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技術が優れているだけでは生きてゆけない。人間?生物?どう生きる?

生物と人間シリーズ。今回は、ここでラスト。

テッポウウオ。
ご存知ですよね。
口からピュー!っと水を出して、
葉っぱにいる虫を撃墜して、水面に落ちたところを食べる魚です。

実は、
テッポウウオの敵は、
テッポウウオである。

撃ち落としたエサを、横取りして奪うヤツがいるのである。
何とも、まあ汚い、卑怯なヤツがいるものである。
自分はテッポウを使わず、ジーーッと待ってて、落ちたエサを奪う。。

人間社会と似ているではないか。

成功した人の成果物をパクり、
一切、義理立てすることもなく、横取りするヤツがいる。
人間には、「恥じること」「プライド」「義理」というものがある(はずだ)

魚類に、それはない。
ただ、食べたいだけだ。
「人間・魚類」にも、それがない。
ただ、金が欲しいだけだ。
分類上、人間のカタチをしているが、頭と心は、魚類。横取りウオ。

テッポウ撃ち。つまり技術が、上手いだけでは、生きてゆけない。
それが、テッポウウオの世界であり、人間の世界でもある。
生きるもの共通の原理原則である。

そのため、テッポウウオは、
自分でジャンプする術も身につけるようになった。
獲物の虫までジャンプして、直接、自分の口に入れるのである。

横取り野郎に、対抗するために、
進化しているのです。

こうなると、テッポウウオじゃなく、トビウオですよね。

この「進化」を見習おうではないか。
相手がそうくるなら、自分はこうする!と。

生物の生態には、たくさんの教訓があふれている。

人間が、生物として有する本能的なこと。
人間が、人間である所以=理性的なこと。
どちらも大切なことである。



生物学的分析による「モテる/モテない」の解明

見た目が良い。
歌が上手い。踊りが上手い。
着飾っている。
前述のブログの「鳥」のような男。
外見重視のナルシスト。嘘つきで、リスク好き。。
節操なく沢山の女性(メス)に手を出すダメな男(オス)がいる。

なぜだか、
女性は、そうゆう男に、好き好んで、寄って行く。

(そこ、行ったら、そうなる=騙される、悲惨な目にあう、わかってるやんーーー)
という男のところに、行ってしまうのである。

それは、なぜか?
生物学的に、解明されている。

その理由は、その女性ご本人=自分自身の趣味や好みの問題でなく、
「自分の子供」のことを考えての「生物としての本能的行動」なのである。

生物が生きる第一義的な目的は、
自分の子孫を残すことにある。
カマキリのオスは、出産前のメスの栄養となるため、
文句を言わず食べられてしまう。それほど子孫の繁栄が優先される。

世の女性は、
自分のDNAを含んだ子供が「子孫を残せる」ように。
たくさん繁殖してゆくことができるように。
「ダメ男」の繁殖力に優れた血(DNA)を取り込もうとしている。
自分の子供が、モテる=たくさんの子孫を残せるだろう。。と。

これが、節操ない外見重視のダメ男に、騙される、
幸せになれない。と、わかっていても、
騙されに行ってしまう女性の生物学的な本質本能なのである。

では、
見た目ダメ。
踊りダメ。歌も音楽もダメ。
お洒落もダメ。。
そうゆう男は、どうすればモテるようになるのか?

答えは、シンプルで
女性が「自分の子供が、子孫を残せそうな遺伝子を持っている」
と、感じる、思える、男になることである。

顔がいいとか、
スタイルがいいとか、運動神経がいいとか、センスがいいとか。
そうゆうことは、
親からもらった「遺伝子=DNA」のおかげである。いわば、偶然である。
10代までは、それで生きている。

20代以降は、
10代~現在までで培った自分の努力によって、生きる。

他のオスと比較して、
誰にも負けない「何か」を見つけて、伸ばすことである。
その努力を積み重ねることである。

その真摯に努力を積み重ねるということ自体を
「自分の子供が、子孫を残すためには、必要な遺伝子」と評価してくれる女性がいる。
誠実であることを評価してくれる女性がいる。

相手=女性を選ぶときには、
生物本来の「本能」がベースにありながらも、
人間が人間である理由=「理性と知性」のある女性を選ぶことである。
本能だけ=人間以外の生物と同じところでオスを選んでしまう
おバカちゃんを相手にしてはいけない。

