2025年4月12日 19:53
昨年、この時期
ハルト(阪神・高橋遥人)・ヤクルト(村上)・山川(西武⇒ソフトバンク)
それに、ルーキーの度会(DNA)に、注目していました。
結果の答え合わせ。。
高橋遥人・山川穂高は、かなり良い感じで復活。
ヤクルト/村上・度会は・・・もの足りない!
(ホームラン王でも「ダメ」と言われる村上は、大物ですよね)
・・・・
村上君は、2年連続で年始のとんねるずの番組に出なかった
⇒そこはオーケー(拍手!)
あと3年連続で出なければ、完全復調するでしょう。
でも、まだ、王さんとは話していない(と予測する)以前のブログで提案したのに。。笑
もしまだなら、ちゃんと、話を聞きに行きましょう~。
頑張れ、ヤクルト&村上君!
みんなが納得する姿を見せたあと、メジャーに挑戦するんだよ。
・・・・
度会君、2年目の飛躍を期待する。
ただなあ、カノジョさんのセンスがなあ・・・。ちゃんと野球やってるかい?
ある意味「横浜高校出身のDNA選手=チャラい」路線じゃないかー
という、おじさんの偏見。
大谷君の姿勢や私生活のセンスと比べてしまうのかな。
まあ、度会君が「普通」で、大谷君が「変わってる」ってことだろうけどね。
頑張れ、度会君!!
さて、
今年の注目は、田中マー君・36歳です。
経歴は、ご存知の通り。
・駒大苫小牧2年で甲子園優勝。3年のときハンカチ王子との甲子園決勝・引き分け再試合。
・楽天での日本一。伝説の24勝0敗と日本シリーズ制覇・最終回の登板。
・メジャーリーグ、ヤンキースでの活躍。
・古巣・楽天に復帰したものの、思うようには、活躍できず。
・昨年のオフ、大幅減額の年棒提示に「必要とされていない」と、楽天を退団。
・しかし、獲得に名乗りをあげる球団はなく、最終的に今年、巨人に入団。

(つづく)
2025年4月6日 19:09
チームの運営にも注目している。
巨人は3軍まで。(地味に広島にも3軍あり)
ソフトバンクは、なんと4軍まで。
選手層の厚さ=人件費を多く払える。施設がある=経営力の強さ=儲ける力。で
根本的に強いチームを作っています。
「すそ野が広いこと」は「強さ」を作る王道のアプローチです。
それに対して、
組織デザインで、対抗しようと見えるチームがあります。
今年、DNAは、2軍監督に桑原義行を任命しました。
選手としても、指導者としても、ほぼ経験がない人物です。異例の人事。
監督は、コーチと選手、チームの各分野の「調整役」に適任な人物を配する。
2軍監督の役割がそこにある。という組織デザインです。
監督やコーチが変わったとしても、
DNAという組織チームの戦略・育成手法は、変わらないようにしてゆく意図が垣間見えます。
一軍のコーチ陣も、打撃・走塁コーチでなく、統合して「オフェンスコーチ」
投手・守備コーチも「ディフェンスコーチ」となっています。
新興企業・DNA本体の経営力が発揮されていることを感じます。
日本ハムは、栗山英樹を
チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に任命しました。
選手と現場コーチ。今と未来。データと経験値。これらの潤滑油となる役割です。
「潤滑油」の役割は、増えています。
今、3分の1くらいのチームに「コーディネイター」というコーチが、存在するようになってきました。(ロッテ・DNA・ヤクルト・阪神)
「教える側」「教えられる側」/「使う側」「使われる側」/「一軍」「二軍」/「本人」/「ドクター」の潤滑油となる存在です。
これまで「監督」「コーチ」/「攻撃」「守備」の間に立つ役割として、
ヘッドコーチが存在していますが、
今らしい、現場レベルの調整役機能が必要となってきているようです。
新しい指導者の力は、どこまで発揮されるか?
低迷する中日にも注目しています、新監督・井上は、なかなかやりそうです。
打撃コーチの松中にも注目。
中継での解説を聞く限りは、相当の偏屈的な難しい打撃理論派。
古臭いかもしれない3冠王の打撃理論や練習方法が、
今どきの若手と低迷する打線と中田翔に通用するか?
打線低迷の阪神には、指導に定評のある小谷野打撃コーチが就任。
巨人には、作戦名参謀といわれる橋上が味方についた。2軍にはずっと桑田監督がいる。
こんなところを見ながら、観戦してみます。

