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危険回避の方法 感情⇒理性⇒感情

ホテルの節水シャワーが、気に食わねー。とか、
近くに座る乗客が、気に食わねー。とか・・・今回は「出張」にまつわる毒でした。

年に何度か、定期的に「毒を吐く」ブログを書いているとき、
「嗚呼、俺は、なんて嫌な奴だ」
「こんなこと書いたら、人格を疑われるよなー」
と、思いながらも、
「本来、温厚で平和主義の人間が、
この世界で生きてゆくために、こうならざるを得なかったんだ」と納得させて、表現しています。

本来の姿は、こんニャ感じなんですよ~。本当に。

【危険を回避する方法】を書いておきます。

1)まず「違和感」を大事にする。
・・・「あれ?おかしいぞ」「気持ちよくない」「やな感じがする」「不快だ」「腹が立つ」等々
という、負の感情が芽生えるとき、そのあと高い確率で、
落とし穴、意図せぬトラブル、害がふりかかる。
そうゆう出来事が潜んでいる。
この印象はとても大事で、ほぼ外れることはない。

2)その違和感の「原因」を、科学的に探る。
そのためには、何よりも「事実」を確認しろ。
「信じるしかない、だから、GO」は、ゼッタイだめ!
・鵜呑みにするな、
・失礼と思われても、
・相手に怒られても、
「事実」となる証拠を見ろ。見せてもらえ。探せ。
事実を確認する方法を必死で考えよ。
事実確認できるまでは、ゼッタイに動かないこと。

3)自分の「願望や希望」をもとに、意思決定するな。
人間とは「そうあって欲しい」と思う事実だけを集め見ようとする動物である。
・きっと今回は、真実を言っているに違いない。
・困っているから、助けてあげよう。
・今回は、大丈夫。。
こうゆう「自分の願望や希望」は、
「破滅からの招待状」と思ったほうが良い。
すべてのファクターを集め、フラットに精密に「写実」してみる。

そのうえで、
4)「上記のことを、まとめると、こうゆうことになります」
じっくり時間をかけて、落ち着いて、まとめて、相手に提示せよ。
最悪の場合でも、損しない方法を提示せよ。

たとえば、もし相手に協力できない場合、断る場合には、
本当は協力したいんだけど・・・
どうしても自分の力不足で申し訳ない。
5)恨まれないように、丁重に、自分のほうに責がある、という体で、お断りせよ。

事実が確認できていない、または、
事実が期待と異なることを示しているのに、
それでも「信じたい」だから「GO!」=感情>理性というときには、
その費用も労力も時間も、100%見返りがないもの「捨てたもの」と思って、実行せよ。
でもそれが、人として正しい道のこともある。経済的な敗者であっても。
ただし、責任は自分でとれ。

・・・・
クライアント先を、窮地に立たせてしまうことのないように。
これまで、たくさんの意思決定に関わって「答え合わせ」をしてきた、私の危険回避の方法です。
悪意。あるいは悪意なき悪意によって、
損害を被ったり、騙されることがあるのです。

良い人だけでは、生きてゆけないんです。
自戒の念も込めて、みなさんの参考にもなるように、まとめておきました。

下記、ステップです。
1)感情(相手から受ける感情)emotion(impression)
2)理性(事実・原因の整理)fact/truth
3)感情×理性(自分の持つ希望・願望の確認。その折衝)desire/ wish/hope
4)理性(論理的に何をするか伝える)logic
5)感情(相手に与える感情)emotion(expression)

まず、自分の感情から始まり、
理性を最大級に効かせて、願望・希望的観測と向き合わせる。
最後、相手の受ける感情で出力する。



グリーンも違う。。その理由

クライアント先や、先輩・後輩からは、
「中西さんなら、グリーン車にも、ファーストクラスにも乗れるでしょ?」
「おかしな乗客の心配、ないですよ」
と、言われますが・・・
もちろん、乗れるは、乗れます。

でも、乗らないです。

ご支援先の社長(できれば幹部も)全員が、グリーン車で移動できるようになったら、
私も、グリーン&ファーストに乗ることを検討します。
気にせず、適宜、グリーンに乗って移動できる(しようと思えば無理なくできる)社長さんは、、
年に数度ご訪問するクライアント先も含めると、まだ70%くらい?かな??

昔から、決めているコンサルタントとしての(ちょっとした)矜持です。

船井時代には、一定役職以上はグリーンOKという規定がありました。
創業してからは、会社業績によって可能です。
しかし、社内規定とか、収入とか、、
そうゆうこと以前の問題です。
「この仕事で生きてゆくからには・・・」というプライドの問題です。

こうゆう規範、行動形式は、
誰に教わったわけでもありません。
本、映画、実在、、色んな人たちをみていて、
自分はそうありたい。そうしてゆきたい。と思うのです。

本日も出張。。

きれいな海岸線です!

