自分の「勝ち方」を「メソッド」まで高める。スペイン戦は真実から始めよう
祝・サッカー日本代表、決勝トーナメント進出!
が、コンサルタントは、冷静に見ている。
「スペインに勝ったのは、日本の実力か?」
スペインは、本気だったのか?
スペインは、決勝の組み合わせを考えて、
2位通過を狙っていたから「流していた」のではないか?
「流していた」という可能性が、きわめて高い。
なぜ、それが、わかるか?
ゲームの雰囲気?メンバー起用??
そうゆう抽象的・イメージ的なものだけでは判断しない。できない。
私は、イエローカードの数を見て、そう判断した。
退場と出場停止の危険と犠牲をはらんだ「イエローカード」の数字は
「本気度」の判断材料となりえる。
本気で勝とうとすればするほど、ギリギリのプレイ、激しい当たりが多くなる。
だから、イエローカードの数が増える。
先日の試合、日本は3つ、スペインは0である。
どの試合を観ても、その傾向は明らかである。
グループリーグ最終戦、
崖っぷちの韓国は、イエロー2つ、
すでに決勝進出を決めている対戦相手・ポルトガルは0である。
双方が、互いに本気で勝負している場合は、
イエローカードの数は、ほぼ同数程度になる。
スペインは「決勝トーナメントに備えて、流していた」
コンディショニング調整試合のつもりのスペインに、日本は勝った。
この前提は、冷静に見ておくことが必要である。
こうゆうことは、マスコミは言わない。
口にすると、叩かれる。
「一生懸命やっている選手に失礼だろ!」とか、言ってくるバカに迎合する。
自分が「一度も一生懸命やったことがない」ヤツが、この手の発言に同調する。
結果を残すため、本当に一生懸命やったことのある人間ならば、
見たくない「真実」を見てこそ「勝てる」ということを、理解する。
視聴率がとれる事を言う、
世論ウケする事を言う。
スポンサーからクレームがつく事は言わない。テレビは「愚民」養成マシンである。
お祭りムード、お祝いムードのところ、
申し訳ないが、、スペイン戦の真実は「流していた相手に、勝った」である。
たぶん、対戦した選手たちは、わかっている。
強いチームに本気を出されたら、勝つ見込みは、ほとんどなくなる。
下位者が勝つことが、どれだけ困難なことか。
経営も同じである。
と言いながら、
日本の実力が「本物」となって欲しい。
勝ち進んで欲しい。と願う気持ちは(勝手ながら)強いほうだ。
だからこそ、真実からスタートした。
そのうえで、コンサルティングしたい。
↓↓
ボール支配権を、相手に渡しつつ、守備で攻勢し、
前半を最少失点で切り抜け、相手の弱点を探す。
そして、後半の選手交代、システム変更で、10分間のうちに一気呵成の奇襲点取りを行う。
(まだ見せていない、第二波の交代・変更まで準備されている。といいな)
↑↑
ドイツ戦、スペイン戦で見せた、この「勝ち方」を
「日本代表の勝利メソッド」として、確立できるかどうか?
意図的にそうしているのか?
チームの「得意技・必殺技」にまで、研ぎ澄ます気があるのか?
決勝トーナメント初戦、私は、この視点で、観戦する。
もし3回目、クロアチアに、このメソッドで勝てば、本物に近づく。
スペインが回避したブラジル相手にも、勝負できるかもしれない。
短期間大会だから、対策をとられないうちに終われば、旋風を巻き起こすかもしれない。
1)真実を冷静に確かめよ。
2)現場と数字で判断しろ。
3)再現可能な「メソッド」となるまで高めよ。
経営、マーケティングと、全く同じである。
いや、しかし、凄いですね。
あんなスピードで突っ込んできて、逆方向角度にボールを上げれるなんて・・・。
足首はとてもソフトなんでしょうね。
まさに「心・技・体」
諦めない心・この技術・身体スピード。