・・・・・
ああ、、こうゆうことを、
思春期を迎えるとき、論理的に教えてくれる大人がいたらなあ。
「モテない」「フラれた」「思い通りいかない」と、
卑下したり、悩んだりする量も軽減されただろうになあー。



音・踊り・衣装。この3つは生物の本能に訴える

生物シリーズ第三弾

この鳥、キンケイ。
中国~ミャンマーに生息している。

メスの気を引くために、
色を見せつけ、声を上げ、ダンスを踊る。

・音を出すこと(歌を歌う。楽器を演奏する)
・踊ること。
・着飾ること。

この3つは、
最も原始的に、本能に訴えかける。
しかも、世界共通。最強のコミュニケーション手段である。

文章や言葉という人間独自の要素よりも、
こちらのほうが、先にある、本来的である。

アイドルやTikTok等は、そうゆうことである。
異性を意識し始めた若者も、そうゆうことである。
麻原彰晃の選挙活動も、そうゆうことである。

本能に訴えるマーケティングに活用できる。

ただ、活用することはあっても、
この本質は見失わず、
自分は騙されないように。

意図的に、躍らせることはあっても、
無意識に、踊らされることのないように。



オスはつらいよ。男はつらいよ/弱いオスは子孫を残せない

生物シリーズ第二弾。プラネットアースより。

モンゴルの平原に生息するサイガという牛の一種。
こんなに面白く、可愛い顔をしているけど、、
メスとエサ場を巡って、
凄まじい勢いでオス同士が戦う。その姿は草食獣とは思えない。
オスは、戦いに負けると、
すべてを奪われる。子孫を残せない。

サイガに限らず、多数の生物がそうなっている。
強いオスだけが、子孫を残せる。

人間は、その点、恵まれている。
武闘力以外の要素でも、子孫を残せるからだ。

オスはつらいよ。
男はつらいよ。。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2019/12/21/
以前、サラブレッドの章でも書きました通りです。
走らないオス、馬肉になるのみ。
オスどもよ、
ちゃんと、稼ごう。仕事しよう!



美味しいところ=危険。位置取り大事・警戒怠るな

この水飲み場に、
ワニが、隠れている。

待ち伏せ作戦は、
最も効率が良く獲物(お金)を集めることができる手段である。

シカが、水を飲みに来る。

↑ワニの存在を、いち早く察知して、逃げるシカがいる(右から2頭目)
それにつられて、逃げるシカがいる。

↑たくさん水を飲みたい!と、
池の真ん中にすすんでいたシカが
ワニの食糧となる。

美味しいところには、
同じ分だけの危険も潜んでいる。

美味しさのど真ん中で、夢中になっていると、破滅を招く。

いつでも、サッと逃げれるような位置取りを。
美味しさを享受しながらも、注意を払っておく。
そうでなければ、全てを失う。

シカも、ワニも、ヒトも、
みな、同じである。



絶望×絶望=寛大さ?

戦争、紛争地域のドキュメンタリー報道番組を観ている。

ウクライナ、それに、ガザ。
正視できないほどの凄惨さである。
昨日まで笑っていた子供が、簡単に死んでしまう。
地雷で脚が吹っ飛ぶ光景。
兵士の集会。片腕、片足。両足。片目。。
身体のどこかを失っている兵士が、3分の1くらいはいる。
それでも、戦地を離れ、故郷に帰れるから、どこか嬉しそうな顔をしている。

今、現実に起こっていることである。
映画ではない。

TVのチャンネルを変えると、
日本のバカ・バラエティ番組のオンパレードである。

これが同じ時を生きる人類である。

どっちを観ても「絶望的」な気持ちになる。
ダブルの絶望が襲いかかる。

前回ブログみたいなアホ政治家どもにも「絶望的」となる。
しかし、
国が「平和であること」は、何よりも大切なこと。

「まあ、多少のダメさ加減も、平和が維持できているならいいか・・・」と、
妙な寛大さが出てきてしまう。

絶望のループは、妙な寛大さを生みだす。

良くないことだけど、
それもまた、真理である。
でも、ここから、また「何か」が生み出される。

今回は、ブラックというよりも、
ブルーなブログでしたね。



ご学友?ご悪友!自分でルールを決める人。

そう言えば、最近、毒を吐いていないぞ。
たまっているものを、吐き出そう!!