昨年オフに訪れたエスコンフィールド。
日本ハム球団の野球への造詣の深さを実感できます。

タワー11という名所。ダルビッシュと大谷の大壁画。
2025年4月5日 19:45
ちなみに。
阪神ファンから、巨人の選手である「慎之助」への声援コールは、
昔の阪神ファンを知る人間からすれば「奇跡」に近い。
(阪神ファンも、進化したなあー。時代が変わったなあ)と、実感する。
だからこそ、
慎之助コールの価値が、わかる。
私が小学生の頃、約40年前。。
甲子園の阪神・巨人戦を観戦に行くと、
試合前には、ファン同士で、こんな「ヤジ合戦」が繰り広げられていました。
(ライトスタンド=阪神ファンが、声をそろえて大合唱)
江川の耳はロバの耳。えーがわのみみは、ろーばのみみー!
(レフトスタンド=巨人ファン、それに対抗してコール)
岡田の鼻はブタの鼻。おーかだのはなは、ぶーたのはなー!
(阪神)山倉、なまくら、パスボール
(巨人)ポルノが好きな、若菜 ※日活ロマンポルノ女優との不倫を揶揄して・・・
(阪神)万年、刈り上げ、中畑
(巨人)刈り上げできない、掛布 ※髪が薄いことを揶揄して・・
(阪神)
おやじがでしゃばるタツノリ!
原は、親父の七光り! ※原辰徳の親=原貢は、高校・大学野球の名監督・・・
そして、最後は、これで締めくくられる。
(巨人)
くやしかったら、勝ってみろ
(阪神)
それをゆうたら、おしまいや
ちゃんと、オチがあるのが、関西の良いところである。
当時の良いところでもある。
「トムとジェリー」のように「♪仲良くケンカ」している。
・・・・
小学生のお子様に、当時の甲子園は、
大人のヤジや人への悪口に関する、実地研修となります。良い機会です。
アタマから「ダメだ!下品だ!失礼だ!」などと、
倫理的なことで済ませてはいけない。
「臭いものにフタ」でもなく、
お行儀の悪いヤジについて、ちゃんと論理的に、話し合ってもらいたい。
「目の前にその人がいたら、キミは同じことが、言えるのかい?」
「スタンドみんな同士だから」「選手がここまで来ないと思っているから」言ってないかい?
現在で言えば、
SNSやネット書き込み、メール(=相手と対面しない)と、同じである。
そうゆう、卑怯なヤツにはなるな。
やられたら、気にせず、戦え。
同じことである。
2025年3月29日 19:31
爆裂な補強をした巨人。
中日の守護神・マルチネスを、4年50億円。
FAでソフトバンクの甲斐も獲得。
今年も、ほぼ補強ナシ、
現有戦力で戦う阪神。
この2チームに、まず注目である。
巨人の監督は、就任1年目でペナント優勝を飾った、阿部慎之助。
阪神には、藤川球児が、就任。
名解説だったけど、監督として、チームを勝たせる手腕はどうか?
以前のブログより
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2021/11/21/
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2022/11/20/
選手個々の能力アップ、プロ意識の植え付け、1対1の局面には、長けていそう。
だけど、
・試合の中での戦術采配はどうか?
・「負け」が込んできたときのマスコミ、ファンへの対応がどうか?
こんなところに、藤川球児監督への期待と懸念の仮説を持ちながら、見てゆきたい。
監督同士が、永く、チームの中心を背負ってきた二人。
「選手時代は、ほとんど、しゃべったことがない」
「敵チームの選手とは、プライベートでもしゃべるな、仲良くするな。
そうゆう教えを受けてきた世代ですから」
しかし、互いに通じ合うものがありそうな二人である。

