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親父を超える偉大な武将=経営者となるために

クライアント先のご子息が、
ゲーム「信長の野望」で、遊んでいると聞き及び、
ご子息、本人に質問しました。

「今のキミの力を、武将の4つの能力値であらわすとしたら、どのくらいの数字なんだい?」

信長の野望(戦国時代、封建主義社会)で
各武将の力は、以下の4項目で評価されている。100点から、20~30点まで。
・統率 兵隊を率いる力
・戦闘 戦いでの強さ
・知略 頭の良さ
・政治 領地を治める力

「うーん、全部60点で。。戦闘力だけ70点くらいかな?」
なんと、控えめな解答。

「パパの戦闘力は、どのくらいなの?」
「パパは、そりゃもう、90点くらいはあるな」
「うそだ~~あ」
「いや、ほんまやで!」

なーんて、コンサルティングの合間に、やっていました。

今のキミの力で、自己評価が60点なら、すごいやん。
まだまだ、伸びる余地がある!ってことやな。
自己の過大評価をしてない。将来、有望や。

ところで、キミは「北条家」でゲームを開始したらしいけど・・・
キミのお父さんが3代目・北条氏康とすれば、キミは4代目の北条氏政かい?
氏政は、家を滅亡させるし、能力も低いけど、大丈夫かい?
それとも、お父さんは2代目・氏綱で、自分こそが、氏康かい?

信長の野望を、ゲームで楽しみながらも、
領土を拡大した当主の息子=つまりは「自分」に相当する後継者には、
歴史上、先代よりも能力値の劣る武将が多く、家を滅亡させる可能性が極めて高い。
だから
「ボクは、そうなりたくない。努力するぞー!」
「氏政にも、秀頼にも、なりたくない!」
って、感じてくれたら、それが一番の理想です。

真田家のように、幸綱→信綱・昌幸→信之・幸村・・と、
3~4代にわたり、優秀な武将を生み育てた例もある。

まずは、子供社会(学校社会)で、
下に書いた4つの能力値を、高め、磨いて欲しい。
先日のブログ「重ね合わせ」の技術である。

子供の社会(学校社会)において、
「信長の野望・4つの能力値」を置き換えると、こうゆうことである。
・統率 リーダーシップ(みんなのリーダー的役割を担う)
・戦闘 体力、運動(スポーツができる、健康である、体力がある)
・知略 勉強、学力(テストで良い点をとる、通知表の成績が良い)
・政治 友達、家族との人間関係(みんなに好かれる、先生ともうまくやる)

成人の社会(資本主義社会)においては、
・統率 スタッフを率い、個々を活躍させる力
・戦闘 売上・利益を獲得する力
・知略 継続的に、自分の仕事知識・能力を更新する力
・政治 会社や家庭、組織内部を整える力。外交・提携力。

歴史に興味がないのなら、
自分が、ポケモンのキャラクターだったら?
デュエルマスターズだったら?・・・どれになりたい、なりたくない。
どのくらいの能力値に相当するだろう?そこからスタートでも、全然OK。

 
後継者の育成は、家(中小オーナー企業)の存続と繁栄において、
古今東西、もっとも大切な要因である。
そして、その教育は、幼少期・少年期から、とても大切である。
こうして、コンサルティングの合間に、
少しの時間でも、ご子息との会話をさせてもらえることは、
私の上記、歴史認識により、
会社の未来のために「最も大事な時間である」と、子供相手に、本気で関わっています。


何か、いつも面倒なことを言ってくる、変なオッサンだなあ・・・と思われながらも・笑
毎回、会うたび成長している姿が、とても嬉しいのです。


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