ブラックな内容を、楽しみにしていただいているマニア読者さんも、一部、いらっしゃる。

私の高校・バスケ部、大学・同じ学部の「ご学友」のSNSでの発言を、
まとめて、紹介したい。
(僕も「ご学友」とか、呼ばれてみたい!)

1)今、政治資金と裏金でもめている国会に対して・・・
『僕らも20万以下は領収書いらないとか、
文書交通費月100万まで領収書いらないってしてくれたらそれでいいよ』

2)裏金、発覚時には・・・
『こういうのは追徴課税的なものはなくて訂正だけでいいのかい?
僕らが売上を計上しなかったっていうことと同じだと思うんだが』

3)夏の甲子園、慶應高校の応援が大きすぎるという批判に対して・・・
『的外れな批判もいいとこだ。
去年、仙台育英は東北初の全国制覇で大声援をもらってる。
金農旋風の時だって相手チームは甲子園の大声援と戦った。
中京大中京vs日本文理だって。
相手チームをやじったとかブーイングしたとかだったらわかるけど。
大きすぎる応援ってどんな批判やねん。』

4)福島汚染水放出、中国が日本からの水産物を輸入禁止にしたことについて・・・
『今度、欲しいって言ってきても売ったらんかったらええねん。
お客を選んで商売するのも商売の鉄則です。
各国処理水は放出してるねんからもっとそういう事を報道しましょうよ。』

5)安倍総理の国葬について・・・・
『「うちの主人をこれ以上蔑めるような事はしないで」って
あきちゃんが断ったらええんちゃう。
僕が死んでも社葬にはしないで下さい』

6)統一教会と政治家について・・・・
『毎日毎日ニュースを見ててモヤモヤがおさまらないんだよね。
この国にこのまま住んでて大丈夫なんだろうか?
票が稼げるところに群がる議員
恩を売った感じの宗教団体
ズブズブな関係は明らかやのに子供みたいな釈明
そして闇は繰り返される』

7)コロナ禍でも公務員にボーナス支給、不祥事辞職議員にもボーナス支給について・・・
『ようわからんけど大体ボーナスって、
業績悪かったらカットされるのが普通じゃないの?
コロナ禍で日本全体が大変なんだからこの人がというよりは、
議員全員がボーナスカットすべきなんじゃないでしょうか?
そのあたりが民間とずれてるような気がします。
うちも2年前は社員に謝ってボーナスカットしましたよ。』

こんなことを言いながらも、
実は、英国紳士のような奉仕精神も持ち合わせている「ご学友」君。

「政治家になれよ!」と、おすすめするが、
『叩けば、モウモウとホコリの出る身体やから、、』と、固辞する。
まあ、それは、確かに・・・な。笑
正確には「ご悪友」である。
珍しく意見が一致した起死回生の政策もある。

人間味あふれる面白いヤツにも、
政治をしてもらいたいですね。



少年少女たちへ。「本を読む」ということ

思春期までに、
本屋さんや図書館に足を運ぶと良い。
最初は漫画を買う目的で行くことでオーケー。

漫画はダサい。漫画を読んでいるとモテない。
活字を読むことのほうが「かっこいい」という認識があれば、それで良い。

本屋さんや図書館では、
10冊、手に取れば、1冊だけ、読みたい本に会える。
1ページ読んでみて、面白いと思えば、読み進め、
興味がなければ、やめて、別の本を手に取って見れば良い。

肉体を維持するため、食事をとるように
心の栄養をとるために、食事をするように、
本を読みましょう。


休みながら、読むのが良い。

自分は、まだまだ。。達人たちに学ばなきゃ。と思う。
だから、本屋や図書館に行く。
おじさん。だけど、少年なのである。



池田屋事件の番外編。窮地で女性が助けてくれる

池田屋事件では、約90%が死傷する中、襲撃された側で生き残った人もいる。
「風呂桶の中に隠れて、難を逃れた」
「川岸の船の荷物にまぎれて、生き延びた」
映画やドラマでは、
日頃から、池田屋の女中さんと仲が良くて、
手引きをしてもらって、隠れるのである。

