。

花とは、「素晴らしさ」や「感動する心」。
それは、能の演じ手ではなく、観る人の側に「咲く」という意味。

つまり、
作り手が、自己満足で「頑張った」というものを提供しても、
受け手が、それに価値を感じなければ、意味はない。。。ということ。

価値を決めるのは、常に相手側の心にある。
熟練になればなるほど、忘れてしまいがちなことです。

「葬儀そのもの」にではなく
「葬儀をした家族」と「葬儀に参列した人」に、花が咲く。

「コンサルティングそのもの」ではなく、
「クライアント先」に、花が咲く。

サービスをおこなう側になるときには、こんなことを、肝に命じよう。

そして、自分が「観手=提供される側」になるときには、
自分の感じ取り方次第で、花を咲かせることができる、
同じものを見て聞いても、花とすることができる人になろう。

  
セミナーを開催している私たちのほうが、学ばせてもらいました。

コンサルタントは、
クライアントさんを教えているのではない、
クライアントさんによって、教えてもらっている・・・。
こんな基本原則を、改めて認識した、今年最後のセミナーでした!



経営コンサルタントの職業病

日本各地にコンサルタント先・葬儀社様がありますので、
凍えそうな朝も、早起きして、旅に出るのが、日常なのです。

葬儀葬祭経営コンサルタント中西正人(出張の朝)

冬場は、特に、ステキな朝焼けに遭遇することが多いのです。

この風景を見ることができるのは、人生の贅沢です!

朝の5時台の電車に乗る人たち。
旅行に行く若者に、軽い羨望のまなざしを、
そして、朝から働く男たちに、熱いシンパシーを感じるのです。

 
ここ数年、起きるべき時間の数分前に、自動的に目が覚めるようになってきました。
どんなに早い時間でも、、、自由自在です。

こんな生活を20年近くやってると、こうなるのでしょうか?
プロ意識のあらわれ?
それとも、年をとった証拠?

念のため、携帯のアラームはセットしています。



研究所なので。。。

日本売上アップ研究所、
「研究員」をご紹介。。。
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(研究員コンサルタント)
似合いすぎ!!
博士だね。

このまま、ご支援先に行って欲しい・・・
何食わぬ顔で、セミナー講師をして欲しい(笑)

  
そして、次!
葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(犬に似ているコンサルタント)
「足の短い犬に似てるー」と、
女性スタッフたちからの大歓声。

ただ、どんな犬種だったか、出てこない。。。
ご存知の方が、いらっしゃいましたら、教えてください。

すみません、
バカブログで。。。



見せ筋商品とアンカリング効果

パン屋さんでの実験、、、
A:300円のパンのみ陳列して、販売した場合。
B:300円のパンに加えて、すぐとなりに10万円のパンを陳列して、販売した場合。

どちらのほうが売れるのか?というテレビ番組。
へぇー、面白いなーと思ってみていました。

結果、
Aが、15個、売れて、
Bが、40個、売れました。

「10万円パン」が隣にあるだけで、販売個数が2倍以上になったのです。

 
これを「アンカリング効果」と言います。マーケティングの専門用語です。
「アンカー」とは、船の錨(イカリ)の意味。
錨をおろした場所が基点となり、船が、そこから動けないことに由来しています。

つまり、
10万円のパンがあることによって、お客様の心に「基準=アンカー」が出来上がり、
300円のパンが安くみえてしまう。。。という効果が働いたのです。

コンサルティングで、お伝えしている「見せ筋商品」です。
売れるものばかりでなく、
普通は、売れそうにない商品を品揃えし、伝えることで、他のものがお値打ちに感じるのです。

アンカリング効果は、
お客様に「基準」を与える心理効果なのです。

たとえば、希望価格3万円のワインが、期間限定で半額以下の1万円。。。と言われると、
「3万円」という数字が基準(=アンカー)となり、1万円を安く感じてしまう。
1万円の価値そのものを考えるよりも、相対的なお得感が頭に残るのです。

法要料理で、
4000円と3000円のコースしかなければ、
平均単価は、うまくいったとしても、3500円前後。
分散し、やや低めのコースに、注文は集まります。

ここに、5000円のコースを投入します。
松5000円・竹4000円・梅3000円のコースとなれば、
安いコースで、失敗したくない・・という心理も働き、
多くのお客様は、真ん中の「竹」コースを選びます。
平均単価は、4000円くらいになるでしょう。

葬儀プランに関しても同じです。
これから、本格シーズンを迎える前に、
「憧れの最高プラン」を、品揃えのなかに、入れておきましょう!



