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New!!ビュフェの料理もトータルな有機体である

前回の続き・として

朝食ビュッフェでは、
会場の全ての料理を、ひと通り歩いて、ゆっくり見てから、
トレイを手にして、料理をとります。

多くのお客様のように、
まず、順番に並んで、トレイをとって。。ということは、絶対にありません。

ビュッフェもトータルな有機体である(笑)
まず、全体を把握してから、手をつける。
自分が食べる量と内容のベストマッチを考えながら。

身に沁みついた「職業病」?
日常からの訓練の一環です。

お子様の教育にも。
「キミは、なぜ、全体を見ずして、すぐに並んだんだ?」と。



単体でなく総合的な有機体としてとらえ、根治する

昔から、医療系のドラマが好きです。
「白い巨塔」は、もちろん
「チームバチスタ」
「振り返れば奴がいる」
「救命病棟24時」・・・
※「ナースのお仕事」とか、ライトな医療ドラマは、観ないです。

今回「医龍」の中から、名言と原則を書き留めておきます。

「世の中には2種類の外科医がいる」
「1つは、臓器を教科書的に、単体としてとらえる者」
「もう1つは、人体を総合的にとらえる者。
 人体を様々な生きた臓器でつながった、トータルな有機体としてイメージする医者」
「彼の脳には、極めて生々しい人体が生きている。
 あらゆる臓器を切った豊富な経験をもって、初めて立てる領域よ」

・その患部の専門として、そこを診て治療する医者。
・その人そのもの、全体をみて、患部を治療する医者。

どちらが、名医か?

もちろん、後者である。

たとえば、
会社において「販売促進」に問題点があったとして、
そこを単体として改善しようとするのは、
普通のコンサルタントであり、普通の経営者です。

会社は、人体の臓器と同じです。
「店舗や看板」「商品の品質・品揃え」「接客の内容」
「募集・面接・研修の方法」「サービスの内容」「チームワーク」
「指示系統」「数値管理の方法」「幹部の質」
「経費の構造」「財務の内容」「現在・過去の家族の状況」「育ち・学び」
そうゆう要素。人体で言うところの「臓器」が、
トータルに有機的に統合されて、成り立っています。

例に挙げた「販売促進の課題」は、
会社という有機体の問題点が現出している可能性もあり、
絡み合っている場合もあるので、
今の問題点の改善で、結果が出るのか、そうでないのか。
真因は何か、後遺症はどうか、組み合わせることで効率よく負担なく、改善ができないか?
総合的な知見から「メス」をいれることが、
一流のコンサルタントや一流の経営者です。

ある問題点を見たとき、
ひとつの生々しい会社が生きている。
あらゆる部門、要因、歴史とのつながりを想像できて、
問題点の本質を的確に探しあて、早く負担なく、根本的に治すこと。

そうゆうものに、わたしはなりたい。



茶色メシ=カロリー爆弾!もはや大手のアンバサダー?

高校生の頃は、お弁当に「学食」をプラスすることが、贅沢でした。
食堂の皆さんのご厚意により、早めの3時間目に食べることが、贅沢でした。

「大人の学食」となった松屋にて、今の私の贅沢をご紹介します。

食券自販機の前に立つ。
⇒定食メニューの中から
⇒カルビ定食のWを選ぶ。
⇒Wを選んだ方限定の特典があります。
ご飯の量は、普通・大盛・特盛、どれを選んでも料金は同じ。特盛を選ぶ。
⇒追加で、単品メニューを選ぶ。
⇒カレーの「ルーのみ」を注文。
私の贅沢メニューの完成です。

茶色だらけのカロリー爆弾。

順に説明してゆきます。

「カルビ本体」について・・・
以前(20年前)から比べて、肉の厚みが半分くらいになりました。
原価高騰に抗い、利益を出そうとする大企業の努力までも、噛みしめ、味わいます。
肉の厚さと味は、どこまでが許容範囲なのか??
肉の下に、網がひかれるようになりました、これにより脂が落ちます。
20年前は、肉がお皿に直接乗っていました、網も改善の足跡です。