だいたい、
良い女性を味方につけている男、
少なくとも「嫌われてはいない」という男は、窮地に難を逃れる。

幕末なら、
幾松さんと桂小五郎。
新選組に踏み込まれたとき、機転を利かせて逃がしてあげる。
橋の下の乞食に変装して隠れる桂に、お握りを届けてあげる。
寺田屋事件のお龍さんと坂本龍馬。
 お風呂に入っていたお龍さんが、手入れに気づいて、裸で注進。

ちょっと足りないところがある男、普段から優しい男、
つまり「愛嬌のある男」を、女性は放っておけないのである。

とんがった男性の皆さん。。個人的には、そうゆう幹部・スタッフさんが大好きです。
ですが、生き残るためにも、
普段から、女性陣にもお気遣いを!
そうゆう点も、仕事の一部なんです。

・・・・
池田屋。私が学生の頃は、パチンコ屋さんだった気がするんだよなー。

今は、B級の居酒屋になっています。



幕末の「走れメロス」/吉田稔麿と池田屋事件

幕末「吉田稔麿」という人物がいた。

吉田松陰の松下村塾の「三秀」と呼ばれた
3人の逸材のなかの1人である。
残る2人は、過去のブログにも登場した高杉晋作。それに久坂玄瑞。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2013/01/03/

師である吉田松陰と同様に、全員が明治維新をむかえるまでに死んだ。

明治で初代の総理大臣となる伊藤博文は、
吉田稔麿を、こう評する。
「自分とは比べようのないほど、天下の奇才であった」

内務大臣・品川弥次郎は
「生きていたら、総理大臣になっていただろう」

敵であった新選組の近藤勇は
「長州の士・吉田稔麿なるものあり。その死、最も天晴れ。後世学ぶべきものなり」
との言葉が残っている。

ここ京都・三条木屋町の池田屋という旅籠での
「池田屋事件」で、24歳の若さで死亡する。

池田屋事件とは、
反幕府のクーデターを起こすための集会を、
新選組が察知し、少人数で切り込み鎮圧した事件。

反幕府側に20名以上の死亡者、刑死者を出した。
新選組にも死亡者が出た。

吉田稔麿は、
新選組の急襲に応戦し、重傷を負いながらも、脱出する。
約300m先の自分の藩、長州藩邸に駆け込み、応援を要請する。
なんと、そのあと、残っている仲間たちを救うため、
再び、危険な現場へ戻ろうと引き返した。
その途上で、池田屋事件を鎮圧中の会津兵から致命傷を受け自刃。

当時の長州の若者の純粋さ、誠実さ、仲間を思う行動指針を、物語っている。

私に、そうゆうことが、できるだろうか?

・・・
ちなみに近年、上記の死とは、異なる見解も出てきている。
<説1>吉田稔麿は、襲撃時、池田屋にはおらず、長州藩邸にいた。
 急報を聞き、応援に行く途中で、討たれた。
<説2>池田屋から重傷で藩邸に戻って、応援要請したが、
 長州藩邸が、門を開けなかった。そこで自害した。

事実はどうだろうか。
もしタイムスリップできるなら、見てみたい歴史事件の瞬間の一つである。

事実はどうあれ、
「きっと、彼ならそうゆう行動をしただろう」と思われていたから、
それが、歴史に残った。
それは確かなことである。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2017/07/01/
↑「最期の在り方の思想」以前のブログより。



桂文枝(旧三枝)さん/「歴史」に名を残すこと

「新婚さんいらっしゃい」の司会で、お馴染みの
桂三枝(現在は「文枝」を襲名)さん。御年80歳。

テレビを通しての芸人としての面白さは、
それほど感じませんでしたが、
ここ寄席の会場「大阪天満・繁昌亭」に来てから、その凄さを知りました。

【噺家の活動の場を作る】
大阪で50年以上、途絶えていた演芸場。
「大阪の落語家が、噺せる場所を作ろう」と
上方落語協会の会長に就任した三枝師匠が中心となり、活動をはじめて、実現した。
大阪天満宮は、大したもので、境内の敷地を無償で提供した。
2005年、有志の募金により建物が完成。

【創作落語の第一人者】
江戸時代から続く「古典落語」だけでは、諸先輩には勝つことができない。と、
創作落語(現代の世相を取り入れた落語)を320本以上、作っています。
その創作落語の出来栄えが、本当に素晴らしい!
わかりやすくて、面白い。
そして、クライマックスのオチの直前に、
ほぼ毎回、ホロリとさせる人情噺も入れてくる。
いつか、これが「古典」となるのではないか?

