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あまり思い詰めずに、やる!


そうだ!
私も、そう思う!!

とにかく、やってみること。
ダメなら、変えれば良い。

もちろん、失敗はしたくないですけどねーー!



学問とは、身を清くすることを目的とする

「勉強をすればするほど、
経験を積めば積むほど、人間性が悪くなってゆく、自分がいる。
知識や成功と、人間性って、比例しにくいものですよね。」

ふと、
こんなことを漏らした
ご支援先の幹部さんがいる。

これには、まったく、同感。

勉学の知識や、
経営の経験、技術が高まることが
品性・性格が良くなってゆくことと、必ずしも一致しない。

特に、経営者・ビジネスマンは、厳しい世界で生きている。
同業の競争相手と戦うには、
相手よりも勝てる作戦を考えなくてはいけない。
スタッフの能力を引き出すと同時に、
サボりや不正をする卑劣なスタッフがいると、
それを上回る「ズルさ」の知識がなければ、防止策は出てこない。
知っていても、知らないふりで、
ニコニコながら、行使しないようにするのも、性格としては「悪い」部類になるだろう。
お客様の要望は、
ライフサイクルの進化とともに、厳しくなってゆき、
それにも対応しなければならない。

現実の世界で生き残るために、学ぶこと、知ることは、
「良いこと」ばかりではない。
どちらかと言えば「良くないこと」に、巡り合うことのほうが多い。

性悪説的な人間の本性に、数多く遭遇すれば、
それに対応する術を学習し、身につけようとするから、
当然、冒頭のような感想を持つに至る。

この幹部さんは、それのことに気づいているから、素晴らしい!
普通の人は、気づかない。

そこで、
前回ブログの中江藤樹・談

「それ学問は心の汚れを清め、身の行ないを良くするを以て本実とす」

「にせの学問は、博学のほまれを専らとし、
まされる人をねたみ、おのれが名をたかくせんとのみ、
高満の心をまなことし、孝行にも忠節にも心がけず、
只ひたすら記誦詞章の芸ばかりをつとむる故に、
おほくするほど心だて行儀あしくなれり」

なぜ、勉強するのか?
それは、「身の行いを良くするため」である。戒めとしたい。

とある、旅館のロビーの本棚・・・持ってる本がたくさん重なる!笑
シンパシーを感じます。



北浜聖人・人としての道

そういえば・・・
困っている人を思いやり、助け、私に「道」を教えてくれる
聖人が、当社にも在籍している。

そのスタッフさんは、会社の備品を買うために、
歩いて3分ほどのドラッグストアに、買い物に行ってくれた。

事務所に帰ってきて、
お釣りを数円分、多くもらっていることに気づいた。

彼女は、
「数円でも、レジがあわないとスタッフさんが困るだろうから」と言って

相手が間違って渡したお釣りを、
わざわざ、また歩いて、返しに行った。

ちなみに、私は、
「ええんちゃう?もらっておけば??」と、彼女に言った。
(お恥ずかしい・・・)

私の根底には、
「相手が間違ったものだ。こちらが、わざわざ返しに行く必要があるか?」
「自分が動いた時間の人件費を考えれば、こちらのほうが高くつくじゃないか?」
経済性のみを優先した、発言。
彼女の言動に、ハッ!と気づかされたものです。


北浜聖人
美味しいコーヒーと、スイーツ。
爽やかな景色に囲まれ、北浜の事務所にいます。



繁栄は「道」教えずしてならず

近江聖人・中江藤樹は、
日本における陽明学の先駆者。
陽明学は「知行合一」を唱える学派。
知っていることを、実行してこそ、学問の価値がある。という思想です。

有名なエピソードを、ひとつ。

ある武士が、藩から預かって運んでいた大金を、旅の途中でなくしてしまった。
慌てて、心あたりを探したけれども、見つからない。
「藩のお金をなくしたとあっては、タダでは済まされない・・・」と、
途方に暮れていると、その宿を、馬子が訪ねてきた。
馬の鞍についたままになっていた財布に気づき、「持ち主は、今頃、困っているだろう」と、わざわざ、道を戻って、届けにきたという。
武士の側が、感謝の気持ちに・・・と、礼金を渡そうとするが、馬子は受け取らない。
「あなたは、一体、どうゆう人ですか?」と聞けば、
「ただの馬子です。家の近所に中江藤樹という先生がいて、そこで教えてもらっていることを、実践しただけです」「人のものを盗ってはいけません。傷つけてはいけません。困っている人がいれば助けましょう。ということを思い出しました」