「カルビのタレ」について・・・
真ん中の黒いやつです。
約20年前、「焼肉定食」と比べて高額な「カルビ定食」を頼んだ人だけの「特権」として、
甘辛いカルビ専用のタレが、銀の深皿で別添えされていました。
とても美味しいのです。量が少なく、希少価値があり、
肉の量にぴったりのバランスで、なくなってしまっていました。
しかし、ある時期から、
このカルビ専用タレが、誰でも使えるテーブルの卓上ソースのひとつとなりました。
これは、大きな転換点です。事件でした。
あのタレが欲しくて、カルビ定食を注文していたのに・・・
誰でも使えるようになった。
となると、、、待てよ、、、
!そうか、安めの焼肉定食を注文して、
カルビのタレを使ったら、美味しいんちゃうんか!!
何度か、やってみましたが、
「焼肉定食」と「カルビのタレ」は、イマイチ、マッチしませんでした。
現在は、おろし+ネギに、
思うだけカルビのタレをかけ、肉をどっぷりとつける準備ができます。

「サラダ」について・・・
スーパーに売っているカット野菜と同じようなものです。
が、かなりの量が入っています。
心の片隅に、わずかばかりの「健康志向」という良心が残っているオヤジに、
この野菜が、安心感を与えてくれます。
「身体に悪そうなもんを、食べるけど、野菜も食べるから、大丈夫やろ~」
「このサラダで中和できる」・・・たぶん間違った認識です・・・。
「野菜も食べるから、肉・米多め、いいじゃないかー」と悪魔のささやきが聞こえてくる。
そうゆう効果があるサラダです。

「焼肉のタレ」について・・・
カルビのタレは、前述の通り、昔、特別な人(=カルビ注文者)のためのものでした。
一方、焼肉のタレは、当時から誰でも使える卓上ソースでした。
ニンニク入りで、ややピリ辛。実は、これも旨いのです。
通常、焼肉につけるものですが、、
私は、ドレッシング代わりに、サラダにドバドバかけます。
さっきの「良心」は、どこへやら。
それが、左上の茶色です。
いや、、、私に言わせれば、松屋の「ドレッシング」が、力不足なのです。。
肉用の2種類の凄旨なタレに比べて、創意工夫がまったくない。
そのへんに売っているドレッシングを詰め替えただけ(っぽい)
だから「焼肉のタレ」をドレッシング代わりに使用してしまうのです。

「カレー」について・・・
数々カレーを食べた中でも、松屋のカレーは、かなりの上位ランクに位置します。
これを、単品ルーのみで注文します。
近年、愚策とも言える意思決定=
単品カレーをチキンカレー(ルーはシャバシャバ、黄色系、お値段安め)に切り替えたことがありました。
とんでもない愚策です。価格は安くなりましたが。
おそらく・・・外部から来たコスト志向の幹部の進言か、
現場を知らないアホな3代目の発案です。
半年で、やや元に戻りました。
近年、単品ルーのみメニューが安定しません。迷走を感じます。
普通にやれば良い=メインメニューのカレーのルーをシンプルに出せ。が、私の意見です。
浅めで広い皿、これが最高です。
私は、カレーの「まく」が好物でして。。
自分がカレー屋を経営するときには、「まく」をメニューにしようとすら考えています。
ちなみに、「まく」は、油分やタンパク質、デンプンが固まってできたもの。
非常に、身体によくなさそうな成分です。
でも、結局「まくナシ」状態でも食べても、
身体の中に入る成分と量は、理論上、同じでしょ?
席について、5分も経つと。。つまりは、カルビを食べている間に、
広いお皿全体にカレーの「まく」がはります。
それを第一弾・・・薄くさらって、食べます。
また5分待つと、そこに第二弾が出来上がっています。。広――く。。
それも、薄くさらって、食べます。
ご飯は「特盛」にしておかないと、カルビとカレーの量に負けてしまいます。

個人としては、大手チェーンが嫌いな私ですが、
大企業のユーザーとなってみて、その威力を確かめ、認め、学ぶと、
色んな発見と楽しみ方があります。

・・・
スタッフの半分以上は、外国人かな?
オペレーションの面でも最先端を走っています。



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