【お弟子さんの数】
大相撲と同じく「一門」というものがある。
桂の中にも「米朝一門」とか「春団治一門」「文枝一門」・・等々
笑福亭、林家、春風亭、立川、柳家、古今亭。。。
真打ちの噺家さん、その本人の「面白さ・巧みさ」と同時に、
「お弟子さんの数」×「真打ちクラス」の実力者を輩出する土壌。
その関係性を探っていると、飽きない。
まだ、良くわからないけど、
人材育成に通じる「何か」が見えてきそうだ。

 
登場(出囃子の曲とともに高座に向かう)シーンでは、
悠然と全身を見せつけるように、立ち、
毎回、中央の「楽」と書かれた額に一礼してから、高座に上がる。
ナナメ後ろの席に座っている爺さんが、
「もはや、神々しいなあ」と、唸っていました。

番組の一番最後を飾る「真打ち」以外の噺家さんは、
こうして、出口で、触れ合うことができます。
ほとんどのお客様は「ありがとうございます」とか、
せいぜい「また、来てくれたんですね」という、挨拶ですが・・・

私は、質問や言葉を用意して、
ちょっと話しかけるようにしています。

つまるところ・・・
文枝さんは、【歴史に名が残ること】をしている。
それが、かっこいいなあー。と、発見できました。
知名度・人気・カネ集めでなく、死後100年残るもの。
今さらながら・・・ですが。
その道の達人が元気なうちに、生で感じることができて、良かった!



「大人の階段」を考える。男の場合、経営者の場合

男が成長するための「大人の階段」
その「踊り場」的なことを、偏見のもと、まとめてみました。
きっとH2O(エイチツーオー)も「ここまで考えてくれたのか!」と喜んでくれるはずだ。

1)大事にしていたおもちゃを捨てる。あげる。
2)父親にマラソンで勝つ、腕相撲で勝つ(勝ってしまう)
3)親族が死んで死体を見る。ホカホカ・サクサクのお骨にふれる。
4)親戚のおじさんたちと野球の話題で対等に会話する。
5)(ピーーーーーーー)コンプライアンス規定違反・その1、以下を省略。
6)親戚の子供に、お年玉をあげる。
7)受験戦争、部活鍛錬を体験する。
8)仕事で成果と収入が連動することを知る。
9)保険に入る。
10)2)の逆を体験する。
11)娘が彼氏を連れてきたとき、対応する
12)ガン等で入院する。
13)オレオレ詐欺の電話がかかってきて、対応する。
14)死に様を、孫に見せる。最期のレッスン。

「一人で寄席に行く」
「オレは漫才では笑えない、落語の面白さがわかる」と言いきかせるようになる。

11)と12)のあいだくらいに、これを、付け足そうかな?

2019年の浅草演芸場、体験以来、
ヨシモトの漫才や新喜劇よりも、こっちの分野が、気に入っています。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2019/08/25/

寄席では、私は、最年少クラス。
ほぼ年寄りばかりで、トイレが近い&キレが悪いから、
中入り(休憩時間)は、トイレが大行列になる。
所定の休憩時間では、とても収まらない。
会場側も、「みんな終わるまで、始まらないから、大丈夫ですよー」なんて、
お年寄り扱いには、慣れたものである。

私は、着実にジジイ化している。
大人の階段をのぼっている。
この階段の先にあるのは、天国か、地獄か?

