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3つのトクは、人の成長

先週のブラックなブログには、
オチがある。

人の成長には、3つのトクが必要だ。
※結婚式のスピーチみたいだな・・笑
第一段階は「特」
第二段階は「得」
最終段階は「徳」

第一段階の「特」とは、スペシャリティ。
何か、ひとつのことを極めること。
「特化すること」
「お客様の購入単位として、自分自身が機能の高い商品」となりきること。
「購入単位」・・・実は、これが大切だ。
「覚えるのが早い」とか「話し上手」「ちゃんとしている」ということでなく
「相手がお金を払ってくれる」商品=アイテムとなるよう、仕事の能力を高めること。

第二段階の「得」とは、ゲイン。
「特」を極めてゆくと「得るもの」が増える。
売上であったり、お給料であったり、直接的な経済概念もあるし、
友人や、情報、体験といった、自分の人生を豊かにすることを
「得る」ことができるようになってゆく。
「特」を「得」に転化させ、
「得」のために「特」を磨くことが、人の成長。

第三段階が「徳」である。大辞泉によると
・精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「徳が高い」「徳を修める」
・めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「徳をさずかる」「徳を施す」
ちなみに「徳の有る人」のことを、
日本の古典では「有徳の人」と表現されている。
これには、2つの意味があり、
・徳行のすぐれていること。また、そのさま。
・富み栄えること。また、そのさま。富裕。

つまり「得=ゲイン」は「徳」を有するようになるための必須条件とも言える。
「特」も「得」もないのに、
普通の人は「徳」には、行きつかない。

稀に「徳」から「特」「得」へ行く人もいる。周りが助けてくれるのだ・・・。

「特」があると自負し、
人並みの「得」もあるのに、
まだ「徳」のレベルに行きつけない未熟な自分を、
毒を吐き出した「痕跡」を読み返し、痛感している次第です。


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