教科書には載っていない商圏の「拡大要因」

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(弘前城の紅葉)
京都のお寺?
いえ、弘前城内です。

穏やかな雰囲気のあるお城です。
ある程度、戦乱が収集したころに、築城されたことが推察されます。

「藩」の成り立ちによって、独特の商圏の違いが存在している・・・ということから発展して
今回は、商圏の見極めに関する大切なことを、まとめてみました。

商圏とは、商勢圏の略。
「商売の勢力が及ぶ圏内」のこと。

新規出店の際にも、チラシを配布する際にも、
「商圏」を的確にとらえることは、売上アップの生命線と言えます。

商圏に「分断要因」がある。。これは、ビジネス書には、必ず書かれています。
河川や、道路、線路など。
しかし、これは、いわゆる「マーケティングの常識」。
これだけでは、実際の売上アップの現場では、食べてゆけません。
・・・知っていれば、中小企業診断士くらいには、合格できます。

商圏には「拡大要因」があるのです。
これは、あまり知られていません。
机上の知識だけでなく、
現場で実務をこなし、数字で検証を繰り返してこそ、見えてくることです。

大きな川があれば、当然、分断されます。
お客様は、遠回りして、橋を渡らなければならないからです。
しかしながら、
橋のたもとのエリアには、ギュっと、人が集まってきます。
必ずそこを通らなければ、なりません。
このスポットは、商圏を広げてくれます。

線路と踏切の関係も、これと同じです。

国道などの大きな道路も、分断されます。
しかしながら、道路に沿って、商圏は広がってゆきます。
道路に沿ってお客様が移動していますので、
住宅地から道一本で来店できる立地は、商圏を広げてくれます。

海や湖には人がいません、分断要因です。
しかし、海・湖沿いに一本しかない道は、商圏の拡大要因となります。
住民は「必ずそこを通らなけれなばならない」ので、
足元の商圏以上に、商圏が大きくとれます。

また、お客様は、
人口の少ない地域から、人口が多い地域へと流れます。
商業(店舗)面積の大きいエリアに向かっても、流れてゆきます。

お客様は「田舎に向かって、くだって買う」という購買行動を起こしにくいものです。
街中のお客様が、郡部にあるホールを使うよりも、
郡部のお客様が、街中にあるホールを使う可能性のほうが高くなります。

専門性の高い商品があったり、
品揃えが充実していたり、
規模が大きければ、商圏が拡大します。

  
「あそこには、無愛想なスタッフがいたぞ~」
「随分、エラそうにしている幹部がいたな・・・」
これ、商圏の「心理的」分断要因。

「笑顔の素敵な、あのスタッフに会えるかな~」
こちらは、商圏の拡大要因ですね。



お国柄の違いと、マーケティング

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(商圏と藩)

前向きな経営者グループが行っている研究会に、
ゲスト講師として、お招きいただきました。
今回の会場は、青森県にて。

継続して、1年に1度は、お招きいただいている勉強会なので
「ここで、去年、学んだことを、やってみたら、売上が上がってます!」
1年ぶりにお会いする、会員様から、こんなご挨拶をされると、コンサル冥利に尽きます。

電車の出発時間まで、少しばかり余裕があったので、
近くにあった弘前城へ。。。

桜がとても有名なお城ですが、本日は、、、紅葉です。

青森県は、同じ県内であっても、商圏がまったく分かれる、珍しい県です。
青森市と弘前市を中心とした「津軽エリア」と、
八戸市を中心とした「南部エリア」で、地域性や、風習がまったく異なります。

はっきり言うと「仲があまり良くない・・・」という感覚。
ご支援先とお話ししていても、それをヒシヒシと感じます。

江戸時代からの「藩境」によって、商圏が異なる代表例と言えるでしょう。

豊臣秀吉の時代、津軽は、元は「南部靖政」の臣下だった「津軽為信」が、
勝手に単独で上洛し、領土を認めてもらう書状をもらって、できた国だ・・・、南部藩の人たちは見ている。

戊辰戦争のときには、奥州諸国で同盟を結んで、新政府軍と戦っていたのに、
津軽藩は、早々に降伏してしまい、結果、南部藩が窮地に立たされた・・・と感じている。

多店舗展開をする場合でも、
「青森で成功したから、次は第二の人口密集都市・八戸に・・・」とか、逆に
「八戸で成功したから、次は県庁所在地・青森へ・・・」と、簡単にいかない県なのです。

旧南部藩に属する八戸は、今でも、どちらかと言えば、
南部氏の本拠である「岩手県」との関わりが強く、影響を受けています。

昔は、通行手形。
今で言う「パスポート」がなければ、藩同士を行き来できなかった時代。
「藩」は、まったく別々の「国」なので、言葉も文化も違っていました。

お国柄や、その地域の成り立ちには、
現在のマーケティングに活かせる要素が、たくさんあるのです。



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