指定よりも自由派。グリーンも乗らない。
面倒な大人ですが、キレイなものはキレイと、一応、感じます。



私が「自由席」を好む理由。。出張で貯まった毒を吐き出す回

2025年3月から新幹線「のぞみ」の自由席車両が、
3両から2両に削減されました。
出張の移動は、基本的に「自由席」を好みます。
何事も「自己判断の領域」が多いほうを選びます。
だから、3月以降「のぞみ」はちょっと大変です。

自由席を好む、根本的な理由は、
クライアント先での打ち合わせ時間が、延びることがあるからです。

もうひとつの理由は、
隣に変な乗客がいたら、すぐに、移動できるからです。

指定席は、自分の座りたい席を指定はできますが、
近くに、どんな乗客がいるか?という点に関しては、
移動手段の主体である鉄道会社や航空会社に、決定権があります。

席を確保する安心よりも
指定の席のご近所が誰か?そのリスク回避のほうが、優先順位が高いのです。

たとえば、
下記のような乗客がいたとき、一人でサッサと避難できるのが、
自由席のメリットです。
(20~30回に1回くらいしか、当たりませんが)

・スマホビデオ通話、イヤホンなしでyoutubeを観る=主に、中国人

・会話の声がデカい。=主に、おばさん

・強烈な臭い(香水、体臭、たばこ、食事)

・占領地域。股を広げて座る肥満オヤジ、ひじ掛けを占領する肥満オヤジ。
=肥満の人間は、態度までもデカイ。その性質が肥満体を作のである。。

(手前のワイシャツまくり腕=私です・・・、ひどくないですか?)

・なぜか美顔器を、ぶぃーーんと、やり続けるオヤジ

(髭剃りか??と思いきや、美顔器でした)

・リクライニングをフルに後ろに倒して、くっついて寝るバカップル。

余談・・・・
人前でイチャイチャするカップルは、9分9厘、ブサイクな2人である。
美男美女が、イチャイチャしてるのを、見たことがない。※欧米系外国人を除く
いつも、ビミヨーーーな2人が、人前でイチャイチャする。
めったにできなかった、彼氏・彼女ができたことが、嬉しいのか、見て欲しいのか。
自分を社会のなかで相対化できていない。
できていたかもしれないが、(彼女彼氏ができた)ことで、それが崩れた。
恋愛に慣れてないと、だいたい、こうなる。

鉄道&航空会社さんへ
指定でもいいんだけどさ、、
「ここに指定をとってるのは、185cm・ヒゲの大男だよ」って、
わかるようにしておいてもらえれば、避けてくれる。避けられる。
指定席の予約システムに、身長体重を登録しておいて、
カテゴリー色分けしておくのが良い(もちろん任意で表示)と思いますが。。どうでしょう?



難敵、エコ・シャワー軍団にモノ申す

ホテルのグレードが端的にあわられるアイテムについて、
もうひとつ。
言いたい。言わせてほしい!

それは「シャワー」です。

シャワーのお湯は、ガッバガバ、た~っぷり出たほうが良い。

しかし、
世の中の「エコ」という題目のもと、
良い口実ができた・・・
隙あらば・・・。と、
近年、節水タイプのシャワーへと「改悪」するホテルが、増えています。

私は、シャワーに関してだけは、
エコ全盛社会にそぐわない「反社」であることを宣言する。

チビチビ・チョロチョロとしかお湯が出ない。
まったく、泡を落とせない。
あったまることができない、
イライラしてしまう。ストレスでしかない。
そうゆう「シャワー」に変更している「間違ったエコ」ホテルが、増えてきています。

お風呂を愛する私にとって、
シャワーの湯量は、重要ポイントなのです。

しかし、
ホテルの予約サイトのスペック表記に
「当社のシャワーは、チビチビ・節水タイプです」とか
「経営者がケチ。コスト・カッターです」なんて、書いているところはありません。

予約して、泊まってみて、
お風呂に入ってみて、初めて、知ることになります。

そして、
「節水ホテル」のシャワーの中でも、数年に1度、とてつもない難敵に遭遇します。

最近、久々に出会って、戦いました。

コイツです・・・・
名付けて「ビンボー・怒りのシャワガン」

「ビンボー・シャワーガン」は、
シャワーの穴を、とにかく小さくすることで、節水しようというシロモノである。

小さな1穴に、水圧がかかるため、細く強い水が出る。
その威力たるや「レーザーガン攻撃」のようなのです。
これに当たると、めちゃめちゃ痛いです。

細くて強い「水の矢」が、
何本も、ずーーっと体に刺さった状態。
しかも、水量が、異常に少ない。
だから、いつまでも当て続けないと、泡が落ちない。
痛いのを、我慢し続ける必要がある。
「遅い」×「痛い」のダブルのストレス攻勢。

シャワーの水が、シャワーカーテンに当たると、
普通は、ジャー―とか、ザーーーって音がします。

ビンボーシャワーは、ピシッ!ピシッ!って、音がするのです。
ナイロンが破れそうなくらいに。。
そして、勢いが強すぎるため、もの凄い風も巻き上がるのです。
想像できますか?