そのうち
「歌舞伎を観たい」とか「茶を点てる」とか
「お遍路旅に出る」とか「出家する」とか、言い出すかもしれません。

以下、参考までに、
オーナー経営者や、本物の幹部の「大人の階段」の踊り場みたいなところ。

・ヤカラ(輩)者から、大クレームを受けて処理する。
・税務署がきて、対応する。
・労基(最近なら退職代行、最悪はユニオン)がきて、対応する。
・従業員が不正をして、始末をする。
・資金繰りが一時的に困難になり、自分の給料や保険を会社のために使う。
・撤退戦(閉店、事業閉鎖)を体験する。
・大企業、国、大家(=資本と権力)。及び先代からの理不尽を、グイッと飲み干す。



大人の階段。。出てくる脂/消えゆく脂

『脂が乗り切っていますね!』

皆様への売上アップ策の提言&サポート、
先読み予測、本質的改善策が、
ズバっ!と、効いているから、
そう言っていただけることが、ここ数年、増えてきました。

とても、嬉しいことです。

その一方で、
手先から「脂分」が、なくなってきた。

近年、ビニール袋は、難敵である。
入口部分を、スムーズに剥がすことができなくなってきた。

着実に、
のぼっています。
「大人の階段」を。



大二病。面接の新提案

中二病と同じように、
大学二年生から、かかる病気「大二病」というのもあるらしい。

A:社会のあり方について、SNSにコメントしたりする。
B:現代美術やアート、クラシックなどに、触れたがる。
C:一人でカフェにいること、一人で旅に出ることに、酔う。
こんな特徴があるそうである。
上記、A~Cには、全てあてはまらなかった。

別のある本には、こんなことも書いてあった。
1)部屋に「チェ・ゲバラ」のポスターを貼る。
2)関西弁を使う。
3)カラオケで「バンプ・オブ・チキン」を歌う。

2)もともと、関西弁である。
3)私の大学生当時の「バンプ」といえば「ダ・パンプ」だった。
「チキン」のほうはいなかった。
どうゆうことだ?
調べてみると、バンプ・オブ・チキンは、曲の中に
「オー・イエー・アーハン」というシャウトが、多いそうである。
そして、歌詞や曲調には、
「人間は1人で生まれて死んでいく、そんな絶対的な寂しさがある。
それでも、誰かと分かりあいたいし、手を繋ぎたい」
そうゆうメッセージが一貫して存在するらしい。
大二病にかかっている子は、目を細めて、バンプを熱唱するそうである。

問題は、1)である。
これは、思い当たるふしがある。

大学3~4年のときの部屋の中である。
ゲバラはいない。
が、
ジェームス・ディーンがいて、
坂本龍馬がいて、
トウカイテイオーがいて、
矢沢永吉タオル。
そして、
自分もしくは、友達が書いたと思える「謎の手書き」画用紙・・・
「二兎追わねば、二兎を得ず」
「押してもダメなら、もっと押せ」

これは・・・・ある種、テロリストの部屋である。
明らかに危険人物だ。

就活のとき、人事部に見られていたら、
きっと、誰も採ってくれなかったに違いない。

ただ、一生懸命、何かになろうとしていたことは、理解できる。
空想や恋愛の世界=アニメ・フィギュア・アイドルに生きず、
歴史とリアルに近い場所で、足りないものを埋めるべく、生きようとしていたこと。
それだけが、せめてもの救いである。

入社試験では、リモート面接を、おすすめする。
そして、下記、項目を入れてみてください。

「自分のお部屋に移動していただき、中をぐるーっと映してもらって良いですか?」
本人の奥底が、見える可能性が高い。



恐ろしい中二病。後遺症に苦しむ50代

「中二病」とは、
自分をよくみせるための背伸び。
自己顕示欲と劣等感を交錯させた、ひねくれた物言いなどが典型で、
思春期特有の不安定な精神状態による言動。
とのこと。

●アーティストが売れると「売れる前から知っている」と主張。
●洋楽を聞き始める。
●独自のファッションを好む(眼帯、包帯、黒づくめ)
●「何か」になりきる。空想の世界を、現実に持ち込み境がなくなる。
●ほかの人と違う、自分のマイナー趣味をアピ―ル。
●「でも」「っていうより」「いや、違う」などの言葉を多用する。
●オラつきたがる。本人にとっては「かっこいい」つもりで、注意してもムダ。
●ポケットに手をつっこむ。ちょっと反抗的でワルっぽく見える。
●ケンカしたことないのに、ケンカじまん。
こんな具体的特徴があるらしい。

自分を振り返ると・・・
・人と異なることを良しとする。
・想像の世界に生きている。あたりは、当てはまっていたなあ。
オラオラ系ではなかったはず。
やっぱり、当てはまっている。いわゆる思春期というヤツである。