 
「落とし物」が返ってくる確率は、
日本は世界のなかでも、圧倒的に高い。
外国から訪日した人や、海外暮らしが長い人からは、そんな感想を良く聞かされる。

正確なデータは、調べていないので、よくわかりませんが、
そうゆう傾向は、あるのかもしれない。

 
売上も利益も仕事も、人が行うこと。
人が、こうゆう「古くからある定石。当たり前で、普通のこと」=「人の道」を、
再認識できるといいな。

中江藤樹、曰く
「家をおこすも子孫なり、家をやぶるも子孫なり。
子孫に道をおしへずして、子孫の繁昌をもとむるは、あしなくて行くことをねがふにひとし」

家は、会社。
子孫は、後継者やスタッフさん。。と置き換ることができますね。



目先よりも、将来を。

江戸時代・初期。
少年は、家督を継ぐため、遠くにいる祖父に預けられ、教育された。
母は、一人で故郷・湖北(滋賀県北部)に残る。
母は、少年をこう言って送り出す。
「学問を修めるまで、家には帰ってくるな。
立派な人になるまで、母はお前に会いません。」

家を離れ、幾年を経た、ある冬。
少年は、雪深い湖北で一人暮らし、
いつもシモヤケに苦しんでいる母親を思いやり、希少な薬を手に入れる。
そして、それを届けるために、遠路、実家へ。

しかし、母親は、少年を家に入れなかった。
母「約束を忘れたの?帰ってきてはなりません」
子「学問を投げ出したわけではありません」
母「同じことです、顔を見れば、甘えた心が出てきます」
子「せめて、薬だけでも外に置いてゆきます」
母「いりません、それを持って、すぐに帰りなさい」

このようなやりとりが、雪国の情景とシーンの描写によって、
感動を生み出す、涙・涙・涙のお話。

道徳の授業だったか、
国語の教科書に出てきたか、、
何かでぼんやり知ってた、このお話。

近江聖人と呼ばれた、中江藤樹と、その母の話。
ということを、出店調査に行った地で知りました。

 
目先の「可愛い」よりも、
子供の将来を思えばこそ「厳しい愛」。

日本の「人育て」の原風景が、こんなところにある。



すごいぜ!香川照之さん・笑


ブラウン管に映るこの人。
誰だか、わかりますか??

自ら監修した精巧なカマキリに扮し、
自分の言葉で、熱く、熱く、昆虫への思いを語る。
屋外に出て、昆虫を捕まえる。
「自分がもし昆虫だったら・・」という実験材料にもなる。。

年に数回しか、
放送されませんが、
いつも楽しみにしている、かなり面白いテレビ番組です。

録画したものを、
ウヒヒ、ウヒヒ、って笑いながら、観ています。

番組タイトルは、「昆虫、すごいぜ!」

内容は、「香川照之、すごいぜ!」

・・・
香川照之が、どんな人なのか?という予備知識のない
ちびっ子が見ても、同じくらい笑えるのかなー?
是非、リサーチしてみてください!!



商品力~ここまで含めて「美味しい」なんだ

確かに、、、美味しい!
いや・・・正直に言えば、大多数のみんなが美味しいと言ってるから、
美味しい!と言わなければ、仲間外れにされそうなのが、怖い。。笑

正直に言えば・・・・・・
この商品のパッケージを、ぜーんぶ、剥がして、
そのものだけを食べ比べたとしたら・・・・??

もっと美味しいものは、たくさんあるはず。

「味の素調味料」を、体に悪いニセモノ、とわかっていても、
美味しい!と感じてしまう、味覚音痴の私には、微妙な美味しさの判別ができないだけのこと。

買う時、その場で、ワクワクして、
食べる前、パッケージを空けながら、ドキドキする。。
このイメージで「美味しい」と思ってしまう。

モグモグしながら、
パッケージ、、、どれだけのコストがかかるのだろう?
あの建物は、どれだけの投資になるのだろう?回収に何年かかる??
ってことは、商品の原価は・・・・なんてことを考える性格の悪さ。

 
商品力とは、味そのものだけでなく、
ここまで含めて、商品力なのだ。
マーケティングなのだ。



成績ナンバーワンが、トップに向いているとは限らない。

最近の不祥事ニュースを見ていて思う。

学力トップが、
組織のトップに向いているかどうか、
それは別問題。

トップに立つには、偏差値や合格点のように、
数値化できない部分が、多くを占める。

同様に、
要員(スタッフ)と、
指揮官(ライン)は、異なる能力が必要。

施行満足度や、顧客満足度の高いスタッフが、
必ずしも、指揮官になれるかどうか?と言えば、別問題である。


夏の気配の海辺の隠れ家より。



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