もちろん、
めちゃめちゃ水量自体は少ない。
武闘派のエコマシンなのです。

そして、コイツの攻撃にさらされると、
人間の皮膚の中で、どこが一番弱いか??ということを、すぐ理解できます。

第2位:顔面
最弱:チン〇(1秒も持ちません)

・・・・・
気をつけましょう。
対策としては、シャワーをあきらめて、
バスタブに湯をためることしかありません。

どのタイプのホテルに多いのか?
だいたい見分けがつきます。ここには書けませんので、個別に教えます。


通常、よくある、某メーカーのお洒落・節水シャワーヘッドならば、
こうして使ってあげると良いです。

ドッバドバ出ます。
ホースとして使用します・笑


高級なシャワーを導入するホテルも、増えてきています。

ホテルのグレードを示すアイテムとして、
船井会長は「タオルとカミソリ」という。
私は「ドライヤーとシャワー」という。

これは、ホテルのグレードを示している。というよりも、
船井会長は、お肌が繊細なことが想像され、
私は、イラチ(関西弁)=短気でせっかち、
という性質の上に立って、そう結論づけているだけ。という側面が多分にあります。



コンサルタントの全国・宿泊ホテル事情

週に2~3日。
年にすれば、約100泊以上、色んな街に泊まり、クライアント先をご訪問します。
こんな生活を約30年。

最近は、インバウンドにより、
過去最高レベルにまで、ホテル宿泊費も高騰しています。

選ぶホテルに、特別なこだわりがあるわけではありません。
もちろん、オシャレだったり、一流だったり・・・というところも良いのですが、
古くても清潔であったり、ホスピタリティに溢れていたり・・・と、
それぞれの工夫がなされているところ、
自分なりの感覚で費用対効果、時間対効果の高いところを選びます。

色んなタイプのホテルのデザイン、調度品、演出、サービスは、
葬祭ホールを新築したり、改装したりするときの材料になります。


ヒットマンが、身を隠して泊まるような、ひなびたホテルや。


味わいある和室に自分で布団を敷いて寝ることもあります。

昔、船井幸雄会長が、
「良いホテルかどうかを見分けるコツがある」
と、全社会議で言っていました。

「それは、バスタオルとカミソリだ」
「フカフカで吸水性が良いか、ゴワゴワか」
「刃で肌が痛くなるようなものか、そうでないか」

確かに、20年前、30年前は、そんな感じでした。
最近では、(船井会長の提言もあり??)
それほど、ひどいバスタオル、カミソリを使うホテルも少なくなってきて、
ある程度、レベルが上がり、均質化してきました。
(ずっと注意深く観察しています)

最近では・・・
何が相当するだろう?

某ホテルの歯ブラシは、最高です。恥ずかしながら、持って帰って使っています。

現在では「ドライヤーの質」は、
ホテルのグレードに比例するような気がします。



僕の、あなたの、血管年齢

クライアント先での、定例スタッフ営業会議&勉強会。
市民ホールにて。

こんな案内がありました。
「おお、市がやってるのね!」と思って、
勉強会が終わってから、スタッフの皆さんと共に、立ち寄ってみると・・・

「男性は、できないんです」と断られました。

何でだ!?
世は、ジェンダーフリーの時代だろ??

「実は、私たち、カーブスなんです」
・・・
あ、女性専用のフィットネスジムだから
「男は対象外=お金にならないから、やっても無意味・・」ってことね!

公的なものに見せる「血管年齢測定」で集客。
⇒診断・アンケート⇒⇒親しくなる⇒足りないものは運動⇒健康になるためにカーブスに入会しませんか
⇒まずは体験だけでも。という営業手法です。

「レディたちの機械診断が終わったら、ボクも診断だけしてくれない?」と、粘りました。

「あの垂れ幕みたいなのだけで、診断して欲しい人を集めるの?」
いえ、チラシもまいています。
「へー、何枚くらい?」
確か・・・2万枚くらいだったと思います。
「今日だけで、何人くらい来てくれるの?」
10人ちょっと・・20人いかないくらいです。
「今日は、いつもより多い感じ?」
いえ、普段と変わりないですかね~
「10人診断したら、どのくらいの人が入会してくれるの?」
その日によって、バラバラです。ゼロの日もあるんですよー。
「そうなんやねー、目標とかノルマとか、あるの??」
ええ、まあまあ・・・。
あ、出ましたね!36歳です。
(プロっぽさが、出てしまったかな)

よし、どうだ!