阿部慎之助の甲子園での最終打席は、藤川球児との対戦でした。
藤川は、全球ストレート勝負を挑み、
阿部は、全力フルスイングで、応える。
ホームラン性のファウルを飛ばしたあと、全力の空振り三振。
このとき、信じられないことが起こっている。
甲子園球場の大多数を占める阪神ファンから
「慎之助、慎之助」の大声援がおこる。そして、万雷の拍手。
阿部は、ヘルメットをとり、手をあげて、
阪神ベンチ・阪神ファンに、感謝の気持ちを伝える。
阿部慎之助は、ライバル球団・巨人の「親玉選手」ですが、
阪神ファンも、一目置く、そうゆう存在でした。
両チームの対戦が、楽しみです。
2025年3月23日 19:39
クライアント先のお祝い事があり、北の大地へ。
今日は、仕事じゃなくて、ご訪問できる。
早めに着くので、どこかに行こう!
どこへ行こうか?
そうだ、
30年前、大学生のとき、バイク旅行で訪れたラーメン屋さんに行ってみよう!
「関西から来たんです。札幌で一番、美味しいラーメン屋さんは、どこですか?」
当時、ライダーハウスのご主人か、ご飯に入った喫茶店か、、
詳しそうな誰かをつかまえて、聞いて、教えてもらいました。
「それは、澄川(すみかわ)の純連(じゅんれん)だね」
札幌市街地から、
かなり離れた郊外にあるお店でした。
「みそラーメンが、こんなにも美味しいものか!」と、衝撃を受けました。
当時、教えてくれた地元のおじさんが、つけ加えて、こう言ってた。
「純連と書いて(すみれ)という店もある。間違えるな。澄川の純連(じゅんれん)に行け」
ネットもない時代ですから、
電話帳で調べて、電話をかけて、行き方を教えてもらい、たどり着きました。
当時から(今でも)
キレイな店を作り、店舗数を増やし、レトルト商品をおみやげ店に出し、
商売を大きくしているのは、(すみれ)のほうである。
今(じゅんれん)は、
30年かけて2店舗になっていました。
そして、2店舗目も、札幌の外れ・・・ボロい店。
30年前と変わらず、美味しかったです。
観光客らしきお客様はゼロ。地元の方だけで満席になり、
ささっと食べて、さっと出てゆく。回転も良いお店でした。

忙しくなってくると、厨房の人がホールに出て品を出す。
私の「本物の長続きする繁盛店基準」に合致する。やっぱり良いお店でした。
それに・・・
厨房スタッフの制服が、
シンプルな「白」の作業服。ってゆうのにも、好感が持てました。
(すぐ「黒」とか、背中に漢字とか、入れたがるもんね。
本来、調理に適しているのは白である)
私の仕事も会社も、
やっぱり、純連(じゅんれん)派でありたい。
「大きくすること」よりも、どこよりも一番、美味しいこと=
「クライアント様の売上が上がること」
「費用対効果が高いこと」
「一瞬の関わりが一生ものであること」
あろころ、1度だけ食べたラーメンが、一生の思い出になっていること。と同じです。
あのころの「純連(じゅんれん)」が、基本路線において、
今も変わっていないこと、
メジャーでなくても、お客様が多いことに、ホッとしました。
以前にご紹介した、日本各地の
メジャーじゃないけど、実は、こっちがホンモノ!と似ています。
広島・もみじ饅頭:メジャーは「にしき堂」。ホンモノは「やまだ屋」
長崎・カステラ:メジャーは「文明堂」。ホンモノは「福砂屋」
北九州・かしわめし:メジャーは「鉄道系会社」。ホンモノは「東筑軒」
松山・タルト:メジャーは「一六タルト」。ホンモノは「六時屋」
2025年3月22日 20:30
私が尊敬する戦国時代の武将・黒田官兵衛は、晩年の号(本名とは別の名称)を
如水(水の如し)と称した。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2014/01/03/
10年前のブログにも登場しています。
その黒田官兵衛(如水)の教えが「水五訓」
「水のごとくありたい」と悟りを得た根本です。
一.自ら活動して他を動かしむるは、水なり
二.常に己の進路を求めて止まざるは、水なり
三.障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは、水なり
四.自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは、水なり
五.洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり
雪と変じ霰(あられ)と化し凝(ぎょう)しては玲瓏(れいろう)
たる鏡となりたえるも其(その)性を失はざるは、水なり
・自らが率先垂範して活動する。それにより他の人も活動させる人間となる。
・ずっと、目的・目標にむかって、止まらない人間となる。
・困難にぶつかると、嬉々として、激しく勢いが増す人間となる。
・自分はキレイ。かつ相手のキレイも汚いも受け入れ、浄化できる人間となる。
・変幻自在で他者を活かす媒介となる、環境変化に自在に対応する、
しかし大切な基本となるものは失うことのない人間となる。
官兵衛先生の「水五訓」を、私は、このように理解しています。
船井幸雄会長の名作本でも紹介されています。