ベストテンの流行歌でなく、佐野元春。
それに、ハウンドドッグや聖飢魔Ⅱを、見つけてきて、聴くのである。

ダウンタウンは、TVで観るのでなく、
深夜ラジオのほうでトークを聴くことに価値を見出す。

通学路は、別の独自ルートを日によって変える。

あぶない刑事、を好きになり、
スタイリッシュで、ユーモアがあり、仲間が自立かつ連合し、
多少、上司の言うことを聞かなくても、
本質的な成果を上げることができる、とういう人間に憧れをいだく。

中二病は、恐ろしい。
「後遺症」が、ずーっと続く。
自分を含む、オッサンどもを見ても、未だ中二病の後遺症の中の人、多数。
人格を形成する大切な時期と言える。

↑↑
また、懲りずに、観に行こうとたくらんでいます。
『大丈夫、俺たちは成長していない』だって。。その通り!

だからこそ「思春期」と言われる中学生で、
どんな音楽に出会うか、どんな本に出会うか、
どんな部活、勉強、生活を体験するか、
どんな友達、先輩、先生に会うか。
それらを自分が、どうとらえて、
どんな影響を受けるか? とても大切。

で、その準備は、実は「中二まで」で決まっている。



桜の季節に。。人の創り出したものに理解できないものはない

今年も、桜の季節がやってきた。
大好きなのは、葉桜の時期。
「散る桜」
今年も、散歩がてら、近所に出かけました。
良い感じの場所を見つけ、スタバを買って、ゴロリンコ。

ナニ?
らしくない??
そんなことはない。どちらかと言えば、お洒落やナチュラルを愛するほうである。

春は、新生活スタートの時期。
生意気にも21歳となった愚息君は、この春、大学院へ進む意思決定をした
猛者たち(=学部の成績上位者たち)が集まる最難関・研究室に入るらしい。
「なぜ、その最難関・研究室を選んだか?」との質問に、
「一番、力がつきそうだから」との言葉を残し、身を投じた。

うむ、その思考、大したものだ。
(落ちこぼれたとしても、褒めてあげよう)
(ドベになっても、キミなら、必ず道は拓けるだろう)
(人の創り出した物に、理解できぬ物はない!)
大先輩からも、素晴らしいアドバイスをもらった。

21歳当時、学生の私では、ビビりまくって、恐ろしくて、
何よりも、ラクをしたくて・・
そうゆう意思決定はできなかった。

一部、超えられているが、さらに、超えていった。

「愚息」と謙遜して呼んだものの、なかなかの逸材だな。

おかげで、私も、
ちょっとした男同士の関わり方、成長について、
仮説ながら、自信を持って語ることができる。

また、そのうち、色々書きます。



反実仮想の訓練 ~活車海老と小宇宙

例の「稀少入荷」車海老たちが、水槽に入れられている。

美味しく飲み食いしながら、
「あのさ、もし自分が、水槽の中の車海老だったら、どうする?」

一見、無意味でアホ。
だが、実は大切な「反実仮想」問答がはじまる。
「反実仮想」とは何か?それは、以前も紹介した。
https://sousai-keiei.com/nakanishi/blog/2018/01/25/

1)座して(いや、プカプカして)、穏やかに死を待つ。
・・・待て。本当に、それで、良いのか?

2)底で死んだふりをして、捨てられて、生き残る。
・・・待てよ。。不良在庫から調理しないと、もったいない!という経済合理主義の料理人だったら、
早く料理にされる可能性があるぞ。

3)ピンピン暴れて、抵抗の意志を示す。
・・・待てよ。動くと、上の方に行ってしまう。
時間合理主義の料理人だったら、手っ取り早く、アミですくわれてしまうかもしれない。

4)自ら腕(足か?)か片目を切って、明らかな不良品となる。
・・・オレを商品として出すと、お客様からクレームが入るようにしておいて、生き残る。
痛いけど、生きるためだ。海老になれば、痛くないかもしれない。

5)2)と3)の組み合わせは、どうだ?
死んだふりして、アミにすくわれたところで、ピン!と跳ねる。
地面に落ちて、捨てられて、生き延びる。
・・・でも、捨てられて、料理人の手から逃げ延びたところで、、海水がない。。
かなり苦しみながら、死ぬことになりそうだ。