売れたい。売れなきゃ。についての不安の理由~3つの柱の同時安定

歪んだ大人が感じたことをまとめる万博ブログは、
また、夏が終わるころ、後半戦をお送りします。

  
今回は、昔、書き留めておいたメモより。
「売れない不安。人気が出る、出ない。についての不安」

人気とは何か?
チヤホヤではない。収入でもない。
それは「自律」=自己確認のためのものである
他者の反応によって、知ることができる、それにより自分の姿を見る。

相手の反応により、自分を知る。
相手の動きによって、自分がわかる。

ドイツの現代哲学者・アクセル・ホネット教授は、
不安に陥らないよう、精神が安定するためには「3つの柱」が必要と言います。
「自己信頼」「自己尊重」「自己評価」です。

1)自己信頼=無条件に自分を受け入れてくれる家族・仲間がいること。
  EX)おならしても平気、ダメさをさらけ出すことができる。依存できる。

2)自己尊重=社会や他人に貢献しているという実感 
  EX)誰かから、仕事等を通じて、ありがとう!と言われる、言う。

3)自己評価=周囲に能力を認められること 
  EX)人気がある、収入がある

つまり「売れたい」とは、3つの柱のうちの1本の「自己評価」です。

この3つの柱が、
均一のラインで保たれていることが大事で、ラインがいびつだと、不安が生じます。

売上=人気を得たいという経営者、幹部は、それだけが先走ると、
いつも「不安」にさいなまれている状態となります。あとの2本が離れてゆきます。
新しく入ってきたスタッフには、1)2)3)の柱が、職場にある状態に。

「仲間、家族」
「お客様、取引先」これを「人気、売上」と同格に。

よろしくお願いいたします。



スタンスと政治意図と常識と。10億人がひかえる、中国館で感じたこと

パビリオンの入口では、各国のスタッフが、案内や列の整備をしています。
国の民族衣装、あるいはそれをイメージしたユニホームを着ていることが多いのですが、
中国館は、黒いスーツの男性です。

ポケットに手を突っ込んで、偉そうに観客に指示をするスタッフもいます。
サングラスのスタッフもいます。ガムを噛んでいるスタッフもいます。
まず、これに、驚かされます。(まさに、ある種の展示である)

館内に入ると、
春夏秋冬と二十四節気(にじゅうしせっき)「立冬」「立春」や
「啓蟄」「夏至」等々の大ビジョン。それに漢字。

日本独自のものと思っているかもしれませんが、
これは、元々、中国で考案されて、日本に伝わっているものですからね。
日本の皆さん、忘れないでくださいよ。うちが元祖で同じ種なんですよ。

長い通路には、中国と日本の歴史に関係した人たちの
木彫りのモニュメント
鑑真、空海、最澄から始まったのは、なるほど・・・と見ていましたが、
途中から、見慣れない日本人が、どんどん出てきます。
孫悟空と鉄腕アトムも?
(これは、アニメ・ドラゴンボールの孫悟空も、元は中国だ!ということが言いたい。と私はとらえた)

誰だ?これは??松居一代か?

ムツゴロウのような見た目の人や、「森本孝順」という人も出てくる。
繰り返しますが、空海と同列です。

日本では無名かもしれません。
しかし、中国にとっては、これが大切な日本人なんですよ。
日本が中国支配下となれば、教科書に載りますよ。

月に行った。深海にも行った。という展示あり。
中国人の一日は、こんなラグジュアリーな生活なんだ、我々は先進国だ、というPR映像あり。

ちなみに、
館内の女性コンパニオンは、二人集まってラインを見ながら、しゃべっていました。

国の政治的な姿勢。スタンス。
国民ひとりの訓練度と生産性。
・・・・
最近のニュースより。
大手求人広告に応募した日本人。
すると、カンボジアに拘束・監禁されて、
奴隷のごとく特殊詐欺集団の手伝いをさせられていた事件がありました。
8名の中国人がボスで、
20名の日本人を管理・監督して働かせていたそうです。
・・・・
色んなことを、考えさせられます。
パビリオンから感じることを統合すれば、国自体が、そうなるよ。

日本は、米中両国間の中で、どうすれば、生き残ってゆけるのか?

インテリジェンス(知識と情報)。勤勉さ。誠実さ。恥を知る。。
こうゆう要素を、日本からなくすことの危険性を、ひしひしと感じます。
(歳、とったんでしょうかねー・笑)



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