船井総研に入社してから、船井会長も黒田官兵衛が好き。
ということを知って、
とても嬉しかったことを、覚えています。
ただ、船井会長が、
「私は、黒田官兵衛の生まれ変わりだ」
「“見える人”に、そう言われた」と
全社会議のなかで発言したことも、覚えています。
官兵衛マニアとしては、
もちろん「ドンびき」しました・(笑)
ああ、大きくなると、こうゆう人が周りに集まってくるんだろうな。
いや、集めているのかな??と。
黒田官兵衛はね、
きっと、そうゆうこと、言わないんですよ、会長!!
って、
後ろのほうの席に座り、思っていました。
2025年3月16日 19:37
まだ、続く。
テレビ番組からの記録シリーズ。

ブルース・リーの名言
「困難に直面したとき、形に囚われず臨機応変に対応せよ」という意味です。
・水は掴んだり切ったりすることができない
・容器に注げばどんな形にも変化する
・岩をも砕く力(集中)を発揮する
・静かに流れることもでき、激しく打つこともできる
ブルース・リーは、
この世で最強の物質は水だと考え、
その哲学を「友よ、水になれ」という名言で表現しました。
香港の民主化運動では
「Be water(水になれ)」が精神的支柱として、スローガン化されました。
そして、こうも言う。
100万通りのキックの練習よりも、
1通りを100万回、練習せよ。
2025年3月15日 19:39
昨年の「レクイエム」でもご紹介した「北の富士」さん
インタビューを
自分への戒め、親しい人、
若い世代への戒めとして、書き留めておく。
「よく遊んだ。千代の富士も、北勝海も、
大体、あの二人に限らず、弟子を連れてよく遊びに行ったよ」

「ただ、うちの部屋は、よく稽古した」
「よその部屋に行って、うちの部屋の稽古見たら、やっぱりひと味違ったからね」
「稽古が足りない」
「まず、転ぶ稽古をしないでしょ、明らかにあれだけを見てもね」
「相撲の稽古が甘い」
「稽古をすると、自分が驚くくらい番付が上がってゆくから」
「それ、体験しているからね。やっぱり欲だね」
「欲を持ったやつが、上がっていくと思うよ」

・・・・
コンサルタントとしての「稽古」とは何か?
経営者としての「稽古」とは何か?
ちゃんと、稽古を積んでゆきたい。
親しい皆様には、積んでもらいたい。
自分でも驚くほど、番付が上がってゆくから。
2025年3月9日 19:54
NHK「プロジェクトX」
オウム真理教の有罪を立証するために戦った、警視庁・科捜研班の特集より。

科学はウソをつかない。
科学に多数決はない。

経営も「科学」にもとづき、立証する。
「科学」には意思がない。
だから、
科学の上に、「意思」「心」を載せる。
真実を見る目を持ち、
俯瞰的に全体像を見ながら、
自分の位置づけがどうゆうものかを把握して、
意思決定を行い、100%の行動で遂行する。
2025年3月8日 19:57
「ドキュメント72時間」
ついに、心に残ったシーンのネタが尽きました。。
私は、今しばらく・・・
おそらく3月終盤まで、メール1日70~80本以上の状態が続きそうです。
ということで、
引き続き、ブログを書く時間を省略させていただき、
TV番組の画面をスクショしておいた名シーンを引っ張り出して、ご紹介します。
今年の大河ドラマ「べらぼう」より。
主人公の蔦谷重三郎が、
田沼意次(渡辺謙さん)に、直訴する場面。
「幕府公認の色里・吉原以外での無許可風俗を取り締まってほしい。
吉原に客が来ないのは、無許可営業の店が全国に乱立しているからだ」と、
直訴する。
しかし、
田沼(謙さん)は
「交易を盛んにし、宿場を栄えさせるものは、女と博打だ」
「吉原のためだけに国益を逃すわけにはいかぬのだ」
=取り締まれば、日本全体の経済が停滞する。と、断る。
そして、
「吉原の女郎たちが食えぬのは、
何も岡場所や宿場のせいばかりではなかろう」
「直訴を願う前に、正すべきは、女郎屋の親父たちの不当に高い取り分ではないのか」
「さらに言えば、
もはや、吉原が足を運ぶ値打ちもない場所に、成り下がっているのではないか?」
蔦重は「女郎たちは、懸命につとめています!」と反論する
すると、
「では、人を呼ぶ工夫が足りぬのではないか?」

