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共進化と絶滅

異なる種が、生きるために相互に関係しあう中で、共に進化してゆくこと。
これを「共進化」と言います。
生物学用語です。

生物における代表例は、
花の蜜を吸う、虫や鳥の口の形状と、
吸われる側=花粉を運んでもらう花の構造。

ライオンの爪や牙、狩りの知能と、
シマウマの縞模様、スピード、聴覚。

 
戦国時代、関東甲信越では、武田が強いから、北条、上杉も強くなる(順不同)
南北朝時代、栃木で足利尊氏が勢力拡大するから、群馬の新田義貞もそうする。
近隣に強い国ができると、
対抗する周辺国も、生きるためには、レベルを上げざるを得ない。これも「共進化」

会社の場合にも起こる。
地域独自の特産品を扱っているわけでもないのに、
某業界の某商品は、ほとんどが特定地域で作られている、というケースが多い。
近くの会社を見て、
「最近、アイツ、こんなことして、儲かっているらしいな」
「アイツができるくらいなら、俺だって、できる」
きっと、そう感じて、動いた結果でしょう。

葬祭業界でも、
「共進化」は、起こる。
とんでもなく、経営力に優れた会社同士が、戦っている地域がある。

 
「共進化」の影には、「絶滅」した種も存在する。
進化できず、食べ尽くされて、絶滅するパターンが多い。

生物の生存の歴史を見れば、
最も絶滅しやすいのは「無警戒」の種ではないか?
特に、捕食者がいないエリアで、ぬくぬくと生きていた種は、
そのエリアに捕食者が持ち込まれたり、侵入したりすると、
無警戒がゆえに、アッと言う間に、絶滅する。
・・・・・・最大級の鳥だったジャイアントモアは、
 小石を飲み込む習性を利用され、人間に焼け石を飲み込まされて、殺された。
・・・・・・愛嬌のある飛ばない鳥・ドードーは、孤島で楽しく暮らしていたけれども、
 人と接触してから200年で絶滅した。
・・・・・・元々「ペンギン」と呼ばれていたオオウミガラスは、
 羽毛と脂肪が豊富で狙われてるのに、極端に警戒心が薄く、やすやす乱獲され滅亡。
 現在の「ペンギン」は、オオウミガラスの滅亡後、そっくりな種が
 南極で発見されたから、そう呼ばれているだけなのです。

余談メモが、長くなってしまいました。

 
私が、何を言いたいか。
皆さんが、どうとらえたのか?

ま、そんな感じです・笑


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