6)ならば、ひと思いにスパッとつかまって、仲間を少しの時間でも生かし、
ヒトに美味しく食べられたほうが、良いか??感謝はされるぞ。

こうゆう思索をしていると、
申し訳なくて、食べることを、ためらうようになる。
人の「業」。命をいただいて生きていることを痛感する。

車海老の水槽が「小宇宙」に見えてくる。

もしかして、人間社会も、同じじゃないか??
ごちゃごちゃ、やってるけど、結局、ポン!と召されてゆく。
水槽の中と、人間の世界は、大して変わらないかもしれない。

だからこそ、
現世を自分のやりたいように。悔いのないように。
誰かに喜んでもらえるように、全力で。
全ては、ある日、ポンと召されてゆく日のために。

 
「どんな順番で、海老をつかまえるんですか?」と、料理人君に質問する。
変なヤツだと思われたみたい。
しばらく考えてから、
「美味しそうなヤツからです!」と。
・・・ミシュランの覆面調査員と思われたかな?

フッ、模範解答だけどな・・
本当か??
嘘つけーー。それじゃ、店の経営、成り立たないだろうよー。

「目があったヤツ」から始末していってるだろ?
キミ、結構、ワルっぽい顔つきをしているぞー。

きっと、
この水槽の中には、放り込まれてから、幾多の危機をかいくぐり、
何年、生き延びている。
そんな長老・海老も、いるんだろうなー。
「その海老は、この中で、誰だと思う?」
「なぜ、そう思う?その理由は?」
酔っ払いオヤジの面倒なトークは、尽きることがない。。

 
大地震が来ても、中国軍が来ても、
感染症が来ても、大不況が来ても、
大丈夫なように、こうやって反実仮想・訓練をしておく。
だから、
ライバル店が来ることくらい、何てことない!



必ず2個、注文をもらえる巧みなPOP

何、食ったブログ。第三弾は、居酒屋さんより。

この貼り紙POPは、まことに「巧み」である。

こう書かれるとねー。
注文してしまいます。

しかも、この手書きが、その感情を増幅させる。
欲張らないで「2個」を確実に、全員からご注文いただく。

・・・・
当社の祭壇用・追加装花のご注文は、ひと家族様、2個限定とさせていただきます。
生花市場の縮小・高騰につき、入荷が少なくなっております。。


活車海老、のごとく「活・生花」と書くも良し!

そうゆうことに相当しますよね。



マフィアの愛したチョコレート

何、食ったブログ・・次は、大阪の百貨店より。

「マフィアが愛した・・」と言われると、、ね。
デザイン・センスと、フレーズだけで、買ってみたくなる。

オヤジ心、そそられてしまうのです。

「ヤクザが愛した饅頭」でも
「ギャングが愛したポップコーン」でも、なんか絵にならないですよね。

なぜだ?
ヤクザやギャングって、
だいたい見た目で「それモン」とわかる。

マフィアのほうが「それモン」とわかりにくい。から??

より地下に潜ってて、秘匿性が高そうな感じ?
むやみに、ひけらかさない感じが、いい感じに思える??

映画でも「ゴッドファーザー」や「アンタッチャブル」のほうが、
「グレート感」があるんですよね。
「仁義なき戦い」よりも。

中身も、お洒落でした。

しかし、
マフィアは、本当に愛していたのか??
たぶん、愛していない。

イタリアのお菓子を売るためのマーケティングの一環である。

さて、御社の商品、何に愛されたことにしましょうか?



一番店のお手本メニュー。下グレードも大切に。

どうでも良い事の中に、ヒントがある。
時々、このブログにあらわれる、何、食べたシリーズ。

こちらは、通りがかりに、ふと入ってみたお店。

何と・・・「天ぷら」と「刺身」を同時に、丼のうえに乗せるという「暴挙」?

定食として、別皿でセットされるのは、
上級ランチとして、広く認知されるところでありますが。

歌手で言えば、矢沢永吉と松山千春にデュエットさせた、
というようなものである。

そして、
注目すべきは、強気の値段設定の下にある。
野菜天丼480円!

腹ペコで、お金に余裕のない学生君のためのメニューも、ちゃんとあるのです。

かっこつけてない、チャラくない、
お客様に密着して、
地道に積み上げるこのお店の姿勢が見て取れます。


裏面は、こうなっています。



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