「お前は何かしているのか、客を呼ぶ工夫を」

「お言葉、目が覚めるような思いがいたしやした!」
「ありがた山の寒がらすにございます!」
・・・・
お前は、何かしているのか?
正すべきは、
まず自分たちの身からではないのか?
誰かのせいにして、
何か、してほしい。などと訴える前に。
2025年3月2日 19:57
ドキュメント72時間、年間総集編。
福島県のドライブイン、これがラスト。
顔出しNGの親子さん。一度、取材拒否したけど、戻ってきて話してくれた。
このドライブインについて、
伝えておきたいことがある。と。
「もうずっと20年前、そのころ2人分、頼めなくて。
一人分を分けて(娘に)食べさせてたんですけど」

「必ず、子どもの分の器を(お店の人が)持ってきてくれて
ごはん、(おかわり自由の無料)サービスじゃないですか」
「お味噌汁まで持ってきてくれたのは、とても感謝と思って。
何も言わないけど、見ててくれてるんだな、と思って」

「そこで育てた娘が、ちゃんとしっかりしてくれて」
「だから、そのときがなかったら。今もなかったかなと思ってます」
「毎回、来たときには、じわっと味わいながら、
かみしめて食べてます。今は一人ずつ注文できて。。」
「それで恩返しを、ちょこっとづつしていこうかなと思って」
おいしさと優しさを力にかえて、
それぞれの道のりを、前へ。
2025年3月1日 19:22
仕事、まだまだ、多忙につき・・・
引き続き、テレビそのまま備忘録。
ドキュメント72時間、福島県二本松のドライブインより。
小さい子供3人と奥さんで食べに来ている男性。
トラックの運転手だった父親に
「小さい時から、結構、連れてきてもらっていて」
彼もトラックの運転手に。親子二代で走っていたけど。
2年前。。父は、休憩どころの駐車場で、くも膜下出血で亡くなる。

「最後はそれこそトラックの中で、ハンドル握ったまんまの最期だったんで」
「がむしゃらに昼夜を問わず走ってくれて、それで家族を支えてくれた親父なんですけど」
「子供が美味しそうに食べてくれている姿、見るって、やっぱり、嬉しいですよね」
「あのころの親父も、そう思ってたのかなって」

お父さんが残してくれた。大切な何か。
2025年2月22日 19:56
「本来違うけどね。
まあしゃあないっす」

石屋さんが、太陽光パネルの工事。
仕事に向かう途中、ドライブインで、腹ごしらえ。
「仕事は仕事なんで、そんなもんですよ」

「べらぼうにうまいけどな」

・・・・
某クライアントさんの雰囲気に似ている・笑
コメントも、言いそうなこと。
・・・・
生き残るためには、本来じゃない仕事も、
前を向いてやらなきゃならないことがある。
前を向いて、うまいと感じ、飯を食う!
2025年2月16日 19:48
ドライブインに、
ペットショップに勤務しながら、
起業を目指している、という若者が来ていました。
「自分、独りぼっちになった経験があるんですけど
まあ、両親が離婚したんです」
「小学校から母親と一度も会ってないです。
そんなとき、当時飼っていた猫ちゃんが『にゃーん』と来てくれると
そんなときでも笑顔が生まれるんですね」

支えになったのが、動物だったから。
ペットショップに勤務しながら、トレーナーを目指している。
「お母さんに、最終的に会うために、起業したいなって思っています。
『大きくなったらまた会おうね』って、(母親に)言われて、別れたんで」
「いつか会えるかな。って。届くかなって。
自分が大きい存在になれば、気づいてくれるかな、とかって」

