言語は思考を統制する
刑務官による受刑者に対する暴行案件を減らすため、
「さん」付けで、呼ぶことを、決定したという記事である。
刑務官の理不尽な行いが減り、
再犯が減るか?
「北風と太陽」の童話のようになるのか?
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「言語は思考を統制する」
言葉使いは、その人の考え方、習慣、行動、人格を形成してゆく。
と、私は考えている。
だから、基本的には賛成である。
トイレのことを「便所」って呼んでいる人の家のトイレは、
やっぱり、便所的である。
お客様のことを、社内で「客」と呼んでいる会社には、
本当に顧客満足の高い商品、サービスは、生まれない。
言葉を丁寧にすることから、
人の思考と行動が変わる。組織の雰囲気も変わる。
受刑者に「さん付け」は、確かに、暴行をなくすためには良い事である。
ただ、もっと大きな目的がある。
最終目的は、再犯率の低下、だろう。
そこはどうなるのか?
「さん付け」されて刑期を終えた受刑者と、
このまま「呼び捨て」で刑期を終えた受刑者の
「再犯率」を調べてみたい。
だから、まずは半分の刑務所から始めて
(マーケティング用語では、ABテストと言います)、統計をとってみたい。
仕事柄、そうゆうことを考えてしまう。
・・・・
でも、刑務所って、番号で呼ばれる。って聞いたのですが・・・
893番!
「ハッピャクキュウジュウサンバン!」
ハイっ!!
って。映画なんかでは、そんな感じなんだけど。
893番さーん
って、なるのかな?
病院の会計みたいだな。
<ふふ、いいクスリが、入ったぜ>