・・・・
今どき、こんな子もいるんだな。
昔話にあるような現実の話。
お母さんに見つけてもらうために、自分が大きな存在になりたい、起業したい。と。
「情熱」の源泉は、「受苦」である。
苦しみ、悲しみを跳ねのける力が、情熱のもとを生み出す。
(やめとけ、そんな母親と会っても、ロクなことにならんぞ)
(会うだけなら、お金貯めて、探偵に依頼して、調査をかけるんや)
なんて、思いつつも。。
これは、なまじ知恵のついたジジイの最もダメなところです。
ピュアなハートを応援したくなる優しい若者でした。
2025年2月15日 18:20
年間ランキング第一位は、
福島県二本松市のドライブインでの撮影。
地元の消防団活動の皆さん、
新人さんが入ってこなくて、困っていて、相談している。
ドライブインに併設されているお風呂に入りながらの名セリフ。
「これ(=消防団活動)が、きっかけでなければ、
知り合ってなかったけど、
おそらくここからは、一生の友達になってゆく」

「えーそうなのー」
「そう言うなよ」

・・・・
ナイス・かけあい。
いい関係ですよね!
お金のからみのない、
身体のからみのある、そうゆう付き合いって、
いくつになっても、友情が生まれやすい。
師匠に教えてもらった「四肢構造論」って、きっとこうゆうことである。
2025年2月9日 20:26
同じく、
新潟⇔北海道の長距離フェリーのなかで。
ジムで汗を流す男性は、一人旅。
不動産業を営んでいるという。
「たくさん時間があったのに、気がついたら高齢者になってた」
「でも、普通に生きてきて、普通のこんな人が
ちょっと冒険してみられるのが、これくらい普通のこと」
「普通って、誰も注目してくれないけど、でもまあ尊いし
自分がそう思えばいい」
「行ってみて、なに持って帰ってくるのか、わかりませんけどね」
「自分の心の中に、そんな感じでいっぺんやってみたいかな」
・・・・
そうか、心にしみるなあ。
でも、いつも、ちょっとした冒険はしているからなあ。
いや、ちゃんと時間をとって、
旅の冒険も、良いかもしれない。
高齢者になる前に。ね。
先輩の言葉は、心にしみる。
2025年2月8日 19:42
同じく「72時間」総集編より。
日本海の長距離フェリーの放送回。
デッキから、夕暮れの海を眺めている人
「水平線に沈む太陽、
これは、なかなか見られないですよ。
今日は、最高ですね。マジックアワーで」

インタビュアー
「これを見てるとき、どんなことを考えるんですか」
「何も考えられないから
最高なんじゃないですか」

うーーーん、名言!!
台本なしで、この言葉・この表情。
一般人こそ名優です。
例年以上に、今年の2月は、
春からの仕掛けのプランニングと具体的支援のため、多忙を極めています。
不況下の物価高、スタグフレーション。
お客様の財布のひもが固くなるなか、どうやって、自社で買ってもらえるようにするか?
毎月のご支援先約20社、年に数回のご支援先を含めれば約40社。
それぞれのチラシ・DM・SNS・商品・売場・ホームページ・・・・
それに、新規出店プラン、リニューアル・・・・
急遽、人手不足だ!と求人広告、競合が仕掛けてきた!と対策販促・・・
少なくとも100企画分=1日あたり3~4企画以上を、この1~2月で、生み出しています。
というわけで、
2月のブログは、楽をさせていただき、
しばらくの間「72時間/備忘録」で、乗り切ります。
2025年2月2日 19:07
年末年始は、どこにも出かけず、
撮りためておいたテレビを観て、買い置きしていた本を読んで、
そして、
仕事をしています。
コンサルティングで関わる各業界、
今年は、どのように売上アップをしてゆこうか。と整理しています。
さて、仕事の話は、秘密にしておいて・・・
年末年始のテレビ鑑賞。
私の定番は、マグロ漁師、箱根駅伝、高校・大学ラグビー、
映画、プロ野球戦力外通告、警察24時・・・(最近は、格闘技がなくなって、寂しい・・)
そして、
NHK「ドキュメント72時間」というの番組の視聴者投票ランキング年間ベスト10。
1箇所にカメラを設置して、
そこに来るお客様を取材する番組です。
普通の人の、普通の日常のリアルをたくさん映し出していて、とても好きなのです。
さて、そのひとつ。
大分・別府温泉の「貸間旅館」
かけ流しの温泉、居間、炊事場が使える格安の旅館が舞台の放送回。
癌治療のため、湯治に来られるご夫婦。
「何度か手術をして、
手術をできない状態には、今なっててですね」
(今は、抗がん剤治療を続けているそう)

奥様は、こう言う
「周りの家族のほうが、精神的に大変かなとは思うので、申し訳ないなという・・」
「怖いんですけど、まあね、そう流れていくもんだみたいな」
「一緒にいれる限り、一緒にいれたらいいなと思ってますね」
と旦那さん
「そんなん言ったら、私、死ぬみたいじゃん」
「死ぬんですけど」
「みんないつかは死にますから」

放送のあと、奥様は、お亡くなりになったそうで、
年末、旦那様が、この番組に手紙を出してくれました。
「願いかなわず、妻は永遠の眠りにつきました」
「この番組には、自分らしく朗らかに人生を楽しんでいた、彼女の笑顔があふれています。私にとって光のような存在でした」
「今は、ともに同じ時間を生きてくれた妻に感謝の思いしかありません」
どんなに脚色された映像よりも、
「等身大で生活する人間」のなかに、心にせまる背景、表情、言葉がある。
2025年2月1日 19:40
船井総研には、毎年、たくさんの社員が入ってきていました。
伸びる=コンサルタントとして大成する若手社員には、ある特徴があります。
圧倒的激務のなか、
入社1年目の様子を見ていれば、だいたいわかります。
それは、2つ。
1)クライアント先や、新規の問い合わせなどで、かかってくる電話。
先輩がしている電話の受け答えを、自分の仕事をしながら、じーっと聞き耳を立てている。
2)上司や先輩の言葉や動きを、そっくりモノマネして、遊ぶ。
これをしているスタッフは、コンサルタントとして成功しました。
1)電話の受け答え=コンサルタントの成功イメージを観察する。
2)モノマネ=上手い下手に関わらず「やってみる」という行動力。
一生懸命、言われた仕事をこなす社員、
社内表彰される社員が、伸びるわけではない。という事実を、私は知っている。
成功例の「観察」
やってみる「行動」
「生きる術」を手に入れる方法は、
前回ブログの「裏アイテム」を手に入れる方法と、要素は同じなのです。
他の人が持っているのを見て、=観察力
店員さんに尋ねてゲットする。=行動力
「あれ、僕も欲しい。どうすれば、もらえるんですか?」
「あれ」を探す=良いものを探そうとする意志と観察=「電話の観察」
「どうすれば、もらえますか?」=言ってみる、やってみる行動=「先輩・上司のモノマネ」

もうひとつ、つけくわえるならば・・・
土日も休みナシ。週に1~2日は会社に泊まり込み。帰るのは終電かその1本前。
今で言う「ブラック」な職場。
その極限のなかでも、
夜な夜な、先輩や上司の「モノマネ」で、笑える。笑わせる。
そうゆうところも、大事な要素だったのかもしれません。
2025年1月26日 19:22
オモテに出していないメニュー=
こちらが、リクエストしなければ出てこない「裏アイテム」がある。
それを駆使して、ボクだけのお店の美味しさを、味わい尽くす。
えびそば・一幻(北海道)

手前にあるのは、「海老オイル」である。
注文の時に、「海老オイルください!」というと、持ってきてくれる。
何も言わないと、出てこない。
長崎ちゃんぽん・リンガーハット(全国チェーン)

お盆の奥にある「うまみ塩たれ」である。
これも「塩たれください!」って伝えると、店員さんが出してくれる。
言わないと、出てこない。
両方とも、味を濃くしてくれる。
魔法の呪文、秘密の合言葉。みたいなものですね。
知らなきゃ、それで、知らないまま。でも、十分美味しい。
こうゆうのを、
どうやって知るかと言えば・・・
他の人が持っているのを見て、店員さんに尋ねてゲットする。
「あれ、僕も欲しい。どうすれば、もらえるんですか?」
私のコンサルティングにも、
言えば出てくる、言わなきゃ出てこない「裏アイテム」がある。
ような。
いや、ないような。
でも、そうゆうもの、ありますね!